JPH07153228A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH07153228A
JPH07153228A JP30158893A JP30158893A JPH07153228A JP H07153228 A JPH07153228 A JP H07153228A JP 30158893 A JP30158893 A JP 30158893A JP 30158893 A JP30158893 A JP 30158893A JP H07153228 A JPH07153228 A JP H07153228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cassette
tape
upper half
top lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30158893A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Konishi
章雄 小西
Koichiro Hirabayashi
晃一郎 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30158893A priority Critical patent/JPH07153228A/ja
Publication of JPH07153228A publication Critical patent/JPH07153228A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前蓋や上蓋に外力が加わっても、変形・破壊
しないテープカセットを提供することを目的とする。 【構成】 カセットの上蓋26の下面に突起部29を設
け、さらにカセット筐体15の上面に凹部30を設け、
蓋の閉時に突起部29と凹部30とを係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダー(以下、VTRと記す)のような記録再生装置
あるいは各種の情報処理装置などに適用されるテープカ
セットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTR、特にカメラ一体型VTR
などには、小型軽量化が進み、旅行に携帯するなど屋外
での使用頻度が増している。同時にそれらに用いるテー
プカセットも旅行への携帯や屋外での取扱いに耐え得る
ような構成が必要となってきている。具体的に言えば、
テープカセットの蓋などの構成部品がテープカセット取
扱い時における衝撃や落下等によって破壊することのな
いように構成されていなければならない。
【0003】以下に従来のテープカセットについて説明
する。図5は従来のテープカセットの構成を示し、
(a)はその平面図、(b)はその側面図である。
【0004】図面において、1はカセット筐体であり、
上ハーフ2と下ハーフ3とから構成されており、上ハー
フ2と下ハーフ3が上下から相互に嵌合されて一体の筐
体を形成している。カセット筐体1内には一対のテープ
リール4、5が回転自在に収納されており、磁気テープ
6がこれら両テープリール4、5に巻装されて収納され
ている。カセット筐体1の前面には略カセット全幅に開
口面7が設けられており、左右両端部に設けられた一対
のテープガイド31、32に案内されて磁気テープ6が
開口面7に沿って架張されている。開口面7は略コの字
状に形成された前蓋8によって覆われ、その両端部8a
の内側には一対の支点ピン9が一体に形成されており、
この支点ピン9がカセット筐体1に設けられた軸穴10
に係合して前蓋8が回動自在に保持されている。また、
開口面7に沿って架張された磁気テープ6の上部は支軸
11を介して前蓋8と連結された上蓋12によって覆わ
れ、その両端部12aの内部には一対のガイドピン13
が一体に形成されており、上ハーフ2の両側面に設けら
れたガイド溝14に沿って摺動自在となるように係合さ
れている。なお、前蓋8は図示されていない付勢手段に
より常に閉口状態となる方向に付勢されているととも
に、図示されていないロック手段によりロック手段を解
除しない限り前蓋8は簡単には開閉しないように構成さ
れている。
【0005】以上のように構成された従来のテープカセ
ットの前蓋の開閉動作を図面を参照しながら説明する。
【0006】図6はテープカセットの側面図であり、
(a)は蓋が閉じた状態、(b)は蓋が開いた状態の図
である。
【0007】図6(b)に示すように前蓋8が開くと、
支軸11を介して上蓋12もガイドピン13が上ハーフ
2に設けられたガイド溝14に沿って摺動するように上
ハーフ2の上面へ移動していく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、テープカセットを落下させてしまった
り、あるいは服のポケットに入れたテープカセットを取
り出そうとした時などに、前蓋8や上蓋12に外力が加
わり、上蓋12と前蓋8との連結する支軸11が変形し
て破壊してしまったり、上蓋12の両端部12aが変形
してガイドピン13が上ハーフ2に設けられたガイド溝
14から係合が外れてしまったりしてしまうという問題
点を有していた。
【0009】本発明は上記のような問題点を解決するた
めに、テープカセットに外力が加わっても、蓋が破壊す
ることのないようなテープカセットを実現することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のテープカセットは、一対のテープリールを内
蔵するカセット筐体と、カセット筐体の開口面に沿って
架張されたテープの前面を覆う前蓋と、前蓋の開閉動作
と連動して開口面に沿って架張されたテープの上部を開
閉自在に覆う上蓋とを備えたテープカセットであって、
上蓋の下面に突起部を設け、カセット筐体の上面に蓋の
閉時に上蓋の突起部が係合する凹部を有するものであ
る。
【0011】
【作用】上記構成により、上蓋の突起部がカセット筐体
の凹部に係合しているため、テープカセットの前蓋や上
蓋に外力が加わってもテープカセットが変形や破壊のな
い堅牢な構成になっている。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を用
いて説明する。
【0013】図1は本実施例のテープカセットの構成を
示し、図1(a)はその平面図、図2(b)はその側面
図である。図2はその上蓋を示し、(a)はその平面
図、(b)はその側面図である。図3は各蓋を省略した
テープカセットを示し、(a)はその平面図、(b)は
その側面図である。
【0014】図1〜図3において、15はカセット筐体
であり、上ハーフ16と下ハーフ17とから構成されて
おり、上ハーフ16と下ハーフ17が上下から相互に嵌
合されて一体の筐体を形成している。カセット筐体15
内には一対のテープリール18、19が回転自在に収納
されており、磁気テープ20がこれらテープリール1
8、19に巻装されて収納されている。カセット筐体1
5の前面には略カセット全幅に開口面21が設けられて
おり、左右両端に設けられた一対のテープガイド33、
34に案内されて磁気テープ20が開口面21に沿って
架張されている。開口面21は略コの字状に形成された
前蓋22によって覆われ、その両端部22aの内側には
一対の支点ピン23が一体に形成されており、この支点
ピン23がカセット筐体15に設けられた軸穴24に係
合して前蓋22が回動自在に保持されている。また、開
口面21に沿って架張された磁気テープ20の上部は支
軸25を介して前蓋22と連結された上蓋26によって
覆われ、その両端部26aの内側には一対のガイドピン
27が一体に形成されており、上ハーフ16の両端面に
設けられたガイド溝28に沿って摺動自在となるように
係合されている。29は上蓋26の下面に設けられた一
対の突起部で、30は突起部29が蓋の閉時に係合する
ように上ハーフ16の上面に設けられた一対の凹部であ
る。
【0015】なお、前蓋22は図示されていない付勢手
段により常に閉口状態となる方向に付勢されているとと
もに、図示されていないロック手段によりロック手段を
解除しない限り前蓋22は簡単には開閉しないように構
成されている。
【0016】以上のように構成された本発明のテープカ
セットの前蓋の開閉動作を図面を参照しながら説明す
る。
【0017】図4はテープカセットの側面図であり、
(a)は蓋が閉じた状態、(b)は蓋が開いた状態の図
である。
【0018】図4(b)に示すように前蓋22が開く
と、支軸25を介して上蓋26もガイドピン27が上ハ
ーフ16に設けられたガイド溝28に沿って摺動するよ
うに上ハーフ16の上面へ移動していく。また、図4
(a)に示すように、蓋が閉まった状態では上蓋26に
設けられた突起部29が上ハーフ16の凹部30に係合
する。
【0019】この突起部29の係合により、テープカセ
ットの前蓋や上蓋に外力が加わっても、上蓋はカセット
筐体と一体となり、カセット筐体に対して所定の位置か
ら大きくずれることがなくなり、その構成上の構造強度
が大きくなり、上蓋が変形してそのガイドピンが上ハー
フのガイド溝から外れたり、上蓋と前蓋を連結する支軸
部が破壊するというような問題を起こすことがない、堅
牢なテープカセットを実現することができる。
【0020】なお、本実施例において、前蓋が回動自在
にカセット筐体に軸支され、上蓋と前蓋が回動自在に連
結され、上蓋のガイドピンがカセット筐体のガイド溝に
沿って摺動するという構成をとったが、各蓋の支持構成
はこれ以外のものであってもよい。例えば、上蓋とカセ
ット筐体にガイドピンとガイド溝がなく、上蓋が常に閉
方向にバネ付勢されているといった構成でもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テープカ
セットの前蓋や上蓋に外力が加わっても、上蓋はカセッ
ト筐体と一体となり、カセット筐体に対して所定の位置
から大きくずれることがなくなり、その構成上の構造強
度が大きくなり、上蓋が変形してそのガイドピンが上ハ
ーフのガイド溝から外れたり、上蓋と前蓋を連結する支
軸部が破壊するというような問題を起こすことがない、
堅牢なテープカセットを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例におけるテープカセッ
トの構成を示す平面図 (b)同側面図
【図2】(a)同実施例の上蓋の平面図 (b)同側面図
【図3】(a)同実施例の各蓋を省略したテープカセッ
トの構成を示す平面図 (b)同側面図
【図4】(a)同実施例の蓋の閉時を示す側面図 (b)同実施例の蓋の開時を示す側面図
【図5】(a)従来のテープカセットの構成を示す平面
図 (b)同側面図
【図6】(a)従来のテープカセットの蓋の閉時を示す
側面図 (b)従来のテープカセットの蓋の開時を示す側面図
【符号の説明】
15 カセット筐体 16 上ハーフ 17 下ハーフ 20 磁気テープ 22 前蓋 26 上蓋 29 突起部 30 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープリールを内蔵するカセット
    筐体と、前記カセット筐体の開口面に沿って架張された
    テープの前面を覆う前蓋と、前記前蓋の開閉動作と連動
    して前記開口面に沿って架張されたテープの上部を開閉
    自在に覆う上蓋とを備えたテープカセットであって、前
    記上蓋の下面に突起部を設け、前記カセット筐体の上面
    に蓋の閉時に前記上蓋の突起部が係合する凹部を設ける
    ことを特徴とするテープカセット。
JP30158893A 1993-12-01 1993-12-01 テープカセット Pending JPH07153228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30158893A JPH07153228A (ja) 1993-12-01 1993-12-01 テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30158893A JPH07153228A (ja) 1993-12-01 1993-12-01 テープカセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07153228A true JPH07153228A (ja) 1995-06-16

Family

ID=17898763

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30158893A Pending JPH07153228A (ja) 1993-12-01 1993-12-01 テープカセット

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JP (1) JPH07153228A (ja)

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