JP2510921Y2 - 田植機の苗植付装置 - Google Patents

田植機の苗植付装置

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JP2510921Y2
JP2510921Y2 JP6038090U JP6038090U JP2510921Y2 JP 2510921 Y2 JP2510921 Y2 JP 2510921Y2 JP 6038090 U JP6038090 U JP 6038090U JP 6038090 U JP6038090 U JP 6038090U JP 2510921 Y2 JP2510921 Y2 JP 2510921Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、往復横送り駆動可能に支持された苗のせ台
に、この苗のせ台の横送りストロークエンドで前記苗の
せ台上の苗を設定ストロークだけ縦送りする苗縦送り装
置を設けた田植機の苗植付装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、この種の田植機の苗植付装置としては、例
えば実開平2−26419号公報に開示されたもののよう
に、苗縦送り装置を人為操作できるようにしたものが知
られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、苗のせ台上の苗が所定量以下になって新た
にマット状苗を補給する場合、マット状苗の床土の下端
が苗縦送り装置に当たって、先の苗との間に隙間が生じ
ることがある。
従って、そのままの状態で植付作業を行うとその隙間
部分により欠株の発生する虞れが大であるため、上記従
来構造では、苗のせ台が横送りのストロークエンド位置
にないときでも、補給された苗の縦送りを人為的に行え
るようにして、苗間の隙間を詰めることを図ったのであ
る。
しかしながら、上記従来構造にあっては、人為的に縦
送り操作しなければ前記隙間を詰めることができないの
で、その縦送り操作を忘れて植付作業を開始する可能性
が有るため、作業者は苗補給時には縦送り操作すること
を注意しておかなければならず煩しいものであった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
苗補給時における苗縦送り操作を自動的に、かつ確実に
行うことのできる田植機の苗植付装置の提供を目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかる田植機の苗植付装置は、上記目的を達
成するために、植付クラッチを入切操作する操作レバー
のクラッチ入り操作に連動して前記苗縦送り装置を縦送
り駆動するように、前記操作レバーと前記苗縦送り装置
とを連係する連係機構を設けてあることを特徴構成とす
る。
かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
すなわち、苗補給時には必然的に植付クラッチを切操
作している操作レバーの、植付作業に伴うクラッチ入り
操作に連動して、苗縦送り装置が縦送り駆動され、補給
苗と先の苗との間の隙間が詰められることになる。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、植付作業開始に当たって必
ず操作する植付クラッチの操作レバーの入り操作に連動
して縦送り操作されるので、苗縦送り装置を人為操作で
きる操作具を別途設けた従来のもののように、苗補給時
における苗縦送り操作を忘れるということがなくなると
ともに、植付開始操作と苗縦送り操作とを1回の操作で
行えることで、操作の簡素化も図れ、かつ、苗補給に伴
う欠株の発生を確実に回避できるに至った。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に、歩行型田植機を示している。
この歩行型田植機は、機体前部にエンジン(1)を搭
載し、その後方エンジン(1)と連動連結されるミッシ
ョンケース(2)を配置するとともに、端部に走行用車
輪(3),(3)を備えた伝動ケース(4),(4)
を、ミッションケース(2)の両側に突設した車軸に対
して、その横軸芯(P)周りに上下揺動自在に取付けて
機体を支持させ、かつ、機体後部に苗植付装置(5)及
び操縦ハンドル(6)を備え、さらに、機体下部にセン
ターフロート(7)を備えて構成してある。
苗植付装置(5)は、ミッションケース(2)からの
出力軸を内装した伝動ケース(9)と連動連結した植付
ミッションケース(10)を備え、この植付ミッションケ
ース(10)に摺動自在に横架された横送り軸(11)と、
操縦ハンドル(6)のハンドル支柱(12)に取付けた苗
のせ台摺動用ガイドレール(13)と、支持レール(14)
とに、苗のせ台(15)が往復横送り自在に支持されてお
り、かつ、機体横方向に並設させた4つの植付アーム
(16)‥を、夫々の苗植付爪の先端が上下に回動するよ
う上下に往復揺動駆動される状態で設けて構成してあ
る。
次に、苗のせ台(15)上のマット状苗(W)に対する
苗縦送り装置(17)について説明する。
第1図及び第4図に示すように、横向き軸芯周りで回
動自在な六角軸(18)を苗のせ台(15)背面に枢支する
とともに、この六角軸(18)にその軸芯方向での複数箇
所にスターホイル(19)‥を固設してあり、これらスタ
ーホイル(19)‥の爪が苗のせ台(15)の苗のせ面より
突出する状態に設定してある。一方、植付ミッションケ
ース(10)内に駆動回転可能に枢支した螺軸(20)の両
端に2組のカム部材(21)を一体固定するとともに、横
送り軸(11)と一体の送りコマ部材(22)の両側部位に
2組のカムアーム(23)を固定してある。横送りのスト
ロークエンドにおいては、一方のカムアーム(23)が一
方のカム部材(21)の回転軌跡内に入り込み、カム部材
(21)によって設定角度だけ横送り軸(11)と共に回転
駆動される。そして、前記六角軸(18)の一端にワンウ
ェイクラッチ(図示せず)を内装した駆動アーム(24)
を取付けるとともに、横送り軸(11)に固定された第1
のアーム(25)と、前記駆動アーム(24)とにわたって
連係リンク(26)を架設してあり、この構造により、前
記横送り軸(11)の設定角度の回転駆動が、第1アーム
(25)、連係リンク(26)、駆動アーム(24)を介して
六角軸(18)に伝達されて、スターホイル(19)を設定
角度回転させて、マット状苗(W)を設定距離だけ下方
へ送るようにしてある。
そして、第1図及び第2図に示すように、前記ハンド
ル支柱(12)に設けたレバー支持ケース(28)に架設し
た横軸(29)に、植付クラッチ操作用の操作レバー(3
0)を、上下揺動操作可能に軸支してあるとともに、こ
の操作レバー(30)は、ミッションケース(2)に内装
された図示しない植付クラッチに、その断続操作を行え
るよう連係接続してある。また、この操作レバー(30)
のクラッチ入りがわへの操作に伴って、操作レバー(3
0)で押圧されて揺動するアーム部材(31)を、スプリ
ング(32)で操作レバー(30)がわに付勢した状態で前
記横軸(29)に軸支するとともに、このアーム部材(3
1)の一端がわと、前記駆動アーム(24)とを、レリー
ズワイヤ(33)を介して接続してある。そして、操作レ
バー(30)の操作経路におけるクラッチ入り位置の手前
において、レバー支持ケース(28)に設けたストッパー
(34)とアーム部材(31)の他端がわのカム部(31a)
との接当によるカム作用でアーム部材(31)を操作レバ
ー(30)から離れる方向へ移動させるようにしてあり、
操作レバー(30)との接当が解除されたアーム部材(3
1)は前記スプリング(32)により操作レバー(30)の
クラッチ切操作位置がわへ復帰するように構成してあ
る。これによって、アーム部材(31)がクラッチ切操作
位置がわに自動復帰するので、レリーズワイヤ(33)も
駆動アーム(24)に対して緩みがわとなり、駆動アーム
(24)は図示しない復帰機構等によって通常の待機姿勢
に復帰するようになっている。また、操作レバー(30)
をクラッチ切操作位置にすると、第3図に示すように、
アーム部材(31)のカム部(31a)が操作レバー(30)
よりもクラッチ入り操作がわに位置するようにアーム部
材(31)の復帰位置を設定してある。ここで、アーム部
材(31)及びレリーズワイヤ(33)は、連係機構(35)
を構成するものである。
従って、上記構成によれば、縦送り装置(17)より下
方マット苗(W)が移行したときには、作業者は操作レ
バー(30)をクラッチ切がわに一旦操作した後、新しい
苗(W)を補給し、次いで操作レバー(30)をクラッチ
入がわに操作すると、その操作に連動して、苗縦送り装
置(17)が駆動されて先の苗(W)上端と補給された苗
(W)下端との間に隙間が生じないよう、補給された苗
(W)を縦送りすることになる。
次に、施肥装置(36)について簡単に説明する。
機体に前後方向での重量バランスを極力変動させない
ように、粉粒状肥料を貯留するホッパー(37)及び肥料
繰り出し装置(38)を、第5図に示すように、車軸近く
に設置してある。泥面に施肥用の溝を形成する作溝器
(39)‥を、植付点の真横又はそれより後方に配設する
とともに、作溝器(39)と、肥料繰り出し装置(18)と
をスクリューコンベア(40)で連設してある。このスク
リューコンベア(40)の駆動は、その駆動軸(41)に連
結した一方向クラッチ(42)を、肥料繰り出し装置(3
8)のロール駆動軸(43)に連設したクランクロッド(4
4)が押し引き駆動することでなされる。この構造の施
肥装置(36)により、植付点と施肥位置とのずれが小さ
いものとなる。
〔別実施例〕
本考案は、次のように実施しても良い。
苗縦送り装置(17)として、ベルトを利用すること。
乗用型田植機に適用すること。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面に構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る田植機の苗植付装置の実施例を示
し、第1図は要部を示す縦断側面図、第2図は植付クラ
ッチ操作用の操作レバーの基端部を示す横断平面図、第
3図は上記操作レバーとこれに連係するアーム部材との
関係を示す縦断正面図、第4図は苗のせ台の横送り構造
を示す横断平面図、第5図は歩行型田植機を示す全体側
面図である。 (15)……苗のせ台、(17)……苗縦送り装置、(30)
……操作レバー、(35)……連係機構。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】往復横送り駆動可能に支持された苗のせ台
    (15)に、この苗のせ台(15)の横送りストロークエン
    ドで前記苗のせ台(15)上の苗を設定ストロークだけ縦
    送りする苗縦送り装置(17)を設けた田植機の苗植付装
    置であって、植付クラッチを入切操作する操作レバー
    (30)のクラッチ入り操作に連動して前記苗縦送り装置
    (17)を縦送り駆動するように、前記操作レバー(30)
    と前記苗縦送り装置(17)とを連係する連係機構(35)
    を設けてあることを特徴とする田植機の苗植付装置。
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