JP3602091B2 - 建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠およびその型枠を使用した建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法 - Google Patents

建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠およびその型枠を使用した建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、中空プレキャストコンクリート製の各種土木・建築用壁材、桁材等の建設用中空プレキャストコンクリート部材を製作するために使用される建設用プレキャストコンクリート部材製造用型枠およびその型枠を使用した建設用プレキャストコンクリート部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、矩形断面、円形断面等の適宜の外形断面の杭または桁等の土木用プレキャストコンクリート部材には、重量の軽減、コスト低減のために円柱状中空部が設けられているが、その円柱状中空部を形成する方法については、(1)遠心力成形による方法、もしくは、(2)埋め殺し内型枠を使用する方法等が知られている。前記(1)の遠心力成形による方法では、遠心力成形のための設備が必要であり、また、前記(2)の埋め殺し内型枠による方法では、内型枠として使用される薄肉鋼管または紙パイプ等が、そのままいわゆる埋め殺しとされていた。
【0003】
このため、前記(1)の場合は、遠心力成形のための設備費が必要であったり、前記(2)の場合は、埋め殺しに使用される内型枠が一度の使用で破棄されて、再使用ができないなど、建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造コストが高くなるという問題があった。
【0004】
また、脱型させる筒状内型枠を使用する形態も知られているが、コンクリート中で浮力を受けて、弾性材料製の筒状内型枠が湾曲する恐れがあり、これを所定の姿勢に保持して、所定の中空形状を保持することが難しいという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来技術の欠点を有利に解決するためになされたもので、建設用中空プレキャストコンクリート部材の円柱状中空部の形成において、遠心力成形のための設備、および埋め殺し内型枠を使用することなく、内型枠を再利用でき、しかも所定の中空形状を形成することができる建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠および建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【発明を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、請求項1の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠においては、左右方向の両端部に内型枠挿通用透孔1を有する外型枠2と、拡径可能な筒状内型枠3とを備えた建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠4において、前記外型枠2に着脱自在に取り付けられた支持杆7に支持されると共に、前記筒状内型枠3を支持する筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5が筒状内型枠3の外側に配置され、かつ複数の前記筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5が外型枠2の左右方向に間隔を置いて設けられ、各筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5は、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材46の中空部49の内径となるように内径が設定され、かつ両端部にフランジ部23を有する下部バンド構成片9における前記各フランジ部23に両端部の各フランジ部23が載置されて固定される上部バンド構成片10を備えており、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材46の中空部49の内径となるように拡径されて外径がほぼ同じ径となる筒状内型枠3の中間部が前記各筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5で支持されていることを特徴とする。
請求項2の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠においては、左右方向の両端部に内型枠挿通用透孔1を有する外型枠2と、拡径可能な筒状内型枠3とを備えた建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠4において、前記外型枠2に着脱自在に取り付けられた支持杆7に支持されると共に、前記筒状内型枠3を支持する筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5が筒状内型枠3の外側に配置され、かつ複数の前記筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5が外型枠2の左右方向に間隔を置いて設けられ、かつ前記筒状内型枠3は、各端部金具29,37における筒状部30,33に、それぞれゴム製チューブ40の端部が嵌合されて締付け固定用バンド41により固定されていると共に、各端部金具29,37の内側に固定された各条体係止金具32,38にわたって所定長のストッパー用の条体42が緩んだ状態で配設されて係止されている構成とされていることを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明においては、請求項1または請求項2の発明において、外型枠2における底型枠6に、前後方向に間隔をおいて配置されると共に、左右方向に間隔を置いて多数の支持杆7が受金具8を介して立設配置され、かつ前記各受金具8の下部が着脱自在に底型枠6に取り付けられ、前後一対の支持杆7の上部に、ほぼ半円状の下部バンド構成片9の両端部と、上部バンド構成片10の両端部が支持されて、ほぼ円形の筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5が構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠。
【0008】
請求項4の発明においては、請求項1〜請求項3のいずれかの発明において、各支持杆の上部に雄ねじ部11が設けられ、前記雄ねじ部11にバンド支持用ナット12が螺合され、前後一対の支持杆7におけるバンド支持用ナット12に、前記下部バンド構成片9および上部バンド構成片10が支持され、かつ前記雄ねじ部11に螺合されたバンド固定用ナット12により、前記各バンド構成片9,10の端部がバンド支持用ナット12に締付け固定されていることを特徴とする。
【0009】
請求項5の建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法においては、底型枠6に前後一対の受金具付き支持杆19を介して両端部にフランジ部23を有する下部バンド構成片9を支持した状態で、拡径可能な筒状内型枠3の中間部を複数の前記下部バンド構成片9により支持し、左右方向の端部型枠15を前記筒状内型枠3に嵌合配設した後、前記筒状内型枠3を拡径し、かつ前記各下部バンド構成片9における前記各フランジ部23に両端部の各フランジ部23が載置されて固定される上部バンド構成片10を配設して、各筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5を構成し、各筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5は、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材46の中空部49の内径となるように内径が設定され、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材46の中空部49の内径となるように拡径されて外径がほぼ同じ径となる筒状内型枠3の中間部が前記各筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5で支持され、次いで、左右方向の鉄筋またはPC鋼材を配設し、側部型枠13を配設した後、コンクリート45を打設し、前記コンクリート45が硬化した後に、各型枠2,3を脱型して、建設用中空プレキャストコンクリート部材46を製造することを特徴とする。
請求項6の建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法においては、底型枠6に前後一対の受金具付き支持杆19を介して下部バンド構成片9を支持した状態で、拡径可能な筒状内型枠3の中間部を複数の前記下部バンド構成片9により支持し、かつ前記筒状内型枠3は、各端部金具29,37における筒状部30,33に、それぞれゴム製チューブ40の端部が嵌合されて締付け固定用バンド41により固定されていると共に、各端部金具29,37の内側に固定された各条体係止金具32,38にわたって所定長のストッパー用の条体42が緩んだ状態で配設されて係止されている構成とされ、左右方向の端部型枠15を前記筒状内型枠3に嵌合配設した後、前記筒状内型枠3を拡径し、かつ前記下部バンド構成片9の上部に上部バンド構成片10を配設して、筒状内型枠浮き上がり防止用バンド5を構成し、左右方向の鉄筋またはPC鋼材を配設し、側部型枠13を配設した後、コンクリート45を打設し、前記コンクリート45が硬化した後に、各型枠2,3を脱型して、建設用中空プレキャストコンクリート部材46を製造することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態を図を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は、本発明の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠4における外型枠2の一部の側部型枠13を取り付ける前の状態で、下部浮き上がり防止用バンド構成片9および端部型枠15により中空筒状内型枠3を支持している状態を示す概略斜視図であり、(b)は支持杆7と底型枠6と下部バンド構成片9との関係を示す縦断正面図、図2は図1の一部縦断正面図、図3は図1の一部縦断側面図である。図4は図1の状態から、PC鋼材39を緊張配置し、ゴム製チューブ40を膨らませ、さらにPC鋼材39にスターラップ筋44を配筋して結束した状態を示す概略斜視図である。図5は図4の状態における縦断正面図、図6は図4の状態における縦断側面図、図7は側部型枠を配設した状態を示す概略斜視図、図8は外型枠および中空内型枠を脱型して、完成した建設用中空プレキャストコンクリート部材(壁材)を示す概略斜視図で、図9は一対の上部および下部バンド構成片からなる浮き上がり防止用バンドを示す正面図および平面図である。
【0011】
まず、本発明の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠4の構造について説明すると、垂直状態で縦長または水平状態で横長あるいは傾斜状態で縦長に配置されて使用される建設用中空プレキャストコンクリート部材を水平状態で横長に製造する場合の形態を示すものであって、図1から図6に示すように、前後方向に延長する枕材14が左右方向に間隔を置いて配置され、その枕材14の上に、左右方向に延長するように底型枠6が載置され、その底型枠6の左右両端部に端部型枠15が立設配置されて、ボルトおよびナットにより底型枠6に着脱自在に取り付けられている。
外型枠2は側部型枠13と底型枠6と端部型枠15とにより構成されている。
【0012】
前記端部型枠15には、その中央部に、左右方向に開孔する内型枠挿通用透孔1が設けられていると共に、その内型枠挿通用透孔1の周囲に、左右方向に開孔する多数のPC鋼材挿通用透孔16が設けられている。
【0013】
前記底型枠6における上面板17には、前後方向に間隔を置くと共に、左右方向に間隔をおいて、多数のボルト挿通用透孔18が設けられ、各ボルト挿通用透孔18と同心状に、受金具付き支持杆19が前記上面板17に立設配置されている。
【0014】
前記受金具付き支持杆19は、両端部に雄ねじ部11を備えている鋼製螺杆からなる支持杆7と、下方に向って段状(図示の場合)または連続して拡径するように外形状が形成されると共に、内部に連結用雌ねじ筒20を備えている受金具8とが着脱可能に連結されて構成されている。
【0015】
前記受金具8が立設された状態で、前記上面板17の下面側から挿通されると共に、前記受金具8の雌ねじ筒20に螺合されたボルト22により、前記受金具付き支持杆19は底型枠6に着脱自在に立設されている。
【0016】
前記各支持杆7の上部の所定の位置に、バンド支持用ナット12がレベル調整自在に螺合され、前後一対の支持杆7におけるバンド支持用ナット12に、両端部にフランジ部23を有すると共に、中央部に下に凸の半円状本体部分24を備えている下部バンド構成片9における前記フランジ部23が載置されている。前記フランジ部23の巾方向中央部には、透孔または側方に向って開孔するスリットからなる支持杆挿通孔25が設けられており、その支持杆挿通孔25に支持杆7の上部が挿通されている。
【0017】
このように支持杆7およびバンド支持用ナット12に支持された下部バンド構成片9が左右方向に間隔を置いて配置されている。なお、下部バンド構成片9の端部を、バンド支持用ナット12および支持杆7に螺合するナットにより支持杆7に固定するようにしてもよい。
【0018】
このように下部バンド構成片9が配置された状態で、これらの間および端部型枠15との間にスターラップ筋44を底型枠6に載置するように配置し、その後、筒状内型枠3(詳細説明は後記する)がスターラップ筋44に挿通されると共に、下部バンド構成片9に載置させ、そして筒状内型枠3の両端部よりのゴム製チューブ40の中間部に各端部型枠15における内型枠挿通用透孔1を嵌合配置されて、底型枠6にこれらの型枠の透孔に挿通されたボルト・ナットにより着脱自在に取り付けられ、また筒状内型枠3のゴム製管状部分26の中間部が前記内型枠挿通用透孔1に位置するように配置されている。
【0019】
前記筒状内型枠3には、その筒状形状を維持させるために、適度な空気圧を付与するための空気が充填されている。なお、端部型枠15の内側に、プレキャストコンクリ−ト部材の端部金具として座板が必要な場合には、各端部型枠15の嵌設に先立って、その内側に、内型枠挿通用透孔1と同様な透孔を有する鋼製の座板を配置しておく。なお、左右方向にPC鋼材39を配置する場合には、端部型枠15および座板には、内型枠挿通用透孔1と同様な透孔の周囲に、周囲方向に間隔を置いて、左右方向のPC鋼材挿通用透孔16を多数設けておく。このように筒状内型枠3を配置した後、これに接続させる高圧給気ホース43などを接続する。
【0020】
ここで、前記の筒状内型枠3の一例について、図3を参照しながらさらに詳細に説明する。
外周面に複数の環状突起を備えている筒状部30を一端側(内側)に有するフランジ付き筒状金具本体31に、他端側(外側)に逆止弁47を有する給気口27およびハンドリング用把手28を備えている端板29aが前記筒状金具本体31に溶接により固着されて一端側の鋼製端部金具29が構成され、かつその端部金具29の端板29aの内側には条体係止金具32が溶接により固定されている。また、外周面に複数の環状突起を備えている筒状部33を一端側(内側)に有するフランジ付き筒状金具本体34に、他端側(外側)に牽引用係止環状部35およびハンドリング用把手36を備えている端板37aが前記筒状金具本体34に溶接により固着されて、他端側の鋼製端部金具37が構成され、かつその端部金具37の端板37aの内側には条体係止金具38が溶接により固定されている。
【0021】
前記各端部金具29,37における筒状部30,33に、それぞれゴム製チューブ40の端部が嵌合されて複数の締付け固定用バンド41により固定されていると共に、前記各条体係止金具32,38にわたって所定長のストッパー用の条体42が緩んだ状態で配設されて係止され、前記条体42により、端部金具29,37がゴム製チューブ40内の圧力により外れても、飛散しないように構成されている。なお、図示を省略するが、筒状内型枠3が縮径した状態では、筒状内型枠3のゴム製チューブ40と内型枠挿通用透孔1の部分が干渉する恐れがあり、また前記鋼製端部金具29および鋼製端部金具37は低レベル位置にあるので、これらを鋼製の端部型枠15から片持ち式に支持アームを外側に張り出して支持させるようにしてもよい。
【0022】
このように構成された筒状内型枠3におけるゴム製チューブ40の端部側の中間部が、各内型枠挿通用透孔1に位置するように配置されている。このゴム製チューブ40の配置位置は固定端部側では、左右方向の形状は、拡径された時に徐々に拡径されて左右方向に円弧状の外周面48になるので、この部分を避けて、断面外径がほぼ同じ径となるような中間部を各内型枠挿通用透孔1に渡って配置するように構成されている。
【0023】
前記の内型枠挿通用透孔1の内径よりも筒状内型枠3の外径寸法は小さく設定され、また、前記のゴム製チューブ40の保形形態時の空気圧からさらに空気が前記筒状内型枠3内に送気されて、所定の筒状形態に拡径した状態で、端部型枠15(および座板)における前記内型枠挿通用透孔1(またはこれに相当する座板の透孔)の内周面に圧着するように構成されている。前記ゴム製チューブ40としては、内側ゴム層と外側ゴム層の間に複数の補強用繊維層を互いにバイアスになるように配設して、加硫したゴム製チューブ40を使用するようにすると、圧縮空気を注入した時に拡径に順応できるのでよい。
【0024】
前記逆止弁47を有する給気口27に接続された雄金具付き給気ホース43により前記逆止弁47を開放させて、前記給気ホース43に接続される図示省略の圧縮空気給気ポンプより圧縮空気が送気されるように構成されている。
【0025】
前記のように、筒状内型枠3を下部バンド構成片9上に配置し、端部型枠15および必要に応じ座板を配置した後、前記筒状内型枠3の回りに、左右方向の鉄筋を配置する(必要に応じ、PC鋼材39を挿通配置し、図示省略のアバットに固定のセンターホールジャッキに端部を係止した状態で前記ジャッキを伸長して緊張させておく)。
【0026】
次いで、ゴム製チューブ40に圧縮空気を充填して、ゴム製チューブ40の外径が所定の外径になるように拡径させる。
【0027】
次いで、前記下部バンド構成片9の各端部フランジ23の上部に、前記下部バンド構成片9と同様な構成のバンドを反転して構成される上部バンド構成片10の端部フランジ23を支持杆7に挿通して載置し、次いで支持杆7に螺合した固定用ナット12aにより上部バンド構成片10を固定する。この下部および上部バンド構成片9,10の内径は、内型枠挿通用透孔1の内径とほぼ同様に設定され、建設用中空プレキャストコンクリート部材46の中空部49の内径となるように設定されている。
【0028】
次いで、前記鉄筋またはPC鋼材39に各スターラップ筋44の配筋結束作業をした後、側部型枠13を端部型枠15および底型枠6にボルト・ナット等により着脱自在に固定する。
【0029】
また、図示を省略するが、上部に浮き型枠(上部型枠)が必要である場合は、浮き型枠と幅止めセパレーターを側部型枠13を利用して固定する。浮き型枠の必要のない場合は、幅止めセパレーターを側部型枠13に取付けて、側部型枠13の間隔保持を図る。壁体用の建設用中空プレキャストコンクリート部材46を製造する場合は、側面に溝がつくので、外型枠2の内側壁に窪みを付けるか、底型枠6の上面に窪みを有する型枠とし、また上部に浮き型枠を取付けることになる。なお、適宜搬送用のインサートを型枠内面に固定しておく。
【0030】
その後、鉄筋(またはPC鋼材39)および浮き上がり防止用バンド5を埋め込むように、外型枠2内にコンクリ−ト45を充填して硬化させる。なお、浮き型枠のない部分は、適宜金コテ押えで表面を平滑に仕上げようにする。
【0031】
コンクリ−ト45が硬化した後、(PC鋼材39が配置されている場合は、外型枠2の外側で、前記PC鋼材39を切断して、建設用中空プレキャストコンクリート部材46にプレストレスを導入する。)、前記逆止弁47を有する給気口27からゴム製チューブ40内の圧縮空気を排気して、筒状内型枠3を縮径させて、筒状内型枠3を引き抜く。この場合、牽引用係止環状部35に適宜牽引装置を連結すると共に、ハンドリング用把手36を適宜利用する。
【0032】
次いで、側部型枠13,端部型枠15および底型枠6の外型枠2をボルト等を取外して脱型して、建設用中空プレキャストコンクリート部材46を製造する。また、建設用中空プレキャストコンクリート部材46の端部から突出しているPC鋼材の切断処理を行なう。なお、PC鋼材としては、PC鋼撚り線あるいはPC鋼棒を使用する。また、受金具8を取外す場合は、その後の凹部には適宜モルタルを充填する。
次いで、建設用中空プレキャストコンクリート部材46に予め埋め込み固定されているインサート(雌ねじ金具)にアイボルト等の搬送用係止金具を取り付けて、ストックヤードに搬送する。
なお、本発明を実施する場合、図10(a),(b)に示すように、外型枠2を脱型した後に、建設用中空プレキャストコンクリート部材46内の筒状内型枠3内の空気を排気して、チューブ40を縮径させて、筒状内型枠3を脱型するようにしてもよい。
【0033】
本発明を実施する場合、筒状内型枠3内に圧縮空気を注入して内型枠挿通用透孔1に圧着する前に、上部バンド構成片10を装着するようにしてもよい。さらに、L形等の分割型のスターラップ筋44を使用する場合は、筒状内型枠3を配設した後に、スターラップ筋44を配設するようにしてもよい。本発明を実施する場合、受金具8としては、截頭円錐状等の他の適宜の受金具を使用してもよい。
【0034】
本発明を実施する場合、筒状内型枠3におけるゴム製チューブ40に代えて、他の適宜の拡径可能な弾性材料製チューブを使用してもよい。また圧縮空気を注入するようにすると低コストで、チューブ40を拡径できるが、他の適宜の気体または液体等の流体を注入するようにしてもよい。
【0035】
本発明を実施する場合、建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠の複数を、アバット(反力壁)間に間隔をおいて直列に配置するようにしてもよく、長尺のPC鋼材39を各建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠4に挿通するようにアバット間に配設するようにしてもよい。
また、本発明を実施する場合、牽引用係止環状部35相互を対向させるように配置すると共に、条体により牽引用係止環状部35相互を連結するように筒状内型枠3を直列に配置し、筒状内型枠3の端部相互を拡径可能な筒状体により密着するように被覆して使用すると、長尺の建設用中空プレキャストコンクリート部材を製造することができる。
【0036】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、外型枠に着脱自在に取り付けられた支持杆に、筒状内型枠浮き上がり防止用バンドを取り付けるだけで、建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠とすることができ、低コストで、建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠とすることができ、また、その構造が簡単である。また、本発明の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠を使用すると、外型枠内にコンクリートを打設した時に、筒状内型枠が浮き上がることなく、筒状内型枠を安定した状態で支持することができる複数の筒状内型枠浮き上がり防止用バンドを備えているので、筒状内型枠を所定の姿勢に保持して所定の中空形状を保持することができるので、所定の正確な位置に中空部を有する壁材,桁材等の建設用中空プレキャストコンクリート部材を製造することができ、筒状内型枠の脱型も容易である。
また、請求項2の発明によると、各端部金具の内側に固定された各条体係止金具にわたって所定長のストッパー用の条体が緩んだ状態で配設されて係止されているので、前記条体により、端部金具がゴム製チューブ内の圧力により外れても、飛散することはない。
【0037】
また、請求項3および4のように、受金具を介して支持杆を底部型枠に固定すると共に、筒状内型枠浮き上がり防止用バンドを、上部および下部のバンド構成片により構成すると、簡単な構成の筒状内型枠浮き上がり防止用バンドとすることができ、また、支持杆に比較的簡単にバンドを所定の位置に支持させることができる。
【0038】
請求項5の発明によると、筒状内型枠を容易に、下部バンド構成片に支持させておくことができ、また筒状内型枠が拡径した後は、前記下部バンド構成片と共に固定される上部バンド構成片により、筒状内型枠を所定の姿勢に保持して所定の中空形状を保持することができるので、コンクリートが打設された時に、前記筒状内型枠が打設されたコンクリートによる浮力により、型枠内において浮き上がるのを防止することができる。したがって、部材全長に渡って所定の位置に中空部を有する、精度の高い建設用中空プレキャストコンクリート部材を容易に製造することができる。例えば、建設用中空プレキャストコンクリート部材を杭として使用する場合には、アースオーガーにより建設用中空プレキャストコンクリート部材の中空部から排土する場合でも、アースオーガと建設用中空プレキャストコンクリート部材の内周面とが干渉する恐れがない。
また、請求項6の発明によると、各端部金具の内側に固定された各条体係止金具にわたって所定長のストッパー用の条体が緩んだ状態で配設されて係止されているので、前記条体により、端部金具がゴム製チューブ内の圧力により外れても、飛散することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠における外型枠の一部の側部型枠を取り付ける前の状態で、下部浮き上がり防止用バンド構成片および端部型枠により中空内型枠を支持している状態を示す概略斜視図、(b)は支持杆と底型枠と下部バンド構成片との関係を示す縦断正面図である。
【図2】図1の一部縦断正面図である。
【図3】図1の一部切欠縦断側面図である。
【図4】図1の状態から、PC鋼材を緊張配置し、ゴム製チューブを膨らませ、さらにPC鋼材にスターラップ筋を配筋して結束した状態を示す概略斜視図である。
【図5】図4の状態における縦断正面図である。
【図6】図4の状態における縦断側面図である。
【図7】側部型枠を配設した状態を示す概略斜視図である。
【図8】外型枠および中空内型枠を脱型して、完成した建設用中空プレキャストコンクリート部材(壁材)を示す概略斜視図である。
【図9】一対の上部および下部バンド構成片からなる浮き上がり防止用バンドを示す正面図(a)および平面図(b)である。
【図10】外型枠を脱型した後に、建設用中空プレキャストコンクリート部材内の内型枠を脱型する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 内型枠挿通用透孔
2 外型枠
3 筒状内型枠
4 建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠
5 筒状内型枠浮き上がり防止用バンド
6 底型枠
7 支持杆
8 受金具
9 下部バンド構成片
10 上部バンド構成片
11 雄ねじ部
12 バンド支持用ナット
12a 固定用ナット
13 側部型枠
14 枕材
15 端部型枠
16 PC鋼材挿通用透孔
17 上面板
18 ボルト挿通用透孔
19 受金具付き支持杆
20 連結用雌ねじ筒
21 受金具
22 ボルト
23 フランジ部
24 半円状本体部
25 支持杆挿通孔
26 ゴム製管状部分
27 逆止弁付き雌金具を有する給気口
28 ハンドリング用把手
29 端部金具
30 筒状部
31 フランジ付き筒状金具本体
32 条体係止金具
33 筒状部
34 フランジ付き筒状金具本体
35 牽引用係止環状部
36 ハンドリング用把手
37 端部金具
38 条体係止金具
39 PC鋼材
40 ゴム製チューブ
41 締付け固定用バンド
42 条体
43 給気ホース
44 スターラップ筋
45 コンクリート
46 建設用中空プレキャストコンクリート部材
47 逆止弁
48 円弧状の外周面
49 中空部

Claims (6)

  1. 左右方向の両端部に内型枠挿通用透孔を有する外型枠と、拡径可能な筒状内型枠とを備えた建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠において、前記外型枠に着脱自在に取り付けられた支持杆に支持されると共に、前記筒状内型枠を支持する筒状内型枠浮き上がり防止用バンドが筒状内型枠の外側に配置され、かつ複数の前記筒状内型枠浮き上がり防止用バンドが外型枠の左右方向に間隔を置いて設けられ、各筒状内型枠浮き上がり防止用バンドは、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材の中空部の内径となるように内径が設定され、かつ両端部にフランジ部を有する下部バンド構成片における前記各フランジ部に両端部の各フランジ部が載置されて固定される上部バンド構成片を備えており、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材の中空部の内径となるように拡径されて外径がほぼ同じ径となる筒状内型枠の中間部が前記各筒状内型枠浮き上がり防止用バンドで支持されていることを特徴とする建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠。
  2. 左右方向の両端部に内型枠挿通用透孔を有する外型枠と、拡径可能な筒状内型枠とを備えた建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠において、前記外型枠に着脱自在に取り付けられた支持杆に支持されると共に、前記筒状内型枠を支持する筒状内型枠浮き上がり防止用バンドが筒状内型枠の外側に配置され、かつ複数の前記筒状内型枠浮き上がり防止用バンドが外型枠の左右方向に間隔を置いて設けられ、かつ前記筒状内型枠は、各端部金具における筒状部に、それぞれゴム製チューブの端部が嵌合されて締付け固定用バンドにより固定されていると共に、各端部金具の内側に固定された各条体係止金具にわたって所定長のストッパー用の条体が緩んだ状態で配設されて係止されている構成とされていることを特徴とする建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠。
  3. 外型枠における底型枠に、前後方向に間隔をおいて配置されると共に、左右方向に間隔を置いて多数の支持杆が受金具を介して立設配置され、かつ前記各受金具の下部が着脱自在に底型枠に取り付けられ、前後一対の支持杆の上部に、ほぼ半円状の下部バンド構成片の両端部と、上部バンド構成片の両端部が支持されて、ほぼ円形の筒状内型枠浮き上がり防止用バンドが構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠。
  4. 各支持杆の上部に雄ねじ部が設けられ、前記雄ねじ部にバンド支持用ナットが螺合され、前後一対の支持杆におけるバンド支持用ナットに、前記下部バンド構成片および上部バンド構成片が支持され、かつ前記雄ねじ部に螺合されたバンド固定用ナットにより、前記各バンド構成片の端部がバンド支持用ナットに締付け固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建設用中空プレキャストコンクリート部材製造用型枠。
  5. 底型枠に前後一対の受金具付き支持杆を介して両端部にフランジ部を有する下部バンド構成片を支持した状態で、拡径可能な筒状内型枠の中間部を複数の前記下部バンド構成片により支持し、左右方向の端部型枠を前記筒状内型枠に嵌合配設した後、前記筒状内型枠を拡径し、かつ前記各下部バンド構成片における前記各フランジ部に両端部の各フランジ部が載置されて固定される上部バンド構成片を配設して、各筒状内型枠浮き上がり防止用バンドを構成し、各筒状内型枠浮き上がり防止用バンドは、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材の中空部の内径となるように内径が設定され、製造される建設用中空プレキャストコンクリート部材の中空部の内径となるように拡径されて外径がほぼ同じ径となる筒状内型枠の中間部が前記各筒状内型枠浮き上がり防止用バンドで支持され、次いで、左右方向の鉄筋またはPC鋼材を配設し、側部型枠を配設した後、コンクリートを打設し、前記コンクリートが硬化した後に、各型枠を脱型して、建設用中空プレキャストコンクリート部材を製造することを特徴とする建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法。
  6. 底型枠に前後一対の受金具付き支持杆を介して下部バンド構成片を支持した状態で、拡径可能な筒状内型枠の中間部を複数の前記下部バンド構成片により支持し、かつ前記筒状内型枠は、各端部金具における筒状部に、それぞれゴム製チューブの端部が嵌合されて締付け固定用バンドにより固定されていると共に、各端部金具の内側に固定された各条体係止金具にわたって所定長のストッパー用の条体が緩んだ状態で配設されて係止されている構成とされ、左右方向の端部型枠を前記筒状内型枠に嵌合配設した後、前記筒状内型枠を拡径し、かつ前記各下部バンド構成片の上部に上部バンド構成片を配設して、筒状内型枠浮き上がり防止用バンドを構成し、左右方向の鉄筋またはPC鋼材を配設し、側部型枠を配設した後、コンクリートを打設し、前記コンクリートが硬化した後に、各型枠を脱型して、建設用中空プレキャストコンクリート部材を製造することを特徴とする建設用中空プレキャストコンクリート部材の製造方法。
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