JP2998546B2 - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JP
- Japan
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- lid
- tape
- cover
- tape cassette
- opening
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- Expired - Lifetime
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Description
ーの如き磁気記録再生装置やその他各種の情報処理装置
等に使用するテープカセットの蓋機構に関するものであ
る。
プカセット及びビデオテープレコーダー(以下、VTR
という)がコンパクトになってきている。その結果、V
TRは風景や人物等の撮影取りのように屋外で使用され
るケースが多くなってきた。
を考慮し、耐塵挨対策としてテープの前面及び裏面をそ
れぞれ覆う2枚または3枚式の蓋が実用化されている。
テープカセットについて説明する。図10及び図11は
従来テープカセットの組立斜視図と蓋部の要部断面図で
ある。図に示すように、テープカセット16前面の開口
部23にはテープ17が架張されており、常時は前蓋1
8、上蓋19と後蓋20によって覆われている。
が設けられ、支点ピン18aは上ハーフ21の前方両側
面部に挿入されている。そして、前蓋18は支点ピン1
8aを中心として回動自在とされている。また、前蓋1
8の側板の前面上部には一対のピン孔18bが形成され
ている。
19aが設けられ、支持ピン19aは前蓋18のピン孔
18bに挿入されて回動自在とされている。
21aが形成され、上蓋19側板に形成された一対のガ
イドピン19bが摺動自在に取り付けられている。
9cが設けられており、さらにブラケット部19cには
それぞれピン孔19dが形成されている。
が設けられており、一対の支持ピン20aは上蓋19の
ブラケット部19cのピン孔19dに回動自在に取り付
けられる。また、後蓋20の下部側面にはガイドピン2
0bがそれぞれ形成されている。
イド22aの後方で、かつ開口部23の両側面側には一
対の後蓋ガイド溝22bが設けられている。この後蓋ガ
イド溝22bには後蓋20のガイドピン20bが摺動自
在に挿入される。
成では下記のような問題が発生する。
付近の蓋部の要部断面図である。図に示すように手など
で前蓋18の長手方向の中央部をE方向に押した場合、
前蓋18の構成が略平板状態なので容易に前蓋18が内
側にたわむとともに、前蓋18の上面が上蓋19上端面
19eの傾斜面をすべって前蓋18がさらに開口部23
内に入り込む。その結果前蓋18の内面がテープ17に
当たりテープダメージが発生していた。
し、その時前蓋18が落下面の場合はさらに前蓋18が
大きく変形してテープ17に強く当たりテープ17が切
れるという大きな問題が発生していた。
トの前蓋の変形を防止してテープダメージやテープ切れ
を防止するテープカセットを提供するものである。
めに本発明のテープカセットは、閉蓋状態において前蓋
の上端面に対向する位置にある上蓋の前端面に突起を形
成したものである。
カセットの前蓋に外部から圧力が加わった場合前蓋が変
形しようとするが、この時上蓋の突起が前蓋に当たって
前蓋の変形を防止する。
ープダメージ並びにテープ切れ事故を防ぐことができ
る。
の組立斜視図及びテープカセットの分解斜視図で、図3
は蓋部の組立斜視図である。
するカセット本体は合成樹脂で成形された方形の上ハー
フ2と下ハーフ3とから構成されている。そして、これ
ら上ハーフ2と下ハーフ3は上下から相互に合わされ、
止めネジ4にてネジ止めされて一体の匡体に形成され
る。またカセット本体にはテープ5を巻回した一対のリ
ール6が収納されている。カセット本体の前面には、装
置側のテープ引き出し部材が挿入されるための開口部7
が設けられている。そして、下ハーフ3の開口部7の両
側には下ハーフ3と一体に形成された一対のテープガイ
ド3aが設けられており、テープ5はこのテープガイド
3aに案内されて開口部7に沿って架張されている。
されたテープ5の前面を覆う前蓋部8aと上下ハーフ
2、3の前方側面を覆う側板8bとで構成されており略
コ字形状をしている。前蓋8の側板8bには一対の支点
ピン8cが設けられ、支点ピン8cは上ハーフ2の前方
両側面部に設けられた一対の切り欠き部2aに挿入され
ている。そして、前蓋8は支点ピン8cを中心として回
動自在とされている。なお、支点8cの一方側には、コ
イルバネ9が装着されており、前蓋8を常時閉蓋方向に
回動付勢している。また、前蓋8の側板8bの前面上部
には一対のピン孔8dが形成されている。
の上面を覆う上蓋部10aと上ハーフ2の側面を覆う側
板10bとで構成されている。上蓋10の側板10bの
前面内側には一対の支持ピン10cが設けられ、支持ピ
ン10cは前蓋8のピン孔8dに挿入されて回動自在と
されている。また、上蓋10の前端面側で開口部7に対
応する位置に下方へ突出した前蓋変形防止突起10gが
部分的に3つ設けられている。
の厚みとほぼ同等寸法に切り欠いた一対の切り欠け部2
bが設けられている。そして、その切り欠き部2bには
曲線部と直線部とからなり、かつ一端を開放部とした一
対の上蓋ガイド溝2cが形成され、その上蓋ガイド溝2
cには上蓋10側板10bの後方内側に形成された一対
のガイドピン10dが摺動自在に取り付けられている。
の内側には開口部7の幅寸法とほぼ同等の間隔距離を保
った一対のブラケット部10eが設けられており、さら
にブラケット部10eにはそれぞれピン孔10fが形成
されている。
部11dがあり略く字形状をしている。そして、開口部
7に架張されたテープ5の裏面を覆っている。後蓋11
の上部側面には一対の支持ピン11aが設けられてお
り、一対の支持ピン11aは上蓋10のブラケット部1
0eのピン孔10fに回動自在に取り付けられる。ま
た、後蓋11の下部側面には一対の突出部11bが設け
られており、さらに突出部11bにはガイドピン11c
がそれぞれ形成されている。
ド3aの後方で、かつ開口部7の両側面側には上部が開
放された一対の後蓋ガイド溝3bが設けられている。こ
の後蓋ガイド溝3bには後蓋11の突出部11bに形成
された一対のガイドピン11cが摺動自在に挿入され
る。テープガイド3aの前面下部には部分的に切り欠い
た前蓋下面受け部3eが設けられており閉蓋状態におい
て前蓋8の下面部がこの前蓋下面受け部3eに当たって
いる。
られており、そのスリット3c内には蓋ロック部材12
が取り付けられる。図4は蓋ロック部の要部側面図であ
る。この蓋ロック部材12は前蓋8の側板8bの内側に
取り付けられた突起8eと係合するロック爪12aと、
後述する蓋ロック解除部材と当たる当接部12bと、支
点ピン12cとを合成樹脂にて一体成形したものであ
る。そして、支点ピン12cは下ハーフ3に設けられた
ピン挿入孔3dに挿入されて前後方向に回動自在に構成
される。なお、板ばね13の一端によって蓋ロック部材
12の後方部を押圧する事により蓋ロック部材12を前
方向に付勢している。その結果、前蓋8の突起8eと蓋
ロック部材12のロック爪12aとが常時係合している
ため前蓋8の閉蓋状態でロックされるように構成されて
いる。
な構造について述べたが、これらを組立てる場合には図
3に示すようにまず上蓋10のブラケット部10eのピ
ン孔10fに後蓋11の支持ピン11aを取り付け、そ
の後前蓋8のピン孔8dに上蓋10の支持ピン10cを
取り付けて蓋ユニットを組み立てる。
ン10dを上ハーフ2の上蓋ガイド溝2cの開放部から
挿入させるとともに、前蓋8の支点ピン8cを上ハーフ
2の切り欠き部2aに挿入させる。
下ハーフ3を勘合させる。以上のように構成されたテー
プカセット1について以下その動作を説明する。
に示すように装置側に配置されたカセットホルダーの蓋
ロック解除部材14が蓋ロック部材12の当接部12b
に当たってA方向に移動させる。従って蓋ロック部材1
2のロック爪12aと前蓋8の突起8eとの係合が外れ
て前蓋8のロックが解除される。
させると、装置側に配置された開蓋ピン15によって前
蓋8の側板8bが突き上げられる。このため、前蓋8は
コイルバネ9に抗して上方へ回動する。この時、前蓋8
と連結されている上蓋10は上蓋ガイド溝2cに案内さ
れ、かつ上蓋10に連結された後蓋11は後蓋ガイド溝
3bに案内されつつ開蓋する。図6は開蓋状態を表した
蓋部の要部断面図であるが上蓋10に設けた前蓋変形防
止突起10gは他の部材に干渉することなく後蓋11の
窪み部11d内に入りこんでいる。なお、閉蓋動作は上
述した動作と全く逆に成される。
断面図である。図に示すように上蓋10の前蓋変形防止
突起10gは前蓋8の垂直面C’(外部圧力方向C)に
対する角度θがほぼ90゜になるように形成している。
この状態で前蓋8に外部圧力Cを加えると、前蓋8の下
面側については下ハーフ3の前蓋下面受け部3eに前蓋
8の下面が当たる。そして、前蓋8の上面は図8に示す
ように前蓋8の上端面が上蓋10の前蓋変形防止突起1
0gの垂直面に当たって変形が止まる。この時、テープ
5は前蓋8に触れないため、従来発生していた前蓋変形
によるテープダメージやテープ切れの防止ができる。
また、前述したように開蓋動作においても前蓋変形防止
突起10gは他の部材に干渉しないため開閉蓋動作もス
ムーズであり、かつ、開蓋終了時は図6に示したように
前蓋変形防止突起10gが後蓋11の窪み部11d内に
位置しているため、前蓋変形防止突起10gを設けたこ
とによる蓋の開高さDがさらに高くるような構成にはな
っていない。
起10gは開口部7内に部分的に設けたが図9に示すよ
うに開口部7の幅寸法とほぼ同等に延長すればより前蓋
上端面の受け部が増えて前蓋8の変形防止の効果がより
増すことをいうまでもない。
前蓋8の垂直面C’とのなす角度θをほぼ90°とした
が、垂直面C’を基準として角度θが90°以上になっ
ても上述した同様の効果が発生する。
て前蓋の上端面に対向する位置にある上蓋の前端面に前
蓋変形防止突起を形成したものである。
押圧が加わった場合前蓋が変形しようとするが、この時
上蓋の前蓋変形防止突起が前蓋に当たって前蓋の変形を
防止する。
ープダメージ並びにテープ切れ事故を防ぐことができる
という大きな効果が発生する。
図
た時のテープカセット蓋ロック部の要部側面図
部断面図
部断面図
の蓋部の要部断面図
時の蓋部の要部断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 前面に装置側のテープ引き出し部材挿入
用の開口部を形成したカセット本体と、前記カセット本
体前面に設けられたテープガイドによって前記開口部に
架張されたテープと、前記テープの前面を覆うべく前記
カセット本体に回動自在に取り付けた前蓋と、前記テー
プの上面を覆うべく前記前蓋に回動自在に取り付けた上
蓋とを有したテープカセットにおいて、閉蓋時前記前蓋
の上端面に対向する前記上蓋の前端面に突起を設け前記
前蓋が内側に変形しようとした時に前記突起に当たるよ
うに構成したことを特徴とするテープカセット。 - 【請求項2】 上蓋の突起を開口部の幅寸法とほぼ同等
寸法に延長して形成したことを特徴とする請求項1記載
のテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246094A JP2998546B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246094A JP2998546B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | テープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07220441A JPH07220441A (ja) | 1995-08-18 |
JP2998546B2 true JP2998546B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=11805969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1246094A Expired - Lifetime JP2998546B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2998546B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5477765B2 (ja) * | 2009-09-11 | 2014-04-23 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤楽器の鍵盤蓋構造 |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP1246094A patent/JP2998546B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07220441A (ja) | 1995-08-18 |
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