JPH0937619A - 乗用型田植え機の予備苗貯留装置 - Google Patents

乗用型田植え機の予備苗貯留装置

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JPH0937619A
JPH0937619A JP19686095A JP19686095A JPH0937619A JP H0937619 A JPH0937619 A JP H0937619A JP 19686095 A JP19686095 A JP 19686095A JP 19686095 A JP19686095 A JP 19686095A JP H0937619 A JPH0937619 A JP H0937619A
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seedling
spare
seat
seedlings
driver
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JP19686095A
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Kazumasa Yoshida
和正 吉田
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転座席の両横側方に予備苗載せ台を配置す
ること、一方の予備苗載せ台から他方の予備苗載せ台に
苗供給することを可能にする。 【解決手段】 運転座席4の後方に苗移送路形成部材1
2Bを設けてある。苗移送路形成部材12Bは、両予備
苗載せ台12A,12Aの後端側どうしを接続する苗移
送路Rを形成し、一方の予備苗載せ台12Aから他方の
予備苗載せ台12Aに予備苗をスライド移送することを
可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転座席を有する
自走機体の後部に苗植付装置を昇降操作自在に連結して
ある乗用型田植え機の予備苗貯留装置、詳しくは、苗植
付装置の苗量が少なくなった際に補給できるように予備
のマット状苗を自走機体側に貯留しておくものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記予備苗貯留装置として、従来、たと
えば特開平7‐16009号公報に示されるものがあっ
た。すなわち、予備苗載せ台が運転座席と苗植付装置の
間に配置され、予備苗載せ台の苗載せ面が予備苗載せ台
の自走機体横方向での一端側から他端側にわたって連続
するフラット面に形成されていた。つまり、予備苗を運
転座席の近くに貯留し、苗植付装置に苗を補給する際に
は、苗植付装置の苗載せ台に近くから楽に補給すること
が可能になっていた。また、機体を畦際に停止させて予
備苗載せ台に苗を積み込む際、運転者だけで行うなど、
少ない人手で行う場合でも、機体と畦の間を往復移動す
ることなく畦から供給するだけで楽に苗補給することが
可能になっていた。すなわち、予備苗載せ台の畦側の端
部に苗を供給するとともに、先に供給した苗を後から供
給する苗で予備苗載せ台の他端側に押し進める。する
と、予備苗載せ台に畦から苗を積み込むだけで、畦から
機体に乗り移って苗が予備苗載せ台の積み込み側とは反
対側に届くように苗送り込みを行う手間を掛けなくて
も、予備苗載せ台の苗載せ面全体にわたって苗を積み込
むことができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、予備苗載せ台の
全体が運転座席と苗植付装置の間に位置することから、
予備苗載せ台や予備苗の重量が自走機体の比較的後側に
掛かり、機体全体の前側重量と後側重量の配分が悪くな
りがちであった。また、運転座席と苗植付装置の間に予
備苗載せ台の機体前後方向長さに等しい長さあるいはそ
れ以上に長い苗載せ台配置用スペースを確保する必要が
あり、機体全長が長くなりがちであった。本発明の目的
は、苗植付装置にも予備苗載せ台にも楽に苗供給できる
割りには、自走機体の重量配分や長さを有利にできる乗
用型田植え機の予備苗貯留装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明は、
目的達成のために、冒頭に記した乗用型田植え機の予備
苗貯留装置において、前記運転座席の両横側方に位置す
る予備苗載せ台、前記運転座席の後方に位置して前記一
対の予備苗載せ台の後端側どうしの間に苗移送路を形成
している苗移送路形成部材を備え、前記苗移送路は、予
備マット状苗の一部が前記苗移送路から機体前方側には
み出て前記運転座席の上方を通る状態で、かつ、前記苗
移送路が独自で予備マット状苗の支持を行う状態で予備
マット状苗を前記両予備苗載せ台の一方から他方にスラ
イド移送させる苗移送路であることを特徴とする。
【0005】請求項1による発明の作用はつぎのとおり
である。両予備苗載せ台のうちの畦側に位置する方の予
備苗載せ台の畦側端部に予備苗を供給する。この時、先
に供給した苗を後から供給する苗で予備苗載せ台の他端
側に押し進める。すると、苗供給を進めるに伴い、苗が
自ずと畦側の予備苗載せ台から苗移送路を通って他方の
予備苗載せ台に載って行く。両予備苗載せ台が満杯にな
る量の苗供給を終えると、苗移送路に載っている予備苗
を畦側とは反対側の予備苗載せ台の方に進め操作する。
すると、供給した予備苗は両予備苗載せ台に別れて運転
座席の両横側方に分けて貯留されるとともに、運転座席
の上方が開放されて運転座席を使用できるようになる。
【0006】請求項2による発明は、目的達成のため
に、冒頭に記した乗用型田植え機の予備苗貯留装置にお
いて、前記運転座席の両横側方に位置する予備苗載せ
台、前記運転座席の後方で前記両予備苗載せ台の後端側
どうしの間に位置する第1苗移送部材、前記運転座席の
上方に位置する使用姿勢と、前記運転座席の上方を開放
する格納姿勢とに切替え自在な第2苗移送部材を備え、
前記第2苗移送部材を前記使用姿勢に切り替えると、こ
の第2苗移送部材と前記第1苗移送部材とが両部材の協
働により、前記運転座席の上方を通って前記両予備苗載
せ台を接続する苗移送路を形成して予備マット状苗を前
記両予備苗載せ台の一方から他方にスライド移送するこ
とを可能にすることを特徴とする。
【0007】請求項2による発明の作用はつぎのとおり
である。第2苗移送部材を使用姿勢にし、両予備苗載せ
台のうちの畦側に位置する方の予備苗載せ台の畦側端部
に予備苗を供給する。この時、先に供給した苗を後から
供給する苗で予備苗載せ台の他端側に押し進める。する
と、苗供給を進めるに伴い、苗が自ずと畦側の予備苗載
せ台から苗移送路を通って他方の予備苗載せ台に載って
行く。両予備苗載せ台が満杯になる量の苗供給を終える
と、第2苗移送部材に載っている予備苗を畦側とは反対
側の予備苗載せ台の方に進め操作するとともに第2苗移
送部材を格納姿勢に切り換え操作する。すると、供給し
た予備苗は両予備苗載せ台に別れて運転座席の両横側方
に分けて貯留されるとともに、運転座席の上方が開放さ
れて運転座席を使用できるようになる。
【0008】請求項3による発明は、目的達成のため
に、冒頭に記した乗用型田植え機の予備苗貯留装置にお
いて、左右一対の予備苗載せ台を、機体側面視で両予備
苗載せ台の前端側が前記運転座席の上方に位置する状態
で前記自走機体に機体横方向に摺動自在に支持させて、
前記両予備苗載せ台の機体内端側が前記運転座席の上方
で互いに寄り合う第1取り付け姿勢と、前記両予備苗載
せ台が前記運転座席の両横側方に互いに離れ合って前記
運転座席の上方を開放する第2取付け姿勢とに摺動切り
換え可能に構成し、前記両予備苗載せ台に、複数枚の予
備マット状苗を自走機体横方向に並べて載置できるとと
もに予備マット状苗を自走機体横方向にスライド移動で
きる苗載せ面を備えてあるとともに、前記両予備苗載せ
台を前記第1取り付け姿勢に操作すると、前記両予備苗
載せ台の一方から他方のに予備マット状苗をスライド移
送することが可能になることを特徴とする。
【0009】請求項3による発明の作用はつぎのとおり
である。両予備苗載せ台を第1取り付け姿勢に切り換
え、両予備苗載せ台のうちの畦側に位置する方の予備苗
載せ台の畦側端部に予備苗を供給する。この時、先に供
給した苗を後から供給する苗で予備苗載せ台の他端側に
押し進める。すると、苗供給を進めるに伴い、苗が自ず
と畦側の予備苗載せ台から他方の予備苗載せ台に載って
行く。両予備苗載せ台が満杯になると、両予備苗載せ台
を第2取り付け姿勢に切り換える。すると、両予備苗載
せ台が運転座席の両横側方に別れることにより、予備苗
は運転座席の両横側方に分けて貯留されるとともに、運
転座席の上方が開放されて運転座席を使用できるように
なる。
【0010】請求項4による発明は、目的達成のため
に、冒頭に記した乗用型田植え機の予備苗貯留装置にお
いて、左右一対の予備苗載せ台を、揺動リンク機構を介
して前記自走機体に昇降および左右移動自在に支持させ
て、前記両予備苗載せ台の機体内端側が前記運転座席の
上方で互いに寄り合う第1取り付け姿勢と、前記両予備
苗載せ台が前記運転座席の両横側方に互いに離れ合って
前記運転座席の上方を開放する第2取付け姿勢とに切り
換え可能に構成し、前記両予備苗載せ台に、複数枚の予
備マット状苗を自走機体横方向に並べて載置できるとと
もに予備マット状苗を自走機体横方向にスライド移動で
きる苗載せ面を備えてあるとともに、前記両予備苗載せ
台を前記第1取り付け姿勢に操作すると、前記両予備苗
載せ台の一方から他方に予備マット状苗をスライド移送
することが可能になることを特徴とする。
【0011】請求項4による発明の作用はつぎのとおり
である。両予備苗載せ台を第1取り付け姿勢に切り換
え、両予備苗載せ台のうちの畦側に位置する方の予備苗
載せ台の畦側端部に予備苗を供給する。この時、先に供
給した苗を後から供給する苗で予備苗載せ台の他端側に
押し進める。すると、苗供給を進めるに伴い、苗が自ず
と畦側の予備苗載せ台から他方の予備苗載せ台に載って
行く。両予備苗載せ台が満杯になると、両予備苗載せ台
を第2取り付け姿勢に切り換える。すると、両予備苗載
せ台が運転座席の両横側方に別れることにより、予備苗
は運転座席の両横側方に分けて貯留されるとともに、運
転座席の上方が開放されて運転座席を使用できるように
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1による発明の実施の形態
を説明する。図1に示すように、駆動自在な前車輪1お
よび後車輪2、機体後部に取り付けた運転座席4および
予備苗貯留装置10を有した自走機体の後部に、リフト
シリンダ5によって上下に揺動操作するように構成した
リンク機構6を介して昇降操作するように苗植付装置7
を連結するとともに、自走機体から回転軸8を介して苗
植付装置7に動力伝達するように構成して、複数条植え
が可能な乗用型田植え機を構成してある。
【0013】予備苗貯留装置10には、前記運転座席4
の両横側に配置するとともに支持フレーム11を介して
自走機体の後部部分3に取り付けた予備苗載せ台12
A、運転座席4の後方で両予備苗載せ台12A,12A
の後端側どうしの間に配置した苗移送路形成部材12B
を備えてある。
【0014】図2および図3に示すように、前記左右一
対の予備苗載せ台12A,12Aは、自走機体の横方向
に長いメインフレームと、このメインフレームを連結し
ている自走機体前後方向の連結フレームとで成る苗載せ
台フレーム12のうちの運転座席4よりも機体横外側に
位置する両端側のフレーム部分12A,12Aによって
形成し、前記苗移送路形成部材12Bは、前記苗載せ台
フレーム12のうちの前記運転座席4の後方に位置する
とともに前記端側フレーム部分12Aよりも機体前後方
向長さが短い中央フレーム部分12Bによって形成して
ある。
【0015】前記苗載せ台フレーム12に自走機体の前
後方向および横方向に並べて取り付けた複数個の苗受け
ローラ13,14,15のうちの前記端側フレーム部分
12Aに位置する苗受けローラ13によって予備苗載せ
台12Aの苗載せ面を形成するとともに、この苗載せ面
は、苗植付装置7の苗載せ台7aが備えている複数列の
苗載せ部の半数に等しい枚数のマット状苗を苗すくい板
に載せたままでマット状苗の長手方向が機体前後方向に
なる姿勢で機体横方向に並べて載置するように形成して
ある。前記苗受けローラ13は機体前後方向のパイプ製
支軸13aに自転回動自在によって支持させてあること
により、予備苗載せ台12Aに載置した予備マット状苗
は苗受けローラ13のコロ作用によって予備苗載せ台1
2Aの横一端側から他端側にスライド移送できる。
【0016】前記苗移送路形成部材12Bは、前記苗受
けローラ13〜15のうちの前記中央フレーム部分12
Bに位置する苗受けローラ14と、前記端側フレーム部
分12Aの機体内側の端に位置する苗受けローラ15と
によって苗移送路Rを形成している。前記苗受けローラ
14および15は、両ローラ14,15の上端が運転座
席4よりも高い配置レベルで前記両予備苗載せ台12
A,12Aの苗受けローラ13の上端とは等しいまたは
ほぼ等しい配置レベルに位置するように配置して、機体
前後方向のパイプ製支軸14aまたは機体前後方向の丸
棒支軸15aによって自転回動自在に支持させてある。
前記苗移送路形成部材12Bの機体前後方向長さを予備
マット状苗の長手方向長さよりも小に設定しながら、機
体前後方向に並ぶ前記苗受けローラ14,14の前側の
ローラ14の前端から後側ローラ14の後端までの距離
を、予備マット状苗の長手方向長さの1/2より大に設
定するなど、前側と後側の両ローラ14,14に載った
予備マット状苗と苗すくい板とによる重心が前側ローラ
14の前端と後側ローラ14の後端との間に位置するも
のに設定してある。これにより、前記苗移送路Rは、両
予備苗載せ台12A,12Aの一方に載置された予備苗
をこの予備苗載せ台12Aの苗載せ面から他方の予備苗
載せ台12Aの苗載せ面にスライド移送できるように、
両予備苗載せ台12A,12Aの後端側どうしを接続し
ている。そして、苗移送路Rは、予備マット状苗をスラ
イド移送させる際、予備マット状苗の一部が苗移送路R
から機体前方側にはみ出て運転座席4の上方を通るよう
にして移送させるとともに、一部が苗移送路Rからはみ
出ても、苗移送路Rが独自で予備マット状苗を脱落しな
いように受け止め支持する。
【0017】図2に示す如く前記端側フレーム部分12
Aの横端に立設した壁部材16により、予備苗載せ台1
1Aに載置した予備マット状苗が脱落することを防止す
る横側壁16を形成してある。図2に示す如く前記端側
フレーム部分12Aの前端、後端に立設した壁部材1
7,18により、予備苗載せ台12Aに載置した予備マ
ット状苗が脱落することを防止したり、スライド移送す
る予備マット状苗を移送路Rに向けて案内したりする横
側壁17,18を形成してある。図2および図4に示す
如く前記中央側フレーム部分12Bの後端に立設した係
止部材19により、移送路Rを移動する予備マット状苗
を脱落しないように係止したり、予備苗載せ台12Aに
向けて案内したりする移送路側壁19を形成してある。
【0018】つまり、予備苗貯留装置10に予備苗を供
給するに当たり、いずれか一方の予備苗載せ台12Aが
畦に近づくようにして畦際に停車し、畦上から予備苗載
せ台12Aの畦側端部に予備マット状苗を苗すくい板に
載せたままで供給する。この時、先に供給した苗を後か
ら供給する苗で予備苗載せ台12Aの他端側に押し進め
る。すると、苗供給を進めるに伴い、苗が後続苗による
押し操作のために自ずと畦側の予備苗載せ台12Aから
苗移送路Rを通って他方の予備苗載せ台12Aに載って
行く。この時、予備苗載せ台12Aと苗移送路Rのいず
れにおいても苗受けローラ13〜15がコロ作用をして
苗が軽くスライド移動することにより、苗の押し進めが
軽くできて苗供給が楽にできる。両予備苗載せ台12
A,12Aが満杯になる量の苗を供給すると、苗供給を
停止し、苗移送路Rに載っている予備苗を畦側とは反対
側の予備苗載せ台12Aの方に進め操作することによ
り、図3(ロ)に示す如く供給した予備苗を両予備苗載
せ台12A,12Aに分けて貯留するとともに、運転座
席4の上方を開放して運転座席4の使用を可能にする。
【0019】図2に示すように、両予備苗載せ台12
A,12Aは、前記支持フレーム11に連結した機体内
側部分と、この内側部分に機体前後方向の軸芯Xまわり
で上下揺動自在に連結した機体外側部分12aとによっ
て形成してある。機体外側部分12aは機体内側部分に
対して揺動操作することにより、図5(イ)に示すよう
に機体内側部分から機体横外側に水平に延出し、機体外
側部分12aの基端側と機体内側部分の先端側との当接
によって水平姿勢に維持される使用姿勢と、図5(ロ)
に示すように機体内側部分に対して機体内側に上昇揺動
して起立する格納姿勢とに切り換わるように構成してあ
る。機体外側部分12aを格納姿勢にした際には、機体
内側部分に前記支軸13aを取り付け軸に兼用して揺動
自在に取り付けてあるフック20を機体外側部分12a
の前記支軸13aに係止作用させることにより、格納姿
勢に保持できるようにしてある。つまり、前記機体外側
部分12aを格納姿勢にすることにより、予備苗載せ台
12Aが自走機体から突出する長さを短くして機体格納
が狭い格納スペースにも有利に行えるようにしてある。
【0020】つぎに、請求項2による発明の実施の形態
を説明する。自走機体および苗植付装置7は、請求項1
による発明のものと同様に構成してある。したがって、
予備苗貯留装置10のみについて説明する。
【0021】図7に示すように、予備苗貯留装置10に
は、前記運転座席4の両横側に配置するとともに図6の
如き支持フレーム11を介して機体後部部分3に取り付
けた予備苗載せ台12A、運転座席4の後方で両予備苗
載せ台12A,12Aの後端側どうしの間に配置した第
1苗移送部材21a、両予備苗載せ台12Aの機体内側
の前端部に取り付けた第2苗移送部材22を備えてあ
る。
【0022】図6および図7に示すように、前記左右一
対の予備苗載せ台12A,12Aは、自走機体の横方向
に長いメインフレーム21A,21B,21Cと、この
メインフレーム21A,21B,21Cを連結している
自走機体前後方向の連結フレームとで成る苗載せ台フレ
ーム12のうちの運転座席4よりも機体横外側に位置す
る両端側のフレーム部分12A,12Aによって形成
し、前記第1苗移送部材21aは、前記メインフレーム
21A,21B,21Cのうちの前記運転座席4の後方
に位置するメインフレーム21Aの前記両端側フレーム
部分12A,12Aの間に位置するフレーム部分21a
によって形成してある。
【0023】予備苗載せ台12Aの苗載せ面を、前記メ
インフレーム21A,21B,21Cの滑らかな上向き
面によって形成するとともに、苗植付装置7の苗載せ台
7aが備えている複数列の苗載せ部の半数に等しい枚数
のマット状苗を苗すくい板に載せたままでマット状苗の
長手方向が機体前後方向になる姿勢で機体横方向に並べ
て載置するように形成してある。これにより、予備苗載
せ台12Aは、これに載置した予備マット状苗を予備苗
載せ台12Aの横一端側から他端側にスライド移送する
ことを可能にしている。
【0024】前記第1苗移送部材21aは、両予備苗載
せ台12A,12Aの苗載せ面を形成しているメインフ
レーム21Aの一部分で成ることにより、第1苗移送部
材21aの上向き面21bが両予備苗載せ台12A,1
2Aの苗載せ面に対して同一の平面上に位置する状態で
両予備苗載せ台12A,12Aの後端側どうしを接続し
ている。これにより、第1苗移送部材21aは、苗すく
い板の後端側が両予備苗載せ台12A,12Aの一方か
ら他方にスライド移動することを可能にしている。
【0025】前記左右一対の第2苗移送部材22,22
のそれぞれは、図6に示す如く予備苗載せ台12Aの機
体内側の前端部に機体上下方向の軸芯Yまわりで回動操
作できるように支持させたアングル部材で成り、図7
(イ)に示す使用姿勢と、図7(ロ)に示す格納姿勢と
に回動切り替えできるように構成してある。両第2苗移
送部材22,22を前記使用姿勢にすると、苗移送部材
22はこれを支持している予備苗載せ台12Aから他方
の予備苗載せ台12Aの方に向かって機体横方向に延出
するとともに両第2苗移送部材22,22の遊端側どう
しが運転座席10の上方で寄り合い、両第2苗移送部材
22,22の上向き面22aが互いに同一またはほば同
一の平面上に並ぶとともに、両予備苗載せ台12A,1
2Aの苗載せ面に対しても同一またはほぼ同一の平面上
に位置するように並ぶ。このため、使用姿勢になった両
第2苗移送部材22,22は、前記上向き面22aによ
って苗すくい板の前端側を予備苗載せ台12Aから第2
苗移送部材22に容易に受け入れたり、第2苗移送部材
22から予備苗載せ台12Aに容易に送り出したりする
ことができるとともに、受け入れた苗すくい板の前端側
を上向き面22aによって摺動自在に受け止め支持し、
縦片部分22cによって両予備苗載せ台12A,12A
の一方から他方に向けて移動するように案内することに
より、苗すくい板の前端側を両予備苗載せ台12A,1
2Aの一方から他方にスライド移動することを可能にす
る。第2苗移送部材22を前記格納姿勢にすると、第2
苗移送部材22は予備苗載せ台12Aの機体内側縁に沿
う取り付け姿勢になり、全体にわたって平面視で運転座
席4よりも機体横外側に位置するとともに、前記縦片部
分22cが予備苗載せ台12Aの機体内側の横側壁にな
る。このため、格納姿勢になった第2苗移送部材22
は、運転座席4の上方を開放するとともに、予備苗載せ
台12Aに載置された予備マット状苗が運転座席4の方
に脱落することを防止するストッパーになる。第2苗移
送部材22を前記使用姿勢にした際は、縦片部22cの
端部が予備苗載せ台12Aのメインフレーム21Cの端
部に当接してそれ以上機体前方側に揺動しないように受
け止め支持されることにより、予備苗の重量が掛かって
も使用姿勢に保持できる。第2苗移送部材22を前記格
納姿勢にした際は、予備苗載せ台12Aの下側から予備
苗載せ台12Aの端部を通して第2苗移送部材22の遊
端側に取り付けるように構成したロックボルト23を作
用させることにより、第2苗移送部材22を格納姿勢に
固定できる。これにより、左右一対の第2苗移送部材2
2,22のいずれもを前記使用姿勢に切り替えると、第
2苗移送部材22と第1苗移送部材21aとは、第2苗
移送部材22と第1苗移送部材21aとの協働により、
運転座席4の上方を通って両予備苗載せ台12A,12
Aの苗載せ面どうしを接続する苗移送路Rを形成する。
この苗移送路Rは、独自で予備マット状苗を苗すくい板
とともに脱落しないように支持し、予備マット状苗が両
予備苗載せ台12A,12Aの一方から他方にスライド
移送することを可能にする。
【0026】つまり、予備苗貯留装置10に予備苗を供
給するに当たり、いずれか一方の予備苗載せ台12Aが
畦に近づくようにして畦際に停車し、左右一対の第2苗
移送部材22,22のいずれもを前記使用姿勢に切り替
え操作して、畦上から予備苗載せ台12Aの畦側端部に
予備マット状苗を苗すくい板に載せたままで供給する。
この時、先に供給した苗を後から供給する苗で予備苗載
せ台12Aの他端側に押し進める。すると、苗供給を進
めるに伴い、苗が後続苗による押し操作のために自ずと
畦側の予備苗載せ台12から苗移送路Rを通って他方の
予備苗載せ台12Aに載って行く。両予備苗載せ台12
A,12Aが満杯になる量の苗を供給すると、苗供給を
停止し、苗移送路Rに載っている予備苗を畦側とは反対
側の予備苗載せ台12Aの方に進め操作することによ
り、図7(ロ)に示す如く供給した予備苗を両予備苗載
せ台12A,12Aに分けて貯留する。そして、左右一
対の第2苗移送部材22,22のいずれもを前記格納姿
勢に切り替え操作して運転座席4の上方を開放すること
により、運転座席4の使用を可能にする。
【0027】つぎに、請求項3による発明の実施の形態
を説明する。自走機体および苗植付装置7は、請求項1
による発明のものと同様に構成してある。したがって、
予備苗貯留装置10についてのみ説明する。
【0028】図9に示すように、予備苗貯留装置10に
は左右一対の予備苗載せ台12Aを備えてある。一対の
予備苗載せ台12A,12Aそれぞれには、苗植付装置
7の苗載せ台7aが備えている複数列の苗載せ部の半数
に等しい枚数のマット状苗を苗すくい板に載せたままで
マット状苗の長手方向が機体前後方向になる姿勢で機体
横方向に並べて載置するように形成した苗載せ面を備え
てある。この苗載せ面は、載置したマット状苗を予備苗
載せ台12Aの横一端側から他端側にスライド移送でき
るように、予備苗載せ台12Aの横一端側から他端側に
わたって滑らかに連続する平滑面に形成してある。
【0029】図8に示すように、一対の予備苗載せ台1
2A,12Aのそれぞれは、機体側面視で予備苗載せ台
12Aの前端側が運転座席4の上方に位置するように配
置するとともに支持フレーム11を介して機体後部部分
3に連結してある。支持フレーム11は運転座席4の後
方に位置する前後一対の機体横方向の支持レール部11
a,11bを備え、両支持レール部11a,11bによ
り一対の予備苗載せ台12A,12Aを摺動自在に支持
させてある。これにより、一対の予備苗載せ台12A,
12Aは各別に支持レール部11a,11bに案内させ
て機体横方向に摺動させることにより、図9(イ)に示
すように自走機体の内側に移動させた第1取り付け姿勢
と、図9(ロ)に示すように自走機体の外側に移動させ
た第2取り付け姿勢とに切り替えられる。
【0030】前記第1取り付け姿勢として、両予備苗載
せ台12A,12Aの機体内側端が運転座席4の上方で
接触するとか、接触しなくても苗すくい板の乗り移りが
可能な隙間ができる程度に互いに寄り合い、一方の予備
苗載せ台12Aから他方の予備苗載せ台12Aに苗すく
い板をスライド移動させることが可能な取り付け姿勢に
設定してある。前記第2取り付け姿勢として、両予備苗
載せ台12A,12Aの機体内側端が運転座席4の両横
側方に運転座席4の上方を開放する程度に互いに離れ合
い、運転座席4の使用を可能にする取り付け姿勢に設定
してある。両予備苗載せ台12A,12Aを前記第1取
り付け姿勢および前記第2取り付け姿勢にした際、予備
苗載せ台12Aに取り付けてあるロックボルト(図示せ
ず)を締め付け操作して前記支持レール部11aや11
bに係止作用させることにより、予備苗載せ台12Aを
第1取り付け姿勢や第2取り付け姿勢に固定する。
【0031】つまり、予備苗貯留装置10に予備苗を供
給するに当たり、いずれか一方の予備苗載せ台12Aが
畦に近づくようにして畦際に停車し、両予備苗載せ台1
2A,12Aを前記第1取り付け姿勢に切り替えて、畦
側に位置する方の予備苗載せ台12Aの畦側端部に予備
苗を苗すくい板に載せたままで供給する。この時、先に
供給した苗を後から供給する苗で予備苗載せ台12Aの
他端側に押し進める。すると、苗供給を進めるに伴い、
苗が自ずと畦側の予備苗載せ台12Aから他方の予備苗
載せ台12Aに載って行く。両予備苗載せ台12Aが満
杯になると、両予備苗載せ台12A,12Aを第2取り
付け姿勢に切り換えて、図9(ロ)に示す如く供給した
予備苗を運転座席4の両横側方に分けて貯留するととも
に、運転座席4の上方を開放して運転座席4の使用を可
能にする。
【0032】つぎに、請求項4による発明の実施の形態
を説明する。自走機体および苗植付装置7は、請求項1
による発明のものと同様に構成してある。したがって、
予備苗貯留装置10についてのみ説明する。
【0033】図12に示すように、予備苗貯留装置10
には左右一対の予備苗載せ台12A,12Aを備えてあ
る。一対の予備苗載せ台12A,12Aそれぞれには、
苗植付装置7の苗載せ台7aが備えている複数列の苗載
せ部の半数に等しい枚数のマット状苗を苗すくい板に載
せたままでマット状苗の長手方向が機体前後方向になる
姿勢で機体横方向に並べて載置するように形成した苗載
せ面を備えてある。この苗載せ面は、載置したマット状
苗を予備苗載せ台12Aの横一端側から他端側にスライ
ド移送できるように、予備苗載せ台12Aの横一端側か
ら他端側にわたって滑らかに連続する平滑面に形成して
ある。
【0034】図10および図11に示すように、一対の
予備苗載せ台12A,12Aのそれぞれはリンク機構2
4を介して機体後部部分3に連結してある。前記リンク
機構24は、機体後部部分3に取り付けたリンク支持体
25に一端側を、予備苗載せ台12Aに他端側をそれぞ
れ自走機体前後方向の軸芯周りで回動自在に連結した内
側揺動リンク24aと、この内側揺動リンク24aより
も自走機体の横外側に配置するとともに前記リンク支持
体25に一端側を、予備苗載せ台12Aに他端側をそれ
ぞれ回動自在に連結した外側揺動リンク24bとによっ
て揺動式に構成してある。これにより、一対の予備苗載
せ台12A,12Aは、各別に自走機体に対して昇降お
よび左右移動させることにより、図12(イ)に示すと
ともに図10および図11に実線で示すように運転座席
4よりも高レベルに上昇し、かつ、自走機体の内側に移
動した第1取り付け姿勢と、図12(ロ)に示すととも
に図10および図11に仮想線で示すように運転座席4
よりも低レベルに下降し、かつ、自走機体の外側に移動
した第2取り付け姿勢とに切り替えられる。
【0035】前記第1取り付け姿勢として、両予備苗載
せ台12A,12Aの機体内側端が運転座席4の上方で
接触するとか、接触しなくても苗すくい板の乗り移りが
可能な隙間ができる程度に互いに寄り合い、一方の予備
苗載せ台12Aから他方の予備苗載せ台12Aに苗すく
い板をスライド移動させることが可能な取り付け姿勢に
設定してある。前記第2取り付け姿勢として、両予備苗
載せ台12A,12Aの機体内側端が運転座席4の両横
側に互いに離れ合い、運転座席4の上方を開放して運転
座席4の使用を可能にする取り付け姿勢に設定してあ
る。両予備苗載せ台12A,12Aを前記第1取り付け
姿勢および前記第2取り付け姿勢にした際、予備苗載せ
台12Aに取り付けてあるロックボルト(図示せず)を
締め付け操作して前記内側揺動リンク24aまたは外側
揺動リンク24bに係止作用させることにより、予備苗
載せ台12Aを第1取り付け姿勢や第2取り付け姿勢に
固定する。
【0036】つまり、予備苗貯留装置10に予備苗を供
給するに当たり、いずれか一方の予備苗載せ台12Aが
畦に近づくようにして畦際に停車し、両予備苗載せ台1
2A,12Aを前記第1取り付け姿勢に切り替えて、畦
側に位置する方の予備苗載せ台12Aの畦側端部に予備
マット状苗を苗すくい板に載せたままで供給する。この
時、先に供給した苗を後から供給する苗で予備苗載せ台
12Aの他端側に押し進める。すると、苗供給を進める
に伴い、苗が自ずと畦側の予備苗載せ台12Aから他方
の予備苗載せ台12Aに載って行く。両予備苗載せ台1
2Aが満杯になると、両予備苗載せ台12A,12Aを
第2取り付け姿勢に切り換えて、供給した予備苗を運転
座席4の両横側方に分けて貯留するとともに、運転座席
4の上方を開放して運転座席4の使用を可能にする。
尚、この予備苗貯留装置10の場合、予備苗を積み込む
時に予備苗載せ台12Aが位置するレベルよりも、走行
時に予備苗載せ台12Aが位置するレベルの方が低くな
る。このため、予備苗載せ台12Aやこれに貯留してい
る予備苗の重量が極力低レベルに位置して安定する状態
で走行できる。
【0037】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4のい
ずれの発明によってもつぎの効果が得られる。両予備苗
載せ台の一方から他方に予備苗をスライド移送して供給
できることにより、畦と機体との間を移動しなくとも畦
から一方の予備苗載せ台に苗供給するだけで楽に両予備
苗載せ台の全体に苗供給できる。そして、運転座席の両
横側方に分けて苗貯留するものであるから、苗植付装置
の苗載せ台にはその近くから楽に苗補給できるのであ
り、しかも、予備苗載せ台や予備苗を従来よりも機体前
方側に位置させて取り付けたり貯留したりして、機体の
前後重量配分が良くなるとともに機体全長が極力短くな
って運転しやすいようにするこが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植え機全体の側面図
【図2】第1発明による予備苗載せ台の斜視図
【図3】第1発明による予備苗載せ台の平面図
【図4】第1発明による予備苗載せ台の断面図
【図5】第1発明による予備苗載せ台の外側部分の説明
【図6】第2発明による予備苗載せ台の斜視図
【図7】第2発明による予備苗載せ台の平面図
【図8】第3発明による予備苗載せ台の側面図
【図9】第3発明による予備苗載せ台の平面図
【図10】第4発明による予備苗載せ台の後面図
【図11】第4発明による予備苗載せ台の側面図
【図12】第4発明による予備苗載せ台の平面図
【符号の説明】
4 運転座席 7 苗植付装置 12A 予備苗載せ台 12B 苗移送路形成部材 21a 第1苗移送部材 22 第2苗移送部材 24 揺動リンク機構 R 苗移送路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席(4)を有する自走機体の後部
    に苗植付装置(7)を昇降操作自在に連結してある乗用
    型田植え機の予備苗貯留装置であって、 前記運転座席(4)の両横側方に位置する予備苗載せ台
    (12A)、前記運転座席(4)の後方に位置して前記
    一対の予備苗載せ台(12A),(12A)の後端側ど
    うしの間に苗移送路(R)を形成している苗移送路形成
    部材(12B)を備え、 前記苗移送路(R)は、予備マット状苗の一部が前記苗
    移送路(R)から機体前方側にはみ出て前記運転座席
    (4)の上方を通る状態で、かつ、前記苗移送路(R)
    が独自で予備マット状苗の支持を行う状態で予備マット
    状苗を前記両予備苗載せ台(12A),(12A)の一
    方から他方にスライド移送させる苗移送路である乗用型
    田植え機の予備苗貯留装置。
  2. 【請求項2】 運転座席(4)を有する自走機体の後部
    に苗植付装置(7)を昇降操作自在に連結してある乗用
    型田植え機の予備苗貯留装置であって、 前記運転座席(4)の両横側方に位置する予備苗載せ台
    (12A),(12A)、前記運転座席(4)の後方で
    前記両予備苗載せ台(12A),(12A)の後端側ど
    うしの間に位置する第1苗移送部材(21a)、前記運
    転座席(4)の上方に位置する使用姿勢と、前記運転座
    席(4)の上方を開放する格納姿勢とに切替え自在な第
    2苗移送部材(22)を備え、 前記第2苗移送部材(22)を前記使用姿勢に切り替え
    ると、この第2苗移送部材(22)と前記第1苗移送部
    材(21a)とが両部材(22),(21a)の協働に
    より、前記運転座席(4)の上方を通って前記両予備苗
    載せ台(12A),(12A)を接続する苗移送路
    (R)を形成して予備マット状苗を前記両予備苗載せ台
    (12A),(12A)の一方から他方にスライド移送
    することを可能にする乗用型田植え機の予備苗貯留装
    置。
  3. 【請求項3】 運転座席(4)を有する自走機体の後部
    に苗植付装置(7)を昇降操作自在に連結してある乗用
    型田植え機の予備苗貯留装置であって、 左右一対の予備苗載せ台(12A),(12A)を、機
    体側面視で両予備苗載せ台(12A),(12A)の前
    端側が前記運転座席(4)の上方に位置する状態で前記
    自走機体に機体横方向に摺動自在に取り付けて、前記両
    予備苗載せ台(12A),(12A)の機体内端側が前
    記運転座席(4)の上方で互いに寄り合う第1取り付け
    姿勢と、前記両予備苗載せ台(12A),(12A)が
    前記運転座席(4)の両横側方に互いに離れ合って前記
    運転座席(4)の上方を開放する第2取付け姿勢とに摺
    動切り換え可能に構成し、 前記両予備苗載せ台(12A),(12A)を前記第1
    取り付け姿勢に操作すると、前記両予備苗載せ台(12
    A),(12A)の一方から他方に予備マット状苗をス
    ライド移送することが可能になる乗用型田植え機の予備
    苗貯留装置。
  4. 【請求項4】 運転座席(4)を有する自走機体の後部
    に苗植付装置(7)を昇降操作自在に連結してある乗用
    型田植え機の予備苗貯留装置であって、 左右一対の予備苗載せ台(12A),(12A)を、揺
    動リンク機構(24)を介して前記自走機体に昇降およ
    び左右移動自在に支持させて、前記両予備苗載せ台(1
    2A),(12A)の機体内端側が前記運転座席(4)
    の上方で互いに寄り合う第1取り付け姿勢と、前記両予
    備苗載せ台(12A),(12A)が前記運転座席
    (4)の両横側方に互いに離れ合って前記運転座席
    (4)の上方を開放する第2取付け姿勢とに切り換え可
    能に構成し、 前記両予備苗載せ台(12A),(12A)を前記第1
    取り付け姿勢に操作すると、前記両予備苗載せ台(12
    A),(12A)の一方から他方に予備マット状苗をス
    ライド移送することが可能になる乗用型田植え機の予備
    苗貯留装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190054350A (ko) * 2017-11-13 2019-05-22 (주)신풍 육묘판 공급장치

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