JPH06118777A - 電子写真複写装置 - Google Patents

電子写真複写装置

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JPH06118777A
JPH06118777A JP4292254A JP29225492A JPH06118777A JP H06118777 A JPH06118777 A JP H06118777A JP 4292254 A JP4292254 A JP 4292254A JP 29225492 A JP29225492 A JP 29225492A JP H06118777 A JPH06118777 A JP H06118777A
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JP
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image formation
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bias
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JP4292254A
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English (en)
Inventor
Norihisa Hoshika
令久 星加
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来装置で採用されていたブランク露光用の光
源やブランク露光用の機構を用いることなく、非画像形
成時に感光体にトナーを付着させなくするものである。 【構成】原稿照明ランプ13が画像形成時と非画像形成
時とを問わず点灯し、原稿像を非画像形成時においても
感光ドラム1に導く。このとき、画像形成時と非画像形
成時とで現像バイアスを所定の電位に切り替えるため、
感光ドラム1上に静電潜像が形成されてもトナーは付着
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置に係
り、特に原稿載置台上に載置された原稿にスリット状の
光を照射すると共に、該原稿が載置された原稿載置台と
相対的に移動することにより原稿全体の光像を電子写真
感光体に露光する、アナログ光学系を備えた複写装置に
用いて好適であり、詳しくは非画像形成時に電子写真感
光体の電荷の処理を適切に行うことによりトナーの無駄
な付着を防止する複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アナログ光学系を有する電子
写真複写装置が用いられている。
【0003】かかる複写装置は、原稿を載置する原稿載
置台を備えており、アナログ光学系は、原稿にスリット
状の光を照射する原稿照明用光源を備えている。そし
て、原稿載置台又はアナログ光学系を所定方向に移動さ
せることにより、これらの原稿載置台及びアナログ光学
系を相対的に移動し、該所定方向への移動に伴って原稿
全体が連続的に照射されるようになっている。この原稿
からの反射光は、短焦点レンズアレイ等の露光光学系に
て光路を規定されて、感光ドラム(電子写真感光体)上
に照射され、かかる感光ドラムが回転駆動されることに
基づき、原稿像に対応した光像が露光されるようになっ
ている。この感光ドラムは、予め一次帯電装置(帯電手
段)によって表面が一様な電位に帯電されており、した
がって光像露光に伴って原稿像に対応した静電潜像が形
成されるようになっている。また、この一次帯電装置
の、感光ドラム回転方向下流側には、例えば正規現像方
式による現像装置(現像手段)が配設されており、光が
照射されて除電された部分にはトナーを付着させず、光
が照射されない部分にはトナーを付着させることによ
り、原稿像に対応したトナー像を形成するようになって
いる。
【0004】さらに、感光ドラム回転方向下流側には、
感光ドラム上に形成されたトナー像を転写材上に転写す
る転写装置(転写手段)が配設されており、転写装置
は、転写材を介して感光ドラムを押圧する電極(以下
「帯電部材」とする)を備えている。そして、画像形成
時には現像装置のトナーとは逆極性の帯電バイアス(バ
イアス電圧)が印加されて、電気的な力によって感光ド
ラム上のトナー像が転写材上に転写されるようになって
いる。なお、この帯電部材は、非画像形成時には感光ド
ラムに接しているため、感光ドラム上のトナーが付着し
て汚れてしまうことがある。このため、非画像形成時に
おいては、トナーの帯電極性と同極性のバイアス電圧を
印加して帯電部材上に付着したトナーを感光ドラム上に
再移行し、帯電部材の表面を清掃するようになってい
る。
【0005】ところで、上述の如き複写装置において
は、原稿載置台又はアナログ光学系を所定方向に移動す
る際(以下、“画像形成時”とする。)に転写材を供給
して複写を行うように構成されている。したがって、原
稿載置台又はアナログ光学系が元の位置に戻る際には画
像は形成すべきでない。また、感光ドラム上にトナー像
が形成され転写材上に画像を形成する以外の場合で感光
ドラムを回転させる場合がある(例えば、前回転時、紙
間、後回転時。以下、“非画像形成時”とする)。この
ような非画像形成時には、トナーが無駄に感光ドラム上
に付着しないように、種々の方法が取られている。
【0006】その一つの方法としては、例えば、専用の
光源(ブランク露光用光源)や反射鏡(ブランクシャッ
タ)を用いて、感光ドラム上に光を照射する方法があ
る。この方法はいわゆる正規現像方式の場合に用いられ
るが、感光ドラムの表面が帯電されアナログ光学系によ
って静電潜像が形成されていてもブランク露光によって
除電され該静電潜像は消されるため、現像装置から感光
ドラム上にトナーが付着することを防止できる。
【0007】また別の方法としては、一次帯電装置の帯
電バイアスを0Vにして感光ドラム表面を帯電しないよ
うにする方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したブ
ランク露光による方法は、ブランク露光用光源やブラン
クシャッタを必要とするため装置が複雑、かつ高価とな
る問題があった。
【0009】また、上述したような一次帯電装置の帯電
バイアスを0Vにする方法では、感光ドラム1の表面が
種々の原因によって帯電バイアスとは逆の極性に帯電さ
れ易かった。感光ドラムがこのような極性に帯電される
と、OPC感光層の場合は劣化してしまい、また該極性
に帯電されている時間が長いほどその劣化はひどくなる
という問題があった。この方法では次の画像形成時まで
は一次帯電装置の帯電バイアスは0Vのままであるた
め、OPC感光層の劣化は著しかった。なお、感光ドラ
ム1の表面が帯電バイアスとは逆の極性に帯電される原
因としては、例えば上述したように、転写部材の表面を
清掃するためにトナーと同極性のバイアスを印加した場
合がある。かかる場合は、転写部材上のトナーが感光ド
ラム上に移行するに止まらず、感光ドラム表面がその極
性(帯電バイアスとは逆の極性)に帯電されていた。
【0010】そこで、本発明は、原稿像を電子写真感光
体に露光する電子写真複写装置において、非画像形成時
に簡易な電荷の処理を行うことにより従来のブランク露
光がなくてもトナーの付着を防止する装置を提供するこ
とを目的とする。また、転写手段に清掃機能を付加した
場合でも電子写真感光体の劣化のない電子写真複写装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、第1の発明は、往復移動する
原稿載置台又は操作光学系を有し、原稿像を電子写真感
光体に導き、転写材に複写画像を形成する電子写真複写
装置において、無端移動する電子写真感光体と、原稿を
載置する原稿載置台と、該原稿載置台の原稿を照明する
原稿照明用光源と、この電子写真感光体の移動方向に沿
って配設した、帯電手段と、原稿載置台の原稿像を電子
写真感光体に導く露光光学系と、現像手段と、転写手段
とを有する像形成部とを有し、上記原稿照明用光源は、
電子写真感光体に原稿像を露光するために、往復移動す
る原稿載置台又は操作光学系が原稿照明のための本来の
方向に移動している画像形成時と、この本来の移動方向
とは反対の方向に移動している非画像形成時とを問わず
点灯して、原稿像を操作光学系を介して電子写真感光体
に導き、上記現像手段の現像のためのバイアスは画像形
成時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電
子写真感光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対
方向への移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像
を現像しない方向のバイアスとする、ことを特徴とす
る。
【0012】この場合、上記現像バイアスの変更は、原
稿像の明るさを検知して、その検知結果に基づいて設定
される、ようにしてもよい。
【0013】また、第2の発明は、往復移動する原稿載
置台又は操作光学系を有し、原稿像を電子写真感光体に
導き、転写材に複写画像を形成する電子写真複写装置に
おいて、無端移動する電子写真感光体と、原稿を載置す
る原稿載置台と、該原稿載置台の原稿を照明する原稿照
明用光源と、この電子写真感光体の移動方向に沿って配
設した、帯電手段と、原稿載置台の原稿像を電子写真感
光体に導く露光光学系と、現像手段と、転写手段とを有
する像形成部とを有し、上記原稿照明用光源は、電子写
真感光体に原稿像を露光するために、往復移動する原稿
載置台又は操作光学系が原稿照明のための本来の方向に
移動している画像形成時と、この本来の移動方向とは反
対の方向に移動している非画像形成時とを問わず点灯し
て、原稿像を操作光学系を介して電子写真感光体に導
き、上記帯電手段による電子写真感光体の帯電量は、画
像形成時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は
画像形成時と比較して、電子写真感光体の電位を低く
し、上記現像手段の現像のためのバイアスは、画像形成
時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電子
写真感光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対方
向への移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像を
現像しない方向のバイアスとする、ことを特徴とする。
【0014】この場合、上記帯電手段はスコロトロン放
電器であり、上記帯電量の変更は、上記帯電手段が有す
るグリッドへの印加バイアスを変更して行う、ようにし
てもよい。また、上記帯電手段は、バイアスを印加され
た導電性の接触帯電器であり、上記帯電量の変更は、上
記接触帯電器への印加バイアスを変更して行う、ように
してもよい。
【0015】さらに、第3の発明は、往復移動する原稿
載置台又は操作光学系を有し、原稿像を電子写真感光体
に導き、転写材に複写画像を形成する電子写真複写装置
において、無端移動する電子写真感光体と、原稿を載置
する原稿載置台と、該原稿載置台の原稿を照明する原稿
照明用光源と、この電子写真感光体の移動方向に沿って
配設した、帯電手段と、原稿載置台の原稿像を電子写真
感光体に導く露光光学系と、現像手段と、転写手段とを
有する像形成部とを有し、上記原稿照明用光源は、電子
写真感光体に原稿像を露光するために、往復移動する原
稿載置台又は操作光学系が原稿照明のための本来の方向
に移動している画像形成時と、この本来の移動方向とは
反対の方向に移動している非画像形成時とを問わず点灯
して、原稿像を操作光学系を介して電子写真感光体に導
き、上記帯電手段による電子写真感光体の帯電量は、画
像形成時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は
画像形成時と比較して、電子写真感光体の電位を低く
し、上記現像手段の現像のためのバイアスは、画像形成
時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電子
写真感光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対方
向への移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像を
現像しない方向のバイアスとし、上記転写手段は転写時
に転写材を介して電子写真感光体を押圧する電極であ
り、転写時には現像手段のトナーと逆極性を含むバイア
ス電圧を印加し、電子写真感光体の非画像形成時ではト
ナーと同極性を含むバイアス電圧を印加する、ことを特
徴とする。
【0016】この場合、上記転写手段は、電子写真感光
体に接触して回転するローラである、ようにしてもよ
い。
【0017】またさらに、往復移動する原稿載置台又は
操作光学系を有し、原稿像を電子写真感光体に導き、転
写材に複写画像を形成する電子写真複写装置において、
OPC感光層を有すると共に無端移動する電子写真感光
体と、原稿を載置する原稿載置台と、該原稿載置台の原
稿を照明する原稿照明用光源と、この電子写真感光体の
移動方向に沿って配設した、帯電手段と、原稿載置台の
原稿像を電子写真感光体に導く露光光学系と、現像手段
と、転写手段とを有する像形成部とを有し、上記原稿照
明用光源は、電子写真感光体に原稿像を露光するため
に、往復移動する原稿載置台又は操作光学系が原稿照明
のための本来の方向に移動している画像形成時と、この
本来の移動方向とは反対の方向に移動している非画像形
成時とを問わず点灯して、原稿像を操作光学系を介して
電子写真感光体に導き、上記帯電手段による電子写真感
光体の帯電量は、画像形成時と非画像形成時とで切り替
え、非画像形成時は画像形成時と比較して、電子写真感
光体の電位を低くし、上記現像手段の現像のためのバイ
アスは、画像形成時と非画像形成時とで切り替え、非画
像形成時は、電子写真感光体上に上記原稿載置台又は操
作光学系の反対方向への移動に伴い形成した原稿像に対
応する静電潜像を現像しない方向のバイアスとし、上記
転写手段は転写時に転写材を介して電子写真感光体を押
圧する電極であり、転写時には現像手段のトナーと逆極
性を含むバイアス電圧を印加し、電子写真感光体の非画
像形成時ではトナーと同極性を含むバイアス電圧を印加
するが、上記帯電手段の帯電量により電子写真感光体の
帯電極性は、潜像形成時と同じ極性を維持する、ことを
特徴とする。
【0018】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。
【0019】図1は、本発明に係る電子写真複写装置の
一例としてのアナログ光学系を有する複写装置の構造を
示す縦断面図であり、該複写装置はプロセスカートリッ
ジ20を備えている。かかるプロセスカートリッジ20
は、不図示の支持レールに沿って移動することに基づ
き、複写装置本体に対して着脱できるように構成されて
おり、該プロセスカートリッジ20を複写装置本体内に
装着した状態では該プロセスカートリッジ20側に搭載
された機器と複写装置本体側の機器とが機械的・電気的
に接続されるようになっている。また、該プロセスカー
トリッジ20は、回転自在に支持されたOPC感光層を
有する感光ドラム(電子写真感光体)1を備えており、
該感光ドラム1は、プロセスカートリッジ20が装着さ
れた状態で駆動手段(不図示)に連結されて時計周りの
方向(矢印Aで示す方向)に回転駆動されるようになっ
ている。さらに、該感光ドラム1の周りには、感光ドラ
ム1の回転方向に沿って像形成部が配設されており、こ
の像形成部は、感光ドラム1の表面を一様な負極性の電
位に帯電する一次帯電装置(帯電手段)10と、トナー
を収納して感光ドラム1上に形成された静電潜像をトナ
ー像とする現像装置(現像手段)3と、感光ドラム1上
に残留したトナーを除去するクリーニング装置9と、を
有している。
【0020】また、プロセスカートリッジ20の下方に
は、感光ドラム1に接触して従動回転するように転写ロ
ーラ(転写手段)4が配設されており、この転写ローラ
4は、転写時に搬送されてきた転写材P(後述)を介し
て感光ドラム1を押圧するようになっている。
【0021】さらに、複写装置本体の上面には、原稿1
5を載置する原稿台ガラス(原稿載置台)14が配設さ
れており、この原稿台ガラス14は不図示の駆動手段に
よって往復移動するように構成されている。この原稿台
ガラス14の下方にはアナログ光学系としての露光装置
Lが配設されており、露光装置Lは、装置本体に固定さ
れてスリット状の光を照射する原稿照明ランプ(原稿照
明用光源)13を有している。そして、画像形成時には
原稿台ガラス14は原稿照明のための本来の方向(図中
矢印Bの方向)へ移動するようになっており、その移動
に伴ってスリット状の光が原稿全体を順次照射するよう
になっている。また、原稿台ガラス14と感光ドラム1
との間には、反射鏡16及び短焦点レンズアレイ2から
なる露光光学系が配置されており、スリット状の光の光
路を規定して原稿台ガラス14の原稿像を感光ドラム1
に照射するようになっている。上述した原稿台ガラス1
4のB方向への移動と感光ドラム1の回転とが同期して
行われることに基づき、感光ドラム1上には原稿像に対
応した光像が露光される。なお、この原稿照明ランプ1
3は蛍光灯にて構成されており、画像形成時及び非画像
形成時(例えば、画像形成後に原稿台ガラス14がBと
は反対の方向へ移動し、矢印Bの方向に右へ移動した原
稿台ガラス14が元位置に復帰する時)を問わず原稿照
明ランプ13は点灯して光が引き続き出射されるように
なっている。また、従来技術にて述べたようなブランク
露光用光源、ブランクシャッタ(反射鏡)などのブラン
ク露光用のメカニズムは設けていないので、原稿ガラス
14が矢印Bの方向と逆の方向に移動する際(バック
時)にも原稿からの反射光は短焦点レンズアレイ2を通
過して感光ドラム1上に結像する構成になっている。
【0022】また、複写装置本体の右側部には転写材P
を多数収納したカセットが装着されており(不図示)、
該カセットから取り出された転写材Pはタイミングロー
ラ6により感光ドラム1の回転に同期して転写時に給送
されるようになっている。このとき、転写材Pは、転写
ガイド7により、感光ドラム1と転写ローラ4との間を
通るように搬送される。
【0023】また、トナー像の転写を受けた転写材P
は、搬送装置8によりさらに下流側(図中左側)に送ら
れて、定着装置(不図示)によってトナー像の定着を受
けるようになっている。
【0024】以上構成に基づき、オペレータが原稿台ガ
ラス14の上に原稿15を載置して所定のスイッチを押
すと、原稿照明ランプ13からは光が出射され、該出射
された光は、反射鏡16、原稿15によって反射された
後短焦点レンズアレイ2を通過して、感光ドラム1上に
結像される。上記原稿15を載置した原稿台ガラス14
は矢印Bの方向に左から右へ移動し、かつ、感光ドラム
1は回転するため、該感光ドラム1上には原稿15の画
像に対応した光像が形成される。
【0025】次に、図2に沿って、上記複写装置におけ
る電気関係の構成等について説明する。
【0026】一次帯電装置10はコロナワイヤ10aを
備えており、該コロナワイヤ10aには、電源EW に接
続されることに基づき所定の電圧VW が印加されるよう
になっている。該コロナワイヤ10aはシールドケース
10bによって覆われており、該シールドケース10b
は、感光ドラム1に対向する側のみ開口した、断面形状
がコ字状をしたものである。また、本実施例に用いる一
次帯電装置10はスコロトロン放電器のタイプであり、
感光ドラム1とコロナワイヤ10aとの間にはグリッド
電極(グリッド)10cが配設されている。これらのシ
ールドケース10b及びグリッド電極10cには電源E
g より所定の電圧(以下、“グリッドバイアス”とす
る)Vg1,Vg2が選択的に適宜印加される。そして、感
光ドラム1の帯電量の変更は、グリッド電極10cへの
印加バイアスを変更することにより行う。
【0027】また、現像装置3は、トナーを担持する現
像スリーブ51を有しており、該現像スリーブ51には
電源Ed よりVAC+VDC1 ,VAC+VDC2 の現像バイア
スが選択的に適宜印加される。この現像装置3は、正規
現像方式のものであり、一次帯電装置10によって負の
極性に帯電され露光装置Lによって除電されていない部
分に正極性のトナーを付着するようになっている。
【0028】さらには、電極としての転写ローラ4には
電源Et が接続されており、互いに逆極性の転写バイア
スVtc及びVt が選択的に適宜印加される。なお、転写
バイアスVtcはトナーと同極性であり、転写バイアスV
t はトナーと逆極性である。
【0029】次に、これらの一次帯電装置10等に印加
される電圧の印加タイミングについて、図3に沿って説
明する。
【0030】図3は、一次帯電装置10等に印加される
電圧の印加タイミング及びその大きさを示したタイミン
グチャート図である。図に示すように、所定の信号が入
力されメインモータがONになり感光ドラム1の前回転
が開始すると、グリッド電極10cにはグリッドバイア
スとして電圧Vg1が、また現像スリーブ51には現像バ
イアスとしてVDC1 とVACとが重畳された電圧が、さら
に転写ローラ4には転写バイアスとして電圧Vtcが、そ
れぞれ印加される。
【0031】なお、この前回転中においても、原稿照明
ランプ13は点灯しており、露光装置Lは原稿15の画
像に対応した光像を感光ドラム1上に照射している。た
だ、グリッド電極10cに印加される電圧Vg1は複写動
作時に印加されるグリッドバイアスVg2よりも小さい電
圧(ただし同極性)であるため、該感光ドラム1上に形
成される静電潜像は通常よりもコントラストの小さいも
のである。かかる前回転中においては、この逆極性のV
tcの転写バイアスにより、Vtcと同極性であるトナーを
感光ドラム1の方へ付着させて転写ローラ4表面のクリ
ーニングを行っている。図に示すように、紙間、後回転
時においても、同様に転写ローラ4のクリーニングを行
っている。ここで、転写バイアスVtcによって感光ドラ
ム1の表面はプラスの極性に帯電されるが、一次帯電装
置10にはマイナスのグリッドバイアスVg1が印加され
ているため、感光ドラム1の帯電極性は潜像形成時と同
じ極性に維持される。
【0032】なお、以上の前回転が終了して画像形成を
開始するときには、グリッドバイアスVg1はVg2へと増
大されるため、適正なコントラストの静電潜像が形成さ
れる。現像バイアスは、VDC1 からVDC2 に変更される
が、かかる電圧VDC2 は複写装置の操作パネルに設置さ
れたダイヤルにより可変可能となっており、オペレータ
は好みの濃さに調整することができる。一方、転写バイ
アスVtcは、トナーの極性とは逆極性のVt に変更さ
れ、感光ドラム1上に形成されたトナー像が転写材P上
に転写されるようになっている。このようにして一次帯
電装置10による感光ドラム1の帯電量は、画像形成時
と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は画像形成
時と比較して感光ドラム1の電位を低く(Vg1)してい
る。また、現像バイアスも画像形成時と非画像形成時と
で切り替え、非画像形成時はVAC+VDC1 として、感光
ドラム1上に形成された静電潜像を現像しない方向のバ
イアスとしている。
【0033】次に、図4に沿って、原稿の濃度と、該原
稿の濃度により規定される感光ドラムの表面電位と、の
関係を説明する。なお、該原稿の濃度は3段階(D=
1.1,0.30,0.07)とし、画像形成時と、非
画像形成時とについて上記関係を示している。また、非
画像形成時におけるグリッドバイアスはVg1=−280
Vとし、画像形成時におけるグリッドバイアスはVg2
−630Vとしている。
【0034】この図から、画像形成時においては、画像
濃度に応じて表面電位が−600〜−150Vの範囲で
変化し、コントラストの大きな静電潜像が形成されるこ
とがわかる。また、非画像形成時においては、画像濃度
に応じて表面電位が0V〜−250Vの範囲でのみ変動
し、コントラストは小さくなることがわかる。
【0035】したがって、非画像形成時における現像バ
イアスVDC1 を−250Vよりも負方向へ大きな値とす
ると、正規現像方式の場合にはトナーがプラスに帯電し
ているため、感光ドラム上に移行せず、その結果、転写
ローラ4がさらに汚れることを防止できる。
【0036】次に、現像バイアスVDC1 の適正値につい
て、図5に沿って説明する。
【0037】図5は、現像コントラストとトナー像の反
射濃度との関係を示している。図より、現像コントラス
トが−30Vを越えて正の方向に増加すると正規方向に
現像を開始することがわかる。また、現像コントラスト
が−400Vより負の方向に大きくなると、現像装置3
に収納されたプラストナーに少量混じっているマイナス
トナーが感光ドラム上に移行してしまう、いわゆる“反
転かぶり”が増大してしまうことがわかる。したがっ
て、感光ドラム上にトナーが移行しないための現像コン
トラストは、−30V〜−400Vが適正であることが
わかる。
【0038】この現像コントラストは、感光ドラムの表
面電位と現像バイアスとの電位差であり、本実施例にお
いては感光ドラムの表面電位は図4についての説明で述
べた如く0V〜−250Vの範囲であるため、現像バイ
アスVDC1 は−280〜−400Vにすればよい。
【0039】なお、図5は、非磁性1成分トナーを用い
たジャンピング現像方法におけるV−Dカーブであるの
で、現像コントラストの負の方向は反転かぶりのみに注
目しておけばよかったが、2成分磁気ブラシ現像の場合
は、キャリア付着が問題となるので負の方向のコントラ
ストは、−400Vより小さい−200V程度までに抑
えた方が望ましい。
【0040】また、図4より明らかなように、非画像形
成時の電位が負の方向に大きい程、現像バイアスVDC1
の選択の余地が狭まるので、−400よりも小さくする
ことが望ましい(具体的には、グリッドバイアスVg2
−430Vより小さくすることが望ましい)。
【0041】これにより、非画像形成時においては、グ
リッドバイアスVg1及び現像バイアスVDC1 は共に小さ
いため、静電潜像の電位コントラストは小さく、またト
ナーの付着も少ない。したがって、非画像形成時におけ
る無駄なトナー消費を抑えることができ、かつ転写ロー
ラ4表面にトナーが付着して汚れてしまう恐れもない。
なお、上述した実施例においては非画像形成時において
も原稿照明ランプ13からの光が感光ドラム1に照射さ
れているため、感光ドラム1の表面電位は小さくなり、
トナーの消費はさらに抑えられる。
【0042】また、上述した電荷の簡単な処理によって
トナー消費を抑えることができ、従来のブランク除電機
構や、ブランク除電専用の光源を必要とせず、したがっ
て複写装置の構造が簡単となり、装置の価格も低くでき
る。
【0043】さらに、非画像形成時においても一次帯電
装置10にはマイナス極性のバイアスVg1が印加されて
いるため、感光ドラム1の表面は画像形成時/非画像形
成時を問わずマイナス極性に帯電される。したがって、
OPC感光層がプラス極性に帯電されて劣化することを
防止でき、仮に該極性に帯電してもただちに本来の極性
に再帯電されるため劣化がひどくなることもない。その
結果、上述したようにトナーと同極性のバイアスVtc
転写ローラ4に印加し、従来技術にて述べたように感光
ドラム1の表面がプラスに帯電されても、OPC感光層
の劣化を最小限に抑えた上で転写ローラ4表面のトナー
を除去することができる。
【0044】またさらには、上述実施例においては蛍光
灯である原稿照明ランプ13を、画像形成時はもちろ
ん、非画像形成時にも点灯している。したがって、蛍光
灯は、点灯直後の低温時には長手方向の光量分布ムラを
発生し易いにもかかわらず、そのような影響を回避でき
長手方向の光量分布を安定にすることができる。また、
蛍光灯は点灯のON/OFFの繰り返しによってその寿
命が短くなるが、上述のように点灯し続けるため、その
ような問題も回避できる。
【0045】ついで、図6乃至図9に沿って、本発明の
他の実施例について説明する。なお、図1乃至図5に示
すものと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0046】本実施例においては、帯電手段として導電
性に富み接触式の帯電ローラ(接触帯電器)60を用い
た。図6及び図7は該帯電ローラ60を用いた複写装置
の構造を示したものであり、該帯電ローラ60に印加す
る帯電バイアス(印加バイアス)は、非画像形成時には
r1とし、画像形成時にはVr2として、上述した実施例
のグリッドバイアスVg1,Vg2と同様に二段階に切り替
えた。それらの大きさはVr1<Vr2であり、印加タイミ
ングは図8に示すようにした。なお、帯電ローラ60に
印加する帯電バイアスとして直流電圧を用いる場合は、
帯電開始電圧に暗部電位を加えたものを印加することが
一般的に行われている。図9は、帯電開始電圧が−55
0V、暗部電位が−600Vのときは、帯電バイアスを
−1150Vとすることを示している。
【0047】本出願人が、非画像形成時における感光ド
ラムの表面電位を測定したところ、0〜−180Vの範
囲であった。また、上述したように現像コントラストが
−30V〜−400Vの範囲となるように現像バイアス
を設定すれば、感光ドラム上へのトナー付着は防止でき
る。したがって、現像バイアスは、−210〜−400
の範囲で設定すればよい。
【0048】これにより、一次帯電装置におけるオゾン
の発生量の低減が図れるため、それに伴って感光ドラム
の寿命が伸び、排気ファンやオゾンフィルタが必要でな
いため装置の構造が簡単となるほか、上述した実施例と
同様の効果が得られる。
【0049】すなわち、非画像形成時においては、帯電
バイアスVr1及び現像バイアスVDC1 は共に小さいた
め、静電潜像の電位コントラストは小さく、またトナー
の付着も少ない。したがって、非画像形成時における無
駄なトナー消費を抑えることができ、かつ転写ローラ4
表面にトナーが付着して汚れてしまう恐れもない。な
お、上述した実施例においては非画像形成時においても
原稿照明ランプ13からの光が感光ドラム1に照射され
ているため、感光ドラム1の表面電位は小さくなり、ト
ナーの消費はさらに抑えられる。
【0050】また、上述した電荷の簡単な処理によって
トナー消費を抑えることができ、従来のブランク除電機
構や、ブランク除電専用の光源を必要とせず、したがっ
て複写装置の構造が簡単となり、装置の価格も低くでき
る。
【0051】さらに、非画像形成時においても帯電ロー
ラ60にはマイナス極性のバイアスVr1が印加されてい
るため、感光ドラム1の表面は画像形成時/非画像形成
時を問わずマイナス極性に帯電される。したがって、O
PC感光層がプラス極性に帯電されて劣化することを防
止でき、仮に該極性に帯電してもただちに本来の極性に
再帯電されるため劣化がひどくなることもない。その結
果、上述したようにトナーと同極性のバイアスVtcを転
写ローラ4に印加し、従来技術にて述べたように感光ド
ラム1の表面がプラスに帯電されても、OPC感光層の
劣化を最小限に抑えた上で転写ローラ4表面のトナーを
除去することができる。
【0052】またさらには、上述実施例においては蛍光
灯である原稿照明ランプ13を、画像形成時はもちろ
ん、非画像形成時にも点灯している。したがって、蛍光
灯は、点灯直後の低温時には長手方向の光量分布ムラを
発生し易いにもかかわらず、そのような影響を回避でき
長手方向の光量分布を安定にすることができる。また、
蛍光灯は点灯のON/OFFの繰り返しによってその寿
命が短くなるが、上述のように点灯し続けるため、その
ような問題も回避できる。
【0053】さらに、図10乃至図13に沿って、他の
実施例について説明する。なお、図1乃至図9に示すも
のと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0054】本実施例においては、帯電ローラ61に印
加する帯電バイアスを、交流電圧VRAC に直流電圧VR
を重畳したものとしている。なお、かかる交流電圧V
RAC は、帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧をもっ
ている。また、直流電圧VR は、図13に示す如く感光
ドラムの表面電位Vsurfとは比例関係にある。
【0055】そして、交流電圧VRAC は一定とし、直流
電圧を、非画像形成時にはVR1とし、画像形成時にはV
R2として、上述した実施例と同様に二段階に切り替え
た。それらの大きさはVR1<VR2(但し、同極性)であ
り、印加タイミングは図12に示したようにした。
【0056】本実施例においては、VR1=−250V、
R2=−600V、VRAC =1.6kVpp,400Hz
(sin波)、VDC1 (非画像形成時の現像バイアスD
C成分)=−300Vとした。
【0057】このとき、感光ドラム上の電位は、非画像
形成時には0V〜−230Vであり、現像コントラスト
は、−70V〜−300Vとなる。これは、上述した適
正現像コントラスト範囲−400V〜−30V内である
ので、非画像形成時に不必要なトナーを現像することも
なかった。
【0058】これにより、上述したと同様の効果を奏す
ると共に、一次帯電装置に接触式のものを用い交流電圧
を重畳したバイアスを印加するので、いわゆる前露光を
しなくとも感光ドラム表面の均一帯電が達成できる。
【0059】次に、その他の実施例について、図14乃
至図19に沿って説明する。なお、図1乃至図13に示
すものと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0060】図14は、本実施例にかかる複写装置の全
体構造を示す縦断面図であり、原稿照明ランプ13から
出射されて原稿15により反射した光の一部は、反射光
用センサ21に入射されるようになっている。該反射光
用センサ21は、CPUを含む本複写装置の制御部22
に接続されており、該制御部22は反射光用センサ21
からの信号に基づいて高圧出力部23へ出力制御信号を
送り出して、帯電ローラ60、現像装置3、及び転写ロ
ーラ4に印加するそれぞれのバイアスの大きさ等を制御
するように構成されている。
【0061】次に、反射光用センサ21の出力電圧と感
光ドラムの表面電位との関係について、図15及び図1
6に沿って説明する。
【0062】図15は、原稿の反射濃度(画像濃度)と
反射光用センサ21の出力電圧との関係を実線で示し、
また、原稿の反射濃度(画像濃度)と感光ドラムの表面
電位との関係を点線で示したものである。この図より、
いずれの関係も1対1に対応しており、原稿の反射濃度
が大きくなればセンサの出力電圧は小さくなり感光ドラ
ムの表面電位は大きくなることがわかる。
【0063】図16は、図15の関係から求めた、セン
サの出力電圧と感光ドラムの表面電位との関係を示した
ものである。図16においてセンサ出力電圧は、感光ド
ラム電位と1対1に対応しており、その1次関数である
ことがわかる。これにより、センサ出力電圧を知ること
によって感光ドラムの電位を知ることができる。ただ
し、この反射光用センサ21に入射する反射光の画像情
報は、短焦点レンズアレイ2を透過して感光ドラム1上
へ入射する反射光の画像情報とは時間的にずれを生じて
いる。その理由は、図14に示すように、あるタイミン
グで感光ドラム1上に入射する光は原稿15のX部を反
射したものであり、同じタイミングで反射光用センサ2
1に入射する光はY部を反射したものであり、該反射光
用センサ21がX部から反射した光を感知するのは原稿
台ガラス14が所定距離移動した時だからである。な
お、以上述べてきた原稿は、一様な濃度をもったものに
ついてであり、実際の原稿濃度は文字や写真やベタ黒画
像が混在しているので必ずしもセンサの出力だけで感光
ドラム上の微妙な電位が把握できるわけではないが、濃
い原稿やベタ黒の多い原稿を複写する場合にはセンサ出
力は当然小さくなり、逆に濃度の薄い原稿やベタ白の多
い原稿を複写する場合にはセンサ出力は当然大きくなる
ので、大雑把には感光ドラムの表面電位を表現している
と考えてよい。
【0064】また、帯電ローラ60に印加される帯電バ
イアスは、直流電圧Vr に交流電圧VRAC を重畳したも
のであり、現像装置3に印加される現像バイアスは、直
流電圧VDCに交流電圧VACを重畳したものである点は、
上述した実施例と同様である。
【0065】図17は、図3、図8、及び図12と同様
に各バイアスの印加タイミング等を示したものである。
図に示すように、本実施例では、感光ドラムの前回転が
開始されると、帯電ローラ60はVr1+VAC(画像形成
時と同じ値)のバイアスで感光ドラムの表面を一様に帯
電し始め、現像バイアスはVDC1 +VACとされる。
【0066】本実施例においても、上述した各実施例と
同様に、感光ドラム上には原稿を反射した光が照射され
ているので、感光ドラムの表面電位はその原稿像の濃度
に応じて変化する(図15の点線参照)。ここで、Vr1
の値を−630Vとすると、反射光用センサ21の出力
電圧は感光ドラム電位によって図16の実線のようにな
る。ここで、反射光用センサ21の出力電圧に応じて現
像バイアスDC分(VDC)を図16の一点鎖線の如く変
化させる。ただし、前述したようにセンサの出力で表現
されている感光ドラム上の電位は必ずしもその時点で現
像装置が対向している(現像部の)感光ドラム表面の電
位とは一致していないので、その時間差を考慮して、セ
ンサでセンスした感光ドラム表面が現像部へ移動する時
に現像バイアスDC分(VDC)を図16に示したセンサ
出力に対応した値に変化させることが重要である。この
ように、現像バイアスDC分(VDC)を反射光用センサ
21の出力に対応して変化させてやることにより、感光
ドラム電位と現像バイアス電位のコントラストは、−5
0〜−250V程度にすることが可能である。
【0067】また、本実施例においても、現像コントラ
ストと反射濃度との関係は図5に示したものになってお
り、したがって現像コントラストは−30V〜−400
Vの範囲にする必要がある。本実施例では、センサ出力
に応じて、現像バイアスVDC1 を変化させることによ
り、かかる範囲にすることができるので、非画像形成時
においても正かぶりも反転かぶりも少ない状態となる。
ところが、図16の破線で示したようにVDC1 を−65
0Vに固定してしまうと、薄い原稿(白い原稿)がきた
場合、感光ドラムの表面電位が−150Vとなり、コン
トラストが−500Vとなってしまい反転かぶりが多く
なる不都合が生じてしまう。
【0068】以上説明したように、非画像形成時に原稿
からの反射光の強弱を検知する反射光用センサ21の出
力によって現像バイアスのDC分を変化させることで、
正かぶりも反転かぶりも生じないようにでき、上述した
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0069】また、帯電ローラ60の帯電バイアスは、
画像形成時の如何にかかわらず同一のものとできるた
め、シーケンスコントロールも簡便となるという効果が
ある。ついで、他の実施例について、図18乃至図20
に沿って説明する。
【0070】図18は、本実施例にかかる複写装置の構
造を示す縦断面図であり、制御部25及び高圧出力部2
6以外は上述した実施例と同様の構造をしているため、
重複した説明は省略する。
【0071】図19は、帯電ローラ60等に印加される
バイアスの印加タイミング等を示しており、感光ドラム
の前回転中は、帯電ローラ60にはVR1+VACが、現像
装置3にはVDC1 が印加されている。なお、この現像バ
イアスVDC1 は、上述した実施例と異なり一定の値とな
っている。
【0072】ここで、帯電バイアスVR1は、反射光用セ
ンサ21の出力によって値を変化させている。そのセン
サ出力電圧とVR1との関係を図20に示している。この
センサ出力電圧VR1は、図20に示すように、センサ出
力電圧が大きい(原稿が白い)ときは大きく、センサ出
力電圧が小さい(原稿が白い)ときは小さくなるよう
に、設定されている。
【0073】図20のように帯電バイアスVR1を反射光
用センサ21の出力値によって可変とすることにより、
画像露光位置を通過した際の感光ドラムの表面電位は、
ほぼ−150Vになるように調整される。よって、現像
バイアスVDC1 を−200〜−400V程度の一定値に
しておけば、感光ドラムの表面電位と現像バイアスとの
コントラストは、−50〜−250Vとなるので、非画
像形成時においても、かぶりも反転かぶりも少ない状態
にできる。
【0074】これにより、反射光用センサ21の出力に
応じて帯電バイアスのDC成分(VR1)を変化させるこ
とで、正かぶりも反転かぶりも生じないようにでき、転
写ローラ4の清掃をしながらも、感光ドラム上には不必
要にトナーが付着することを防止できる。
【0075】また、上述した実施例と同様に感光ドラム
が現像装置3のトナーの極性とは逆の極性に帯電してい
る時間が少ないため、OPC感光層の感度劣化を防止す
ることができる。
【0076】なお、上述した実施例においては、原稿照
明ランプ13を装置本体に固定すると共に原稿台ガラス
14を移動して両者を相対的に移動しているが、もちろ
んこれに限るものではなく、操作光学系としての原稿照
明ランプ13や反射鏡16等を移動させると共に原稿台
ガラス14を固定しても良い。
【0077】また、上述した実施例においては転写ロー
ラを用いたが、これに限るものではなく、弾性ブレード
やブラシなど、感光ドラムに接触して該感光ドラムを帯
電するものであればどのような形状のものでもよい。
【0078】さらに、感光ドラムについては負極性に帯
電させて用いるOPC感光層を有するものを例示した
が、もちろんこれに限るものではなく、正極性に帯電さ
せて用いるものであっても良い。
【0079】またさらに、上述した実施例においては原
稿照明ランプ13に蛍光灯を用いたが、もちろんこれに
限るものではなく、ハロゲンランプ、冷陰極等の光源を
用いても良い。
【0080】一方、上述した実施例においては、現像バ
イアスに、交流電圧と直流電圧とを重畳したものを用い
ると共に、非画像形成時にも該交流電圧はONとしてい
たが、該交流電圧をOFFとすることによりトナー付着
の可能性をさらに減少させることができる。
【0081】また一方、上述した実施例においては、電
子写真感光体として感光ドラムを用いたが、これに限る
ものではなく、ベルト状の感光体を用いても良い。ま
た、これらのベルト及びドラムは、シームレスのもので
もシームありのものでも良い。ただし、シームありのも
のを使用する場合には感光体の回転に同期して継ぎ目以
外の部分に画像を形成するようにしてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
現像手段の現像バイアスは、画像形成時と非画像形成時
とで切り替え、非画像形成時は、電子写真感光体上の原
稿像に対応する静電潜像を現像しない方向のバイアスと
されているため、前記現像手段から電子写真感光体への
トナーの付着を防止できる。したがって、原稿載置台上
の原稿像を画像形成時と非画像形成時とを問わず電子写
真感光体に導くものの、非画像形成時における無駄なト
ナー消費を抑えることができ、かつ転写手段等にトナー
が付着して汚れてしまう恐れもない。このような効果
は、帯電手段による電子写真感光体の帯電電位を低くす
ることにより、静電潜像の電位コントラストを小さくし
て達成できる。
【0083】また、かかる電荷の処理によってトナー付
着を防止するため、従来のブランク除電機構やブランク
除電専用の光源を必要とせず、したがって複写装置の構
造が簡単となり装置の価格も低くできる。
【0084】一方、非画像形成時においても帯電手段に
は帯電バイアスが印加されているため、電子写真感光体
の表面は潜像形成時と同じ極性に維持される。したがっ
て、電子写真感光体がOPC感光層を有する場合でも、
該OPC感光層が潜像形成時とは逆の極性に帯電されて
劣化することを防止でき、仮に何らかの原因により該極
性に帯電されてもただちに本来の極性に再帯電されるた
め劣化がひどくなることもない。特に、転写手段が電子
写真感光体に接触する電極型のものは、この転写手段に
トナーと同極性のバイアス電圧を印加することがある。
このような場合でも、OPC感光層の劣化を最小限に抑
えた上で該転写手段に付着したトナーを除去し、該転写
手段を清掃できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る複写装置の全体構造を示す縦
断面図。
【図2】複写装置内の一次帯電装置等に接続される電源
等を説明するための説明図。
【図3】一次帯電装置等に印加されるバイアスの印加タ
イミングを示すタイミングチャート図。
【図4】画像形成時と非画像形成時(転写ローラ清掃
時)とにおける感光ドラムの表面電位の差を示す説明
図。
【図5】現像コントラストと反射濃度との関係を示す
図。
【図6】本発明の他の実施例に係る複写装置の全体構造
を示す縦断面図。
【図7】複写装置内の一次帯電装置等に接続される電源
等を説明するための説明図。
【図8】一次帯電装置等に印加されるバイアスの印加タ
イミングを示すタイミングチャート図。
【図9】帯電ローラに印加する電圧と感光ドラムの表面
電位との関係を示す図。
【図10】本発明のさらに他の実施例に係る複写装置の
全体構造を示す縦断面図。
【図11】複写装置内の一次帯電装置等に接続される電
源等を説明するための説明図。
【図12】一次帯電装置等に印加されるバイアスの印加
タイミングを示すタイミングチャート図。
【図13】帯電ローラに印加する電圧と感光ドラムの表
面電位との関係を示す図。
【図14】本発明の一実施例に係る複写装置の全体構造
を示す縦断面図。
【図15】原稿の反射濃度と、センサ出力電圧あるいは
感光ドラム電位と、の関係を示す図。
【図16】センサ出力電圧と現像バイアスDC分等との
関係を示す図。
【図17】一次帯電装置等に印加されるバイアスの印加
タイミングを示すタイミングチャート図。
【図18】本発明の他の実施例に係る複写装置の全体構
造を示す縦断面図。
【図19】一次帯電装置等に印加されるバイアスの印加
タイミングを示すタイミングチャート図。
【図20】センサ出力電圧と1次DCバイアスとの関係
を示す図。
【符号の説明】
1 電子写真感光体(感光ドラム) 2 露光光学系(短焦点レンズアレイ) 3 現像手段(現像装置) 4 転写手段(転写ローラ) 8 搬送装置 9 クリーニング装置 10 帯電手段 13 原稿照明ランプ(原稿照明用光源) 14 原稿載置台(原稿ガラス) 16 露光光学系(反射鏡) 20 プロセスカートリッジ 21 反射光用センサ 22 制御部 23 高圧出力部 25 制御部 26 高圧出力部 60 帯電手段(帯電ローラ) 61 帯電手段(帯電ローラ) Et 電源 Ed 電源 Ew 電源 Eg 電源 L 光学系(露光装置)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復移動する原稿載置台又は操作光学系
    を有し、原稿像を電子写真感光体に導き、転写材に複写
    画像を形成する電子写真複写装置において、 無端移動する電子写真感光体と、 原稿を載置する原稿載置台と、 該原稿載置台の原稿を照明する原稿照明用光源と、 この電子写真感光体の移動方向に沿って配設した、帯電
    手段と、原稿載置台の原稿像を電子写真感光体に導く露
    光光学系と、現像手段と、転写手段とを有する像形成部
    とを有し、 上記原稿照明用光源は、電子写真感光体に原稿像を露光
    するために、往復移動する原稿載置台又は操作光学系が
    原稿照明のための本来の方向に移動している画像形成時
    と、この本来の移動方向とは反対の方向に移動している
    非画像形成時とを問わず点灯して、原稿像を操作光学系
    を介して電子写真感光体に導き、 上記現像手段の現像のためのバイアスは画像形成時と非
    画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電子写真感
    光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対方向への
    移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像を現像し
    ない方向のバイアスとする、 ことを特徴とする電子写真複写装置。
  2. 【請求項2】 上記現像バイアスの変更は、原稿像の明
    るさを検知して、その検知結果に基づいて設定される、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真複写装置。
  3. 【請求項3】 往復移動する原稿載置台又は操作光学系
    を有し、原稿像を電子写真感光体に導き、転写材に複写
    画像を形成する電子写真複写装置において、 無端移動する電子写真感光体と、 原稿を載置する原稿載置台と、 該原稿載置台の原稿を照明する原稿照明用光源と、 この電子写真感光体の移動方向に沿って配設した、帯電
    手段と、原稿載置台の原稿像を電子写真感光体に導く露
    光光学系と、現像手段と、転写手段とを有する像形成部
    とを有し、 上記原稿照明用光源は、電子写真感光体に原稿像を露光
    するために、往復移動する原稿載置台又は操作光学系が
    原稿照明のための本来の方向に移動している画像形成時
    と、この本来の移動方向とは反対の方向に移動している
    非画像形成時とを問わず点灯して、原稿像を操作光学系
    を介して電子写真感光体に導き、 上記帯電手段による電子写真感光体の帯電量は、画像形
    成時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は画像
    形成時と比較して、電子写真感光体の電位を低くし、 上記現像手段の現像のためのバイアスは、画像形成時と
    非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電子写真
    感光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対方向へ
    の移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像を現像
    しない方向のバイアスとする、 ことを特徴とする電子写真複写装置。
  4. 【請求項4】 上記帯電手段はスコロトロン放電器であ
    り、上記帯電量の変更は、上記帯電手段が有するグリッ
    ドへの印加バイアスを変更して行う、 ことを特徴とする請求項3記載の電子写真複写装置。
  5. 【請求項5】 上記帯電手段は、バイアスを印加された
    導電性の接触帯電器であり、上記帯電量の変更は、上記
    接触帯電器への印加バイアスを変更して行う、 ことを特徴とする請求項3記載の電子写真複写装置。
  6. 【請求項6】 往復移動する原稿載置台又は操作光学系
    を有し、原稿像を電子写真感光体に導き、転写材に複写
    画像を形成する電子写真複写装置において、 無端移動する電子写真感光体と、 原稿を載置する原稿載置台と、 該原稿載置台の原稿を照明する原稿照明用光源と、 この電子写真感光体の移動方向に沿って配設した、帯電
    手段と、原稿載置台の原稿像を電子写真感光体に導く露
    光光学系と、現像手段と、転写手段とを有する像形成部
    とを有し、 上記原稿照明用光源は、電子写真感光体に原稿像を露光
    するために、往復移動する原稿載置台又は操作光学系が
    原稿照明のための本来の方向に移動している画像形成時
    と、この本来の移動方向とは反対の方向に移動している
    非画像形成時とを問わず点灯して、原稿像を操作光学系
    を介して電子写真感光体に導き、 上記帯電手段による電子写真感光体の帯電量は、画像形
    成時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は画像
    形成時と比較して、電子写真感光体の電位を低くし、 上記現像手段の現像のためのバイアスは、画像形成時と
    非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電子写真
    感光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対方向へ
    の移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像を現像
    しない方向のバイアスとし、 上記転写手段は転写時に転写材を介して電子写真感光体
    を押圧する電極であり、転写時には現像手段のトナーと
    逆極性を含むバイアス電圧を印加し、電子写真感光体の
    非画像形成時ではトナーと同極性を含むバイアス電圧を
    印加する、 ことを特徴とする電子写真複写装置。
  7. 【請求項7】 上記転写手段は、電子写真感光体に接触
    して回転するローラである、 ことを特徴とする請求項6記載の電子写真複写装置。
  8. 【請求項8】 往復移動する原稿載置台又は操作光学系
    を有し、原稿像を電子写真感光体に導き、転写材に複写
    画像を形成する電子写真複写装置において、 OPC感光層を有すると共に無端移動する電子写真感光
    体と、 原稿を載置する原稿載置台と、 該原稿載置台の原稿を照明する原稿照明用光源と、 この電子写真感光体の移動方向に沿って配設した、帯電
    手段と、原稿載置台の原稿像を電子写真感光体に導く露
    光光学系と、現像手段と、転写手段とを有する像形成部
    とを有し、 上記原稿照明用光源は、電子写真感光体に原稿像を露光
    するために、往復移動する原稿載置台又は操作光学系が
    原稿照明のための本来の方向に移動している画像形成時
    と、この本来の移動方向とは反対の方向に移動している
    非画像形成時とを問わず点灯して、原稿像を操作光学系
    を介して電子写真感光体に導き、 上記帯電手段による電子写真感光体の帯電量は、画像形
    成時と非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は画像
    形成時と比較して、電子写真感光体の電位を低くし、 上記現像手段の現像のためのバイアスは、画像形成時と
    非画像形成時とで切り替え、非画像形成時は、電子写真
    感光体上に上記原稿載置台又は操作光学系の反対方向へ
    の移動に伴い形成した原稿像に対応する静電潜像を現像
    しない方向のバイアスとし、 上記転写手段は転写時に転写材を介して電子写真感光体
    を押圧する電極であり、転写時には現像手段のトナーと
    逆極性を含むバイアス電圧を印加し、電子写真感光体の
    非画像形成時ではトナーと同極性を含むバイアス電圧を
    印加するが、上記帯電手段の帯電量により電子写真感光
    体の帯電極性は、潜像形成時と同じ極性を維持する、 ことを特徴とする電子写真複写装置。
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