JP3000032B2 - 鉄骨柱脚固定用空洞の形成装置および方法 - Google Patents

鉄骨柱脚固定用空洞の形成装置および方法

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JP3000032B2
JP3000032B2 JP33419190A JP33419190A JP3000032B2 JP 3000032 B2 JP3000032 B2 JP 3000032B2 JP 33419190 A JP33419190 A JP 33419190A JP 33419190 A JP33419190 A JP 33419190A JP 3000032 B2 JP3000032 B2 JP 3000032B2
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steel column
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fixing
cavity
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憲衛 幸村
修一 植野
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鉄骨柱脚を基礎梁あるいは地中梁に固定す
るための空洞を形成する装置および方法に関する。
[従来の技術] 従来、鉄骨柱脚を基礎梁あるいは地中梁に固定するた
めの空洞を形成する方法としては、鋼製フレームの外周
にメタルラスを張り付けた空洞用型枠を埋め殺して使用
したり、あるいは、発泡スチロールをセットしておい
て、コンクリート硬化後、これを撤去する等のものがあ
った。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記鋼製フレームの外周にメタルラス
を張り付けたものは、コンクリート打設時に、ノロが流
出して空洞部に溜ってしまい、これをヒシャク等で汲み
出しておかないと、ノロが固まってはつらなければなら
ない等の問題があり、また、発泡スチロールを埋め込む
方法では、撤去した発泡スチロールを処分するのに苦労
する等の問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、型枠を繰り返し使
用することができてコストダウンを図り、空洞を簡単か
つ精度よく形成することができる鉄骨柱脚固定用空洞の
形成装置および方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の鉄骨柱脚固定用空洞の形成装置は、内周型枠
用のコアフレームと、内部に空気を圧入して膨らんだ状
態で隣同士が密着するように、上記コアフレームの周囲
に縦方向に配列される複数のエアーチューブから構成さ
れることを特徴とする。
また、本発明の鉄骨柱脚固定用空洞の形成方法は、基
礎梁用型枠内あるいは地中梁用型枠内の鉄骨柱脚の固定
位置に、上記鉄骨柱脚固定用空洞の形成装置をセット
し、コンクリートを打設して硬化後、上記エアーチュー
ブの空気を抜いて脱型することを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図および第2図において、1は内周型枠用のコア
フレームであって、金属あるいは塩化ビニール等の合成
樹脂製の筒体から成る。本実施例のコアフレームは角筒
体であるが、これに限定するものではなく多角筒あるい
は円筒であってもよい。また、コアフレーム1は、筒体
でなく中実状のものであってもよい。
2は内型枠としてのエアーチューブであって、上記保
持枠1の周囲に配列されている。該エアーチューブ2
は、ゴムあるいは合成樹脂製の長尺状袋であって、内部
に空気を圧入することにより仮想線のように膨らみ、打
設されるコンクリートの圧力に抵抗して型枠としての機
能を発揮する。上記エアーチューブ2は、膨らんだ状態
で隣同士が密着してノロが流出しないように配置され
る。
上記エアーチューブ2の上端部には空気注入用のエア
ー供給管2aが取り付けらていて、エアーコンプレッサ等
の適宜圧搾空気供給装置(図示せず)から空気が供給さ
れる。各エアー供給管2aは相互に連通し、総てのエアー
チューブ2の内圧が均一になるようにしてある。
尚、上記エアーチューブ2の周囲にシート材(図示せ
ず)を張り付けてもよい。
次に、上記装置による空洞の形成方法について説明す
る。
まず、第3図および第4図に示すように、地中梁用型
枠3の内部の空洞形成位置に、上記コアフレーム1およ
びエアチューブ2から成る空洞形成装置Aをセットす
る。この際、エアーチューブ2内にエアーを入れて膨ら
ませておく。尚、コアフレーム1の上部をチェーン等の
連結材4を介して型枠3に支持せしめておく。
空洞形成装置Aのセットが完了すると、上記地中梁用
型枠3内にコンクリートCを打設する。
上記コンクリートCが硬化したら、第5図に示すよう
に、上記空洞形成装置Aのエアーチューブ2内のエアー
を抜いて、エアーチューブ2をすぼませて、空洞形成装
置Aを引き抜いて脱型すると、空洞Hが形成される。
続いて、第6図に示すように、鉄骨柱Bの脚部を上記
空洞H内に挿入し、隙間hにモルタルを充填して固定す
る。
[発明の効果] (1)1本1本が非常に単純な構成のエアーチューブを
複数配列することにより構成するようになっているの
で、製造原価が安いだけでなく維持管理が容易で破損に
際しては取り換えるだけで迅速に対処できる等の利点が
ある。
(2)いろいろな空洞の大きさに対応させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の鉄骨柱脚固定用空洞の形成装置の一実
施例を示す側断面図、第2図はその平断面図、第3図は
地中梁用型枠内に空洞形成装置をセットした状態の側面
図、第4図はその平面図、第5図はコンクリート打設し
た施工説明図、第6図は鉄骨柱の脚部を挿入した状態の
施工説明図である。 1……コアフレーム、2……エアーチューブ、2a……エ
アー供給管、3……地中梁用型枠、4……連結材、A…
…空洞形成装置、B……鉄骨柱、C……コンクリート、
H……空洞、h……隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 15/04 E04G 9/08 E02D 27/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周型枠用のコアフレームと、内部に空気
    を圧入して膨らんだ状態で隣同士が密着するように、上
    記コアフレームの周囲に縦方向に配列される複数のエア
    ーチューブから構成されることを特徴とする鉄骨柱脚固
    定用空洞の形成装置。
  2. 【請求項2】基礎梁用型枠内あるいは地中梁用型枠内の
    鉄骨柱脚の固定位置に、請求項1記載の鉄骨柱脚固定用
    空洞の形成装置をセットし、コンクリートを打設して硬
    化後、上記エアーチューブの空気を抜いて脱型すること
    を特徴とする鉄骨柱脚固定用空洞の形成方法。
JP33419190A 1990-11-30 1990-11-30 鉄骨柱脚固定用空洞の形成装置および方法 Expired - Lifetime JP3000032B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100944873B1 (ko) * 2009-06-05 2010-03-04 이영암 콘크리트 기초석의 제조방법

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