JPH066014B2 - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JPH066014B2
JPH066014B2 JP13070488A JP13070488A JPH066014B2 JP H066014 B2 JPH066014 B2 JP H066014B2 JP 13070488 A JP13070488 A JP 13070488A JP 13070488 A JP13070488 A JP 13070488A JP H066014 B2 JPH066014 B2 JP H066014B2
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JP
Japan
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fertilizer
hopper
mudguard
posture
rice transplanter
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JP13070488A
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JPH01300817A (ja
Inventor
健二 藤井
浩昭 北井
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉粒状の肥料を貯留するホッパーと、このホ
ッパーから供給されてくる肥料を所定量ずつ繰り出す装
置を苗植付機構の上方に配設してある施肥装置付き田植
機に関する。
〔従来の技術〕
かかる施肥装置付き田植機では、特開昭62-163623号公
報などに開示されているように、繰出し装置の後面側に
揺動式の泥除けカバーを設け、作業中に苗植付け機構か
らの飛散泥土が繰出し装置の調節部位へふりかかるのを
阻止し、調節用の部品が腐食したりするのを防止してい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような泥除けカバーを備えた施肥装
置付き田植機でも雨に対しては十分な対策が施されてお
らず、肥料の補給のために雨天でホッパーの上部開口を
開けば中に雨が入り、粉粒状の肥料が固まって詰まりの
原因になることがあった。
本発明は、このような実情に着目して創案されたもので
あり、苗植付け機構からの飛散泥土のみならず、簡単な
改造でもって雨天での肥料補給も可能にすることを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、苗植付け機構からの飛散泥土が繰
出し装置部位へのふりかかりを阻止する泥除けカバーを
設け、この泥除けカバーを泥除け作用姿勢と、肥料補給
用の間隔をもってホッパーの上部開口を上方より覆う姿
勢に切り換え保持可能に構成してある点にあり、その作
用・効果は次の通りである。
〔作用〕
上記構成によれば、通常の植付け作業時には泥除けカバ
ーを泥除け作用姿勢にしておく。肥料を補給する場合な
どにはこの泥除けカバーをホッパー上部開口を上方より
覆う姿勢に切り換え保持し、肥料補給用の間隔を利用し
て上部開口から肥料を供給していくのである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ホッパーの上部開口から入る雨を阻止
して雨天での肥料補給が可能になった。しかも、苗植付
け機構からの飛散泥土が繰出し装置部位へのふりかかり
を阻止する泥除けカバーを兼用しているので、比較的簡
単な構造で実現できるのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図に示すように、苗植付け機構としての一対の植付
けアーム(1)を植付けケース(2)の両端に軸支し、この植
付けケース(2)を植付けミッション(3)の後部の横軸芯
(P)周りで回転駆動されるべく設けるとともに、植付け
ミッション(3)上部のガイドレール(4)上にて往復横送り
駆動される苗のせ台(5)、上付けミッション(3)の下部に
整地兼姿勢維持用のフロート(6)を備えて５条植えの苗
植付け装置(A)を構成し、更に、苗植え付け装置(A)を四
連リンク機構(7)を介して走行機体（図外）の後部に装
着して乗用型の高速田植機を構成してある。
また、植付けミッション(3)の上部に、ホッパー(8)、繰
出し装置(9)、などからなる施肥装置(10)をフレーム(1
1)にて支持させてある。繰出し装置(9)内の繰出しロー
ル(12)用の駆動アーム(13)と両植付けアーム(1)に亘っ
て架設された架橋部材(14)とをロッド(15)を介して連結
してあり、植付けケース(2)の回転に連動して繰出しロ
ール(12)が往復回転駆動されて、ホッパー(8)内の粉粒
状の肥料が繰り出されていくようになっている。そして
この繰り出された肥料はホース(16)内を通過して、溝切
り板(17)及び作溝器(18)で掘られた田面の溝に供給され
ていくようになっている。
各条のホッパー(8)の上部には、肥料補給用の開口(19)
をそれぞれ形成してあり、第２図に示すように、これら
のホッパー(8)の２条と３条ずつに揺動式の泥除けカバ
ー(20)を取りつけてある。この泥除けカバー(20)は、下
方へ揺動して前記開口(19)の蓋体(21)に重なるようにし
ておくと、高速駆動される植付けアーム(1)からの飛散
泥土が繰出し装置(9)の調節部(22)へふりかかるのを阻
止する泥除け作用姿勢になり、また、上方へ揺動して保
持しておくと、肥料補給時に蓋体(21)に開くのに十分な
間隔をもって開口(19)を上方から覆う雨除け作用姿勢に
なる。従って、雨天でもこの泥除けカバー(20)を上方に
揺動して雨除け作用姿勢にしておけば、ホッパー(8)内
への雨の進入を阻止して肥料が固まるのを極力防止でき
るのである。尚、泥除けカバー(20)の背面に各条に対応
して設けられているのは、作溝器(18)内に取りつけられ
た詰まりセンサー（図示せず）の警報ランプ(L)であ
る。
〔別実施例〕
本発明を実施するに第３図に示すように、伸縮自在なロ
ッド(23)のホッパー(8)の２条と３条ごとに一対ずつ揺
動自在に設け、それらの先端に泥除けカバー(20)を設け
てある。この泥除けカバー(20)の裏面には係合凹部(24)
を、ホッパー(8)側の後面には係合凸部(25)を設けてあ
る。この泥除けカバー(20)は、ロッド(23)を収縮して繰
出装置(9)部を覆い、係合凹部(24)と係合凸部(25)とを
係合させることで泥除け作用姿勢になり、伸張して上方
に保持しておくことで雨除け作用姿勢になる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る施肥装置付き田植機の実施例を示
し、第１図は苗植付装置の側面図、第２図は泥除けカバ
ーの後面図であり、第３図は別実施例を示す図である。 (1)……苗植付け機構、(8)……ホッパー、 (9)……繰出し装置、(19)……上部開口、 (20)……泥除けカバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】粉粒状の肥料を貯留するホッパー(8)と、
    このホッパー(8)から供給されてくる肥料を所定量ずつ
    繰り出す繰出し装置(9)を苗植付機構(1)の上方に配設し
    てある施肥装置付き田植機であって、前記苗植付け機構
    (1)からの飛散泥土が繰出し装置(9)部位へのふりかかり
    を阻止する泥除けカバー(20)を設け、この泥除けカバー
    (20)を泥除け作用姿勢と、肥料補給用の間隔をもってホ
    ッパー(8)の上部開口(19)を上方より覆う姿勢に切り換
    え保持可能に構成してある施肥装置付き田植機。
JP13070488A 1988-05-27 1988-05-27 施肥装置付き田植機 Expired - Lifetime JPH066014B2 (ja)

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JPH01300817A JPH01300817A (ja) 1989-12-05
JPH066014B2 true JPH066014B2 (ja) 1994-01-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08182416A (ja) * 1995-01-03 1996-07-16 Ichirou Furukawa 乗用田植機施肥機ホッパー防水カバー
JP4742707B2 (ja) * 2005-07-07 2011-08-10 井関農機株式会社 多条施用機

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JPH01300817A (ja) 1989-12-05

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