JPH057458A - 酸性蛋白食品 - Google Patents

酸性蛋白食品

Info

Publication number
JPH057458A
JPH057458A JP3189197A JP18919791A JPH057458A JP H057458 A JPH057458 A JP H057458A JP 3189197 A JP3189197 A JP 3189197A JP 18919791 A JP18919791 A JP 18919791A JP H057458 A JPH057458 A JP H057458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
acidic
water
solution
milk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3189197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2834345B2 (ja
Inventor
Kenji Masutake
憲二 増竹
Yuichi Maeda
裕一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oil Co Ltd
San Ei Kagaku Co Ltd
Sanei Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
San Ei Kagaku Co Ltd
Sanei Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oil Co Ltd, San Ei Kagaku Co Ltd, Sanei Kagaku Kogyo KK filed Critical Fuji Oil Co Ltd
Priority to JP3189197A priority Critical patent/JP2834345B2/ja
Priority to US07/905,733 priority patent/US5342641A/en
Priority to AU18673/92A priority patent/AU651219B2/en
Priority to CA002072684A priority patent/CA2072684C/en
Priority to DE69210486T priority patent/DE69210486T2/de
Priority to EP92306065A priority patent/EP0521707B1/en
Priority to KR1019920011784A priority patent/KR100213961B1/ko
Publication of JPH057458A publication Critical patent/JPH057458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2834345B2 publication Critical patent/JP2834345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】糊状感がなく、蛋白安定性に優れた酸性蛋白食
品を提供すること。 【構成】動植物性蛋白を含む酸性蛋白食品の分散剤とし
て水溶性大豆多糖類を単用し、又はそれと糊料としてハ
イメトキシルペクチン、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム若しくはアルギン酸プロピレングリコールエス
テルを併用する。酸性蛋白食品としては、酸性飲料、酸
性冷菓、酸性デサート等が例示される。 【効果】上記の構成からなる酸性蛋白食品は、糊状感が
ないにも拘らず、蛋白粒子が凝集、沈澱、相分離などを
生じない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の目的】 【産業上の利用分野】本発明は、乳酸菌飲料、発酵乳、
液状ヨーグルト、酸性乳飲料、酸性の冷菓、酸性デザー
ト及び牛乳、豆乳などの蛋白飲料にみかん搾汁その他の
果汁、有機酸若しくは無機酸を添加してなる酸性蛋白飲
料などの酸性蛋白食品に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、酸性の蛋白食品の製造に際し
ては、蛋白質粒子の凝集、沈澱を防止する目的で、ハイ
メトキシルペクチン(HMペクチン)、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム又はアルギン酸プロピレングリ
コールエステル等の糊料(シックナー)を使用するのが
普通である。しかしこれら何れの糊料においても、蛋白
質粒子の凝集や沈澱を完全に防止するのは困難であっ
て、ともすれば相分離、沈澱などの現象を生じ易い。勿
論、この現象は糊料の添加量を増やして粘度を高めれば
抑制できるが、今日の嗜好の傾向として、ネクター状の
糊状感のある食感は嫌われる傾向がある。そこで、より
低粘度で沈澱、相分離など防止するための工夫が種々凝
らされているが、未だ満足できる域には達していない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】以上の実情に鑑み、本
発明は、粘度感を生じさせることなしに酸性蛋白食品に
おける蛋白質粒子の凝集、沈澱、相分離などの欠点を防
止するための手段ないしは該欠点を防止した酸性蛋白食
品を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 概要 本発明者等は、上記課題の解決を志向して鋭意研究を重
ねた結果、ここに酸性蛋白食品における分散剤として、
水溶性大豆多糖類を単独で、又は、水溶性大豆多糖類
と、ハイメトキシルペクチン、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム及びアルギン酸プロピレングリコールエ
ステルから選ばれた糊料とを併用することにより、上記
課題を解決しうることを見出した。以下、発明を構成す
る諸条件、定義などにつき項別して説明する。 【0005】 定義 本発明において、“酸性蛋白食品”という語は、乳酸菌
飲料(生菌、殺菌タイプを含む)、発酵乳(固状又は液
状)、乳製品を酸性にした酸性乳飲料、酸性の冷菓、酸
性デザート及び牛乳、豆乳などの蛋白飲料にみかん搾汁
その他の果汁又は有機酸若しくは無機酸を添加してなる
酸性飲料等の酸性を帯びた蛋白食品を意味する。また、
“動植物性蛋白”とは、牛乳、山羊乳、脱脂乳、豆乳;
これらを粉末化した全脂粉乳、脱脂粉乳、粉末豆乳;こ
れらに糖を添加した加糖乳;これらを濃縮した濃縮乳;
これらにカルシウム等のミネラル、ビタミン類等を強化
した加工乳及び発酵乳を云う。なお、後者の発酵乳は、
上記動植物性蛋白を殺菌後、乳酸菌スターターを加えて
発酵させた発酵乳を指すが、所望により、更に粉末化し
又は糖等を加えたものであってもよい。 【0006】 水溶性大豆多糖類 本発明の食品において、安定剤として用いる水溶性大豆
多糖類(以下SSPSと略す)は、ラムノース、フコー
ス、アラビノース、キシロース、ガラクトース、グルコ
ース及びウロン酸からなる多糖類であって、標準プルラ
ン(昭和電工株式会社販売)を標準物質として極限粘度
法で求めた平均分子量が100 万以下のものである。この
ものは、大豆から豆腐を製造した後に残るオカラや脱脂
大豆から大豆蛋白を抽出した抽出粕を出発原料として、
これらを加水分解処理することにより製造される。 【0007】 酸性蛋白食品の製造 酸性蛋白食品を製造する場合、原料として、糖類、SS
PS、動植物性蛋白、酸、香料、清水及び必要に応じて
果汁、果肉等を用いる。本食品の一般的な製法を酸性乳
飲料について述べると、原料として動植物性蛋白、SS
PS、酸類、香料、着色料、必要に応じて果汁、果肉等
が用いられ、これらの諸原料に水を加えて、混合、溶解
させた後、必要に応じ均質化及び/又は殺菌することに
より酸性蛋白飲料が得られる。 【0008】 分散剤及び糊料の使用量 SSPSの使用量としては、標準的に最終製品に対し0.
1 〜10%、好ましくは0.2 〜2%程度でよいが、この使
用量は本発明の範囲を制限するものではない。 【0009】本発明の実施に際しては、SSPSの他
に、糊料としてハイメトキシルペクチン(HMペクチ
ン)、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC
−Na)及び/又はアルギン酸プロピレングリコールエス
テル(PGA)などを併用する。これらの標準使用量は
概ね下記の通りであるが、勿論発明範囲とは関係のない
ものである。但し、対象食品が糊状感を呈する程の量で
あってはならないことは当然である。 【0010】HMペクチン:最終製品に対して0.05〜1.
0 %、好ましくは0.1 〜0.5 % CMC−Na及びPGA:0.05〜1.0 %、好ましくは0.1
〜0.5 % 酸類としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、フ
マール酸、リン酸その他の可食性酸が用いられる。一般
に、酸性蛋白食品のpHは5.0 〜2.5 の範囲が好ましい
が、場合によりこの範囲を外れることもある。 【0011】 【実施例】以下、実験例及び実施例により発明実施の態
様、効果などにつき説明するが、単なる説明用であっ
て、発明思想の限定又は制限を意味するものではない。 【0012】実験例1 下記の工程に従って酸性蛋白食品試料(酸性乳飲料)を
製造した。 脱脂粉乳3部を常温水20部に加え、攪
拌、溶解させる。 砂糖7部を常温の水20部に加え、
攪拌、溶解させる。 SSPS0.1 〜10部に水約20部
を加え、80℃で10分間攪拌して溶解させた後、約7℃ま
で冷却する。 以上〜の各液を混合した後、10〜
20℃にて攪拌しつつ、50W/W%クエン酸水溶液を滴下して
pHを4.5 に調整した後、水を加えて全量を100 部とす
る。 【0013】上記にて得られた混液を、(イ) 均質機を
用いて均質化した場合(圧力は第1段150kg/cm2 、第2
段0kg/cm2)と(ロ) 均質化しない場合とについて、それ
ぞれ)85 ℃、30分間殺菌したものと殺菌しないものにつ
き、1週間保存後の沈澱と上澄みの有無及び糊状感につ
いて肉眼で観察した。糊状感については、6名の専門家
からなるパネルにより官能検査した。結果を下表1に示
す。 【0014】 【表1】 【0015】表1より、均質化しないものは均質化した
ものより沈澱物及び上澄みが多く、安定性の悪いことが
認められる。均質化した場合、SSPSは0.1 %以上の
添加量で試料を安定化し、0.1 〜2%までは全く糊状感
がないことが判った。 【0016】実験例2 実験例1に準じて酸性飲料試料を作りテストした。但
し、試料のpH4.0 に調整して均質化すると共に、85℃に
て30分殺菌した。かつ、安定剤として、HMペクチン、
CMC−Na、PGA及びSSPSの各単独以外に、SS
PSとHMペクチン及びCMC−Naの各併用についても
試験した。結果を下表2に示す。 【0017】 【表2】 【0018】表2より、HMペクチン、CMC−Na及び
PGAの三者は、0.4 %添加区では、糊状感が強く、沈
澱と上澄みを生じ、0.3 %添加区では、沈澱物も上澄み
も多く生じるが糊状感が少ない。これらのHMペクチ
ン、CMC−Na及びPGA0.3%添加区にSSPSを0.1
%併用すると、糊状感が改善されると共に、沈澱、上澄
み共に生じないという好結果が得られた。 【0019】実施例1 下表3の配合に従ってヨーグルト風味の酸性乳飲料を製
造した。 (以下余白) 表3(原料配合表) −−−−−−−−−−−−−−−−−− 配合原料 重量部 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 脱脂粉乳 1.0 砂糖 14.0 水 40.0 SSPS 0.2 水 44.2 10%乳酸溶液 0.5 ヨーグルトフレーバー 0.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0 【0020】[調製] 脱脂粉乳1部及び砂糖14部を
常温の水40部に加え、攪拌する。 SSPS0.2 部を
80℃の温湯44.2部に加え、80℃で10分間攪拌、溶解させ
る。 液ととを混合し、10分間緩やかに攪拌す
る。の液に10%乳酸溶液0.5 部を滴下した後、ヨ
ーグルトフレーバー0.1 部を加え、水で全量を100 部と
する。の調合液を、熱交換式殺菌機により95℃、
30秒殺菌を行い、ホットパックする。 【0021】このようにして得られた製品は、3ヶ月を
経っても沈澱や上澄みがなく、糊状感もない、均一な濁
りを有する良好なヨーグルト風味の酸性乳飲料であっ
た。 【0022】実施例2 下表4の配合に従ってイチゴ風味の発酵乳飲料を製造し
た。 表4(原料配合表) −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配合原料 重量部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 発酵乳 15.0 2W/W% SSPS溶液 20.0 砂糖 7.0 ストローベリー果汁 10.0 清水 48.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0 【0023】[調製] 脱脂粉乳21部を水79部に加え
て分散させた後、90〜95℃で15分間攪拌しつつ殺菌を行
い、40℃まで冷却した後、市販のプレーンヨーグルト3
部をスターターとして添加し、38℃の恒温室で発酵さ
せ、攪拌機でカードを粉砕した後、10〜15℃まで冷却
し、発酵乳を作る。 SSPS2部を熱水98部に加
え、80℃で10分間攪拌、溶解させた後、25℃まで冷却
し、2W/W%のSSPS溶液を調製する。 常温水30部
に砂糖7部を溶かす。 常温水18部に、ストローベリ
ー果汁10部を加えて果汁の希釈液を作る。の発酵
乳15部、の2W/W%SSPS溶液20部、の砂糖液37部
及びの果汁希釈液28部を攪拌混合した後、59%乳酸で
pHを3.8 に調整し、90℃まで加熱、攪拌して殺菌した
後、85℃で均質化(第1段150kg/cm2 、第2段0kg/c
m2)を行い、熱時ポリエチレンテレフタレート製の瓶に
充填し、5分間倒置した後、放冷する。 【0024】得らえれた製品を冷蔵庫中1ヶ月保存し、
安定性及び糊状感を観察したところ、沈澱、上澄み共に
なく、かつ糊状感もない、極めて良好な果汁入り無菌乳
酸菌飲料であった。 【0025】実施例3 下表5の配合に従って、発酵乳入り飲むヨーグルトを製
造した。 表5(原料配合表) −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配合原料 重量部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 発酵乳 40.0 2W/W% SSPS溶液 20.0 2W/W% HMペクチン溶液 10.0 砂糖 7.0 清水 23.0 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0 【0026】発酵乳(約10〜15℃に調温)と2W/W%SS
PS溶液(約25℃に調温)の作成は、実施例2と同様に
行った。また2W/W%HMペクチン溶液は、HMペクチン
2部を熱水98部に加え、80℃に10分間攪拌して溶解させ
た後、25℃まで冷却して作った。更に糖液は、砂糖7部
を常温水23部に溶かして調製した。 【0027】以上の4種の溶液を冷時、発酵乳40部、2
W/W%SSPS溶液20部、2W/W%ペクチン溶液10部、砂糖
液30部の割合で混合し、pH3.8 に50%乳酸溶液で調整し
た後、均質化を行い(圧力は第1段150kg/cm2、第2段
0kg/cm2)、瓶に充填冷蔵庫に2週間保存した。この飲
むヨーグルトは、沈澱、上澄み共になく、糊状感もない
優れた品質を保持していた。 【0028】実施例4 下表6の配合に従って冷果(シャーベト)を製造した。 表6(原料配合表) −−−−−−−−−−−−−−−− 配合原料 重量部 −−−−−−−−−−−−−−−− 脱脂粉乳 1.0 植物性油脂 1.0 砂糖 8.0 異性化糖 10.0 水飴 5.0 クエン酸 0.15 4W/W% SSPS溶液 10.0 色素 0.02 香料 0.1 乳化剤 0.5 清水 64.23 −−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0 【0029】[調製] 常温水20部に脱脂粉乳1部を
加え、溶解させる。 砂糖8部、異性化糖10部及び水
飴5部を常温水30部に溶かす。 SSPS4部を温湯
96部に加え、80℃で10分間攪拌して溶解させ、20℃まで
冷却する。 常温水5部にクエン酸0.15部を溶かし、
酸の溶液を作成する。 色素を100 倍量の水に溶か
す。 脂粉乳溶液21部、糖液53部、SSPS溶液10部
及び色素液約2部を冷時混合し、これに5.15部の酸液、
香料、残りの水、乳化剤及び油脂を加え、攪拌しつつ80
℃まで昇温させ、同温度に10分間保持する。の調
製液を均質化した後、熱交換器にて93℃、30秒間殺菌
後、7℃まで冷却す。の殺菌された均質化液を一
夜エージング後、アイスクリーム用フリーザーにて−4
℃、オーバーラン60%まで起泡させて取り出し、冷凍庫
中に保存する。 【0030】の工程で一夜エージングした状態の均質
化液の状態を観察したところ、沈澱、上澄み共になく、
安定であった。また冷凍庫中3ヶ月保存したものは、収
縮もなく、かつ糊状感もないあっさりした食感のシャー
ベットであった。 【0031】実施例5 下表7の配合に従ってゼリーを製造した。 表7(原料配合表) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 配合原料 重量部 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 乳酸菌飲料(殺菌) 20.0(無脂乳固型分 3.6%) 砂糖 5.0 5W/W%SSPS溶液 10.0 カラギーナン 0.5 ローカストビーンガム 0.1 ヨーグルトフレーバー 0.1 清水 64.3 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合計 100.0 【0032】[調製] 乳酸菌飲料20部に常温水20部
を加え混合する。 砂糖5部とカラギーナン0.5 部、
ローカストビーンガム0.1 部を温湯30部に溶かす。
SSPS5部を温湯95部に加え80℃10分間攪拌溶解す
る。のSSPS液を20℃迄水冷する。 乳酸菌
溶液40部、砂糖とゲル化剤溶液35.6部及び5W/W%SSP
S溶液10部を混合し、これに残りの水と香料とを添加し
て75℃まで加熱した後、均質化(圧力:第1段150kg/cm
2 、第2段0kg/cm2)を行う。 均質化された調製液
をカップ容器に充填後、冷水に浸してゼリー化させ、冷
蔵庫中1週間保存する。 【0033】得られたゼリーは、蛋白凝集や離水現象の
ない、爽やかな酸味を持つゼリーであった。 【0034】 【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、粘度感、
蛋白質粒子の凝集、沈澱、相分離などの欠点のない酸性
蛋白食品を提供できたことにより、食生活の高度化に貢
献しうる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成4年7月30日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】発明の詳細な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の目的】 【産業上の利用分野】本発明は、乳酸菌飲料、発酵乳、
液状ヨーグルト、酸性乳飲料、酸性の冷菓、酸性デザー
ト及び牛乳、豆乳などの蛋白飲料にみかん搾汁その他の
果汁、有機酸若しくは無機酸を添加してなる酸性蛋白飲
料などの酸性蛋白食品に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、酸性の蛋白食品の製造に際し
ては、蛋白質粒子の凝集、沈澱を防止する目的で、ハイ
メトキシルペクチン(HMペクチン)、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム又はアルギン酸プロピレングリ
コールエステル等の糊料(シックナー)を使用するのが
普通である。しかしこれら何れの糊料においても、蛋白
質粒子の凝集や沈澱を完全に防止するのは困難であっ
て、ともすれば相分離、沈澱などの現象を生じ易い。勿
論、この現象は糊料の添加量を増やして粘度を高めれば
抑制できるが、今日の嗜好の傾向として、ネクター状の
糊状感のある食感は嫌われる傾向がある。そこで、より
低粘度で沈澱、相分離など防止するための工夫が種々凝
らされているが、未だ満足できる域には達していない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】以上の実情に鑑み、本
発明は、粘度感を生じさせることなしに酸性蛋白食品に
おける蛋白質粒子の凝集、沈澱、相分離などの欠点を防
止するための手段ないしは該欠点を防止した酸性蛋白食
品を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 概要 本発明者等は、上記課題の解決を志向して鋭意研究を重
ねた結果、ここに酸性蛋白食品における分散剤として、
水溶性大豆多糖類を単独で、又は、水溶性大豆多糖類
と、ハイメトキシルペクチン、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム及びアルギン酸プロピレングリコールエ
ステルから選ばれた糊料とを併用することにより、上記
課題を解決しうることを見出した。以下、発明を構成す
る諸条件、定義などにつき項別して説明する。 【0005】 定義 本発明において、“酸性蛋白食品”という語は、乳酸菌
飲料(生菌、殺菌タイプを含む)、発酵乳(固状又は液
状)、乳製品を酸性にした酸性乳飲料、酸性の冷菓、酸
性デザート及び牛乳、豆乳などの蛋白飲料にみかん搾汁
その他の果汁又は有機酸若しくは無機酸を添加してなる
酸性飲料等の酸性を帯びた蛋白食品を意味する。また、
“動植物性蛋白”とは、牛乳、山羊乳、脱脂乳、豆乳;
これらを粉末化した全脂粉乳、脱脂粉乳、粉末豆乳;こ
れらに糖を添加した加糖乳;これらを濃縮した濃縮乳;
これらにカルシウム等のミネラル、ビタミン類等を強化
した加工乳及び発酵乳を云う。なお、後者の発酵乳は、
上記動植物性蛋白を殺菌後、乳酸菌スターターを加えて
発酵させた発酵乳を指すが、所望により、更に粉末化し
又は糖等を加えたものであってもよい。 【0006】 水溶性大豆多糖類 本発明の食品において、安定剤として用いる水溶性大豆
多糖類(以下SSPSと略す)は、ラムノース、フコー
ス、アラビノース、キシロース、ガラクトース、グルコ
ース及びウロン酸からなる多糖類であって、標準プルラ
ン(昭和電工株式会社販売)を標準物質として極限粘度
法で求めた平均分子量が100万以下のものである。こ
のものは、大豆から豆腐を製造した後に残るオカラや脱
脂大豆から大豆蛋白を抽出した抽出粕を出発原料とし
て、これらを加水分解処理することにより製造される。 【0007】 酸性蛋白食品の製造 酸性蛋白食品を製造する場合、原料として、糖類、SS
PS、動植物性蛋白、酸、香料、清水及び必要に応じて
果汁、果肉等を用いる。本食品の一般的な製法を酸性乳
飲料について述べると、原料として動植物性蛋白、SS
PS、酸類、香料、着色料、必要に応じて果汁、果肉等
が用いられ、これらの諸原料に水を加えて、混合、溶解
させた後、必要に応じ均質化及び/又は殺菌することに
より酸性蛋白飲料が得られる。 【0008】 分散剤及び糊料の使用量 SSPSの使用量としては、標準的に最終製品に対し
0.1〜10%、好ましくは0.2〜2%程度でよい
が、この使用量は本発明の範囲を制限するものではな
い。 【0009】本発明の実施に際しては、SSPSの他
に、糊料としてハイメトキシルペクチン(HMペクチ
ン)、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC
−Na)及び/又はアルギン酸プロピレングリコールエ
ステル(PGA)などを併用する。これらの標準使用量
は概ね下記の通りであるが、勿論発明範囲とは関係のな
いものである。但し、対象食品が糊状感を呈する程の量
であってはならないことは当然である。 【0010】HMペクチン:最終製品に対して0.05
〜1.0%、好ましくは0.1〜0.5% CMC−Na及びPGA:0.05〜1.0%、好まし
くは0.1〜0.5% 酸類としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸、フ
マール酸、リン酸その他の可食性酸が用いられる。一般
に、酸性蛋白食品のpHは5.0〜2.5の範囲が好ま
しいが、場合によりこの範囲を外れることもある。 【0011】 【実施例】以下、実験例及び実施例により発明実施の態
様、効果などにつき説明するが、単なる説明用であっ
て、発明思想の限定又は制限を意味するものではない。 【0012】実験例1 下記の工程に従って酸性蛋白食品試料(酸性乳飲料)を
製造した。 脱脂粉乳3部を常温水20部に加え、攪
拌、溶解させる。 砂糖7部を常温の水20部に加
え、攪拌、溶解させる。 SSPS0.1〜10部に
水約20部を加え、80℃で10分間攪拌して溶解させ
た後、約7℃まで冷却する。 以上〜の各液を混
合した後、10〜20℃にて攪拌しつつ、50w/w%
クエン酸水溶液を滴下してpHを4.5に調整した後、
水を加えて全量を100部とする。 【0013】上記にて得られた混液を、(イ)均質機
を用いて均質化した場合(圧力は第1段150kg/c
、第2段0kg/cm)と(ロ)均質化しない場
合とについて、それぞれ)85℃、30分間殺菌したも
のと殺菌しないものにつき、1週間保存後の沈澱と上澄
みの有無及び糊状感について肉眼で観察した。糊状感に
ついては、6名の専門家からなるパネルにより官能検査
した。結果を下表1に示す。 【0014】 【表1】 【0015】表1より、均質化しないものは均質化した
ものより沈澱物及び上澄みが多く、安定性の悪いことが
認められる。均質化した場合、SSPSは0.1%以上
の添加量で試料を安定化し、0.1〜2%までは全く糊
状感がないことが判った。 【0016】実験例2 実験例1に準じて酸性飲料試料を作りテストした。但
し、試料のpH4.0に調整して均質化すると共に、8
5℃にて30分殺菌した。かつ、安定剤として、HMペ
クチン、CMC−Na、PGA及びSSPSの各単独以
外に、SSPSとHMペクチン及びCMC−Naの各併
用についても試験した。結果を下表2に示す。 【0017】 【表2】 【0018】表2より、HMペクチン、CMC−Na及
びPGAの三者は、0.4%添加区では、糊状感が強
く、沈澱と上澄みを生じ、0.3%添加区では、沈澱物
も上澄みも多く生じるが糊状感が少ない。これらのHM
ペクチン、CMC−Na及びPGA0.3%添加区にS
SPSを0.1%併用すると、糊状感が改善されると共
に、沈澱、上澄み共に生じないという好結果が得られ
た。 【0019】実施例1 下表3の配合に従ってヨーグルト風味の酸性乳飲料を製
造した。 【0020】[調製] 脱脂粉乳1部及び砂糖14部
を常温の水40部に加え、攪拌する。 SSPS0.
2部を80℃の温湯44.2部に加え、80℃で10分
間攪拌、溶解させる。 液ととを混合し、10分
間緩やかに攪拌する。の液に10%乳酸溶液0.
5部を滴下した後、ヨーグルトフレーバー0.1部を加
え、水で全量を100部とする。の調合液を、熱
交換式殺菌機により95℃、30秒殺菌を行い、ホット
パックする。 【0021】このようにして得られた製品は、3ヶ月を
経っても沈澱や上澄みがなく、糊状感もない、均一な濁
りを有する良好なヨーグルト風味の酸性乳飲料であっ
た。 【0022】実施例2 下表4の配合に従ってイチゴ風味の発酵乳飲料を製造し
た。 【0023】[調製] 脱脂粉乳21部を水79部に
加えて分散させた後、90〜95℃で15分間攪拌しつ
つ殺菌を行い、40℃まで冷却した後、市販のプレーン
ヨーグルト3部をスターターとして添加し、38℃の恒
温室で発酵させ、攪拌機でカードを粉砕した後、10〜
15℃まで冷却し、発酵乳を作る。 SSPS2部を
熱水98部に加え、80℃で10分間攪拌、溶解させた
後、25℃まで冷却し、2w/w%のSSPS溶液を調
製する。 常温水30部に砂糖7部を溶かす。 常
温水18部に、ストローベリー果汁10部を加えて果汁
の希釈液を作る。発酵乳15部、の2w/w%
SSPS溶液20部、の砂糖液37部及びの果汁希
釈液28部を攪拌混合した後、59%乳酸でpHを3.
8に調整し、90℃まで加熱、攪拌して殺菌した後、8
5℃で均質化(第1段150kg/cm、第2段0k
g/cm)を行い、熱時ポリエチレンテレフタレート
製の瓶に充填し、5分間倒置した後、放冷する。 【0024】得らえれた製品を冷蔵庫中1ヶ月保存し、
安定性及び糊状感を観察したところ、沈澱、上澄み共に
なく、かつ糊状感もない、極めて良好な果汁入り無菌乳
酸飲料であった。 【0025】実施例3 下表5の配合に従って、発酵乳入り飲むヨーグルトを製
造した。 【0026】発酵乳(約10〜15℃に調温)と2w/
w%SSPS溶液(約25℃に調温)の作成は、実施例
2と同様に行った。また2w/w%HMペクチン溶液
は、HMペクチン2部を熱水98部に加え、80℃に1
0分間攪拌して溶解させた後、25℃まで冷却して作っ
た。更に糖液は、砂糖7部を常温水23部に溶かして調
製した。 【0027】以上の4種の溶液を冷時、発酵乳40部、
2w/w%SSPS溶液20部、2w/w%ペクチン溶
液10部、砂糖液30部の割合で混合し、pH3.8に
50%乳酸溶液で調整した後、均質化を行い(圧力は第
1段150kg/cm、第2段0kg/cm)、瓶
に充填冷蔵庫に2週間保存した。この飲むヨーグルト
は、沈澱、上澄み共になく、糊状感もない優れた品質を
保持していた。 【0028】実施例4 下表6の配合に従って冷果(シャーベト)を製造した。 【0029】[調製] 常温水20部に脱脂粉乳1部
を加え、溶解させる。砂糖8部、異性化糖10部及び
水飴5部を常温水30部に溶かす。 SSPS4部を
温湯96部に加え、80℃で10分間攪拌して溶解さ
せ、20℃まで冷却する。 常温水5部にクエン酸
0.15部を溶かし、酸の溶液を作成する。色素を1
00倍量の水に溶かす。 脂粉乳溶液21部、糖液5
3部、SSPS溶液10部及び色素液約2部を冷時混合
し、これに5.15部の酸液、香料、残りの水、乳化剤
及び油脂を加え、攪拌しつつ80℃まで昇温させ、同温
度に10分間保持する。の調製液を均質化した
後、熱交換器にて93℃、30秒間殺菌後、7℃まで冷
却す。の殺菌された均質化液を一夜エージング
後、アイスクリーム用フリーザーにて−4℃、オーバー
ラン60%まで起泡させて取り出し、冷凍庫中に保存す
る。 【0030】の工程で一夜エージングした状態の均質
化液の状態を観察したところ、沈澱、上澄み共になく、
安定であった。また冷凍庫中3ケ月保存したものは、収
縮もなく、かつ糊状感もないあっさりした食感のシャー
ベットであった。 【0031】実施例5 下表7の配合に従ってゼリーを製造した。【0032】[調製] 乳酸菌飲料20部に常温水2
0部を加え混合する。砂糖5部とカラギーナン0.5
部、ローカストビーンガム0.1部を温湯30部に溶か
す。 SSPS5部を温湯95部に加え80℃10分
間攪拌溶解する。のSSPS液を20℃迄水冷す
る。 乳酸菌溶液40部、砂糖とゲル化剤溶液35.
6部及び5w/w%SSPS溶液10部を混合し、これ
に残りの水と香料とを添加して75℃まで加熱した後、
均質化(圧力:第1段150kg/cm、第2段0k
g/cm)を行う。 均質化された調製液をカップ
容器に充填後、冷水に浸してゼリー化させ、冷蔵庫中1
週間保存する。 【0033】得られたゼリーは、蛋白凝集や離水現象の
ない、爽やかな酸味を持つゼリーであった。 【0034】実施例6 下表8の配合に従ってドレッシング様酸性蛋白食品を製
造した。 【0035】[調製] 脱脂粉乳21部を水79部に
加えて分散させた後、90〜95℃で15分間攪拌しな
がら殺菌し、ついで40℃まで冷却した後、市販のプレ
ーンヨーグルト3部をスターターとして添加して38℃
の恒温室中で発酵させた。その後、攪拌機で生成したカ
ードを粉砕した後、10〜15℃まで冷却して発酵乳を
調製した。 SSPS5部を熱水95部に加え、80
℃で10分間攪拌した後、25℃まで冷却し、5w/w
%SSPS溶液を調製した。 食酢にレモン果汁、食
塩、グルタミン酸ナトリウムを加え、攪拌して均一な液
を調製した。で得た発酵乳45部、の5w/w
%SSPS溶液10部及びの調味液45部を攪拌下に
混合した後、酢酸でpH3.6に調整し、90℃まで加
熱、攪拌して殺菌した後、85℃で二段均質化(圧力:
第一段150kg/cm、第二段5kg/cm)を
行ってから素早くガラス瓶内に充填、密封し、5分間倒
置後、放冷した。 【0036】得られた製品は、低粘度の糊感のないサラ
ッとした、低カロリーのドレッシング様酸性蛋白食品
で、放置しても沈澱、上澄み共に見られなかった。 【0037】 【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、低粘度、
蛋白質粒子の凝集、沈澱、相分離などの欠点のない酸性
蛋白食品を提供できたことにより、食品生活の高度化に
貢献しうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23J 3/00 501 7236−4B A23L 1/03 6844−4B 1/0524 1/0532 1/0534 1/06 2121−4B 2/02 A 9162−4B 2/38 P 9162−4B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分散剤として水溶性大豆多糖類を含有することを特
    徴とする酸性蛋白食品。 2 ハイメトキシルペクチン、カルボキシメチルセルロ
    ースナトリウム及びアルギン酸プロピレングリコールエ
    ステルから選ばれた糊料を含む請求項1の酸性蛋白食
    品。
JP3189197A 1991-07-02 1991-07-02 酸性蛋白食品 Expired - Lifetime JP2834345B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3189197A JP2834345B2 (ja) 1991-07-02 1991-07-02 酸性蛋白食品
AU18673/92A AU651219B2 (en) 1991-07-02 1992-06-29 Protein dispersant comprising water-soluble hemicellulose
CA002072684A CA2072684C (en) 1991-07-02 1992-06-29 Food additive comprising water-soluble hemicellulose
US07/905,733 US5342641A (en) 1991-07-02 1992-06-29 Food additive comprising water-soluble hemicellulose
DE69210486T DE69210486T2 (de) 1991-07-02 1992-07-01 Wasserlöslicher, Hemizellulose enthaltender Nahrungsmittelzusatz
EP92306065A EP0521707B1 (en) 1991-07-02 1992-07-01 Food additive comprising water soluble hemicellulose
KR1019920011784A KR100213961B1 (ko) 1991-07-02 1992-07-02 수용성 헤미셀룰로스로 이루어진 식품첨가제 및 이 식품첨가제가 포함된 식품

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3189197A JP2834345B2 (ja) 1991-07-02 1991-07-02 酸性蛋白食品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH057458A true JPH057458A (ja) 1993-01-19
JP2834345B2 JP2834345B2 (ja) 1998-12-09

Family

ID=16237149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3189197A Expired - Lifetime JP2834345B2 (ja) 1991-07-02 1991-07-02 酸性蛋白食品

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2834345B2 (ja)
KR (1) KR100213961B1 (ja)

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759512A (ja) * 1993-08-20 1995-03-07 Sanei Gen F F I Inc 酸性乳飲料の製造方法
JPH104876A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Calpis Food Ind Co Ltd:The カルシウム入り乳性酸性飲料
JPH1046192A (ja) * 1996-08-07 1998-02-17 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷機の給水ローラー用洗浄剤
JPH11178517A (ja) * 1997-12-25 1999-07-06 Sanei Gen Ffi Inc 分散安定化組成物
JPH11225669A (ja) * 1998-02-17 1999-08-24 Yakult Honsha Co Ltd 酸性乳飲料の製造方法
JPH11332476A (ja) * 1998-05-22 1999-12-07 Fuji Oil Co Ltd 酸性蛋白食品及びその製造法
JP2000014325A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 酸性液状ソフトミックス
JP2000316468A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Calpis Co Ltd 発酵風味及び安定性が増強された発酵乳製品
JP2001029038A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Fuji Oil Co Ltd ドレッシング類及びその製造法
JP2001190254A (ja) * 1999-10-27 2001-07-17 Calpis Co Ltd 乳含有酸性飲料の製造方法
JP2001218567A (ja) * 2000-02-07 2001-08-14 Sanei Gen Ffi Inc 蛋白質含有酸性食品
JP2002223703A (ja) * 2001-01-30 2002-08-13 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 果汁入り液状ソフトミックス
JP2004194671A (ja) * 2000-09-07 2004-07-15 Sanei Gen Ffi Inc 酸乳ゲル組成物
JP2004283182A (ja) * 2004-07-12 2004-10-14 Calpis Co Ltd カルシウム入り乳性酸性飲料及びその製造法
JP2005198574A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nippon Paper Chemicals Co Ltd 食品用分散安定剤
JP2005287506A (ja) * 2004-03-08 2005-10-20 Fuji Oil Co Ltd 蛋白質含有酸性飲食品用粉末組成物
JP2006254803A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Nippon Del Monte Corp 豆乳と野菜汁を含有する液状食品
JP2007508817A (ja) * 2003-10-20 2007-04-12 ルドルフ ヴィルド ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー タンパク質粉末及びそれから得られるタンパク質含有飲料
WO2007139057A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Fuji Oil Company, Limited 新規な安定性を有する水溶性多糖類及びその製造法
JP2007536924A (ja) * 2004-05-14 2007-12-20 コンパニ・ジェルベ・ダノン 大豆タンパク質系調製品の製造方法
JP2009125065A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Fuji Oil Co Ltd 過発酵ヨーグルト類用の離水防止剤及びそれを用いたヨーグルト類
JP2013046605A (ja) * 2011-07-28 2013-03-07 Nippon Shokuhin Kako Co Ltd 蛋白質含有飲食品用分散剤及びそれを用いた蛋白質含有飲食品
WO2013150887A1 (ja) * 2012-04-05 2013-10-10 サッポロホールディングス株式会社 豆乳発酵物及びその製造方法
JP2014147369A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Sapporo Breweries Ltd 豆乳発酵飲料及びその製造方法
WO2014199876A1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-18 カルピス株式会社 発酵乳含有飲料
JP2015112094A (ja) * 2013-12-16 2015-06-22 日本水産株式会社 魚肉粒子の分散液とその製法及びそれを利用した食品
JP5792917B1 (ja) * 2014-01-23 2015-10-14 カルピス株式会社 酸性乳性飲料及びその製造方法
WO2016068251A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 株式会社明治 酸性乳飲料及びその製造方法
JP2017216890A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 アサヒ飲料株式会社 酸性乳含有高清澄飲料および酸性乳含有高清澄飲料の白濁防止方法
US10231467B2 (en) 2013-02-04 2019-03-19 Sapporo Holdings Limited Solid fermented soy milk product and process for manufacturing same
CN110870502A (zh) * 2018-08-29 2020-03-10 内蒙古农业大学 添加剂组合物及其应用和酸奶制品以及测定酸奶制品的离心沉淀率和感官得分的方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6045847A (en) * 1997-11-13 2000-04-04 Fuji Oil Co., Ltd. Rice cooking method
KR100536647B1 (ko) * 1998-05-20 2006-03-22 후지 세유 가부시키가이샤 떡류 및 떡과자류와 그것에 이용되는 노화방지제
PL1726215T3 (pl) 2005-05-09 2008-10-31 Gervais Danone Sa Sposób wytwarzania preparatów opartych na białku z soi i mleka, mających wysoką całkowitą zawartość białek
NZ541934A (en) * 2005-08-19 2008-05-30 Splintiz Invest Ltd Carbonated milk product comprising a combination of agents that control the foaming of the product while retaining an effective effervescence in the carbonated milk-based beverage
WO2013025053A2 (ko) * 2011-08-18 2013-02-21 Park Chan-Oh 헤미셀룰로오즈를 이용한 프라스틱 대체용품 제조방법 및 헤미셀룰로오즈 이용방법

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0759512A (ja) * 1993-08-20 1995-03-07 Sanei Gen F F I Inc 酸性乳飲料の製造方法
JPH104876A (ja) * 1996-06-19 1998-01-13 Calpis Food Ind Co Ltd:The カルシウム入り乳性酸性飲料
JPH1046192A (ja) * 1996-08-07 1998-02-17 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷機の給水ローラー用洗浄剤
JPH11178517A (ja) * 1997-12-25 1999-07-06 Sanei Gen Ffi Inc 分散安定化組成物
JPH11225669A (ja) * 1998-02-17 1999-08-24 Yakult Honsha Co Ltd 酸性乳飲料の製造方法
KR100628415B1 (ko) * 1998-02-17 2006-09-27 가부시키가이샤 야쿠루트 혼샤 산성 우유 음료 제조법
JPH11332476A (ja) * 1998-05-22 1999-12-07 Fuji Oil Co Ltd 酸性蛋白食品及びその製造法
JP2000014325A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 酸性液状ソフトミックス
JP2000316468A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Calpis Co Ltd 発酵風味及び安定性が増強された発酵乳製品
JP2001029038A (ja) * 1999-07-21 2001-02-06 Fuji Oil Co Ltd ドレッシング類及びその製造法
JP2001190254A (ja) * 1999-10-27 2001-07-17 Calpis Co Ltd 乳含有酸性飲料の製造方法
JP2001218567A (ja) * 2000-02-07 2001-08-14 Sanei Gen Ffi Inc 蛋白質含有酸性食品
JP2004194671A (ja) * 2000-09-07 2004-07-15 Sanei Gen Ffi Inc 酸乳ゲル組成物
JP2002223703A (ja) * 2001-01-30 2002-08-13 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 果汁入り液状ソフトミックス
JP2007508817A (ja) * 2003-10-20 2007-04-12 ルドルフ ヴィルド ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー タンパク質粉末及びそれから得られるタンパク質含有飲料
JP2005198574A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nippon Paper Chemicals Co Ltd 食品用分散安定剤
JP2005287506A (ja) * 2004-03-08 2005-10-20 Fuji Oil Co Ltd 蛋白質含有酸性飲食品用粉末組成物
JP2007536924A (ja) * 2004-05-14 2007-12-20 コンパニ・ジェルベ・ダノン 大豆タンパク質系調製品の製造方法
JP2004283182A (ja) * 2004-07-12 2004-10-14 Calpis Co Ltd カルシウム入り乳性酸性飲料及びその製造法
JP2006254803A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Nippon Del Monte Corp 豆乳と野菜汁を含有する液状食品
JP4657771B2 (ja) * 2005-03-17 2011-03-23 キッコーマン株式会社 豆乳と野菜汁を含有する液状食品
WO2007139057A1 (ja) * 2006-05-30 2007-12-06 Fuji Oil Company, Limited 新規な安定性を有する水溶性多糖類及びその製造法
JP2009125065A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Fuji Oil Co Ltd 過発酵ヨーグルト類用の離水防止剤及びそれを用いたヨーグルト類
JP2013046605A (ja) * 2011-07-28 2013-03-07 Nippon Shokuhin Kako Co Ltd 蛋白質含有飲食品用分散剤及びそれを用いた蛋白質含有飲食品
US10299490B2 (en) 2012-04-05 2019-05-28 Sapporo Holdings Limited Soy milk fermentation product and method for producing same
WO2013150887A1 (ja) * 2012-04-05 2013-10-10 サッポロホールディングス株式会社 豆乳発酵物及びその製造方法
JP2014147369A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Sapporo Breweries Ltd 豆乳発酵飲料及びその製造方法
US10231467B2 (en) 2013-02-04 2019-03-19 Sapporo Holdings Limited Solid fermented soy milk product and process for manufacturing same
CN105407736A (zh) * 2013-06-14 2016-03-16 可尔必思株式会社 含发酵乳的饮料
JPWO2014199876A1 (ja) * 2013-06-14 2017-02-23 アサヒ飲料株式会社 発酵乳含有飲料
WO2014199876A1 (ja) * 2013-06-14 2014-12-18 カルピス株式会社 発酵乳含有飲料
TWI664915B (zh) * 2013-06-14 2019-07-11 日商朝日飲料股份有限公司 含發酵乳之飲料
JP2015112094A (ja) * 2013-12-16 2015-06-22 日本水産株式会社 魚肉粒子の分散液とその製法及びそれを利用した食品
JP5792917B1 (ja) * 2014-01-23 2015-10-14 カルピス株式会社 酸性乳性飲料及びその製造方法
WO2016068251A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 株式会社明治 酸性乳飲料及びその製造方法
JPWO2016068251A1 (ja) * 2014-10-30 2017-08-10 株式会社明治 酸性乳飲料及びその製造方法
JP2017216890A (ja) * 2016-06-03 2017-12-14 アサヒ飲料株式会社 酸性乳含有高清澄飲料および酸性乳含有高清澄飲料の白濁防止方法
CN110870502A (zh) * 2018-08-29 2020-03-10 内蒙古农业大学 添加剂组合物及其应用和酸奶制品以及测定酸奶制品的离心沉淀率和感官得分的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2834345B2 (ja) 1998-12-09
KR100213961B1 (ko) 1999-08-02
KR930001822A (ko) 1993-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2834345B2 (ja) 酸性蛋白食品
CN108697130B (zh) 含豌豆蛋白分离物的营养配制品及其作为蛋白质来源的用途
JP3351343B2 (ja) 酸性蛋白食品及びその製造法
EP3395178B1 (en) High protein, fruit and vegetable preparation and related methods and food products
WO2017030206A1 (ja) ウェランガム含有組成物
CN101170917B (zh) 生产总蛋白质含量高的基于大豆和乳蛋白的制品的方法
US8512775B2 (en) Method for preparing a dairy product
US7285301B2 (en) Method for producing nutritionally balanced food compositions
JP2023056016A (ja) 熱抑制されたワキシーキャッサバスターチ
JP3280768B2 (ja) 酸性乳飲料の製造方法
RU2335992C2 (ru) Состав для производства безалкогольного напитка
JP2022529440A (ja) 乳製品および方法
CN101253895A (zh) 一种乳品稳定剂及其用途
JP2018201504A (ja) 酸性殺菌タンパク質含有飲食品、酸性殺菌タンパク質含有飲食品の製造方法、酸性殺菌タンパク質含有飲食品の凝集抑制方法、酸性殺菌タンパク質含有飲食品の流通方法及び酸性殺菌タンパク質含有飲食品の保存方法
NZ527257A (en) Stabilized fruit flavored milk product containing milk, fruit, fruit juice, a stabiliser such as pectin and cations, having a ph in the range of from 3.2 to about 4.6
JP3488805B2 (ja) 酸性乳飲料の製造方法
AU2002240029A1 (en) Stabilized milk product containing fruit and fruit jucie
JPH07104A (ja) 発酵乳及びその製造方法
JP2005323530A (ja) 酸性乳飲料
JPS60256372A (ja) 酸性蛋白飲料の製造法
EP1744639B1 (en) Method for the manufacture of a soy protein-based preparation
US1563020A (en) Preserved flavored milk drink and process of preparing same
US20050084593A1 (en) Reduced fat and carbohydrate cultured dairy product and process for manufacturing such cultured dairy product
JP3946476B2 (ja) 発酵乳及びその製造方法
JP2020141635A (ja) ゲル状食品及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002

Year of fee payment: 13