JPH07169141A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH07169141A
JPH07169141A JP5310433A JP31043393A JPH07169141A JP H07169141 A JPH07169141 A JP H07169141A JP 5310433 A JP5310433 A JP 5310433A JP 31043393 A JP31043393 A JP 31043393A JP H07169141 A JPH07169141 A JP H07169141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
detection
tape
cassette housing
view
Prior art date
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Pending
Application number
JP5310433A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Konishi
章雄 小西
Koichiro Hirabayashi
晃一郎 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5310433A priority Critical patent/JPH07169141A/ja
Publication of JPH07169141A publication Critical patent/JPH07169141A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットの側面からでも底面からでもカセッ
トの状態を検知することができ、かつ、カセットの小型
化が実現でき、ラベル貼付部の面積も広くできるテープ
カセットを提供することを目的とする。 【構成】 一対のテープリールを内蔵したカセット筐体
24と、カセット筐体24の背面に設けられた第1の検
知孔40と、カセット筐体24の底面に設けられた第2
の検知孔41と、カセット筐体24に上下方向に移動可
能に構成され、第1及び第2の検知孔40、41を開閉
する検知部材42と、検知部材42を所定の位置に保持
する凸部43とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダー(以下、VTRと記す。)のような記録再生装
置あるいは各種の情報処理装置などに適用されるテープ
カセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTR特にカメラ一体型VTRな
どには小型・軽量化が図られており、同時にそれらに用
いられるテープカセットも小型・軽量化が図られてい
る。特にテープカセットには、テープの種類の判断や、
記録方式の判別や、そのテープが記録してよいものかど
うかという判別等、種々の判別のための検知孔が必要で
あり、その検知孔をいかにコンパクトに構成するかとい
うことがテープカセットの小型化にとって重要な問題と
なっている。
【0003】以下、従来のテープカセットの構成につい
て図面を参照しながら説明する。図6は従来のテープカ
セットの構成を示し、(a)はその平面図、(b)はそ
の側面図、(c)はその背面図であり、一部に断面図を
含んでいる。
【0004】1はカセット筐体であり、上ハーフ2と下
ハーフ3とから構成されており、上ハーフ2と下ハーフ
3が上下から相互に嵌合されて一体の筐体を形成してい
る。カセット筐体1内には一対のテープリール4、5が
回転自在に収納されており、磁気テープ6がこれらテー
プリール4、5に巻装されて収納されている。カセット
筐体1の前面には略カセット全幅に開口面7が設けられ
ており、左右両端部に設けられた一対のテープガイド
8、9に案内されて、磁気テープ6が開口面7に沿って
架張されている。開口面7は略コの字状に形成された前
蓋10によって覆われ、その両端部10aの内側には一
対の支点ピン11が一体に形成されており、この支点ピ
ン11がカセット筐体1に設けられた軸穴12に係合し
て前蓋10が回動自在に保持されている。
【0005】また、開口面7に沿って架張された磁気テ
ープ6の上部は支軸13を介して前蓋10と連結された
上蓋14によって覆われ、その両端部14aの内側に
は、一対のガイドピン15が一体に形成されており、上
ハーフ2の両端面に設けられたガイド溝16に沿って摺
動自在になるように係合されている。
【0006】なお、前蓋10は図示されていない付勢手
段により常に閉口状態となる方向に付勢されているとと
もに、図示されていないロック手段によりロック手段を
解除しない限り、前蓋10は簡単には開閉しないように
構成されている。
【0007】17は検知部材で上ハーフ2及び下ハーフ
3にそれぞれ設けられたガイド部18、19に摺動自在
に係合する突起部20、21がその上下に設けられてい
る。22はカセット筐体1の背面に設けられた検知孔で
ある。23はカセット筐体1の背面に設けられたラベル
貼付部であり、カセットの内容等を判別するためのラベ
ルシールを貼付する。
【0008】以上のように構成された従来のテープカセ
ットの検知部材の動作について説明する。
【0009】検知部材17はカセット筐体1の背面に設
けられた検知孔22の中で、ガイド部18、19にその
突起部20、21がガイドされることにより左右に移動
可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、検知部材17を左右に移動させるため、
平面方向でのスペースが必要となり、カセットが大型化
するという問題点を有していた。また、カセットの背面
に設けられた検知孔22により、カセットのラベル貼付
部23の面積が少なくなるという問題点を有していた。
さらに、カセットの状態検知は側面の検知孔からしか行
えないという問題点をも有していた。
【0011】本発明は上記のような問題点を解決するも
ので、カセットの側面からでも底面からでもカセットの
状態を検知することができ、かつ、カセットの小型化が
実現でき、ラベル貼付部の面積も広くできるテープカセ
ットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、一対のテープリールを内蔵したカセット筐
体と、カセット筐体の背面に設けられた第1の検知孔
と、カセット筐体の底面に設けられた第2の検知孔と、
カセット筐体に上下方向に移動可能に構成され、第1及
び第2の検知孔を開閉する検知部材と、検知部材を所定
の位置に保持する保持手段とを備えたものである。
【0013】
【作用】上記構成により、検知部材を上下に移動させ、
カセットの背面と底面とに設けたそれぞれの検知孔を開
閉することにより、検知部材が平面的に動かないので小
型のカセットが実現でき、かつ、カセットの背面と底面
との両方に検知孔を設けることができ、かつ、検知部材
が上下に動くので、ラベル貼付部を広くすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。
【0015】図1は本実施例のテープカセットの構成を
示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、
(c)はその背面図である。図2はテープカセットを示
し、(a)は平面図、(b)は側面の部分断面図、
(c)は背面図である。図3は検知部材を示し、(a)
はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその背面
図である。図1〜図3において、24はカセット筐体で
あり、上ハーフ25と下ハーフ26とから構成されてお
り、上ハーフ25と下ハーフ26が上下から相互に嵌合
されて一体の筐体を形成している。カセット筐体24内
には一対のテープリール27、28が回転自在に収納さ
れており、磁気テープ29がこれらテープリール27、
28に巻装されて収納されている。カセット筐体24の
前面には略カセット全幅に開口面30が設けられてお
り、左右両端部に設けられた一対のテープガイド31、
32に案内されて、磁気テープ29が開口面30に沿っ
て架張されている。開口面30は略コの字状に形成され
た前蓋33によって覆われ、その両端部33aの内側に
は一対の支点ピン34が一体に形成されており、この支
点ピン34がカセット筐体24に設けられた軸穴35に
係合して前蓋33が回動自在に保持されている。
【0016】また、開口面30に沿って架張された磁気
テープ29の上部は支軸36を介して前蓋30と連結さ
れた上蓋37によって覆われ、その両端部37aの内側
には、一対のガイドピン38が一体に形成されており、
上ハーフ25の両端面に設けられたガイド溝39に沿っ
て摺動自在になるように係合されている。
【0017】なお、前蓋33は図示されていない付勢手
段により常に閉口状態となる方向に付勢されているとと
もに、図示されていないロック手段によりロック手段を
解除しない限り、前蓋33は簡単には開閉しないように
構成されている。
【0018】40はカセット筐体24の背面に設けられ
た第1の検知孔で、41は同底面に設けられた第2の検
知孔である。
【0019】図3において、42は検知部材であり、そ
の両側に設けられた凸部43がカセット筐体24に設け
られたガイド部44に係合することにより、カセット筐
体24に対し、上下方向に移動自在に保持されている。
45は検知部材42に弾性的に設けられた爪部であり、
柱部46の弾性的なたわみによって、カセット筐体24
に設けられた第1の凹部47及び第2の凹部48に係合
することにより、それぞれの位置で検知部材42は保持
されている。49は検知部材42の底面凸部で、検知部
材42が下方へ移動した時に、カセット筐体24の第2
の検知孔41を塞ぐ。50は検知部材42の移動用凹部
である。51はカセット筐体24の背面のラベル貼付部
である。
【0020】以上のように構成された本実施例について
その動作を説明する。図4はカセット筐体24の背面の
第1の検知孔40によりリーフスイッチ52を用いてカ
セットの状態を検知している、本カセットを用いた第1
の使用例を示す図であり、図5はカセット筐体24の底
面の第2の検知孔41により、プッシュスイッチ53を
用いてカセットの状態を検知している本カセットを用い
た第2の使用例を示す図であり、共に、(a)は検知部
材42が上にある時、(b)は検知部材42が下にある
時を示すものである。また、図4、図5は共に図1
(a)中に表されたA−A断面図によっている。検知部
材42はその背面に設けられた移動用凹部50を使用者
の指の爪などに引っかけることによって、上下に移動さ
せることができ、その位置によってあらかじめ定められ
たカセットの状態、例えばVTRなどによってそのカセ
ットが磁気テープに既に記録されているものを消去して
上からさらに記録してよいかどうかの状態を決定するこ
とができる。
【0021】また、検知部材42は上あるいは下の位置
でその爪部45がカセットの第1の凹部47あるいは第
2の凹部48に係合することにより、その位置を保持さ
れる。検知部材42を移動させるには、その柱部46を
弾性的にたわませるだけの力を、その移動用凹部50に
加えればよい。
【0022】図4では、検知部材42の背面がVTR等
の装置本体に設けられたリーフスイッチ52を押し込む
あるいは押し込まない、また、図5では検知部材42の
底面凸部49がVTR等の装置本体に設けられたプッシ
ュスイッチ53を押し込むあるいは押し込まないことに
より、カセットの状態を検知することができる。
【0023】また、図1(c)により明らかなようにラ
ベルの貼付部51の面積も広くすることができる。
【0024】以上のように本実施例によれば、テープカ
セットの背面と底面にそれぞれ第1と第2の検知孔を設
け、凸部43とガイド部44により上下方向に移動可能
にカセット筐体24に保持され、第1と第2の検知孔を
開閉する検知部材42を設け、かつ、検知部材42の爪
部45がカセット筐体24の第1の凹部47あるいは第
2の凹部48に係合することによりその位置を保持する
ことにより、カセットの側面からでも底面からでも、カ
セットの状態を検知でき、かつカセットの小型化が実現
でき、さらにラベル貼付部の面積も広くすることができ
るものである。
【0025】なお、本実施例では、検知部材42に凸部
43を、カセット筐体24にガイド部44を設けたが、
この凹凸の関係は逆であっても、あるいは全く別の構成
であっても検知部材42が上下に移動可能に保持される
ものであればよい。
【0026】また、検知部材42は爪部45とカセット
筐体24の第1及び第2の凹部47、48によって、そ
の位置を保持されるとしたが、別の保持部材であっても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カセット
の側面からでも底面からでもカセットの状態を検知する
ことができ、かつ、カセットの小型化が実現でき、ラベ
ル貼付部の面積も広くできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例のテープカセットの構
成を示す平面図 (b)同側面図 (c)同背面図
【図2】(a)同実施例におけるカセット筐体の構成を
示す平面図 (b)同側面断面図 (c)同背面図
【図3】(a)同実施例における検知部材の構成を示す
平面図 (b)同側面図 (c)同背面図
【図4】同実施例の第1の使用例を示す側面断面図
【図5】同実施例の第2の使用例を示す側面断面図
【図6】(a)従来のテープカセットの構成を示す平面
図 (b)同側面図 (c)同背面図
【符号の説明】
24 カセット筐体 40 第1の検知孔 41 第2の検知孔 42 検知部材 43 凸部 44 ガイド部 45 爪部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のテープリールを内蔵したカセット
    筐体と、前記カセット筐体の背面に設けられた第1の検
    知孔と、前記カセット筐体の底面に設けられた第2の検
    知孔と、前記カセット筐体に上下方向に移動可能に構成
    され、前記第1及び第2の検知孔を開閉する検知部材
    と、前記検知部材を所定の位置に保持する保持手段とを
    備えたことを特徴とするテープカセット。
JP5310433A 1993-12-10 1993-12-10 テープカセット Pending JPH07169141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310433A JPH07169141A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5310433A JPH07169141A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 テープカセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07169141A true JPH07169141A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18005193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5310433A Pending JPH07169141A (ja) 1993-12-10 1993-12-10 テープカセット

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JP (1) JPH07169141A (ja)

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