JPH0711910B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

Info

Publication number
JPH0711910B2
JPH0711910B2 JP4178990A JP4178990A JPH0711910B2 JP H0711910 B2 JPH0711910 B2 JP H0711910B2 JP 4178990 A JP4178990 A JP 4178990A JP 4178990 A JP4178990 A JP 4178990A JP H0711910 B2 JPH0711910 B2 JP H0711910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinch roller
tape
shutter
tape cassette
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4178990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03245383A (ja
Inventor
峰生 大島
昭信 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4178990A priority Critical patent/JPH0711910B2/ja
Priority to US07/640,734 priority patent/US5161079A/en
Priority to DE69112854T priority patent/DE69112854T2/de
Priority to EP91100499A priority patent/EP0438144B1/en
Publication of JPH03245383A publication Critical patent/JPH03245383A/ja
Publication of JPH0711910B2 publication Critical patent/JPH0711910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音楽や映像等の情報が記録/再生可能なテー
プ状記録媒体(以下「テープ」という。)を収納するテ
ープカセットに関するものである。
従来の技術 従来のテープカセットとしては、例えば第6図に示すコ
ンパクト・カセットがある。このコンパクト・カセット
31では、筐体33に磁気ヘッドを挿入する磁気ヘッド挿入
窓34およびピンチローラを挿入するピンチローラ挿入窓
35a,35b等からテープ32が筐体33より露出する構成とな
っている。
このようなコンパクト・カセット31では、上記開口窓か
ら塵埃等が侵入してテープの記録/再生面に付着した
り、手等がテープの記録/再生面に不測に触れてこれを
損傷することがある。
これらの不都合を解消するために、例えばビデオ・テー
プカセットやデジタル・オーディオ・テープ(以下「DA
T」と呼ぶ。)カセットがあるが、これらはいずれも、
磁気記録再生装置に装着して開口窓を遮蔽しているシャ
ッタを回動し、テープを引き出す構造である。
発明が解決しようとする課題 上記したコンパクト・カセットでは、筐体に磁気ヘッド
を挿入する磁気ヘッド挿入窓およびピンチローラを挿入
するピンチローラ挿入窓等からテープが露出しているの
で、上記開口窓から塵埃等が侵入してテープの記録/再
生面に付着したり、手等がテープの記録/再生面に不測
に触れてこれを損傷することがある。
また、ビデオ・テープカセットおよびDATカセットにお
いては、シャッタの閉位置ではテープはシャッタによっ
て遮蔽され塵埃等が侵入する恐れはないが、磁気記録再
生装置にテープカセットを装着し、記録/再生するとき
はシャッタを回動してテープを引き出す必要があり、引
き出され露出したテープの記録/再生面に塵埃等が付着
する。
また、シャッタを回動する過程およびシャッタの開位置
ではテープカセットが占める容積が大きくなってしま
い、機器の小型化の障害となる等の問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであ
り、従来のコンパクト・カセットと寸法および形状面で
互換性を持たせ、かつ塵埃等の侵入を防止し、高い信頼
性の要求されるデジタル記録/再生に適したテープカセ
ットであり、また、機器の小型化に貢献できるテープカ
セットを提供することを技術的課題としている。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するため、本発明のテープカセットは、
テープ状記録媒体を収納し、かつ前面部に複数個の開口
窓と片面のみリール挿入孔とを有する筐体と、断面コ字
状で前記開口窓を開閉する摺動自在なシャッタとよりな
り、シャッタには、開位置にて、その前面に前記筐体に
設けた開口窓のうちピンチローラ挿入窓に対応する位置
にピンチローラ挿入用穴を設け、かつこの穴に連続して
磁気ヘッド挿入方向に伸びる2面のうちリール挿入孔側
の面にピンチローラに対応する切欠きを設けた構成にし
ている。
作用 上記構成によれば、このテープカセットは筐体の複数個
の開口窓を開閉するシャッタを有しており、開位置に
て、筐体に挿入したピンチローラの上方についてはシャ
ッタで遮蔽し、ピンチローラの下方についてはピンチロ
ーラに対応する切欠きがあるので、上方よりの塵埃を防
ぎつつ、テープ駆動力が得られるピンチローラを挿入で
きる。
実施例 以下、本発明のテープカセットの一実施例を図面を用い
て説明する。
第1図は本発明の第1の実施例のテープカセットのシャ
ッタを開いたとき上面より見た斜視図、第2図はテープ
カセットを磁気記録再生装置に装着したときの動作を説
明する上方より見た平面図、第3図は第1図のテープカ
セットを下面より見た平面図、第4図はこのテープカセ
ットのシャッタを下面より見た斜視図、第5図は第2図
のテープカセットを矢印Aの方向より見た断面図であ
る。
第1図,第3図および第4図において、筐体1はテープ
2を収納した片面のみリール挿入孔3a,3bを有してい
る。このリール挿入孔3a,3bの中心間の寸法L1は従来の
コンパクトカセットの寸法Lと同一である。その前面部
に磁気ヘッド挿入窓4とピンチローラ挿入窓5a,5bを有
している。この磁気ヘッド挿入窓4およびピンチローラ
挿入窓5a,5bも実質的に従来のコンパクトカセットのそ
れぞれとは略々同一位置,同一寸法で形成されている。
シャッタ6は断面コ字状で筐体1の磁気ヘッド挿入窓4
とピンチローラ挿入窓5a,5bをリール挿入孔3a,3bの中心
を結ぶ方向(第1図で矢印Bの方向)へ開閉するもので
あって、ガイド7a,7bが筐体1に設けたガイド溝8a,8bに
係合して摺動自在になっている。また、シャッタ6に
は、開位置にて、その前面に筐体1のピンチローラ挿入
窓5aに対応する位置にピンチローラ挿入穴9aを設け、か
つ、このピンチローラ挿入穴9aに連続して磁気ヘッド挿
入方向に伸びる2面6a,6bのうちリール挿入孔側の面6a
にピンチローラに対応する切欠き10aを設けている。
以上のように構成されたテープカセットについてその動
作を説明する。
本実施例のテープカセットは、シャッタ6が案内溝8a,8
bに沿って摺動し磁気ヘッド挿入窓4とピンチローラ挿
入窓5a,5bとが完全に現れる位置まで移動した開位置
で、筐体1の磁気ヘッド挿入窓4に磁気ヘッド11を挿入
し、軸12a,12bの回りを回動可能なレバー13a,13の先端
にある軸14a,14bを回転軸とするピンチローラ15a,15bの
うち第2図ではピンチローラ15aを筐体1のピンチロー
ラ挿入窓5aに挿入した状態を示しており、このときテー
プ2はピンチローラ15aとキャプスタン16aとで挟持され
左方向に走行する。
第2図のA−A断面が第5図であって、この図によって
さらに説明を加えると、材質がゴムよりなるピンチロー
ラ15aは軸受17aを介して軸14aを回転軸として回転し、
充分なテープ駆動力を得るためにはピンチローラ15aの
軸Cはテープ2の幅Dの約1.5倍必要である。
また、筐体1に挿入したピンチローラ15aの上方をシャ
ッタ6の磁気ヘッド挿入方向に伸びる面6bで遮蔽してい
るので、ピンチローラ15aのレバー13aは軸保持部を形成
する余裕は残っていないが、シャッタ6の下方にはピン
チローラ15aに対応する切欠き10aを設けているので、こ
れに対応するレバー13aの軸保持部13cで軸14aを圧入保
持できる。
以上のように本実施例によるテープカセットによれば、
筐体の開口窓を開閉する摺動自在なシャッタを有してお
り、開位置では、筐体に挿入したピンチローラの上方に
ついてはシャッタで遮蔽し、下方についてはシャッタに
ピンチローラに対応する切欠きがあるので、テープ駆動
力を確保するようなピンチローラを自由に設計でき、シ
ャッタの閉位置では無論のこと、磁気記録再生装置に装
着したシャッタの開位置でも、上方からの塵埃等の侵入
を防止することができる。
発明の効果 以上説明したように本発明のテープカセットは、従来の
コンパクト・カセットとサイズおよび形状面で互換性を
持たせており、しかもテープを収納する筐体の窓を開閉
する摺動自在なシャッタを有するテープカセットである
ため、再生時でも塵埃等の侵入を防止することができ、
高い信頼性が要求されるデジタル記録/再生に適してい
る。
また、シャッタがスライド構造であるため、開位置でも
テープカセットが占める容積は大きくならず、機器の小
型化に寄与できる。また、美観の面でも、テープカセッ
トの上面では不要な切欠きがないので不快感を与えるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のテープカセットのシャッタ
を開いたとき上面より見た斜視図、第2図は本発明の一
実施例のテープカセットを磁気記録再生装置に装着した
ときの動作を説明する上方より見た平面図、第3図は第
1図のテープカセットを下面より見た平面図、第4図は
このテープカセットのシャッタ下面より見た斜視図、第
5図は第2図のテープカセットのA−A断面図、第6図
は従来のテープカセットを示す平面図である。 1……筐体、2……テープ、3a,3b……リール挿入孔、
4……磁気ヘッド挿入窓、5a,5b……ピンチローラ挿入
窓、6……シャッタ、6a,6b……磁気ヘッド挿入方向に
伸びる2面、7a,7b……ガイド、8a,8b……ガイド溝、9a
……ピンチローラ挿入穴、10a……切欠き。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状記録媒体を収納し、かつ、前面部
    に複数個の開口窓と片面のみリール挿入孔とを有する筐
    体と、断面コ字状で前記開口窓を開閉する摺動自在なシ
    ャッタとよりなり、 前記シャッタには、開位置にて、その前面に前記筐体に
    設けた開口窓のうちピンチローラ挿入窓に対応する位置
    にピンチローラ挿入用穴を設け、かつ前記穴に連続して
    磁気ヘッド挿入方向に伸びる2面のうちリール挿入孔側
    の面にピンチローラに対応する切欠きを設けたことを特
    徴とするテープカセット。
JP4178990A 1990-01-19 1990-02-22 テープカセット Expired - Lifetime JPH0711910B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178990A JPH0711910B2 (ja) 1990-02-22 1990-02-22 テープカセット
US07/640,734 US5161079A (en) 1990-01-19 1991-01-16 Tape cassette with slidable shutter
DE69112854T DE69112854T2 (de) 1990-01-19 1991-01-17 Bandkassette.
EP91100499A EP0438144B1 (en) 1990-01-19 1991-01-17 Tape cassette

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4178990A JPH0711910B2 (ja) 1990-02-22 1990-02-22 テープカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03245383A JPH03245383A (ja) 1991-10-31
JPH0711910B2 true JPH0711910B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=12618112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4178990A Expired - Lifetime JPH0711910B2 (ja) 1990-01-19 1990-02-22 テープカセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0711910B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03245383A (ja) 1991-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0438144B1 (en) Tape cassette
GB2091213A (en) Tape cassette
KR900008097B1 (ko) 테이프 카세트
JPH03248363A (ja) テープカセット装着装置
US4526330A (en) Tape cassette having removable reels
JPH0424793B2 (ja)
JPS63259860A (ja) 磁気テ−プカセツト用の装てん装置
JPH0711910B2 (ja) テープカセット
JPH0426973A (ja) テープカセット
JPS6336046B2 (ja)
JPH03214484A (ja) テープカセット
JPH03283158A (ja) テープカセット
JPS60214488A (ja) テ−プカセツト
JPS6355158B2 (ja)
JPH03250478A (ja) テープカセット
JP2876855B2 (ja) テープレコーダ
JPH0621106Y2 (ja) 磁気テープカセット
JP3492477B2 (ja) テープカセット
JPH0711911B2 (ja) テープカセット
JP3451605B2 (ja) リッド付きカセット構造
JPH0589574A (ja) テープレコーダ
JPH03250477A (ja) テープカセット
JPS5850680A (ja) テ−プカセツト
KR0117859Y1 (ko) 테이프 카세트의 리드장치
JP2998545B2 (ja) テープカセット