JPH06104091B2 - 加圧注湯式のコ−ヒ−等の抽出装置 - Google Patents
加圧注湯式のコ−ヒ−等の抽出装置Info
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- JPH06104091B2 JPH06104091B2 JP60154569A JP15456985A JPH06104091B2 JP H06104091 B2 JPH06104091 B2 JP H06104091B2 JP 60154569 A JP60154569 A JP 60154569A JP 15456985 A JP15456985 A JP 15456985A JP H06104091 B2 JPH06104091 B2 JP H06104091B2
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- capsule
- coffee
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- guide groove
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、業務用または一般家庭用あるいは自動販売機
等に使用され、操作および掃除の簡便な加圧注湯式のコ
ーヒー等の抽出装置に関するものである。
等に使用され、操作および掃除の簡便な加圧注湯式のコ
ーヒー等の抽出装置に関するものである。
従来の技術 一般に加圧注湯式のコーヒー等の抽出においては、その
準備・抽出操作および抽出後の掃除等は大変煩わしいも
のである。したがってより簡便に取り扱える抽出手段が
要望されていた。
準備・抽出操作および抽出後の掃除等は大変煩わしいも
のである。したがってより簡便に取り扱える抽出手段が
要望されていた。
このようなことから、従来の加圧注湯式のコーヒー抽出
装置は、第6図に示すように構成されていた。
装置は、第6図に示すように構成されていた。
すなわち、この第6図において、1はヒーターブロック
で、アルミニウム等の熱良導体で形成されている。この
ヒーターブロック1には渦巻状の水路2が設けられ、か
つ裏面には渦巻状の発熱体3が埋設されている。さらに
その中央には前記水路2と連通して貫通孔4が設けられ
ている。5は前記ヒーターブロック1の下方に取り付け
られた取付け金具で、この取付け金具5の中央には前記
貫通孔4とOリング6により水密的に連通した開孔7を
有する凹部8を設け、かつこの凹部8には前記開孔7を
閉塞する弁9と、この弁9を付勢する弁ばね10を弁座11
を螺着することにより設けている。12は前記弁座11に取
付ねじ13で螺着された拡散板である。14は電磁式のポン
プで、このポンプ14を介して水容器15の底部で一方を開
口させた吸上管16と、前記ヒーターブロック1に設けら
れた水路2に連通する接続パイプ17とを連結している。
で、アルミニウム等の熱良導体で形成されている。この
ヒーターブロック1には渦巻状の水路2が設けられ、か
つ裏面には渦巻状の発熱体3が埋設されている。さらに
その中央には前記水路2と連通して貫通孔4が設けられ
ている。5は前記ヒーターブロック1の下方に取り付け
られた取付け金具で、この取付け金具5の中央には前記
貫通孔4とOリング6により水密的に連通した開孔7を
有する凹部8を設け、かつこの凹部8には前記開孔7を
閉塞する弁9と、この弁9を付勢する弁ばね10を弁座11
を螺着することにより設けている。12は前記弁座11に取
付ねじ13で螺着された拡散板である。14は電磁式のポン
プで、このポンプ14を介して水容器15の底部で一方を開
口させた吸上管16と、前記ヒーターブロック1に設けら
れた水路2に連通する接続パイプ17とを連結している。
18は前記取付け金具5の下部に設けられた中央開口のフ
ック板で、このフック板18の中央開口周囲には、ハンド
ル19を備えたフィルターホルダー20の上端周囲に設けら
れた複数個の爪21を遊嵌する複数個の切欠部22と、爪21
の遊嵌後にフィルターホルダー20の回動により爪21と係
合する複数個の係合片23をそれぞれ設けている。24はフ
ィルターホルダー20に収められたフィルター、25は取付
け金具5に係止して前記フィルター24の上端部と気密的
に当接するシールパッキングである。なお、フィルター
ホルダー20の下部には、中心に向かうテーパ面の下端部
に流出口26を設けている。
ック板で、このフック板18の中央開口周囲には、ハンド
ル19を備えたフィルターホルダー20の上端周囲に設けら
れた複数個の爪21を遊嵌する複数個の切欠部22と、爪21
の遊嵌後にフィルターホルダー20の回動により爪21と係
合する複数個の係合片23をそれぞれ設けている。24はフ
ィルターホルダー20に収められたフィルター、25は取付
け金具5に係止して前記フィルター24の上端部と気密的
に当接するシールパッキングである。なお、フィルター
ホルダー20の下部には、中心に向かうテーパ面の下端部
に流出口26を設けている。
27はこの種のコーヒーを入れるデミスタコーヒーカップ
28を載せる多数の孔を備えた受板であり、29は受皿であ
る。30はコーヒー粉である。31は前記ヒーターブロック
1に感熱的に備えられて発熱体3への通電を制御する自
動温度調節器である。
28を載せる多数の孔を備えた受板であり、29は受皿であ
る。30はコーヒー粉である。31は前記ヒーターブロック
1に感熱的に備えられて発熱体3への通電を制御する自
動温度調節器である。
以上のように構成された抽出装置において、以下、その
動作を説明する。
動作を説明する。
まず、水容器15に所要量の水を入れる。次に発熱体3へ
の通電を開始すると自動温度調節器31により所定の温度
に制御される。そしてフィルターホルダー20に納めたフ
ィルター24に所定量のコーヒー粉30を入れ、フック板18
に回動係合させる。これでコーヒー抽出の準備が完了す
る。
の通電を開始すると自動温度調節器31により所定の温度
に制御される。そしてフィルターホルダー20に納めたフ
ィルター24に所定量のコーヒー粉30を入れ、フック板18
に回動係合させる。これでコーヒー抽出の準備が完了す
る。
次にデミタスコーヒーカップ28をフィルターホルダー20
の流出口26のほぼ真下である受板27上にセットし、ポン
プ14を作動させると、水容器15内の水はポンプ14により
吸上管16、接続パイプ17を介してヒーターブロック1内
に圧送される。このヒーターブロック1内に圧送された
水は、渦巻状の水路2を通過する間にヒーターブロック
1からの伝熱により湯沸しされて熱湯となり、この熱湯
は貫通孔4を経て弁9を押圧して通り、拡散板12を経て
コーヒー粉30内を通過し、コーヒー液を抽出するととも
に、流出口26から流出してデミタスコーヒーカップ28内
に注がれ、コーヒーができあがる。
の流出口26のほぼ真下である受板27上にセットし、ポン
プ14を作動させると、水容器15内の水はポンプ14により
吸上管16、接続パイプ17を介してヒーターブロック1内
に圧送される。このヒーターブロック1内に圧送された
水は、渦巻状の水路2を通過する間にヒーターブロック
1からの伝熱により湯沸しされて熱湯となり、この熱湯
は貫通孔4を経て弁9を押圧して通り、拡散板12を経て
コーヒー粉30内を通過し、コーヒー液を抽出するととも
に、流出口26から流出してデミタスコーヒーカップ28内
に注がれ、コーヒーができあがる。
コーヒーの抽出が終わると、ハンドル19をセットした時
とは逆の方向に回動させて係合片23から爪21を外し、そ
してフィルターホルダー20内の抽出の終わったコーヒー
粉30を捨て、フィルター24とフィルターホルダー20と拡
散板12等を掃除するものである。
とは逆の方向に回動させて係合片23から爪21を外し、そ
してフィルターホルダー20内の抽出の終わったコーヒー
粉30を捨て、フィルター24とフィルターホルダー20と拡
散板12等を掃除するものである。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の構成では、コーヒーの抽出を行なう毎にフィ
ルター24をフィルターホルダー20に納め、かつコーヒー
粉30を計量してこれを収納し、さらに、コーヒー抽出後
はコーヒー粉30をフィルター24から捨て、そしてフィル
ター24とフィルターホルダー20と拡散板12等を掃除しな
ければならず、大変煩わしいといった問題があった。
ルター24をフィルターホルダー20に納め、かつコーヒー
粉30を計量してこれを収納し、さらに、コーヒー抽出後
はコーヒー粉30をフィルター24から捨て、そしてフィル
ター24とフィルターホルダー20と拡散板12等を掃除しな
ければならず、大変煩わしいといった問題があった。
本発明は上記従来の問題点を解消するためになされたも
ので、コーヒー抽出の準備および抽出後の掃除といった
煩わしい操作をなくし、コーヒー等の抽出の準備および
抽出後の掃除の簡便化をはかった加圧注湯式のコーヒー
等の抽出装置を提供することを目的とする。
ので、コーヒー抽出の準備および抽出後の掃除といった
煩わしい操作をなくし、コーヒー等の抽出の準備および
抽出後の掃除の簡便化をはかった加圧注湯式のコーヒー
等の抽出装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 後述の実施例の記載における符号を参考のために付して
説明すれば、本発明は、コーヒー粉等の被抽出物を封入
し、かつ外周に係止部99を有し、この係止部より下方の
底部に部分的に薄肉部96を設けたカプセル93と、このカ
プセルを収納する収納部60と、この収納部に設けられ、
かつ前記カプセル内の抽出物に開口するノズル59と、加
圧注水手段88と、前記ノズルと加圧注水手段を連通させ
る途中の水路と、発熱体を内装した湯沸しユニットと、
前記収納部の下方に設けられたカプセル台74とを有し、
そのカプセル台が、カプセル台の一端から他端まで延び
るガイド溝72と、ガイド溝の途中に設けられたカプセル
座78と、ガイド溝の前記他端から下降する傾斜面71と、
ガイド溝上端部の両側に設けられてカプセル台の前記一
端からカプセル座へ向けて延びる肩部73とを有し、抽出
作業前にカプセルを、前記係止部を前記肩部73に係合さ
せ摺動させることによって、カプセル台の前記一端から
カプセル座まで移動させることができるとともに、抽出
作業後にカプセル座に載置されているカプセルをカプセ
ル台の前記他端の方向へ押し込むことによってカプセル
を前記傾斜面に沿って落下させカプセル台から排除する
ことができる構成になっていることを特徴とする加圧注
湯式のコーヒー等の抽出装置を提供する。
説明すれば、本発明は、コーヒー粉等の被抽出物を封入
し、かつ外周に係止部99を有し、この係止部より下方の
底部に部分的に薄肉部96を設けたカプセル93と、このカ
プセルを収納する収納部60と、この収納部に設けられ、
かつ前記カプセル内の抽出物に開口するノズル59と、加
圧注水手段88と、前記ノズルと加圧注水手段を連通させ
る途中の水路と、発熱体を内装した湯沸しユニットと、
前記収納部の下方に設けられたカプセル台74とを有し、
そのカプセル台が、カプセル台の一端から他端まで延び
るガイド溝72と、ガイド溝の途中に設けられたカプセル
座78と、ガイド溝の前記他端から下降する傾斜面71と、
ガイド溝上端部の両側に設けられてカプセル台の前記一
端からカプセル座へ向けて延びる肩部73とを有し、抽出
作業前にカプセルを、前記係止部を前記肩部73に係合さ
せ摺動させることによって、カプセル台の前記一端から
カプセル座まで移動させることができるとともに、抽出
作業後にカプセル座に載置されているカプセルをカプセ
ル台の前記他端の方向へ押し込むことによってカプセル
を前記傾斜面に沿って落下させカプセル台から排除する
ことができる構成になっていることを特徴とする加圧注
湯式のコーヒー等の抽出装置を提供する。
作用 上記構成によれば、カプセルの係止部をガイド溝の肩部
に当接させて収納部の下方まで摺動させるようにしてい
るため、カプセル底部の薄肉部がガイド溝の底部に接触
することはなく、したがって、この薄肉部が破損するこ
とはなくなり、その結果、加圧注水手段によってカプセ
ル内の被抽出物に加圧注湯した場合は、充分に圧力が上
昇した後にカプセル底部の薄肉部が破れてコーヒー等が
抽出されるため、最初から充分に高い圧力での抽出が行
なえるものである。
に当接させて収納部の下方まで摺動させるようにしてい
るため、カプセル底部の薄肉部がガイド溝の底部に接触
することはなく、したがって、この薄肉部が破損するこ
とはなくなり、その結果、加圧注水手段によってカプセ
ル内の被抽出物に加圧注湯した場合は、充分に圧力が上
昇した後にカプセル底部の薄肉部が破れてコーヒー等が
抽出されるため、最初から充分に高い圧力での抽出が行
なえるものである。
また、抽出作業後にカプセル座に載置されているカプセ
ルをカプセル台の前記他端の方向へ押し込むことによっ
てカプセルを前記傾斜面に沿って落下させカプセル台か
ら排除することができる構成になっているために、抽出
済みカプセルの除去及び抽出作業後の掃除を簡便に行う
ことができる。また、例えば新カプセルをカプセル座ま
で移動させ、その新カプセルによってカプセル座に載置
されている抽出済みカプセルを押し込むようにすれば、
新カプセルのカプセル座への載置と抽出済みのカプセル
の除去とを同時に速やかに行うことができる。
ルをカプセル台の前記他端の方向へ押し込むことによっ
てカプセルを前記傾斜面に沿って落下させカプセル台か
ら排除することができる構成になっているために、抽出
済みカプセルの除去及び抽出作業後の掃除を簡便に行う
ことができる。また、例えば新カプセルをカプセル座ま
で移動させ、その新カプセルによってカプセル座に載置
されている抽出済みカプセルを押し込むようにすれば、
新カプセルのカプセル座への載置と抽出済みのカプセル
の除去とを同時に速やかに行うことができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図〜第5図は本発明の加圧注湯式のコーヒー等の抽
出装置を示したもので、第2図、第3図および第4図に
おいて、41は沸湯しユニットを構成するヒーターブロッ
クで、このヒーターブロック41はアルミニウムダイカス
ト等の熱良導体で形成されたヒーターブロック本体42
と、略円柱状のヒーター43を熱良導的に内装する水管44
とを備えている。そしてこの水管44には外周面に一端か
ら他端に連続した螺旋状の溝45を設け、かつその両端に
はシールリング46を備え、さらにヒーターブロック本体
42内に気密的に挿入して螺旋状の水路47を形成してい
る。48は水路47の先端に位置するヒーターブロック本体
42の底部に設けた流出口である。49はヒーター43の端子
板である。
出装置を示したもので、第2図、第3図および第4図に
おいて、41は沸湯しユニットを構成するヒーターブロッ
クで、このヒーターブロック41はアルミニウムダイカス
ト等の熱良導体で形成されたヒーターブロック本体42
と、略円柱状のヒーター43を熱良導的に内装する水管44
とを備えている。そしてこの水管44には外周面に一端か
ら他端に連続した螺旋状の溝45を設け、かつその両端に
はシールリング46を備え、さらにヒーターブロック本体
42内に気密的に挿入して螺旋状の水路47を形成してい
る。48は水路47の先端に位置するヒーターブロック本体
42の底部に設けた流出口である。49はヒーター43の端子
板である。
50は前記流出口48とOリング51で気密的に連通した開口
52を中央部に備えたリング板で、このリング板50は前記
ヒーターブロック本体42の下面にねじで螺着されてい
る。
52を中央部に備えたリング板で、このリング板50は前記
ヒーターブロック本体42の下面にねじで螺着されてい
る。
53は前記リング板50を内装して略円筒状を成し、かつそ
の外方に操作用のハンドル54を伸設して亜鉛ダイカスト
等で一体的に形成されたホルダーで、このホルダー53は
その上部を前記リング板50の上部外周段部55と係合させ
ることにより、回動自在に備えられている。
の外方に操作用のハンドル54を伸設して亜鉛ダイカスト
等で一体的に形成されたホルダーで、このホルダー53は
その上部を前記リング板50の上部外周段部55と係合させ
ることにより、回動自在に備えられている。
56は前記開口52と連通してリング板50に設けた段付孔部
57のめねじ部に螺着するおねじ部58によって着脱自在に
設けられたガイドリングで、このガイドリング56はステ
ンレス鋼等で形成され、かつその中央上部には、先端鋭
角テーパ状の針先を有するとともにステンレス鋼等で形
成されたノズル59を圧入し、かつこのノズル59を囲って
略円錐台状の空洞とした収納部60を備えている。
57のめねじ部に螺着するおねじ部58によって着脱自在に
設けられたガイドリングで、このガイドリング56はステ
ンレス鋼等で形成され、かつその中央上部には、先端鋭
角テーパ状の針先を有するとともにステンレス鋼等で形
成されたノズル59を圧入し、かつこのノズル59を囲って
略円錐台状の空洞とした収納部60を備えている。
また前記ノズル59は下端部で2方向に分岐させ、かつ前
記テーパ面に開口したノズル孔61を備え、そしてOリン
グ62により、ガイドリング56を螺着したときに前記リン
グ板50の開口52と気密的に連通させている。
記テーパ面に開口したノズル孔61を備え、そしてOリン
グ62により、ガイドリング56を螺着したときに前記リン
グ板50の開口52と気密的に連通させている。
63はシリコンゴム等で形成され、かつ前記段付孔部57の
段部に備えた弁で、この弁63はガイドリング56のおねじ
部58の中央口64に備えた弁ばね65により前記開口52を閉
塞する方向に付勢されている。
段部に備えた弁で、この弁63はガイドリング56のおねじ
部58の中央口64に備えた弁ばね65により前記開口52を閉
塞する方向に付勢されている。
66は基台67上にビスで螺着することにより設けられた支
持金具で、その正面には支持棒68に昇降自在に設けら
れ、かつステンレス鋼板等で形成された昇降台69を備え
ている。そしてこの昇降台69は中央に切欠孔70を備え、
かつこの昇降台69には前記切欠孔70に下降した傾斜面71
で開口した断面略U字状のガイド溝72と、このガイド溝
72の両側に位置して前記傾斜面71の反対側から中央部に
かけて設けられた肩部73とを有し、アルミニウムダイカ
スト等で形成したカプセル台74を伸設している。さらに
このカプセル台74の上面には、前記ガイド溝72の幅とほ
ぼ同じ間隙をおいて、亜鉛ダイカスト等で形成した左右
一対のフック板75を固定している。またカプセル台74の
中央下部には、その中央に吐出口76を備え、かつその周
辺を凹状とし、さらにその全周に前記ガイドリング56の
収納部60の下端の直径より約2mm小さい直径の咬めリブ7
7を設けてガイド溝72の底部の一部を形成するステンレ
ス鋼等で形成された円板状のカプセル座78を備えてい
る。
持金具で、その正面には支持棒68に昇降自在に設けら
れ、かつステンレス鋼板等で形成された昇降台69を備え
ている。そしてこの昇降台69は中央に切欠孔70を備え、
かつこの昇降台69には前記切欠孔70に下降した傾斜面71
で開口した断面略U字状のガイド溝72と、このガイド溝
72の両側に位置して前記傾斜面71の反対側から中央部に
かけて設けられた肩部73とを有し、アルミニウムダイカ
スト等で形成したカプセル台74を伸設している。さらに
このカプセル台74の上面には、前記ガイド溝72の幅とほ
ぼ同じ間隙をおいて、亜鉛ダイカスト等で形成した左右
一対のフック板75を固定している。またカプセル台74の
中央下部には、その中央に吐出口76を備え、かつその周
辺を凹状とし、さらにその全周に前記ガイドリング56の
収納部60の下端の直径より約2mm小さい直径の咬めリブ7
7を設けてガイド溝72の底部の一部を形成するステンレ
ス鋼等で形成された円板状のカプセル座78を備えてい
る。
前記一対のフック板75はお互いに外方に突出したフック
片79を一体的に備えており、このフック片79は昇降台69
とともに上方に摺動し、かつ昇降台69の摺動範囲のほぼ
上端に達した際に、前記ホルダー53の中央開口の周囲に
設けられた切欠部80を通過し、ホルダー53の回動により
前記切欠部80に隣接する係合部81と係合する。
片79を一体的に備えており、このフック片79は昇降台69
とともに上方に摺動し、かつ昇降台69の摺動範囲のほぼ
上端に達した際に、前記ホルダー53の中央開口の周囲に
設けられた切欠部80を通過し、ホルダー53の回動により
前記切欠部80に隣接する係合部81と係合する。
82はヒーターブロック41を載置する取付金具83の側部に
前後方向、すなわちヒーターブロック本体42の長手方向
に摺動自在に設けられ、かつ鋼板等で形成されたレバー
で、このレバー82は前記ホルダー53のハンドル54の付根
付近で係合して、ホルダー53の回動と連動して摺動す
る。
前後方向、すなわちヒーターブロック本体42の長手方向
に摺動自在に設けられ、かつ鋼板等で形成されたレバー
で、このレバー82は前記ホルダー53のハンドル54の付根
付近で係合して、ホルダー53の回動と連動して摺動す
る。
84は鋼板等で形成され、かつ前記レバー82の先端に当接
させたリンクで、このリンク84は略中央部を前記支持金
具66の一方の側面に軸85で軸支するとともに、一端は前
記昇降台69に備えた係合軸86に係合して前記ホルダー53
の回動を昇降台69の上下摺動に変換している。87はヒー
ターブロック41の後方に設けられた水容器で、この水容
器87の底部には、水容器87の下方の基台67に備えた加圧
注水手段である電磁式のポンプ88に連通した吸入口89が
設けられている。
させたリンクで、このリンク84は略中央部を前記支持金
具66の一方の側面に軸85で軸支するとともに、一端は前
記昇降台69に備えた係合軸86に係合して前記ホルダー53
の回動を昇降台69の上下摺動に変換している。87はヒー
ターブロック41の後方に設けられた水容器で、この水容
器87の底部には、水容器87の下方の基台67に備えた加圧
注水手段である電磁式のポンプ88に連通した吸入口89が
設けられている。
90は前記カプセル台74の下方に備えた受皿、91はこの種
のコーヒー用のデミタスカップ92を載置する受板であ
る。
のコーヒー用のデミタスカップ92を載置する受板であ
る。
93は被抽出物であるコーヒー粉94を密封したカプセル
で、このカプセル93は先端部が鈍角の略円錐状のアルミ
ニウム等の薄膜で形成したカプセル本体95と、凸球状で
その略中央部に加圧膨張して開口する薄肉部よりなる弱
線部96を有し、かつアルミニウム等の薄膜で形成した底
部97と、この底部97と隙間を有して前記カプセル本体95
に封入したコーヒー粉94を濾すのに適切な開口を有する
フィルター98とを備え、かつ前記カプセル本体95を伸張
してこのカプセル93の係止部である外周リム99を形成
し、この外周リム99と前記フィルター98および底部97を
圧着シームすることにより構成している。
で、このカプセル93は先端部が鈍角の略円錐状のアルミ
ニウム等の薄膜で形成したカプセル本体95と、凸球状で
その略中央部に加圧膨張して開口する薄肉部よりなる弱
線部96を有し、かつアルミニウム等の薄膜で形成した底
部97と、この底部97と隙間を有して前記カプセル本体95
に封入したコーヒー粉94を濾すのに適切な開口を有する
フィルター98とを備え、かつ前記カプセル本体95を伸張
してこのカプセル93の係止部である外周リム99を形成
し、この外周リム99と前記フィルター98および底部97を
圧着シームすることにより構成している。
前記カプセル台74とこのカプセル93との寸法関係は、カ
プセル93の外周リム99から底部97の下端までの長さよ
り、カプセル台74の肩部73から咬めリブ77の先端までの
深さの方が長く、また、カプセル93の外周リム99の直径
はガイド溝72の溝幅より大きく、かつカプセル台74の肩
部73間の長さより小さく構成されている。したがってカ
プセル93の外周リム99をカプセル台74の肩部73に係止し
て肩部73上を外周リム99が摺動してもカプセル93の弱線
部96は咬めリブ77の上端に接触することはない。
プセル93の外周リム99から底部97の下端までの長さよ
り、カプセル台74の肩部73から咬めリブ77の先端までの
深さの方が長く、また、カプセル93の外周リム99の直径
はガイド溝72の溝幅より大きく、かつカプセル台74の肩
部73間の長さより小さく構成されている。したがってカ
プセル93の外周リム99をカプセル台74の肩部73に係止し
て肩部73上を外周リム99が摺動してもカプセル93の弱線
部96は咬めリブ77の上端に接触することはない。
上記構成において、次にその動作を説明する。
まず、水容器87に所要量の水を入れ、ヒーター43への通
電を開始する。所定の時間が経過するとヒーターブロッ
ク41は自動温度調節器(図示せず)により所定の温度に
制御され始める。
電を開始する。所定の時間が経過するとヒーターブロッ
ク41は自動温度調節器(図示せず)により所定の温度に
制御され始める。
次に第3図に示すように、ホルダー53のハンドル54を手
前方向(水容器87と反対方向)に回動させてカプセル台
74を降下させ、第1図と第5図に示すようにカプセル93
の外周リム99をカプセル台74の一端(水容器87と反対
側)の肩部73に係止してカプセル93を摺動させる。この
時、カプセル93は外周リム99の外径より狭く、また略円
錐状のカプセル本体95の外径より広い間隔をおいて備え
た一対のフック板75の対向した側面で左右方向のガイド
がなされるとともに、外周リム99の外径より広幅な肩部
73の上方に備えられ、かつ内方に突き出した前記一対の
フック板75の裏面と前記肩部73とで外周リム99は上下方
向にガイドされ、そしてカプセル93の底部97は咬めリブ
77の上端に接触することなくほぼ直線的に水容器87側へ
移動する。
前方向(水容器87と反対方向)に回動させてカプセル台
74を降下させ、第1図と第5図に示すようにカプセル93
の外周リム99をカプセル台74の一端(水容器87と反対
側)の肩部73に係止してカプセル93を摺動させる。この
時、カプセル93は外周リム99の外径より狭く、また略円
錐状のカプセル本体95の外径より広い間隔をおいて備え
た一対のフック板75の対向した側面で左右方向のガイド
がなされるとともに、外周リム99の外径より広幅な肩部
73の上方に備えられ、かつ内方に突き出した前記一対の
フック板75の裏面と前記肩部73とで外周リム99は上下方
向にガイドされ、そしてカプセル93の底部97は咬めリブ
77の上端に接触することなくほぼ直線的に水容器87側へ
移動する。
カプセル93がガイドリング56の真下まで摺動すると、外
周リブ99を受ける肩部73は終了し、その結果、カプセル
93はカプセル座78の咬めリブ77上に底部97の外周部を当
接させて概略位置決めされる。
周リブ99を受ける肩部73は終了し、その結果、カプセル
93はカプセル座78の咬めリブ77上に底部97の外周部を当
接させて概略位置決めされる。
そしてハンドル54を後方(水容器87の方向)に押圧回動
させてレバー82、リンク84、昇降台69を介してカプセル
台74を上げる。この時、カプセル台74に載置されたカプ
セル93はカプセル本体95と概略同形状としたガイドリン
グ56の収納部60にガイドされ、針状のノズル59でその先
端を突き破り、カプセル93内にノズル孔61を開口させ
る。
させてレバー82、リンク84、昇降台69を介してカプセル
台74を上げる。この時、カプセル台74に載置されたカプ
セル93はカプセル本体95と概略同形状としたガイドリン
グ56の収納部60にガイドされ、針状のノズル59でその先
端を突き破り、カプセル93内にノズル孔61を開口させ
る。
さらにハンドル54を介してホルダー53を回動させると、
カプセル台74は持ち上がり、カプセル座78の咬めリブ77
の上端に当接したカプセル110の外周リム116が上方から
ガイドリング56の下端で圧接されて、ガイドリング56の
収納部60の下端の直径より咬めリブ77の直径の方が小さ
いためにカプセル台74がさらに持ち上げられると、咬め
リブ77が収納部60に進入しながらカプセル110の外周リ
ム116を咬めてカプセル110を気密的に保持する。このよ
うにしてカプセル110のセットが完了となる。
カプセル台74は持ち上がり、カプセル座78の咬めリブ77
の上端に当接したカプセル110の外周リム116が上方から
ガイドリング56の下端で圧接されて、ガイドリング56の
収納部60の下端の直径より咬めリブ77の直径の方が小さ
いためにカプセル台74がさらに持ち上げられると、咬め
リブ77が収納部60に進入しながらカプセル110の外周リ
ム116を咬めてカプセル110を気密的に保持する。このよ
うにしてカプセル110のセットが完了となる。
次にデミタスカップ92をカプセル座78の吐出口76の下方
の受板91上に載置し、ポンプ88の作動を開始すると、水
容器87内の水はポンプ88を経てポンプ88の排出管(図示
せず)からヒーターブロック本体42の水管44に圧送され
る。この水管44に送られた水は螺旋状の水路47によりヒ
ーター43の外周近傍を循環し、湯沸しされて熱湯になり
流出口48から出る。さらに熱湯はポンプ88からの排出圧
により弁63を押圧し、ノズル59のノズル孔61からカプセ
ル93内のコーヒー粉94に噴出散布される。そしてカプセ
ル93内に圧送された熱湯はコーヒー粉94を通過しフィル
ター98で濾過され、前記吐出圧で底部97の弱線部96を開
放して吐出口76からデミスカップ92に注がれてコーヒー
ができあがる。
の受板91上に載置し、ポンプ88の作動を開始すると、水
容器87内の水はポンプ88を経てポンプ88の排出管(図示
せず)からヒーターブロック本体42の水管44に圧送され
る。この水管44に送られた水は螺旋状の水路47によりヒ
ーター43の外周近傍を循環し、湯沸しされて熱湯になり
流出口48から出る。さらに熱湯はポンプ88からの排出圧
により弁63を押圧し、ノズル59のノズル孔61からカプセ
ル93内のコーヒー粉94に噴出散布される。そしてカプセ
ル93内に圧送された熱湯はコーヒー粉94を通過しフィル
ター98で濾過され、前記吐出圧で底部97の弱線部96を開
放して吐出口76からデミスカップ92に注がれてコーヒー
ができあがる。
次にカプセル93を排除する場合は、ハンドル54を手前方
向に回動されてホルダー53の係合部81とフック片79の係
合を解くと同時に、レバー82とリンク84の当接を離脱さ
せ、かつカプセル台74を降下させて行なう。
向に回動されてホルダー53の係合部81とフック片79の係
合を解くと同時に、レバー82とリンク84の当接を離脱さ
せ、かつカプセル台74を降下させて行なう。
さらに、コーヒーを続けて抽出する場合には、第5図に
示すように、抽出前の新カプレス93aを前記と同様に肩
部73の端に新カプセル93aの外周リム116を当接させてカ
プセル座78まで挿入する。この時、抽出済みのカプセル
93bは新カプセル93aに押圧されてガイド溝72の奥の下降
した傾斜面71まで移動し、自重で昇降台69の切欠孔70か
ら受皿90内に落下して収納される。以降は前記の繰り返
しでコーヒーを抽出する。
示すように、抽出前の新カプレス93aを前記と同様に肩
部73の端に新カプセル93aの外周リム116を当接させてカ
プセル座78まで挿入する。この時、抽出済みのカプセル
93bは新カプセル93aに押圧されてガイド溝72の奥の下降
した傾斜面71まで移動し、自重で昇降台69の切欠孔70か
ら受皿90内に落下して収納される。以降は前記の繰り返
しでコーヒーを抽出する。
以上のように本実施例によれば、コーヒー抽出前にカプ
セル93をカプセル台78の肩部73の一端に係止させてから
挿入してカプセル座78に載置し、コーヒー抽出後に、抽
出前の新カプセル93aを前記と同様に肩部73に係止させ
て挿入すると、抽出済みカプセル93bは新カプセル93aに
より押圧されて傾斜面71より落下するため、コーヒー抽
出の準備および抽出後の掃除を簡便に行なうことができ
るとともに、カプセル93の底部97の弱線部96がガイド溝
72の底部およびカプセル座78の咬めリブ77の上端に接触
することなくカプセル座78に載置される。したがってコ
ーヒー等の抽出前に弱線部96が破損するということはな
く、コーヒー等の抽出時にポンプ88によってカプセル93
内の圧力が高められた後にこの圧力によってカプセル93
の底部97の弱線部96が破れて最初から高い圧力でコーヒ
ー等の抽出が行なわれるため、美味しいコーヒー等を得
ることができる。
セル93をカプセル台78の肩部73の一端に係止させてから
挿入してカプセル座78に載置し、コーヒー抽出後に、抽
出前の新カプセル93aを前記と同様に肩部73に係止させ
て挿入すると、抽出済みカプセル93bは新カプセル93aに
より押圧されて傾斜面71より落下するため、コーヒー抽
出の準備および抽出後の掃除を簡便に行なうことができ
るとともに、カプセル93の底部97の弱線部96がガイド溝
72の底部およびカプセル座78の咬めリブ77の上端に接触
することなくカプセル座78に載置される。したがってコ
ーヒー等の抽出前に弱線部96が破損するということはな
く、コーヒー等の抽出時にポンプ88によってカプセル93
内の圧力が高められた後にこの圧力によってカプセル93
の底部97の弱線部96が破れて最初から高い圧力でコーヒ
ー等の抽出が行なわれるため、美味しいコーヒー等を得
ることができる。
なお、上記実施例では、ガイド溝72を断面略U字状とし
たが、肩部73の代わりに鋼鉄線等の線材よりなるガイド
棒を構成しても良く、要はカプセル93の外周リム99をガ
イドリング56の下方に順次誘導させることにより順送が
でき、かつカプセル93の底部97の弱線部96がガイド溝72
の底部およびカプセル座78の咬めリブ77の上端に接触し
なければ良いものである。
たが、肩部73の代わりに鋼鉄線等の線材よりなるガイド
棒を構成しても良く、要はカプセル93の外周リム99をガ
イドリング56の下方に順次誘導させることにより順送が
でき、かつカプセル93の底部97の弱線部96がガイド溝72
の底部およびカプセル座78の咬めリブ77の上端に接触し
なければ良いものである。
また、ガイド溝72の方向は、カプセル93が手前からガイ
ドリング56の下方を通過し、ガイド溝72の奥の傾斜面71
より落下するようにしたが、カプセル93が左右いずれか
の方向から進入し、ガイドリング56の下方を通過して他
方へ落下するようにしても良く、要は、カプセル93がガ
イドリング56の下方を通過するように誘導すれば良い。
ドリング56の下方を通過し、ガイド溝72の奥の傾斜面71
より落下するようにしたが、カプセル93が左右いずれか
の方向から進入し、ガイドリング56の下方を通過して他
方へ落下するようにしても良く、要は、カプセル93がガ
イドリング56の下方を通過するように誘導すれば良い。
さらに、断面略U字状のガイド溝72は、断面が同形状で
手前側からガイドリング56の下方を通過して伸設した
が、断面形状およびカプセル93の通過軌跡は上記趣旨を
満たせば良く、要はカプセル93がガイドリング56の下方
を通過すれば良い。
手前側からガイドリング56の下方を通過して伸設した
が、断面形状およびカプセル93の通過軌跡は上記趣旨を
満たせば良く、要はカプセル93がガイドリング56の下方
を通過すれば良い。
さらにまた、ガイド溝72の断面形状は略U字形状でなく
ても良く、要は、カプセル93を肩部73に係止させて摺動
したときにカプセル93の底部97の弱線部113が他の部分
に接触しなければ良いものである。
ても良く、要は、カプセル93を肩部73に係止させて摺動
したときにカプセル93の底部97の弱線部113が他の部分
に接触しなければ良いものである。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、コーヒ
ー粉等の被抽出物を封入し、かつ外周に係止部を有し、
この係止部より下方の底部に部分的に薄肉部を設けたカ
プセルと、このカプセルを収納する収納部とを有し、前
記収納部の下方に、ガイド溝とこのガイド溝の上端に設
けられ、かつ前記カプセルの係止部が当接して摺動する
肩部とを有するカプセル台を設けているため、前記カプ
セルの係止部をガイド溝の肩部に係止してカプセルを収
納部下方まで誘導してもカプセル底部の薄肉部がガイド
溝の底部に接触することはなく、したがってコーヒー等
の抽出前に薄肉部が損するということはなく、かつコー
ヒー等の抽出時には加圧注水手段によってカプセル内の
圧力が高められた後にこの圧力によりカプセル底部の薄
肉部が破れて高い圧力でコーヒー等の抽出が行なわれる
ため、美味しいコーヒー液が得られるとともに、カプセ
ルに封入したコーヒー粉等を使用し、また、抽出作業後
にカプセル座に載置されているカプセルを押し込むこと
によってカプセルを前記傾斜面に沿って落下させカプセ
ル台から排除することができる構成になっているため、
コーヒー等の抽出の準備および抽出後の掃除も簡便に行
なえるものである。
ー粉等の被抽出物を封入し、かつ外周に係止部を有し、
この係止部より下方の底部に部分的に薄肉部を設けたカ
プセルと、このカプセルを収納する収納部とを有し、前
記収納部の下方に、ガイド溝とこのガイド溝の上端に設
けられ、かつ前記カプセルの係止部が当接して摺動する
肩部とを有するカプセル台を設けているため、前記カプ
セルの係止部をガイド溝の肩部に係止してカプセルを収
納部下方まで誘導してもカプセル底部の薄肉部がガイド
溝の底部に接触することはなく、したがってコーヒー等
の抽出前に薄肉部が損するということはなく、かつコー
ヒー等の抽出時には加圧注水手段によってカプセル内の
圧力が高められた後にこの圧力によりカプセル底部の薄
肉部が破れて高い圧力でコーヒー等の抽出が行なわれる
ため、美味しいコーヒー液が得られるとともに、カプセ
ルに封入したコーヒー粉等を使用し、また、抽出作業後
にカプセル座に載置されているカプセルを押し込むこと
によってカプセルを前記傾斜面に沿って落下させカプセ
ル台から排除することができる構成になっているため、
コーヒー等の抽出の準備および抽出後の掃除も簡便に行
なえるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す加圧注湯式のコーヒー
等の抽出装置の要部拡大正面図、第2図は同抽出装置の
断面図、第3図は同要部拡大断面図、第4図は同要部拡
大斜視図、第5図は同要部拡大断面図、第6図は従来の
コーヒー等の抽出装置を示す断面図である。 41……ヒーターブロック、43……ヒーター、47……水
路、59……ノズル、60……収納部、72……ガイド溝、73
……肩部、74……カプセル台、97……ポンプ、110……
カプセル、111……コーヒー粉、113……弱線部、114…
…底部、116……外周リム。
等の抽出装置の要部拡大正面図、第2図は同抽出装置の
断面図、第3図は同要部拡大断面図、第4図は同要部拡
大斜視図、第5図は同要部拡大断面図、第6図は従来の
コーヒー等の抽出装置を示す断面図である。 41……ヒーターブロック、43……ヒーター、47……水
路、59……ノズル、60……収納部、72……ガイド溝、73
……肩部、74……カプセル台、97……ポンプ、110……
カプセル、111……コーヒー粉、113……弱線部、114…
…底部、116……外周リム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−45325(JP,A) 特開 昭60−171018(JP,A) 実開 昭57−122888(JP,U) 実公 昭59−41772(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】コーヒー粉等の被抽出物を封入し、かつ外
周に係止部を有し、この係止部より下方の底部に部分的
に薄肉部を設けたカプセルと、このカプセルを収納する
収納部と、この収納部に設けられ、かつ前記カプセル内
の抽出物に開口するノズルと、加圧注水手段と、前記ノ
ズルと加圧注水手段を連通させる途中の水路と、発熱体
を内装した湯沸しユニットと、前記収納部の下方に設け
られたカプセル台とを有し、そのカプセル台が、カプセ
ル台の一端から他端まで延びるガイド溝と、ガイド溝の
途中に設けられたカプセル座と、ガイド溝の前記他端か
ら下降する傾斜面と、ガイド溝上端部の両側に設けられ
てカプセル台の前記一端からカプセル座へ向けて延びる
肩部とを有し、抽出作業前にカプセルを、前記係止部を
前記肩部に係合させ摺動させることによって、カプセル
台の前記一端からカプセル座まで移動させることができ
るとともに、抽出作業後にカプセル座に載置されている
カプセルをカプセル台の前記他端の方向へ押し込むこと
によってカプセルを前記傾斜面に沿って落下させカプセ
ル台から排除することができる構成になっていることを
特徴とする加圧注湯式のコーヒー等の抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60154569A JPH06104091B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 加圧注湯式のコ−ヒ−等の抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60154569A JPH06104091B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 加圧注湯式のコ−ヒ−等の抽出装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4185171A Division JPH0728826B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | コーヒー等の抽出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6214819A JPS6214819A (ja) | 1987-01-23 |
JPH06104091B2 true JPH06104091B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=15587101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60154569A Expired - Lifetime JPH06104091B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 加圧注湯式のコ−ヒ−等の抽出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06104091B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9603479B2 (en) | 2007-06-05 | 2017-03-28 | Nestec S.A. | Capsule for preparing a beverage or liquid food and system using brewing centrifugal force |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK0554469T3 (da) * | 1992-01-28 | 1994-11-28 | Nestle Sa | Forseglet patron til tilberedning af en drik |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH605293A5 (ja) * | 1976-12-17 | 1978-09-29 | Nestle Sa | |
JPS6340187Y2 (ja) * | 1981-01-24 | 1988-10-20 | ||
JPS5941772U (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-17 | 三菱重工業株式会社 | 鉛ガラス支持機構 |
CH655234A5 (fr) * | 1984-01-26 | 1986-04-15 | Nestle Sa | Machine a cafe. |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP60154569A patent/JPH06104091B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9603479B2 (en) | 2007-06-05 | 2017-03-28 | Nestec S.A. | Capsule for preparing a beverage or liquid food and system using brewing centrifugal force |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6214819A (ja) | 1987-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |