JP3301192B2 - 射出成形用金型装置 - Google Patents

射出成形用金型装置

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JP3301192B2
JP3301192B2 JP35379293A JP35379293A JP3301192B2 JP 3301192 B2 JP3301192 B2 JP 3301192B2 JP 35379293 A JP35379293 A JP 35379293A JP 35379293 A JP35379293 A JP 35379293A JP 3301192 B2 JP3301192 B2 JP 3301192B2
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勝司 関口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定側型板と可動側型
板とよりなり、その固定側型板が或いは可動側型板の少
くとも一方に成形品が成形されるキャビテイを形成する
と共に、成形品に空洞部を形成するコアピンを配置した
射出成形用金型装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の射出成形用金型装置の一例を図6
に示し、以下説明する。固定側型板101とその固定側
型板101に一部であるランナー押し出しプレート10
1aに対峙した位置には可動側型板102が配置されて
おり、その固定側型板101と可動側型板102との間
には中間プレート103が配置されている。その中間プ
レート103の一端面には成形する樹脂が流れ込むラン
ナー溝104が形成されており、他端面には成形品Aが
形成されるキャビテイ105が形成されている。又、前
記固定側型板101にはランナー溝104に樹脂を注入
するスプルー孔と、ランナーBを一時的に係止するラン
ナーロックピン106とが形成されており、固定側型板
101には成形品Aに空洞部を形成するコアピン107
が突出した状態で配置されている。
【0003】次に動作について図6乃至図10を基に説
明する。図6は射出成形時を示す図である。射出成形が
終了すると可動側型板102と中間プレート103とが
作動し固定側型板101より離れる。この際、ランナー
Bはランナーロックピン106により一時的に係止され
ているため、ランナー押し出しプレート101aに貼り
付いた状態になっている(図7参照)。更に可動側型板
102を作動させると引っ張りリンクなどによりランナ
ー押し出しプレート101aが作動し、ランナーBがラ
ンナーロックピン106より離脱する(図8参照)。こ
こで、更に可動側型板102を作動させると中間プレー
ト103が作動し、成形品Aがキャビテイ105より抜
け出る(図9参照)。この状態に於て成形品Aはコアピ
ン107に強固に抱き付いている。更に、可動側型板1
02を作動させると成形品Aがコアピン107より押し
出され成形品Aが落下する(図10参照)。この際、ラ
ンナー押し出しプレート101aに貼り付いたランナー
Bをロボットなどにより取り出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
においては、射出成形終了時に金型の2カ所を開けなけ
ればならず、その為、成形サイクルが遅く生産性が悪い
ものであった。つまり、ランナーBを排出するための可
動側型板102の作動と、成形品Aを排出するための中
間プレート103の作動とを行わなければならなかっ
た。又、ランナー押し出しプレート101aに貼り付い
たランナーBをロボット等により取り出さなければなら
なかった。更に、別々に2カ所を大きく開けなければな
らないため、成形機自体も大きなものを使用しなければ
ならなかった。本発明は上記問題点を解決することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、固定側型と可動側型板よりなり
少くともその一方に成形品が成形されるキャビテイを形
成し、その側方にキャビテイ内に空洞部を形成するコア
ピンを有するコアボックスを配設し、ランナー保持ピン
とコアボックスを一体に上下動し得るようになし、コア
ピンを金型移動方向と直角方向に摺動しキャビテイより
離脱する如くなしたことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】次に図1乃至図5に示した本発明の一実施例
について詳細に説明する。固定側取付板1に固定されて
いる固定側型板2には成形品Aが成形されるキャビテイ
3の一部と、そのキャビテイ3に樹脂を流し込むランナ
ー溝4が形成されている。又、固定側型板2には後述す
るコアボックスの位置決めを行うガイドピン5が固定さ
れている。一方、前記固定側型板2と対峙した位置には
可動側型板6が配置されており、前記キャビテイ3と対
峙した位置に同様にキャビテイ3の一部が形成されてい
る。又、その可動側型板6にはコアボックス7がスプリ
ングなどの弾撥部材8により固定側型板2の方向に付勢
された状態で配置されている。そのコアボックス7には
成形品Aに空洞部を形成するコアピン9がキャビテイ3
に埋入した状態で配置されている。又、そのコアピン9
はコアボックス7に固定されたエアシリンダ10により
前進後退可能に配置されている。なお、11はコアボッ
クス7の脱落を防止する連結ボルトであり、12はコア
ボックス7の位置決めとコアピン9の位置決め(後退防
止)を行うガイドピンである。
【0007】更に、前記可動側型板6はスペサーブロッ
ク13を介して可動側取付板14に固定されており、そ
の空間部15には前記連結ボルト11が固定させたラン
ナーピンプレート16とエジェクタプレート17とが適
宜間隔をおいて移動自在に配置されている。そして、前
記ランナーピンプレート18にはランナー保持ピン21
が固定されており、エジェクタプレート17にはランナ
ー保持ピン21より若干短く形成されたエジェクタピン
19が固定されている。20はエジェクタプレート17
を押圧するための成形機(図示せず)に取り付けられた
突き出しピンである。
【0008】次に動作について説明する。図1は射出成
形時を示す図である。射出成形が終了すると可動側型板
6が作動し固定側型板2より離れ、成形品Aとランナー
Bが露出する(図2参照)。同時にコアボックス7が弾
撥部材8によりガイドピン12に沿って固定側型板の方
向へ押し出される。又、連結ボルト11とランナーピン
プレート16とによりランナー保持ピン21も移動し、
ランナーBと成形品Aもランナー溝4、キャビテイ3よ
り同時に押し出される(図3参照)。
【0009】次にエアシリンダ10を作動(後退)させ
ると成形品Aがコアピン9に強固に抱き付いているため
コアピン9と共に移動し、又、ランナーBがランナー保
持ピン21に固定されているため、成形品Aとランナー
Bとがゲート部Cより分離する。更に、コアピン9の移
動を行うと成形品Aの端面がコアボックス7の端面に当
接し、前記コアピン9のみが作動し続け、最終的に成形
品Aが金型より排出される(図4参照)。なお、本実施
例のようにランナーBを中心に左右にキャビテイ3を形
成し、コアボックス7を設けることにより、両方向から
分離するようにすると分離もし易いし、又、生産性も良
い。
【0010】次いで、コアピン9が成形品Aより抜けき
ったところで、成形機の突き出しピン20を作動させ、
前記エジェクタプレート17を突き上げる。その突き上
げ動作に伴いエジェクタピン19がランナーBをランナ
ー保持ピン21より押し出し、ランナーBが金型より排
出される(図5参照)。
【0011】
【発明の効果】本発明は、固定側型と可動側型板よりな
り少くともその一方に成形品が成形されるキャビテイを
形成し、その側方にキャビテイ内に空洞部を形成するコ
アピンを有するコアボックスを配設し、ランナー保持ピ
ンとコアボックスを一体に上下動し得るようになし、コ
アピンを金型移動方向と直角方向に摺動しキャビテイよ
り離脱する如くなしたので、金型を1カ所開くのみで成
形することができ、成形サイクルを短くすることがで
き、又、ロボット等必要とすることなく、更に金型並び
に成形機を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例射出終了時正断面図である。
【図2】図1の可動側型板が開いた時の図である。
【図3】図2のランナー保持ピンとコアボックスが同時
に上昇した時の図である。
【図4】図3のコアボックスが右方に移動した時の図で
ある。
【図5】図4のランナーが突き出しピンで突き出された
時の図である。
【図6】従来装置の射出完了時の正断面図である。
【図7】図6の可動側型板と中間プレートが開いた時の
図である。
【図8】図7のランナー押し出しプレートが開いた時の
図である。
【図9】図8の可動側型板が開いた時の図である。
【図10】図9の可動側型板を作動し成形品Aが落下
し、ランナーBをロボット等で取り出す図である。
【符号の説明】
1 固定側取付板 2 固定側型板 3 キャビテイ 4 ランナー溝 5 ガイドピン 6 可動側型板 7 コアボックス 9 コアピン 10 エアシリンダ 16 ランナーピンプレート 17 エジェクタプレート 18 ランナーピンプレート 19 エジェクタピン 20 突き出しピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側型と可動側型板よりなり少くとも
    その一方に成形品が成形されるキャビテイを形成し、そ
    の側方にキャビテイ内に空洞部を形成するコアピンを有
    するコアボックスを配設し、ランナー保持ピンとコアボ
    ックスを一体に上下動し得るようになし、コアピンを金
    型移動方向と直角方向に摺動しキャビテイより離脱する
    如くなした射出成形用金型装置。
JP35379293A 1993-12-28 1993-12-28 射出成形用金型装置 Expired - Fee Related JP3301192B2 (ja)

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