JPH0224262A - 移載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は移動台車と荷受台とからなり重量搬送物を載置
する移載装置に係り、とりわけ構造が簡単でかつ確実に
移載することができる移載装置に関する。

（従来の技術） 第５ａ図および第５ｂ図に、従来の移載装置を示す。

第５ａ図および第５ｂ図において、移載装置の移動台車
２０は、レール２３上を走行する車輪２４により支持さ
れた台車本体２１を備えている。

また台車本体２１上には、搬送物（図示せず）を搬送す
る駆動ローラ２２が複数設けられており、移載装置の荷
受台（図示せず）上にも台車本体２１の駆動ローラ２２
と対応して複数の駆動ローラが設けられている。

この移載装置おいて、まず、移動台車２０の駆動ローラ
２２と荷受台の駆動ローラとが連続するよう移動台車２
０と荷受台とが配置される。続いて、移動台車２０の駆
動ローラ２２上に載置されて移送されてきた搬送物を移
動台車２０の駆動ローラ２２によって荷受台側へ送り、
その後は荷受台の駆動ローラにより搬送して移載作業を
行なっている。

一方、第６ａ図および第６ｂ図に従来の他の移載装置を
示す。

第６ａ図および第６ｂ図において、移載装置の移動台車
２５は、レール３１上を走行する車輪３２により支持さ
れた台車本体２６を備えている。

また、台車本体２６上には、搬送物を支持するフリーロ
ーラコンベア２８が２列に設けられおり、これらフリー
ローラコンベア２８の間には水平方向に伸縮自在の伸縮
アーム３０が設けられている。

一方、荷受台（図示せず）上にも、台車本体２６のフリ
ーローラコンベア２８と対応して、２列のフリーローラ
コンベアが設けられている。

さらに、移動台車２５の伸縮アーム３０の伸縮方向の両
端部に、上下移動自在のストッパ２９が設けられている
。また荷受台にも、搬送物の落下を防止する上下移動自
在のストッパが設けられている。

この移載装置において、まず移動台車２５のフリーロー
ラコンベア２８と荷受台のフリーローラコンベアとが連
続するよう移動台車２５と荷受台とが配置される。続い
て、伸縮アーム３０の両端部に設けられたストッパ２９
を上昇させるとともに伸縮アーム３０を荷受台側に伸ば
し、予め移動台車２５のフリーローラコンベア２８上に
載置された搬送物をストッパ２つにより荷受台まで搬送
する。続いて伸縮アーム３０のストッパ２９が降下して
伸縮アーム３０が移動台車２５側に戻る。

その後、荷受台に設けられた搬送物落下防止用ストッパ
が上昇するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように、第５ａ図および第５ｂ図に示した移載装
置においては、移動台車２０および荷受台に、搬送物を
搬送する駆動ローラ２２等が複数設けられている。しか
しこれら駆動ローラ２２等を設ける場合は、駆動ローラ
用の駆動部が必要となり、装置が複雑化して製造価格が
大きくなってしまう。

また第６ａ図および第６ｂ図に示した移載装置において
は、移動台車２５および荷受台に、搬送物を搬送したり
搬送物の落下を防止するためのストッパ２９等が設けら
れている。しかしながら、このストッパ２９は上下移動
自在とする必要があり、そのための駆動機構が必要であ
ることから装置が複雑化していた。

さらに、第５ａ図および第５ｂ図に示した移載装置と第
６ａ図および第６ｂ図に示した移載装置は、いずれもロ
ーラによって搬送物を支持するものであるから、搬送物
の支持が不安定になるという問題がある。

その他、移動台車にフォーク式の伸縮アームを設け、こ
の伸縮アーム上に搬送物を載置することも考えられるが
、移載作業中に片持ちになってしまい移載作業が不安に
なるという問題がある。

本発明はこのような点を考慮してなされたちのであり、
構造が簡単でかつ確実かつ安全に搬送物を移載すること
ができる移載装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、移動自在の台車本体を備え搬送物を移送する
移動台車と、受台本体を備え前記移動台車との間で前記
搬送物の移載作業を行なう荷受台とからなる移載装置で
あって、前記台車本体に水平方向に伸縮する伸縮アーム
を設け、この伸縮アームを前記台車本体の走行路を走行
する走行装置によって支持し、前記伸縮アーム上に前記
搬送物を上下移動自在に載置するリフト機構を設け、前
記受台本体に前記伸縮アームの走行装置が走行する走行
路を設け、前記台車本体の走行路および前記受台本体の
走行路の両側に、前記リフト機構により降下した前記搬
送物を載置する支持台をそれぞれ設けたことを特徴とす
るものである。

（作　用） 本発明によれば、台車本体の支持台上に載置された搬送
物をリフト機構により上昇させた状態で、走行装置を移
動台車の走行路から荷受台の走行路に走行させながら伸
縮アームを移動台車から荷受台側に伸ばし、リフト機構
により搬送物を降下させて受台本体の支持台上に載置す
る。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

第１図乃至第４図は本発明による移載装置の一実施例を
示す図である。

第１図において、移載装置は水平方向に移動自在の台車
本体３を備え搬送物１５を移送する移動台車１と、受台
本体４を備え移動台車１との間で搬送物１５の移載作業
を行なう荷受台２とから構成されている。

このうち移動台車１の台車本体３は、第２図に示すよう
にレール１４上を走行する車輪１１によって支持されて
いる。また台車本体３には、レール１４と直交する水平
方向に伸縮する長方形状の伸縮アーム５が設けられてい
る。この伸縮アーム５の長手方向に延びる両側部には、
伸縮アーム５を支持するとともに台車本体、３上の一対
のレール１２を走行する走行装置、例えばコロ機構７が
複数設けられている。

また、伸縮アーム５上には、搬送物１５を上昇または降
下させるリフト機構６が設けられている。

さらに、一対のレール１２の両側部には、搬送物１５が
リフト機構６により降下した場合、この搬送物１５を載
置する一対の支持台８か設けられている。

一方、第３図および第４図により、荷受台２について詳
述する。

荷受台２は大地に固定された受台本体４を備えており、
受台本体４は移動台車１から伸ばされた伸縮アーム５お
よびリフト機構６を受入可能となっている。また、受台
本体４上には、伸縮アーム５のコロ機構７が走行する一
対のレール１３が設けられており、移動台車１から伸縮
アーム５およびリフト機構６が荷受台２側に伸ばされた
場合、伸縮アーム５を支持するコロ機構７が一対のレー
ル１３を走行するようになっている。さらに、受台本体
４の一対のレール１３の両側部には、伸縮アーム５上の
リフト機構６により搬送物１５が降下した場合、この搬
送物１５を載置する一対の支持台１４が設けられている
。

次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。

まず、伸縮アーム５が移動台車１側に引込められかつリ
フト機構６も下方に降りた状態で、搬送物１５が移動台
車１の一対の支持台８上に載置される。

このように搬送物１５を一対の支持台８上に載置した移
動台車１は、車輪１１がレール１４上を走行して荷受台
２の側方まで移動し、搬送物１５を移送する。

続いて、移動台車１の一対のレール１２が荷受台２の一
対のレール１３と対応する位置まできたとき、移動台車
１が停止する（第１図）。

続いて、リフト機構６により搬送物１５が上昇し、この
状態で伸縮アーム５が荷受台２側へ伸びる。この場合、
伸縮アーム５を支持するコロ機構７は、移動台車１の一
対のレール１２上を走行した後、荷受台２の一対のレー
ル１３上を走行する。

この間、搬送物１５の荷重はコロ機構７を介して一対の
レール１２および一対のレール１３で受けることになる
。

伸縮アーム５が荷受台２の所定位置まで伸びたところで
、リフト機構６により搬送物１５が降下して、搬送物１
５は荷受台の一対の支持台１４上に載置される。その後
伸縮アーム５が移動台車１側に引込められて、移動台車
１から荷受台２への搬送物１５の移載作業が終了する。

なお、荷受台２から移動台車１への搬送物１５の移載作
業は、上述と逆の作用で行なわれる。

本実施例によれば、移動台車１においては一対の支持台
８で搬送物１５を支持し、荷受台２においは一対の支持
台１４で搬送物１５を支持するので、従来のようにロー
ラで支持する場合に比較して安定して搬送物１５を支持
することができる。

また、移動台車１から荷受台２へ搬送物１５を移載する
場合、搬送物の荷重を移動台車１の一対のレール１２お
よび荷受台２の一対のレール１３で受けることになるの
で、移載作業中に片持になって不安定になることはない
。さらに、従来のようなストッパ機構を設けたり、駆動
ローラ機構を設ける必要がないので、装置の簡略化を図
ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば搬送物を移動台車
および荷受台の支持台に載置して支持することができる
ので、従来のようにローラで支持する場合に比較して搬
送物を安定して支持することができる。また搬送物を移
載する場合、搬送物の荷重を移動台車および荷受台の走
行路で受けることになるので移載作業中に片持になって
しまうことはない。

３図■線方向矢視図、第５ａ図は従来の移載装置の移動
台車を示す平面図、第５ｂ図は第５ａ図Ｖ線方向矢視図
、第６ａ図は従来の他の移載装置の移動台車を示す平面
図、第６ｂ図は第６ａ図■線方向矢視図である。

１・・・移動台車、２・・・荷受台、３・・・台車本体
、４・・・受台本体、５・・・伸縮アーム、６・・・リ
フト機構、７・・・コロ機構、８・・・支持台、１２．
１３・・・レール、１５・・・搬送物。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 移動自在の台車本体を備え搬送物を移送する移動台車と
   、受台本体を備え前記移動台車との間で前記搬送物の移
   載作業を行なう荷受台とからなる移載装置において、前
   記台車本体に水平方向に伸縮する伸縮アームを設け、こ
   の伸縮アームを前記台車本体の走行路を走行する走行装
   置によって支持し、前記伸縮アーム上に前記搬送物を上
   下移動自在に載置するリフト機構を設け、前記受台本体
   に前記伸縮アームの走行装置が走行する走行路を設け、
   前記台車本体の走行路および前記受台本体の走行路の両
   側に、前記リフト機構により降下した前記搬送物を載置
   する支持台をそれぞれ設けたことを特徴とする移載装置
   。