JPH04276369A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH04276369A
JPH04276369A JP3724691A JP3724691A JPH04276369A JP H04276369 A JPH04276369 A JP H04276369A JP 3724691 A JP3724691 A JP 3724691A JP 3724691 A JP3724691 A JP 3724691A JP H04276369 A JPH04276369 A JP H04276369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
tape
tape cassette
cassette
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3724691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Yabuki
達浩 矢吹
Osamu Zaitsu
修 財津
Mitsuo Uchiumi
充朗 内海
Makoto Okuda
誠 奥田
Jiro Kajino
二郎 梶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3724691A priority Critical patent/JPH04276369A/ja
Priority to US07/842,923 priority patent/US5331498A/en
Priority to EP19920103692 priority patent/EP0502505A3/en
Priority to KR1019920003571A priority patent/KR920018740A/ko
Publication of JPH04276369A publication Critical patent/JPH04276369A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダのような磁気ヘッドを内蔵したシリンダに磁気テ
ープを所定角巻回して記録再生を行う磁気記録再生装置
に用いられるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の回転ヘッド式記録再生装置に使用
されるテープカセットは、テープを引き出すためのテー
プ引出部材を挿入するマウス部を形成したもので、特開
平1−320693号公報に示されるような構成のテー
プカセットが一般的であった。
【0003】以下、その構成について図10〜図13を
参照しながら説明する。図に示すように、記録再生装置
に使用するテープカセット31は、テープ32を巻回し
た供給リール33及び巻取リール34を収納し、テープ
32は供給リール33と巻取リール34の間を回転ヘッ
ドを搭載したドラム(図示せず)へテープ32をテープ
カセット31より引出し巻回するテープ引出部材を挿入
するための開口部35を形成して架張されている。架張
されたテープ32は前蓋36と後蓋37で覆われ、容易
にはテープ32に触れられないようになっている。記録
再生装置への装着時には、カセットホルダ(図示せず)
に立設されているリッド解除ピン39によって図12の
位置から図13の位置にリッド解除部材38が移動する
ことによって、リッド解除部材に構成されたバネ力に抗
し、前蓋36に形成されているリッドストッパ36aに
係合している部分が解除される。次に、前蓋36と後蓋
37が記録再生装置に具備しているカセットホルダに取
り付けられているリッド解放ピン40によって上方に回
動し、テープ32が露出され、テープ引出し部材により
回転ヘッドを搭載したドラムにテープが引出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のテー
プカセット31では前蓋36と後蓋37を回動全開する
記録再生可能状態時に至るまで、リッド解除部材39と
リッド解放ピン40の2種類の部材を介してテープカセ
ット31を記録再生可能な状態にしなければならないな
どの問題点を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、記録
再生装置へのテープカセット装着時に、記録再生装置に
具備されている単一の部材によって前面に架張された磁
気テープが露出できるテープカセットを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープカセットは、上ハーフと下ハーフとか
らなり、テープを巻回した供給及び巻取リールを収納し
、前記テープを開口部に架張したカセット本体と、前記
カセット本体開口部の天面及び底面を覆い、前記底面部
に前方に開放した凹部を有し、前記カセット本体に摺動
するスライダと、前記テープを前面で覆い、前記カセッ
ト本体に軸支され、前記スライダによって回動及び摺動
される前蓋と、前記スライダと係合し、前記前蓋及び前
記スライダの係止を行うロック手段とからなり、前記ロ
ック手段が前記スライダと係合する第1の位置にある時
、前記ロック手段の一部が前記スライダの前記凹部上面
の少なくとも一部を覆い、前記ロック手段が前記スライ
ダと非係合となる第2の位置にある時、前記ロック手段
による前記スライダの前記凹部上面への覆いが解除され
るよう構成している。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、記録再生装置に
具備されている単一の部材がスライダの凹部に前方より
進入し前記ロック手段を第1の位置から第2の位置に移
動させ、スライダのロックが解除される。その後、さら
に進入すると凹部に当接してスライダを後方へ移動させ
、前蓋をも回動及び後方への移動が行われて前面に架張
された磁気テープが露出される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図9を
参照しながら説明する。
【0009】図3に示すように、テープカセット1は上
ハーフ1a及び下ハーフ1b,前蓋5,スライダ6より
なる。図1は前面蓋5によって前面に架張されたテープ
2を覆っている状態の平面図である。図1及び図2に示
すように、テープカセット1にはテープ2を巻回した供
給側リール3と巻取側リール4が収納されている。また
、テープ2はテープカセット1に形成された固定ポスト
1c,1dによって前面に架張され、開口部11を囲ん
でいる。
【0010】図4は図1の側面図である。図1及び図4
に示すように、前蓋5はテープカセット1の固定ポスト
1c,1dで架張されたテープ2を前面で覆い、両端の
リブ51,54に形成された長孔52,55でテープカ
セット1の側面に形成した軸101,102に係合し、
さらに両端のリブ51,54に形成された長孔53,5
6でスライダ6の折曲部61,63に植立された軸62
,64に係合している。また、前蓋5の前面には記録再
生装置(図示せず)に立設されたピン68が嵌脱可能に
切り欠き部5aが成形されている。
【0011】スライダ6はバネ(図示せず)により前蓋
5の方向に押圧され、テープカセット1の開口部11に
あって開口部11を天面及び底面で覆い、且つ、前蓋5
に対向して前蓋5で前面を覆われたテープ2を密閉し、
底面の両端はテープカセット1の側面へ折曲部61及び
62を立ち上げ上ハーフ1a及び下ハーフ1bに摺動自
在に装着されている。また、記録再生装置(図示せず)
に立設しているピン68と係合する切り欠き部6aを底
面に形成している。
【0012】図7を用いて前蓋5及びスライダ6のロッ
ク機構を説明する。前蓋5に成形された切り欠き孔5b
及びスライダ6の折曲部63に成形された切り欠き孔6
3aと係合するロック部材65によって前蓋5とスライ
ダ6は係止されている。ロック部材65は下ハーフ1b
に立設されているピン66に対しては回動動可能に支持
され、ピン67で一端を固着して取り付けられている。 ロック部材65はピン67近傍の幅狭な弾性部100に
よってピン66を中心に時計方向の回転付勢力を有して
いる。
【0013】上記した構成において、以下に動作を説明
する。テープカセット1を記録再生装置のカセットホル
ダ(図示せず)に装着して、図7及び図8のように、テ
ープカセット1をカセットホルダに立設しているピン6
8がスライダ6に形成されている切り欠き部6aと係合
する位置まで移動させることによって、ロック部材65
は、弾性部100の時計方向の回転付勢力に抗して移動
し、前蓋5の切り欠き孔5b及びスライダ6の折曲部6
3の切り欠き孔63aに係合しているロックピン部65
aを解除し、図8の状態となる。さらに、テープカセッ
ト1が移動すると、ピンがロック部材65に成形されて
いる長孔65bに案内されると共に、スライダ6がバネ
の付勢力に抗して供給側リール3及び巻取側リール4の
方向へ摺動し、テープ2の非磁性面を露出させ、同時に
スライダ6の折曲部61,63に植立された軸62,6
4が水平方向に移動させて前蓋5のリブ51,54に形
成された長孔53,56を押圧する。これにより、前蓋
5は前蓋5の両端のリブ51,54に形成された長孔5
2,55で係合したテープカセット1の両側面に形成し
た軸101,102を支点として略々90度回動され、
テープ2の磁性面が露出され、図5,図9の状態になる
【0014】この後、さらにテープカセット1を移動し
、スライダ6の摺動が行われることによって、スライダ
6がスライダ6の折曲部61,63に植立された軸62
,64で前蓋5のリブ51,52に形成された長孔52
,55の凹部で係止して前蓋5を押圧し、前蓋5は前蓋
5のリブ51,54に形成された長孔52,55がテー
プカセット1の両側面の軸101,102に係合して案
内され、スライダ6と一体で供給側リール3及び巻取側
リール4の方向へ移動して図6の状態になる。
【0015】図6の状態ではテープカセット1の開口部
11の天面及び底面が開放され、前蓋5はテープカセッ
ト1の開口部11の上部に略々90度回動してもテープ
引出部材を挿入するに必要充分な隙間をとっている。
【0016】この状態で記録再生装置の基準位置へテー
プカセットが装着されれば、テープカセット1の開口部
11に挿入したテープ引出部材が供給側リール3或は巻
取側リール4からテープ2を引出し、回転ヘッドを搭載
したドラム近傍の位置へ移動してテープ2を回転ヘッド
を搭載したドラムへ巻き付けることができ、回転ヘッド
を搭載したドラムを回転し、供給側リール3及び巻取り
側リール4を回転させテープを走行させることによりテ
ープ2への記録或は再生が可能となる。
【0017】次に、記録再生装置からの排出時には、回
転ヘッドを搭載したドラムに巻き付けられたテープ2を
テープ引出部材の移動と共に供給側リール3或は巻取側
リール4に巻き込み、テープカセット1の開口部11に
テープ引出部材が移動して、さらにテープ引出部材がテ
ープカセット1の開口部11から抜かれてテープカセッ
ト1が閉動作に移る。
【0018】閉動作は、スライダ6がバネの反力により
供給側リール3及び巻取側リール4から離れる方向へ摺
動することにより始まり、スライダ6がスライダ6の折
曲部61及び63に植立された軸62,64により前蓋
5を前蓋5のリブ51,52に形成された長孔52,5
5を押圧し、前蓋5がテープカセット1の両側面に形成
した軸101,102に前蓋5のリブ51,52に形成
された長孔52,55で係合して案内され、スライダ6
と一体で供給側リール3及び巻取側リール4から離れる
方向へ移動し、テープカセット1の両側面に形成した軸
101,102が前蓋5のリブ51,52に形成された
長孔52,55の一端に当接して図5の状態になる。
【0019】さらに、スライダ6を供給側リール3及び
巻取側リール4から離れる方向へ摺動することにより、
スライダ6の折曲部61及び63に植立された軸62,
64が前蓋5のリブ51,52に形成された長孔52,
55を押圧し、前蓋5は前蓋5のリブ51,52に形成
された長孔52,55が係合したテープカセット1の両
側面に形成した軸101,102を支点として回動され
ると共に、ピン68がロック部材65の長孔65bに案
内され、ロック部材65のロックピン部65aがロック
部材自体が有するバネの付勢力によって移動し、前蓋5
の切り欠き孔5b及びスライダ6の折曲部63の切り欠
き63aと係合することによって前蓋5及びスライダ6
を係止させ、テープ4がスライダ6と前蓋5に密閉され
、テープカセット1の開口部11の天面及び底面がスラ
イダ6で覆われ、図4,図8の状態になる。
【0020】なお、実施例においてはテープカセット1
がピン68に対して移動することによって、前蓋5及び
スライダ6などの動作について説明を行ったが、ピン6
8がテープカセット1に対して移動することによっても
同様の動作が得られる。
【0021】このように本発明の実施例のテープカセッ
トによれば、記録再生装置に具備している一部材によっ
てテープカセットの前蓋及びスライダのロック手段を解
除でき、且つ、スライダ6のリール方向への摺動により
テープ2の磁性面を覆う前蓋5を上部に回動し、さらに
リール方向へ移動することにより、占有空間が小さく、
テープ引出部材を挿入するテープカセット1の開口部1
1の上部空間を大きくできる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、テープカセットを記録再生装置のカセットホ
ルダに挿入する動作のみで、スライダ、前蓋のロックを
解除し、かつ、後方に移動させ前面に架張された磁気テ
ープを露出することができる。そして、このロック解除
と前面蓋の及びスライダの開放動作をカセットホルダに
設けられたピン等単一の部材で可能であり、必要な部品
点数を削減することができる。その結果、コスト低減に
結び付けることができる。
【0023】さらに、従来ではテープカセットを押し下
げる動作で蓋開放を行っていたため、蓋開閉軌跡のため
にシリンダとテープカセットを近接することができなか
ったが、本発明では蓋が既に開放しているため、前面に
架張したテープをシリンダに限界まで近接することがで
きる。また、前蓋とスライダでテープを密閉しているの
でテープの保護が可能であり、記録再生可能状態時には
スライダをリール方向へ摺動し、前蓋をテープ引出部材
が挿入される開口部の上部空間をとり回動全開している
ので、記録再生可能状態時にもカセット本体外への占有
空間を小さくでき、また、全閉する時にテープを前蓋及
びスライダで挟み込むことも極めて少ないカセットテー
プを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるテープカセット収納時
の状態を示す平面図
【図2】同実施例におけるテープカセット全開時の状態
を示す平面図
【図3】同実施例におけるテープカセットを示す斜視図
【図4】同実施例におけるテープカセット収納時の状態
を示す側面図
【図5】同実施例におけるテープカセット中間開動時の
状態を示す側面図
【図6】同実施例におけるテープカセット全開時の状態
を示す側面図
【図7】同実施例のテープカセット収納時におけるロッ
ク部材の要部平面図
【図8】同実施例のテープカセット中間開動時における
ロック部材の要部平面図
【図9】同実施例のテープカセット全開時におけるロッ
ク部材の要部平面図
【図10】従来のテープカセットを示す斜視図
【図11
】従来のテープカセットの要部側断面図
【図12】従来
のテープカセットの要部側面図
【図13】従来のテープ
カセットのリッド解放時の状態を示す要部側面図
【符号の説明】
1  テープカセット 2  テープ 5  前蓋 6  スライダ 65  ロック部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上ハーフと下ハーフとからなり、テー
    プを巻回した供給及び巻取リールを収納し、前記テープ
    を開口部に架張したカセット本体と、前記カセット本体
    開口部の天面及び底面を覆い、前記底面部に前方に開放
    した凹部を有し、前記カセット本体に摺動するスライダ
    と、前記テープを前面で覆い、前記カセット本体に軸支
    され、前記スライダによって回動及び摺動される前蓋と
    、前記スライダと係合し、前記前蓋及び前記スライダの
    係止を行うロック手段とからなり、前記ロック手段が前
    記スライダと係合する第1の位置にある時、前記ロック
    手段の一部が前記スライダの前記凹部上面の少なくとも
    一部を覆い、前記ロック手段が前記スライダと非係合と
    なる第2の位置にある時、前記ロック手段による前記ス
    ライダの前記凹部上面への覆いが解除されるよう構成し
    たテープカセット。
JP3724691A 1991-03-04 1991-03-04 テープカセット Pending JPH04276369A (ja)

Priority Applications (4)

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JP3724691A JPH04276369A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 テープカセット
US07/842,923 US5331498A (en) 1991-03-04 1992-02-27 Tape cassette including a locking slider
EP19920103692 EP0502505A3 (en) 1991-03-04 1992-03-04 A tape cassette
KR1019920003571A KR920018740A (ko) 1991-03-04 1992-03-04 테이프 카세트

Applications Claiming Priority (1)

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JPH04276369A true JPH04276369A (ja) 1992-10-01

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ID=12492275

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JP3724691A Pending JPH04276369A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 テープカセット

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