JPH1087290A - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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Publication number
JPH1087290A
JPH1087290A JP26260296A JP26260296A JPH1087290A JP H1087290 A JPH1087290 A JP H1087290A JP 26260296 A JP26260296 A JP 26260296A JP 26260296 A JP26260296 A JP 26260296A JP H1087290 A JPH1087290 A JP H1087290A
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JP
Japan
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box
seedling
frame
vehicle body
seedling raising
Prior art date
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Application number
JP26260296A
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English (en)
Inventor
Sadao Suzuki
貞夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1087290A publication Critical patent/JPH1087290A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の載置作業と降ろし作業の容易化、操作
性の向上、作業性の向上、リフト体の利用範囲の拡大。 【解決手段】 走行車輪4を有する走行車体3の上方に
シリンダ16により作動するリンク機構7を介してテー
ブル11を高さ調節自在に設け、該テーブル11はその
上面に全面に渡って左右方向の横軸ローラー21を所定
間隔を置いて並設し、テーブル11の先端は前記走行車
体3の前端よりも前方に突出させて形成したリフト装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフト装置に係るもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、公知公報はないが、床面または床面
に設置したレール上を走行する走行車体の上方位置に、
リンク機構を介して上下動自在にテーブルを設けたリフ
ト装置は、市販されていて公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、走行車
体とテーブルとが略同じ大きさであるから、播種済の育
苗箱等の重い物品の載置作業と降ろし作業が大変である
という課題がある。本発明は、リフト装置において、物
品の載置作業と降ろし作業を容易にしたものである。
【0004】
【発明の目的】物品の載置作業と降ろし作業の容易化、
操作性の向上、作業性の向上、リフト体の利用範囲の拡
大。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行車輪4を
有する走行車体3の上方にシリンダ16により作動する
リンク機構7を介してテーブル11を高さ調節自在に設
け、該テーブル11はその上面に全面に渡って左右方向
の横軸ローラー21を所定間隔を置いて並設し、テーブ
ル11の先端は前記走行車体3の前端よりも前方に突出
させて形成したリフト装置としたものである。本発明
は、前記テーブル11の横軸ローラー21の間には前後
に所定間隔を置いてフォークリフトのフォークが嵌合し
得る前記横軸ローラー21の上面より低い一対の嵌合溝
22を形成したリフト装置としたものである。本発明
は、前記テーブル11の先端にはストッパー26を設け
たリフト装置としたものである。本発明は、前記テーブ
ル11は、前記走行車体3の上方の載置部24と前記走
行車体3より前方に突き出るフォーク部25とにより形
成し、前記フォーク部25は横向き育苗箱Aよりも狭い
左右幅であってかつ少なくとも一個分の横向き育苗箱A
を載置し得る前後長さに形成したリフト装置としたもの
である。本発明は、育苗箱Aを敷設する載置場61に設
けた前後方向の前記レール62上を走行する走行車輪4
を有する走行車体3と、該走行車体3の上方にシリンダ
16により作動するリンク機構7を介して高さ調節自在
に設けられその上面に全面に渡って左右方向の横軸ロー
ラー21を所定間隔を置いて並設したテーブル11とか
らなり、前記テーブル11は、前記走行車体3の上方の
載置部24と前記走行車体3より前方に突き出るフォー
ク部25とにより形成し、前記フォーク部25は前記レ
ール62上に別途設けられている該レール62の左右両
側育苗箱Aを敷設する育苗箱並列装置60の育苗箱供給
装置30の段積育苗箱Aを受け入れる左右一対の育苗箱
支持体40よりも狭い左右幅であってかつ少なくとも一
個分の横向き育苗箱Aを載置し得る前後長さに形成した
リフト装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
はリフト装置であり、左右一対のチャンネル形状のレー
ルフレーム2を有する走行車体3の下方に走行車輪4を
設ける。5は前記レールフレーム2を連結する連結杆、
6は前記走行車体3の後部に設けたハンドルである。前
記走行車体3にはリンク機構7を設ける。8はリンク機
構7の左右一対のリンク杆であり、前後のリンク杆8の
いずれか一方(後側)の下端は前記走行車体3側に軸9
により回動自在に軸着し、前後のリンク杆8のいずれか
他方(前側)の下端には案内ローラー10を取付け、案
内ローラー10を前記レールフレーム2に嵌合させる。
リンク機構7の上方にはテーブル11を設ける。テーブ
ル11の下面にチャンネル形状の上部案内レール12を
設ける。前記前後のリンク杆8のいずれか一方(後側)
の上端を軸13により前記上部案内レール12に回動自
在に軸着し、前後のリンク杆8のいずれか他方(前側)
の上端には上部案内ローラー14を取付け、上部案内ロ
ーラー14を前記上部案内レール12に嵌合させる。前
記リンク機構7の左右のリンク杆8には横杆15の両端
部を取付け、横杆15にはシリンダ16のロッド17を
取付け、シリンダ16の下部を前記走行車体3側に取付
ける。図示は省略するが、シリンダ16の近傍にポンプ
を設け、ポンプとシリンダ16とを任意の連結手段によ
り接続し、ポンプには足で操作可能な足踏み式作動レバ
ー18を設け、足踏み式作動レバー18を操作すると、
シリンダ16のロッドロッド17を伸長させる。また、
図示は省略するが、前記ポンプにはハンドル6に設けた
解除レバー19を接続し、解除レバー19を操作する
と、シリンダ16のロッド17が縮小する。実施例で
は、解除レバー19を操作すると、テーブル11の自重
で下降し、ロッド17も縮小する。なお、前記シリンダ
16とポンプの関係は、足踏み式作動レバー18と解除
レバー19により伸縮させれば構成は任意であり、シリ
ンダ16は油圧式、エア式いずれでもよく、油タンク等
との接続回路は公知手段により、本願の要件ではない。
【0007】しかして、前記テーブル11は、任意の形
状の枠体20の上面に左右方向の横軸ローラー21を所
定間隔を置いて並設して形成し、前記横軸ローラー21
の間の枠体20には公知のフォークリフトのフォークが
嵌合し得る嵌合溝22を形成する。23は補強用横杆で
ある。前記枠体20は所望の前後長さを有して形成する
が、段積育苗箱Aを載置し得る幅と長さを有する載置部
24の前側に前記走行車体3の前端よりも前方に突き出
させてフォーク部25に形成し、フォーク部25も段積
育苗箱Aを載置し得る幅と長さを有して形成する。この
場合、フォーク部25は育苗箱Aの長辺となる左右幅よ
りも狭く、かつ、段積育苗箱Aを一列載置できればよい
が、前記載置部24の長さは問わない。フォーク部25
の先端には育苗箱Aのストッパー26を設ける。ストッ
パー26は育苗箱Aを停止させ得る作用位置と育苗箱A
に当接しない退避位置とに切り替わるように構成する。
【0008】この場合、前記フォーク部25に段積育苗
箱Aを移動させると、前後重量バランスが崩れて前側に
傾斜するが、これを防止するために、所望位置に設けた
支持体27に係合するバランス体28を設ける。なお、
所謂重りによって重量バランスを修正してもよい。しか
して、図3以降に示す、育苗箱供給装置30は、前記リ
フト装置1の使用例の一例であり、物品である段積育苗
箱Aの運搬先である。育苗箱供給装置30は、四角枠形
状で前記育苗箱Aが上下に通過できる底抜け状態のフレ
ーム体31を有し、フレーム体31の上方には段積育苗
箱Aを供給し得る段積空間を形成する。前記フレーム体
31には上方に起立するチャンネル形状のチャンネルフ
レーム32、32をそれぞれの溝が対峙するように設
け、各チャンネルフレーム32には上下移動する移動枠
体33の縦枠34または縦枠34に設けたローラー35
を嵌合させる。ローラー35はチャンネルフレーム32
の前後の内面および内側側面に当接する。縦枠34の上
部には上部横枠36の両端を固定し、上部横枠36の左
右両側には左右一対の前後方向の軸筒37の前端を当接
させて軸38により回転のみ自在に所謂片持ち状態に軸
装する。軸筒37には、平面視前記フレーム体31の前
後中間に位置するように下方に突き出る支持アーム39
の上端を固定する。支持アーム39の下部には内側に突
き出るように屈曲させて、育苗箱支持体40を設ける。
前記軸筒37には左右方向の回動アーム41の基部を固
定する。
【0009】各回動アーム41の先端は左右方向の中央
側に位置するようにそれぞれ配置し、該先端部には前方
に突き出るように係合軸42を設ける。また、前記移動
枠体33の上部横枠36には移動枠体支持部43を設け
る。係合軸42の上方には平板状の上下移動係合板44
を設け、上下移動係合板44の上面に移動枠体支持部4
3を載置する。上下移動係合板44は上下方向の外周に
ラック溝45を形成した上下移動軸46の上部に固定す
る。上下移動軸46はギヤボックス47内を上下に貫通
するように軸装し、ギヤボックス47内に設けたピニオ
ンギヤを前記ラック溝45に噛み合せ、ギヤボックス4
7には前記ピニオンギヤを回転させるモーター48を設
ける。したがって、モーター48が停止すると、前記上
下移動軸46は停止し、モーター48の正逆転により上
下する。48a はモーター48を取付けるモーター取付
横杆である。
【0010】前記移動枠体33には所定高さ位置(最下
段の育苗箱Aを離す位置)にて移動枠体33の下部横枠
57の下面に当接するストッパー49を設ける。移動枠
体33はその下面がストッパー49に当接すると、下動
が停止し、この後に更にモーター48により上下移動係
合板44を下降させて係合軸42を下方に押すと、支持
アーム39の育苗箱支持体40は外側に開いて退避状態
になり、反対に、上下移動係合板44により移動枠体支
持部43を介して移動枠体33を支持すると、支持アー
ム39の育苗箱支持体40は閉じて支持状態になる。5
0は前記係合軸42と係合軸42の間に設けた支持アー
ム39が閉じる方向に付勢するバネである。しかして、
前記支持アーム39には、外方に突き出るタイマー板5
1を支持アーム39に対して上下位置調節自在に取付け
る。タイマー板51は平板状に形成し、タイマー板51
には左右方向に長い係合孔52を形成する。前記フレー
ム体31の左右側には、前記係合孔52に挿通係合する
タイマー縦軸53を設ける。タイマー縦軸53は取付枠
54に常時上方にバネ55により突き出すと共に、タイ
マー板51の下面が当接すると下降するように構成す
る。56はストッパーピンである。
【0011】そして、タイマー縦軸53は、通常はスト
ッパーピン56が取付枠54に当たるまで常時上方に突
出し、支持アーム39が育苗箱Aの支持状態のときは係
合孔52から外れた下方に位置し、次に支持アーム39
が育苗箱Aの支持状態のままで下降するとタイマー板5
1の下面に当接してそのまま下方に引っ込み、育苗箱支
持体40が育苗箱Aより退避すると、係合孔52がタイ
マー縦軸53の上方に臨んで下方より挿通して係合して
支持アーム39を退避状態に保持し、育苗箱支持体40
が下から2段目の育苗箱Aに係合する位置になると、タ
イマー縦軸53が係合孔52より抜けるように配置構成
する。したがって、タイマー板51を支持アーム39の
下部に位置させると、支持アーム39が相当に上昇しな
いと育苗箱支持体40は閉じないことになり、厚さの厚
い育苗箱Aの場合はタイマー板51は下方に位置させる
ことになる。反対に、タイマー板51を支持アーム39
の上部に位置させると、支持アーム39が上昇するとす
ぐに育苗箱支持体40が閉じることになり、厚さの薄い
育苗箱Aの場合タイマー板51は上方に位置させること
になる。
【0012】また、前記育苗箱支持体40は、正面視フ
レーム体31より上方に位置して、前記リフト装置1の
フォーク部25が段積育苗箱Aを挿入載置し得る高さに
て待機し、また、フレーム体31よりも下方にて段積育
苗箱Aを一枚ずつ供給する。この場合、前記モーター4
8の回転を制御することにより待機位置と供給位置の高
さを調節でき、図示は省略するがセンサを上下2か所に
設けて、前記移動枠体33の高さを検出して制御してい
る。図中、58は育苗箱Aの側面に当接又は近傍に位置
する案内ガイドであり、前記フレーム体31に位置調節
自在に取付ける。しかして、前記育苗箱供給装置30の
使用例の一例である育苗箱並列装置60について説明す
る。61は育苗箱Aを並べる載置場であり、所定の広さ
を有していればよく、室内外を問わないが、好適にはビ
ニールハウス内である。載置場61には前後方向のレー
ル62を敷設し、レール62上には前記育苗箱並列装置
60の走行枠体63を走行可能に載置する。走行枠体6
3は、レール62の左右両側に複数育苗箱Aを敷設させ
る敷設スペースの上方に位置するように車体横枠64と
車体側部枠65により平面視長四角形状に形成し、前記
車体横枠64および車体側部枠65により包囲された枠
内は底抜け形状に形成する。
【0013】前記走行枠体63には、該走行枠体63に
対して長さ方向(左右方向)に移動する載置移動枠66
を設ける。載置移動枠66は、該載置移動枠66の上面
に複数の育苗箱Aを摺動自在に載置可能に構成する。前
記左右の車体側部枠65には、上下一対の角形状の案内
レール67、67の両端部を固定し、前記上下の案内レ
ール67の間に移動ローラー71を嵌合させる。前記載
置移動枠66の下面にはラック(実施例ではチエン)6
8を全長に亘って設け(図16、図17)、ラック68
に走行枠体63側に設けた正逆転自在のピニオン69を
噛み合わせ、ピニオン69は枠移動用モータ70により
回転させる。しかして、走行枠体63の上方位置には、
前記育苗箱供給装置30を設け、育苗箱供給装置30の
左右両側位置には移動する載置移動枠66に対して育苗
箱Aの移動を停止させるストッパー74を設ける。即
ち、載置移動枠66上に全長に亘って育苗箱Aを載置
し、この状態で、載置移動枠66上の育苗箱Aをストッ
パー74より不動状態にしてから、載置移動枠66を移
動させると、端側の載置移動枠66上の育苗箱Aが順に
落下して並列させるのである。
【0014】ストッパー74は載置移動枠66の上方の
育苗箱供給装置30のフレーム体31の一方側側面75
と他方側側面76の下方に載置移動枠66は通過するが
育苗箱Aは通過できないように構成すればよく、育苗箱
Aの移動に合わせて上下に移動させる構成でもよいが、
実施例では、一方側側面75および他方側側面76の下
部側面にブラケット77を固定し、ブラケット77にス
トッパー74の上部を軸78により軸着し、前記載置移
動枠66が育苗箱Aを移送する往路では育苗箱Aの端面
が当接すると上方回動して退避するが、育苗箱Aを降ろ
す復路ではストッパー74の内面側が一方側側面75お
よび他方側側面76の下部側面に当接して回動せず、こ
のストッパー74に育苗箱Aの端面が当接して載置移動
枠66に対して不動状態にして堰き止めるように構成す
る(図20、図22)。また、育苗箱Aの形状によって
は、前記ストッパー74の幅を大にして育苗箱Aの側壁
に載って退避するように構成する(図21)。この場
合、育苗箱Aを左右方向にして収容する育苗箱供給装置
30の幅はレール62の幅より間隔Lだけ大であるか
ら、育苗箱供給装置30を中央に固定させて載置移動枠
66に育苗箱Aを供給すると、正面視育苗箱供給装置3
0の左右のストッパー74はレール62より間隔Lの半
分の距離だけ離れたところに位置することになって、レ
ール62の近傍に載置できず、載置スペースを有効利用
できない。そこで、前記育苗箱供給装置30は走行枠体
63に対して左右方向に移動可能に設け、レール62の
可及的近傍位置にも育苗箱Aを載置できるようにしてい
る。育苗箱供給装置30は、前記フレーム体31の下方
にそれぞれ前記走行枠体63の前後の車体横枠64の上
方に位置するように案内走行ローラー78a を設け、該
案内走行ローラー78a を走行枠体63の車体横枠64
上に載置して左右方向に移動可能に設ける。
【0015】そして、育苗箱供給装置30は載置移動枠
66の移動方向側に寄せ、図22イでは前記リフト装置
1により段積育苗箱Aを供給するために一方側から他方
側に移動させる途中の中央状態を示しており、図22ロ
ではレール62から間隔Lだけ右側に寄せ、図22チで
は間隔Lだけ左側に寄せ、ストッパー74を右側のレー
ル62の略上方に位置させ、右側のレール62の近傍に
育苗箱Aを載置する。したがって、レール62より前記
間隔Lだけ左右方向の外側に位置した前記走行枠体63
の車体横枠64の上面には、前記育苗箱供給装置30の
移動を停止させる移動停止用突起79を設ける。移動停
止用突起79は一方側側面75および他方側側面76の
下部側面が当接するように設ける。この場合、前記育苗
箱供給装置30は、一方側または他方側に寄った位置で
のみ育苗箱Aを供給し、その中間位置では供給しないよ
うに構成する。また、載置移動枠66の移動は、間欠的
に1箱分移動するように構成している。
【0016】しかして、載置移動枠66の左右両側に
は、載置移動枠66より載置面(地面、床面等)に降ろ
すときに、落下の衝撃を緩和させる衝撃緩和用回動部材
80を設ける。衝撃緩和用回動部材80は前記載置移動
枠66の端部に設けた軸受81に軸82により軸着す
る。前後の衝撃緩和用回動部材80は連結杆83により
連結し、衝撃緩和用回動部材80と載置移動枠66の間
にバネ84を設ける。衝撃緩和用回動部材80は育苗箱
Aの自重で下方回動して育苗箱Aの載置の際の衝撃を吸
収して育苗箱A内の土や種子の飛散を防止し、このと
き、バネ84により軸82を死点として支持位置と降ろ
し位置とに軸82を死点としていわゆる死点越えして保
持する。また、載置移動枠66の移動により前記走行枠
体63側に設けた突起85に衝撃緩和用回動部材80の
下面が当接することによって元の位置に戻ると、該ネッ
ト上に育苗箱Aを載置するとき、ネットに引っ掛かるの
を防止する。86は走行枠体63の車輪、87は走行用
モータ、88は前記走行車輪86に設けた歯車、89は
走行用モータの回転軸に設けた歯車、90は歯車88と
歯車89の間に掛け回したチエン、91は支持転輪であ
る。
【0017】
【作用】次に作用を述べる。 (リフト装置の作用)物品をテーブル11の横軸ローラ
ー21の載置部24上に載置し、この状態で、所望位置
にまで走行させて運搬し、次に、足踏み式作動レバー1
8または解除レバー19を操作してリンク機構7を作動
させて、テーブル11の高さを物品を降ろす台等の高さ
に合わせ、次に、ストッパー26を退避させて物品を後
方より押すと、物品を台等の所望位置に降ろせる。この
場合、テーブル11には、横軸ローラー21を所定間隔
を置いて並設し、横軸ローラー21の間には嵌合溝22
を設けているから、重い物品であってもフォークリフト
によりテーブル11の横軸ローラー21に載せ、この状
態で、嵌合溝22からフォークを引き抜くことができ、
物品の載置作業を頗る容易にする。また、テーブル11
には横軸ローラー21を所定間隔を置いて並設している
から、重い物品でもテーブル11上を移動させるのが容
易で、降ろすのが容易となる。また、テーブル11の先
端にはストッパー26を設けているので、 物品を前方に
押しても落とすことはない。また、前記テーブル11の
フォーク部25の下方には、走行車体3の前側部を設け
ず、オーバーハング状に形成しているから、荷台等へ物
品を載置するとき、走行車体3が邪魔することがなく、
容易となる。また、テーブル11の上下操作は、足踏み
式作動レバー18と解除レバー19により行えるので、
頗る容易である。
【0018】(育苗箱供給装置および敷設装置への利
用)ビニールハウスより外側に伸びた前後方向のレール
62にリフト装置1の走行車輪4を載せ、この状態で、
段積育苗箱Aをフォークリフトにより持ち上げ、フォー
クを横軸ローラー21の間の嵌合溝22に合わせて降ろ
し、テーブル11の横軸ローラー21上に段積育苗箱A
を載せ、次にフォークを嵌合溝22より抜くと、段積育
苗箱Aの載置が終了する。この状態で、走行車体3をレ
ール62上を走行させると、テーブル11のフォーク部
25が育苗箱供給装置30の左右の育苗箱支持体40の
間に臨むから、この状態で、足踏み式作動レバー18ま
たは解除レバー19を操作して段積育苗箱Aの底面が育
苗箱支持体40の上方に位置するようにし、更に走行車
体3を前進させ、次に、育苗箱供給装置30側に設けた
支持体27に走行車体3の前側に設けたバランス体28
を載せ、次に、載置部24の上の段積育苗箱Aをフォー
ク部25に向けて押すと、段積育苗箱Aはストッパー2
6に当接して移動を停止し、段積育苗箱Aは育苗箱供給
装置30の段積収容空間に位置する。
【0019】次に、解除レバー19を操作して、テーブ
ル11を下降させると、段積育苗箱Aのうち最下段の育
苗箱Aの下面が育苗箱支持体40に係合し、更に、テー
ブル11を下げると、テーブル11を後方に引き抜くこ
とができ、段積育苗箱Aの供給が頗る容易となる。この
場合、リフト装置1はテーブル11をオーバーハング状
に形成しているから、育苗箱供給装置30のフレーム体
31が邪魔にならずに、供給が容易となる。また、テー
ブル11は育苗箱Aの左右幅より狭く形成しているか
ら、左右の育苗箱支持体40の間に容易に挿入できる。
また、リフト装置1は走行車体3の走行車輪4を載置場
61のレール62上に載せているので、後述する育苗箱
並列装置60に対して育苗箱供給装置30を位置決めし
てあると、走行車体3を前進させるだけで、フォーク部
25を育苗箱支持体40間に挿入できる。また、育苗箱
供給装置30の育苗箱支持体40は、片持ち構造の軸筒
37に固定した支持アーム39の下部に設けているか
ら、育苗箱供給装置30の後側は開放され、一層リフト
装置1による供給が容易である。また、育苗箱支持体4
0はフレーム体31より上方位置にて待機し、段積育苗
箱Aを供給してもテーブル11のフォーク部25はフレ
ーム体31とは干渉せずに引き抜ける。
【0020】しかして、育苗箱供給装置30は育苗箱並
列装置60の走行枠体63に設けられ、走行枠体63は
ビニールハウス内に設けた載置場61の前後方向のレー
ル62には走行可能に載せてあり、育苗箱供給装置30
とレール62の関係は、育苗箱供給装置30は平面視一
個の育苗箱Aを収容する面積を有する育苗箱供給空間を
形成しているから、育苗箱供給装置30はレール62の
間隔より間隔Lだけ長く形成していることになり、フレ
ーム体31の上方の段積空間内に育苗箱Aが段積状態に
して供給されると、図22イに示したように、育苗箱供
給装置30を、載置移動枠66が右側に移動するので間
隔Lだけ右側に寄せ(図22ロ)、所定位置になると育
苗箱供給装置30の他方側側面76の下部側面が移動停
止用突起79に当接して横移動が停止する。この状態で
モーター48に通電され、ギヤボックス47内のピニオ
ンギヤをモーター48により回転させ、ピニオンギヤは
上下移動軸46のラック溝45に噛み合って、上下移動
軸46を下降させ、上下移動軸46は上下移動係合板4
4を下降させ、上下移動係合板44により移動枠体支持
部43を介して支持されている移動枠体33が下降し、
移動枠体33の下降により左右の支持アーム39全体が
下降する。
【0021】即ち、育苗箱支持体40に掛かる荷重は、
支持アーム39を外側に回動させるように作用し、これ
により係合軸42が上昇するように作用し、係合軸42
の上方には上下移動軸46に設けた上下移動係合板44
があるので、係合軸42は上下移動係合板44の下面に
当接して不動状態であり、支持アーム39は開かずに、
この状態が保持される。なお、このとき、係合軸42と
係合軸42の間にはバネ50が設けられているから、支
持アーム39の支持状態を一層確実に保持する。次に、
最下段の育苗箱Aが後述する育苗箱並列装置60の載置
移動枠66上に載置されると、移動枠体33がストッパ
ー49に当接して、移動枠体33の下動を停止させ、移
動枠体支持部43は上部横枠36より下方に離れ、更に
上下移動軸46は下降して、上下移動係合板44が係合
軸42を上方から押すので、係合軸42は軸38中心に
下方回動し、支持アーム39は軸38中心に外側回動
し、支持アーム39の育苗箱支持体40は最下段の育苗
箱Aの下面(実施例では育苗箱Aの鍔部)より退避す
る。また、前記タイマー板51は、支持アーム39の下
降によりタイマー縦軸53の上端面に当接し、タイマー
縦軸53はそのままバネ55の弾力に抗して下降する。
そして、支持アーム39の育苗箱支持体40が外側に開
くと、タイマー板51の係合孔52がタイマー縦軸53
の上方に臨み、タイマー縦軸53はバネ55の弾力によ
り係合孔52内を通って上方に突出する。
【0022】しかして、タイマー縦軸53が係合孔52
に係合すると、モーター48を逆回転させ、上下移動軸
46は上動し、上下移動係合板44は移動枠体33の移
動枠体支持部43の下面に当接して上動させるが、前記
したように、タイマー縦軸53はバネ55の弾力により
係合孔52内を上方に突出しているから、育苗箱支持体
40が退避状態のまま支持アーム39は上動する。次
に、支持アーム39の育苗箱支持体40が下から2段目
の育苗箱Aの横に位置すると、タイマー縦軸53の上端
は係合孔52より外れ、支持アーム39はバネ50の弾
力(支持アーム39の自重等の他の要因もあるが)によ
り閉じて、育苗箱支持体40が下から2段目の育苗箱A
に係合し、そのまま最下段の育苗箱Aを除いて段積育苗
箱Aを持ち上げる。最下段の育苗箱Aは載置移動枠66
上に載置され、この状態では、左側に載置移動枠66が
位置しているので、枠移動用モータ70を正転させて載
置移動枠66を右側に向けて移動させ、載置移動枠66
の右側の育苗箱A1箱分の載置スペースが育苗箱供給装
置30の下方に位置すると、枠移動用モータ70を停止
させ、次に、次に供給用モータ48に通電して前記した
ように育苗箱供給装置30により一枚だけ育苗箱Aを供
給する(図22ロ)。再び、枠移動用モータ70を正転
させて載置移動枠66を右側に向けて1箱分移動させる
と(図22ハ)、載置移動枠66の1箱分の載置スペー
スが育苗箱供給装置30の下方に位置するので、枠移動
用モータ70を停止させ、次にモーター48に通電して
右側に位置する育苗箱供給装置30により育苗箱Aを供
給し(図22ハ)、これを反復すると(図22ニ、
ホ)、載置移動枠66全長に亘って育苗箱Aが載置され
る(図22ヘ)。
【0023】しかして、この状態で、まず、育苗箱供給
装置30を左側に移動させると、一番内側の育苗箱Aの
上面に位置していた退避状態のストッパー74が、育苗
箱Aの端面を過ぎると起立状態に回動して右側のレール
62の略上に位置する(図22ト)。次に、枠移動用モ
ータ70を逆転させて、載置移動枠66の左端に育苗箱
A1箱分の載置スペースが開くと、この載置スペースは
左側に寄っている育苗箱供給装置30の下方に位置し
て、枠移動用モータ70を停止させ、次に、次にモータ
ー48に通電して育苗箱供給装置30により一枚だけ育
苗箱Aを供給する(図22チ)。このとき、ストッパー
74より右側にある育苗箱Aの左端面は、ストッパー7
4に当接しているから、載置移動枠66が左側に移動す
ると、載置移動枠66のみが移動し、他方側側面76に
設けたストッパー74に内側の育苗箱Aが当接して不動
状態になり、このストッパー74により堰き止められた
育苗箱Aに隣接する育苗箱Aが当接して全体の育苗箱A
が堰き止められて載置移動枠66に対して不動状態にな
り、左側に1箱分の載置スペースが開くまで移動する
と、右側の1箱の育苗箱Aが落下して載置される(図2
2チ)。再び、載置移動枠66を1箱分左側に移動させ
ると、右側の育苗箱Aが落下し(図22リ)、左側の載
置移動枠66のスペースが育苗箱供給装置30の下方に
臨むので、育苗箱Aを供給し(図22リ)、これを反復
すると(図22ヌ、ル、オ、ワ)、載置移動枠66を左
側に移動させて育苗箱Aを供給しながら、レール62の
右側の載置場61に育苗箱Aを載置する。
【0024】次に、図示は省略するが、育苗箱供給装置
30を右側に移動させ、載置移動枠66を右側に向けて
移動させると、1列目の育苗箱並列作業が終わり、右側
に移動した載置移動枠66上には次の育苗箱Aが供給さ
れ、この状態で、走行枠体63を前進させ、前記作動を
反復することにより、2列目以降の育苗箱並列作業を行
い、中央のレール62の左右両側に育苗箱Aを並列させ
ることができる。したがって、載置移動枠66がレール
62の左右いずれか一方側から他方側に移動する際、一
方側に載置移動枠66上の育苗箱Aを降ろし(1列目の
初回は除く)、載置移動枠66上に新規に育苗箱Aを供
給するから、作業効率を向上させる、即ち、作業初期の
一列目に限っては、載置移動枠66上に育苗箱Aを供給
するために載置移動枠66を移動させる必要があるが、
二列目のときには既に載置移動枠66上に育苗箱Aを供
給済となって、すこぶる作業効率を向上させる。
【0025】また、載置移動枠66の移動は、間欠的に
1箱分移動するように構成しているから、載置移動枠6
6から載置場61への載置と、載置移動枠66への育苗
箱Aの供給を同時にするとき、円滑かつ確実にできる。
即ち、育苗箱供給装置30から載置移動枠66に育苗箱
Aを供給するとき、載置移動枠66は停止しているの
で、載置移動枠66に対して育苗箱Aがずれるのを防止
し、床に載置するのも円滑になる。しかして、育苗箱供
給装置30は走行枠体63に対して左右方向に移動自在
に設け、かつ、レール62の幅より大なる育苗箱供給装
置30の幅との差である間隔Lだけ左右に移動するよう
に設けているから、育苗箱供給装置30を左右に移動さ
せると、育苗箱供給装置30に設けた左右のストッパー
74のそれぞれは左右のレール62の略上に位置するこ
とになり、載置移動枠66上の一番内側の育苗箱Aはレ
ール62の近傍に載置できる。
【0026】なお、前記育苗箱供給装置30は実施例で
は、手動操作により育苗箱供給装置30を左右に移動位
置切替しているが、モータを使用してもよい。しかし
て、前記育苗箱供給装置30は、フレーム体31側に設
けたストッパー49の高さを変更すると、支持アーム3
9の開く高さを変更でき、載置移動枠66の高さに合わ
せられる。また、支持アーム39に対してタイマー板5
1を上下自在に取付けているので、タイマー板51を上
下させると、係合孔52からタイマー縦軸53が抜ける
高さを代えることができ、厚さの相違する育苗箱Aでも
供給でき、厚さの薄いときはタイマー板51を高くし、
厚さの厚いときはタイマー板51を低くする。
【0027】
【発明の効果】本発明は、走行車輪4を有する走行車体
3の上方にシリンダ16により作動するリンク機構7を
介してテーブル11を高さ調節自在に設け、該テーブル
11はその上面に全面に渡って左右方向の横軸ローラー
21を所定間隔を置いて並設し、テーブル11の先端は
前記走行車体3の前端よりも前方に突出させて形成した
リフト装置としたものであるから、重い物品(育苗箱
A)でもテーブル11上を移動させるのが容易で、降ろ
すのが容易となり、オーバーハング状に形成しているか
ら、荷台等へ物品を載置するとき、走行車体3が邪魔す
ることがなく、容易にできる効果を奏する。本発明は、
前記テーブル11の横軸ローラー21の間には前後に所
定間隔を置いてフォークリフトのフォークが嵌合し得る
前記横軸ローラー21の上面より低い一対の嵌合溝22
を形成したリフト装置としたものであるから、重い物品
であってもフォークリフトによりテーブル11の横軸ロ
ーラー21に載せ、この状態で、嵌合溝22からフォー
クを引き抜くことができ、物品の載置作業を頗る容易に
できる効果を奏する。本発明は、前記テーブル11の先
端にはストッパー26を設けたリフト装置としたもので
あるから、重い物品(育苗箱A)をテーブル11上を移
動させるとき、物品が落下するのを防止して、作業を容
易にできる効果を奏する。本発明は、前記テーブル11
は、前記走行車体3の上方の載置部24と前記走行車体
3より前方に突き出るフォーク部25とにより形成し、
前記フォーク部25は横向き育苗箱Aよりも狭い左右幅
であってかつ少なくとも一個分の横向き育苗箱Aを載置
し得る前後長さに形成したリフト装置としたものである
から、フォーク部25に横向きにして段積育苗箱Aを載
置できるので、育苗箱供給装置等に育苗箱を供給するの
が容易にできる効果を奏する。本発明は、育苗箱Aを敷
設する載置場61に設けた前後方向の前記レール62上
を走行する走行車輪4を有する走行車体3と、該走行車
体3の上方にシリンダ16により作動するリンク機構7
を介して高さ調節自在に設けられその上面に全面に渡っ
て左右方向の横軸ローラー21を所定間隔を置いて並設
したテーブル11とからなり、前記テーブル11は、前
記走行車体3の上方の載置部24と前記走行車体3より
前方に突き出るフォーク部25とにより形成し、前記フ
ォーク部25は前記レール62上に別途設けられている
該レール62の左右両側育苗箱Aを敷設する育苗箱並列
装置60の育苗箱供給装置30の段積育苗箱Aを受け入
れる左右一対の育苗箱支持体40よりも狭い左右幅であ
ってかつ少なくとも一個分の横向き育苗箱Aを載置し得
る前後長さに形成したリフト装置としたものであるか
ら、載置場61のレール62上を走行できるので、敷設
現場にある育苗箱並列装置60の育苗箱供給装置30に
育苗箱を供給する作業を頗る容易にできる。また、該走
行車体3の上方にシリンダ16により作動するリンク機
構7を介して高さ調節自在に設けられその上面に全面に
渡って左右方向の横軸ローラー21を所定間隔を置いて
並設したテーブル11としているから、高さ調節できる
ので、育苗箱の供給が容易であり、特に、育苗箱支持体
に支持させた状態で、下から抜けるので、合理的な作業
ができ、横軸ローラー21により重い播種済の育苗箱で
も移動が容易にできる効果を奏する。また、前記テーブ
ル11は、前記走行車体3の上方の載置部24と前記走
行車体3より前方に突き出るフォーク部25とにより形
成しているから、走行中の重量バランスを良好にして走
行を安定させると共に、育苗箱を移すときに走行車体3
が邪魔にならず、作業性および操作性を向上させること
ができる効果を奏する。また、前記フォーク部25は前
記レール62上に別途設けられている該レール62の左
右両側育苗箱Aを敷設する育苗箱並列装置60の育苗箱
供給装置30の段積育苗箱Aを受け入れる左右一対の育
苗箱支持体40よりも狭い左右幅であってかつ少なくと
も一個分の横向き育苗箱Aを載置し得る前後長さに形成
したリフト装置としたものであるから、育苗箱供給装置
30への段積育苗箱の供給を簡単にできる効果を奏す
る。なお、上記説明中、上下前後左右等の方向の表現
は、理解を容易にするためのものであり、これにより要
旨が限定されるものではなく、また、一部の図面では構
成が相違していることもあるが、いずれも実施例であ
り、どの構成でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リフト装置の側面図。
【図2】 同平面図。
【図3】 同一使用例の斜視図。
【図4】 育苗箱供給装置の斜視図。
【図5】 育苗箱供給装置の組立状態斜視図。
【図6】 同平面図。
【図7】 待機状態の正面図。
【図8】 最下段の育苗箱を離す状態の正面図。
【図9】 同支持アームが退避位置に回動した状態の
正面図。
【図10】 上下移動係合板44が上昇した状態の正面
図。
【図11】 育苗箱支持体が下から2段目の育苗箱の側
部に位置した状態の正面図。
【図12】 育苗箱支持体が下から2段目の育苗箱に係
合した状態の正面図。
【図13】 最下段の育苗箱が移動可能状態になった正
面図。
【図14】 育苗箱並列装置の斜視図。
【図15】 同概略背面図。
【図16】 同走行枠体および載置移動枠の概略縦断側
面図。
【図17】 走行枠体および載置移動枠の一部平面図。
【図18】 走行枠体および載置移動枠の一部斜視図。
【図19】 衝撃緩和用回動部材の側面図。
【図20】 ストッパーの斜視図。
【図21】 ストッパーの第2実施例図。
【図22】 正面から見た並列状態説明図。
【図23】 正面から見た衝撃緩和用回動部材の作用状
態説明図。
【図24】 平面から見た並列状態説明図。
【符号の説明】
1…リフト装置、2…レールフレーム、3…走行車体、
4…走行車輪、5…連結杆、6…ハンドル、7…リンク
機構、8…リンク杆、9…軸、10…案内ローラー、1
1…テーブル、12…上部案内レール、13…軸、14
…上部案内ローラー、15…横杆、16…シリンダ、1
7…ロッド、18…足踏み式作動レバー、19…解除レ
バー、20…枠体、21…横軸ローラー、22…嵌合
溝、23…補強用横杆、24…載置部、25…フォーク
部、26…ストッパー、27…支持体、31…フレーム
体、32…移動枠体、34…縦枠、35…ローラー、3
6…上部横枠、37…軸筒、38…軸、39…支持アー
ム、40…育苗箱支持体、41…回動アーム、42…係
合軸、43…移動枠体支持部、44…上下移動係合板、
45…ラック溝、46…上下移動軸、47…ギヤボック
ス、48…モーター、49…ストッパー、50…バネ、
51…タイマー板、52…係合孔、53…タイマー縦
軸、54…取付枠、55…バネ、56…ストッパーピ
ン、57…下部横枠、58…案内ガイド、60…育苗箱
並列装置、61…載置場、62…レール、63…走行枠
体、64…前後枠、65…側部枠、66…載置移動枠、
68…ラック、69…ピニオン、70…枠移動用モー
タ、71…移動ローラー、74…ストッパー、75…一
方側側面、76…他方側側面、77…ブラケット、78
…軸、78a …案内走行ローラー、79…移動停止用突
起、80…衝撃緩和用回動部材、81…突片、82…
軸、83…連結杆、84…バネ、85…突起、86…車
輪。
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図20】
【図3】
【図4】
【図15】
【図22】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図21】
【図11】
【図12】
【図16】
【図13】
【図14】
【図17】
【図18】
【図19】
【図23】
【図24】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輪4を有する走行車体3の上方に
    シリンダ16により作動するリンク機構7を介してテー
    ブル11を高さ調節自在に設け、該テーブル11はその
    上面に全面に渡って左右方向の横軸ローラー21を所定
    間隔を置いて並設し、テーブル11の先端は前記走行車
    体3の前端よりも前方に突出させて形成したリフト装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記テーブル11の
    横軸ローラー21の間には前後に所定間隔を置いてフォ
    ークリフトのフォークが嵌合し得る前記横軸ローラー2
    1の上面より低い一対の嵌合溝22を形成したリフト装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    テーブル11の先端にはストッパー26を設けたリフト
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    において、前記テーブル11は、前記走行車体3の上方
    の載置部24と前記走行車体3より前方に突き出るフォ
    ーク部25とにより形成し、前記フォーク部25は横向
    き育苗箱Aよりも狭い左右幅であってかつ少なくとも一
    個分の横向き育苗箱Aを載置し得る前後長さに形成した
    リフト装置。
  5. 【請求項5】 育苗箱Aを敷設する載置場61に設けた
    前後方向の前記レール62上を走行する走行車輪4を有
    する走行車体3と、該走行車体3の上方にシリンダ16
    により作動するリンク機構7を介して高さ調節自在に設
    けられその上面に全面に渡って左右方向の横軸ローラー
    21を所定間隔を置いて並設したテーブル11とからな
    り、前記テーブル11は、前記走行車体3の上方の載置
    部24と前記走行車体3より前方に突き出るフォーク部
    25とにより形成し、前記フォーク部25は前記レール
    62上に別途設けられている該レール62の左右両側育
    苗箱Aを敷設する育苗箱並列装置60の育苗箱供給装置
    30の段積育苗箱Aを受け入れる左右一対の育苗箱支持
    体40よりも狭い左右幅であってかつ少なくとも一個分
    の横向き育苗箱Aを載置し得る前後長さに形成したリフ
    ト装置。
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