JPH0611154Y2 - 樹脂成形用金型構造 - Google Patents
樹脂成形用金型構造Info
- Publication number
- JPH0611154Y2 JPH0611154Y2 JP12550889U JP12550889U JPH0611154Y2 JP H0611154 Y2 JPH0611154 Y2 JP H0611154Y2 JP 12550889 U JP12550889 U JP 12550889U JP 12550889 U JP12550889 U JP 12550889U JP H0611154 Y2 JPH0611154 Y2 JP H0611154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- slide core
- spool
- molded product
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、合成樹脂成形品を形成する樹脂成形用金型構
造に関するものである。
造に関するものである。
従来、例えば実公昭59−20984号公報に示される
ように、コア本体の側辺部に形成された傾斜面に沿って
突上げコア(スライドコア)をスライド自在に設置し、
成形品の離型時にスライドコアを突上げピンによって突
上げ、上記傾斜面に沿ってスライドコアを上昇させるこ
とにより、成形品の側端部内面と、上記スライドコアと
の間に成形品を離型させるための隙間を形成してアンダ
カット処理を行う射出成形用の金型が知られている。
ように、コア本体の側辺部に形成された傾斜面に沿って
突上げコア(スライドコア)をスライド自在に設置し、
成形品の離型時にスライドコアを突上げピンによって突
上げ、上記傾斜面に沿ってスライドコアを上昇させるこ
とにより、成形品の側端部内面と、上記スライドコアと
の間に成形品を離型させるための隙間を形成してアンダ
カット処理を行う射出成形用の金型が知られている。
また、成形品からゲート部を容易に切り離してスプール
部を除去できるようにするため、成形品を突上げるエジ
ェクトピンと、ゲート部およびスプール部を突上げるス
プールロックピンとをエジェクタプレートに設け、成形
品の離型時に上記スプール部を下型に保持させた状態
で、成形品を上記エジェクトピンによって突上げること
により、ゲート部を切断した後、上記スプールロックピ
ンによってスプール部を突上げて下型から除去するよう
にしたものが知られている(実開昭58−148738
号公報参照)。
部を除去できるようにするため、成形品を突上げるエジ
ェクトピンと、ゲート部およびスプール部を突上げるス
プールロックピンとをエジェクタプレートに設け、成形
品の離型時に上記スプール部を下型に保持させた状態
で、成形品を上記エジェクトピンによって突上げること
により、ゲート部を切断した後、上記スプールロックピ
ンによってスプール部を突上げて下型から除去するよう
にしたものが知られている(実開昭58−148738
号公報参照)。
自動車のバンパー等からなる長尺の合成樹脂成形品を射
出成形する場合、金型のキャビティに対する成形材料の
充填効率を向上させるため、キャビティの中央部に設け
られたメインゲートに加えてキャビティの側端部にサブ
ゲートを設け、各ゲートから同時に成形材料を充填する
ことが行われている。上記サブゲートをキャビティの側
端部に設けた金型において、このサブゲートの設置部に
アンダーカット処理用のスライドコアを設けた場合に
は、上記エジェクトピンによって成形品を突上げる際
に、成形品とともにスライドコアも上昇するため、この
スライドコアに形成されたサブゲート部を切断すること
ができないという問題があった。
出成形する場合、金型のキャビティに対する成形材料の
充填効率を向上させるため、キャビティの中央部に設け
られたメインゲートに加えてキャビティの側端部にサブ
ゲートを設け、各ゲートから同時に成形材料を充填する
ことが行われている。上記サブゲートをキャビティの側
端部に設けた金型において、このサブゲートの設置部に
アンダーカット処理用のスライドコアを設けた場合に
は、上記エジェクトピンによって成形品を突上げる際
に、成形品とともにスライドコアも上昇するため、この
スライドコアに形成されたサブゲート部を切断すること
ができないという問題があった。
また、上記スライドコアの設置部にはスライドコアを上
昇させる突上げピン等が設けられているため、この部分
にスプール部を除去するためのスプールロックピンを設
けることが困難であり、スプール部の除去作業を自動化
することができないという問題があった。
昇させる突上げピン等が設けられているため、この部分
にスプール部を除去するためのスプールロックピンを設
けることが困難であり、スプール部の除去作業を自動化
することができないという問題があった。
本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、アンダーカット処理用のスライドコアを備えた樹
脂成形用金型構造において、簡単な構成でスライドコア
の設置部に形成されたゲート部を自動的に切断するとと
もに、上記ゲート部に連続して形成されたスプール部を
容易に除去することができる樹脂成形用金型構造を提供
することを目的としている。
あり、アンダーカット処理用のスライドコアを備えた樹
脂成形用金型構造において、簡単な構成でスライドコア
の設置部に形成されたゲート部を自動的に切断するとと
もに、上記ゲート部に連続して形成されたスプール部を
容易に除去することができる樹脂成形用金型構造を提供
することを目的としている。
本考案は、コア本体に形成された傾斜面に沿ってスライ
ド自在に支持されたスライドコアと、スライドコアを上
記傾斜面に沿って突上げる突上げピンとを有し、このス
ライドコアによって形成されるキャビティ内に成形材料
を供給するスプールおよびゲートが設けられた樹脂成形
用金型構造において、上記スライドコアに設置されたゲ
ートカットブロックと、このゲートカットブロックを駆
動して成形品からゲート部を切り離す駆動部と、上記ス
ライドコアの突上げ動作に応じてスプール部をスライド
コアの側方に押出すスプールエジェクタとを設けたもの
である。
ド自在に支持されたスライドコアと、スライドコアを上
記傾斜面に沿って突上げる突上げピンとを有し、このス
ライドコアによって形成されるキャビティ内に成形材料
を供給するスプールおよびゲートが設けられた樹脂成形
用金型構造において、上記スライドコアに設置されたゲ
ートカットブロックと、このゲートカットブロックを駆
動して成形品からゲート部を切り離す駆動部と、上記ス
ライドコアの突上げ動作に応じてスプール部をスライド
コアの側方に押出すスプールエジェクタとを設けたもの
である。
上記構成の本考案によれば、成形材料を金型のキャビテ
ィ内に充填して成形品を形成した後、駆動部によってゲ
ートカットブロックを駆動すると、スライドコアの設置
部に形成されたゲート部がゲートカットブロックによっ
て切断される。そして、上記スライドコアがコア本体の
傾斜面に沿って突上げられる際に、その動作に応じてス
プール部がスプールエジェクタによってスライドコアの
側方に押出されるため、上記ゲート部およびこれに連続
するスプール部の除去作業が容易化される。
ィ内に充填して成形品を形成した後、駆動部によってゲ
ートカットブロックを駆動すると、スライドコアの設置
部に形成されたゲート部がゲートカットブロックによっ
て切断される。そして、上記スライドコアがコア本体の
傾斜面に沿って突上げられる際に、その動作に応じてス
プール部がスプールエジェクタによってスライドコアの
側方に押出されるため、上記ゲート部およびこれに連続
するスプール部の除去作業が容易化される。
第1図および第2図は、本考案に係る樹脂成形金型構造
の実施例を示している。この樹脂成形金型は、合成樹脂
材によって自動車のバンパーを形成する金型であって、
成型材料が充填されるキャビティKを形成する上型1お
よび下型2とを有し、下型2の下方には、後述するスラ
イドコア3およびサイドコア4を突上げる突上げピン
5、6が突設されたエジェクトプレート7が設けられて
いる。
の実施例を示している。この樹脂成形金型は、合成樹脂
材によって自動車のバンパーを形成する金型であって、
成型材料が充填されるキャビティKを形成する上型1お
よび下型2とを有し、下型2の下方には、後述するスラ
イドコア3およびサイドコア4を突上げる突上げピン
5、6が突設されたエジェクトプレート7が設けられて
いる。
下型2は、上部側辺部に下広がりの傾斜面8が形成され
たコア本体9と、この傾斜面8に沿って設置されてキャ
ビティKの側端部内面を構成するスライドコア3と、こ
のスライドコア3の下部側方に設置されてキャビティK
の下端部外面を構成するサイドコア4とからなってい
る。上記スライドコア3は、コア本体9の傾斜面8に沿
ってスライド自在に支持され、成形品10の離型時に上
記突上げピン5によって突上げられることにより、第3
図に示すように、コア本体9の内方側に変位しつつ上昇
するように構成されている。
たコア本体9と、この傾斜面8に沿って設置されてキャ
ビティKの側端部内面を構成するスライドコア3と、こ
のスライドコア3の下部側方に設置されてキャビティK
の下端部外面を構成するサイドコア4とからなってい
る。上記スライドコア3は、コア本体9の傾斜面8に沿
ってスライド自在に支持され、成形品10の離型時に上
記突上げピン5によって突上げられることにより、第3
図に示すように、コア本体9の内方側に変位しつつ上昇
するように構成されている。
上記スライドコア3には、第4図ないし第6図に示すよ
うに、キャビテイKの側端部に成形材料を供給するU字
状のスプール11と、その先端部に位置する上下一対の
ゲート12とが形成されたゲートカットブロック13
が、スライドコア3に設けられた案内溝に沿って水平方
向、つまりバンパーの幅方向にスライド自在に設置され
ている。また、ゲートカットブロック13の基端部に
は、油圧シリンダからなる駆動部14の操作ロッド15
が係止される係止溝16が形成されている。そして、上
記ゲートカットブロック13は、駆動部14によって駆
動されてゲートカットを行うように構成されている。
うに、キャビテイKの側端部に成形材料を供給するU字
状のスプール11と、その先端部に位置する上下一対の
ゲート12とが形成されたゲートカットブロック13
が、スライドコア3に設けられた案内溝に沿って水平方
向、つまりバンパーの幅方向にスライド自在に設置され
ている。また、ゲートカットブロック13の基端部に
は、油圧シリンダからなる駆動部14の操作ロッド15
が係止される係止溝16が形成されている。そして、上
記ゲートカットブロック13は、駆動部14によって駆
動されてゲートカットを行うように構成されている。
すなわち、金型のキャビティ内に成形材料を充填して成
形品10を形成する際に、上記ゲートカットブロック1
3のスプール11内に成形材料が充填されることによっ
て形成されたスプール部をゲートカットブロック13に
保持させた状態で、このゲートカットブロック13を、
駆動部14により駆動してスライドコア3の側方にスラ
イド変位させ、上記スプール部を成形品10から離間さ
せる方向に引っ張ることにより、このスプール部の先端
部に形成されたゲート部が成形品10から切り離される
ようになっている。
形品10を形成する際に、上記ゲートカットブロック1
3のスプール11内に成形材料が充填されることによっ
て形成されたスプール部をゲートカットブロック13に
保持させた状態で、このゲートカットブロック13を、
駆動部14により駆動してスライドコア3の側方にスラ
イド変位させ、上記スプール部を成形品10から離間さ
せる方向に引っ張ることにより、このスプール部の先端
部に形成されたゲート部が成形品10から切り離される
ようになっている。
また、上記ゲートカットブロック13の先端部、つまり
スプール11の設置部には、切断されたゲート部および
これに連続するスプール部を押出すスプールエジェクタ
16が設けられいる。このスプールエジェクタ16は、
ゲートカットブロック13の先端部に形成された案内溝
に沿ってゲートカットブロック13のスライド方向と直
角方向、つまりバンパーの長さ方向にスライド自在に支
持されたエジェクトブロック17と、このエジェクトブ
ロック17の後端面に突設された駆動ロッド18と、こ
の駆動ロッド18を後方に付勢する圧縮ばね19とを備
え、上記駆動ロッド18の後端部が、コア本体9の傾斜
面8に形成されたスライド溝20内に嵌入されている。
このスライド溝20は、上記傾斜面8に沿って上下方向
に形成され、かつ上端部ほど溝深さが浅くなるように形
成されている。
スプール11の設置部には、切断されたゲート部および
これに連続するスプール部を押出すスプールエジェクタ
16が設けられいる。このスプールエジェクタ16は、
ゲートカットブロック13の先端部に形成された案内溝
に沿ってゲートカットブロック13のスライド方向と直
角方向、つまりバンパーの長さ方向にスライド自在に支
持されたエジェクトブロック17と、このエジェクトブ
ロック17の後端面に突設された駆動ロッド18と、こ
の駆動ロッド18を後方に付勢する圧縮ばね19とを備
え、上記駆動ロッド18の後端部が、コア本体9の傾斜
面8に形成されたスライド溝20内に嵌入されている。
このスライド溝20は、上記傾斜面8に沿って上下方向
に形成され、かつ上端部ほど溝深さが浅くなるように形
成されている。
上記構成の金型によって成形品を形成するには、第1図
および第2図に示すように、上型1と、下型2とを型締
めした状態で、キャビティKの中央部に設けられた図外
のスプールおよびゲートと、キャビティKの側端部に設
けられた上記スプール11およびゲート12からキャビ
ティK内に成形材料を充填し、この成形材料を硬化させ
て成形品10を形成する。そして第7図に示すように、
ゲートカットブロック13を駆動部14によって側方に
スライドさせ、成形材料が上記ゲート12内において硬
化することによって形成されたゲート部Gを側方に引っ
張って切断する。
および第2図に示すように、上型1と、下型2とを型締
めした状態で、キャビティKの中央部に設けられた図外
のスプールおよびゲートと、キャビティKの側端部に設
けられた上記スプール11およびゲート12からキャビ
ティK内に成形材料を充填し、この成形材料を硬化させ
て成形品10を形成する。そして第7図に示すように、
ゲートカットブロック13を駆動部14によって側方に
スライドさせ、成形材料が上記ゲート12内において硬
化することによって形成されたゲート部Gを側方に引っ
張って切断する。
次いで、上型1を上昇させて型開きした後、第3図に示
すように、エジェクトプレート7を上昇させ、突上げピ
ン5,6によってスライドコア3およびサイドコア4を
突上げる。この結果、成形品10が上昇してコア本体9
から離れるとともに、上記スライドコア3がコア本体9
の傾斜面8に沿って内方側に変位して成形品10の側端
部とスライドコア3との間に隙間Aが形成されることに
なる。また、上記スライドコア3の突上げ動作に応じ、
第8図に示すように、スプールエジェクタ16の駆動ロ
ッド18がコア本体9の傾斜面8に形成されたスライド
溝20に沿って上昇し、この駆動ロッド18およびエジ
ェクトブロック17が圧縮ばね19の付勢力に抗して側
方に移動する。そして、上記ゲート部Gに連続して形成
されたスプール部Sの中央部分がエジェクトブロック1
7によって側方に押され、スライドコア3の表面からか
ら突出することとなる。
すように、エジェクトプレート7を上昇させ、突上げピ
ン5,6によってスライドコア3およびサイドコア4を
突上げる。この結果、成形品10が上昇してコア本体9
から離れるとともに、上記スライドコア3がコア本体9
の傾斜面8に沿って内方側に変位して成形品10の側端
部とスライドコア3との間に隙間Aが形成されることに
なる。また、上記スライドコア3の突上げ動作に応じ、
第8図に示すように、スプールエジェクタ16の駆動ロ
ッド18がコア本体9の傾斜面8に形成されたスライド
溝20に沿って上昇し、この駆動ロッド18およびエジ
ェクトブロック17が圧縮ばね19の付勢力に抗して側
方に移動する。そして、上記ゲート部Gに連続して形成
されたスプール部Sの中央部分がエジェクトブロック1
7によって側方に押され、スライドコア3の表面からか
ら突出することとなる。
このように、コア本体3の側辺部に設置されたスライド
コア3に、ゲートカットブロック13をスライド自在に
支持させ、上記ゲートカットブロック13を駆動部14
によって駆動し、ゲートカットブロック13およびスー
プールエジェクタ17に保持されたスプール部Sを成形
品10から離間させる方向に引っ張るように構成したた
め、ゲート部Gを自動的に切断することができる。
コア3に、ゲートカットブロック13をスライド自在に
支持させ、上記ゲートカットブロック13を駆動部14
によって駆動し、ゲートカットブロック13およびスー
プールエジェクタ17に保持されたスプール部Sを成形
品10から離間させる方向に引っ張るように構成したた
め、ゲート部Gを自動的に切断することができる。
また、上記突上げピン5によるスライドコア3の突上げ
動作に応じて上記スプール部Sをスライドコア3の側方
に押出すスプールエジェクタ16を設け、成形品10を
コア本体9から離間させる際にスプール部Sがスライド
コア3の側方に突出した状態となるように構成したた
め、このスプール部を図外の除去装置等によって自動的
に除去することができる。
動作に応じて上記スプール部Sをスライドコア3の側方
に押出すスプールエジェクタ16を設け、成形品10を
コア本体9から離間させる際にスプール部Sがスライド
コア3の側方に突出した状態となるように構成したた
め、このスプール部を図外の除去装置等によって自動的
に除去することができる。
以上説明したように本考案は、スライドコアに設置され
たゲートカットブロックを駆動部により駆動して成形品
からゲート部を切り離し、かつ上記スライドコアの突上
げ動作時に、上記ゲート部に連続するスプール部をスプ
ールエジェクタによってスライドコアの側方に押出すよ
うに構成したため、コア本体の側辺部等にスライドコア
と、金型のキャビティ内に成形材料を充填するスプール
部およびゲート部を設けた場合においても、上記ゲート
に成形材料が充填されることによって形成されたゲート
部を成形品から自動的に切り離すことができる。また、
上記スライドコアを突上げピンによって突上げる際にス
プール部がスプールエジェクタによってスライドコアの
側方に押出されるため、成形品から切り離されたゲート
部およびこれに連続するスプール部を容易に除去するこ
とができるという利点がある。
たゲートカットブロックを駆動部により駆動して成形品
からゲート部を切り離し、かつ上記スライドコアの突上
げ動作時に、上記ゲート部に連続するスプール部をスプ
ールエジェクタによってスライドコアの側方に押出すよ
うに構成したため、コア本体の側辺部等にスライドコア
と、金型のキャビティ内に成形材料を充填するスプール
部およびゲート部を設けた場合においても、上記ゲート
に成形材料が充填されることによって形成されたゲート
部を成形品から自動的に切り離すことができる。また、
上記スライドコアを突上げピンによって突上げる際にス
プール部がスプールエジェクタによってスライドコアの
側方に押出されるため、成形品から切り離されたゲート
部およびこれに連続するスプール部を容易に除去するこ
とができるという利点がある。
第1図は本考案に係る樹脂成形金型構造の実施例を示す
断面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は成
形品の離型状態を示す断面図、第4図は第2図のIV−IV
線断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は
スライドコアおよびゲートカットブロックの構成を示す
分解斜視図、第7図はゲート部を切り離した状態を示す
部分拡大断面図、第8図はスプール部を押出した状態を
示す部分拡大断面図である。 3……スライドコア、5……突上げピン、8……傾斜
面、9……コア本体、10……成形品、11……スプー
ル、12……ゲート、13……ゲートカットブロック、
14……駆動部、16……スプールエジェクタ、G……
ゲート部、K……キャビティ、S……スプール部。
断面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は成
形品の離型状態を示す断面図、第4図は第2図のIV−IV
線断面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は
スライドコアおよびゲートカットブロックの構成を示す
分解斜視図、第7図はゲート部を切り離した状態を示す
部分拡大断面図、第8図はスプール部を押出した状態を
示す部分拡大断面図である。 3……スライドコア、5……突上げピン、8……傾斜
面、9……コア本体、10……成形品、11……スプー
ル、12……ゲート、13……ゲートカットブロック、
14……駆動部、16……スプールエジェクタ、G……
ゲート部、K……キャビティ、S……スプール部。
Claims (1)
- 【請求項1】コア本体に形成された傾斜面に沿ってスラ
イド自在に支持されたスライドコアと、成形品の離型時
にスライドコアを上記傾斜面に沿って突上げる突上げピ
ンとを有し、このスライドコアによって形成されるキャ
ビティ内に成形材料を供給するスプールおよびゲートが
設けられた樹脂成形用金型構造において、上記スライド
コアに設置されたゲートカットブロックと、このゲート
カットブロックを駆動して成形品からゲート部を切り離
す駆動部と、上記スライドコアの突上げ動作に応じてス
プール部をスライドコアの側方に押出すスプールエジェ
クタとを設けたことを特徴とする樹脂成形用金型構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12550889U JPH0611154Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 樹脂成形用金型構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12550889U JPH0611154Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 樹脂成形用金型構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364727U JPH0364727U (ja) | 1991-06-24 |
JPH0611154Y2 true JPH0611154Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31673376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12550889U Expired - Lifetime JPH0611154Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 樹脂成形用金型構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611154Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7177866B2 (ja) * | 2021-01-15 | 2022-11-24 | 本田技研工業株式会社 | 射出成形金型 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP12550889U patent/JPH0611154Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364727U (ja) | 1991-06-24 |
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