JPH06131783A - ディスク保持装置 - Google Patents

ディスク保持装置

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Publication number
JPH06131783A
JPH06131783A JP4306111A JP30611192A JPH06131783A JP H06131783 A JPH06131783 A JP H06131783A JP 4306111 A JP4306111 A JP 4306111A JP 30611192 A JP30611192 A JP 30611192A JP H06131783 A JPH06131783 A JP H06131783A
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JP
Japan
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disc
disk
ball
turntable
operation button
Prior art date
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Pending
Application number
JP4306111A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yano
秀夫 矢野
Susumu Arai
進 新井
Fumio Kobayashi
文男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Asahi Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Asahi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp, Asahi Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Priority to US08/136,888 priority patent/US5555233A/en
Priority to CN93120510A priority patent/CN1045132C/zh
Priority to EP9393116881A priority patent/EP0594128A3/en
Publication of JPH06131783A publication Critical patent/JPH06131783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0282Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means provided on the turntable

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク着脱の操作性が良好で、ディスクを確
実に装着することができ、ディスク着脱時にディスクを
汚したり傷をつけることもないディスク保持装置を得
る。 【構成】ディスク着脱方向に移動自在の操作部材30、
ディスク40がディスク装着部に嵌め込まれた際ディス
クの孔に当接するものであってディスク装着部の径方向
に移動自在に設けられた係止部材38、係止部材38を
径方向外方へ付勢する付勢手段36、操作部材30の移
動に応じて係止部材38に作用する付勢力を解除する付
勢解除手段を具備する。係止部材38が付勢手段36で
付勢されているときは係止部材38でディスクを係止す
ることができる。付勢解除手段で付勢力を解除すると係
止部材38によるディスクの係止が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンパクトディ
スク駆動装置などに適用可能なディスク保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばコンパクトディスク駆動装置など
に用いられている従来一般のディスク保持装置として
は、実開昭61−28138号公報に記載されているよ
うに、ターンテーブルと、マグネット等からなるディス
ク押さえ部材とによってディスクを挾み込んで保持する
ものが知られている。このようなディスク保持装置は主
として家庭などで使用する据置タイプのディスク駆動装
置に適用される。しかし、ポータブルタイプのディスク
駆動装置のように薄型化が要求されるものでは、ディス
ク押さえ部材が薄型化の障害になることから、ターンテ
ーブル中心部に複数個のボールをこのターンテーブルの
半径方向に突出するように付勢して配置し、ボールの突
出付勢力に抗してディスクを着脱し、また、ボールの突
出付勢力でディスクをターンテーブル上に保持するよう
にしたものがある。実公昭58−22287号公報記載
のものはこの種の従来例である。以下、この種の従来例
について具体的に説明する。
【0003】図12、図13において、モータによって
回転駆動されるターンテーブル81の中心部には上方に
突起した周壁82が一体に形成され、キャップ状のボー
ル保持体83が上記周壁82に嵌合されることによりボ
ール保持体83がターンテーブル81に固定されてい
る。ボール保持体83の外径はディスク40の中心孔の
径と同等か又は僅かに小さい。ボール保持体83は内部
に半径方向に伸長した溝状のボールガイド88を3ヵ所
に周方向に対し等間隔に有しており、各ボールガイド8
8内にはこのボールガイド88に沿って移動可能にボー
ル84が配置されている。各ボールガイド88はボール
保持体83の外周面に開口した開口部を有し、かつ、各
ボール84は各ボールガイド88内に配置されたコイル
ばね85によって径方向外側に向かい付勢されている。
また、各ボールガイド88の開口部近傍の両側壁86は
内方に向かって突出することにより、各ボール84が脱
落するのを防止している。各ボール84はばね85で付
勢されることによりその一部が上記ボール保持体83の
開口部から突出している。このボール84の突出位置と
ターンテーブル81のディスク受け面との間には、ディ
スク40の厚さ寸法から割り出された適宜の寸法が確保
されている。
【0004】ディスク40をターンテーブル81の上に
装填する場合は、図13の右部分に示すように、ディス
ク40の中心孔をボール保持体83の外周部に嵌めて各
ボール84の上に載せ、指によってディスク40を押
し、ボール84をばね85の付勢力に抗して後退させな
がらディスク40をターンテーブル81上に載せる。デ
ィスク40がターンテーブル81上に載ると、ボール8
4の一部がばね85の付勢力でボール保持体83の開口
部から突出し、この突出力によってディスク40の中心
孔の上縁部が押され、ディスク40がターンテーブル7
1上に押しつけられてターンテーブル81と一体に回転
可能となる。
【0005】ディスク40をターンテーブル81から外
す場合は、図13の左部分に示すように、1本の指をボ
ール保持体83の上に当て、別の1本の指をディスク4
0の外周部に当ててディスク40の外周部分を強引に持
ち上げる。こうすることによってディスク40はその中
心孔の縁部がボール84を付勢力に抗して後退させなが
らボール保持体83から外れる。
【0006】従来のディスク保持装置の別の例として特
開昭60−237672号公報に記載されているような
ものもある。図14、図15はこの従来例を示すもの
で、モータ92によって回転駆動されるターンテーブル
90上の中心部からは複数の弾性片91が上方に突起し
て設けられている。各弾性片91はディスク40の中心
孔とほぼ同径の円周上に沿って配置されており、各弾性
片91の一部が自然状態で径方向外側に突起している。
そして、図15に示すように各弾性片91の上端が指で
同時に押されると、各弾性片91は弾性力に抗して内側
に撓むようになっている。
【0007】上記従来例において、ディスク40を装填
するときは、各弾性片91の上部にディスク40の中心
孔を嵌めたあと、ディスク40を指で押す。各弾性片9
1はその上部傾斜面がディスク40の中心孔の縁部に押
されて径方向内側に撓み、ディスク40はターンテーブ
ル90の上に載る。ディスク40がターンテーブル90
に載ると各弾性片91はそれ自体の弾性力で原位置に向
かって復帰しようとし、この復帰力で各弾性片91の中
間部の突部がディスク40の中心孔の上縁部を押すた
め、ディスク40がターンテーブル上に押しつけられ、
ターンテーブル90とともにディスク40が回転駆動さ
れる。ディスク40をターンテーブル90から取り外す
ときは、図15に示すように各弾性片91の上端を指で
同時に押して各弾性片91を径方向内側に撓ませ、この
状態でディスク40を持ち上げればよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図12、図13に示す
ような従来のディスク保持装置によれば、ボールの付勢
力に抗して強引にディスクを着脱するため、着脱の操作
性が悪い、ディスクが確実に装着されないことがある、
ディスクの記録面を指でつかみ汚しやすい、ディスクに
傷をつけやすい、というような不具合があり、商品価値
を損ねていた。また、図14、図15に示すようなディ
スク保持装置の場合も、弾性片の弾性力に抗して強引に
ディスクを装填するため、図12、図13に示す従来例
と同様の不具合があった。
【0009】本発明は、このような従来例の問題点を解
消するためになされたもので、ディスク着脱の操作性が
極めて良好で、ディスクの記録面を指でつかむ必要がな
いためディスクを汚すことがなく、また、ディスクを確
実に装着することができ、ディスクに傷をつけることも
ないディスク保持装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ターンテーブルの中心部に設けられ、デ
ィスクの孔が嵌め込まれるディスク装着部と、ディスク
の着脱方向に移動自在に設けた操作部材と、ディスクが
ディスク装着部に嵌め込まれた際、ディスクの孔に当接
するものであって、ディスク装着部の径方向に移動自在
に設けられた係止部材と、係止部材を径方向外方へ付勢
する付勢手段と、操作部材の移動に応じて係止部材に作
用する前記付勢手段による付勢力を解除する付勢解除手
段とを設けた。付勢手段は、操作部材を介して係止部材
に付勢力を作用させてもよい。
【0011】
【作用】本発明によるディスク保持装置は、操作部材を
移動させることにより、係止部材に対し該係止部材が径
方向外方へ移動するように付勢する付勢手段による付勢
力を解除してディスクの着脱を可能とし、また操作部材
を元に戻すことにより係止部材に対し付勢手段による付
勢力が作用し、該係止部材によりディスクが係止され
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明にかかるディスク保持装置の実
施例について図面を参照しながら説明する。図1、図2
において、ディスク駆動用のモータ1から突出した回転
軸2の外周にはターンテーブル10のボス部に形成され
た軸孔11が嵌合固着されている。ターンテーブル10
は、図3、図4に示すように、全体として円盤状に形成
されるとともに、外周部上方に突出したディスク載置面
15を有し、また、半径方向の中間部の近傍に周方向に
沿って3ヵ所に窓孔12とこの窓孔12に一体に形成さ
れた段部13を下面側に有し、さらに、前記それぞれの
窓孔12の間に部分円弧状の凹部14を3ヵ所に有して
いる。
【0013】図1、図2において、ターンテーブル10
の上記ボス部の外周側にはキャップ状の操作ボタン30
の内方に一体成形された円筒状のガイド筒35が遊嵌さ
れることにより、操作ボタン30が上記ボスに沿いディ
スク40の着脱方向(上下方向)に移動可能に取付けら
れている。上記ガイド筒35の外周側には弾性体として
のコイルばね36が嵌められ、ばね36の両端がそれぞ
れターンテーブル10の上面と操作ボタン30の天井面
に当ることにより、操作ボタン30は図において上方に
向かって付勢されている。操作ボタン30の開口端側、
すなわち図において下端側の外周縁部はフランジになっ
ていて、このフランジの外周部近傍の上縁部はテーパ状
になすように傾斜面31が形成されている。上記フラン
ジの一部は面取りされることなく操作ボタン30の移動
方向に対してほぼ直角をなす平面32となっている。操
作ボタン30の上面は図示の例では平坦面となっている
が、操作性を考慮して緩やかな窪みをつけてもよい。
【0014】操作ボタン30の外周側にはボール保持体
20が配置されている。ボール保持体20は、図5ない
し図7に示すように、有底円筒状のものの底部に、操作
ボタン30に対する逃げとしての円形の中心孔21が形
成され、周壁の一部は軸線方向に沿って形成された溝に
よって他の部分から区分されかつ該ボール保持体20の
開口端より突出した3個の弾性アーム22を有してい
る。この弾性アーム22の先端部には鉤部23が周方向
外側へ突出して形成されている。ボール保持体20の開
口端には3ヵ所に周方向外方へ突出した突出部24が形
成されている。ボール保持体20の内方には周方向に沿
って3ヵ所にボールガイド25が半径方向に伸長させて
形成されている。各ボールガイド25内には球面体とし
てのボール38が配置され、ボール38はボールガイド
25にガイドされてボール保持体20の半径方向に移動
できるようになっている。各ボールガイド25はボール
保持体20の周壁に形成された開口Zにつながっている
が、各ボールガイド25の上記開口Z近傍の両側壁26
はボール38の径よりも狭くなっておりボール38の脱
落が防止され、ボール38の一部が上記開口から突出す
ることができるようになっている。
【0015】図1、図2において、ボール保持体20は
操作ボタン30を外周から囲むようにしてターンテーブ
ル10の上に配置し、ボール保持体20の上記突出部2
4をターンテーブル10の前記凹部14に嵌めるととも
に、ボール保持体20の弾性アーム22をターンテーブ
ル10の前記窓孔12に挿通したあと上記弾性アーム2
2の先端部の鉤部23をターンテーブル10の前記段部
13に引っ掛けてボール保持体20をターンテーブル1
0上に固定する。こうしてボール保持体20を取付ける
ことによって各ボール38がボール保持体20のボール
ガイド25と操作ボタン30の傾斜面31との間に介在
される。
【0016】図1は、上記のようにして組立られかつ通
常の態様におかれた状態を示している。操作ボタン30
はばね36により上方に向かって付勢され、この付勢力
により操作ボタン30の傾斜面31がボール38を外方
に押出し、ボール38はボール保持体20の開口部の前
記両側壁26で移動が規制され、ボール38の一部がボ
ール保持体20の上記開口部から突出した状態になる。
この操作ボタン30の位置を第1の位置とする。この第
1の位置では、ボール保持体20の開口部から突出した
ボール38の一部によってディスク40を係止すること
ができる。
【0017】図2は、操作ボタン30をばね36の付勢
力に抗して押し下げた状態を示す。操作ボタン30が押
し下げられると、その傾斜面31がボール38から下方
に移動するため、ボール38は上記傾斜面31に続くほ
ぼ平坦な第2の面32に移動可能となり、ボール38に
対し傾斜面31を介して加えられるばね36の付勢力は
解除され又は付勢力が軽減される。このように、操作ボ
タン30をばね36の付勢力に抗して押すことによりボ
ール38に対して加えられる付勢力を解除し又は付勢力
を軽減したときの操作ボタン30の位置を第2の位置と
する。なお、第2の面32のボール移動方向に対する長
さはボール38の半径より短く設定することが望まし
い。
【0018】ディスク40をターンテーブル10の上に
装填するときは、操作ボタン30が図1に示すような第
1の位置にあるとき、ディスク40の中心孔をボール保
持体20の外周に嵌め、各ボール38の上にディスク4
0の中心孔の縁部を載せる。この状態で操作ボタン30
を指で押して図2に示すような第2の位置にする。第2
の位置では上記のようにボール38に対して加えられる
付勢力が解除され又は軽減されるため、ディスク40は
自重によりボール38をボール保持体20内へ後退させ
ながら降下し、ターンテーブル10の上に載る。次に操
作ボタン30から指を離して図1に示すような第1の位
置にすると、ボール38は再び付勢力が加えられ一部が
ボール保持体20の外周面から突出し、ディスク40の
中心孔の上縁部を押し、ディスク40をターンテーブル
10の受け面15上に押しつける。この状態でモータ1
を駆動すれば、ターンテーブル10と一体的にディスク
40が回転駆動され、情報信号の記録再生を行うことが
できる。
【0019】ディスク40を取り外すときは、ばね36
の付勢力に抗し1本の指で操作ボタン30を押しながら
他の指でディスク40の外周部を持ち上げる。操作ボタ
ン30を押すことによって上記のように第2の位置とな
り、ボール38に加えられる付勢力が解除され又は軽減
されるため、ディスク40は何の抵抗もなくターンテー
ブル10から取り外すことができる。
【0020】以上説明した実施例によれば、操作ボタン
30の第1の位置でボール38を付勢してディスク40
を係止し、操作ボタン30を付勢力に抗して操作した第
2の位置でボール38に加えられる付勢力を解除し又は
付勢力を軽減するようにしたため、操作ボタン30を第
2の位置にした状態でディスク40を着脱することがで
き、ディスク40の着脱が極めてスムーズで操作性がよ
く、従来のように強引に着脱するものと違ってディスク
40を汚したり、ディスク40に傷をつけたりすること
がなくなり、商品価値を向上させることができる。ま
た、1個のコイルばね36で操作ボタン30を付勢し、
操作ボタン30の傾斜面31により付勢力を3個のボー
ル38に伝達して外周方向への移動力に変換しているた
め、3個のボール38の押圧力が均一になり、ディスク
40の保持が安定するし、このようなディスク保持装置
を少ない部品数で実現できるという利点もある。
【0021】なお、ディスク駆動装置を薄型化するため
には操作ボタン30の移動ストロークをできるだけ短く
することが望ましい。操作ボタン30の移動ストローク
を短くした上でボール38の移動ストロークをある程度
以上確保しようとすると、一般的には操作ボタンの移動
方向に対する操作ボタン30の傾斜面31の傾斜角度を
より大きくすればよいが、そうすると、ボール38によ
るディスク40の係止力が小さくなるという難点があ
る。しかしながら、以上説明した実施例では、操作ボタ
ン30の第1の位置ではボール38が操作ボタン30の
傾斜面31に押されて付勢されるものの、操作ボタン3
0の第2の位置では、ボール38を上記傾斜面31に続
くほぼ平坦な第2の面32上に逃がすようになっている
ため、操作ボタン30の移動ストロークは短くてもボー
ル38の移動距離は充分長く確保することができるし、
上記傾斜面31の傾斜角度をより小さくしてボール38
の付勢力を大きくしても、ボール38を逃す距離を充分
長く確保することができるという利点がある。
【0022】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。図8、図9において、モータ1の回転軸2にはター
ンテーブル50の軸孔51が嵌合固着され、ターンテー
ブル50の上にはゴム又は樹脂等でできた弾性体60が
配置されている。弾性体60は外方へ突出した突出部6
1を周方向に沿って3ケ所に有している。ターンテーブ
ル50の上には弾性体60の外周側に円弧状に形成され
た3個のレバー55が配置され、各レバー55の一端部
近傍に形成された軸56がターンテーブル50の軸孔に
嵌められることにより各レバー55がターンテーブル5
0の面と平行な面内で回転可能に支持されている。各レ
バー55の他端部には球面体57が一体に形成されてお
り、長手方向の中間部には突起58が一体に形成されて
いる。各レバー55の他端部は弾性体60の各突出部6
1に対向して配設される。
【0023】弾性体60および各レバー55の上方には
操作ボタン65がディスク着脱方向(上下方向)に移動
可能に配置されている。操作ボタン65には各レバー5
5の突起58に上から当接する傾斜面66が形成されて
いる。ターンテーブル50の上には各レバー55を囲み
かつ操作ボタン65の外周部を押さえ込んでカバー64
が固定されている。各レバー55は弾性体60の突出部
61を圧縮した状態でカバー64内に配置されることに
よりそれらのレバー55の他端部がターンテーブル50
の外周方向に移動するように、すなわち図8に示すよう
に前記レバー55はその他端部が径方向外側すなわち時
計方向に回転するように付勢され、これによって球面体
57の一部がカバー64の開口から突出している。ま
た、この状態では各レバー55の突起58が操作ボタン
65の傾斜面66を外方に向かって押すため、その分力
によって操作ボタン65が押し上げられている。このと
きの操作ボタン65の位置が第1の位置である。
【0024】上記操作ボタン65を押すと、操作ボタン
65の傾斜面66が各レバー55の突起58を押して各
レバー55を弾性体60の弾力に抗し図8において反時
計方向に回転させ、球面体57をカバー64の開口から
後退させる。このときの操作ボタン65の位置が第2の
位置であり、着脱されるディスク40に対する球面体5
7に加えられる付勢力を解除し又は付勢力を軽減する。
以上のように、この実施例の場合も、前述の実施例と同
様に、操作ボタンを第1の位置と第2の位置に置くこと
ができるため、前述の実施例と同様の作用効果を奏す
る。
【0025】次に、図10、図11に示す実施例につい
て説明する。図10、図11において、モータ1の回転
軸2にはターンテーブル70の軸孔71が嵌合固着さ
れ、ターンテーブル70の上には操作ボタン76がその
円筒状ガイド部77がターンテーブル70のボス部に嵌
められることによりディスク着脱方向に移動可能に配置
されている。ターンテーブル70と操作ボタン76の間
には3ヵ所に放射状に突出した突出部79を有するほぼ
円盤状の補助板78があり、補助板78の上記突出部7
9とターンテーブル70との間に弾性体としての圧縮コ
イルばね80が介装されている。ターンテーブル70に
はコイルばね80よりも外周側において円筒状の壁73
が形成され、この壁73にカバー74が嵌合固定され、
操作ボタン76の外周縁部をカバー74が押さえ込んで
いる。カバー74内には球面体としての3個のボール7
5が前述の実施例と同様に適宜のガイドによって保持さ
れている。各ボール75にはコイルばね80が当接して
いる。
【0026】通常は、ばね80の弾力によって補助板7
8を介し操作ボタン76が押し上げられるとともに、ば
ね80の上端部によって各ボール75が外周方向に向か
って付勢され、各ボール75の一部がカバー74の外周
から突出してディスク40の係止態位をとる。このとき
の操作ボタンの位置を第1の位置とする。ばね80の付
勢力により補助板78を介して押し上げられている操作
ボタン76をばね80の付勢力に抗して押し下げると、
ばね80の上端部が各ボール75から逃げるため、ボー
ル75に対する付勢力が解除され又は付勢力が軽減され
る。このときの操作ボタンの位置を第2の位置とする。
このように、この実施例の場合も、前述の実施例と同様
に、操作ボタンを第1の位置と第2の位置に置くことが
できるため、前述の実施例と同様の作用効果を奏する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、操作部材の第1の位置
で係止部材を付勢してディスクを係止し、操作部材を付
勢力に抗して操作した第2の位置で係止部材に加わる付
勢力を解除し又は付勢力を軽減するようにしたため、操
作部材を第2の位置にした状態でディスクを着脱するこ
とができ、ディスクの着脱が極めてスムーズで操作性が
よく、従来のように強引に着脱するものと違ってディス
クを汚したり、ディスクに傷をつけたりすることがなく
なり、商品価値を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスク保持装置の一実施例を
示す正面断面図。
【図2】同上実施例の異なる作動態様を示す正面断面
図。
【図3】同上実施例中のターンテーブルの平面図。
【図4】同上ターンテーブルの正面断面図。
【図5】上記実施例中のボール保持体の正面断面図。
【図6】同上ボール保持体の平面図。
【図7】同上ボール保持体の底面図。
【図8】本発明にかかるディスク保持装置の別の実施例
を示す正面断面図。
【図9】同上実施例の正面断面図。
【図10】本発明にかかるディスク保持装置のさらに別
の実施例を示す正面断面図。
【図11】同上実施例の正面断面図。
【図12】従来のディスク保持装置の一例の要部を示す
一部断面平面図。
【図13】同上実施例においてディスクの着脱状態を示
す正面断面図。
【図14】従来のディスク保持装置の別の例を示す正面
断面図。
【図15】同上実施例の使用態様を示す正面断面図。
【符号の説明】
10,50,70 ターンテーブル 30,65,76 操作部材 36,60,80 付勢手段 38,57,75 係止部材 40 ディスク
フロントページの続き (72)発明者 小林 文男 長野県駒ヶ根市赤穂14−888番地 株式会 社三協精機製作所駒ヶ根工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心に孔を有するディスクをターンテー
    ブルに保持するディスク保持装置において、 前記ターンテーブルの中心部に設けられ、上記ディスク
    の孔が嵌め込まれるディスク装着部と、 前記ディスクの着脱方向に移動自在に設けた操作部材
    と、 前記ディスクが前記ディスク装着部に嵌め込まれた際、
    前記ディスクの孔に当接するものであって、前記ディス
    ク装着部の径方向に移動自在に設けられた係止部材と、 この係止部材を径方向外方へ付勢する付勢手段と、 前記操作部材の移動に応じて前記係止部材に作用する前
    記付勢手段による付勢力を解除する付勢解除手段とを備
    えたことを特徴とするディスク保持装置。
  2. 【請求項2】 付勢手段は、操作部材を介して係止部材
    に付勢力を作用させることを特徴とする請求項1記載の
    ディスク保持装置。
JP4306111A 1992-10-19 1992-10-19 ディスク保持装置 Pending JPH06131783A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4306111A JPH06131783A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 ディスク保持装置
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