JPH0584202B2 - - Google Patents

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JPH0584202B2
JPH0584202B2 JP1776586A JP1776586A JPH0584202B2 JP H0584202 B2 JPH0584202 B2 JP H0584202B2 JP 1776586 A JP1776586 A JP 1776586A JP 1776586 A JP1776586 A JP 1776586A JP H0584202 B2 JPH0584202 B2 JP H0584202B2
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JP
Japan
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cylindrical inner
expansion
shaped
formwork
inner formwork
Prior art date
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JP1776586A
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English (en)
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JPS62176806A (ja
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Minoru Shinbayashi
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Tobishima Corp
Original Assignee
Tobishima Corp
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  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内空コンクリート成型部材の製法、
さらに具体的には、剪断補強筋を内壁に沿つて列
設させた内空コンクリート成型部材の製法に関す
る。
〔従来の技術〕
鉄筋コンクリート造の建築物を構築するのに、
フープ筋、スターラツプ筋等の剪断補強筋を内壁
に沿つて所定の間隔で列設させた角筒形あるいは
凹溝形等の内空コンクリート成型部材を工場生産
しておき、これを現場で主筋に被嵌し、その内部
に生コンクリートを打設することにより、上記鉄
筋コンクリート造の建築物の柱、梁あるいは桁等
を建築することは、特開昭58−50238号公報、同
59−31347号公報、特公昭60−26682号公報等に記
載されている。
これらの公報が記載する上記内空コンクリート
成型部材の製法は、それまでに知られているとこ
ろの、内型枠を取り除くのに、それを破壊除去し
あるいは分解除去することの不利を回避するため
に、内型枠に離型シートを巻回し、さらにその周
囲に環状の剪断補強筋を巻回列設しておき、外型
枠との間に生コンクリートを充填し、それが硬化
した後で、その内型枠と離型シートを抜き取るも
のである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の製法において、内型枠に巻回した離型シ
ートの外周に予め環状に成型されている剪断補強
筋を巻回し所定の状態に列設固定することは、必
ずしも容易ではなく、また、内型枠と離型シート
を抜き出すのもそれらが剪断補強筋をしつかりと
固定する状態になつている程に困難をともなうも
のであつた。
本発明はこのような問題点を解決することを目
的に提案されたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
可撓性材料製の筒状内型枠aの外側に剪断補強
筋2,5を所要の間隔で嵌装するとともに、該筒
状内型枠aの内側には複数の整形補強板bを装入
し、かつこの整形補強板bの囲繞空処内に複数の
膨縮チユーブcを配置し、これら複数の膨縮チユ
ーブcを送気により膨張することによつて、上記
筒状内型枠aを整形補強板bを介して上記剪断補
強筋2,5の内側の圧接し、かつこれによつて剪
断補強筋2,5を筒状内型枠aの外側所定位置に
しつかりと支持し、かかる状態の筒状内型枠aと
これを内装した外型枠dとの間に生コンクリート
fを充填する内空コンクリート成型部材の製法。
上記剪断補強筋は正方形状あるいは長方形状の
環状体に成形されたもののほか、螺旋状のもので
あつてもよい。
また、整形補強板は、特に隅角部に位置させる
ものについては板というよりは杆の形状にしたも
の、したがつて整形補強杆と称すべきもの、それ
も中空のものを使用することがある。
特に、この整形補強板は、得ようとする内空コ
ンクリート成型部材の内壁幅員一杯の一枚ものと
かそれに近い数少ない使用よりは短冊形にして数
多く使用すると、筒状内型枠に出し入れするのに
便利である。
膨縮チユーブは圧縮空気の給排によつて膨縮す
る気のうであつて細長い形状のものを、上記整形
補強板に対し少なくとも1対1または1対2以上
の割合の数を使用するのが望ましく、これによつ
て筒状内型枠が局部的に膨出しようとするのを避
けることができる。
〔作用〕
膨縮チユーブを膨張させることによつて、筒状
内型枠を、それに嵌装した剪断補強筋に内接する
所定の形状にし、かつそれにより剪断補強筋を所
定の位置にしつかりと保持した状態で、生コンク
リートを打設し、所期の内空コンクリート成型部
材を製造できるもので、剪断補強筋の筒状内型枠
への嵌装を、膨縮チユーブを膨張する以前におい
て簡単に行うことができ、またその膨縮チユーブ
を収縮することによつて、筒状内型枠を整形補強
板と一緒にあるいは個別に容易に抜き取ることが
できる。
〔実施例〕
まず、第1図及び第2図に示すAは本発明によ
つて得られた内空コンクリート成型部材の1例で
ある柱部材で、上下端を開口させた角筒体1の内
壁に沿つて剪断補強筋である正方形状のフープ筋
2を所定の間隔で揃列半埋設してなり、かつ上記
の内壁面3には後打ちコンクリートとの喰い付き
を良くし一体性を確保する凹凸を有する。
第4図乃至第6図のaは、ゴムあるいはプラス
チツク等の可撓性材料で形成した筒状内型枠で、
その外周面に多数の凹凸4を有する、b,b′は金
属製、木製またはプラスチツク製の整形補強板、
整形補強杆、cはゴムまたはプラスチツク等の可
撓性材料で形成した膨縮チユーブで、所要複数本
からなる1群の膨縮チユーブc、及び同じく所要
複数の整形補強板bと整形補強杆b′を筒状内型枠
a内に挿通しておき、かつこの筒状内型枠aの外
側にフープ筋2を所要の間隔で複数嵌装する。
この状態で筒状内型枠aを外型枠d内に支持
し、上記1群の膨縮チユーブcを各々に適宜の圧
縮空気源eから圧縮空気を送給して膨張すること
によつて、筒状内型枠aを整形補強板b及び整形
補強杆b′を介しフープ筋2の内側に圧接し、同時
にそのフープ筋2を筒状内型枠aの外側にしつか
りと支持し、内、外型枠a,d間に生コンクリー
トfを充填打設する。
上記において、筒状内型枠aが各フープ筋2間
に膨出しようとするのは、整形補強板b及び整形
補強杆b′で阻止され、また、膨出チユーブcの押
圧力が方形の各辺を形成している複数の整形補強
板bのうち中央のものに両側ものもに比し強く作
用するような不都合は、その膨縮チユーブcを多
数配置することによつて発生させない。
すなわち、整形補強板b及び整形補強杆b′は、
可撓性材料製の筒状内型枠aを、膨縮チユーブc
の押圧力で各フープ筋2の外方に飛び出すことな
く、得ようとする柱部材Aの内壁に適合する所定
の形状に整形保持するとともに、フープ筋2を所
定の位置に支持し、そのうえ、筒状内型枠aが打
設コンクリート圧で変形することのないようそれ
を補強する。
生コンクリートfの硬化後、外型枠dを外し、
一方、膨縮チユーブcを収縮することによつて、
整形補強板b、整形補強杆b′、及び筒状内型枠a
の緊張を緩めて、これらを抜き取る。これによつ
て、所期の柱部材Aを得ることができる。
第7図は、上記実施例における1群の膨縮チユ
ーブcの中央部に位置させていたものを固形芯枠
gに置き代えた例を示す。すなわち、この例で
は、角筒形の固形芯枠gの周囲に膨縮チユーブc
を一重に列設し、これによつて、整形補強板b及
び同杆b′を介し可撓性材料製の筒状内型枠aを内
側から押圧緊張するもので、その他の点は上記実
施例と変わらない。
第3図に示すBは本発明によつて得られる内空
コンクリート部材の他の例ある梁部材で、剪断補
強筋であるスターラツプ筋5が長方形状をなして
いること、そのスターラツプ筋5を、その上側部
分5′を凹溝体6の上面から突出させていること
において前記柱部材Aと異なる。
その製法としては、内、外型枠間への生コンク
リートの充填を、スターラツプ筋5の上記上側部
分5′を埋設させない量にする点で柱部材Aの場
合と相違し、その他の点は同じである。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように、本発明
製法によれば、筒状内型枠として可撓性材料製の
ものを使用し、かつこれを、内装した複数の膨縮
チユーブを膨張することにより、整形補強板を介
して、予め嵌装してある剪断補強筋に押圧内接
し、これによつて、筒状内型枠に所定の形状を保
有させ、かつ剪断補強筋を所定の位置にしつかり
と保持し、所期の内空コンクリート成型部材を製
出できるもので、剪断補強筋の筒状内型枠への嵌
装を膨縮チユーブの膨張以前に簡単に行うことが
でき、また、この筒状内型枠を上記成型部材から
抜き出す作業は膨縮チユーブを収縮させることに
よつて、整形補強板と一緒にあるいは個別に簡単
に行うことができ、これらは、内空コンクリート
成型部材の製造能率の向上に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明製法によつて得た柱部材の
斜視図、第2図は同上の一部の縦断面図、第3図
は同じく本発明製法によつて得た梁部材の斜視
図、第4図乃至第6図は本発明製法の実施例を説
明するためのもので、第4図は筒状内型枠を外型
枠に内装支持した状態の斜視図、第5図は上記両
型枠間に生コンクリートを充填した状態の縦断面
図、第6図は同上の要部拡大図、第7図は膨縮チ
ユーブ群内に固形芯枠を設置して使用する本発明
製法の他の例を示す縦断面図である。 a……筒状内型枠、2,5……剪断補強筋たる
フープ筋、スターラツプ筋、b……整形補強板、
b′……整形補強杆、c……膨縮チユーブ、d……
外型枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可撓性材料製の筒状内型枠の外側に剪断補強
    筋を所要の間隔で嵌装するとともに、該筒状内型
    枠の内側には複数の整形補強板を挿入し、かつこ
    の整形補強板の囲繞空処内に複数の膨縮チユーブ
    を配置し、これら複数の膨縮チユーブを送気によ
    り膨張することによつて、上記筒状内型枠を整形
    補強板を介し上記剪断補強筋の内側に圧接し、か
    つこれによつて剪断補強筋を筒状内型枠の外側所
    定位置にしつかりと支持し、かかる状態の筒状内
    型枠とこれを内装した外型枠との間に生コンクリ
    ートを充填することを特徴とする内空コンクリー
    ト成型部材の製法。
JP1776586A 1986-01-31 1986-01-31 内空コンクリ−ト成型部材の製法 Granted JPS62176806A (ja)

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JP1776586A JPS62176806A (ja) 1986-01-31 1986-01-31 内空コンクリ−ト成型部材の製法

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JPS62176806A JPS62176806A (ja) 1987-08-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2546086B2 (ja) * 1991-07-16 1996-10-23 鹿島建設株式会社 プレキャストコンクリート部材の製造法
JP2617271B2 (ja) * 1993-09-24 1997-06-04 オカモト株式会社 セメント製品成形用の空気袋体および該空気袋体を使用するセメント製品の成形方法

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