JP2622451B2 - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JP2622451B2
JP2622451B2 JP30732391A JP30732391A JP2622451B2 JP 2622451 B2 JP2622451 B2 JP 2622451B2 JP 30732391 A JP30732391 A JP 30732391A JP 30732391 A JP30732391 A JP 30732391A JP 2622451 B2 JP2622451 B2 JP 2622451B2
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裕 高尾
康也 中尾
浩昭 北井
実 櫟田
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体に苗植付装置
を装着するとともに、この苗植付装置の近傍に複数の肥
料貯溜用ホッパーを備えた施肥装置を配設してある施肥
装置付き田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記施肥装置付き田植機において、従来
では、特開平2−145114号公報に開示されるよう
に、施肥装置における肥料貯溜ホッパーを固定レールに
より機体前後方向にスライド移動自在に支持する構成の
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、施肥
作業中においては、貯溜ホッパーを施肥箇所のほぼ上方
に位置させて肥料の流下案内を良好に行えるようにする
とともに、貯溜ホッパーに対して新たに肥料を補給する
場合には、一般に袋詰めされ運搬の行い難い肥料収納袋
からホッパー内に肥料を供給し易いように、畦に近づけ
た状態で作業できるようにしたものである。ところが、
上記従来構造では、ホッパーを支持するレールが機体後
方に突出した姿勢になるので、旋回走行時に外物に接触
するおそれが高く、改善の余地があり、又、植付け条が
多い場合には、左右に長いホッパーを一体的に前後にス
ライドさせる必要があり、支持構造を強固にする必要が
あるとともに、重量が大となって作業労力が大になる欠
点もあった。本発明は上記不具合点を解消することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した施肥装置付き田植機において、前記肥料貯
溜用ホッパーの近傍に、補給用肥料を収納する肥料袋を
載置支持する袋支持部材を、支持レールに沿って横方向
にスライド移動自在に支持して配備するとともに、この
袋支持部材を水平姿勢の袋載置作用位置と下方に揺動す
る格納位置とに亘って姿勢切り換え自在に設けてある点
にある。
【0005】
【作用】肥料貯溜ホッパーに肥料を補給する場合には、
袋載置作用位置に設定して、袋支持部材に肥料袋をいっ
たん載置させてその重量を受け止めさせた状態で、袋支
持部材を支持レールに沿って横移動させ、貯溜ホッパー
上に位置させて肥料を供給するのである。尚、袋支持部
材の格納姿勢における下方端部に、袋受け止め用支持部
を形成しておくと、袋支持部材上に肥料袋を載置する
際、この受け止め用支持部に一時重量を預けた状態で作
用姿勢に切り換えることができ、大重量で持ち難い肥料
袋を高い位置まで持ち上げる必要がない。又、肥料補給
が終了した後は、袋支持部材を格納姿勢に切り換えてお
くことで、機体外方への突出物がなく、機体走行に伴っ
て外物に接触するおそれが少ないものにできる。
【0006】
【発明の効果】従って、一般に袋詰め状態で収納される
肥料を施肥装置の貯溜ホッパーに供給する際に、持ち運
びの行い難い袋状の収納具を持った状態で肥料供給する
といった労力負担の大きい作業を行う必要がなく、楽に
補給作業を行えるものとなった。しかも、肥料袋を載置
するために比較的広い面積を要する支持部材を設けるも
のでありながら、機体走行時には、走行の妨げになるこ
とがない。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に施肥装置付き田植機の後部を示している。この田植機
は、乗用型走行機体の後部にリンク機構1を介して苗植
付装置2を昇降自在に連結するとともに、苗植付装置2
の後方に施肥装置3を装着して構成してある。
【0008】苗植付装置2は、フレーム兼用の植付伝動
ケース4に対して一定ストロークで往復横移動する苗の
せ台5、苗のせ台5の下端部から一株づつ苗を取り出し
て泥面に植付ける植付機構6、泥面上を滑走する接地フ
ロート7等を備えて構成してある。前記施肥装置3は、
苗のせ台5の後方に配備された肥料貯溜ホッパー8内に
肥料を貯溜するとともに、この肥料貯溜ホッパー8の下
方に連設した繰り出し機構9により植付け作動に伴って
所定量づつ肥料を繰り出し、その下方に連通する流下パ
イプ10を介して作溝器11により泥面上に作成された
溝内に肥料を落下供給するよう構成してある。前記肥料
貯溜ホッパー8は左右に3個並列配備してある。
【0009】そして、前記施肥装置3の近くに、肥料貯
溜ホッパー8に対する補給用肥料を収納する肥料袋を載
置支持する袋支持部材12を、前記苗植付装置2の横外
方に突出する状態で設けた支持レール13に機体横方向
にスライド移動自在に支持して配設するとともに、前記
支持レール13の横外方突出部13aを内方側に格納自
在に構成してある。詳述すると、図3に示すように、肥
料貯溜ホッパー8の後方側に、植付伝動ケース4から固
定立設した支柱14により上下一対の支持レール13,
13を支持するとともに、この支持レール13,13を
苗植付装置2の横側端よりも横外方に突出する状態で延
設してある。そして、この支持レール13,13の横外
方突出部分は、中央側固定レール部分13bと直線状に
連なる作用姿勢と、機体内方側に揺動する格納姿勢とに
亘り姿勢切り換え自在に構成してある。つまり、途中部
において縦軸芯周りで揺動自在に枢支連結するととも
に、ピン15を抜き差しして作用姿勢と格納姿勢とに切
り換え自在に構成してある。前記袋支持部材12は、横
軸芯周りで自由回動自在で、上部側支持レール13の上
方側にスライド移動自在に載置係合するガイドローラ1
6と、縦軸芯周りで自由回動自在で、下部側支持レール
に後方側からスライド移動自在に係合するガイドローラ
17とを支承した横スライド部18と、この横スライド
部18に対して肥料貯溜ホッパー8の上部開口とほぼ同
レベルで機体後方に突出する水平姿勢になる載置作用姿
勢と、下方に揺動して施肥装置側に引退する格納姿勢と
に姿勢切り換え自在な袋載置台19を備えて構成してあ
る。つまり、前記袋載置台19は、その揺動途中部と横
スライド部18の下方側との間に架設した屈折リンク2
0を直線状態でロックすることで作用姿勢に維持され
〔図2参照〕、屈折リンク20を途中で屈折させること
で格納姿勢〔図1参照〕に設定できるよう構成してあ
る。又、前記袋載置台19の揺動端部、即ち、格納姿勢
における下方端部に、格納姿勢において肥料袋を受け止
め支持自在な受け止め部21を形成してある。尚、ガイ
ドレール13の左右両側端には、横スライド部18の抜
け外れを阻止するストッパー22を設けてある。このよ
うな構成において、肥料を補給する際には、圃場を走行
する機体を畦際に横付けして、前記ガイドレール13の
延長突出部13aを畦に近い箇所に位置させ、格納状態
にある袋載置台19の受け止め部21に肥料袋を載せて
重量を預けた状態で、袋載置台19を作用姿勢に切り換
えて支持レール13に沿ってスライドさせ、肥料貯溜ホ
ッパー8に肥料を供給するのである。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋支持部材格納時の田植機後部の側面図
【図2】袋支持部材作用時の田植機後部の側面図
【図3】袋支持部材作用時の田植機後部の斜視図
【符号の説明】
2 苗植付装置 3 施肥装置 8 肥料貯溜ホッパー 12 袋支持部材 13 支持レール 21 袋受け止め用支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫟田 実 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に苗植付装置(2)を装着する
    とともに、この苗植付装置(2)の近傍に複数の肥料貯
    溜用ホッパー(8)を備えた施肥装置(3)を配設して
    ある施肥装置付き田植機であって、前記肥料貯溜用ホッ
    パー(8)の近傍に、補給用肥料を収納する肥料袋を載
    置支持する袋支持部材(12)を、支持レール(13)
    に沿って横方向にスライド移動自在に支持して配備する
    とともに、この袋支持部材(12)を水平姿勢の袋載置
    作用位置と下方に揺動する格納位置とに亘って姿勢切り
    換え自在に設けてある施肥装置付き田植機。
  2. 【請求項2】 前記袋支持部材(12)の前記格納姿勢
    における下方端部に、袋受け止め用支持部(21)を形
    成してある請求項1に記載の施肥装置付き田植機。
JP30732391A 1991-11-22 1991-11-22 施肥装置付き田植機 Expired - Lifetime JP2622451B2 (ja)

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JPH05137431A JPH05137431A (ja) 1993-06-01
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