JP2002329356A - チャッキング装置 - Google Patents

チャッキング装置

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JP2002329356A
JP2002329356A JP2001131233A JP2001131233A JP2002329356A JP 2002329356 A JP2002329356 A JP 2002329356A JP 2001131233 A JP2001131233 A JP 2001131233A JP 2001131233 A JP2001131233 A JP 2001131233A JP 2002329356 A JP2002329356 A JP 2002329356A
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泰治 音丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡略な構成でディスクをターンテーブルにチャ
ッキングとチャッキングの解除が正常に行えるディスク
チャッキング装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は上述の目的を達成するもので、中
心孔の設けられたディスクをターンテーブルに固定する
ためのチャッキング装置において、ディスクの中心孔に
挿入可能に、ターンテーブルに設けられている挿入凸部
と、該挿入凸部から突出し、ディスクをチャッキングす
るためのチャック爪と、該チャック爪を作動させるため
のチャック爪駆動部材とを備え、該チャック爪はチャッ
キング時に押圧爪部がディスクに接するように回動支点
軸を支点にして回動するものであり、該チャック爪駆動
部材は該チャック爪の回動力点となる回動支軸と勘合さ
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置に係
り詳細にはディスクチャッキング部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクチャッキング装置を図
6、図7および図8を用いて説明する。
【0003】図6は従来のディスクチャッキング装置の
要部を示す概略図で、(a)分解図、(b)組立図であ
る。図7は従来のチャック爪を示す概略拡大図で、
(a)正面図、(b)平面図である。図8は従来のディ
スクチャッキング装置を用いたチャッキング動作を説明
する側断面拡大図である。
【0004】50はディスクチャッキング装置の要部
で、図6に示すようにチャック爪60、ターンテーブル
70、チャック爪回動部材80、圧縮コイルばね52、
モータ53、トップカバー90および固定ねじ95など
により構成されている。
【0005】チャック爪60は、後述するターンテーブ
ル70の挿入凸部71に挿入されたディスク55の中心
孔の縁部を押圧し、ディスク55をターンテーブル70
にチャッキングする部品である。チャック爪60は、図
7で示すように板状の本体部61の図示上方にディスク
55を押圧する押圧爪部62が形成されており、押圧爪
部62の図示下方に本体部61より両側方向に突出して
回動支点軸63が形成されている。また、回動支点軸6
3の図示右方には後述するチャック爪回動部材80の円
凸部81の端部外周に当接するように、下方から右上方
へ傾斜する傾斜部64が形成されている。チャック爪6
0は、圧縮コイルばね52により付勢され、ターンテー
ブル70の方向へ押し上げらたチャック爪回動部材80
により回動しディスク55を押圧してチャッキングす
る。また、チャック爪回動部材80が下降して円凸部8
1の端部外周がチャック爪60の傾斜部64から離れる
と、チャック爪60は自重により回動支点軸63を支点
にして図示下方へ回動して、ディスク55を押圧してい
たチャッキング状態が解除される。尚、チャック爪60
はディスク55の中心孔の縁部を3箇所(本例は120
度間隔)押圧するように配設されている。チャック爪6
0の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工により形
成される。
【0006】ターンテーブル70は、図8で示すように
円板形状をしており上面にはディスク55の中心孔が挿
通する挿入凸部71(先端部には挿入し易いように面取
りが施されている)が形成されている。挿入凸部71の
外周部にはチャック爪60の回動支点軸63が係止する
係止部72が3箇所(本例は120度間隔)形成されて
いる。また、ターンテーブル70の挿入凸部71の天面
の裏面の中心から円筒部73が形成されており、円筒部
73の孔はモータ53の回転軸54に対し圧入寸法に形
成されている。尚、円筒部73の外周はチャック爪回動
部材80のガイド孔83に係合する摺動面となる。ター
ンテーブル70の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形
加工により形成される。
【0007】チャック爪回動部材80は、図8で示すよ
うに円板85の上面には、チャック爪60を回動させデ
ィスク55をチャッキング状態にさせる円凸部81が形
成されている。円凸部81の天面の裏面の中心部に円筒
部82が形成されており、円筒部82の内径はターンテ
ーブル70の円筒部73に係合するガイド孔83とな
る。また、円板85の外周縁部には上面から下面方向へ
増径するテーパ部84が形成されている。チャック爪回
動部材80は、円筒部82の外周に緩挿して配設された
圧縮コイルばね52により、常時ターンテーブル70の
方向へ押し上げられている。チャック爪回動部材80の
材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工により形成さ
れる。
【0008】トップカバー90は、ターンテーブル70
の係止部72に係止させた3箇所のチャック爪60を保
持するためのカバーで、図6(a)で示すように円板状
をしており外周の3方向に保持部91が形成され、中心
部には固定ねじ95が挿通する取付孔が形成されいる。
トップカバー90は、チャック爪60を係止部72に係
止させた後に、ターンテーブル70の挿入凸部71の天
面に被せ固定ねじ95によりねじ止め固定する。トップ
カバー90の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工
により形成される。
【0009】次に、ディスクのチャッキング動作を図8
を用いて説明する。
【0010】ディスク55がターンテーブル70の中心
部近傍まで搬送されてくると、駆動板57が中心方向へ
移動して、駆動板57の傾斜部58がチャック爪回動部
材80のテーパ部84に当接する。そして、駆動板57
がさらに移動すると駆動板57の傾斜部58に沿ってチ
ャック爪回動部材80が図示下方へ移動する。チャック
爪回動部材80が下方へ移動すると、チャック爪回動部
材80により押し上げられていたチャック爪60は、回
動支点軸63を支点にして自重により下方へ回動する。
そして、チャック爪60の押圧爪部62が、ターンテー
ブル70の挿入凸部71の外周がら内部に回動すると、
ディスク55がターンテーブル70の挿入凸部71に挿
入し載置される。次に、駆動板57が外周方向へ移動し
て元の位置に戻ると、チャック爪回動部材80は下方に
配設された圧縮コイルばね52により上方へ押し上げら
れるので、駆動板57の傾斜部58に沿ってチャック爪
回動部材80が上昇する。チャック爪回動部材80が図
示上方へ移動すると、チャック爪回動部材80の円凸部
81の天面の外周部がチャック爪60の傾斜部58に当
接し、さらに上昇するとチャック爪60が回動支点軸6
3を支点にして上方へ回動する。そして、チャック爪6
0の押圧爪部62が、ターンテーブル70に載置された
ディスク55の中心孔の縁部を押圧してターンテーブル
70に固定する。以下、モータ53が回転してディスク
55の再生が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のディス
クチャッキング装置によれば、ディスク55をチャッキ
ングする場合には、チャック爪回動部材80によりチャ
ック爪60を押し上げて回動させ、チャック爪60の押
圧爪部62でディスク55をターンテーブル70にチャ
ッキングするようになっている。しかし、チャッキング
状態を解除する場合には、チャック爪回動部材80を元
の位置へ下降させることにより、チャック爪60がチャ
ック爪回動部材80の円凸部81から離れ、チャック爪
60の自重により下方へ回動し、ディスク55のチャッ
キング状態が解除されるようになっている。しかし、チ
ャック爪60に僅かな負荷が加わると、自重による回動
ができずに、確実なチャッキング状態の解除ができなく
なり、正常なディスク55の装着および脱着ができにく
くなるという問題がある。
【0012】また、ディスク55のチャッキング解除状
態ではチャック爪60がフリーな状態となるので、外部
振動が加わった場合には、チャック爪60が共振しビビ
リ音(異音)を発生させるという問題がある。
【0013】その他に、チャック爪回動部材80の円筒
部82のガイド孔83とターンテーブル70の円筒部7
3との係合部(摺動部)の長さが短いので、ターンテー
ブル70の円筒部73に対してチャック爪回動部材80
が傾き易く、特に両者の嵌合状態やチャック爪回動部材
80を移動させる複数の駆動板57の力のバランスが崩
れることにより大きく傾く場合がある。チャック爪回動
部材80が大きく傾いた場合には摺動時に負荷が増加し
円滑な摺動ができなくなる場合がある。この対策として
チャック爪回動部材80を押し上げている圧縮コイルば
ね52の弾性力を強くすれば、チャック爪回動部材80
を押し下げる駆動板57にかかる負荷が増え無駄な駆動
力が必要となるという問題が残る。
【0014】本発明は上述の問題を解決するもので、簡
略な構成でディスクをターンテーブルにチャッキングと
チャッキングの解除が正常に行えるディスクチャッキン
グ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、中心孔の設けられたディスクをターンテ
ーブルに固定するためのチャッキング装置において、デ
ィスクの中心孔に対して挿入可能なように、ターンテー
ブルに設けられている挿入凸部と、前記挿入凸部から突
出し、ディスクをチャッキングするためのチャック爪
と、前記チャック爪を作動させるためのチャック爪回動
部材とを備え、前記チャック爪はチャッキング時に作用
部がディスクに接するように回動支点を軸にして回動す
るものであり、前記チャック爪回動部材は該チャック爪
における力部と勘合されていることを特徴とするもので
ある。
【0016】また、中心孔の設けられたディスクをター
ンテーブルに固定するためのチャッキング装置におい
て、前記中心孔の縁部を押圧する押圧爪部と、該押圧爪
部が回動する際の支点となる回動支点と、該回動支点を
軸とし回動させる力点となる回動支部とからなるチャッ
ク爪と、ディスク載置面の中心部に前記中心孔の挿入凸
部が形成されており、該ディスク載置面の下方に前記回
動支点に係合する支点係合部が形成され、該挿入凸部の
天面より対面方向に円筒部が形成された前記ターンテー
ブルと、前記円筒部の外周に係合する筒部と、該筒部の
端面より外周方向に延在する円板部が形成され、該筒部
の外周部の所定の位置に前記回動支部に係合する支部嵌
合部が形成されたチャック爪回動部材と、前記チャック
爪回動部材に作動し、該チャック爪回動部材を移動させ
る移動手段とからなり、前記支点係合部と支部嵌合部に
より保持された前記チャック爪が、チャック爪回動部材
の移動によりディスクのチャッキングとチャッキング解
除が行われることを特徴とするものである。
【0017】また、前記チャック爪回動部材の筒部に
は、孔の外周部に前記ターンテーブルの円筒部の外周に
係合するガイド壁部が複数箇所形成されていることを特
徴とするものである。
【0018】また、前記チャック爪回動部材のガイド壁
部には、外周部の所定の位置に前記チャック爪の回動支
部に係合する支部嵌合部が形成されていることを特徴と
するものである。
【0019】また、前記挿入凸部の天面には前記ガイド
壁部が挿通する孔が形成されていることを特徴とするも
のである。
【0020】また、前記チャック爪回動部材の円板部の
外周にはテーパが形成され、前記移動手段は、前記円板
部の外周近傍に設けられ先端面に前記テーパに係合する
テーパ部が形成されており、前記移動手段を前記円板部
に圧接させることにより、前記ディスクのチャッキング
状態が解除されることを特徴とするものである。
【0021】また、前記チャック爪は、弾性部材により
チャッキング方向へ付勢され、前記ディスクのチャッキ
ング状態が保持されることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
乃至図5を用いて説明する。
【0023】図1は本発明の実施の形態に係るディスク
チャッキング装置の要部を示す概略図で、(a)分解
図、(b)組立図である。図2は本発明の実施の形態に
係るチャック爪を示す概略拡大図で、(a)正面図、
(b)平面図である。図3は本発明の実施の形態に係る
ターンテーブルを示す概略図で、(a)正面図、(b)
A−A断面図である。図4は本発明の実施の形態に係る
チャック爪回動部材を示す概略図で、(a)正面図、
(b)B−B断面図である。図5は本発明の実施の形態
に係るディスクチャッキング装置を用いたチャッキング
動作を説明する側断面拡大図である。
【0024】10はディスクチャッキング装置の要部
で、図1に示すようにチャック爪20、ターンテーブル
30、チャック爪回動部材40、圧縮コイルばね12お
よびモータ13などにより構成されている。
【0025】チャック爪20は、後述するターンテーブ
ル30の挿入凸部31に挿入されたディスク15の中心
孔の縁部を押圧し、ディスク15をターンテーブル30
にチャッキングする部品である。チャック爪20は、図
2で示すように板状の本体部21の図示上方にディスク
15を押圧する押圧爪部22(作用部)が形成されてお
り、押圧爪部22の図示下方に本体部21より両側方向
に突出して回動支点となる回動支点軸23が形成されて
いる。また、回動支点軸23と対向(図示右側)する位
置に、チャック爪20を回動させる力点(力部)となる
回動支軸24が本体部21より両側方向に突出して形成
されている。回動支軸24は後述するチャック爪回動部
材40に形成された支軸係合部44に係合しており、チ
ャック爪回動部材40の上下移動に連動してチャック爪
20が強制的に回動する。尚、チャック爪20はディス
ク15の中心孔の縁部を3箇所(本例は120度間隔)
押圧するように配設されている。チャック爪20の材料
には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工により形成され
る。
【0026】ターンテーブル30は、図3で示すように
円板形状をしており上面にはディスク15の中心孔が挿
通する挿入凸部31が形成されており、先端部には挿入
し易いように面取りが施されている。挿入凸部31の天
面にはチャック爪回動部材40のガイド壁部43が挿通
する孔32(本例は120度間隔で3箇所)と、挿入凸
部31の外周部にチャック爪20の回動支点軸23が挿
入され係合する支点軸係合部33が3箇所(本例は12
0度間隔)形成されている。また、ターンテーブル30
の挿入凸部31の天面の裏面の中心から円筒部34が形
成されており、円筒部34の孔はモータ13の回転軸1
4に対し圧入寸法に形成されている。尚、円筒部34の
外周はチャック爪回動部材40のガイド孔46およびガ
イド壁部43に係合する摺動面となる。ターンテーブル
30の材料には樹脂部材が用いられ樹脂成形加工により
形成される。
【0027】チャック爪回動部材40は、チャック爪2
0を回動させる部材である。チャック爪回動部材40
は、図4で示すように円板47の上面に円凸部41が形
成されている。円凸部41の天面の裏面(対向面)の中
心部には円筒部42が形成され、円筒部42の内径はタ
ーンテーブル30の円筒部34の外周に係合するガイド
孔46となっている。また、円凸部42のガイド孔46
の外周部には、ターンテーブル30の円筒部34の外周
に係合するガイド壁部43が3箇所(本例は120度間
隔)立設しており、ガイド壁部43の高さ方向の略中間
部分の外周には、チャック爪20の回動支軸24が嵌合
する支軸嵌合部44が形成されている。また、円板47
の外周縁部には上面から下面方向へ増径するテーパ部4
5が形成されている。尚、チャック爪回動部材40は、
円筒部42の外周に緩挿して配設された圧縮コイルばね
12により、常時ターンテーブル30の方向へ押し上げ
られている。チャック爪回動部材40の材料には樹脂部
材が用いられ樹脂成形加工により形成される。
【0028】次に、ディスクのチャッキング動作を図5
を用いて説明する。
【0029】ディスク15がターンテーブル30の中心
部近傍まで搬送されてくると、駆動板17が中心方向へ
移動して、駆動板17の傾斜部18がチャック爪回動部
材40のテーパ部45に当接する。そして、駆動板17
がさらに移動すると駆動板17の傾斜部18に沿ってチ
ャック爪回動部材40が下方へ移動する。チャック爪回
動部材40が下方へ移動すると、チャック爪回動部材4
0の支軸嵌合部44に係合したチャック爪20の回動支
軸24が、ターンテーブル30の支点軸係合部33に係
合した回動支点軸23を支点にして下方へ回動する。そ
して、チャック爪20の押圧爪部22がターンテーブル
30の挿入凸部31の外周から内部に回動すると、ディ
スク15がターンテーブル30の挿入凸部31に挿入し
載置される。次に、駆動板17が外周方向へ移動して元
の位置に戻ると、チャック爪回動部材40は下方に配設
された圧縮コイルばね12により上方へ押し上げられて
いるので、チャック爪回動部材40が上昇する。チャッ
ク爪回動部材40が上方へ移動すると、チャック爪回動
部材40の支軸嵌合部44に係合したチャック爪20の
回動支軸24が、回動支点軸23を支点にしてターンテ
ーブル30の方向へ回動する。そして、チャック爪20
の押圧爪部22がターンテーブル30に載置されたディ
スク15の中心孔の縁部を押圧してターンテーブル30
に固定する。以下、モータ13が回転してディスク15
の再生が行われる。
【0030】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態に係るディスクチャッキング装置10によれば、デ
ィスク15をターンテーブル30にチャッキングおよび
チャッキング解除させるのに、チャック爪20を回動さ
せて行うが、チャック爪20がターンテーブル30の支
点軸係合部33と、チャック爪回動部材40の支軸嵌合
部44とで保持され、チャック爪回動部材40の動きに
連動して強制的に回動するので、ターンテーブル30に
対してディスク15を確実にチャッキングおよびチャッ
キング解除させることができる。また、チャック爪20
が支点軸係合部33と支軸嵌合部44とで常時保持され
ているので、振動が加わってもビビリ音(異音)の発生
を防止すくことができる。
【0031】また、ディスクチャッキング装置の構成が
簡略化され、組立が容易になると共に構成部品点数が削
減されコスト低減が図れる。
【0032】その他に、チャック爪回動部材40のガイ
ド孔46の外周部にガイド壁部43を設けることによ
り、ターンテーブル30の円筒部34の外周との係合部
(摺動部)の長さが長くなり、チャック爪回動部材40
が円筒部34に対して傾きにくくなる。その結果、摺動
時の負荷が減少するので円滑な摺動が行われ無駄な駆動
力が削減される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
略な構成でディスクをターンテーブルにチャッキングと
チャッキングの解除が正常に行えるディスクチャッキン
グ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスクチャッキン
グ装置の要部を示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るチャック爪を示す概
略拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るターンテーブルを示
す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るチャック爪回動部材
を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るディスクチャッキン
グ装置を用いたチャッキング動作を説明する側断面拡大
図である。
【図6】従来のディスクチャッキング装置の要部を示す
概略図である。
【図7】従来のチャック爪を示す概略拡大図である。
【図8】従来のディスクチャッキング装置を用いたチャ
ッキング動作を説明する側断面拡大図である。
【符号の説明】
10・・ディスクチャッキング装置 12・・圧縮コイルばね 13・・モータ 14・・回転軸 15・・ディスク 17・・駆動板 18・・傾斜部 20・・チャック爪 21・・本体部 22・・押圧爪部 23・・回動支点軸 24・・回動支軸 30・・ターンテーブル 31,41・・挿入凸部 32・・孔 33・・支点軸係合部 34,42・・円筒部 40・・チャック爪回動部材 43・・ガイド壁部 44・・支軸嵌合部 45・・テーパ部 46・・ガイド孔 47・・円板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心孔の設けられたディスクをターンテ
    ーブルに固定するためのチャッキング装置において、 ディスクの中心孔に対して挿入可能なように、ターンテ
    ーブルに設けられている挿入凸部と、 前記挿入凸部から突出し、ディスクをチャッキングする
    ためのチャック爪と、 前記チャック爪を作動させるためのチャック爪回動部材
    とを備え、 前記チャック爪はチャッキング時に作用部がディスクに
    接するように回動支点を軸にして回動するものであり、
    前記チャック爪回動部材は該チャック爪における力部と
    勘合されていることを特徴とするチャッキング装置。
  2. 【請求項2】 中心孔の設けられたディスクをターンテ
    ーブルに固定するためのチャッキング装置において、 前記中心孔の縁部を押圧する押圧爪部と、該押圧爪部が
    回動する際の支点となる回動支点と、該回動支点を軸と
    し回動させる力点となる回動支部とからなるチャック爪
    と、 ディスク載置面の中心部に前記中心孔の挿入凸部が形成
    されており、該ディスク載置面の下方に前記回動支点に
    係合する支点係合部が形成され、該挿入凸部の天面より
    対面方向に円筒部が形成された前記ターンテーブルと、 前記円筒部の外周に係合する筒部と、該筒部の端面より
    外周方向に延在する円板部が形成され、該筒部の外周部
    の所定の位置に前記回動支部に係合する支部嵌合部が形
    成されたチャック爪回動部材と、 前記チャック爪回動部材に作動し、該チャック爪回動部
    材を移動させる移動手段とからなり、 前記支点係合部と支部嵌合部により保持された前記チャ
    ック爪が、チャック爪回動部材の移動によりディスクの
    チャッキングとチャッキング解除が行われることを特徴
    とするチャッキング装置。
  3. 【請求項3】 前記チャック爪回動部材の筒部には、孔
    の外周部に前記ターンテーブルの円筒部の外周に係合す
    るガイド壁部が複数箇所形成されていることを特徴とす
    る請求項2記載のチャッキング装置。
  4. 【請求項4】 前記チャック爪回動部材のガイド壁部に
    は、外周部の所定の位置に前記チャック爪の回動支部に
    係合する支部嵌合部が形成されていることを特徴とする
    請求項3記載のチャッキング装置。
  5. 【請求項5】 前記挿入凸部の天面には前記ガイド壁部
    が挿通する孔が形成されていることを特徴とする請求項
    2乃至請求項4記載のチャッキング装置。
  6. 【請求項6】 前記チャック爪回動部材の円板部の外周
    にはテーパが形成され、 前記移動手段は、前記円板部の外周近傍に設けられ先端
    面に前記テーパに係合するテーパ部が形成されており、 前記移動手段を前記円板部に圧接させることにより、前
    記ディスクのチャッキング状態が解除されることを特徴
    とする請求項2乃至5記載のチャッキング装置。
  7. 【請求項7】 前記チャック爪は、弾性部材によりチャ
    ッキング方向へ付勢され、前記ディスクのチャッキング
    状態が保持されることを特徴とする請求項1乃至請求項
    6記載のチャッキング装置。
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