JP3227951B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP3227951B2
JP3227951B2 JP29169593A JP29169593A JP3227951B2 JP 3227951 B2 JP3227951 B2 JP 3227951B2 JP 29169593 A JP29169593 A JP 29169593A JP 29169593 A JP29169593 A JP 29169593A JP 3227951 B2 JP3227951 B2 JP 3227951B2
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tape cassette
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章雄 小西
晃一郎 平林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばビデオテープレコ
ーダー(以下VTRと称す)のような記録再生装置、あ
るいは各種の情報処理装置などに適用されるテープカセ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年VTR、特にカメラ一体型VTRな
どは、小型、軽量化が進み、旅行に携帯するなど屋外で
の使用頻度が増えている。
【0003】同時に、それらに用いるテープカセットも
小型でしかも旅行への携帯や屋外での取扱いに耐え得る
ような堅牢な構成が必要となってきている。
【0004】以下に従来のテープカセットの構成につい
て図面を参照しながら説明する。図5は第1の例の従来
のテープカセットの構成を示し、(a)はその平面図、
(b)はその側面図、(c)はその正面図である。
【0005】1はカセット筐体であり、上ハーフ2と下
ハーフ3が上下から相互に嵌合されて一体の筐体を形成
している。
【0006】カセット筐体1内には一対のテープリール
4,5が回転自在に収納されており、磁気テープ6がこ
れら両テープリール4,5に巻装されて収納されてい
る。
【0007】カセット筐体1の前面には略カセットの全
幅にわたって開口面7が設けられており、左右両端部に
設けられた一対のテープガイド18,19に案内されて
磁気テープ6が開口面7に沿って架張されている。
【0008】開口面7は略コの字状に形成された前蓋8
によって覆われ、その両端部8aの内側には一対の支点
ピン9が一体に形成されており、この支点ピン9がカセ
ット筐体1に設けられた軸穴10に係合して前蓋8が回
動自在に保持されている。また開口面7に沿って架張さ
れた磁気テープ6の上部は支軸11を介して前蓋8と連
結された上蓋12によって覆われ、その両端部12aの
内側には一対のガイドピン13が一体に形成されてお
り、上ハーフ2の両側面に設けられたガイド溝14に沿
って摺動自在となるように係合されている。前蓋8の前
下面15は蓋の閉時に下ハーフ3の両側の前端部16の
上面17に当接し、前蓋8の回動を係止する。なお前蓋
8は図示されていない付勢手段により常に閉口状態とな
る方向に付勢されているとともに図示されていないロッ
ク手段によりロック手段を解除しない限り前蓋8は簡単
には開閉しないように構成されている。
【0009】以上のように構成された第1の例の従来の
テープカセットの前蓋の開閉動作を、図面を参照しなが
ら説明する。
【0010】図6はテープカセットの側面図であり、
(a)は蓋が閉じた状態、(b)は蓋が開いた状態の図
である。
【0011】図6(b)に示すように前蓋8が開くと、
支軸11を介して上蓋12もガイドピン13が上ハーフ
2に設けられたガイド溝14に沿って摺動するように上
ハーフ2の上面へ移動していく。
【0012】次に第2の例の従来のテープカセットにつ
いて図面を参照しながら説明する。図7は第2の例の従
来のテープカセットの構成を示し、(a)はその平面
図、(b)はその側面図を表す。ここで第1の例の従来
のテープカセットの構成を示す図5と同番号の構成要素
については、名称もその機能も同じものであるのでその
詳細な説明は省略する。図7において前蓋8の前端部の
内壁面20は蓋の閉時に下ハーフの両側の前端部16の
前面21に当接し、前蓋8の回動を係止する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】まず上記の第1の例の
従来のテープカセットの問題点について説明する。
【0014】図8は上記の第1の例の従来のテープカセ
ットの前蓋に前方から外力が加わった時の側面図であ
る。図8に示すように第1の例のようなテープカセット
では前蓋8に外力Pが加わった時に、その外力による前
蓋の変位、変形を支える構成物がなく、図8のように前
蓋8は変位、変形してしまい、この力は前蓋の支点ピン
9や上蓋を連結する支軸11にも及び、テープカセット
が破壊してしまうという問題点を有していた。
【0015】次に上記の第1の例の従来のテープカセッ
トのもう一つの問題点を説明する。図9(a)は同じく
第1の例の従来のテープカセットのカセット筐体の平面
図で、(b)はその側面図である。
【0016】同テープカセットの場合、閉時に前蓋8の
前下端面15を当接させ、前蓋8の回動を係止する為に
図9で斜線部で示す下ハーフ3の両側の前端部16の先
端部22が必要となる。例えば同テープカセットを使用
するVTRを設計する場合、前記下ハーフ3の両側の前
端部16を出来る限り小さくする事で、より小型のVT
Rを設計することが可能となるのであるが、同テープカ
セットではこの下ハーフ3の両側の前端部16は、その
先端部22が前蓋8の係止のために必要であり、これを
小さくすることが出来ないという問題点を有している。
【0017】次に第2の例の従来のテープカセットの問
題点について説明する。図10は同テープカセットの前
蓋8に上方から外力Pが加わった時の側面図である。図
10に示すように前蓋8は外力Pによる前蓋の変位、変
形を支える構成物がなく、前蓋8は図10のように変
位、変形してしまい、この力は前蓋の支点ピン9や上蓋
を連結する支軸11にも及び、テープカセットが破壊し
てしまうという問題点を有している。
【0018】本発明は上記の問題点を解決するためのも
のであり、テープカセットに外力が加わってもその蓋が
破壊することのないテープカセットを提供することを目
的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープカセットは蓋の閉時に前蓋の下端部の
内壁面がカセット筐体の前端部の前面と当接し、かつ前
蓋の内側に設けた突起部の下面がカセット筐体の前端部
の上面と当接するという構成を有している。
【0020】
【作用】この構成によって本発明のテープカセットは蓋
の閉時に設けた突起部の下面とが共にカセット筐体に当
接している為、テープカセットの前蓋や上蓋に外力が加
わってもテープカセットが変形したり破壊することのな
い堅牢な構成になっている。
【0021】
【実施例】以下本発明の一実施例におけるテープカセッ
トの構成を、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の実施例のテープカセットの
構成を示すものであり、(a)はその平面図、(b)は
その側面図、(c)はその正面図である。
【0023】図2は同テープカセットのカセット筐体の
図面で、(a)はその平面図、(b)はその側面図であ
る。
【0024】図3は同テープカセットの前蓋単体の図面
で(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)は
その正面図である。23はカセット筐体であり、上ハー
フ24と下ハーフ25とから構成されており、上ハーフ
24と下ハーフ25が上下から相互に嵌合されて一体の
筐体を形成している。
【0025】カセット筐体23内には一対のテープリー
ル26,27が回転自在に収納されており、磁気テープ
28がこれら両テープリール26,27に巻装されて収
納されている。カセット筐体23の前面には略カセット
全幅にわたって開口面29が設けられており、左右両端
部に設けられた一対のテープガイド30,31に案内さ
れて磁気テープ28が開口面29に沿って架張されてい
る。
【0026】開口面29は略コの字状に形成された前蓋
32によって覆われ、その両端部32aの内側には一対
の支点ピン33が一体に形成されており、この支点ピン
33がカセット筐体23に設けられた軸穴34に係合し
て前蓋32が回動自在に保持されている。
【0027】また開口面29に沿って架張された磁気テ
ープ28の上部は支軸35を介して前蓋32と連結され
た上蓋36によって覆われ、その両端部36aの内側に
は一対のガイドピン37が一体に形成されており、上ハ
ーフ24の両側面に設けられたガイド溝38に沿って摺
動自在になるように係合されている。
【0028】蓋の閉時には、前蓋32の下端部39の内
壁面40が下ハーフ25の前端部41の前面42と当接
し、かつ前蓋32の内側に設けられた突起部43の下面
44が、下ハーフ25の前端部41の上面45と当接す
る。
【0029】なお、前蓋32は図示されていない付勢手
段により常に閉口状態となる方向に付勢されているとと
もに、図示されていないロック手段により、ロック手段
を解除しない限り前蓋32は簡単には開閉しないように
構成されている。
【0030】以上のように構成された本実施例のテープ
カセットの前蓋の開閉動作を、図面を参照しながら説明
する。
【0031】図4はテープカセットの側面図であり、
(a)は蓋が閉じた状態、(b)は蓋が開いた状態の図
である。
【0032】図4(b)に示すように前蓋32が開く
と、支軸35を介して上蓋36もガイドピン37が上ハ
ーフ24に設けられたガイド溝38に沿って摺動するよ
うに上ハーフ24の上面へ移動していく。また、図4
(a)に示すように蓋が閉まった状態では前蓋32の下
端部39の内壁品40と前蓋32の内側に設けた突起部
43の下面44が、それぞれ下ハーフ25の両側の前端
部41の前面42と上面45に当接することにより前蓋
32の回動が係止される。
【0033】このそれぞれの面の当接により、前蓋や上
蓋に前方からや、あるいは上方から外力が加わったとし
ても前蓋の回動は確実に係止されることになり、テープ
カセットは非常に堅牢なものとなる。
【0034】また、このような構成により、下ハーフ2
5の両側の前端部41を前述の第1の従来例と比べて小
さくすることができ、本テープカセットを用いる機器、
例えばVTRの小型化が実現できる。
【0035】なお、本発明の一実施例において、前蓋が
回動自在にカセット筐体に軸支され、上蓋と前蓋が回動
自在に連結され、上蓋のガイドピンがカセット筐体のガ
イド溝に沿って摺動するという構成をとったが、各蓋の
支持構成はこれ以外のものであってもよい。例えば、上
蓋とカセット筐体にガイドピンとガイド溝が無く、上蓋
が常に閉方向にバネ付勢されているといった構成でもよ
い。
【0036】また、上蓋が無く前蓋のみで構成されるよ
うな蓋構成であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、前蓋や上蓋に前方からや、あるいは上方から
外力が加わったとしても、前蓋の回動は確実に係止され
ることになり、テープカセットは非常に堅牢なものとな
る。
【0038】また、カセット筐体の両側の前端部を小さ
くすることができ、本テープカセットを用いる機器、例
えばVTRの小型化が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例におけるテープカセ
ットの構成を示す平面図 (b)は本発明の一実施例におけるテープカセットの構
成を示す側面図 (c)は本発明の一実施例におけるテープカセットの構
成を示す正面図
【図2】(a)は本発明の一実施例におけるテープカセ
ット筐体の平面図 (b)は本発明の一実施例におけるテープカセット筐体
の側面図
【図3】(a)は本発明の一実施例におけるテープカセ
ットの前蓋の平面図 (b)は本発明の一実施例におけるテープカセットの前
蓋の側面図 (c)は本発明の一実施例におけるテープカセットの前
蓋の正面図
【図4】(a)は本発明の一実施例におけるテープカセ
ットの蓋の閉時を示す側面図 (b)は本発明の一実施例におけるテープカセットの蓋
の開時を示す側面図
【図5】(a)は第1の例の従来のテープカセットの構
成を示す平面図 (b)は第1の例の従来のテープカセットの構成を示す
側面図 (c)は第1の例の従来のテープカセットの構成を示す
正面図
【図6】(a)は第1の例の従来のテープカセットの蓋
の閉時を示す側面図 (b)は第1の例の従来のテープカセットの蓋の開時を
示す側面図
【図7】(a)は第2の例の従来のテープカセットの構
成を示す平面図 (b)は第2の例の従来のテープカセットの構成を示す
側面図 (c)は第2の例の従来のテープカセットの構成を示す
正面図
【図8】第1の例の従来のテープカセットに外力が加わ
った時の側面図
【図9】(a)は第1の例の従来のテープカセットのカ
セット筐体の平面図 (b)は第1の例の従来のテープカセットのカセット筐
体の側面図
【図10】第2の例の従来のテープカセットに外力が加
わった時の側面図
【符号の説明】
23 カセット筐体 24 上ハーフ 25 下ハーフ 28 磁気テープ 32 前蓋 36 上蓋 43 突起部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−241189(JP,A) 特開 平1−235085(JP,A) 特開 平2−7280(JP,A) 実開 昭61−57374(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/087

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープリールを内蔵したカセット
    筐体と、前記カセット筐体の開口面に沿って架張された
    テープの前面を開閉自在に覆う前蓋を備えたテープカセ
    ットであって、前記前蓋の閉時に前記前蓋の下端部の内
    壁面が、前記カセット筐体の前端部の前面と当接し、か
    つ前蓋の内側に設けた突起部の下面が、カセット筐体の
    前端部の上面と当接することを特徴としたテープカセッ
    ト。
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