JPH10106134A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JPH10106134A
JPH10106134A JP8271643A JP27164396A JPH10106134A JP H10106134 A JPH10106134 A JP H10106134A JP 8271643 A JP8271643 A JP 8271643A JP 27164396 A JP27164396 A JP 27164396A JP H10106134 A JPH10106134 A JP H10106134A
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JP
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disk
turntable
optical disk
disk drive
center
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JP8271643A
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Tatsuro Hayakawa
達郎 早川
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
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    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/08Insulation or absorption of undesired vibrations or sounds

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、貼り合わせディスクであっても、
正確なセンタリングが行なわれると共に、簡単な構成に
よりコストが低減されるようにした、ディスク駆動装置
を提供すること。 【解決手段】 モータ11と、このモータの回転軸11
bに装着されたターンテーブル12と、を含んでおり、
複数のディスク基板を貼り合わせたディスク14を、こ
のターンテーブル上に保持し回転駆動する、ディスク駆
動装置10において、上記ターンテーブルに装着すべき
前記貼り合わせたディスクの一方のディスク基板にのみ
接触する高さを有する固定部17と、上記一方のディス
ク基板にのみ接触するように、半径方向に弾性変形可能
な可動部18とを含んでいるディスクの保持機構を有す
るようにディスク駆動装置10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクを回転駆
動するためのディスク駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク(CD)やコ
ンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD−RO
M)あるいは光磁気ディスク(MO)等の円板状のディ
スク(以下、光ディスクという)をアクセスして情報の
読出あるいは書込を行なうディスク駆動装置において
は、光ディスクと情報の読出あるいは書込を行なう光学
ピックアップとの位置関係が高精度に保持される必要が
あり、両者の間に位置的なずれが存在すると、情報の正
確な読出あるいは書込が困難になったり、例えば再生さ
れた音楽や映像の画像品質が低下してしまうという問題
があった。特に、上述したような光ディスクは、一般に
合成樹脂により形成されていることから、ディスク駆動
装置のターンテーブルに装着するために中央部に設けら
れた孔の径は、比較的バラツキが大きく、位置ずれを抑
えるためには、このバラツキに対する対策が必須であ
る。このため、従来は、光ディスクのセンタリング機構
を設けて、光ディスクが必ずターンテーブルに対して正
しい位置に装着されるようになっている。
【0003】このような光ディスク装置は、例えば図5
及び図6に示すように、構成されている。図5及び図6
において、CD再生用の光ディスク装置1は、スピンド
ルモータ2,ターンテーブル3,チャッキングプーリ4
を含むように、構成されている。
【0004】スピンドルモータ2は、ロータ2a,ステ
ータ基板2bから構成されており、このステータ基板2
bは、シャーシ2c上に取り付けられ、ネジ2dにより
固定されている。上記シャーシ2cは、振動が光ディス
クに伝達されないように、ゴム製のインシュレータ2e
を介して、光ディスク装置1の本体フレーム(図示せ
ず)上に取り付けられている。
【0005】上記ターンテーブル3は、スピンドルモー
タ2の回転軸2fの上端部に対して同心に固着されてお
り、このターンテーブル3上に、光ディスク5が着脱可
能に装着されるようになっている。ターンテーブル3の
中央には、水平方向に関して円形のディスク取付基準用
の凸部3aが形成されており、光ディスク5は、その中
央に形成された円形の孔5a内に、上記凸部3aが挿入
されることにより、ターンテーブル3上に装着されるよ
うになっている。
【0006】上記チャッキングプーリ4は、水平方向に
関して円形に形成されており、その下面中央部に円形の
凹陥部を有しており、この凹陥部内にターンテーブル3
の凸部3aを収容することにより、ターンテーブル3及
び光ディスク5上に配設されている。そして、チャッキ
ングプーリ4の上記凹陥部の奥には、マグネット4aが
装着されており、このマグネット4aがターンテーブル
3の凸部3aの上面に吸着することにより、チャッキン
グプーリ4の周辺部下面が、光ディスク5の対応する部
分を押圧する。これにより、光ディスク5は、ターンテ
ーブル3とチャッキングプーリ4との間に挟持されて、
ターンテーブル3上に固定されるようになっている。
【0007】さらに、図6に示すように、光ディスク5
に対する情報の読出/書込を行なう光学ピックアップ6
が、シャーシ2cに取り付けられたガイド軸7aに沿っ
て、光ディスク5の半径方向に摺動可能に取り付けられ
ており、スレッドモータ7bによりスレッドギヤ7cを
介して駆動されるようになっている。
【0008】そして、ターンテーブル3の凸部3aに、
光ディスク5のためのセンタリング機構が設けられてお
り、このセンタリング機構は、図7及び図8に示すよう
に構成されている。即ち、図7及び図8において、ター
ンテーブル3の中央の凸部3aは、基部8a,リング8
b,コイルバネ8c,チャッキングヨーク8dを含んで
いる。
【0009】上記基部8aは、ターンテーブル3の中央
に形成され且つスピンドルモータ2の回転軸2fに圧入
される軸受部を包囲するように形成されており、この軸
受部に嵌合され、固定されている。この基部8aに対し
て、コイルバネ8cが被嵌され、さらにその上からリン
グ8bが嵌合されている。さらに、基部8aの上端に
は、チャッキングプーリ4のマグネット4aが吸着すべ
き円環状のチャッキングヨーク8dが設けられている。
(図示の場合には、チャッキングヨーク8dは、基部8
aと一体に形成されている。)上記チャッキングヨーク
8dは、その外径がリング8bの外径より小さく、且つ
周縁が全周に亘って下方に向かって屈曲している。
【0010】上記リング8bは、基部8aに対してがた
つきがなく、且つリング8bの内周面が基部8aの外周
面を摺動してリング8bが基部8aに対して上下に移動
可能となるように、その内径が基部8aの外径より僅か
に大きく選定されている。上記リング8bは、その外周
面が、半径方向外側に向かって下方に傾斜し、即ち円錐
台状に傾斜している。これにより、リング8bの外径
は、上面で最も小さく、且つ下面で最も大きくなってい
る。そして、リング8bは、上面及び下面の中間位置に
おける外径が、装着すべき光ディスク5の中央に形成さ
れた孔5aの直径にほぼ等しくなるように、形成されて
いる。
【0011】また、リング8bの下面には、円周方向に
連続する円環状の溝が形成されており、この溝内に、コ
イルバネ8cの上端が受容される。従って、コイルバネ
8cは、その上端が上記溝の奥に当接することより、リ
ング8bを上方に向かって付勢するようになっている。
ここで、上記リング8bの上限位置は、リング8bの上
面がチャッキングヨーク8dの屈曲した外周部の下縁に
当接することにより規制されており、光ディスク5が装
着されていないとき、リング8bは、コイルバネ8cの
張力によって、この上限位置に保持されている。
【0012】このような構成のセンタリング機構を備え
たターンテーブル3に対して、光ディスク5を装着する
場合、先づ光ディスク5の孔5aの下縁が、リング8b
外周面の上下方向に関して中間付近に当接する。そし
て、光ディスク5の自重によって、コイルバネ8cの張
力に抗して、リング8bが下降することになる。その
後、前述のようにチャッキングプーリ4が凸部3aに被
嵌されることにより、そのマグネット4aがチャッキン
グヨーク8dに吸着する。これにより、光ディスク5
は、チャッキングヨーク8dにより押圧されて、リング
8bと共にさらに下降する。従って、光ディスク5は、
その下面が、ターンテーブル3の上面に当接し、ターン
テーブル3上に固定保持されることになる。
【0013】かくして、外周面が円錐台状で且つコイル
バネ8cにより付勢されて上下に摺動し得るリング8b
が配設されていることにより、光ディスク5のターンテ
ーブル3への装着の際に、光ディスク5の孔5aの孔径
に多少のバラツキがあったとしても、そのバラツキは、
リング8bの上下動によって吸収されることになり、光
ディスク5が偏心した状態でターンテーブル3に装着さ
れることが確実に防止され得ることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたセンタリング機構を有するターンテーブ
ル3においては、リング8bが基部8aに対して上下方
向に摺動できるように、両者の間に遊隙が必要であり、
この遊隙分だけリング8bと基部8aとの間に、即ち光
ディスク5とターンテーブル3との間に、中心のずれが
生ずることになり、光学ピックアップ6の読取/書込の
精度や特性の悪化の一要因となっている。
【0015】また、リング8bの上下動のためのスペー
スが必要であることから、ターンテーブル3全体が比較
的高くなってしまい、光ディスク装置全体の小型化,薄
型化に不利であるという問題があった。さらに、ターン
テーブル3に装着された光ディスク5は、コイルバネ8
cによってリング8bを介して常に上方に押圧されるの
で、マグネット4aによるチャッキング力が弱められて
しまう。従って、光ディスク5とターンテーブル3との
スリップを防止するためには、より強力なマグネット4
aを使用する必要があり、マグネット4a自体が大型で
高価になり、光ディスク装置全体の小型化及び低コスト
化に反することになる。また、光ディスク5のセンタリ
ングのためにリング8b及びコイルバネ8cを使用して
いることから、部品点数が多くなり、部品コスト及び組
立コストが高くなってしまうと共に、組立時間が長くな
るので、生産効率が低下する要因となってしまう。
【0016】さらに、近年、高密度記録用光ディスクと
して、例えば図9に示すような貼り合わせディスクが開
発されてきている。図9において、貼り合わせディスク
9は、二枚の光ディスク基板9a,9bを重ねて、接着
剤により貼り合わせることにより構成されており、各光
ディスク基板9a,9bは、それぞれ中央に例えば直径
15mmの孔9a1,9b1を備えている。ここで、各
光ディスク基板9a,9bは、その孔9a1,9b1の
内径は、単独では+0.15mm,−0mmで、貼り合
わせ後に±0という規格になっている。このため、貼り
合わせディスク9は、規格で許容される最大のずれを有
する場合、図10に示すように、各光ディスク基板9
a,9bの孔9a1,9b1の内径が15.15mmで
あって、互いに反対方向にずれた状態で貼り合わせられ
ることになる。従って、実際に生産される貼り合わせデ
ィスク9は、一般には、図11に示すように、上下の光
ディスク基板9a,9bの孔9a1,9b1が僅かにず
れた状態となっている。このため、前述したセンタリン
グ機構を使用した場合には、センタリングの基準となる
べき光ディスク基板9a,9bの孔9a1,9b1が互
いにずれていることから、正確なセンタリングが行なわ
れなくなってしまうという問題があった。
【0017】本発明は、以上の点に鑑み、貼り合わせデ
ィスクであっても、正確なセンタリングが行なわれると
共に、簡単な構成によりコストが低減されるようにし
た、ディスク駆動装置を提供することを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、モータと、このモータの回転軸に装着されたター
ンテーブルと、を含んでおり、複数のディスク基板を貼
り合わせたディスクを、このターンテーブル上に保持し
回転駆動する、ディスク駆動装置において、上記ターン
テーブルに装着すべき前記貼り合わせたディスクの一方
のディスク基板にのみ接触する高さを有する固定部と、
上記一方のディスク基板にのみ接触するように、半径方
向に弾性変形可能な可動部とを含んでいるディスクの保
持機構を有することを特徴とする、ディスク駆動装置に
より、達成される。
【0019】上記構成によれば、ディスクは、ターンテ
ーブル上に装着されるとき、その孔の内縁が固定部及び
可動部に当接すると共に、可動部の弾性に抗して、可動
部を半径方向内側に向かって押動しながら、ターンテー
ブルの上面に当接することになる。その際、ターンテー
ブルの中心に関して互いに反対側に位置する固定部及び
可動部が、ディスクに嵌合すると共に、貼り合わせディ
スクの一方ディスク基板に関して、この可動部の弾性に
基づいて、可動部が一方のディスク基板を中心から外側
に向かって押圧することにより、一方のディスク基板
が、固定部の側面に対して当接することになる。従っ
て、貼り合わせディスクは、その一方のディスク基板を
基準として、ターンテーブルの回転中心に関して、正確
にセンタリングされることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図4を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0021】図1は、本発明によるディスク駆動装置の
一実施形態を示している。図1において、ディスク駆動
装置10は、例えば貼り合わせディスクを再生するため
の光ディスク装置であって、スピンドルモータ11,タ
ーンテーブル12,チャッキングプーリ13を含むよう
に、構成されている。
【0022】スピンドルモータ11は、公知の構成であ
って、例えば図5に示すスピンドルモータ2と同様に構
成されている。上記スピンドルモータ11のシャーシ1
1aは、振動が光ディスクに伝達されないように、ゴム
製のインシュレータ11bを介して、光ディスク装置1
0の本体フレーム10a上に取り付けられている。
【0023】上記ターンテーブル12は、スピンドルモ
ータ11の回転軸11dの上端部に対して同心に固着さ
れており、このターンテーブル12上に、光ディスク1
4が着脱可能に装着されるようになっている。ターンテ
ーブル12の中央には、水平方向に関して円形のディス
ク取付基準用の凸部15が形成されており、光ディスク
14は、その中央に形成された円形の孔14a内に、上
記凸部15が挿入されることにより、ターンテーブル1
2上に装着されるようになっている。
【0024】上記チャッキングプーリ13は、公知の構
成であって、例えば図5に示すチャッキングプーリ4と
同様に構成されている。そして、チャッキングプーリ1
3は、同様にマグネット13aが装着されており、この
マグネット13aがターンテーブル12の凸部15の上
面に吸着することにより、チャッキングプーリ13の周
辺部下面が、光ディスク14の対応する部分を押圧す
る。これにより、光ディスク14は、ターンテーブル1
2とチャッキングプーリ13との間に挟持されて、ター
ンテーブル12上に固定されるようになっている。
【0025】さらに、光ディスク14に対する情報の読
出/書込を行なう光学ピックアップ(図示せず)が、シ
ャーシ11a内にて、光ディスク14の半径方向に摺動
可能に取り付けられており、図示しない駆動機構によっ
て移動されるようになっている。
【0026】そして、ターンテーブル12の凸部15
に、光ディスク14のためのセンタリング機構が設けら
れており、このセンタリング機構は、図2及び図3に示
すように構成されている。即ち、図2及び図3におい
て、ターンテーブル12の中央の凸部15は、基部1
6,固定部17,可動部18,チャッキングヨーク19
を含んでいる。
【0027】上記基部16は、ほぼ円筒形であって、タ
ーンテーブル12の中央にて、スピンドルモータ11の
回転軸11dに対して直接にまたは間接的に(図示の場
合、チャッキングヨーク19を介して間接的に)固定保
持されている。この場合、チャッキングヨーク19は、
チャッキングプーリ13のマグネット13aによる吸着
が効果的に行なわれるようにな、基部16の上端に配設
されている。
【0028】上記固定部17は、図3に示すように、タ
ーンテーブル13の上面の中心付近にて、装着すべき光
ディスク、即ち二枚のディスク基板14b,14cを貼
り合わせた光ディスク14の中心の孔14aに対応し
て、ターンテーブル中心から上記孔の製造上の最小内径
寸法(例えば15mm)の位置にて、円環状に等角度間
隔に、少なくとも三つ(図示の場合、7つ)配設されて
いる。そして、上記各固定部17は、図2の左側に示す
ように、上記貼り合わせディスク14の一方である下方
のディスク基板14bにのみ接触する高さを有するよう
に、段部17aを備えており、これによって、図10に
示すような最大のずれを有する光ディスクであっても、
下方のディスク基板14bにのみ接触するように構成さ
れている。さらに、各固定部17は、その上縁が、半径
方向外側に向かって下方に傾斜して形成されている。
【0029】これに対して、上記可動部18は、図3に
示すように、上記固定部17とターンテーブル12の中
心に関して反対側に配設されており、基部16の外周縁
上端から突出して、半径方向に弾性変形可能に構成され
ている。そして、各可動部18は、図2の右側に示すよ
うに、上記孔14aの製造上の最大内径寸法が最大にず
れた状態(図10参照)で貼り合わされたときでも光デ
ィスク14の上方のディスク基板14cに接触せずに、
下方のディスク基板14bにのみ接触するようになって
いる。各可動部18は、固定部17と同様に、半径方向
外側に向かって下方に傾斜して形成されており、光ディ
スク14の孔14aへの挿入が容易になるように、好ま
しくは二段階のテーパ角を有している。そして、その先
端付近のテーパ角θ2は、光ディスク14が装着された
状態で、例えば20度になるように選定されている。
【0030】本発明実施形態によるディスク駆動装置1
0は、以上のように構成されており、ターンテーブル1
2に対して貼り合わせディスク14を装着する場合、先
づ光ディスク14の孔14aの下縁が、凸部15の固定
部17及び可動部18のテーパ部分に当接し、光ディス
ク14の自重によって、可動部18の張力に抗して、光
ディスク14が下降することになる。その後、前述のよ
うにチャッキングプーリ13が凸部15に被嵌されるこ
とにより、そのマグネット13aがチャッキングヨーク
19に吸着する。これにより、光ディスク14は、チャ
ッキングプーリ13により押圧されて、さらに下降す
る。従って、光ディスク14は、その下面が、ターンテ
ーブル12の上面に当接し、ターンテーブル12上に固
定保持されることになる。
【0031】このとき、光ディスク14は、その下方の
ディスク基板14bの孔14aが、可動部18を半径方
向内側に変形させることになるので、下方のディスク基
板14bは、その孔14aが、固定部17の外周面に当
接すると共に、反対側の可動部18の弾性によって半径
方向外側に押圧されることになる。かくして、光ディス
ク14は、その下方のディスク基板14bが、その孔1
4aを基準として、ターンテーブル12上にセンタリン
グされることになるので、光ディスク14のターンテー
ブル12への装着の際に、光ディスク14の孔14aの
孔径に多少のバラツキがあって、各ディスク基板14
b,14cの貼り合わせの際に位置ずれがあったとして
も、下方のディスク基板14bの孔14aを基準として
センタリングが行なわれると共に、そのバラツキは、可
動部18の弾性変形によって吸収されることになり、光
ディスク14が偏心した状態でターンテーブル12に装
着されることが確実に防止されることになる。
【0032】また、上述したセンタリング機構即ち固定
部17及び可動部18は、従来のような上下動するリン
グ8bのような部品がないので、上下動のためのスペー
スが不要であり、ターンテーブル12全体の高さを低く
することができ、ディスク駆動装置全体が容易に小形
化,薄型化されることになる。さらに、チャッキングプ
ーリ13がバネによって上方に押圧されることがないの
で、マグネットの吸着によるチャッキング力が弱められ
てしまうこともない。従って、マグネット13aとし
て、強力なものは不要であり、小形化及び低コスト化が
容易に可能となる。
【0033】また、光ディスク14のセンタリングのた
めの部品は、ターンテーブル12の基部16と一体に形
成される固定部17及び可動部18のみであることか
ら、部品点数が少なくて済み、部品コスト及び組立コス
トが低減されると共に、組立時間の短縮によって、生産
効率が向上することになる。
【0034】尚、上述した実施形態においては、固定部
17及び可動部18は、それぞれ7つづつ配設されてい
るが、これに限らず、対となるべき固定部及び可動部が
ターンテーブル12の中心に関して反対側に配設されて
いればよく、それぞれ三つ以上の奇数個であってもよい
ことは明らかである。
【0035】以上述べたように、本発明の実施の形態に
よれば、光ディスク14は、ターンテーブル12上に装
着されるとき、その孔14aの内縁が固定部17及び可
動部18に当接すると共に、可動部18の弾性に抗し
て、可動部18を半径方向内側に向かって押動しなが
ら、ターンテーブル12の上面に当接することになる。
その際、ターンテーブル12の中心に関して互いに反対
側に位置する固定部17及び可動部18が、光ディスク
14の中心の孔14aに嵌合すると共に、光ディスク1
4の下方のディスク基板14bに関して、この可動部1
8の弾性に基づいて、可動部18が下方のディスク基板
14bの孔の内壁を中心から外側に向かって押圧するこ
とにより、下方のディスク基板14bの孔の内壁が、固
定部17の側面に対して当接することになる。従って、
光ディスク14は、その下方のディスク基板14bの孔
を基準として、孔の径にバラツキがあったとしても、タ
ーンテーブル12の回転中心に関して、正確にセンタリ
ングされることになる。
【0036】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、貼り合わせ
ディスクであっても、正確なセンタリングが行なわれる
と共に、簡単な構成によりコストが低減されるようにし
た、ディスク駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク駆動装置の一実施形態を
示す概略側面図である。
【図2】図1のディスク駆動装置におけるターンテーブ
ルの拡大断面図である。
【図3】図2のターンテーブルにおける凸部の平面図で
ある。
【図4】図2のターンテーブルにおける可動部の光ディ
スク装着前後の部分拡大断面図である。
【図5】従来のCD再生装置の要部を示す概略側面図で
ある。
【図6】図5のCD再生装置の概略平面図である。
【図7】図5のCD再生装置におけるターンテーブルを
示す拡大断面図である。
【図8】図7のターンテーブルにおける光ディスクのセ
ンタリング機構を示す部分拡大図である。
【図9】貼り合わせディスクの構造を示す要部断面図で
ある。
【図10】貼り合わせディスクの最大ずれを示す要部断
面図である。
【図11】貼り合わせディスクの一般的なずれを示す要
部断面図である。
【符号の説明】
10・・・ディスク駆動装置、10a・・・本体フレー
ム、11・・・スピンドルモータ、11a・・・シャー
シ、11b・・・インシュレータ、11d・・・回転
軸、12・・・ターンテーブル、13・・・チャッキン
グプーリ、13a・・・マグネット、14・・・光ディ
スク(貼り合わせディスク)、14a・・・孔、14
b,14c・・・ディスク基板、15・・・凸部、16
・・・基部、17・・・固定部、17a・・・段部、1
8・・・可動部、19・・・チャッキングヨーク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、 このモータの回転軸に装着されたターンテーブルと、 を含んでおり、 複数のディスク基板を貼り合わせたディスクを、このタ
    ーンテーブル上に保持し回転駆動する、ディスク駆動装
    置において、 上記ターンテーブルに装着すべき前記貼り合わせたディ
    スクの一方のディスク基板にのみ接触する高さを有する
    固定部と、 上記一方のディスク基板にのみ接触するように、半径方
    向に弾性変形可能な可動部とを含んでいるディスクの保
    持機構を有することを特徴とする、ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記固定部及び可動部が、その端部に
    て、半径方向外側に向かって下方に傾斜するテーパ角を
    有していることを特徴とする、請求項1に記載のディス
    ク駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記テーパ角が20度であることを特徴
    とする、請求項2に記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 上記可動部のテーパ角が、ディスクを装
    着したときに、20度であることを特徴とする、請求項
    3に記載のディスク駆動装置。
JP8271643A 1996-09-20 1996-09-20 ディスク駆動装置 Pending JPH10106134A (ja)

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