JPH06107249A - 水平・傾斜面搬送装置 - Google Patents

水平・傾斜面搬送装置

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JPH06107249A
JPH06107249A JP13432492A JP13432492A JPH06107249A JP H06107249 A JPH06107249 A JP H06107249A JP 13432492 A JP13432492 A JP 13432492A JP 13432492 A JP13432492 A JP 13432492A JP H06107249 A JPH06107249 A JP H06107249A
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JP
Japan
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inclined surface
carrier
slope
landing
horizontal
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Pending
Application number
JP13432492A
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English (en)
Inventor
Kuniyoshi Sakai
邦賀 酒井
Kyohei Hashimoto
恭平 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYODEN UNYU KK
Original Assignee
RYODEN UNYU KK
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Publication date
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Publication of JPH06107249A publication Critical patent/JPH06107249A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運搬車の使用が従来不可能とされていた小ス
ペースの場所で使用可能となし、更に被運搬物の横倒し
による品質劣化を防止し、運搬従事者の安全性の向上と
作業時間の短縮,省力化が図れる搬送装置を提供する。 【構成】 水平面及び傾斜面を走行できる運搬車(10)に
傾斜度調節により水平に保持される荷台(12)を備え、傾
斜面走行後踊り場等において、傾斜状の補助台(21)に上
記運搬車を移載し、昇降機構(14)(25)の調節により、荷
台(12)を水平状態のまま次の傾斜面に近接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は傾斜面や水平面が存在
する階段などの運搬環境において、運搬車が傾斜面を的
確に捕へながら昇降し、踊り場等の平坦面においては、
上記運搬車を補助台に移載することにより、水平移動を
容易にして、最小移動距離で搬送かつ、常時被運搬物を
直立状態とする水平・傾斜面搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の運搬車を示す側面図であ
る。図において、(1)は運搬車、(2)は運搬車の基台、
(3)は被運搬物を積載する荷台、(4)は運搬車の動力部
で、無限軌道(4a)と車輪(4b)等から構成されている。
(5)は基台と荷台の角度を調節する角度調節棒、(6)は荷
台と角度調節棒(5)を接続する支持軸、(7)は基台(2)と
角度調節棒(5)を接続する支持軸、(8)は荷台(1)と動力
部(4)を接続する支持軸、(9)は荷台(1)に載置される被
運搬物である。
【0003】次に動作について説明する。上記荷台(3)
上に被運搬物(9)を倒して載せ、動力部(4)の図示されな
いモータを回転することにより、無限軌道(4a)を走行さ
せ、傾斜面としての階段を昇降させる。水平面としての
図示されない踊り場においては、運搬従事者が荷台(3)
の上部を支えながら方向を転換し、次の階段を昇降す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の水平面を含む傾
斜面の搬送装置は以上のように構成されているので、運
搬車(1)が階段を昇降して踊り場に達した際に、被運搬
物(9)および運搬車(1)が傾斜搬送から水平搬送に変わる
ため、水平状態から横倒し状態になる。その状態下では
踊り場などの周囲壁にぶつかり被運搬物(9)の踊り場で
の移動が不可能になる。また、従来の搬送装置では被運
搬物の重量が重く、大きくなるほどに被運搬物を昇降面
に押えつける力が大きくなり運搬従事者も多人数を必要
としている。その場合、狭小な運搬スペースでは従来の
搬送装置では、必要人数分だけのスペースを確保でき
ず、搬送不可能になる。
【0005】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たもので、運搬車の使用が従来不可能とされていた踊り
場等の狭小スペースの場所で使用可能となし、更に被運
搬物の横倒しによる品質劣化を防止し、運搬従事者の安
全性の向上と作業時間の短縮,省力化が図れる搬送装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る水平・傾斜面の搬送装置は、
水平面及び傾斜面を走行できる無限軌道などの機構と被
運搬物の直立保持のため傾斜度調節により水平に保持さ
れる荷台とを備えた運搬車と、踊り場等の平坦面におい
て、上記階段等の傾斜面を昇降した上記運搬車を移載す
る傾斜可能な補助台を備えた台車とから構成されたこと
を主要な構成としている。
【0007】また、請求項2の発明に係る水平・傾斜面
の搬送装置は、階段等の傾斜面に沿って昇段する運搬車
に備えた荷台を、前部支点を中心として傾斜度を調節す
ることにより常時水平に保持する昇降機構を設け、一方
昇段した上記運搬車を上記傾斜面の延長面以下の斜面に
おいて移載する補助台を踊り場上の台車に備え、この台
車に対して後部支点を中心に上記補助台の傾斜度を調節
する昇降機構を設け、上記2つの昇降機構を連動させる
ことにより、上記荷台を次の傾斜面に近接させ得るよう
にしたことを主要な構成としている。
【0008】
【作用】この発明における搬送装置は、上記のように構
成されているので、傾斜面においても平坦においても被
運搬物は、水平に保持される荷台上に移載される関係
で、直立状態で搬送される。特に踊り場においては、昇
段した傾斜面の延長面以下の斜面で台車に備えた傾斜可
能な補助台に上記運搬車を移載し二つの昇降機構を連動
させることにより、荷台を次の傾斜面に近接させ、踊り
場より次の階段に運搬車を導く。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例の搬送状態における運搬
車の概略側面図、図2は同概略正面図、図3は同全体概
略斜視図、図4はこの実施例の補助台の全体概略側面
図、図5は同概略正面図、図6はこの実施例の概略側面
図である。
【0010】図1において、(10)は運搬車、(11)は運搬
車の基台、(12)は被運搬物を積載する荷台、(13)は運搬
車の動力部で、主として無限軌道(13a)と車輪(13b)等か
ら構成されている。(14)は基台と荷台の角度を調節する
昇降機構としての昇降アームで、アクチュエータとして
のシリンダー(14a)とピストン杆(14b)等から構成され、
図示されないスイッチボタン等により作動される。(15)
はピストン杆(14b)と荷台(12)を接続する支持軸、(16)
はアクチュエータとしてのシリンダー(14a)と基台(11)
を接続する支持軸、(17)は運搬車(10)の前端上方に突設
された支枠(10a)と荷台(12)を接続する前部支点、(18)
(19)は基台(11)に車輪(13b)(13b)を取付ける回転軸であ
る。
【0011】図4において、(21)は補助台で台車(22)の
後部上方に突設された支枠(22a)に後部支点(27)を介し
て回動自在に取付けられている。(24)は台車(22)のキャ
スタ、(25)は補助台(21)の傾斜角度を調節させる昇降機
構としての昇降アームで、アクチュエータとしてのシリ
ンダー(25a)とピストン杆(25b)等から構成され、図示さ
れないスイッチボタン等により作動される。(26)は補助
台(21)とピストン杆(25b)を接続する支持軸、(28)は台
車(22)とアクチュエータとしてのシリンダー(25a)を接
続する支持軸である。
【0012】次に上記装置の動作について説明する。被
運搬物(9)を移載した運搬車(10)の無限軌道(13a)が傾斜
面としての階段に達した際、運搬車(10)の昇降機構(14)
のピストン杆(14b)を押し上げることにより荷台(12)と
基台(11)とのなす角度を拡大し、常時荷台(12)の水平を
保持することにより、被運搬物(20)を直立状態のまま安
定して運ぶことができる。
【0013】傾斜面としての階段と階段との中間に位置
する平坦面としての踊り場においては、台車(22)を移動
自在に備え、補助台(21)を昇降機構(25)のピストン杆(2
5b)を押し上げることによって補助台(21)の傾斜角度を
上記傾斜面の傾斜角度とほぼ同一とする。このようにす
ると、昇段した上記運搬車(10)を上記傾斜面の延長面の
斜面において、補助台(21)上に移載させることができ、
これによって荷台(12)は平坦面においても水平を保ち、
被運搬物(20)を直立状態に保持する。
【0014】次の傾斜面に対しては台車(22)のキャスタ
ー(24)によって方向転換をすることができ、昇降機構(1
4)のピストン杆(14b)と昇降機構(25)のピストン杆(25b)
を図示されないスイッチボタンを押すことにより、同時
に押し下げて高さを低下させ、同時に前進させることに
よって、上記荷台(12)を次の傾斜面に近接させることが
できる。従って、次の傾斜面の2段目位に運搬車(10)を
導くことが可能となる。
【0015】また、運搬車が階段等の傾斜面を下降する
ときは、運搬車の動力部に制動機構を作動させるか、若
しくは運搬車より突起物を突設し、滑落を防止してもよ
い。
【0016】さらにまた、上記実施例では昇段した運搬
車を傾斜面の延長面の斜面において、補助台上に移載さ
せているが、補助台の傾斜角を若干緩やかにし、すなわ
ち傾斜面の延長面の斜面より下の勾配の緩やかな斜面に
おいて、補助台上に移載する方が、安定度を増し、次の
傾斜面としての階段に近付けられるので有利である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、基本的
には請求項1の発明のように無限軌道などと水平に保持
される荷台とを備えた運搬車と、踊り場等で階段等を昇
段した運搬車を移載する傾斜可能な補助台を備えた台車
とから構成し、好ましくは運搬車の荷台の傾斜度を調節
することにより荷台を常時水平に保持する昇降機構を設
け、一方昇段した運搬車を傾斜面の延長面以下の斜面に
おいて移載する補助台を踊り場上の台車に備え、この台
車に対して補助台の傾斜度を調節する昇降機構を設け、
上記2つの昇降機構を連動させたことにより、階段等の
傾斜面においては、荷台の水平保持により被運搬物は直
立姿勢を保ち、踊り場等の平坦面においても、上記傾斜
面を昇段した運搬車を傾斜した補助台に移載し、このと
きも被運搬物は直立姿勢を保持できるから、転倒するお
それがなく、安全に踊り場を含む傾斜面を搬送すること
ができる。
【0018】また、踊り場等においてはキャスターのつ
いた台車の補助台に移載されるため、踊り場等の平坦面
においても自由に方向転換して次の階段等の傾斜面に指
向することができ、二つの連動した昇降機構により、次
の階段に接近させ、継続して昇降動作を行うことができ
る。なお、本装置のアクチュエータをリモートコントロ
ールすることにより、最小人員で搬送が可能となり、省
力化も併わせてはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略側面図。
【図2】同概略側面図。
【図3】同全体概略斜視図。
【図4】この実施例の補助台の全体概略側面図。
【図5】同概略正面図。
【図6】この実施例の概略側面図。
【図7】従来の運搬車の全体概略側面図。
【符号の説明】
10 運搬車 11 基台 12 荷台 13 動力部 14 昇降機構 15 支持軸 16 支持軸 17 前部支点 18 回転軸 19 回転軸 20 被運搬物 21 補助台 22 台車 24 キャスター 25 昇降機構 26 支持軸 27 後部支点 28 支持軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平面及び傾斜面を走行できる無限軌道
    などの機構と、被運搬物の直立保持のため傾斜度調節に
    より水平に保持される荷台とを備えた運搬車と、踊り場
    等の平担面において、上記階段等の傾斜面を昇段した上
    記運搬車を移載する傾斜可能な補助台を備えた台車とか
    ら構成されたことを特徴とする水平・傾斜面搬送装置。
  2. 【請求項2】 階段等の傾斜面に沿って昇段する運搬車
    に備えた荷台を、前部支点を中心として傾斜度を調節す
    ることにより常時水平に保持する昇降機構を設け、一方
    昇段した上記運搬車を上記傾斜面の延長面以下の斜面に
    おいて移載する補助台を踊り場上の台車に備え、この台
    車に対して後部支点を中心に上記補助台の傾斜度を調節
    する昇降機構を設け、上記2つの昇降機構を連動させる
    ことにより、上記荷台を次の傾斜面に近接させ得るよう
    にしたことを特徴とする水平・傾斜面搬送装置。
JP13432492A 1992-04-28 1992-04-28 水平・傾斜面搬送装置 Pending JPH06107249A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115158503A (zh) * 2022-01-14 2022-10-11 安徽机电职业技术学院 一种基于智能优化算法的多地形适用型移动机器人
CN115973290A (zh) * 2023-03-18 2023-04-18 扬州通海汽车配件有限公司 一种半挂车的车斗支承装置

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