JPH0593725A - 抗原抗体反応におけるプロゾーン判定方法及び分析方法 - Google Patents

抗原抗体反応におけるプロゾーン判定方法及び分析方法

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JPH0593725A
JPH0593725A JP28076391A JP28076391A JPH0593725A JP H0593725 A JPH0593725 A JP H0593725A JP 28076391 A JP28076391 A JP 28076391A JP 28076391 A JP28076391 A JP 28076391A JP H0593725 A JPH0593725 A JP H0593725A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入手困難な高濃度標準試料が不要で、かつ、
高価な試薬の無駄使いをしない、容易なプロゾーン判定
を行ない、プロゾーン発生による再検査の要否、及び各
再検査時の測定条件を決定する。 【構成】 検量線作成用標準試料反応液について第1波
長λ1での測定値Aλ1と第2波長λ2での測定値Aλ2
得る。その結果から検量線f(x)と、所定時刻におけ
る波長(λ1,λ2)での測定値(Aλ1,Aλ2)の回帰
直線 Y(Aλ2)=a・X(Aλ1)+b を求める。試料反応液の所定時刻における測定値Aλ1
を回帰式中のX(Aλ1)に代入して仮想吸光度Yac
(=a・Aλ1+b)を求め、次いで、ズレΔA=(A
λ2−Yac)を求めてその大きさからプロゾーン判定
を行なう。更にズレ率を(ΔA/Yac)×100を計
算して、それに応じて予め定めた再検査条件で再分析を
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分光光度計や自動分析装
置を用い、抗原抗体反応を利用した臨床分析で用いられ
る分析方法に関し、特に反応過程が不明な抗原抗体反応
の測定成分の定量を行なうのに適する分析方法に関する
ものである。更に詳しくは、本発明は試料が適正な条件
下で測定されたものか、プロゾーン状態でのものかを判
定する方法と、その判定結果に基づき再検査の要否や再
検査時の測定条件を決定する分析方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】抗原抗体反応では規定の測定範囲を越え
て抗原が過剰に加えられた状態ではその吸光度は真の値
よりも低い値となる。そのような抗原過剰域をプロゾー
ン領域と称している。測定された抗原抗体反応がプロゾ
ーン領域か否かを判定する方法としては次のような幾つ
かの方法が知られている。 (a)抗体試薬又は試料を再添加する方法。 (b)複数の測定値から濁度(見かけの吸光度)の比又
は濃度の比をとる方法。 (c)複数個の測定値から反応速度の比をとる方法。 (d)複数個の測定値から最大反応速度、最大反応速度
に達するまでの反応時間及び抗原濃度の三次元検量線を
用いる方法。 (e)2波長測定を行ない、その吸光度比より判定する
方法。 これらの方法は、例えば日本臨床検査自動化学会会誌第
15巻第6号第675〜687ページ(1990年)、
同誌第14巻第3号第171〜176ページ(1989
年)などに記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法のうち、
(a)では全ての試料について再検査を行なうことにな
り、一般臨床生化学項目に比べて1桁〜2桁高い高価な
試薬を無駄に使用することになり、コスト高になる。
(b)〜(e)の方法では、吸光度比、反応速度比又は
三次元検量線を検体分析に先立って測定しておく必要が
ある。そのためにはプロゾーン現象を引き起こす高濃度
試料を準備しておかなければならない。しかし、そのよ
うな高濃度試料の入手は一般的には困難である。また、
これらの試料分析前の準備は試薬ロットが変わる度に行
なわなければならず、コスト的にも時間的にも非常な負
担となる。本発明は入手困難な高濃度の標準試料が不要
で、かつ、高価な試薬を無駄使いせずにすみ、自動分析
装置にも適し、容易にプロゾーン判定を行なうことので
きる方法を提供することを目的とするものである。本発
明はまた、そのようなプロゾーン判定方法を用いて再検
査の要否、及び再検査時の分析条件、例えば試料と試薬
との最適混合比を決定する分析方法を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプロゾーン判定
方法では、濃度の異なる複数種類の標準試料について抗
原抗体反応によって生じた濁りを第1波長と第2波長で
所定時刻で測定し、それらの測定値のうちプロゾーン現
象が起こっていない濃度域の測定値について第1波長で
の測定値と第2波長での測定値との関係を示す回帰式を
算出し、試料反応液について第1波長及び第2波長で測
定値を求めて、その測定値と回帰式から算出される仮想
値とのズレからその測定値がプロゾーン現象の起こって
いない適正な抗原抗体反応下で行なわれたか否かを判定
する。
【0005】本発明の分析方法では、上記の方法でプロ
ゾーン現象が起こっているか否かを判定し、プロゾーン
現象が起こっていると判定した場合には再検査を行なう
ようにする。再検査においては、試料反応液についての
第1波長及び第2波長での測定値と回帰式から算出され
る仮想値とのズレの大きさに応じて再検査用の試料量と
試薬量との比又は再検査用試料の希釈率を決定する。
【0006】
【作用】検量線作成用標準試料反応液について第1波長
λ1での測定値Aλ1と第2波長λ2での測定値Aλ2を得
る。その結果から検量線f(x)と、所定時刻における
波長(λ1,λ2)での測定値(Aλ1,Aλ2)の回帰直
線 Y(Aλ2)=a・X(Aλ1)+b を求める。試料反応液の所定時刻における測定値Aλ1
を上記回帰式中のX(Aλ1)に代入して仮想吸光度Y
ac(=a・Aλ1+b)を求め、ズレ率[ΔA/Ya
c](%)を [ΔA/Yac]={(Aλ2−Yac)/Yac}×
100 (%) として計算する。次に、ズレ率[ΔA/Yac](%)
に応じて予め定められた再検査(検体量)条件で再分析
を行ない、その条件での濃度を算出する。
【0007】
【実施例】図1にIgG(免疫グロブリンG分画)を標
準試料とし、試薬として日水製薬株式会社の試薬「オー
トTIA−G」を用いた場合の反応タイムコースを示
す。(A)は測定波長が340nmの場合、(B)は測
定波長が540nmの場合である。抗原抗体反応では反
応液の混濁状態を測定しているため、測定波長によって
感度(見かけの吸光度)は異なるが、各希釈率試料の反
応タイムコースは類似パターンとなっている。
【0008】図2はこの測定データに基づいて反応開始
15分後の各波長における吸光度を示した検量線であ
る。図2の結果によれば、低濃度領域(40/100以
下)ではほぼ直線性があるのに対し、希釈率40/10
0より高濃度側ではこの直線からずれて測定吸光度が低
下しており、高濃度領域はプロゾーン領域(抗原過剰
域)であることがわかる。
【0009】図3は検量線作成時の測定波長λ1(34
0nm)での測定値Aλ1とλ2(540nm,又は75
0nm)での測定値Aλ2の関係を示す。2波長の測定
値の間には低濃度領域では直線関係が見られる。それら
の直線関係から回帰式を算出すると、それぞれ次に示さ
れるような回帰式が得られる。 波長340nmと540nmの間 Y(Aλ2)=a・X(Aλ1)+b =0.344・Aλ1−0.015 波長340nmと750nmの間 Y(Aλ2)=a・X(Aλ1)+b =0.1765・Aλ1−0.008
【0010】図3中に0を基準として垂直方向の矢印で
示される大きさは、上記の回帰式のX(Aλ1)に吸光
度測定値Aλ1を代入して求めた仮想値Yacである。
また、図3中には回帰直線と実測値Aλ2とのズレΔA
も垂直方向の矢印で示されている。
【0011】表1に図3で示したIgG反応における2
波長の測定吸光度間の回帰式、仮想値Yac、ズレΔA
及びズレ率(ΔA/Yac)×100(%)をまとめて
示す。表1のデータは反応時間15分についてのもので
あり、ズレ率は測定誤差を考慮してズレの絶対値が0.
020吸光度(Abs)未満の場合は計算を行なってい
ない。この結果によれば、濃度が高くなるほどズレΔA
も、ズレ率(ΔA/Yac)×100(%)も大きくな
っていることがわかる。
【0012】
【表1】
【0013】図4にプロゾーン判定方法とその判定結果
に従って再検査条件を決定する分析方法の手順をまとめ
て示す。2波長λ1,λ2でまず試薬ブランク測定を行な
い、次に濃度の異なる標準試料液について標準試料測定
を行なって検量線f(x)を作成する。濃度の異なる複数
の標準試料についての2波長λ1,λ2の測定値から回帰
直線を求める。回帰直線は一次関数の形で Y(Aλ2)=a・X(Aλ1)+b とし、最小自乗法により計算する。
【0014】次に、2波長λ1,λ2で試料反応液の測定
を行なう。試料量はVs1,試薬量はVrである。波長
λ1での測定値Aλ1を回帰直線のX(Aλ1)に代入し
て波長λ2での仮想値Yacを算出する。この試料が再
検査試料でない場合には、波長λ2での算出された仮想
値Yacと実測値Aλ2の比較を行なう。比較では(A
λ2−Yac)とαとの比較を行なう。αは、ズレΔA
判定の許容値である。この比較の結果、(Aλ2−Ya
c)≧αでなければプロゾーン現象は起こっていないと
判定し、検量線f(x)に従って濃度Cを計算し出力して
分析を終了する。
【0015】算出された仮想値Yacと実測値Aλ2
の比較の結果、(Aλ2−Yac)≧αとなれば、プロ
ゾーン現象が起こっていると判定し、仮想値と実測値と
のズレ率Dを計算する。ズレ率D(%)は D=(ΔA/Yac)×100 として計算する。希釈率1/10までは試料の減量及び
試薬の増量により自動的に希釈する機能が備わっている
ものとする。そこで、もしそのズレ率Dが0〜10%の
間にあれば試料量が1/5になるように希釈して再検査
を行ない、またもしそのズレ率Dが10〜20%の間に
あれば試料量が1/10になるように希釈して再検査を
行なう。もしズレ率が20%以上であれば、自動的に希
釈できないので、例えば「試料を1/50に希釈して下
さい」というような表示を出して分析を終了する。
【0016】測定された試料が再検査試料である場合、
再検査試料量をVs2とすれば、試薬ブランク値Abを
Ab×{Vr/(Vs1+Vr)}/{Vr/(Vs2+V
r)}とした上で、試料測定値に対して試薬ブランク補
正を行ない、検量線に従って濃度を計算した後、再検査
での希釈率に従って元の濃度に換算する作業を行なう。
ただし、初回の検査での試料量がVs1、再検査での試
料量がVs2、試薬量は何れもVrとし、再検査で求め
られた濃度をCiとすると、試料の元の濃度Cは C=Ci×{Vs1/(Vs1+Vr)/}{Vs2/(Vs2
Vr)} として計算する。濃度Cの計算結果を出力し、分析を終
了する。
【0017】本発明が適用される具体的な自動分析装置
の一例を図5に示す。図5で、血液などの試料は試料容
器に入れられて試料分注部4の試料テーブル41に並べ
られ、試料を反応容器2に分注するために、ノズルを備
えたピペッタ42が設けられている。反応容器2は反応
ライン3に沿って連結され、試料分注から測定までの区
間では恒温槽14に浸されて一定温度に保たれる。試料
が分注された後の反応容器2には試薬分注部5のディス
ペンサ51,51から試薬が分注される。試料と試薬よ
り調製された反応溶液の反応を測定するために、分光光
度計6にはフローセル62が設けられ、反応溶液はチュ
ーブ61によりフローセル62に導かれる。反応容器中
の残液はドレインタンク7ヘ吸引されて排出される。使
用済みの反応容器2を洗浄するために反応ライン3に沿
って洗浄部12が配置され、それに続いて乾燥部13が
配置されている。
【0018】図5の自動分析装置の動作について説明す
る。各項目の測定に必要な試薬は試薬分注部5にセット
される。試料を試料テーブル41に並べ、動作を開始さ
せると、清浄な空の反応容器2が試料分注位置に駆動さ
れ、ピペッタが最初の分析項目の所定量の試料を試料テ
ーブル41上の試料容器より吸引して反応ライン3へ移
動して反応容器2に分注する。試料分注後のピペッタノ
ズルは図には現れていない洗浄ポットに移動してノズル
の内外が純水により洗浄される。その後、順次、同一試
料の他の項目又は他の試料の分析項目の分注が、連結さ
れている他の反応容器2に行なわれる。
【0019】反応ライン3で所定量の試料が分注された
反応容器2が試薬分注位置へ駆動されてくると、ディス
ペンサ51によって所定の試薬が反応容器2に分注され
る。また、試薬は必要に応じて第2試薬も分注される。
試料と試薬が混ぜられた反応液は、吸光度測定位置でチ
ューブ61によりフローセル62に吸引されて吸光度が
測定される。反応液のフローセルへの吸引が終了した反
応容器2は残液が排出された後、洗浄部12で水洗さ
れ、乾燥部13で乾燥されて新たな試料の反応容器とし
て準備される。本発明が適用される反応装置は、図5の
ようなフローセル型に限定されず、反応容器直接測光型
自動分析装置への適用も可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明ではプロゾーン現象が起こってい
ない濃度域においては所定反応時刻における第1測定波
長での吸光度と第2測定波長での吸光度との間には一次
式で表わされる関係があることを利用し、試料反応液の
測定値がその関係からずれている程度によってプロゾー
ン域か否かを判定するようにしたので、エンドポイント
法のみの測定が可能な通常の吸光光度法やフローセル型
自動分析装置へも適用することができる。
【0021】他の自動分析装置ではプロゾーン現象が発
生したか否かを判定する「プロゾーン判定値」、例えば
既に引用した日本臨床検査自動化学会会誌第14巻第3
号(1989年)の第173ページに述べられている判
定値「AG EXESS」や、他の手法での「プロゾー
ンチェック値」(濃度の関数)などを設定する必要があ
り、高価な既知濃度の試料を購入したり、入手困難な高
濃度試料の入手や試料ロットが変わる毎の煩雑なプロゾ
ーン判定値の決定を行なわなければならない。本発明で
は、このような繁雑さは全くなく、検量線の作成用に測
定される複数の標準試料反応液についての2波長間の吸
光度の関係から回帰線を導くだけでよく、プロゾーン現
象を引き起こす超高濃度試料は不要である。また、本発
明では予め定めた一次式(回帰直線)から導いた仮想値
と実測値とのズレ及びズレ率から、再検査時の分析条件
を決めて自動的に再検査を行なうことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】IgG標準試料の反応タイムコースを示す図で
あり、(A)は測定波長が340nmの場合、(B)は
測定波長が540nmの場合である。
【図2】IgG標準試料についての反応開始から15分
後の340nm及び540nmにおける吸光度を示す図
である。
【図3】IgG標準試料の反応開始から15分後の測定
データに基づいて、340nmと540nm及び750
nmの2波長間での回帰直線を示す図である。
【図4】一実施例の動作を示すフローチャート図であ
る。
【図5】本発明が適用される自動分析装置の一例を示す
図である。
【符号の説明】
2 反応容器 3 反応ライン 4 試料分注部 5 試薬分注部 62 フローセル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃度の異なる複数種類の標準試料につい
    て抗原抗体反応によって生じた濁りを第1波長と第2波
    長で所定時刻で測定し、それらの測定値のうちプロゾー
    ン現象が起こっていない濃度域の測定値について前記第
    1波長での測定値と前記第2波長での測定値との関係を
    示す回帰式を算出し、試料反応液について前記第1波長
    及び前記第2波長で測定値を求めて、その測定値と前記
    回帰式から算出される仮想値とのズレからその測定値が
    プロゾーン現象の起こっていない適正な抗原抗体反応下
    で行なわれたか否かを判定するプロゾーン判定方法。
  2. 【請求項2】 濃度の異なる複数種類の標準試料につい
    て抗原抗体反応によって生じた濁りを第1波長と第2波
    長で所定時刻で測定し、それらの測定値のうちプロゾー
    ン現象が起こっていない濃度域の測定値について前記第
    1波長での測定値と前記第2波長での測定値との関係を
    示す回帰式を算出し、試料反応液について前記第1波長
    及び前記第2波長で測定値を求めて、その測定値と前記
    回帰式から算出される仮想値とのズレを算出し、そのズ
    レの大きさに応じて再検査の要否を判定し、再検査にお
    いては前記ズレの大きさに応じて再検査用の試料量と試
    薬量との比又は再検査用試料の希釈率を決定する分析方
    法。
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