JPH0589574A - テープレコーダ - Google Patents
テープレコーダInfo
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- JPH0589574A JPH0589574A JP3251102A JP25110291A JPH0589574A JP H0589574 A JPH0589574 A JP H0589574A JP 3251102 A JP3251102 A JP 3251102A JP 25110291 A JP25110291 A JP 25110291A JP H0589574 A JPH0589574 A JP H0589574A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- tape cassette
- shutter
- pinch roller
- capstan
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープを損傷したり引き出したりするこ
となく、塵埃等の侵入を防止しするシャッタを有するテ
ープカセット1を適用可能とする。 【構成】 シャッタを有するテープカセット1を着脱す
る第1の位置と磁気テープ2を走行させる第2の位置と
を往復動させるホルダ手段9、10と、着脱を阻止する
位置決め部材14c,14dとで構成し、第1の位置以
外でのホルダ手段への着脱を阻止する。
となく、塵埃等の侵入を防止しするシャッタを有するテ
ープカセット1を適用可能とする。 【構成】 シャッタを有するテープカセット1を着脱す
る第1の位置と磁気テープ2を走行させる第2の位置と
を往復動させるホルダ手段9、10と、着脱を阻止する
位置決め部材14c,14dとで構成し、第1の位置以
外でのホルダ手段への着脱を阻止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽や映像等の情報が
記録再生可能なテープカセットに適用可能なテープレコ
ーダに係り、特に窓部をシャッタで覆い、前記窓部を摺
動自在に開閉するテープカセットに適用可能なテープレ
コーダに関するものである。
記録再生可能なテープカセットに適用可能なテープレコ
ーダに係り、特に窓部をシャッタで覆い、前記窓部を摺
動自在に開閉するテープカセットに適用可能なテープレ
コーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープカセットとしては、例えば
図7に示すコンパクト・カセットがある。このコンパク
ト・カセット31では、カセットシェル33に磁気ヘッ
ドを挿入する磁気ヘッド挿入窓34およびピンチローラ
を挿入するピンチローラ挿入窓35a,35b等から磁
気テープ32がカセットシェル33より露出する構成と
なっている。
図7に示すコンパクト・カセットがある。このコンパク
ト・カセット31では、カセットシェル33に磁気ヘッ
ドを挿入する磁気ヘッド挿入窓34およびピンチローラ
を挿入するピンチローラ挿入窓35a,35b等から磁
気テープ32がカセットシェル33より露出する構成と
なっている。
【0003】上記したコンパクト・カセットでは、テー
プカセットに磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入窓お
よびピンチローラを挿入するピンチローラ挿入窓等から
テープが露出しているので、上記挿入窓から塵埃等が侵
入してテープの記録/再生面に付着したり、手等がテー
プの記録/再生面に不測に触れてこれを損傷することが
ある。
プカセットに磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入窓お
よびピンチローラを挿入するピンチローラ挿入窓等から
テープが露出しているので、上記挿入窓から塵埃等が侵
入してテープの記録/再生面に付着したり、手等がテー
プの記録/再生面に不測に触れてこれを損傷することが
ある。
【0004】このような従来のコンパクト・カセットの
問題点を解決するものとして、例えば、本出願人が先に
出願した特願平2−41789号に示すテープカセット
がある。
問題点を解決するものとして、例えば、本出願人が先に
出願した特願平2−41789号に示すテープカセット
がある。
【0005】以下に資料1の概要について図8を用いて
説明する。図8において、シャッタを有するテープカセ
ット1は磁気テープ2を収納し、磁気ヘッドを挿入する
磁気ヘッド挿入窓4を有し、ピンチローラおよびキャプ
スタンを挿入する開口部が連続するピンチローラ挿入窓
5a,5bを有し、これらの窓部6を摺動自在に開閉し
常時は閉じる方向へ付勢された断面コ字状のシャッタ8
を有しており、テープ収納部7および窓部6よりなるカ
セットシェル3の厚さがコンパクト・カセット31のテ
ープ収納部37と略々同じである。
説明する。図8において、シャッタを有するテープカセ
ット1は磁気テープ2を収納し、磁気ヘッドを挿入する
磁気ヘッド挿入窓4を有し、ピンチローラおよびキャプ
スタンを挿入する開口部が連続するピンチローラ挿入窓
5a,5bを有し、これらの窓部6を摺動自在に開閉し
常時は閉じる方向へ付勢された断面コ字状のシャッタ8
を有しており、テープ収納部7および窓部6よりなるカ
セットシェル3の厚さがコンパクト・カセット31のテ
ープ収納部37と略々同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンパクト・カ
セットでは、キャプスタン挿入孔にキャプスタンが挿入
されるが、上記したテープカセットでは、ピンチローラ
およびキャプスタンを挿入する開口部が連続しているの
で、ピンチローラ挿入窓にキャプスタンが挿入され、テ
ープカセットをホルダ手段へ着脱する際、キャプスタン
が磁気テープに接触し、磁気テープを損傷したり引き出
したりすることがある。
セットでは、キャプスタン挿入孔にキャプスタンが挿入
されるが、上記したテープカセットでは、ピンチローラ
およびキャプスタンを挿入する開口部が連続しているの
で、ピンチローラ挿入窓にキャプスタンが挿入され、テ
ープカセットをホルダ手段へ着脱する際、キャプスタン
が磁気テープに接触し、磁気テープを損傷したり引き出
したりすることがある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、テープカセットをホルダ手段へ着脱す
る際、キャプスタンが磁気テープに接触し、磁気テープ
を損傷したり引き出したりする恐れがなく、さらに、従
来のコンパクト・カセットと寸法および形状面で互換性
があり、塵埃等の侵入を防止し、高い信頼性の要求され
るデジタル記録/再生をも行うことができ、かつ機器の
小型化に貢献できるテープカセットに適用可能なテープ
レコーダを提供することを技術的課題としている。
するものであり、テープカセットをホルダ手段へ着脱す
る際、キャプスタンが磁気テープに接触し、磁気テープ
を損傷したり引き出したりする恐れがなく、さらに、従
来のコンパクト・カセットと寸法および形状面で互換性
があり、塵埃等の侵入を防止し、高い信頼性の要求され
るデジタル記録/再生をも行うことができ、かつ機器の
小型化に貢献できるテープカセットに適用可能なテープ
レコーダを提供することを技術的課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のテープレコーダは、磁気テープを収納し、
磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入窓を有し、ピンチ
ローラおよびキャプスタンを挿入する開口部が連続する
ピンチローラ挿入窓を有し、位置決め穴を有し、前記磁
気ヘッド挿入窓およびピンチローラ挿入窓を摺動自在に
開閉し常時は閉じる方向へ付勢された断面コ字状のシャ
ッタを有するテープカセットと、前記テープカセットを
着脱する第1の位置と前記磁気テープを走行させる第2
の位置とを往復回動させるホルダ手段と、前記ホルダ手
段を支持する基板に設けられ、前記テープカセットのピ
ンチローラ挿入窓に挿入されるキャプスタンと、前記基
板に設けられ、前記テープカセットの位置決め穴に挿入
される位置決め部材とで構成し、前記第1の位置で前記
テープカセットを着脱する際、前記キャプスタンが前記
磁気テープに当接しないよう前記位置決め部材の高さを
設定している。
め、本発明のテープレコーダは、磁気テープを収納し、
磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入窓を有し、ピンチ
ローラおよびキャプスタンを挿入する開口部が連続する
ピンチローラ挿入窓を有し、位置決め穴を有し、前記磁
気ヘッド挿入窓およびピンチローラ挿入窓を摺動自在に
開閉し常時は閉じる方向へ付勢された断面コ字状のシャ
ッタを有するテープカセットと、前記テープカセットを
着脱する第1の位置と前記磁気テープを走行させる第2
の位置とを往復回動させるホルダ手段と、前記ホルダ手
段を支持する基板に設けられ、前記テープカセットのピ
ンチローラ挿入窓に挿入されるキャプスタンと、前記基
板に設けられ、前記テープカセットの位置決め穴に挿入
される位置決め部材とで構成し、前記第1の位置で前記
テープカセットを着脱する際、前記キャプスタンが前記
磁気テープに当接しないよう前記位置決め部材の高さを
設定している。
【0009】また、磁気テープを収納し、磁気ヘッドを
挿入する磁気ヘッド挿入窓を有し、ピンチローラおよび
キャプスタンを挿入する開口部が連続するピンチローラ
挿入窓を有し、両側面に凹部を有し、前記磁気ヘッド挿
入窓およびピンチローラ挿入窓を摺動自在に開閉し常時
は閉じる方向へ付勢された断面コ字状のシャッタを有す
るテープカセットと、前記テープカセットを着脱する第
1の位置と前記磁気テープを走行させる第2の位置とを
往復回動させ、前記テープカセットの凹部に係合し前記
テープカセットを保持する係合部材を有するホルダ手段
と、前記ホルダ手段を支持する基板に設けられ、前記テ
ープカセットのピンチローラ挿入窓に挿入されるキャプ
スタンと、前記基板に設けられ、前記ホルダ手段の係合
部材に対応し、先端に前記テープカセットの凹部と前記
係合部材との係合を外す凸部を有する腕とで構成し、前
記第1の位置で前記テープカセットを着脱する際、前記
キャプスタンが前記磁気テープに当接しないよう前記ホ
ルダ手段の腕の凸部の位置を設定している。
挿入する磁気ヘッド挿入窓を有し、ピンチローラおよび
キャプスタンを挿入する開口部が連続するピンチローラ
挿入窓を有し、両側面に凹部を有し、前記磁気ヘッド挿
入窓およびピンチローラ挿入窓を摺動自在に開閉し常時
は閉じる方向へ付勢された断面コ字状のシャッタを有す
るテープカセットと、前記テープカセットを着脱する第
1の位置と前記磁気テープを走行させる第2の位置とを
往復回動させ、前記テープカセットの凹部に係合し前記
テープカセットを保持する係合部材を有するホルダ手段
と、前記ホルダ手段を支持する基板に設けられ、前記テ
ープカセットのピンチローラ挿入窓に挿入されるキャプ
スタンと、前記基板に設けられ、前記ホルダ手段の係合
部材に対応し、先端に前記テープカセットの凹部と前記
係合部材との係合を外す凸部を有する腕とで構成し、前
記第1の位置で前記テープカセットを着脱する際、前記
キャプスタンが前記磁気テープに当接しないよう前記ホ
ルダ手段の腕の凸部の位置を設定している。
【0010】
【作用】本発明のテープレコーダは、ピンチローラおよ
びキャプスタンを挿入する開口部が連続するピンチロー
ラ挿入窓を有しピンチローラ挿入窓を摺動自在に開閉す
るシャッタを有するテープカセットを着脱する第1の位
置と磁気テープを走行させる第2の位置とを往復回動さ
せるホルダ手段へテープカセットを着脱する際、キャプ
スタンが磁気テープに当接しないよう位置決め部材の高
さを設定したので、また、テープカセットの側面に設け
た凹部と係合部材との係合を外す腕の設けられた凸部の
位置を、キャプスタンが磁気テープに当接しないように
設定したので、テープカセットをホルダ手段へ着脱する
際、キャプスタンが磁気テープに接触し、磁気テープを
損傷したり引き出したりすることがない。
びキャプスタンを挿入する開口部が連続するピンチロー
ラ挿入窓を有しピンチローラ挿入窓を摺動自在に開閉す
るシャッタを有するテープカセットを着脱する第1の位
置と磁気テープを走行させる第2の位置とを往復回動さ
せるホルダ手段へテープカセットを着脱する際、キャプ
スタンが磁気テープに当接しないよう位置決め部材の高
さを設定したので、また、テープカセットの側面に設け
た凹部と係合部材との係合を外す腕の設けられた凸部の
位置を、キャプスタンが磁気テープに当接しないように
設定したので、テープカセットをホルダ手段へ着脱する
際、キャプスタンが磁気テープに接触し、磁気テープを
損傷したり引き出したりすることがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明のテープレコーダの第1の実施
例を図面を用いて説明する。
例を図面を用いて説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例のテープレコ
ーダを上方より見た斜視図、図2はシャッタを有するテ
ープカセットを装着開始したときの本発明の第1の実施
例のテープレコーダの正面図、図3はシャッタを有する
テープカセットを装着終了したときの本発明の第1の実
施例のテープレコーダの正面図、図4は図3のテープレ
コーダの側面図、図5はシャッタを有するテープカセッ
トを着脱する位置以外にホルダがあるときの本発明の第
1の実施例のテープレコーダの側面図、図7は従来のコ
ンパクト・カセットを上方より見た斜視図、図8はシャ
ッタを有するテープカセットを上方より見た斜視図であ
る。
ーダを上方より見た斜視図、図2はシャッタを有するテ
ープカセットを装着開始したときの本発明の第1の実施
例のテープレコーダの正面図、図3はシャッタを有する
テープカセットを装着終了したときの本発明の第1の実
施例のテープレコーダの正面図、図4は図3のテープレ
コーダの側面図、図5はシャッタを有するテープカセッ
トを着脱する位置以外にホルダがあるときの本発明の第
1の実施例のテープレコーダの側面図、図7は従来のコ
ンパクト・カセットを上方より見た斜視図、図8はシャ
ッタを有するテープカセットを上方より見た斜視図であ
る。
【0013】図7において、従来のコンパクト・カセッ
ト31は磁気テープ32を収納し、磁気ヘッド挿入窓3
4およびピンチローラ挿入窓35a,35bを有してお
り、窓部36の寸法Aがテープ収納部37の寸法Bより
厚いカセットシェル33で構成される。
ト31は磁気テープ32を収納し、磁気ヘッド挿入窓3
4およびピンチローラ挿入窓35a,35bを有してお
り、窓部36の寸法Aがテープ収納部37の寸法Bより
厚いカセットシェル33で構成される。
【0014】図8において、シャッタを有するテープカ
セット1は磁気テープ2を収納し、位置決め穴1a,1
bを有し、磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入窓4を
有し、ピンチローラおよびキャプスタンを挿入する開口
部が連続するピンチローラ挿入窓5a,5bを有し、こ
れらの窓部6を摺動自在に開閉し常時は閉じる方向へ付
勢された断面コ字状のシャッタ8を有し、テープ収納部
7および窓部6よりなるカセットシェル3の両側面に凹
部を有しており、カセットシェル3の厚さ寸法Cがコン
パクト・カセット31のテープ収納部37の寸法Bと略
々同じである。また、シャッタを有するテープカセット
1のカセットシェル3の前側面近傍には回動レバー12
の先端のピン12bが係合する切欠部20を設けてい
る。
セット1は磁気テープ2を収納し、位置決め穴1a,1
bを有し、磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入窓4を
有し、ピンチローラおよびキャプスタンを挿入する開口
部が連続するピンチローラ挿入窓5a,5bを有し、こ
れらの窓部6を摺動自在に開閉し常時は閉じる方向へ付
勢された断面コ字状のシャッタ8を有し、テープ収納部
7および窓部6よりなるカセットシェル3の両側面に凹
部を有しており、カセットシェル3の厚さ寸法Cがコン
パクト・カセット31のテープ収納部37の寸法Bと略
々同じである。また、シャッタを有するテープカセット
1のカセットシェル3の前側面近傍には回動レバー12
の先端のピン12bが係合する切欠部20を設けてい
る。
【0015】図1および図2において、ホルダ9,10
はホルダベース11に取り付けられており、前記シャッ
タを有するテープカセット1を着脱可能に保持するテー
プカセットのホルダを構成している。
はホルダベース11に取り付けられており、前記シャッ
タを有するテープカセット1を着脱可能に保持するテー
プカセットのホルダを構成している。
【0016】回動レバー12はこの例ではホルダ9の下
端部に回動レバ−12の一端に設けた軸12aを回動支
軸として回動自在に設けられ、他端にピン12bを有
し、シャッタを有するテープカセット1のテープ収納部
7に略々接するように設けられ、付勢手段13によりこ
の図では時計回り方向に付勢されピン12bがホルダ9
に当接するように位置を保っており、前記シャッタを有
するテープカセット1の挿入動作と連動してシャッタ8
を開くよう配置されており、常時は前記回動レバー12
が前記シャッタを有するテープカセット1を排出する方
向へ付勢手段13により付勢しており、付勢手段13の
一端はホルダ9の溝部側壁9aに衝合し他端は回動レバ
ー12の突起12cに係合してホルダ9を所定の位置に
係止している。
端部に回動レバ−12の一端に設けた軸12aを回動支
軸として回動自在に設けられ、他端にピン12bを有
し、シャッタを有するテープカセット1のテープ収納部
7に略々接するように設けられ、付勢手段13によりこ
の図では時計回り方向に付勢されピン12bがホルダ9
に当接するように位置を保っており、前記シャッタを有
するテープカセット1の挿入動作と連動してシャッタ8
を開くよう配置されており、常時は前記回動レバー12
が前記シャッタを有するテープカセット1を排出する方
向へ付勢手段13により付勢しており、付勢手段13の
一端はホルダ9の溝部側壁9aに衝合し他端は回動レバ
ー12の突起12cに係合してホルダ9を所定の位置に
係止している。
【0017】ここで、この例では、ホルダベース11の
両端には軸11a,11bが設けられており、基板14
に設けられた軸受14a,14bにより回動可能であっ
て、基板14にはリール15,16およびキャプスタン
22a,22b(図1ではキャプスタン22aは図示さ
れていない。)が、ホルダベース11には磁気ヘッド1
7、ピンチローラ18,19が移動可能に取り付けられ
ている。
両端には軸11a,11bが設けられており、基板14
に設けられた軸受14a,14bにより回動可能であっ
て、基板14にはリール15,16およびキャプスタン
22a,22b(図1ではキャプスタン22aは図示さ
れていない。)が、ホルダベース11には磁気ヘッド1
7、ピンチローラ18,19が移動可能に取り付けられ
ている。
【0018】以上のように構成されたテープカセットに
ついてその動作を説明する。図2において、シャッタを
有するテープカセット1は装着開始の状態であり、回動
レバー12の先端のピン12bが第2のシャッタを有す
るテープカセット1のシャッタ8の近傍にある案内溝2
1に案内され、シャッタを有するテープカセット1の挿
入動作により回動レバー12が回動するとともに、付勢
手段13により排出方向に付勢されているので、ピン1
2bはシャッタを有するテープカセット1のピンチロー
ラ挿入窓5bの形状に案内されシャッタ8を開く方向に
摺動させる。
ついてその動作を説明する。図2において、シャッタを
有するテープカセット1は装着開始の状態であり、回動
レバー12の先端のピン12bが第2のシャッタを有す
るテープカセット1のシャッタ8の近傍にある案内溝2
1に案内され、シャッタを有するテープカセット1の挿
入動作により回動レバー12が回動するとともに、付勢
手段13により排出方向に付勢されているので、ピン1
2bはシャッタを有するテープカセット1のピンチロー
ラ挿入窓5bの形状に案内されシャッタ8を開く方向に
摺動させる。
【0019】図3のようにシャッタを有するテープカセ
ット1を装着終了したときには、シャッタ8は開位置に
あり、回動レバー12の先端のピン12bはシャッタを
有するテープカセット1のピンチローラ挿入窓5bに案
内されカセットシェル3の切欠部20と係合し、磁気ヘ
ッド17およびピンチローラ18,19は挿入可能とな
っている。また、ホルダ9,10をこの図では回動さ
せ、シャッタを有するテープカセット1の位置決め孔1
a,1bに基板14に設けられた位置決め部材14c,
14dを係合しシャッタを有するテープカセット1を所
定の位置に位置決めする。
ット1を装着終了したときには、シャッタ8は開位置に
あり、回動レバー12の先端のピン12bはシャッタを
有するテープカセット1のピンチローラ挿入窓5bに案
内されカセットシェル3の切欠部20と係合し、磁気ヘ
ッド17およびピンチローラ18,19は挿入可能とな
っている。また、ホルダ9,10をこの図では回動さ
せ、シャッタを有するテープカセット1の位置決め孔1
a,1bに基板14に設けられた位置決め部材14c,
14dを係合しシャッタを有するテープカセット1を所
定の位置に位置決めする。
【0020】図4は図3のテープレコーダの側面図であ
って、シャッタを有するテープカセット1を装着終了し
たときを示しており、シャッタを有するテープカセット
1が着脱可能なように基板14に設けられた位置決め部
材14c,14dに当接しないようにホルダ9,10を
この例では回動させる必要がある。したがって、位置決
め部材14c,14dの高さDをシャッタを有するテー
プカセット1に収納された磁気テープ2と基板14に設
けられたキャプスタン22a,22bがこの図に示すよ
うにすきまEを保つように設定すれば、磁気テープ2に
キャプスタン22a,22bが当接することはなく、磁
気テープ2を損傷したり引き出したりすることはない。
って、シャッタを有するテープカセット1を装着終了し
たときを示しており、シャッタを有するテープカセット
1が着脱可能なように基板14に設けられた位置決め部
材14c,14dに当接しないようにホルダ9,10を
この例では回動させる必要がある。したがって、位置決
め部材14c,14dの高さDをシャッタを有するテー
プカセット1に収納された磁気テープ2と基板14に設
けられたキャプスタン22a,22bがこの図に示すよ
うにすきまEを保つように設定すれば、磁気テープ2に
キャプスタン22a,22bが当接することはなく、磁
気テープ2を損傷したり引き出したりすることはない。
【0021】図5はシャッタを有するテープカセットを
着脱する位置以外にホルダがあるときの本発明の第1の
実施例のテープレコーダの側面図であって、この図に示
すようにシャッタを有するテープカセット1に収納され
た磁気テープ2と基板14に設けられた位置決め部材1
4c,14dは、シャッタを有するテープカセット1を
着脱する際に、当接する位置にあるが、位置決め部材1
4c,14dは位置決め孔1a,1bに係合しているの
で、シャッタを有するテープカセット1は着脱不可能で
あり、したがって、キャプスタン22a,22bが磁気
テープ2を損傷したり引き出したりすることがない。
着脱する位置以外にホルダがあるときの本発明の第1の
実施例のテープレコーダの側面図であって、この図に示
すようにシャッタを有するテープカセット1に収納され
た磁気テープ2と基板14に設けられた位置決め部材1
4c,14dは、シャッタを有するテープカセット1を
着脱する際に、当接する位置にあるが、位置決め部材1
4c,14dは位置決め孔1a,1bに係合しているの
で、シャッタを有するテープカセット1は着脱不可能で
あり、したがって、キャプスタン22a,22bが磁気
テープ2を損傷したり引き出したりすることがない。
【0022】以下、本発明のテープレコーダの第2の実
施例を図面を用いて説明する。図6はシャッタを有する
テープカセットを装着終了したときの本発明の第2の実
施例のテープレコーダの側面図である。この第2の実施
例において、第1の実施例と同じものには同符号をつけ
ている。
施例を図面を用いて説明する。図6はシャッタを有する
テープカセットを装着終了したときの本発明の第2の実
施例のテープレコーダの側面図である。この第2の実施
例において、第1の実施例と同じものには同符号をつけ
ている。
【0023】また、シャッタを有するテープカセット1
は他の実施例で説明したとおりであるが、図8に示すよ
うにカセットシェル3の側面には凹部1cが設けられて
いる。
は他の実施例で説明したとおりであるが、図8に示すよ
うにカセットシェル3の側面には凹部1cが設けられて
いる。
【0024】図6において、ホルダ9,10(ホルダ1
0は図示せず。)の側面にはシャッタを有するテープカ
セット1の凹部1cに対応し係合する係合部材9bが設
けられシャッタを有するテープカセット1を係合保持し
ている。また、基板14には腕23が設けられ、その先
端には凸部23aを設ける。ここで、他の構成要素は第
1の実施例で説明したものと同じである。
0は図示せず。)の側面にはシャッタを有するテープカ
セット1の凹部1cに対応し係合する係合部材9bが設
けられシャッタを有するテープカセット1を係合保持し
ている。また、基板14には腕23が設けられ、その先
端には凸部23aを設ける。ここで、他の構成要素は第
1の実施例で説明したものと同じである。
【0025】以上のように構成された本発明のテープレ
コーダの第2の実施例についてその動作を説明する。
コーダの第2の実施例についてその動作を説明する。
【0026】図6において、シャッタを有するテープカ
セット1が着脱可能なようにホルダ9の側面の係合部材
9bとシャッタを有するテープカセット1の凹部1cと
の係合が外れるように、基板14の腕23の凸部23a
の位置を設定する。ここで、磁気テープ2とキャプスタ
ン22a,22bとのすきまEを保つように設定すれ
ば、磁気テープ2にキャプスタン22a,22bが当接
することはなく、キャプスタン22a,22bが磁気テ
ープ2を損傷したり引き出したりすることはない。
セット1が着脱可能なようにホルダ9の側面の係合部材
9bとシャッタを有するテープカセット1の凹部1cと
の係合が外れるように、基板14の腕23の凸部23a
の位置を設定する。ここで、磁気テープ2とキャプスタ
ン22a,22bとのすきまEを保つように設定すれ
ば、磁気テープ2にキャプスタン22a,22bが当接
することはなく、キャプスタン22a,22bが磁気テ
ープ2を損傷したり引き出したりすることはない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明のテープレコーダ
によれば、シャッタを有するテープカセットをホルダ手
段へ着脱する際、キャプスタンが磁気テープに接触し、
磁気テープを損傷したり引き出したりすることがない。
によれば、シャッタを有するテープカセットをホルダ手
段へ着脱する際、キャプスタンが磁気テープに接触し、
磁気テープを損傷したり引き出したりすることがない。
【0028】また、シャッタを有するテープカセットを
使用することで、塵埃等の侵入を防止し、高い信頼性の
要求されるデジタル記録/再生をも行うことができ、か
つ機器の小型化に貢献できる。
使用することで、塵埃等の侵入を防止し、高い信頼性の
要求されるデジタル記録/再生をも行うことができ、か
つ機器の小型化に貢献できる。
【図1】本発明の第1の実施例のテープレコーダを上方
より見た斜視図
より見た斜視図
【図2】シャッタを有するテープカセットを装着開始し
たときの本発明の第1の実施例のテープレコーダの正面
図
たときの本発明の第1の実施例のテープレコーダの正面
図
【図3】シャッタを有するテープカセットを装着終了し
たときの本発明の第1の実施例のテープレコーダの正面
図
たときの本発明の第1の実施例のテープレコーダの正面
図
【図4】図3のテープレコーダの側面図
【図5】シャッタを有するテープカセットを着脱する位
置以外にホルダがあるときの本発明の第1の実施例のテ
ープレコーダの側面図
置以外にホルダがあるときの本発明の第1の実施例のテ
ープレコーダの側面図
【図6】シャッタを有するテープカセットを装着終了し
たときの本発明の第2の実施例のテープレコーダの側面
図
たときの本発明の第2の実施例のテープレコーダの側面
図
【図7】従来のコンパクト・カセットを上方より見た斜
視図
視図
【図8】シャッタを有するテープカセットを上方より見
た斜視図
た斜視図
1 シャッタ付テープカセット 1c 凹部 2 磁気テープ 4,34 磁気ヘッド挿入窓 5a,5b,35a,35b ピンチローラ挿入窓 8,38 シャッタ 9,10 ホルダ 14 基板 14c,14d 位置決め部材 22a,22b キャプスタン 23 腕 23a 凸部
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気テープを収納し、磁気ヘッドを挿入
する磁気ヘッド挿入窓を有し、ピンチローラおよびキャ
プスタンを挿入する開口部が連続するピンチローラ挿入
窓を有し、位置決め穴を有し、前記磁気ヘッド挿入窓お
よびピンチローラ挿入窓を摺動自在に開閉し常時は閉じ
る方向へ付勢された断面コ字状のシャッタを有するテー
プカセットと、 前記テープカセットを着脱する第1の位置と前記磁気テ
ープを走行させる第2の位置とを往復回動させるホルダ
手段と、 前記ホルダ手段を支持する基板に設けられ、前記テープ
カセットのピンチローラ挿入窓に挿入されるキャプスタ
ンと、 前記基板に設けられ、前記テープカセットの位置決め穴
に挿入される位置決め部材とよりなり、 前記第1の位置で前記テープカセットを着脱する際、前
記キャプスタンが前記磁気テープに当接しないよう前記
位置決め部材の高さを設定したことを特徴とするテープ
レコーダ。 - 【請求項2】 磁気テープを収納し、磁気ヘッドを挿入
する磁気ヘッド挿入窓を有し、ピンチローラおよびキャ
プスタンを挿入する開口部が連続するピンチローラ挿入
窓を有し、両側面に凹部を有し、前記磁気ヘッド挿入窓
およびピンチローラ挿入窓を摺動自在に開閉し常時は閉
じる方向へ付勢された断面コ字状のシャッタを有するテ
ープカセットと、 前記テープカセットを着脱する第1の位置と前記磁気テ
ープを走行させる第2の位置とを往復回動させ、前記テ
ープカセットの凹部に係合し前記テープカセットを保持
する係合部材を有するホルダ手段と、 前記ホルダ手段を支持する基板に設けられ、前記テープ
カセットのピンチローラ挿入窓に挿入されるキャプスタ
ンと、 前記基板に設けられ、前記ホルダ手段の係合部材に対応
し、先端に前記テープカセットの凹部と前記係合部材と
の係合を外す凸部を有する腕とよりなり、 前記第1の位置で前記テープカセットを着脱する際、前
記キャプスタンが前記磁気テープに当接しないよう前記
ホルダ手段の腕の凸部の位置を設定したことを特徴とす
るテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251102A JP2543277B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | テ―プレコ―ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3251102A JP2543277B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | テ―プレコ―ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589574A true JPH0589574A (ja) | 1993-04-09 |
JP2543277B2 JP2543277B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=17217677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3251102A Expired - Lifetime JP2543277B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | テ―プレコ―ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543277B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2680919A1 (fr) * | 1991-09-03 | 1993-03-05 | Hitachi Ltd | Sous-action d'alimentation en courant continu. |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3251102A patent/JP2543277B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2680919A1 (fr) * | 1991-09-03 | 1993-03-05 | Hitachi Ltd | Sous-action d'alimentation en courant continu. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2543277B2 (ja) | 1996-10-16 |
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