JP2005245353A - 育苗箱処理施設 - Google Patents

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【課題】 積み重ねられた育苗箱の上部又は下部から、育苗箱を取り出して台車の棚部に移す育苗箱処理施設において、育苗箱が台車の棚部に移される際、育苗箱に大きな衝撃が掛からないように構成する。
【解決手段】 育苗箱分離機構3によって取り出された育苗箱1が支持部4に受け取られて、育苗箱1を支持した支持部4が台車5の所望の棚部5aの位置に位置するように、昇降機構16を作動させる。育苗箱1を支持した支持部4が台車5の所望の棚部5aの位置に位置した状態で、昇降機構16が前方に移動し、支持部4が台車5の所望の棚部5aの内側に入り込んで、支持部4の育苗箱1が台車5の所望の棚部5aに移されるように、駆動機構47,48,53を作動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積み重ねられた育苗箱の上部又は下部から、育苗箱(例えば1個又は2〜6個程度)を取り出して台車の棚部に移す育苗箱処理施設に関する。
稲用の育苗箱処理施設では、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1では、積み重ねられた育苗箱を支持する積み重ね部(特許文献1の第1図の19)、積み重ね部に支持された育苗箱の上部から育苗箱を取り出す育苗箱分離機構(特許文献1の第1図のE)、育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱を受け取って支持する昇降ユニット(特許文献1の第1図及び第8図の73)を備えている。育苗箱を押し出す押し出し部(特許文献1の第1図及び第8図の2)が、昇降ユニットに移動駆動自在に備えられており、昇降ユニットを昇降駆動する昇降機構(特許文献1の第1図及び第8図の58,74)が備えられている。
これにより、特許文献1によると、積み重ね部に支持された育苗箱の上部の育苗箱が育苗箱分離機構によって取り出され、育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱が昇降ユニットに移される。次に、育苗箱を支持した昇降ユニットが昇降機構により下降駆動されて、育苗箱を支持した昇降ユニットが台車(特許文献1の第1図のC)の所望の棚部(特許文献1の第1図の1)の位置に位置し、押し出し部が移動駆動され昇降ユニットの育苗箱が押し出されて台車の棚部に移される。次に昇降ユニットが昇降機構により上昇駆動されて、育苗箱分離機構によって取り出された次の育苗箱が昇降ユニットに移される。以上の操作が繰り返されることにより、積み重ねられた育苗箱が分離されて台車の棚部に移される。
特開平4−81410号公報(第1図及び第8図)
特許文献1では、育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱が昇降ユニットに移されて、育苗箱を支持した昇降ユニットが台車の所望の棚部の位置に位置した状態において、押し出し部が移動駆動されて昇降ユニットの育苗箱に接当し、押し出し部により昇降ユニットの育苗箱が押し出されて台車の棚部に移される状態となるので、押し出し部が昇降ユニットの育苗箱に接当する際に、押し出し部から昇降ユニットの育苗箱に大きな衝撃が掛かることが考えられる。
これによって、例えば播種済みの育苗箱(床土の供給、灌水、播種及び覆土の供給が行われた育苗箱)の場合、前述のように押し出し部から昇降ユニットの育苗箱に大きな衝撃が掛かると、昇降ユニットの育苗箱において床土や覆土、種子等が片方に寄ってしまうような状態の生じることがある。従って、前述のような状態になると、この後の育苗箱での発芽及び生育等に支障を来すおそれがある。
本発明は、積み重ねられた育苗箱の上部又は下部から、育苗箱(例えば1個又は2〜4個程度)を取り出して台車の棚部に移す育苗箱処理施設において、育苗箱が台車の棚部に移される際、育苗箱に大きな衝撃が掛からないように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、育苗箱処理施設において次のように構成することにある。
積み重ねられた育苗箱を支持する積み重ね部と、積み重ね部に支持された育苗箱の上部又は下部から育苗箱を取り出す育苗箱分離機構とを備える。育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱を受け取って支持する支持部と、支持部を支持して上下方向に昇降駆動する昇降機構と、昇降機構を支持して前後方向に移動駆動する駆動機構とを備える。
所定間隔を開けて上下方向に配置された多数の棚部を備えた台車が所定位置に配置された状態において、育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱を受け取る受け取り位置に支持部が位置するように、昇降機構を作動させる第1制御手段を備える。育苗箱を支持した支持部が台車の所望の棚部の位置に位置するように、昇降機構を作動させる第2制御手段を備える。育苗箱を支持した支持部が台車の所望の棚部の位置に位置した状態で、昇降機構が前方に移動し、支持部が台車の所望の棚部の内側に入り込んで、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移されるように、駆動機構を作動させる第3制御手段を備える。
(作用)
本発明の第1特徴によると、例えば図12,13,14に示すように、支持部4が受け取り位置に位置している状態において、育苗箱分離機構3によって取り出された育苗箱1が支持部4に移されるのであり、例えば図14から図15に示すように、育苗箱1を支持した支持部4が台車5の所望の棚部5aの位置に位置するように、育苗箱1を支持した支持部4が昇降駆動される。この後、例えば図15から図16に示すように、育苗箱1を支持した支持部4が台車5の所望の棚部5aの位置に位置した状態で、育苗箱1を支持した支持部4が前方に移動して台車5の所望の棚部5aの内側に入り込み、支持部4の育苗箱1が台車5の所望の棚部5aに移される。
本発明の第1特徴によると、育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱が支持部に移されてから、支持部がそのまま前方に移動して台車の所望の棚部の内側に入り込んで、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移される。
この場合、特許文献1のように、押し出し部が移動駆動されて昇降ユニットの育苗箱に接当し、押し出し部により昇降ユニットの育苗箱が押し出されて台車の棚部に移されるのではなく、本発明の第1特徴では、育苗箱を支持した支持部がそのまま前方に移動して、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移されるので、育苗箱に大きな衝撃が掛かることはない。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、積み重ねられた育苗箱の上部又は下部から、育苗箱(例えば1個又は2〜4個程度)を取り出して台車の棚部に移す育苗箱処理施設において、育苗箱に大きな衝撃を掛けずに、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移されるように構成することができた。これにより、例えば播種済みの育苗箱において、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移される際に育苗箱に大きな衝撃が掛かり、育苗箱において床土や覆土、種子等が片方に寄ってしまうような状態を少なくすることができて、育苗箱での発芽及び生育等に支障を来す状態を少なくすることができた。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の育苗箱処理施設において次のように構成することにある。
支持部が台車の棚部の内側を干渉せずに上下方向に昇降可能に構成する。第3制御手段によって駆動機構が作動し支持部が台車の所望の棚部の内側に入り込むと、昇降機構により支持部が下降駆動されて、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移されるように構成する。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第2特徴によると、前項[I]に記載のように、育苗箱を支持した支持部が台車の所望の棚部の位置に位置した状態で、育苗箱を支持した支持部が前方に移動して台車の所望の棚部の内側に入り込んだ場合、この後に支持部が下降駆動されて、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に載るのであり、支持部がさらに下降駆動されて育苗箱から下方に離れることによって、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移される。
このように本発明の第2特徴によると、育苗箱が押し出されるようにして台車の所望の棚部に移されるのではなく、育苗箱が台車の所望の棚部に上側から載せられるようにして台車の所望の棚部に移されるのであり、支持部の育苗箱を衝撃少なく台車の所望の棚部に移すことができる。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、育苗箱が台車の所望の棚部に上側から載せられるようにして台車の所望の棚部に移されるのであり、育苗箱を衝撃少なく台車の所望の棚部に移すことができるようになった。これにより、例えば播種済みの育苗箱において、支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移される際に育苗箱に大きな衝撃が掛かり、育苗箱において床土や覆土、種子等が片方に寄ってしまうような状態を少なくすることができて、育苗箱での発芽及び生育等に支障を来す状態を少なくすることができた。
[1]
図1は育苗箱処理施設の全体を示しており、上下方向の第1支柱6、第2支柱7及び第3支柱8等に、横方向の第1フレーム9、第2フレーム10及び第3フレーム14(図2及び図8参照)等が連結されて、育苗箱処理施設の全体が構成されている。積み重ね部2が第1支柱6に昇降自在に支持され、第1及び第3支柱6,8に亘って連結された支持レール12に育苗箱分離機構3が移動自在に支持されている。
次に、積み重ね部2及び積み重ね部2の付近の構造について説明する。
図1及び図2に示すように、ローラー2aにより第1支柱6に沿って移動自在に支持された右及び左の移動部材2b、右及び左の移動部材2bに亘って連結された支持フレーム2c、支持フレーム2cから後方に片持ち状に延出された4個の支持アーム2dを備えて積み重ね部2が構成されている。第1支柱6に沿ってチェーン17が巻回されて、チェーン17が移動部材2bに連結されており、チェーン17を回転駆動する駆動機構30が第3フレーム14に備えられている。これにより、駆動機構30によってチェーン17を回転駆動することにより、積み重ね部2が第1支柱6に沿って上下方向に昇降駆動される。図1及び図2に示すように、積み重ね部2の下方の床面に、移動機構31が備えられており、移動機構31は床面に沿って配置されたチェーン31aに、爪部31bを備えて構成されている。
育苗箱処理施設とは別の播種施設(図示せず)において、空の育苗箱1に床土の供給、灌水、播種及び覆土の供給が行われ、播種の終了した育苗箱1が直接に積み重ねられて、発芽室(図示せず)において発芽させられる。図1及び図2に示すように、積み重ねられて発芽の終了した育苗箱1が、発芽台車32に4組載せられて運ばれてくるのであり、発芽台車32を移動機構31の端部に位置させる。次に移動機構31のチェーン31aを図1の紙面時計方向に回転駆動すると、図10に示すように、移動機構31の爪部31bが発芽台車32に係合して、発芽台車32が第1支柱6に接する位置まで引き込まれるのであり、これによって積み重ね部2の支持アーム2dが、4組の積み重ねられた育苗箱1の下側(発芽台車32の下部)に入り込む。
図10から図11に示すように、次に積み重ね部2(支持アーム2d)を上昇駆動すると、4組の積み重ねられた育苗箱1が積み重ね部2の支持アーム2dに支持されて発芽台車32から持ち上げられるのであり、移動機構31のチェーン31aを図11の紙面反時計方向に回転駆動すると、移動機構31の爪部31bによって空の発芽台車32が戻される。
図1に示すように、緑化台車5が備えられて、緑化台車5は所定の上下間隔(育苗箱1の上下幅よりも充分に大きな間隔)で配置された棚部5a及び車輪5bを備えて構成されており、1つの棚部5aに4個の育苗箱1が載置可能である。
第3支柱8の横側の床面に、案内レール33及び移動機構34が備えられており、移動機構34は床面に沿って配置されたチェーン34aに、爪部34bを備えて構成されている。
[2]
次に、育苗箱分離機構3について説明する。
図1及び図2に示すように、平面視で枠状に構成されたフレーム11が備えられ、第1及び第2支柱6,8に亘って支持レール12が連結されており、フレーム11が支持レール12に沿って移動自在に支持されている。支持レール12に沿ってチェーン13が巻回されて、チェーン13がフレーム11に連結されており、チェーン13を回転駆動する駆動機構15が第3フレーム10に備えられている。これにより、駆動機構15によってチェーン13を回転駆動することにより、フレーム11が支持レール12に沿って移動駆動される。
図1,2,3,4に示すように、平板状の上部支持部18がフレーム11の下部の略全面に亘って固定され、上部支持部18の下側に4個の平板状の保持部19が配置されており、保持部19の長手方向(図4の紙面上下方向)が、図2の紙面左右方向となるように(育苗箱1の長手方向と同じ方向となるように)、4個の保持部19が配置されている。1個の保持部19に対して3個のボス部20が上部支持部18に備えられ、丸棒状の接続部材21が端部のボス部20に上下スライド自在に挿入されており、丸棒状の検出部材22が中央のボス部20に上下スライド自在に挿入されている。
図3及び図4に示すように、接続部材21及び検出部材22の下端に円錐部21a,22aが固定され、円錐部21a,22aの下端にリング状のフランジ部21b,22bが固定されており、接続部材21の上端にナット21cが取り付けられている。検出部材22の上端に平面状の切り欠き部22cが形成され、検出部材22の上端にストッパー22dが固定されて、ボス部20に固定された凸部20aが検出部材22の切り欠き部22cに入り込んでおり、検出部材22の上端を検出する近接センサー23が上部支持部18に備えられている。
これにより、図3及び図4に示すように、所定長さ(図3に示すように接続部材21のナット21cがボス部20に載る状態)から、接続部材21がボス部20に対し上方にスライド可能(収縮可能)であり、所定長さ(図3に示すように接続部材21のナット21cがボス部20に載る状態)から、接続部材21がボス部20に対し下方にスライド不可(伸長不可)な状態となっている。検出部材22の切り欠き部22c及びストッパー部22dの範囲で、検出部材22が上下スライド自在な状態となっている。
図3及び図4に示すように、円筒状の3個の接続部24が保持部19に固定され、接続部24の天井部分に円形の開口24aが備えられており、接続部24の開口24aを通して、接続部材21及び検出部材22の円錐部21a,22a及びフランジ部21b,22bが接続部24の内部に挿入されている。この場合、接続部24の開口24aの内径が、接続部材21及び検出部材22の円錐部21a,22aの下端の外径と略同じ(又は接続部材21及び検出部材22の円錐部21a,22aの下端の外径よりも少し大きめ)に設定されており、接続部材21及び検出部材22のフランジ部21b,22bの外径が、接続部24の開口24aの内径よりも大きなものに設定されている。
図3及び図4に示すように、育苗箱1の長手方向の端部に対応する保持部19の部分と上部支持部18とに亘り、接続部材21及び接続部24が位置している。保持部19の中央部分に、検出部材22及び接続部24が位置している。保持部19の平面視において、接続部材21及び検出部材22を結ぶ線分が、育苗箱1の長手方向と交差している(保持部19の平面視において、接続部材21及び検出部材22を結ぶ線分が、育苗箱1の対角線の方向となっている)。
図3及び図4に示すように、保持部19の下面に2本のガイドロッド26が育苗箱1の長手方向に沿って固定され、アングル部材状の保持部材27がガイドロッド26にスライド自在に支持されており、保持部材27をスライド駆動するアクチュエータ28が保持部19に固定されている。保持部材27の内側部分に硬質のスポンジ部材27a及び支持ピン27bが固定され、保持部材27の外側部分に分離機構29が固定されており、分離機構29は操作部29aを高速で斜め下方に繰り返して突出するように構成されている。斜め外方に広がるように傾斜した案内部材25が、保持部19の4箇所の角部に固定されており、保持部材27の外側に案内部材25が位置している。
以上のようにして構成された4個の保持部19が上部支持部18の下側に配置されており、4個の保持部19により育苗箱分離機構3が構成されている。
[3]
次に、支持部4及び支持部4の付近の構造について説明する。
図5,6,7,9に示すように、縦長の4本の押しフレーム49が備えられており、2本の押しフレーム49が横フレーム50によって連結されて、2本の押しフレーム49が一体の構造物に構成されている。押しフレーム49に沿って配置されて回転駆動自在に支持されたチェーン(図示せず)、及びチェーンを回転駆動するモータ(図示せず)を備えて、縦長の昇降機構16が構成されており、昇降機構16が押しフレーム49に取り付けられている。
図5,6,7に示すように、平板状の2個の支持部4が昇降機構16に支持されて、支持部4が昇降機構16により押しフレーム49に沿って上下方向に昇降駆動自在に構成されている。緑化台車5が案内レール33の所定位置(支持部4の横側の位置)に配置された状態において、緑化台車5の最下段の棚部5a及び最上段の棚部5aの範囲に亘る長さに昇降機構16及び押しフレーム49の長さが設定されている。この場合、緑化台車5の棚部5aの間隔よりも支持部4の横幅が狭いものに設定されており、支持部4が緑化台車5の棚部5aの間(緑化台車5の棚部5aの内側)に干渉せずに入り込むことが可能であり、緑化台車5の棚部5aの間において支持部4が干渉せずに上下方向に昇降が可能である。
図5,6,7,8,9に示すように、第2支柱7の上部及び下部に亘って横フレーム43,44が連結されており、横フレーム43,44に亘って4本の支持レール45が連結されている。支持レール45の下部に2本の支持軸46が備えられ、2本の支持軸46に2本の第1リンク47(駆動機構に相当)が上下に揺動自在に支持されて、4本の第1リンク47が備えられており、第1リンク47の各端部が押しフレーム49の上部に上下スライド自在且つ揺動自在に支持されている。
図5,6,7,8,9に示すように、第2リンク48(駆動機構に相当)が支持レール45の上部に上下スライド自在且つ揺動自在に支持されて、4本の第2リンク48が備えられており、第2リンク48の各端部が押しフレーム49の下部の横軸芯P1周りに揺動自在に連結され、第1及び第2リンク47,48の中間部が横軸芯P2周りに揺動自在に連結されている。4本の第2リンク48に亘って駆動フレーム52が接続されており(駆動フレーム52に4本の第2リンク48が揺動自在に連結されており)、横フレーム44と駆動フレーム52とに亘って、往復動型式のエアシリンダ53(駆動機構に相当)が接続されている。
以上の構造により、図5,6,7に示すように、第1及び第2リンク47,48、横フレーム49がパンタグラフ状に構成されており、エアシリンダ53により駆動フレーム52を上下に昇降駆動し、第2リンク48を支持レール45に沿って上下に昇降駆動することにより、昇降機構16が退避位置(図5参照)及び挿入位置(図17参照)に亘って前後方向に移動駆動される。
[4]
次に、育苗箱処理施設の全体の作動の流れについて説明する。
図10に示す状態は、4組の積み重ねられた育苗箱1が積み重ね部2に載置され、空の緑化台車5が案内レール33の所定位置(支持部4の横側の位置)に配置された状態である。この状態で、保持部19(育苗箱分離機構3)が4組の積み重ねられた育苗箱1の上方に位置して、昇降機構16が退避位置に位置しており、支持部4が上方の受け取り位置に位置している。
図10から図11に示すように、積み重ね部2が上昇駆動される。4組の積み重ねられた育苗箱1において、図3に示すように、上部の育苗箱1がガイドロッド26に接当して保持部19を押し上げる状態となり、保持部19が上部の育苗箱1に沿う状態となる。4個の保持部19において検出部材22が押し上げられ、全ての検出部材22の上端が近接センサー23により検出されると、積み重ね部2が停止する。次にアクチュエータ28が収縮作動して保持部材27が上部の育苗箱1に押圧されて(保持部材27のスポンジ部材27aが上部の育苗箱1に押圧されて、保持部材27の支持ピン27bが上部の育苗箱1の縁部の下側に入り込んで)、上部の4個の育苗箱1が保持部19(育苗箱分離機構3)に保持される。
図11から図12に示すように、積み重ね部2が下降駆動されると、図3に示すように上部の育苗箱1と一緒に保持部19が下降駆動され、接続部材21及び検出部材22が下方にスライド操作されて、接続部材21のナット21cがボス部20に接当すると、保持部19が下降できない状態となる。さらに積み重ね部2が下降駆動され、保持部19により上部の育苗箱1が積み重ねられた育苗箱1から分離されて、積み重ね部2が停止する。この場合、分離機構29の操作部29aが高速で斜め下方に繰り返して突出されて、保持部19に保持された上部の育苗箱1の一つ下段の育苗箱1が、分離機構29の操作部29aにより下方に押し操作されて、上部の育苗箱1と積み重ねられた育苗箱1とが強制的に分離される。
前述のようにして、保持部19(育苗箱分離機構3)に4個の育苗箱1が保持されると図12から図13に示すように、4個の育苗箱1を保持した保持部19(育苗箱分離機構3)が、図13の紙面右方に移動駆動されて受け取り位置の支持部4の上方で停止する。次に図13から図14に示すように、支持部4が上昇駆動されて、保持部19に保持された4個の育苗箱1に支持部4が接当して、支持部4が保持部19に保持された4個の育苗箱1を押し上げる状態となる。4個の保持部19において検出部材22が押し上げられ、全ての検出部材22の上端が近接センサー23により検出されると支持部4が停止する。図3に示すように、アクチュエータ28が伸長作動して保持部材27が育苗箱1から離されて(保持部材27のスポンジ部材27aが育苗箱1から離され、保持部材27の支持ピン27bが育苗箱1から離されて)、保持部19(育苗箱分離機構3)に保持された4個の育苗箱1が支持部4に移される(図7参照)(以上、第1制御手段に相当)。
前述のようにして、4個の育苗箱1が支持部4に移されると、図14から図15に示すように4個の育苗箱1を支持した支持部4が、下降駆動されて緑化台車5の最下段の棚部5aの少し上側の位置で停止する(以上、第2制御手段に相当)。これと同時に保持部19(育苗箱分離機構3)が図15紙面左方に移動駆動されて、図16に示すように、4組の積み重ねられた育苗箱1の上方の位置で停止する。図15から図16に示すように、昇降機構16が退避位置から挿入位置に移動駆動されるのであり、支持部4が緑化台車5の最下段の棚部5aの間(緑化台車5の最下段の棚部5aの内側)に入り込む。次に図16から図17に示すように、支持部4が少し下降駆動されて、支持部4に支持された4個の育苗箱1が緑化台車5の最下段の棚部5aに移される(以上、第3制御手段に相当)。
前述のようにして、4個の育苗箱1が緑化台車5の最下段の棚部5aに移されると、図17から図18に示すように、昇降機構16が挿入位置から退避位置に移動駆動され、支持部4が上昇駆動されて受け取り位置で停止する。
図18に示すように、4個の育苗箱1が緑化台車5の最下段の棚部5aに移されるのと同時に、図11及び図12と同様の操作が行われて、4組の積み重ねられた育苗箱1の上部の4個の育苗箱1が保持部19(育苗箱分離機構3)に保持されるのであり、4個の育苗箱1を保持した保持部19(育苗箱分離機構3)が、図18の紙面右方に移動駆動されて受け取り位置の支持部4の上方で停止する。
次に図13及び図14と同様な操作が行われて、保持部19(育苗箱分離機構3)に保持された4個の育苗箱1が支持部4に移され、4個の育苗箱1を支持した支持部4が、下降駆動されて緑化台車5の下から2段目の棚部5aの少し上側の位置で停止する。次に昇降機構16が退避位置から挿入位置に移動駆動され、支持部4が緑化台車5の下から2段目の棚部5aの間(緑化台車5の下から2段目の棚部5aの内側)に入り込み、支持部4が少し下降駆動されて、支持部4に支持された4個の育苗箱1が緑化台車5の下から2段目の棚部5aに移される。
これにより、以上の操作が繰り返されて、緑化台車5の最下段の棚部5aから順番に上の棚部5aに、4個の育苗箱1が移されていく。緑化台車5の全ての棚部5aに育苗箱1が移されると、移動機構34のチェーン34aが回転駆動されて、移動機構34の爪部34bにより緑化台車5が案内レール33に沿って移動させられる。
前述のように、育苗箱1が支持部4から緑化台車5の棚部5aに移される際に、育苗箱1から土等が緑化台車の下側の棚部5aにこぼれ落ちることがある。これにより、緑化台車5の最上段の棚部5aから順番に下の棚部5aに育苗箱1が移されていくように構成すると、緑化台車5の下側の育苗箱1が移されていない棚部5aに土等が堆積することがあり、この後に育苗箱1が支持部4から緑化台車5の下側の棚部5aにうまく移されないような状態の生じることがある。
この場合、緑化台車5の最下段の棚部5aから順番に上の棚部5aに育苗箱1が移されていくように構成すると、育苗箱1が支持部4から緑化台車5の棚部5aに移される際、育苗箱1から土等が緑化台車の下側の棚部5aにこぼれ落ちることがあっても、緑化台車の下側の棚部5aには既に育苗箱1が移されているのであり、緑化台車5の下側の育苗箱1が移されていない棚部5aに土等が堆積するような状態は生じない。
[5]
次に、積み重ねられて発芽の終了した育苗箱1が、発芽台車32に2組載せられて運ばれてきた場合について説明する。
図19(イ)に示すように、積み重ねられて発芽の終了した育苗箱1が発芽台車32に2組載せられる場合、一般に発芽台車32の横転を避ける為に、2組の積み重ねられた育苗箱1を発芽台車32の左右方向に並べて載せる。これにより、前項[1]及び図10の操作が行われると、積み重ね部2の片側に2組の積み重ねられた育苗箱1が載置され、2個の育苗箱1が保持部19(育苗箱分離機構3)に保持されて、片側の支持部4に2個の育苗箱1が支持されるのであり、緑化台車5の最下段の棚部5aの片側から順番に上の棚部5aの片側に、2個の育苗箱1が移されていく。
前述のようにして緑化台車5の全ての棚部5aの片側に2個の育苗箱1が移されると、図19(ロ)に示すように、緑化台車5を自身の全長の1/2だけ図19(ロ)の紙面下方に移動させて停止させる。この後、前述と同じ操作を繰り返すことにより、緑化台車5の最下段の棚部5aの残りの片側から順番に上の棚部5aの残りの片側に、2個の育苗箱1が移されていく。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]において、図1及び図2に示すような移動機構31及び発芽台車32を廃止して、図20,21,22,23に示すように構成してもよい。
図20に示すように、ミニトロッコ35及びミニトロッコ台車36が用意されており、図1及び図2に示す移動機構31に代えてミニトロッコストック37が床面に備えられている。図21に示すように、ミニトロッコ35はフレームが枠状に連結されて構成され、移動用の車輪35aが備えられており、1組の積み重ねられた育苗箱1をミニトロッコ35に載せることができる。
図20,22,23に示すように、ミニトロッコ台車36は、フレームを枠状に連結して構成された本体部36a、本体部36aに備えられた移動用の車輪36b及びキャスター車輪36c、本体部36aに固定された2本の支持レール36d、及び本体部36aに固定された2つのハンドル部36eを備えて構成されている。ミニトロッコ35の車輪35aをミニトロッコ台車36の支持レール36dに載せることにより、2個のミニトロッコ35(2組の積み重ねられた育苗箱1)を並べてミニトロッコ台車36に載せることができるのであり、図20及び23に示すようにミニトロッコ台車36の支持レール36dの挿入孔36fにストッパー38を取り付けることにより、ミニトロッコ35がミニトロッコ台車36から落ちないようにすることができる。
図20及び図23に示すように、ミニトロッコストック37はフレームを枠状に連結して構成されており、4本の支持レール37aが横に並んで固定されて、ミニトロッコ台車36の支持レール36dとミニトロッコストック37の支持レール37aとが同じ高さに設定されている。ミニトロッコ35の車輪35aをミニトロッコストック37の2本の支持レール37aに載せることによって、2個のミニトロッコ35(2組の積み重ねられた育苗箱1)を並べてミニトロッコストック37に載せることができるのであり、合計で4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)をミニトロッコストック37に載せることができる。
図20及び図23に示すように、ミニトロッコストック37の支持レール37aにおけるミニトロッコ台車36側の端部及び積み重ね部2側の端部に、挿入孔37bが備えられており、ミニトロッコストック37の支持レール37aの挿入孔37bに、ストッパー40,41を取り付けることができる。図20に示すように、積み重ね部2の支持アーム2dにもミニトロッコ台車36及びミニトロッコストック37と同様に、支持レール(図示せず)が備えられており、積み重ね部2の支持レールの端部にストッパー42を取り付ける為の挿入孔(図示せず)が備えられている。この場合、ミニトロッコストック37の支持レール37aにおける積み重ね部2側の挿入孔37bに、ストッパー41を検出する存否センサー(図示せず)が備えられており、積み重ね部2の支持アーム2dの挿入孔に、ストッパー42を検出する存否センサー(図示せず)が備えられている。
以上の構造により図20及び図23に示すように、2個のミニトロッコ35(2組の積み重ねられた育苗箱1)を載せたミニトロッコ台車36を、ミニトロッコストック37の横側に位置させた状態(ミニトロッコ台車36の支持レール36dの位置とミニトロッコストック37の支持レール37aの位置とを合わせた状態)において、ストッパー38,40を取り外した後、2個のミニトロッコ35(2組の積み重ねられた育苗箱1)を押すことにより、2個のミニトロッコ35(2組の積み重ねられた育苗箱1)をミニトロッコストック37に載せることができる。
図20に示すように、4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)がミニトロッコストック37に載せられた状態において、前項[1]に記載のように、積み重ね部2(支持アーム2d)をミニトロッコストック37の支持レール37aの位置に下降駆動し、ストッパー41,42を取り外した後、4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)を押すことにより、4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)を積み重ね部2の支持アーム2dに支持させることができる。
この場合、前述のように4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)を積み重ね部2の支持アーム2dに支持させた後、図20に示すようにストッパー41,42を取り付けなければ、存否センサーがストッパー41,42の存在を検出しないので、育苗箱処理施設の全体が停止したままであり、育苗箱処理施設を作動させることができない。従って、前述のように4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)を積み重ね部2の支持アーム2dに支持させた後、図20に示すようにストッパー41,42を取り付けることによって、存否センサーがストッパー41,42の存在を検出するので、育苗箱処理施設を作動させることができる。
この[発明の実施の第1別形態]のように、ミニトロッコ35、ミニトロッコ台車36及びミニトロッコストック37を備えることにより、前述の[発明を実施するための最良の形態]の図10〜図18の操作が行われている間に、前述のように4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)をミニトロッコストック37に載せておくことができる。従って、この後に積み重ね部2(支持アーム2d)の育苗箱1が全て緑化台車5に移された場合、直ぐに4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)を積み重ね部2の支持アーム2dに支持させることができるのであり、前述の[発明を実施するための最良の形態]の図10〜図18の操作が中断されるようなことがない。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明の実施の第1別形態]において、図20,22,23に示すミニトロッコ台車36に代えて、図24(イ)(ロ)に示すようなミニトロッコ台車39を使用してもよい。
図24(イ)(ロ)に示すように、ミニトロッコ台車39は、フレームを枠状に連結して構成された本体部39a、本体部39aに備えられた移動用の車輪39b及びキャスター車輪39c、本体部39aに固定された4本の支持レール39d、本体部39aに固定された2つのハンドル部39e、及び本体部39aに着脱自在に備えられた受けフレーム39fを備えて構成されている。
これにより、ミニトロッコ35の車輪35aをミニトロッコ台車39の2本の支持レール39dに載せることにより、2個のミニトロッコ35(2組の積み重ねられた育苗箱1)を並べてミニトロッコ台車39に載せることができるのであり、4個のミニトロッコ35(4組の積み重ねられた育苗箱1)をミニトロッコ台車39に載せることができる。図23に示すミニトロッコ台車36と同様に、ミニトロッコ台車39の支持レール39dの端部にストッパー(図示せず)を取り付けることにより、ミニトロッコ35がミニトロッコ台車39から落ちないようにすることができるのであり、積み重ねられた育苗箱1の横側への傾斜がミニトロッコ台車39の受けフレーム39fによって防止される。ミニトロッコ35(積み重ねられた育苗箱1)をミニトロッコストック37に載せる際には、ミニトロッコ台車39の受けフレーム39f及びストッパーを取り外す。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]において、図25,26,27に示すようにように構成してもよい。
図25,26,27に示すように、支持レール12の端部に3本のフレーム54が固定されて下方に延出され、フレーム54の下部に亘ってフレーム55が連結されており、第1支柱6の上部に亘ってフレーム56が連結されている。断面が「く」字状(図27参照)に構成された2本のガイド部材57が、フレーム55,56の右及び左の端部に亘って連結されており、断面がクサビ状(図27参照)に構成された1本のガイド部材58が、フレーム55,56の中央部に亘って連結されている。この場合、積み重ねられて発芽の終了した育苗箱1が発芽台車32に4組載せられた状態において、発芽台車32の育苗箱1の上端よりも高い位置に、ガイド部材57,58が配置されている。
これにより、積み重ねられた育苗箱1が積み重ね部2の支持アーム2dに支持された状態で、積み重ね部2(支持アーム2d)が昇降駆動された際に、積み重ねられた育苗箱1における図26の紙面上下方向の傾斜がガイド部材57,58によって防止される。図25,26,27に示すガイド板材55,56は、前述の[発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]においても、採用することができる。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、エアシリンダ53に代えて、モータ及びチェーン(図示せず)やモータ及び送りネジ(図示せず)により駆動フレーム52を上下に昇降駆動して、昇降機構16を退避位置及び挿入位置に亘って移動駆動するように構成してもよい。
[発明の実施の第5別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第4別形態]において、図6,7,8に示す第1及び第2リンク47,48、駆動フレーム52を廃止して、前後方向に支持レール(図示せず)を配置し、支持レールに沿って昇降機構16及び押しフレーム49を移動自在に構成してもよい。このように構成すると、エアシリンダ(図示せず)、モータ及びチェーン(図示せず)や、モータ及び送りネジ(図示せず)により、昇降機構16及び押しフレーム49を支持レールに沿って退避位置及び挿入位置に亘って移動駆動する。
[発明の実施の第6別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第5別形態]において、積み重ね部2の位置を固定して、育苗箱分離機構3が昇降駆動されるように構成してもよい。積み重ね部2において、積み重ねられた育苗箱1の下部の育苗箱1が、育苗箱分離機構3により取り出されて、育苗箱分離機構3により取り出された育苗箱1が支持部4に受け取られるように支持してもよい。本発明は、積み重ねられた空の育苗箱1に対する育苗箱処理施設にも適用できる。
育苗箱処理施設の全体側面図 積み重ね部の付近の正面図 保持部(育苗箱分離機構)の縦断正面図 保持部(育苗箱分離機構)の平面図 支持部及び昇降機構(退避位置)の付近の側面図 支持部及び昇降機構(退避位置から挿入位置に移動駆動され始めた状態)の付近の側面図 支持部及び昇降機構(退避位置)の付近の平面図 昇降機構の付近の背面図 昇降機構の付近の平面図 4組の積み重ねられた育苗箱が積み重ね部に載置された状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図10に示す状態から積み重ね部が上昇駆動された状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図11に示す状態から積み重ね部が下降駆動された状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図12に示す状態から4個の育苗箱を保持した保持部(育苗箱分離機構)が、紙面右方に移動駆動されて受け取り位置の支持部の上方で停止した状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図13に示す状態から支持部が上昇駆動された状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図14に示す状態から支持部が下降駆動されて緑化台車の最下段の棚部の位置で停止した状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図15に示す状態から昇降機構が退避位置から挿入位置に向けて移動駆動され、保持部(育苗箱分離機構)が紙面左方に移動駆動されて4組の積み重ねられた育苗箱の上方の位置で停止した状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図16に示す状態から昇降機構が挿入位置で下降駆動され、積み重ね部が上昇駆動された状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 図17に示す状態から昇降機構が退避位置に移動駆動され、支持部が上昇駆動されて受け取り位置で停止し、積み重ね部が下降駆動された状態を示す育苗箱処理施設の全体側面図 積み重ねられて発芽の終了した育苗箱が発芽台車に2組載せられて運ばれてきた状態を示す平面図 発明の実施の第1別形態における育苗箱処理施設の全体側面図 発明の実施の第1別形態におけるミニトロッコの全体斜視図 発明の実施の第1別形態におけるミニトロッコ台車の全体側面図 発明の実施の第1別形態におけるミニトロッコ台車及びミニトロッコストックの全体平面図 発明の実施の第2別形態におけるミニトロッコ台車の全体正面図及び全体側面図 発明の実施の第3別形態における積み重ね部及びガイド板材の付近の側面図 発明の実施の第3別形態におけるガイド板材の付近の平面図 発明の実施の第3別形態におけるガイド板材の付近の縦断正面図
符号の説明
1 育苗箱
2 積み重ね部
3 育苗箱分離機構
4 支持部
5 台車
5a 台車の棚部
16 昇降機構
47,48,53 駆動機構

Claims (2)

  1. 積み重ねられた育苗箱を支持する積み重ね部と、前記積み重ね部に支持された育苗箱の上部又は下部から育苗箱を取り出す育苗箱分離機構とを備え、
    前記育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱を受け取って支持する支持部と、前記支持部を支持して上下方向に昇降駆動する昇降機構と、前記昇降機構を支持して前後方向に移動駆動する駆動機構とを備えると共に、
    所定間隔を開けて上下方向に配置された多数の棚部を備えた台車が所定位置に配置された状態において、
    前記育苗箱分離機構によって取り出された育苗箱を受け取る受け取り位置に支持部が位置するように、前記昇降機構を作動させる第1制御手段と、
    育苗箱を支持した前記支持部が台車の所望の棚部の位置に位置するように、前記昇降機構を作動させる第2制御手段と、
    育苗箱を支持した前記支持部が台車の所望の棚部の位置に位置した状態で、前記昇降機構が前方に移動し、前記支持部が台車の所望の棚部の内側に入り込んで、前記支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移されるように、前記駆動機構を作動させる第3制御手段とを備えてある育苗箱処理施設。
  2. 前記支持部が台車の棚部の内側を干渉せずに上下方向に昇降可能に構成して、
    前記第3制御手段により駆動機構が作動し支持部が台車の所望の棚部の内側に入り込むと、前記昇降機構により支持部が下降駆動されて、前記支持部の育苗箱が台車の所望の棚部に移されるように構成してある請求項1に記載の育苗箱処理施設。
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