JPH0578523U - 射出成形金型におけるゲ−ト自動切断装置 - Google Patents
射出成形金型におけるゲ−ト自動切断装置Info
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- JPH0578523U JPH0578523U JP2708292U JP2708292U JPH0578523U JP H0578523 U JPH0578523 U JP H0578523U JP 2708292 U JP2708292 U JP 2708292U JP 2708292 U JP2708292 U JP 2708292U JP H0578523 U JPH0578523 U JP H0578523U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は成形品とランナ−との分割作業が金
型の離型時に自動的に行うようにし、生産性を向上し、
外観上ばらつきがなく見栄えの良い成形品を成形するこ
とを目的としている。 【構成】 複数の可動側型板と固定側型板とよりなり、
成形品の側面にゲ−ト孔を有するサイドゲ−ト方式の射
出成形用金型装置に於て、ランナ−又は成形品の何れか
一方を可動側型板と一体に移動し得るよう可動側型板に
係止し、ランナ−又は成形品の他の他方を可動側型板が
型開き開始後、一定距離移動後タイミングをずらせて可
動側型板と一体に移動し得るよう連結してなる射出成形
金型におけるゲ−ト自動切断装置。
型の離型時に自動的に行うようにし、生産性を向上し、
外観上ばらつきがなく見栄えの良い成形品を成形するこ
とを目的としている。 【構成】 複数の可動側型板と固定側型板とよりなり、
成形品の側面にゲ−ト孔を有するサイドゲ−ト方式の射
出成形用金型装置に於て、ランナ−又は成形品の何れか
一方を可動側型板と一体に移動し得るよう可動側型板に
係止し、ランナ−又は成形品の他の他方を可動側型板が
型開き開始後、一定距離移動後タイミングをずらせて可
動側型板と一体に移動し得るよう連結してなる射出成形
金型におけるゲ−ト自動切断装置。
Description
【0001】
本考案は、複数の可動側型板と固定側型板とよりなり、成形品の側面にゲ−ト 孔を有するサイドゲ−ト方式の射出成形用金型装置に於て、成形品とランナ−と を開型時自動的に切断する射出成形金型におけるゲ−ト自動切断装置に関するも のである。
【0002】
従来、サイドゲ−ト方式の射出成形用金型装置に於て、図12、図13に示す ように、可動側型板101に挿通した成形品押出しピン102とランナ−押出し ピン103とにより同時に成形品104とランナ−105とを押し、金型の外に 排出(図13参照)する金型装置が知られている。
【0003】 そして、成形品104とランナ−105を排出後、成形品104とランナ−1 05とをニッパや治具などで分離していた。なお、106は成形品押出しピン1 02とランナ−押出しピン103とを移動させるためのエジェクタプレ−トであ り、107は固定側型板である。
【0004】
しかしながら上記従来技術に於ては、成形した後に成形品とランナ−とを金型 装置より取り出した後に、ゲ−トカット装置に装着し成形品とランナ−とを分離 したり、又、ニッパなどを使用し手作業で成形品とランナ−とを分離していた。 その為、分離作業に時間を要し生産性が悪かった。又、後者においては切断する 人によって切断個所のバラツキが生じ、成形品にゲ−トあとが残るなどの外観不 良が生じるという問題点があった。
【0005】
本考案は上記問題点を解決することを目的とし、複数の可動側型板と固定側型 板とよりなり、成形品の側面にゲ−ト孔を有するサイドゲ−ト方式の射出成形用 金型装置に於て、ランナ−又は成形品の何れか一方を可動側型板と一体に移動し 得るよう可動側型板に係止し、ランナ−又は成形品の他の他方を可動側型板が型 開き開始後、一定距離移動後タイミングをずらせて可動側型板と一体に移動し得 るよう連結したことを特徴とするものである。
【0006】
図1乃至図4は本考案の第1実施例である。成形機(図示せず)に取り付けら れている固定側取付板1には樹脂が流入するスプ−ル孔2と、そのスプ−ル孔2 と垂直方向にランナ−孔3が形成されており、又、そのランナ−孔3と垂直方向 にゲ−ト孔3aを介して成形品成形部4が形成された固定側型板5が取り付けら れている。
【0007】 一方、その固定側型板5と対向した位置には、可動側型板6の一部であるスト リッパ−プレ−トが配置されている。その可動側型板6にはコアピン7と後述す るランナ−ロックピン8がエジェクタプレ−ト9を介して摺動自在に配置されて いる。そして、前記ランナ−ロックピン8の一端部にはランナ−Bを仮止めする ために楔状の係止部10がランナ−孔に内配されるよう形成されており、他端部 には抜け防止用の鍔部11が形成されている。又、前記ランナ−ロックピン8は 弾発部材12により常に固定側型板5の方向に付勢されている。又、前記コアピ ン7も成形品の形状により成形品成形部にその頭部近傍が内配している。
【0008】 なお図6、図7に示すように、ゲ−ト孔3aの断面形状は楔状(図6参照)に したり、円形状であっても鋭角部3bを形成する(図7参照)と成形品とランナ −(ゲ−ト)が鋭角部で切断されやすくなる。
【0009】 次に動作について説明する。図1の状態で射出成形を行う。射出成形後、スト リッパ−プレ−ト(可動側型板)6が移動し、固定側型板5より離型すると成形 品Aはコアピン7と共に移動する。一方、ランナ−Bはランナ−ロックピン8に より固定側型板5の方向へ付勢(弾発部材12より付勢されている)されている ため、ストリッパ−プレ−ト6のランナ−孔3に一時的に係止される。この動作 により成形品Aとランナ−Bとがゲ−ト孔3aより切断され分離される(図2参 照)。
【0010】 更に、ストリッパ−プレ−ト6が移動するとランナ−ロックピン8の鍔部11 によりその移動が規制され、ランナ−ロックピン8によりランナ−Bがランナ− 孔3より引き出される(図3参照)。
【0011】 更に、可動側型板の一部であるエジェクタプレ−ト9が移動すると、ストリッ パ−プレ−ト6が引っ張りリンク(図示せず)によりその移動が規制されるため エジェクタプレ−ト9のみが移動することとなり、成形品Aはコアピン7からは ずれ、又ランナ−Bはランナ−ロックピン8の係止部10からはずれ、金型の外 に排出される(図4参照)。
【0012】 図8乃至図11は本考案の第2実施例である。固定側型板5にはスプ−ル孔2 と成形品成形部4とが形成されている。一方、可動側型板13には先端がZ型に 形成されたZピン14とコアピン7とが摺動自在に配置されている。又、そのコ アピン7の内部には成形品Aを突き出すため摺動自在に配置されている(図8参 照)。なお、Zピン14は確実にランナ−Bを保持するためのものであり、必ず しも必要なものではない。
【0013】 次に動作について説明する。図8の状態より可動側型板13を移動させること により可動側型板13と共に移動するが、コアピン7が移動しないため固定側型 板5に取り残される。この動作で成形品Aとランナ−Bとがゲ−ト孔3aより切 断され分離される(図9参照)。
【0014】 更に、可動側型板13を移動させるとコアピン7に成形品Aが強固に圧着され ているため、成形品成形部4より成形品Aが引き出される(図10参照)。
【0015】 更に、可動側型板13が移動すると、エジェクタピン15により成形品Aが突 きだされ、又、Zピン14によりランナ−Bが突き出され、金型より排出される (図11参照)。
【0016】
本考案によると、複数の可動側型板と固定側型板とよりなり、成形品の側面に ゲ−ト孔を有するサイドゲ−ト方式の射出成形用金型装置に於て、ランナ−又は 成形品の何れか一方を可動側型板と一体に移動し得るよう可動側型板に係止し、 ランナ−又は成形品の他の他方を可動側型板が型開き開始後、一定距離移動後タ イミングをずらせて可動側型板と一体に移動し得るよう連結してあるので、成形 品とランナ−との分離作業が金型の離型時に自動的に行なえ生産性が良く、又、 外観上ばらつきもなく、見栄えの良い成形品を成形することができる。
【図1】本考案の第1実施例型締め時正断面図である。
【図2】図1の可動側型板が移動し、ランナ−を切断し
た時の正断面図である。
た時の正断面図である。
【図3】図2の可動側型板が更に移動し、ランナ−切断
完了時の正断面図である。
完了時の正断面図である。
【図4】図3の可動側型板が更に移動し、ランナ−、成
形品離型時正断面図である。
形品離型時正断面図である。
【図5】成形品のゲ−トとランナ−部の拡大図である
【図6】図5の第1例A−A側断面図である。
【図7】図5の第2例A−A側断面図である。
【図8】本考案の第2実施例型締め時正断面図である。
【図9】図8の可動側型板が移動し、ランナ−を切断し
た時の正断面図である。
た時の正断面図である。
【図10】図9の可動側型板が更に移動し、ランナ−切
断完了時の正断面図である。
断完了時の正断面図である。
【図11】図10の可動側型板が更に移動し、ランナ
−、成形品離型時正断面図である。
−、成形品離型時正断面図である。
【図12】従来のサイドゲ−ト方式の射出成形用金型装
置のゲ−ト部射出成形時正断面図である。
置のゲ−ト部射出成形時正断面図である。
【図13】図12の成形品とランナ−を金型より排出時
正断面図である。
正断面図である。
1 固定側取付板 2 スプ−ル孔 3 ランナ−孔 4 成形品成形部 5 固定側型板 6 可動側型板 7 コアピン 8 ランナ−ロックピン 9 エジェクタプレ−ト 10 楔状の係止部 11 鍔部 A 成形品 B ランナ− 12 弾発部材 13 可動側型板 14 Zピン 15 エジェクタピン
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の可動側型板と固定側型板とよりな
り、成形品の側面にゲ−ト孔を有するサイドゲ−ト方式
の射出成形用金型装置に於て、ランナ−又は成形品の何
れか一方を可動側型板と一体に移動し得るよう可動側型
板に係止し、ランナ−又は成形品の他の他方を可動側型
板が型開き開始後、一定距離移動後タイミングをずらせ
て可動側型板と一体に移動し得るよう連結してなる射出
成形金型におけるゲ−ト自動切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2708292U JP2564791Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 射出成形金型におけるゲ−ト自動切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2708292U JP2564791Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 射出成形金型におけるゲ−ト自動切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578523U true JPH0578523U (ja) | 1993-10-26 |
JP2564791Y2 JP2564791Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12211159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2708292U Expired - Lifetime JP2564791Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 射出成形金型におけるゲ−ト自動切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564791Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349758A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Gp Daikyo Corp | 吸音材の製造方法 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP2708292U patent/JP2564791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005349758A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Gp Daikyo Corp | 吸音材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2564791Y2 (ja) | 1998-03-09 |
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Date | Code | Title | Description |
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