JPH04344377A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH04344377A JPH04344377A JP11727091A JP11727091A JPH04344377A JP H04344377 A JPH04344377 A JP H04344377A JP 11727091 A JP11727091 A JP 11727091A JP 11727091 A JP11727091 A JP 11727091A JP H04344377 A JPH04344377 A JP H04344377A
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- JP
- Japan
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- cassette
- tape
- slider
- tape cassette
- magnetic tape
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Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダのような磁気ヘッドを内蔵したシリンダに磁気テ
ープを所定角巻回して記録再生を行う磁気記録再生装置
に用いられるテープカセットに関するものである。
コーダのような磁気ヘッドを内蔵したシリンダに磁気テ
ープを所定角巻回して記録再生を行う磁気記録再生装置
に用いられるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転ヘッド式磁気テープ装置に使
用されるテープカセットは磁気テープを引き出すための
テープ引出部材を挿入する開口部を形成したもので、実
開昭62−150784号公報に示されるような構成の
テープカセットが一般的であった。以下、その構成につ
いて図6および図7を参照しながら説明する。
用されるテープカセットは磁気テープを引き出すための
テープ引出部材を挿入する開口部を形成したもので、実
開昭62−150784号公報に示されるような構成の
テープカセットが一般的であった。以下、その構成につ
いて図6および図7を参照しながら説明する。
【0003】図に示すように、磁気テープ装置に使用す
るテープカセットはカセット本体31と回動蓋32と摺
動蓋33とで構成されている。回動蓋32の前面には切
欠き34および35、カセット本体31にはローディン
ググリップ36、摺動蓋33は回動蓋32の切欠き35
の後方に溝37と係合穴38および39が形成されてい
る。摺動蓋33はバネなどにより常に回動蓋32の方向
に付勢されカセット本体31に形成した係合突起40で
係合穴38或は39で係止されるようになっている。
るテープカセットはカセット本体31と回動蓋32と摺
動蓋33とで構成されている。回動蓋32の前面には切
欠き34および35、カセット本体31にはローディン
ググリップ36、摺動蓋33は回動蓋32の切欠き35
の後方に溝37と係合穴38および39が形成されてい
る。摺動蓋33はバネなどにより常に回動蓋32の方向
に付勢されカセット本体31に形成した係合突起40で
係合穴38或は39で係止されるようになっている。
【0004】このテープカセットをスロットイン方式の
カセット装填装置のついた磁気記録再生装置などで使用
するとき、カセットホルダ(図示せず)などに挿入する
ことにより、カセット装填装置がテープカセットの挿入
を感知し、制御回路および駆動回路が作動してテープカ
セットの装填動作が行われる。
カセット装填装置のついた磁気記録再生装置などで使用
するとき、カセットホルダ(図示せず)などに挿入する
ことにより、カセット装填装置がテープカセットの挿入
を感知し、制御回路および駆動回路が作動してテープカ
セットの装填動作が行われる。
【0005】装填動作は、ローディンググリップ36に
係合する係止部を形成した引き込み手段(図示せず)で
テープカセットを移動させ、回動蓋32の前面に形成し
た切欠き35から進入したカセットホルダに形成された
ロック解放手段でカセット本体31の係合突起40によ
る摺動蓋33の係止を解放し、つづいて回動蓋32の前
面に形成した切欠き34から進入したカセットホルダに
形成された爪が摺動蓋33と当接して、引き込み手段に
より移動されるカセット本体31との相対移動で摺動蓋
33を後退させ、カセット本体31の係合突起40と摺
動蓋33の係合穴39が係合されて係止する。
係合する係止部を形成した引き込み手段(図示せず)で
テープカセットを移動させ、回動蓋32の前面に形成し
た切欠き35から進入したカセットホルダに形成された
ロック解放手段でカセット本体31の係合突起40によ
る摺動蓋33の係止を解放し、つづいて回動蓋32の前
面に形成した切欠き34から進入したカセットホルダに
形成された爪が摺動蓋33と当接して、引き込み手段に
より移動されるカセット本体31との相対移動で摺動蓋
33を後退させ、カセット本体31の係合突起40と摺
動蓋33の係合穴39が係合されて係止する。
【0006】このカセットがホルダに保持されたままの
状態で、テープカセットが磁気記録再生装置の所定の位
置に装着されることにより、磁気記録再生装置に備えら
れた開閉手段で回動蓋32が回動全開され、開口部にテ
ープ引出し手段が挿入され、テープ引出し手段が移動し
てドラム装置へ磁気テープを引出し巻回する。
状態で、テープカセットが磁気記録再生装置の所定の位
置に装着されることにより、磁気記録再生装置に備えら
れた開閉手段で回動蓋32が回動全開され、開口部にテ
ープ引出し手段が挿入され、テープ引出し手段が移動し
てドラム装置へ磁気テープを引出し巻回する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテー
プカセットではローディンググリップが露出してラベル
の貼付範囲やテープのぞき窓の設定範囲など外観に制約
ができ、さらにローディンググリップの前に回動蓋32
が回動してカセット本体31上を占拠するのでカセット
装填装置の引込み手段はその回動蓋32を跨ぐように上
部に張り出た構成とすることが必要となり機器の小型化
に支障をきたすという問題点があった。
プカセットではローディンググリップが露出してラベル
の貼付範囲やテープのぞき窓の設定範囲など外観に制約
ができ、さらにローディンググリップの前に回動蓋32
が回動してカセット本体31上を占拠するのでカセット
装填装置の引込み手段はその回動蓋32を跨ぐように上
部に張り出た構成とすることが必要となり機器の小型化
に支障をきたすという問題点があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、磁気
記録再生装置のカセット装填装置のカセットホルダへテ
ープカセットを挿入することで、テープカセットの磁気
テープおよび開口部を露出させカセットホルダ内でテー
プカセットを係止することのできるテープカセットを提
供することを目的としている。
記録再生装置のカセット装填装置のカセットホルダへテ
ープカセットを挿入することで、テープカセットの磁気
テープおよび開口部を露出させカセットホルダ内でテー
プカセットを係止することのできるテープカセットを提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープカセットは、上ハーフと下ハーフとか
らなり、磁気テープを巻回した供給および巻取リールを
収納し、前記磁気テープを前面開口部に架張したカセッ
ト本体と、前面方向に常時付勢されて前記カセット本体
開口部の天面および底面を覆い、前記カセット本体に前
後に摺動するスライダと、前記磁気テープを前面で覆い
、前記カセット本体に軸支され前記スライダによって回
動および摺動される前蓋とよりなり、前記カセット本体
に前記スライダの後方への摺動により露出する係止部を
形成した構成としている。
に本発明のテープカセットは、上ハーフと下ハーフとか
らなり、磁気テープを巻回した供給および巻取リールを
収納し、前記磁気テープを前面開口部に架張したカセッ
ト本体と、前面方向に常時付勢されて前記カセット本体
開口部の天面および底面を覆い、前記カセット本体に前
後に摺動するスライダと、前記磁気テープを前面で覆い
、前記カセット本体に軸支され前記スライダによって回
動および摺動される前蓋とよりなり、前記カセット本体
に前記スライダの後方への摺動により露出する係止部を
形成した構成としている。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、磁気記録再生装
置に具備されている装填装置のカセットホルダにテープ
カセットを挿入することで、テープカセットのスライダ
を後方に摺動させ、このスライダの後方への摺動に連動
して前蓋を回動および摺動して前面に架張した磁気テー
プを露出させ、同時にカセットホルダに形成した係止手
段でカセット本体の係止部と係合してカセット本体をカ
セットホルダに係止することができる。
置に具備されている装填装置のカセットホルダにテープ
カセットを挿入することで、テープカセットのスライダ
を後方に摺動させ、このスライダの後方への摺動に連動
して前蓋を回動および摺動して前面に架張した磁気テー
プを露出させ、同時にカセットホルダに形成した係止手
段でカセット本体の係止部と係合してカセット本体をカ
セットホルダに係止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、上ハーフ1aおよび下ハ
ーフ1bよりなるテープカセット1に磁気テープ2を巻
回した供給リール3と巻取リール4が収納され、磁気テ
ープ2はテープカセット1に形成された固定ポスト1c
,1dに架張され、開口部11を囲んでいる。また下ハ
ーフ1bには係止部91および92が形成されている。
ーフ1bよりなるテープカセット1に磁気テープ2を巻
回した供給リール3と巻取リール4が収納され、磁気テ
ープ2はテープカセット1に形成された固定ポスト1c
,1dに架張され、開口部11を囲んでいる。また下ハ
ーフ1bには係止部91および92が形成されている。
【0013】前蓋5はテープカセット1の固定ポスト1
c,1dで架張された磁気テープ2を前面で覆い、両端
のリブ51および54に形成された第1の長孔52およ
び55でテープカセット1の側面に形成した軸101お
よび102に係合し、さらに両端のリブ51および54
に形成された第2の長孔53および56でスライダ6の
側面61および63に形成された軸62,64に係合し
ている。
c,1dで架張された磁気テープ2を前面で覆い、両端
のリブ51および54に形成された第1の長孔52およ
び55でテープカセット1の側面に形成した軸101お
よび102に係合し、さらに両端のリブ51および54
に形成された第2の長孔53および56でスライダ6の
側面61および63に形成された軸62,64に係合し
ている。
【0014】スライダ6はバネ(図示せず)により前面
方向に常時付勢されテープカセット1の開口部11にあ
って、開口部11を天面および底面で覆い、前蓋5に対
向して前蓋5で前面を覆われた磁気テープ2を外部と遮
断している。またスライダ6はテープカセット1の側面
も側面61および63で覆い上ハーフ1aおよび下ハー
フ1bに摺動自在に装着されている。側面61および6
3にはその内側に軸62および64を形成している。
方向に常時付勢されテープカセット1の開口部11にあ
って、開口部11を天面および底面で覆い、前蓋5に対
向して前蓋5で前面を覆われた磁気テープ2を外部と遮
断している。またスライダ6はテープカセット1の側面
も側面61および63で覆い上ハーフ1aおよび下ハー
フ1bに摺動自在に装着されている。側面61および6
3にはその内側に軸62および64を形成している。
【0015】上記した構成において動作を説明すると、
まず磁気記録再生装置への装着時にはテープカセット1
を磁気記録再生装置のカセット装填装置に備えられたカ
セットホルダ(図示せず)にテープカセット1を挿入す
る。テープカセット1を挿入する過程でスライダ6の一
部が係止突起に当接してテープカセット1とスライダ6
が相対的に前後に摺動する。
まず磁気記録再生装置への装着時にはテープカセット1
を磁気記録再生装置のカセット装填装置に備えられたカ
セットホルダ(図示せず)にテープカセット1を挿入す
る。テープカセット1を挿入する過程でスライダ6の一
部が係止突起に当接してテープカセット1とスライダ6
が相対的に前後に摺動する。
【0016】これにより、テープカセット1の挿入動作
によるテープカセット1の押圧でスライダ6をバネの付
勢力に抗して後方A矢方向へ摺動して磁気テープ2の非
磁性面を露出させる。同時にスライダ6の側面61およ
び63に形成された軸62および64が水平方向に移動
して前蓋5のリブ51および54に形成された第2の長
孔53および56を押圧する。これにより前蓋5は前蓋
5の両端のリブ51および54に形成された第1の長孔
52および55で係合したテープカセット1の両側面に
形成した軸101,102を支点としてB矢方向に略々
90度回動され磁気テープ2の磁性面が露出され図5の
状態になる。
によるテープカセット1の押圧でスライダ6をバネの付
勢力に抗して後方A矢方向へ摺動して磁気テープ2の非
磁性面を露出させる。同時にスライダ6の側面61およ
び63に形成された軸62および64が水平方向に移動
して前蓋5のリブ51および54に形成された第2の長
孔53および56を押圧する。これにより前蓋5は前蓋
5の両端のリブ51および54に形成された第1の長孔
52および55で係合したテープカセット1の両側面に
形成した軸101,102を支点としてB矢方向に略々
90度回動され磁気テープ2の磁性面が露出され図5の
状態になる。
【0017】さらにテープカセット1を押圧することで
スライダ6を後方へ摺動することにより、スライダ6が
スライダ6の側面61および63に形成された軸62,
64で前蓋5のリブ51および54に形成された長孔5
3および56の凹部53aおよび56aで係止して前蓋
5を後方へ押圧し、前蓋5は前蓋5のリブ51および5
4に形成された第1の長孔52および55がテープカセ
ット1の両側面の軸101,102に係合して案内され
スライダ6と一体で後方へ移動する。そして、このスラ
イダ6の後方への移動でテープカセット1の下ハーフ1
bに形成された係止部91および92が露出する。
スライダ6を後方へ摺動することにより、スライダ6が
スライダ6の側面61および63に形成された軸62,
64で前蓋5のリブ51および54に形成された長孔5
3および56の凹部53aおよび56aで係止して前蓋
5を後方へ押圧し、前蓋5は前蓋5のリブ51および5
4に形成された第1の長孔52および55がテープカセ
ット1の両側面の軸101,102に係合して案内され
スライダ6と一体で後方へ移動する。そして、このスラ
イダ6の後方への移動でテープカセット1の下ハーフ1
bに形成された係止部91および92が露出する。
【0018】このときカセットホルダに係止手段をテー
プカセット1の下ハーフ1bに形成された係止部91お
よび92の移動範囲内に設定し設けておけば、テープカ
セット1の押圧が解放されたときテープカセット1はス
ライダ6を前方に付勢する付勢力の反力により後方に移
動しようとするが、カセットホルダの係止手段と下ハー
フ1bの係止部91および92が係合してテープカセッ
ト1が係止され、テープカセット1がカセットホルダ内
で保持され図6の状態になる。
プカセット1の下ハーフ1bに形成された係止部91お
よび92の移動範囲内に設定し設けておけば、テープカ
セット1の押圧が解放されたときテープカセット1はス
ライダ6を前方に付勢する付勢力の反力により後方に移
動しようとするが、カセットホルダの係止手段と下ハー
フ1bの係止部91および92が係合してテープカセッ
ト1が係止され、テープカセット1がカセットホルダ内
で保持され図6の状態になる。
【0019】図6の状態ではテープカセット1の開口部
11の天面および底面が開放され前蓋5はテープカセッ
ト1の開口部11の上部に略々90度回動してもテープ
引出部材を挿入するに必要充分な隙間をとっている。
11の天面および底面が開放され前蓋5はテープカセッ
ト1の開口部11の上部に略々90度回動してもテープ
引出部材を挿入するに必要充分な隙間をとっている。
【0020】この状態で磁気テープ装置の基準位置へ装
着されれば、テープカセット1の開口部11に挿入した
テープ引出部材が供給リール3或は巻取リール4から磁
気テープ2を引出し回転ヘッドを搭載したドラム近傍の
位置へ移動して磁気テープ2を回転ヘッドを搭載したド
ラムへ巻き付けることができ、回転ヘッドを搭載したド
ラムを回転し供給側リール3および巻取り側リール4を
回転させ磁気テープ2を走行させることにより磁気テー
プ2への記録或は再生が可能となる。
着されれば、テープカセット1の開口部11に挿入した
テープ引出部材が供給リール3或は巻取リール4から磁
気テープ2を引出し回転ヘッドを搭載したドラム近傍の
位置へ移動して磁気テープ2を回転ヘッドを搭載したド
ラムへ巻き付けることができ、回転ヘッドを搭載したド
ラムを回転し供給側リール3および巻取り側リール4を
回転させ磁気テープ2を走行させることにより磁気テー
プ2への記録或は再生が可能となる。
【0021】次に、磁気テープ装置からの排出時には、
回転ヘッドを搭載したドラムに巻き付けられた磁気テー
プ2をテープ引出部材の移動と共に供給側リール3或は
巻取側リール4に巻き込み、テープカセット1の開口部
11にテープ引出部材が移動して、さらにテープ引出部
材がテープカセット1の開口部11から抜かれてテープ
カセット1が閉動作に移る。
回転ヘッドを搭載したドラムに巻き付けられた磁気テー
プ2をテープ引出部材の移動と共に供給側リール3或は
巻取側リール4に巻き込み、テープカセット1の開口部
11にテープ引出部材が移動して、さらにテープ引出部
材がテープカセット1の開口部11から抜かれてテープ
カセット1が閉動作に移る。
【0022】閉動作は、カセットホルダの係止手段を磁
気記録再生装置の制御で変位させることなどにより、カ
セットホルダの係止手段とテープカセット1の下ハーフ
1bの係止部91および92との係合が解放されてスラ
イダ6がバネの反力により前方へ摺動することにより始
まり、スライダ6がスライダ6の側面61および63に
形成された軸62,64により前蓋5を前蓋5のリブ5
1および54に形成された第2の長孔53および56を
押圧し、前蓋5がテープカセット1の両側面に形成した
軸101,102に前蓋5のリブ51および54に形成
された第1の長孔52および55で係合して案内されス
ライダ6と一体で前方へ移動し、テープカセット1の両
側面に形成した軸101,102が前蓋5のリブ51お
よび54に形成された第1の長孔52および55の一端
に当接して図5の状態になる。
気記録再生装置の制御で変位させることなどにより、カ
セットホルダの係止手段とテープカセット1の下ハーフ
1bの係止部91および92との係合が解放されてスラ
イダ6がバネの反力により前方へ摺動することにより始
まり、スライダ6がスライダ6の側面61および63に
形成された軸62,64により前蓋5を前蓋5のリブ5
1および54に形成された第2の長孔53および56を
押圧し、前蓋5がテープカセット1の両側面に形成した
軸101,102に前蓋5のリブ51および54に形成
された第1の長孔52および55で係合して案内されス
ライダ6と一体で前方へ移動し、テープカセット1の両
側面に形成した軸101,102が前蓋5のリブ51お
よび54に形成された第1の長孔52および55の一端
に当接して図5の状態になる。
【0023】さらにスライダ6がバネの反力で前方へ摺
動することにより、スライダ6の側面61および63に
形成された軸62,64が前蓋5のリブ51および54
に形成された第2の長孔53および56を押圧し、前蓋
5は前蓋5のリブ51および54に形成された第1の長
孔52および55が係合したテープカセット1の両側面
に形成した軸101,102を支点として回動され図4
の状態になり、テープカセット1の開口部11の天面お
よび底面がスライダ6で覆われスライダ6と前蓋5が当
接して磁気テープ2が外部と遮断される。
動することにより、スライダ6の側面61および63に
形成された軸62,64が前蓋5のリブ51および54
に形成された第2の長孔53および56を押圧し、前蓋
5は前蓋5のリブ51および54に形成された第1の長
孔52および55が係合したテープカセット1の両側面
に形成した軸101,102を支点として回動され図4
の状態になり、テープカセット1の開口部11の天面お
よび底面がスライダ6で覆われスライダ6と前蓋5が当
接して磁気テープ2が外部と遮断される。
【0024】このように本実施例のテープカセットによ
れば、下ハーフ1bに係止部91および92を形成して
カセットホルダなどに係合係止することによりカセット
ホルダにテープカセット1を安定に位置精度高く保持す
ることができ、また係止部91および92がスライダ6
に覆われる構成としたのでラベルの貼付範囲やテープの
ぞき窓の設定範囲に制約がなく、さらにスライダ6の後
方への初期摺動により磁気テープ2の磁性面を覆う前蓋
5を上部に回動し、後に続くスライダ6の後方への摺動
により前蓋5がスライダ6と一体となって移動すること
により、占有空間が小さく、テープ引出部材を挿入する
テープカセット1の開口部11の上部空間を大きなテー
プカセットを実現できる。
れば、下ハーフ1bに係止部91および92を形成して
カセットホルダなどに係合係止することによりカセット
ホルダにテープカセット1を安定に位置精度高く保持す
ることができ、また係止部91および92がスライダ6
に覆われる構成としたのでラベルの貼付範囲やテープの
ぞき窓の設定範囲に制約がなく、さらにスライダ6の後
方への初期摺動により磁気テープ2の磁性面を覆う前蓋
5を上部に回動し、後に続くスライダ6の後方への摺動
により前蓋5がスライダ6と一体となって移動すること
により、占有空間が小さく、テープ引出部材を挿入する
テープカセット1の開口部11の上部空間を大きなテー
プカセットを実現できる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればテープカセットの外観に不用な凹凸をつけるこ
となく、テープカセットを磁気記録再生装置の装填装置
に設けられたカセットホルダに挿入する動作のみでテー
プカセットをカセットホルダ内に位置精度よく保持する
ことが可能であり、かつ磁気テープおよびテープ引出し
部材を挿入する開口部を露出でき、記録再生装置への装
着時にもスライダを後方へ摺動し前蓋をテープ引出部材
が挿入される開口部の上部空間をとり回動全開している
のでカセット本体外への占有空間を小さくしたカセット
テープを提供できる。
によればテープカセットの外観に不用な凹凸をつけるこ
となく、テープカセットを磁気記録再生装置の装填装置
に設けられたカセットホルダに挿入する動作のみでテー
プカセットをカセットホルダ内に位置精度よく保持する
ことが可能であり、かつ磁気テープおよびテープ引出し
部材を挿入する開口部を露出でき、記録再生装置への装
着時にもスライダを後方へ摺動し前蓋をテープ引出部材
が挿入される開口部の上部空間をとり回動全開している
のでカセット本体外への占有空間を小さくしたカセット
テープを提供できる。
【図1】本発明の実施例によるテープカセットの底面側
より見た要部拡大斜視図
より見た要部拡大斜視図
【図2】本発明の実施例によるテープカセットのスライ
ダが全開した時の底面側より見た全体斜視図
ダが全開した時の底面側より見た全体斜視図
【図3】本
発明の実施例のテープカセットのカセット蓋全閉時の側
面図
発明の実施例のテープカセットのカセット蓋全閉時の側
面図
【図4】本発明の実施例のテープカセットのカセット蓋
およびスライダの開閉動作時の側面図
およびスライダの開閉動作時の側面図
【図5】本発明の実施例のテープカセットのカセット蓋
およびスライダの全開時の側面図
およびスライダの全開時の側面図
【図6】従来例のテープカセットの上面から見た斜視図
【図7】従来例のテープカセットの底面側より見た斜視
図
図
1 テープカセット
2 テープ
5 前蓋
6 スライダ
91,92 係止部
Claims (1)
- 【請求項1】 上ハーフと下ハーフとからなり、磁気
テープを巻回した供給および巻取リールを収納し、前記
磁気テープを前面開口部に架張したカセット本体と、前
面方向に常時付勢されて前記カセット本体開口部の天面
および底面を覆い、前記カセット本体に前後に摺動する
スライダと、前記磁気テープを前面で覆い、前記カセッ
ト本体に軸支され前記スライダによって回動および摺動
される前蓋とよりなり、前記カセット本体に前記スライ
ダの後方への摺動により露出する係止部を形成したテー
プカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11727091A JPH04344377A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11727091A JPH04344377A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | テープカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344377A true JPH04344377A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=14707603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11727091A Pending JPH04344377A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344377A (ja) |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP11727091A patent/JPH04344377A/ja active Pending
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