JPH0575562B2 - - Google Patents

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JPH0575562B2
JPH0575562B2 JP2277753A JP27775390A JPH0575562B2 JP H0575562 B2 JPH0575562 B2 JP H0575562B2 JP 2277753 A JP2277753 A JP 2277753A JP 27775390 A JP27775390 A JP 27775390A JP H0575562 B2 JPH0575562 B2 JP H0575562B2
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JP
Japan
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formwork
stirrups
precast concrete
expansion
concrete
Prior art date
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JP2277753A
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JPH04153005A (ja
Inventor
Kazumitsu Tsubonuma
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Tobishima Corp
Original Assignee
Tobishima Corp
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Publication date
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Publication of JPH04153005A publication Critical patent/JPH04153005A/ja
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  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプレキヤストコンクリート梁の製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 従来のプレキヤストコンクリート梁の製造は、
第11図に示す方法により行われている。
これは、まず始めに外型枠10内に内型枠20
を形成し、該内型枠20の外側に梁鉄筋のあばら
筋30を適宜間隔ごとに固定すると共に、該外型
枠10と内型枠20との間にフレツシユコンクリ
ートCを打設し、該フレツシユコンクリートCの
硬化後に、これらの内外両型枠10,20を脱型
して形成していた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記の製造方法は外側枠内に内型枠を
形成して、その内外両型枠の間にフレツシユコン
クリートを打設するため、前記外側枠底面と内型
枠底面との間、すなわち、プレキヤストコンクリ
ート梁の底面部にあたる箇所へのフレツシユコン
クリートの充填が困難であり、また該フレツシユ
コンクリートの硬化後の内外両型枠の脱型も困難
であるという問題があつた。
さらに、この製造方法はあばら筋を内型枠に挿
入して単に並べた状態で配筋しているため、該あ
ばら筋がフレツシユコンクリートの打設時に移動
して、その位置決めができないばかりか、正確な
ピツチを確保することもできなかつた。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、梁型枠におけるプレキヤスト
コンクリート梁の底面部が形成される箇所へのフ
レツシユコンクリートの充填や、該フレツシユコ
ンクリートの硬化後における内外両型枠の脱型が
容易にできると共に、あばら筋の位置決めも容易
にでき、しかもあばら筋のピツチを確保すること
ができプレキヤストコンクリート梁の製造方法を
提供するものである。
(課題を達成するための手段) 以上のように課題を達成するための、本発明の
プレキヤストコンクリート梁の製造方法は、上面
が開口した外型枠と内型枠に梁鉄筋を組込むと共
に、前記内型枠及び外型枠の間にフレツシユコン
クリートを打設してプレキヤストコンクリート梁
を製造する方法において、前記外型枠における底
面の両隅に、適宜間隔ごとに嵌合溝を備えた固定
材を設け、該嵌合溝に梁鉄筋のあばら筋を外型枠
の底面に接触させて設置し、該あばら筋の内側に
膨縮チユーブを挿入すると共に、該膨縮チユーブ
を膨張させて前記あばら筋に圧接して内型枠とす
ることにより、外型枠の開口側でプレキヤストコ
ンクリート梁の底面部を形成せしめる空間部を形
成し、該空間部にフレツシユコンクリートを打設
すると共に、該フレツシユコンクリートの硬化後
に前記膨縮チユーブを収縮して脱型することを特
徴とすることである。
(作用) 而して、上記のようなプレキヤストコンクリー
ト梁の製造方法によれば、固定材の嵌合溝に梁鉄
管のあばら筋を嵌合して、該あばら筋の位置決め
をすると共に、そのピツチを確保し、また外型枠
の底面における両隅に固定材を設けると共に、前
記あばら筋の内側に膨縮チユーブを挿入すると共
に、該膨縮チユーブを膨張させて前記あばら筋に
圧接して内型枠とすることにより、外型枠の開口
部側でプレキヤストコンクリート梁の底面部を形
成することができるので、内型枠及び外側枠の脱
型が容易にできる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図〜第7図は本発明のプレキヤストコンク
リート梁(以下単にPC梁という)の製造方法の
一実施例を示した斜視図である。
[型枠の形成] まず初めに、上面が開口し且つ適宜長さの外型
枠1を形成し、該外側枠1の底面1aにおける両
隅1bに固定材2を設ける(第1図)。
該固定材2は硬質ゴム製であり、その厚さは
PC梁Aの側壁a1と同等で、かつ高さはPC梁Aの
あばら筋3の突出部3aと同等である。
また、両固定材2の内側全面には平面半円形の
嵌合溝2aがあばら筋3の配筋間隔ごとに設けら
れている。
[あばら筋の設置] 上記のように、外型枠1の両隅1bに固定材2
を設けた後、該固定材2の嵌合溝2aに予めリン
グ状に形成した梁鉄筋nのばら筋3を挿入して設
置する(第2図)。
この挿入は、あばら筋3の短辺3cが外型枠1
の底面1aに接するまで挿入するものであり、こ
れによりあばら筋3を等間隔ごとに配筋するもの
である。
そして、これら各あばら筋3のコーナ部3dに
固定金物4を掛け渡して各あばら筋3を固定する
(第3図)。
[内型枠の形成] このように、あばら筋3を固定した後、該あば
ら筋3の内側に膨縮チユーブ5を挿入する(第4
図)。
この膨縮チユーブ5は軟質ゴム製であり、収縮
した状態で設置されたあばら筋3の全長にわたつ
て挿入するものである。
そして、この膨縮チユーブ5に空気又は水等の
液体を注入して膨張させ、あばら筋3の内側に圧
接させて方形の内型枠6を形成する。
この膨縮チユーブ5の膨張は、各あばら筋3の
間から膨縮チユーブ5が突出せず、あばら筋3の
内形に沿つて膨張するものである。また、この膨
縮チユーブ5の外面は凹凸状に形成され、膨張し
た状態で該凹凸によりPC梁Aの内側にシエアコ
ツタ7が形成されるものである。
したがつて、これら外型枠1と内型枠6との間
に逆U字状の空間部Mが形成される(第4図)。
[コンクリートの打設] 次に、上記のように外型枠1と内型枠6とで形
成された、逆U字状の空間部Mにフレツシユコン
クリートmを打設する(第5図)。
このことにより、外型枠1の開口側でPC梁A
の底円部a2が形成できると共に、あばら筋3の固
定材2からの突出部3bがコンクリート体aに埋
設され、固定材2の嵌合溝2aに嵌合された部分
3aがコンクリート体aから突出した状態でPC
梁Aが形成される。
そして、前記フレツシユコンクリートmの硬化
後に、前記膨縮チユーブ5を収縮させて引き抜く
と共に、あばら筋3のコーナ部3dの固定金具4
を取り外し、次に外型枠1から脱型することによ
り、内面にシエアコツタ7が形成されたU字状の
PC梁Aが形成される。
(発明の効果) 本発明は以上の様な構成にしたことにより下記
を効果を有する。
PC梁の底面部を外型枠の開口側で形成する
ことができるので、従来のように底面部へフレ
ツシユコンクリートの充填が困難であるという
ことがなくなり、生産性及び品質の向上を図る
ことができる。
あばら筋を固定材に設置することができるの
で、あばら筋の位置決めが容易にできると共
に、フレツシユコンクリートの打設時にあばら
筋のずれを防止して配筋ピツチを正確に確保す
ることができる。
内型枠を膨縮チユーブで形成したことによ
り、内外両型枠の解体が容易にできると共に、
その転用もすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明のプレキヤストコンク
リート梁の製造方法を示す斜視図、第8図は外型
枠内に内型枠を形成した状態の断面図、第9図は
固定材にあばら筋を嵌合した状態の平面図、第1
0図はPC梁の断面図、第11図は従来のプレキ
ヤストコンクリート梁の製造方法を示す断面図で
ある。 また図中、A:プレキヤストコンクリート梁、
1:外型枠、1a:底面、1b:両隅、2:固定
材、2a:嵌合溝、3:あばら筋、5:膨縮チユ
ーブ、6:内型枠、m:フレツシユコンクリー
ト、n:梁鉄筋である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上面が開口した外型枠と内型枠に梁鉄筋を組
    込むと共に、前記内型枠及び外型枠の間にフレツ
    シユコンクリートを打設してプレキヤストコンク
    リート梁を製造する方法において、前記外型枠に
    おける底面の両隅に、適宜間隔ごとに嵌合溝を備
    えた固定材を設け、該嵌合溝に梁鉄筋のあばら筋
    を外型枠の底面に接触させて設置し、該あばら筋
    の内側に膨縮チユーブを挿入すると共に、該膨縮
    チユーブを膨張させて前記あばら筋に圧接して内
    型枠とすることにより、外型枠の開口側でプレキ
    ヤストコンクリート梁の底面部を形成せしめる空
    間部を形成し、該空間部にフレツシユコンクリー
    トを打設すると共に、該フレツシユコンクリート
    の硬化後に前記膨縮チユーブを収縮して脱型する
    ことを特徴とするプレキヤストコンクリート梁の
    製造方法。
JP27775390A 1990-10-18 1990-10-18 プレキャストコンクリート梁の製造方法 Granted JPH04153005A (ja)

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CN113211623B (zh) * 2021-06-02 2022-11-15 中铁二十四局集团有限公司 一种环筋扣合连接构件的制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62233206A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 鹿島建設株式会社 プレキヤストコンクリ−ト部材の製造法

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