JPH06103740B2 - 入力保護回路 - Google Patents

入力保護回路

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JPH06103740B2
JPH06103740B2 JP3351704A JP35170491A JPH06103740B2 JP H06103740 B2 JPH06103740 B2 JP H06103740B2 JP 3351704 A JP3351704 A JP 3351704A JP 35170491 A JP35170491 A JP 35170491A JP H06103740 B2 JPH06103740 B2 JP H06103740B2
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JP
Japan
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protection circuit
input protection
wiring
polysilicon
resistor
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Expired - Lifetime
Application number
JP3351704A
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JPH0541493A (ja
Inventor
博司 宮本
毅一 諸岡
勇人 池田
和民 有本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06103740B2 publication Critical patent/JPH06103740B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の入力保護
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の入力保護回路のパターンレ
イアウトの例を示す図である。図4はその等価回路図で
ある。なお図中の絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以
下FETと称す)はNチャネルエンハンスメント型であ
るとする。図において、P形シリコン基板上に形成され
た外部端子1はコンタクト2を介して第1ポリシリコン
で形成された抵抗3に接続され、この抵抗3はコンタク
ト4を介してアルミニウム配線5に、またこの配線5は
コンタクト6を介してFET(Q)のドレイン7である
N形拡散層に接続されている。FET(Q)のソース8
であるN形拡散層と第2ポリシリコンにより形成された
ゲート9とはともに接地電位Vssに接続されたアルミ
ニウム配線10に接続されている。またFET(Q)の
ドレイン7であるN形拡散層から切れ目なく延長された
N型拡散抵抗11はコンタクト12を介してアルミニウ
ム配線13に接続され、さらにこの配線は図示しない内
部回路に接続されている。
【0003】この従来例の構成において、外部端子1に
過大な異常電圧が印加されると、この電圧は抵抗3及び
アルミニウム配線5を通してFET(Q)のドレイン7
に到達し、FET(Q)のパンチスルーにより接地電位
Vssに接続されたアルミニウム配線10に放電され
る。FET(Q)のドレイン7に到達した電圧の一部は
内部回路に向うが、これは抵抗11により減衰されて内
部回路には過大な電圧が印加されないようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこの従来の構
成では、一般的に第1ポリシリコンにより形成された抵
抗3は外部端子1に印加される過大な電圧を充分に減衰
できる程大きな抵抗値に形成することが困難であるた
め、アルミニウム配線5とFET(Q)のドレイン7で
あるN形拡散層とのコンタクト6にも異常電圧が印加さ
れ、このコンタクト6付近でアルミニウム配線5とP形
シリコン基板とが短絡し、入力保護回路自体が破壊され
るという問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、入力保護回路自体が過大な異常電圧
の印加に耐えるようにすることにより、内部回路を充分
に保護し得る信頼性の高い入力保護回路を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入力保護
回路は、半導体基板上に設けられた半導体素子の外部端
子と内部回路との間に設けられ、前記内部回路への異常
電圧印加を防止するようにした入力保護回路において、
過大な異常電圧にさらされる部分とN形拡散層とを接続
する配線にポリシリコンを用いるとともにこのポリシリ
コンとN形拡散層とを埋め込みコンタクトにより直接接
続したものである。
【0007】
【作用】本発明における入力保護回路においては、過大
な異常電圧にさらされる部分とN形拡散層との接続にア
ルミニウム配線を用いず、ポリシリコン配線を用いてい
るため、異常電圧印加時にアルミニウム配線とP形シリ
コン基板が短絡するおそれがなく、入力保護回路の信頼
性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明の一実施例による入力保護回路のパタ
ーンレイアウト図である。図において、P形シリコン基
板上に形成された外部端子1はコンタクト2を介して第
1ポリシリコンで形成された第1の抵抗3に接続され、
この抵抗3はコンタクト4を介してアルミニウム配線5
に接続されている。アルミニウム配線5はコンタクト1
4を介して第2ポリシリコンにより形成された第2の配
線15に接続され、この第2の配線15は埋め込みコン
タクト16を介してFET(Q)のドレイン7であるN
形拡散層に接続されている。FET(Q)のソース8で
あるN形拡散層と第2ポリシリコンにより形成されたゲ
ート9とはともに接地電位Vssに接続されたアルミニ
ウム配線10に接続されている。また、FET(Q)の
ドレイン7であるN形拡散層から切れ目なく延長された
N形拡散層、すなわち第2の抵抗11はコンタクト12
を介してアルミニウム配線13に接続され、さらにこの
配線13は図示しない内部回路に接続されている。
【0009】次に動作について説明する。外部端子1に
過大な異常電圧が印加されると、この電圧は第1の抵抗
3,アルミニウムの第1の配線5及び第2ポリシリコン
による第2の配線15を通してFET(Q)のドレイン
7に到達し、FET(Q)のパンチスルーにより接地電
位Vssに接続されたアルミニウム配線10に放電され
る。FET(Q)のドレイン7に到達した電圧の一部は
内部回路に向かうが、第2の抵抗11により減衰されて
内部回路には過大な電圧が印加されないようになってい
る。
【0010】この時、前記のように第1ポリシリコンに
より形成された第1の抵抗3は外部端子1に印加された
過大な異常電圧を充分に減衰できるほど大きな抵抗値に
形成することが困難であるため、第2ポリシリコンによ
る配線15とFET(Q)のドレイン7であるN形拡散
層とを接続する埋め込みコンタクト16付近にも異常電
圧が印加されるのは従来例と同様であるが、本実施例の
構成の場合には前記のように、FET(Q)のドレイン
7であるN形拡散層とアルミニウム配線5との接続部分
にポリシリコン配線15が介在しているために、従来の
ようなアルミニウム配線とP形シリコン基板との短絡に
よる入力保護回路自体の破壊を防止できる。また、第1
ポリシリコンによる抵抗3とアルミニウム配線5とを接
続するコンタクト4の部分及びアルミニウム配線5と第
2ポリシリコンによる配線15とを接続するコンタクト
14の部分については、共にP形シリコン基板上に形成
された厚い絶縁膜上に設けられているため、アルミニウ
ム配線5とP形シリコン基板とが短絡するおそれはな
い。
【0011】なお、前記実施例ではFET(Q)のドレ
イン7と内部回路へ接続されたアルミニウム配線13と
の間に設けられた抵抗11がN形拡散層により形成され
ていたが、図2に示すように、この抵抗11を第2ポリ
シリコンにより形成し、さらにこの抵抗11とドレイン
7とを埋め込みコンタクト17により接続してもよい。
【0012】また、前記実施例ではFET(Q)のゲー
ト9と配線15は共に第2ポリシリコンにより形成され
た場合について説明したが、これらは各々別のポリシリ
コンであってもよい。
【0013】また、前記実施例では抵抗3が第1ポリシ
リコンで形成され、FET(Q)のゲート9が第2ポリ
シリコンで形成されている場合について説明したが、こ
れらは同じポリシリコンで形成されていてもよい。
【0014】また、前記実施例では抵抗3,配線15及
びFET(Q)のゲート9が共にポリシリコンで形成さ
れている場合について説明したが、これらのうちの一部
または全部が金属珪化物あるいはポリシリコンと金属珪
化物との二重層で形成されていてもよい。
【0015】また、前記実施例ではFET(Q)はNチ
ャネルエンハンスメント型であるとしたが、Pチャネル
あるいはコンプリメンタリMISであってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
保護回路において、異常電圧にさらされる部分において
拡散層と接続される配線にはポリシリコンを用い、さら
にこの配線と拡散層との接続はアルミニウム配線を介さ
ない埋め込みコンタクトによる直接接続としたため、過
大な異常電圧の印加によって入力保護回路自体が破壊さ
れることがなく、内部回路を充分に保護し得る信頼性の
高い入力保護回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による入力保護回路のパター
ンレイアウト図である。
【図2】本発明の他の実施例による入力保護回路のパタ
ーンレイアウト図である。
【図3】従来例による入力保護回路のパターンレイアウ
ト図である。
【図4】図3の等価回路図である。
【符号の説明】
1 外部端子 3 第1の抵抗 5 第1の配線 15 第2ポリシリコン配線 16 埋め込みコンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有本 和民 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社 エル・エス・アイ研究所内 (56)参考文献 特開 昭53−121579(JP,A) 特開 昭57−180167(JP,A) 特開 昭54−101283(JP,A) 特開 昭58−222574(JP,A) 特開 昭55−86159(JP,A) 特開 昭54−116887(JP,A) 特開 昭58−143561(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電型の半導体基板上に設けられ
    た半導体素子の外部端子と内部回路との間に設けられた
    入力保護回路において、 前記外部端子に接続された第1の抵抗がアルミニウムで
    形成された第1の配線を介してポリシリコンの層、金属
    珪化物の層あるいはポリシリコンと金属珪化物との二重
    層のいずれかの層で形成された第2の配線に接続され、 前記第2の配線が絶縁ゲート電界効果トランジスタのソ
    ース又はドレインを形成する第2の導電型の半導体領域
    に埋め込みコンタクトにより直接接続されると共に、 前記第2の導電型の半導体領域が第2の抵抗を介して前
    記内部回路に接続されていることを特徴とする入力保護
    回路。
  2. 【請求項2】 絶縁ゲート電界効果トランジスタのゲー
    トを接地電位に接続したことを特徴とする請求項1記載
    の入力保護回路。
JP3351704A 1991-12-11 1991-12-11 入力保護回路 Expired - Lifetime JPH06103740B2 (ja)

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JP3351704A JPH06103740B2 (ja) 1991-12-11 1991-12-11 入力保護回路

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JP3351704A JPH06103740B2 (ja) 1991-12-11 1991-12-11 入力保護回路

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JP59250739A Division JPS61128553A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 入力保護回路

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Publication Number Publication Date
JPH0541493A JPH0541493A (ja) 1993-02-19
JPH06103740B2 true JPH06103740B2 (ja) 1994-12-14

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JP2850868B2 (ja) * 1996-08-05 1999-01-27 日本電気株式会社 半導体装置

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