JPS6213254Y2 - - Google Patents

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JPS6213254Y2
JPS6213254Y2 JP1978125352U JP12535278U JPS6213254Y2 JP S6213254 Y2 JPS6213254 Y2 JP S6213254Y2 JP 1978125352 U JP1978125352 U JP 1978125352U JP 12535278 U JP12535278 U JP 12535278U JP S6213254 Y2 JPS6213254 Y2 JP S6213254Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープカートリツジ自動変換装置の考
案に係り、カセツト型テープカートリツジのよう
なテープカートリツジの保管をなすためのホルダ
ーを利用してカセツトの変換を図つた自動変換機
構を提供し、長時間に亘る多種類の録音又は再生
を適切に達成せしめることのできると共にカセツ
トの変換を容易となし、しかもプレーヤメカニズ
ムの低姿勢化を図り車載用機器などとして上記特
性を具備した新規な機構を提供しようとするもの
である。
カセツト型テープカートリツジのようなテープ
カートリツジを使用したテーププレヤに関しては
従来から種々のものが提案されており、これらを
大別するとモノラル録音、再生プレヤー、ステレ
オ録音再生プレヤ、オートリバース再生プレヤー
の如きが代表的なものとされる。ところがこれら
のものは夫々1個のカートリツジを用いた機器で
あり、従つてその録音再生時間は最大で2時間程
度であるから具体的な利用に当つては相当数のカ
ートリツジを用意し、これらのカートリツジを特
別なボツクス又はホルダーその他の保管機構に保
管しておいて取扱者が1々手操作によつてプレヤ
に対し抜取つてから新しいカートリツジを装入す
る差換え操作をなすことが必要であり、それらの
取扱い操作が煩雑である。なおこのような従来一
般のものの不利を避けるために前記したようなカ
ートリツジをループ状としてキヤビネツトに収納
せしめ変換を図るようなことも行われているが、
斯様なキヤビネツトを用いるものは相当に複雑大
型であつて家庭用機器としては採用し得ても車載
機器その他のコンパクト化された機器に対しては
適用し難い欠点を有している。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、多角状に形成される
と共に複数個のテープカートリツジ50を装着す
るホルダー1と、該ホルダーを装脱するためのガ
イド部70と昇降操作部材11に接合するアーム
部75とを有するガイド7を傾動可能に対設する
と共にそれらガイド7,7間に録音または再生機
構151,153,154を配設し、しかも前記
ホルダー1の中心部に向けた主軸3を有する設定
台15を備えるプレヤ本体100から成り、前記
ホルダー1にはその周側部に各テープカートリツ
ジ50を平面的に装脱する複数個の受入部101
を配設し、前記した設定台15の主軸3に形成し
た昇降操作用カム部35に上記プレヤ本体に設け
られた旋回操作機構13,131で旋回作用を受
けるための旋回受動部9を有する上記昇降操作部
材11を係合せしめ、該昇降操作部材11に前記
ホルダー1の中心部に設けられた係合孔109と
嵌合し該ホルダー1を旋回操作する軸筒19,1
9aと上記ホルダー1を支承するエレベーシヨン
板8を設け、上記昇降操作部材11による前記ホ
ルダー1の上昇状態で該ホルダー1に対するガイ
ド7の把持を解放して旋回を行わせると共にその
下降状態で上記ガイド7による把持をなし録音ま
たは再生を行わせるようにしたことを特徴とする
テープカートリツジ自動変換装置である。
即ちその具体的な関係を更に添附図面に示すも
のについて説明すると、先ず本考案においては第
1図に示すようなカートリツジホルダー1を用い
てカートリツジの交換を図るものであり、該ホル
ダー1の構成は平板状多角形の部体の中心部に旋
回手段に対する係合部たる角形嵌合孔109を設
け、該嵌合孔109の形成された中核部108よ
り放射状に補強リブ107を配設すると共に周側
部に複数個のカートリツジ受入部101を形成し
たものである。なおこの実施態様においては上記
したようなカセツト形カートリツジに即応したも
のとして設計され、前記したような各受入部10
1には位置決めピン装入孔106や表示孔105
を夫々形成すると共にホルダー1自体を8角形と
して形成したことは図示の通りであり、従つて受
入部101が8個配設されることは図示の通りで
ある。蓋しカセツトカートリツジに関して上記の
ように8個を周側に受入れるようにすることによ
りホルダー1の大きさはLP盤と同様な直径のも
のとなり、しかも後述するような電磁プランジヤ
の如き旋回操作機構13による各駆動操作が回転
角との関係で適切に行われることとなると共に円
盤に準じた体裁のものとなる等の事情からして実
地的に好ましい態様と言える。各受入部101に
おいては両側に弾性の係止部31,31が対設さ
れており、受入れられたカセツト形カートリツジ
には公知のようにガイド突部が対設されているわ
けであるから押入されたカートリツジはそのガイ
ド突部が弾性係止部31に引掛り、夫々所定の受
入位置に保持される。
上記したように複数個のカートリツジが装着さ
れたホルダー1は第7図に1例が示されるような
プレヤ本体100の上部に対設されたガイド7,
7間に装入して録音又は再生に供されるものであ
つて、これらのガイド7,7は平面的には第2図
に示すような関係をなし、即ちその奥部側に傾斜
屈曲部74が対称的に形成され、従つて装入され
たホルダー1の角部がこの傾斜屈曲部74,74
間に係止して所定の装入位置が採られるように成
つている。これらのガイド7,7は第3,4図を
も参照して明かなように下方にアーム部75が対
称的に延出屈曲して設けられ、その屈曲角部近傍
がデツキ17に設けられた支点部材76によつて
支持されており、即ちアーム部75の屈曲角部に
下側から穿設された長溝状の受穴73に対して杆
状の支持部材76における上端部分が受け入れら
れ、又デツキ17との間に発条77とワツシヤ7
8が介装されていて第3図と第4図を比較して明
かなようにガイド7,7が適宜に昇降せしめら
れ、しかも受穴73が若干大径に形成されていて
適当な傾動作用も得られるように成つている。又
これらのガイド7,7におけるアーム部75,7
5間にはデツキ17上に位置した設定台15に植
立された主軸3が位置せしめられ、即ち図示のよ
うに椀状に形成された設定台15はクツシヨン座
15aを以てデツキ17の内面上にセツトされ、
該設定台15の中央に設けられた前記主軸3には
軸筒19が軸方向においてスライド可能であると
共に円周方向においても回動可能に嵌挿され、該
軸筒19の下方にはラチエツト状の旋回受動部9
を有し且つその周側に第2図に示したように凹入
面を配設した昇降操作部材11が設けられてお
り、上記したアーム部75の先端に設けた接合部
71は昇降操作部材11の旋回受動部9に対し第
3図に示す如く係止するように成つている。上記
した昇降操作部材11における係止段乃至凹入面
の数は何れも前記した受入部101の配設数と同
じであつて、夫々の受入部101に対応させて形
成されていることは第2図に示されている通りで
あり、旋回受動部9に対してはこの第2図と共に
第5図に明かなような旋回操作機構としての電磁
機構13の係合爪132とスライド板12の従動
子121が臨ませられている。即ち第2図と第5
図を参照して理解されるように電磁機構13に対
して装着されたプランジヤ131はその先端に上
記係合爪132が形成されたものであり、又該プ
ランジヤ131は枠材134内において発条13
3を介装し、該発条133の作動によつて常に引
出された状態のものが電磁機構13に対する通電
により引込まれ係合爪132がラチエツト状カム
部体9に係合して該カム部体と一体に組付けられ
たカム部体11及び軸筒19を回動操作し、カム
部体9の回動によつてスライド板12を操作する
ものである。
即ち軸筒19の上端部は角軸部19aとされ、
該角軸部19aに対し前記したようなホルダー1
中心部の角形嵌合孔109が係合されるものであ
るが、このような角軸部19aの下方にはエレベ
ーシヨン板8が取付けられ、該エレベーシヨン板
8の下方には別に昇降板5が軸筒19に対して嵌
装され、該昇降板5の両端部には夫々転子51が
設けられており、これらの転子51は前記したデ
ツキ17と一体に組付けられた上面デツキ17a
に垂下して対設されたガイド部175,175に
案内されて昇降板5を第3図と第4図に示すよう
に昇降作動させ、その降下位置はガイド部175
の下端に形成された屈曲部176に転子51が受
入けられた状態で規定され、又昇降板5における
中央部分は若干下方に傾斜突出させて形成されて
いて、この部分は前記した旋回受動部9の上面側
に形成された凹入部95に適宜受入れられるよう
に成つている。なお上記した設定台15には前記
アーム部75を受入れ且つこれをその支点部材7
6を中心として適宜に傾動操作する開口15bが
設けられ、又斯かるガイド7部分の昇降及び若干
の傾動作用を許容する開口177が上面デツキ1
7aに形成されている。主軸3の周面には波形昇
降操作用カム部35が第5図の側方に一部拡大し
た状態で併せて示すように形成され、該カム部3
5に対しては上記した昇降操作部材11の両側に
おいて第2図に示すように止ピン33を以て装着
支持された球状転子32が係合されている。該転
子32は部材11からの単なる突出部でもよい。
上記したようなデツキ17はプレヤ本体100
内にセツトされることは第7図に示す通りであ
り、該デツキ17には折立部170が形成され、
この折立部170には上記したようなガイド7,
7間に装入されるホルダー1の装脱域前方に上端
を突出させた第1の突出部171と該突出部17
1の前方に形成されたもう1つの取付座177と
が設けられ、この取付座177にはロツクピン1
78が設けられ、一方プレヤ本体100の前方に
はロツク部205を有する電磁機構204が設け
られている。又上記のような折立部170には転
子173,173が前後に設けられ、これらの転
子173はプレヤ本体100の前後に設けられた
傾斜ガイド溝201に夫々係合せしめられ、しか
もプレヤ本体100の上部に形成された係止部2
02とそれらの転子173との間に引張発条20
3が夫々設けられ、更にデツキ17の奥部とケー
シング100の内面との間にも同じく発条172
を取付け、しかもデツキ17の手前側端部はプレ
ヤ本体100の内面に設けられた傾斜弾片179
に臨ませられている。
又ケーシング100の奥部には再生又は録音機
構150が設けられ、この録音又は再生機構の具
体的な構成としては第4図に示されるようにヘツ
ド151、リール軸152、キヤプスタン15
3、ピンチローラ154および位置決めピン15
5の如きより成るものであつて、斯様な再生又は
録音機構150に対して前述したようにホルダー
1に保持されたカートリツジが係合されることに
より夫々の再生又は録音が行われることは従来一
般に知られている通りのものであるが、本考案に
おいてはそれらの再生又は録音用部材の中のヘツ
ド151、ピンチローラ154が既述したような
旋回受動部9のラチエツト状周面によつて進退さ
れるスライド板12上に設けられることは第6図
に示す通りである。即ちモータ156によりフラ
イホイール157の如きを介してキヤプスタン1
53と共にリール軸152を駆動し、テープのヘ
ツド151前面における走行と、それによつてヘ
ツド前面を通過したテープの巻取りを得しめるこ
とは一般的に行われている通りであるが、前記し
たような軸筒19の回転作動に当つてスライド板
12が案内ローラ122,122に案内され旋回
受動部9のラチエツト状凹凸に従い発条123,
123の弾力に抗して進退せしめられることによ
り、そのヘツド151及びピンチローラ154を
カセツト形カートリツジ50から後退させるよう
に成つている。
上記したような本考案によるものの作動関係に
ついて説明すると、前記したように複数個のカー
トリツジ50を装着したホルダー1を第7図に示
すようにガイド7に案内させて装入すると、ホル
ダー1の前端側がガイド7の屈曲部74,74に
対し第2図に示すように係止し、この係止後には
ガイド7,7をも押進するからこのように押進さ
れるガイド7によつてデツキ17に設けられた第
7図の如き第1突出部171と接触してデツキ1
7自体をプレヤ本体100のガイド溝201にそ
つて押進せしめ、該ガイド溝201の傾斜によつ
てデツキ17が上昇せしめられることとなり、従
つてこのデツキ17上に位置された設定台15の
主軸3及びそれに配設された昇降操作部材11、
軸筒19やエレベーシヨン板8を第3図に示す仮
想線のように上昇せしめ、角軸部19aをホルダ
ー1の角孔109に嵌合させる。なお上記したよ
うなガイド7の前進に当つては支持部材76は受
溝73内においてスライドせしめられ、各ガイド
7,7はホルダー1を受入れて相当の重量を有す
ると共にその中間傾斜部75aが第3図に示すよ
うに両側をデツキ17に設けられたガイド部17
5の下端外側とそれに対設された接合部179に
よつて挟持されていることからして上下方向に変
位することなしに前進せしめられ、デツキ17の
上昇量は比較的弱い発条77において吸収されて
いる。然してデツキ17が上記した第7図のよう
にガイド溝201にそつて充分に押込み上昇せし
められた時点においては該デツキ17のロツクピ
ン178がメカニズムロツク用のプランジヤ20
4におけるロツク部205に進入され所定の前進
上昇位置にロツクされて前記したようなホルダー
1と角軸部19aとの嵌合関係が確保される。
上記したようにセツトされたホルダー1は手動
その他によつて得られる信号によつて第2,5図
に示す旋回操作機構としての電磁機構13に通電
されると再生又は録音されていたカートリツジ5
0の変換がなされるものであり、即ち該電磁機構
13のプランジヤ131が発条133の弾力に抗
して吸引されるとラチエツト状の旋回受動部9に
係合爪132が係合して軸筒19およびエレベー
シヨン板8を一定の角度回転させ、この際カム1
1も共に回転される。蓋し上記した旋回受動部9
の回転によつて第2図に示すようなスライド板1
2が半径方向に押出されて第6図に示すようにカ
ートリツジ50の再生端面に対して進入しテープ
に接触していたヘツド151及びキヤプスタン1
53に圧接していたピンチローラ154は共に後
退離脱せしめられることは明かであり、一方上記
旋回受動部9を一体的に形成している昇降操作部
材11の回転によつて該部材11に設けられた球
体または係合突部32が第5図に示すようなカム
部35にそつて移動せしめられることから該部材
11、軸筒19およびエレベーシヨン板8を共に
上昇せしめ、ガイド7をも第3図と第4図を参照
して明かなように少許上昇させ、しかも上記昇降
操作部材11の周面に接触しているガイド7の下
端側接合部71が操作されることによつてガイド
7がその支持部材76による支持位置を中心とし
て第4図に示すように回動しホルダー1を受入れ
ているガイド7部分を外側に開くこととなるもの
である。即ち第3図のようにホルダー1の両側辺
に略緊密に接合していた状態から第4図に示すよ
うにホルダー1の回転を可能とする間隙を受入溝
70とホルダー1との間に形成するわけであり、
これらの作動が昇降操作部材11の回転により相
関して行われる結果としてホルダー1は正確に該
部材11の回転角度に従い第4図に示す矢印のよ
うに回転され、又この回転後において球体32が
カム部35の縦溝部に落ち込むことによりエレベ
ーシヨン板8は元の位置まで降下し、ガイド7,
7が回転したホルダー1を再び両側から把持する
と共にスライド板12が復動してヘツド151と
ピンチローラ154を新しく搬入されたカートリ
ツジ50に対して進入させ、再生可能関係を形成
し、引続いた再生又は録音を行わしめることがで
きる。即ちこれらの動作が各カートリツジ50の
再生完了後又は操作者の選択による電磁機構13
への通電が行われる毎に繰返して行われるわけで
あり、それによつてホルダー1に装着された全カ
ートリツジ50に関する再生又は録音が継続して
行われる。例えば上記したカセツト形カートリツ
ジ50が1個によつて得られる再生時間は一般的
に1時間で、オートリバースの場合は2時間に達
し、従つて上記実施例のように8個のカートリツ
ジ50をホルダーに装着して使用するようにした
ものにおいては8〜16時間に亘る連続的な再生又
は録音を実施することができる。
ホルダー1を取外すには電磁機構204の把持
部205によるロツクピン178の把持を解放す
ればよいわけであり、即ちこの解放によつて発条
203,203の復元力でデツキ17が落し込ま
れた前記したようなホルダー1装入時とは反対に
作動して旧位置に復し、弾性片179その他によ
つてデツキ17降下時の衝撃を緩和し、又昇降操
作部材11その他より成るメカニズム部分の衝撃
はクツシヨン座15aの如きによつて更に緩和さ
れて降下することとなり、ホルダー1はガイド
7,7間から引出されることとなるものである。
上記したような本考案のものはホーム用又は車
載用の何れとしても利用することができる。即ち
ホーム用とした状態は第8図に示されている通り
であつて前記したようなプレヤ本体100の前面
に表示部210、調整操作部211、送り方向選
択操作部212の如きが配設されたものの上方に
上記したようなホルダー1の装入口213が設け
られており、斯様なプレヤ本体100は増幅器2
14を介しスピーカ215に連結されていて所要
の位置に設定されるように成つているものであ
る。これに対して車載用とされる場合には電気回
路的には第9図に示すように成り、又は車輌23
0に対する配設状態は第10図に示す通りであ
る。即ち上記したようなプレヤ本体100内の主
要機構は主ユニツト100aとしてトランクルー
ム又は座席の下部の如きに設けられ、スピーカ2
15,215が後部座席の上部に配設されると共
にコントロールボツクス220が運転席部分のイ
ンストルメントパネルに取付けられることにより
車内スペースを充分に確保した配設が可能であ
り、しかも操作性を適切に得ることができるもの
である。
以上説明したような本考案によるときは複数個
のカートリツジを平板状のホルダーに装着せし
め、これをプレヤ本体に装脱して連続的に再生又
は録音せしめて長時間に亘るテープ再生(又は録
音)を円滑に図り得るものであり、従つて利用者
において1個毎のカートリツジ変換操作を反覆し
て行う必要がなく、又それら多数のカートリツジ
はホルダーに装着された状態で保管、整理し得る
ので特別なボツクスその他によつて保管する必要
をなからしめることができるものであり、又この
ような平板状のホルダーを採用することによつて
一般的なテーププレヤにおいて該ホルダーを平行
に装脱せしめるような比較的低姿勢でコンパクト
な構成により上記したような各カートリツジの連
続的な再生又は録音を行わしめることができ、従
つてプレヤ本体を第7図に示すような低姿勢とし
てホーム用のみならず車載用の如きにおいてもト
ランクルームや座席下などを利用して上述したよ
うな長時間に亘る好ましい使用を図り得るもので
あつて、実用上その効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図は本考案におけるホルダーの部分切欠平面
図でその一部の斜面図をも併せて上部に示すもの
であり、第2図はそのガイド間に対する装着状態
を示した部分切欠平面図、第3図はその軸筒及び
それに配設された部材のホルダーに対する係合嵌
脱操作関係を示した部分的な横断面図、第4図は
そのガイド開閉作動関係とホルダーの回転作動関
係とを併せて示した第3図と同様な横断正面図、
第5図は主軸及びカム部体による作動関係を示し
た部分的な切断側面図で主軸一部におけるカム溝
形成状態をも拡大して別に併せて示し、第6図は
ホルダーに装着されたカートリツジのスライド板
に設けられた再生又は録音機構との作動関係を部
分的に拡大して示した平面図、第7図はプレヤ本
体におけるホルダー装脱による作動関係を示した
部分切欠側面図、第8図は本考案がホーム用とさ
れる場合の構成関係概略説明図、第9図は本考案
が車載用とされる場合の構成関係概略説明図、第
10図はその自動車における配装関係を示した斜
面図である。 然してこれらの図面において、1はホルダー、
1aはその屈曲部、3は主軸、7はガイド、8は
エレベーシヨン板、9はラチエツト状の旋回受動
部、11は昇降操作部材、12はスライド板、1
3は旋回操作機構としての電磁機構、15は設定
台、17はデツキ、19は軸筒、19aはその角
軸部、31は係止部、32は球体、33は止子、
35はカム部、50はカートリツジ、70はガイ
ド部、71と従動部、73は係合溝、74は傾斜
屈曲部、75はアーム部、76は支持部材、77
は発条、100はプレヤ本体、101はそのカー
トリツジ受入部、109は嵌合孔、121は転
子、123は発条、131はプランジヤ、132
は係合爪、151はヘツド、153はキヤプスタ
ン、154はピンチローラ、156はモータ、1
57はフライホイール、170は折立部、171
は突出部、173は転子、178はロツクピン、
201はガイド溝、203は発条、204は電磁
機構、205はそのロツク部を示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多角状に形成されると共に複数個のテープカ
    ートリツジを装着するホルダーと、 該ホルダーを装脱するためのガイド部と昇降
    操作部材に接合するアーム部とを有するガイド
    を傾動可能に対設すると共にそれらガイド間に
    録音または再生機構を配設し、しかも前記ホル
    ダーの中心部に向けた主軸を有する設定を備え
    るプレヤ本体から成り、 前記ホルダーにはその周側部に各テープカー
    トリツジを平面的に装脱する複数個の受入部を
    配設し、 前記した設定台の主軸に形成した昇降操作用
    カム部に上記プレヤ本体に設けられた旋回操作
    機構で旋回作用を受けるための旋回受動部を有
    する上記昇降操作部材を係合せしめ、 該昇降操作部材に前記ホルダーの中心部に設
    けられた係合孔と嵌合し該ホルダーを旋回操作
    する軸筒と上記ホルダーを支承するエレベーシ
    ヨン板を設け、 上記昇降操作部材による前記ホルダーの上昇
    状態で該ホルダーに対するガイドの把持を解放
    して旋回を行わせると共にその下降状態で上記
    ガイドによる把持をなし録音または再生を行わ
    せるようにしたことを特徴とするテープカート
    リツジ自動変換装置。 (2) 8角形状に形成され、その周側に8個のテー
    プカートリツジ受入部を配設すると共に中心部
    に角孔の係合部を形成し大きさが略ドーナツ盤
    状のホルダーを用いる実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載のテープカートリツジ自動変換装
    置。 (3) 旋回受動部をカム状に形成し、該旋回受動部
    にヘツド及びピンチローラを配設したスライド
    板の端部を臨ませた実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のテープカートリツジ自動変換機
    構。
JP1978125352U 1978-09-14 1978-09-14 Expired JPS6213254Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978125352U JPS6213254Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14

Applications Claiming Priority (1)

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