JP3114071B2 - 鉄骨柱の埋込み型脚部定着工法 - Google Patents

鉄骨柱の埋込み型脚部定着工法

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JP3114071B2 JP03065239A JP6523991A JP3114071B2 JP 3114071 B2 JP3114071 B2 JP 3114071B2 JP 03065239 A JP03065239 A JP 03065239A JP 6523991 A JP6523991 A JP 6523991A JP 3114071 B2 JP3114071 B2 JP 3114071B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨柱の埋込み型脚部
定着工法、さらに詳しくは、鉄骨柱をその脚部を地中梁
に埋め込むことによって定着設立する工法の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この鉄骨柱の埋込み型脚部定着工法とし
ては、特公昭61−4458号公報あるいは特公平2−
32417号公報等に記載されたものが知られている。
【0003】特公昭61−4458号公報記載のもの
は、基礎の打設コンクリートが硬化する前に鉄筋棒等の
支持金物を設立し、コンクリート硬化後においてその支
持金物の外周をメタルラス,亀甲金網等で包囲して定着
させようとする柱より若干大きめの建込み空処を確保し
ながら地中梁のコンクリートを打設硬化させ、鉄骨柱を
上記空処に建て込んで仮り止めした後コンクリートまた
はモルタルを充填する工法である。
【0004】特公平2−32417号公報記載のもの
は、基礎上にセットしたエキスパンダメタル等の埋込み
型枠により建込み空処を確保しながら地中梁を構築し、
その建込み空処に鉄骨柱の脚部を挿入するとともに、該
脚部に張り出したベースプレートをアンカーボルトに固
定し、建込み空処にグラウト材を注入して固化させた後
において、土間コンクリートを打設し、その土間コンク
リート中に上記ベースプレートを埋設する工法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら公知の
工法では、上記したところによって形成する建込み空処
が地中梁コンクリートの打設時に移動したり変形したり
することがある、鉄骨柱の建方に必要な広い作業スペー
スおよび安定した作業床の確保が困難なため建方能率が
悪い、また、アンカーボルトの植立精度を確保するのが
難しい等の欠点がある。
【0006】本発明の目的は、このような諸々の欠点を
解消し、そのうえ、埋め込んだ鉄骨柱の脚部の外周を取
り巻く主筋およびフープ筋等の柱筋を、アンカーボルト
とともに所定の位置にしっかりと支持し、鉄骨柱の脚部
を予定位置に簡単,迅速,正確、しかも強固に設立する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に採用した本発明鉄骨柱の埋込み型脚部定着工法の構成
は次のとおりである。
【0008】フレーム基体6の外周に柱用内側主筋7お
よび同内側フープ筋8を列設するとともに、そのフープ
筋8の外側面に多孔薄層材9を張架してなる脚部囲繞筒
体aを、上記フレーム基体6の下端を捨てコンクリート
層1に植立したアンカー材2に固定することにより、該
捨てコンクリート層1上に起立支持する。
【0009】この起立支持した脚部囲繞筒体aの外方所
要位置に柱用外側主筋11および同外側フープ筋12を
配筋するとともに、アンカーボルト14をその脚部囲繞
筒体aに連結固定状態にして吊り下げ支持する。
【0010】脚部囲繞筒体aの外方であって地中梁用外
側型枠内所定位置に基礎用鉄筋19、地中梁用上,下主
筋16,17、同スターラップ筋18をそれぞれ配筋し
たのち、脚部囲繞筒体a内を除きその外方に基礎および
地中梁コンクリート20を設計高さhまで打設するとと
もに、脚部囲繞筒体aの上面とアンカーボルト14を含
む鉄骨柱建込み口部sを除く外方に土間用鉄筋(図示し
ていない)を配筋したのち、土間コンクリート22を打
設する。
【0011】鉄骨柱bの脚部b′と外形寸法を同じにし
て別途製作した模擬脚体cを、事前に脚部囲繞筒体aの
建込み空処3に吊り下ろし、その建込み空処3が設計ど
おり箱抜きされているかどうか等をチェックし、必要に
応じ所要の補正あるいは調整をする。
【0012】そのあと、外周面にスタッドコネクター2
3を列設しかつそのスタッドコネクター23の列設部分
より上方にベースプレート26を水平に突出させしかも
下端面にアンカープレート25を固着してなる鉄骨柱b
の脚部b′を、上記脚部囲繞筒体aの建込み空処3に吊
り下ろして建て込み、ベースプレート26をその透孔に
アンカーボルト14を挿通させながら鉄骨柱建込み口部
s内において固定する。
【0013】脚部囲繞筒体aの建込み空処3内であって
脚部b′の外周空隙3′および鉄骨柱建込み口部s内に
コンクリート29,30を充填し、そのコンクリート3
0の上面を土間コンクリート22と面一に仕上げる。
【0014】上記において、フレーム基体6のアンカー
材2への固定を、フレーム基体6を形成する縦杆4の下
端をアンカー材2に外接させ互いを溶接固定すること
は、作業が簡単であり、かつ脚部囲繞筒体aを所定位置
にしっかりと起立支持でき好適である。また、アンカー
ボルト14の吊り下げに脚部囲繞筒体aに連結固定した
環状枠板15を使用することによって、そのアンカーボ
ルト14の設定位置を狂わすようなことがない。
【0015】模擬脚体cとしては、調整台に乗載するベ
ースプレート26を含み、鉄骨柱bの脚部b′と外形寸
法を同じにして長短の鋼材により枠形に形成したものが
好適である。
【0016】
【作用】建込み空処が基礎および地中梁コンクリートの
打設時に移動したり変形したりすることがない。既設の
土間コンクリート上を広い作業スペースおよび安定した
作業床として利用でき、鉄骨柱の建方能率を向上でき
る。
【0017】また、鉄骨柱の脚部を建込み空処に建て込
む前に、予め模擬脚体を建込み空処に吊り下ろして、そ
の建込み空処が設計どおり箱抜きされているかどうか等
を容易にチェックすることができ、これにより、本番の
建込み作業を支障なく円滑に行える。
【0018】さらに、柱用主筋および同フープ筋の配筋
精度、アンカーボルトの植立精度を確保できるから、当
該鉄骨柱の脚部を予定位置に簡単,迅速,正確、しかも
強固に設立することができる。
【0019】
【実施例】以下図示の実施例について詳しく述べる。
【0020】1は、4本のアンカー材2を所要の大きさ
の正方形を形成する各角部に対応する位置に植立して打
設形成した捨てコンクリート層である。aは、建て込も
うとする鋼管製の鉄骨柱bの脚部b′より大きい建込み
空処3を囲繞形成してなる脚部囲繞筒体である。
【0021】この脚部囲繞筒体aは、所要の大きさの正
方形を形成する各角部に設立した4本の縦杆4を所要本
数の横桟5で連結しかつ構築しようとする地中梁より少
し背高にしてなるフレーム基体6の外周に柱用内側主筋
7を、さらにその外周に柱用内側フープ筋8をそれぞれ
所要の間隔で列設するとともに、その内側フープ筋8の
外側面には金属ラス等の多孔薄層材9を張架してなる
(図1)。
【0022】かかる構成の脚部囲繞筒体aを、その縦杆
4の下端を上記アンカー材2に外接させ互いを溶接固定
することにより捨てコンクリート層1上に起立支持す
る。さらに、ベース用鉄筋10、柱用外側主筋11およ
び同外側フープ筋12を所定位置に列設配筋し(図
1)、ベースコンクリート13を打設する(図2)。
【0023】14は、柱用外側フープ筋12の外側にお
いて脚部囲繞筒体aの四辺の各々に2本ずつしかもその
各上端部所要長さを構築しようとする地中梁の上面高さ
より突出する状態にして配置したアンカーボルトで、そ
れは、脚部囲繞筒体aに対して適宜の手段で直接または
間接に連結固定関係に保持した環状枠板15に吊り下げ
ることにより、上記配置位置に固定的に支持される。
【0024】16,17は地中梁用上,下主筋、18は
同スターラップ筋、19は基礎用鉄筋で、これらを地中
梁用外側型枠(図示していない)で囲んだ内部所定の位
置に配筋する(図2)。そのあと、上記地中梁用外側型
枠で囲んだ内部に脚部囲繞筒体a内を除いて基礎および
地中梁コンクリート20を設計高さhまで打設し、所要
の養生をした時点において上記外側型枠の解体および埋
め戻しを慣行どおり実施する。
【0025】次に、上記環状枠板15を取り除くととも
に、脚部囲繞筒体aの上端であって地中梁コンクリート
20の設計高さhから突出する部分を切除し、アンカー
ボルト14の突出上端部の根元にモルタルで調整台21
を形成する。
【0026】一方、脚部囲繞筒体aの上面およびアンカ
ーボルト14を含む鉄骨柱建込み口部sを除き、その外
方に土間用鉄筋(図示していない)を配筋するとともに
土間コンクリート22を打設する。これによって、上面
開口を鉄骨柱建込み口部sに連続させた建込み空処3を
地中梁コンクリート20中に箱抜き確保される(図
3)。
【0027】鋼管製の鉄骨柱bの脚部b′は、その外周
面にスタッドコネクター23を列設し、また、下端面に
は中央に透孔24を有するアンカープレート25を固着
し、その外側周辺部を脚部b′の外周より外方に突出さ
せている。さらに、鉄骨柱bの脚部b′は、スタッドコ
ネクター23の列設部分より上方の外周四方にベースプ
レート26を水平に突出させ、それにアンカーボルト1
4を挿通する透孔を穿設している。27はベースプレー
ト26の位置より上方に開設したコンクリート投入口で
ある。
【0028】鉄骨柱bの建方は次のようにして行う。脚
部b′を脚部囲繞筒体aの建込み空処3に吊り下ろして
建て込み、ベースプレート26をその透孔にアンカーボ
ルト14を挿通させながら調整台21上に乗載し、それ
をナット28で緊締する(図4,5)。
【0029】この場合、上記構成ないしは形状の鉄骨柱
bの脚部b′と外形寸法を同じにして長短の鋼材により
別途製作しておいた模擬脚体c(図6)を、前以って建
込み空処3に吊り下ろし、その建込み空処3が設計どお
り箱抜きされているかどうか、アンカーボルト14が所
定の位置に正確に起立しているかどうか、さらに各調整
台21が水平であるかどうか等をチェックし、必要に応
じてそれらを所要の補正あるいは調整をしておくと、本
番作業で手間取るようなことがない。
【0030】上記の建方作業を終えたところで、脚部囲
繞筒体aの建込み空処3内、さらに具体的には、脚部
b′の外周空隙3′および鉄骨柱建込み口部s内にコン
クリート29,30を打設充填するとともに、脚部b′
の内部にもコンクリート投入口27を通じてコンクリー
ト31を打設充填する。
【0031】これにより、ベースプレート26,アンカ
ーボルト14およびナット28を鉄骨柱建込み口部s内
のコンクリート30に埋没させるとともに、そのコンク
リート30の上面を土間コンクリート22と面一に仕上
げる。以上によって鉄骨柱bの脚部b′が地中梁にしっ
かりと埋込み定着されるものである。
【0032】
【発明の効果】したがって、本発明鉄骨柱の埋込み型脚
部定着工法によれば次の効果を奏すること明らかであ
る。
【0033】 脚部囲繞筒体を捨てコンクリート層に
起立固定するので、建込み空処が基礎および地中梁コン
クリートの打設時に移動したり変形したりすることがな
く所定設計位置に正確に箱抜き確保できる。 土間コ
ンクリートが鉄骨柱の建方の前に打設形成されるから、
それを広い作業スペースおよび安定した作業床として利
用でき、鉄骨柱の建方能率を向上できる。
【0034】 柱用主筋および同フープ筋の配筋精
度、アンカーボルトの植立精度を確保でき、当該鉄骨柱
を予定位置に簡単,迅速,正確、しかも強固に設立する
ことができる。 ベースプレートおよびアンカーボル
トならびにナットがいずれも鉄骨柱建込み口部内のコン
クリートに埋没し、かつそのコンクリートの上面を土間
コンクリートと面一に仕上げることによって、設立した
鉄骨柱の周囲の体裁を損なうことがない。
【0035】 柱用主筋および同フープ筋を脚部囲繞
筒体に別途装架しておくので、現場にそのための足場を
設置する必要がない。 鉄骨柱の脚部の下端面にアン
カープレートを固着し、それがコンクリート中に埋設さ
れるので、脚部外周面に列設するスタッドコネクターの
本数を減らすことができる。 鉄骨O節建方時の乗入
れ作業台が不要である。
【0036】 建込み空処が設計どおり箱抜きされて
いるかどうか等を、模擬脚体を建込み空処に吊り下ろす
ことにより容易にチェックすることができるようにな
り、これにより、本番の建込み作業を支障なく円滑に行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】捨てコンクリート層に脚部囲繞筒体を起立固定
した状態の側面図である。
【図2】同上の脚部囲繞筒体に柱用外側主筋,同外側フ
ープ筋およびアンカーボルト等を装架し、かつ基礎およ
び地中梁用の配筋をした状態の側面図である。
【図3】基礎および地中梁コンクリートおよび土間コン
クリートを打設した状態の縦断面図である。
【図4】建込み空処に鉄骨柱を建て込んだ状態の縦断面
図である。
【図5】同上の要部横断面図である。
【図6】模擬脚体の斜視図である。
【図7】建て込んだ脚部の外周空隙および鉄骨柱建込み
口部内、さらに脚部の内部にコンクリートを打設充填し
た状態の縦断面図である。
【図8】同上の要部横断面図である。
【符号の説明】
1 捨てコンクリート層 2 アンカー材 3 建込み空処 3′ 外周空隙 4 縦杆 5 横桟 6 フレーム基体 7 柱用内側主筋 8 柱用内側フープ筋 9 金属ラス等の多孔薄層材 10 ベース用鉄筋 11 柱用外側主筋 12 柱用外側フープ筋 13 べースコンクリート 14 アンカーボルト 15 環状枠板 16 地中梁用上主筋 17 地中梁用下主筋 18 地中梁用スターラップ筋 19 基礎用鉄筋 20 地中梁コンクリート 21 調整台 22 土間コンクリート 23 スタッドコネクター 24 透孔 25 アンカープレート 26 ベースプレート 27 コンクリート投入口 28 ナット 29 コンクリート 30 コンクリート 31 コンクリート a 脚部囲繞筒体 b 鉄骨柱 b′ 脚部 c 模擬脚体
フロントページの続き (72)発明者 吉田 尊厚 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (72)発明者 大川 芳邦 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (72)発明者 渡辺 賢二 東京都千代田区三番町2番地 飛島建設 株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−10838(JP,A) 特開 平2−164930(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム基体の外周に柱用内側主筋および
    同内側フープ筋を列設しかつそのフープ筋の外側面に多
    孔薄層材を張架して建込み空処を囲繞してなる脚部囲繞
    筒体を、上記フレーム基体の下端を捨てコンクリート層
    に植立したアンカー材に固定することにより該捨てコン
    クリート層上に起立支持すること、 この起立支持した脚部囲繞筒体の外方に柱用外側主筋お
    よび同外側フープ筋を配筋するとともに、該脚部囲繞筒
    体に対しアンカーボルトを連結固定状態にして吊り下げ
    支持すること、 脚部囲繞筒体の外方であって地中梁用外側型枠内所定位
    置に基礎用鉄筋、地中梁用上,下主筋、同スターラップ
    筋をそれぞれ配筋し、そこに基礎および地中梁コンクリ
    ートを打設するとともに、脚部囲繞筒体の上面およびア
    ンカーボルトを含む鉄骨柱建込み口部を除く外方に土間
    用鉄筋を配筋し、そこに土間コンクリートを打設するこ
    と、 鉄骨柱の脚部と外形寸法を同じにして別途製作した模擬
    脚体を、事前に脚部囲繞筒体の建込み空処に吊り下ろ
    し、その建込み空処が設計どおり箱抜きされているかど
    うか等をチェックし、必要に応じ所要の補正あるいは調
    整をすること、 そのあと、外周面にスタッドコネクターを列設しかつそ
    のスタッドコネクターの列設部分より上方にベースプレ
    ートを水平に突出させしかも下端面にアンカープレート
    を固着してなる鉄骨柱の脚部を、脚部囲繞筒体の建込み
    空処に吊り下ろして建て込み、ベースプレートをその透
    孔にアンカーボルトを挿通させながら鉄骨柱建込み口部
    内に固定すること、 脚部囲繞筒体の建込み空処内であって脚部の外周空隙お
    よび鉄骨柱建込み口部内にコンクリートを打設充填し、
    鉄骨柱建込み口部内のコンクリートの上面を土間コンク
    リートと面一に仕上げること、 を特徴とする鉄骨柱の埋込み型脚部定着工法。
  2. 【請求項2】フレーム基体が縦杆と横桟とで形成され、
    その縦杆の下端を、捨てコンクリート層に予め植立して
    あるアンカー材に接合させ溶接固定することにより、脚
    部囲繞筒体を捨てコンクリート層上に起立支持すること
    を特徴とする請求項1記載の鉄骨柱の埋込み型脚部定着
    工法。
  3. 【請求項3】捨てコンクリート層上に起立支持した脚部
    囲繞筒体に連結固定状態にした環状枠板にアンカーボル
    トを吊り下げ、その環状枠板を、上記地中梁および基礎
    コンクリート打設後に取り除き、アンカーボルトの突出
    上部の根元にモルタルで調整台を形成し、その調整台に
    脚部囲繞筒体の建込み空処に建て込んだ脚部のベースプ
    レートを乗載し、それをナットで緊締することを特徴と
    する請求項1または2記載の鉄骨柱の埋込み型脚部定着
    工法。
  4. 【請求項4】鉄骨柱が鋼管製で、その脚部の外周面のベ
    ースプレートより上方にコンクリート投入口を開設し、
    下端面に固着したアンカープレートの中央に透孔を有
    し、上記脚部の外周空隙および鉄骨柱建込み口部内にコ
    ンクリートを打設充填するとき上記コンクリート投入口
    を通じて脚部内にもコンクリートを打設充填することを
    特徴とする請求項1,2または3記載の鉄骨柱の埋込み
    型脚部定着工法。
  5. 【請求項5】模擬脚体は、調整台に乗載するベースプレ
    ートを含み、鉄骨柱の脚部と外形寸法を同じにして長短
    の鋼材により枠形に形成したものであることを特徴とす
    る請求項1,2,3または4記載の鉄骨柱の埋込み型脚
    部定着工法。
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