JPH0556824A - 車両用座席 - Google Patents

車両用座席

Info

Publication number
JPH0556824A
JPH0556824A JP4028221A JP2822192A JPH0556824A JP H0556824 A JPH0556824 A JP H0556824A JP 4028221 A JP4028221 A JP 4028221A JP 2822192 A JP2822192 A JP 2822192A JP H0556824 A JPH0556824 A JP H0556824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
cushion member
vehicle seat
vehicle
cushion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4028221A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0777567B2 (ja
Inventor
Hans Schneider
シユナイダー ハンス
Thomas Dinges
デインゲス トマス
Elmar Deegener
デイーゲナー エルマー
Volker Schafer
シエーフアー フオルカー
Peter Bertenburg
ベルテンブルク ペーター
Kurt Karschin
カルシン クルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiper Recaro GmbH and Co
Original Assignee
Keiper Recaro GmbH and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keiper Recaro GmbH and Co filed Critical Keiper Recaro GmbH and Co
Publication of JPH0556824A publication Critical patent/JPH0556824A/ja
Publication of JPH0777567B2 publication Critical patent/JPH0777567B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/62Thigh-rests
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0284Adjustable seat-cushion length

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 座の深さが可変式の車両用座席において、最
少座深さの状態で被覆材が座の隙間に折り込まれず、か
つ座の長さに追従できるようにする。 【構成】 座部のクッション部材は、後方部分1と、そ
れに対して座の調節方向へ変位可能な前方部分2とに分
割される。選択可能な全ての座深さで、クッション部材
の後方部分1と前方部分2との間の空間は、複数のロー
ラ9を巻回して延びるエンドレスベルト10を備えた介
設要素6によって完全に橋絡される。ローラ9は、交差
部にて座席の横断方向へ延びる軸8の周りを回動可能に
相互に連結された2対の交差アーム7の各々の一端部に
設けられる。ローラ9は、全ての座深さ調節位置におい
て、エンドレスベルト10の上端を支持領域内に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の座席に関し、
特に、座の深さが可変式で、詰物用の少なくとも実質的
に伸縮しない被覆材を備えた自動車用の座席に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用座席において、座の深さ
を増加させるために、シートクッションの前部を前方へ
移動して、座部上でシートクッションの後部との間に隙
間を形成することは知られている。さらに、シートクッ
ションの後部の前縁と前部の後縁との間に被覆材を配置
し、シートクッションの前部を最大座深さの位置に配置
したときに、この被覆材が引き延ばされて上記隙間を覆
う構造が知られている。より浅い座深さの設定時には、
この被覆材は、上記隙間と同様に憂慮すべき僅かな間隙
内へ延びて折り目を形成する。そのため、上記隙間を座
席の長手方向に伸縮可能な被覆材で覆う方策が、既に提
案されている。しかしながら、この解決策は、最少座深
さの状態で隙間が無くなるものの、伸縮可能な被覆材を
それに対応して短くすることができないために、いくつ
かの問題点を提示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、上記の従来技術の問題点を排除した座の深さが可
変式の車両用座席を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明は、少なくとも実質的に非伸縮性の
詰物用被覆材を備えた座の深さが可変式の車両用座席に
おいて、選択可能な全ての座深さで、深さの調節方向へ
隙間を有しない着席者支持領域を座部に備えたことを特
徴とする車両用座席を提供する。
【0005】調節可能な全ての座深さにおいて隙間のな
い支持面を形成することは、様々な方法で達成される。
例えば、座席の詰物、すなわちクッション部材用の少な
くとも実質的に非伸縮性の被覆材は、クッション部材の
後方部分を越えて妨害無く延設され、クッション部材の
後方部分を越えて前方へ延びる被覆材の上記部分は、ク
ッション部材の前方部分に座席の長手方向へ変位可能に
載置される。被覆材の前端部に係合するクランプ装置に
よって、被覆材は、調節可能な全ての座深さにおいて張
力を保持する。
【0006】また、好適な実施態様において、クッショ
ン部材の少なくとも前方部分は、変形可能なパッド層と
して構成され、このパッド層は、選択可能な全ての座深
さでクッション部材の後方部分から前方へ隙間無く延
び、かつ上方から偏向手段を取り巻いて下方へ延びる。
この偏向手段の変位可能度に対し、クッション部材の後
方部分に近接したパッド層の上端部が、偏向手段を取り
巻く部分の伸縮によって延ばされ、又は縮められるよう
にする必要がある。
【0007】さらに、クッション部材の後方部分と前方
部分との間に、選択可能な全ての座深さでクッション部
材の後方部分と前方部分との隙間を完全に橋絡する介設
要素を設けることもできる。好適な実施態様において、
この介設要素は少なくとも1対の交差アームを備え、こ
の交差アームはその自由端部のそれぞれに、相互に平行
な旋回軸を座席の横断方向へ延設した案内ローラを備え
る。これらの案内ローラを巻回して、例えば被覆材から
なるエンドレスベルトが通過し、このエンドレスベルト
は2つの上部ローラにより、クッション部材の2つの部
分によって形成された支持面に保持される。座深さの変
更時には、各交差アームの交差角度が変わる。このと
き、座部の支持面に対してほぼ直交して延びるエンドレ
スベルトの2つの部分の長さは、座部の支持面に位置す
る部分の伸縮と同程度に伸縮する。
【0008】エンドレスベルトを充分に支持するため
に、それぞれに独立して構成された少なくとも2対の交
差アームを、座席の横断方向に相互に離間しかつ並列に
配置して、各案内ローラを一方の対の交差アームから他
方の対の交差アームへ延設することが好ましい。支持面
の領域に配置されるエンドレスベルトの部分だけは、言
うまでもなく被覆材からなる。さらに、支持面において
硬い領域を回避するために、被覆材を可撓性のパッド層
で裏打ちしてもよい。
【0009】上記の介設要素の実施態様は、特許請求の
範囲の第6項及び第7項に記載される。変形可能なパッ
ド層を備えたさらに他の実施態様では、パッド層及び偏
向手段の両側面に、それぞれU字状の案内路を配設し、
この案内路の上方部分が、パッド層を支持領域内に保持
する。この案内路には、それを横断して可撓性のストリ
ップ状パッド支持体を配設し、この支持体は、好ましく
はその長手方向両側縁部の領域で、上方部分に加わる圧
力による負荷を受けるために、座席の横断方向へ可撓性
を有しない。座深さを変えるためには、偏向手段と案内
ウェブとを座席の長手方向へ移動することのみを要す
る。各案内路を、側面対向部材で被覆することも有利で
ある。
【0010】クッション部材の後方部分から、前方部分
を越えてクランプ装置まで延びる被覆材を備えたさらに
他の実施態様は、特許請求の範囲の第12項〜第18項
に記載される。このクランプ装置は、例えば選択された
座深さに対応して、張力付与装置(例えばベルト)を大
小の程度に偏向させる揺動レバーを備える。この張力付
与装置は、前端を被覆材の前端に、かつ後端をシートフ
レームに連結され、それにより被覆材が緊張状態に保持
される。しかしながら、例えば張力付与ベルトを、座席
の横断方向へ延びる軸上に巻取り、座深さの調節時にこ
の軸を回転させるようにしてもよい。以下、添付図面を
参照して、本発明をその実施例に基づきさらに詳細に説
明する。
【0011】
【実施例】図面に主に座部の一部分のみが示される自動
車用の座席(以下、シートという)は、横断方向へ分割
されて座深さを変更可能なシートクッション部材を備え
る。このシートクッション部材の後方部分1は後部クッ
ション支持体(周知構造故に図示せず)によって支持さ
れ、後部クッション支持体はシートフレーム(同様に図
示せず)によって支持される。シートクッション部材の
前方部分2は前部クッション支持体3上に配置され、前
部クッション支持体3は、シートの長手方向へ延びる2
つのロッド4に固定される。各ロッド4は、シートの横
断方向へ相互に隣接かつ離間して配置され、シートフレ
ームに固定されたそれぞれのハウジング5へ、長手方向
変位可能に装着される。各ロッド4及びハウジング5
は、前部クッション支持体3を案内する機能のみを有す
る。前部クッション支持体3は、手動操作のために、例
えばその前底縁部にハンドルを備えることが好ましい。
本実施例において、このハンドルを、電気式、空気式、
又は手動式に作動するそれぞれの駆動要素によって構成
することもできる。これらの駆動要素によって、シート
クッション部材の後方部分1と前方部分2との間の隙間
を、座の所望の深さを得るために調節することができ
る。
【0012】シートクッション部材の後方部分1の頂部
1′と前方部分2の頂部2′とによって形成される座部
の支持領域に、選定可能な座深さのいずれを選択する場
合でも調節方向への隙間を形成しないようにするため
に、介設要素6が設けられる。介設要素6は、調節可能
な全ての座深さにおいて、シートクッション部材の後方
部分1と前方部分2との間の隙間を完全に橋絡する。介
設要素6は、同一構造を有する等しい長さの2組の交差
アーム7を備える。各交差アーム7は中央部で相互に交
差し、この交差部において、シートの横断方向へ延びる
軸8へ回動可能に取着される。これらの交差アーム7の
1つの組はシートの1つの側方部分へ配置され、他の組
は他の側方部分へ配置される。一方の組の交差アーム7
の各先端から他方の組の交差アーム7の対応する各先端
まで、シートの横断方向へローラ9が延設される。
【0013】これら4つの相互に平行なローラ9上を、
後方部分1及び前方部分2と同じ被覆材からなるエンド
レスベルト10が通過する。この被覆材は、薄肉の詰物
のライニングによって裏打ちすることができる。エンド
レスベルト10の長さは、それが長手方向への所定の張
力を有し、それにより各ローラ9に所定の張力下で当接
するように選定される。
【0014】上部後方のローラ9を支持する軸11は、
シートの一側方部分に配置されたシート構造体の2つの
カバー部12に取付けられ、カバー部12に対する位置
が変わらないようになっている。したがって、エンドレ
スベルト10の上面は、この上部後方のローラ9によっ
て常に支持領域に保持される。同時に、上部後方のロー
ラ9から下方へ延びるエンドレスベルト10の一部分
は、シートクッション部材の後方部分1の前端面に当接
するか、あるいはこの前端面から多くとも微少距離だけ
離れて位置する。2つの上部ローラ9の他方は、軸13
に回動可能に取着される。軸13の両端部は、2つのカ
バー部12にシートクッション部材の前方部分2の変位
方向へ延設されたスロット14に、それぞれ係合する。
このローラ9も、エンドレスベルト10を支持領域に保
持し、また、このローラ9から下方へ延びるエンドレス
ベルト10の一部分は、シートクッション部材の前方部
分2に当接するように保持されるか、あるいは前方部分
2から微少距離だけ離れて配置される(図1及び図2参
照)。軸13は、2つのスロット14を貫通し、カバー
部12の外面を被覆する2つの対向部15に回動可能に
取着される。2つの対向部15は、前部クッション支持
体3に強固に連結される。
【0015】図1に示す最少座深さの位置から始めてこ
の深さを増やす場合、シートクッション部材の前方部分
2は前部クッション支持体3と共に、シートクッション
部材の後方部分1から離れる方向、すなわち図1及び図
2に示す左方向へ移動される。2つの対向部15がシー
トクッション部材の前方部分2と共に移動するため、軸
13に支持されたローラ9の位置は、前方部分2に対し
て変動しない。しかしながら、軸13と軸11との間隔
を増加するに従い、各アーム7はさらに相互間を拡げら
れ、2つの上部ローラ9間及び2つの下部ローラ9間の
各距離が、軸13と軸11との間隔の増加と同程度に増
加する。したがって、エンドレスベルト10はその張力
を保持する。したがって図2に示すように、シートクッ
ション部材の後方部分1と前方部分2との間の隙間を橋
絡するエンドレスベルト10の一部分は、緊張状態を維
持するとともに、選択されたどの座深さにおいてもその
上面を支持領域に配置し、それにより支持領域は、シー
トクッション部材の前端から後端まで隙間なく延びるこ
ととなる。
【0016】スロット14に係合する軸13の代わり
に、図1及び図2に鎖線で示すように、カバー部12に
軸8用のスロット14′を設けることもできる。さら
に、前部クッション支持体3に直接に係合する調節駆動
装置の代わりに、各アーム7の相互交差角度を変化させ
る回転駆動装置を設けることもできる。この回転駆動装
置は、手動操作又はモータ駆動操作が可能に構成され
る。
【0017】図4〜図8に示す座深さ可変式の車両シー
トの実施例は、座部の両側部の各ウェブ20の間にクッ
ション部材21を備える。クッション部材21の厚さは
前端部21′において十分に減少し、前端部21′でク
ッション部材21はストリップ状のパッド層を形成す
る。図の実施例では、このパッド層は均一の厚さを有す
る。このパッド層の可撓性を増加させるために、図7お
よび図8に示すように、シートの横断方向へ溝穴状の空
洞部22を設ける。
【0018】クッション部材21の前端部21′は、そ
の下面において可撓性のベルト23へ強固に連結され
る。ベルト23は、クッション支持体として作用すると
ともに、シートの横断方向において、生じ得る負荷を許
容するに十分なだけの大きな曲げ剛性を付与する。相当
な可撓性を有するにも関わらずこの曲げ剛性を保持する
ために、例えばシートの横断方向へ延びる複数のビード
を設けることもできる。
【0019】ベルト23の両側縁部は、それぞれ案内溝
24に係合する。各案内溝24はU字形状を有し、その
2つの腕は、座深さの調節方向へ重畳して延びる。それ
ら腕の一部分に亙って、各案内溝24は、前端部21′
の各側面に配置されてシート構造体へ固定連結された1
対のカバー部25内を延び、残りの部分は、各カバー部
25の外面に当接してカバー部上で座深さ調節方向へ変
位可能に案内される1対の対向部26内を延びる。その
ためこの実施例において、各対向部26は、カバー部2
5方向へ開口する案内溝26′を備え、カバー部25の
案内片25′がこの案内溝26′に係合する。対向部2
6を支持するカバー部25の前端部から最少の座深さに
おいても突出する各対向部26の前方部分は、いかなる
ときにも反転ローラ27に対する支持ウェブとして作用
する。反転ローラ27を回動可能に支持する軸28は、
その両端で対向部26にボルト留めされる(図5参
照)。反転ローラ27上には、この偏向領域で1対の案
内溝24の半円部分によって案内される。
【0020】反転ローラ27は、その両端から等距離の
部位に切開部を有し、この切開部にて、各ロッド29の
一端が軸28に連結される。1対のロッド29は、案内
溝24の相互平行部分と平行に延び、シート構造体へ固
定連結されたハウジング30内で案内される。図1〜図
3に示すように、各ロッド29及びハウジング30は純
粋な案内作用を果たす。しかしながら他の実施例におい
て、それらは電気式、空気式、又は手動式に操作可能な
駆動要素を形成する。
【0021】最少座深さを基準にこれを増加させる場
合、図7及び図8に示す左方向への軸28の変位は、1
対の対向部26をカバー部25に対して同程度に移動さ
せ、それにより各案内溝24の相互平行部分の延長部を
形成する。したがってベルト23の両側縁部は、各対向
部26内に配置された案内溝24の相互平行部分内を摺
動し、クッション部材21の前端部21′の底部が対応
して短縮される。その反対に、座深さを減少させる場合
には、前端部21′の底部は伸長されることとなる。
【0022】図9〜図12に示した実施例、及び図13
〜図15の変形例において、座部のクッション支持体及
びこれに支持されるシートクッション部材は、いずれも
シートの横断方向へ分割される。シート構造体へ固定連
結されるクッション支持体の後方部を参照番号41で、
また前方部を参照番号42で、それぞれ示す。クッショ
ン支持体の後方部41はシートクッション部材の後方部
分43を支持し、前方部42はシートクッション部材の
前方部分44を支持する。
【0023】クッション支持体の後方部41の長手方向
中心線に関して対称に、かつ後方部41内で座深さの調
節方向へ延びて、1対の案内管45が固定配置される。
各案内管45は、案内ロッド46を長手方向へ変位可能
に案内する。1対の案内ロッド46の前端部は、最少座
深さにおいても各案内管45の前端から突出し、シート
クッション部材の前方部分44を支持する。しかしなが
ら、各案内ロッド46をクッション支持体の後方部41
に固定連結し、かつ前方部42を案内ロッド46上で変
位可能に配置してもよい。
【0024】シートクッション部材の後方部分43は被
覆材47によって被覆される。しかしながら被覆材47
は、座深さ調節用に分割されるシートクッション部材を
備えた周知の車両用シートの場合と同様に、後方部分4
3の前端面をも被覆することはない。また、被覆材47
は、図11及び図12に示したように、妨害なくシート
クッション部材の前方部分44を越えて延びる。シート
クッション部材の前方部分44を被覆する被覆材47の
一部分と、後方部分43を被覆する被覆材47の一部分
とを、縫い目等によって繋ぐこともできる。シートクッ
ション部材の後方部分43及び前方部分44の、被覆材
47によって被覆されない領域は、例えば肉薄の織布等
の被覆材料によって被覆してもよい。このような被覆材
料は、前方部分44の被覆材47の支持面上に、詰物材
料の摩耗を回避し、かつ前方部分44の支持面上での被
覆材47の快適な滑りを確保するために、設けることも
できる。
【0025】図11に示すように、最少座深さの位置
で、被覆材47は、シートクッション部材の前方部分4
4の前端を越えて下方へ延び、さらにクッション支持体
の前方部42上の偏向部材48を取り巻いて延びる。偏
向部材48は、シートの横断方向へ前方部42の全幅に
亙って延びかつその下側が円弧状に丸くなったストリッ
プ形状を有する。
【0026】最少座深さの位置で、被覆材47は偏向部
材48の内側に末端を配置する。このとき、図示の実施
例では、2本のストリップ49が被覆材47に連結され
る。これらのストリップ49は、被覆材47の側縁部の
一方又は他方から僅かに離間して配置される。2本のス
トリップ49は、それぞれの偏向手段50上を通過して
クッション支持体の後方部41まで延び、各ストリップ
49の他端が後方部41に固着される。
【0027】別個に構成された2つの偏向手段50の各
々は、2つの案内ロッド46のそれぞれに近接してその
外側に配置され、別個に構成された1対の有角揺動レバ
ー51をそれぞれに備える。揺動レバー51は、シート
の横断方向へ延びる軸52によって、クッション支持体
の前方部42の後端に近接して装着され、クッション支
持体の前方部42内で揺動可能となっている。この実施
例では、軸52は、揺動レバー51の1つの上向きアー
ムの自由端部を貫通する。図12に示すように、軸52
の支点は、案内ロッドの幾分か上方に配置される。揺動
レバー51の他のアームは、最少座深さの位置で前方斜
め上方へ延び、1対の揺動レバー51のこのアーム間に
は、それぞれの自由端の間の領域に、シートの横断方向
へ延びる回転軸線を有した偏向ローラ53が配置され
る。偏向ローラ53は、一方のストリップ49の経路内
に突出する。したがって、他方の対の揺動レバー51に
設けた偏向ローラ53は、他方のストリップ49の経路
内に突出する。ストリップ49は、偏向ローラ53によ
って偏向された後、1対の揺動レバー51の間をその下
方の有角端方向へ延び、さらに1対の揺動レバー51の
間に配置された偏向ウェブ54の下面に沿って後方へ延
び、クッション支持体の後方部41上の固着点に達す
る。
【0028】各対の2つの揺動レバー51の底端部に
は、最少座深さの位置でほぼ鉛直方向へ延びるスロット
55が設けられ、スロット55が、シートの横断方向へ
延びるピン56を受容する。図10に示すように、2つ
のピン56は、対応するそれぞれの側方ウェブ57を支
持したクッション支持体の部位まで、外方へ延ばされ
る。側方ウェブ57は、シートフレームへ固定連結さ
れ、したがって座深さの変動時に、クッション支持体の
後方部41に対して固定される。クッション支持体の前
方部42を後方部41から離脱させる際に、軸52はピ
ン56に対して、案内ロッド46の長手方向へ移動す
る。したがって、ねじりに対する抵抗性を有した軸52
によって相互に非回転式に連結された2つの偏向手段5
0の、それぞれの揺動レバー51は、スロット55の作
用により図11において反時計方向へ揺動し、ピン56
と軸52との間隔が拡がる。図11における反時計方向
へのこの揺動動作は、図12に示すように、偏向ローラ
53を軸52の周りの円形軌道上で下方へ移動させ、ク
ッション支持体の前方部42と後方部41との間隔の増
加量だけ、2つのストリップ49の偏向量を減少させ
る。したがって、シートクッション部材の前方部分44
の後方部分43からの離脱変位時に前方部分44上を摺
動する被覆材47は、緊張状態を維持する。したがっ
て、シートクッション部材の前方部分44と後方部分4
3との間の隙間は、外部から視認できない。
【0029】座深さを減らす際には、各偏向手段50の
2つの揺動レバー51は、図11及び図12における時
計方向へ揺動し、被覆材47の前端を偏向部材48方向
へ下方へ引っ張り、さらに偏向部材48を巻回させて上
方へ引っ張る。ピン56による揺動レバー51の揺動の
代わりに、案内ロッド46を同様にクッション支持体の
前方部42に自由に配置し、かつ案内ロッド46に、軸
52上に非回転式に固定配置された歯車に係合するラッ
ク状の歯群を設けることもできる。このときさらに、案
内ロッド46をクッション支持体の後方部41へ固定連
結し、前方部42の変位時に、歯車が案内ロッド46の
歯群に沿って転動するように構成する必要がある。
【0030】図13〜図15に示す図9〜図12の変形
例において、2つの案内ロッド46は上記のように、す
なわちクッション支持体の後方部41へ固定連結して構
成される。前方部42は、2つの案内ロッド46上へ変
位可能に装着され、各案内ロッド46には、クッション
支持体の前方部42内へ突出する部分において、その下
側にラック状の歯群が設けられる。これら2つのラック
状の歯群は歯車(図示せず)に係合し、この歯車は、ク
ッション支持体の前方部42に回転可能に取着されたね
じり抵抗性を有する軸58に、非回転式に固定される。
軸58はシートの横断方向へ延びる。各ストリップ49
の経路内へ突出するとともに、一端で被覆材の前端部に
固着され、かつ他端でクッション支持体の後方部41に
固定される軸58の両端部には、軸58を半径方向へ貫
通して溝孔59が設けられ、溝孔59内をストリップ4
9が貫通する。
【0031】最大座深さの位置で、軸58内の2つの溝
孔59は、図15に示すようにストリップ49が僅かな
角度で屈曲するように延びる。座深さが減少すると、軸
58はその長手軸線に関して回転し、図14に最少座深
さの位置で示すように、ストリップ49が軸58上にい
くらか巻き取られる。したがって、図9〜図12に示し
た実施例と同様に、シートクッション部材の前方部分4
4の上を摺動可能な被覆材47は緊張状態を維持し、座
深さの増加時にシートクッション部材の前方部分44と
後方部分43との間に現れる隙間は、視認できないよう
に橋絡される。
【0032】歯車によって駆動される軸58の代わり
に、図9〜図12の実施例と同様に、ピンと協働する揺
動レバーによって駆動することも、もちろん可能であ
る。図面から確認される上記の全ての特徴は、特に強調
されず、また特許請求の範囲に記載されないものであっ
ても、本発明の構成に言及したその発展態様として理解
すべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の部分縦断面図で、最少座
深さの状態で示す図である。
【図2】図1の第1実施例の部分縦断面図で、最大座深
さの状態で示す図である。
【図3】図1の線 III−III に沿った部分断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例の部分側面図である。
【図5】図4の線V−Vに沿った部分断面図である。
【図6】図4の線VI−VIに沿った部分断面図である。
【図7】第2実施例の部分縦断面図で、最少座深さの状
態で示す図である。
【図8】図7の対応断面図で、最大座深さの状態で示す
図である。
【図9】本発明の第3実施例の側面図である。
【図10】第8実施例の部分底面図で、図の右側を最少
座深さの状態で、かつ図の左側を最大座深さの状態で示
す図である。
【図11】図10の線XI−XIに沿った断面図である。
【図12】図10の線 XII−XII に沿った断面図であ
る。
【図13】図9〜図12の実施例の変形例の底面図であ
る。
【図14】図13の線 XIV−XIV に沿った断面図であ
る。
【図15】図13の線XV−XVに沿った断面図である。
【符号の説明】
1,43…クッション部材の後方部分 2,44…クッション部材の前方部分 6…介設要素 7…交差アーム 9…ローラ 10…エンドレスベルト 14,14′…スロット 21…シートクッション部材 24…案内溝 27…反転ローラ 29…ロッド 30…ハウジング 41…シート構造体 47…被覆材 49…ストリップ 50…偏向手段 51…揺動レバー 53…偏向ローラ 55…スロット 56…ピン 58…軸 59…溝穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルマー デイーゲナー ドイツ連邦共和国,6751 シユテルツエン ベルク,レーメルベク 92 (72)発明者 フオルカー シエーフアー ドイツ連邦共和国,6751 ミユンクベイラ ー/アルツエンス,ウテンタルシユトラー セ 9 (72)発明者 ペーター ベルテンブルク ドイツ連邦共和国,7915 エルヒンゲン 1,ハゼンベク 4 (72)発明者 クルト カルシン ドイツ連邦共和国,7312 キルクハイム /テツク−エトリンゲン,イン デル バ ルト 36

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも実質的に非伸縮性の詰物用被
    覆材を備え、座の深さが可変式の車両用座席において、 選択可能な全ての座深さで、深さの調節方向へ隙間を有
    しない着席者支持領域を座部に備えたことを特徴とする
    車両用座席。
  2. 【請求項2】 前記座部のクッション部材は、後方部分
    (43)と、該後方部分に対して前記調節方向へ変位可
    能な前方部分(44)とに分割され、前記被覆材(4
    7)は、前記クッション部材の前方部分(44)の上端
    に前記調節方向へ変位可能に載置され、かつ前記クッシ
    ョン部材の後方部分(43)の前端から前記前方部分
    (44)を越えて張力付与装置(50,58,59)ま
    で延びることを特徴とする請求項1記載の車両用座席。
  3. 【請求項3】 少なくともクッション部材(21)の前
    方部分(21′)は、選択可能な全ての座深さで該クッ
    ション部材の後方部分から前方へ延びる変形可能なパッ
    ド層として構成され、かつ上方から、クッション支持体
    の前端部を形成する前記調節方向へ変位可能な偏向手段
    (27,28)を取り巻いて下方へ延びることを特徴と
    する請求項1記載の車両用座席。
  4. 【請求項4】 a)前記座部のクッション部材は、後方
    部分(1)と、該後方部分に対して前記調節方向へ変位
    可能な前方部分(2)とに分割され、 b)選択可能な全ての座深さで、前記クッション部材の
    後方部分(1)と前方部分(2)との間の空間が、複数
    の案内ローラ(9)を巻回して延びるエンドレス状のベ
    ルト(10)を備えた介設要素(6)によって完全に橋
    絡され、 c)前記案内ローラ(9)は、交差部にて該案内ローラ
    (9)の回転軸線と同様に座席の横断方向へ延びる軸線
    (8)の周りを回動可能に相互に連結された少なくとも
    1対の交差アーム(7)上に設けられ、 d)前記少なくとも1対の交差アーム(7)の各々の一
    端部に設けられた前記案内ローラ(9)は、座深さ調節
    の範囲内での該アーム(7)の選択可能な全ての角度位
    置にて、前記エンドレス状のベルト(10)の上端を、
    前記クッション部材の後方部分(1)と前方部分(2)
    とによって形成される支持領域内に保持する、ことを特
    徴とする請求項1記載の車両用座席。
  5. 【請求項5】 それぞれに独立して構成された少なくと
    も2対の交差アーム(7)を、座席の横断方向に相互に
    離間しかつ並列に配置したことを特徴とする請求項4記
    載の車両用座席。
  6. 【請求項6】 前記エンドレス状のベルト(10)の上
    端を前記支持領域内に保持する前記案内ローラ(9)の
    一方は、前記クッション部材の後方部分(1)に対して
    固定的に配置され、前記エンドレス状のベルト(10)
    の上端を前記支持領域内に保持する他方の前記案内ロー
    ラ(9)の軸、及び前記少なくとも1対の交差アーム
    (7)を回動可能に連結する軸のいずれか一方は、その
    軸線を横断する方向へ延びる軌道(14,14′)に沿
    って変位可能に案内されることを特徴とする請求項4又
    は5記載の車両用座席。
  7. 【請求項7】 前記軌道(14)はスロットによって形
    成され、前記案内ローラ(9)を支持する軸、及び前記
    交差アーム(7)を回動可能に連結する軸のいずれかの
    先端部が該スロット内に突出することを特徴とする請求
    項6記載の車両用座席。
  8. 【請求項8】 前記変形可能なパッド層(21′)及び
    前記偏向手段(27,28)の両側面に、それぞれU字
    状の案内路(24)を配設し、該案内路(24)のU字
    の一方の脚部を形成する部分が、前記変形可能なパッド
    層(21′)の上端部を前記クッション部材の支持領域
    内に保持し、かつ、U字の他の脚部を形成する部分が、
    前記一方の脚部を形成する部分の下方に配置されること
    を特徴とする請求項3記載の車両用座席。
  9. 【請求項9】 長手方向の横断方向へ可撓性を有し、か
    つ前記変形可能なパッド層(21′)を支持するストリ
    ップ状の支持体(23)が、その長手方向両側縁部の領
    域で、前記案内路(24)内を案内されることを特徴と
    する請求項8記載の車両用座席。
  10. 【請求項10】 前記偏向手段は、座席の横断方向へ延
    びる回動可能なローラ(27)からなることを特徴とす
    る請求項8又は9記載の車両用座席。
  11. 【請求項11】 前記偏向手段(27,28)及び前記
    案内路(24)を座深さ調節方向へ変位させる駆動装置
    (29,30)を具備したことを特徴とする請求項8〜
    10のいずれか1つに記載の車両用座席。
  12. 【請求項12】 前記張力付与装置は、両端を前記被覆
    材(47)と前記クッション部材の後方部分(43)を
    支持する座席構造体(41)とのそれぞれに連結した少
    なくとも1つの伸長形の牽引要素(49)を備え、該牽
    引要素(49)は、選択された座深さに対応して該牽引
    要素(49)を、前記被覆材(47)が緊張状態を維持
    する程度まで偏向させる偏向装置(51,53)を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の車両用座席。
  13. 【請求項13】 前記偏向装置は、座席の横断方向へ延
    びる軸(52)の周りを揺動可能な少なくとも1つの偏
    向レバー(51)を備え、該偏向レバー(51)の揺動
    位置は、偏向の程度を決定するとともに、前記クッショ
    ン支持体の前方部(42)の変位に応じて変動すること
    を特徴とする請求項12記載の車両用座席。
  14. 【請求項14】 前記偏向レバー(51)は、その揺動
    軸(52)から離間して案内用のスロット(55)を備
    え、該スロット(55)内には、該揺動軸(52)に平
    行に延設されるピン(56)が突出し、該ピン(56)
    が、クッション部材の後方部分(43)を支持する座席
    構造体に固定連結されることを特徴とする請求項13記
    載の車両用座席。
  15. 【請求項15】 前記偏向レバー(51)は、揺動駆動
    装置として、該偏向レバー(51)に非回転式に連結さ
    れた歯車と、変位方向へ延設されて該歯車に噛合するラ
    ックとを備えたことを特徴とする請求項13記載の車両
    用座席。
  16. 【請求項16】 前記張力付与装置は、両端を前記被覆
    材(47)と前記クッション部材の後方部分(43)を
    支持する座席構造体(41)とのそれぞれに連結した少
    なくとも1つの伸長形の牽引要素(49)を備え、さら
    に該牽引要素(49)に対し、前記クッション支持体の
    後方部(41)に対する前方部(42)の変位に対応し
    て回転する巻き上げローラ(58)を具備し、該巻き上
    げローラ(58)が、座席の横断方向へ延びるととも
    に、前記クッション部材の前方部分(44)を支持する
    座席構造体部分に回転可能に取着されることを特徴とす
    る請求項12記載の車両用座席。
  17. 【請求項17】 前記巻き上げローラ(58)は、前記
    牽引要素(49)が貫通する半径方向の溝穴(59)を
    備えることを特徴とする請求項16記載の車両用座席。
  18. 【請求項18】 前記巻き上げローラ(58)は、前記
    変位方向へ延設されたラックに噛合する前記歯車に非回
    転式に連結されることを特徴とする請求項16又は17
    記載の車両用座席。
JP4028221A 1991-02-15 1992-02-14 車両用座席 Expired - Lifetime JPH0777567B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE41046978 1991-02-15
DE4104697A DE4104697C2 (de) 1991-02-15 1991-02-15 Fahrzeugsitz, insbesondere Kraftfahrzeugsitz

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0556824A true JPH0556824A (ja) 1993-03-09
JPH0777567B2 JPH0777567B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=6425133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4028221A Expired - Lifetime JPH0777567B2 (ja) 1991-02-15 1992-02-14 車両用座席

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH0777567B2 (ja)
DE (1) DE4104697C2 (ja)
FR (1) FR2672855B1 (ja)
GB (1) GB2252723B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240393A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Panasonic Electric Works Co Ltd マッサージ椅子
JP2010279650A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Honda Motor Co Ltd 車両のシート装置
JP2014108638A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート
JP3217932U (ja) * 2018-05-18 2018-09-13 直紀 坂本 座面拡張座席
EP3992027A4 (en) * 2019-06-25 2023-07-19 Yanfeng Adient Seating Co. Ltd. INTEGRATED SEAT LEG SUPPORT AND SEAT

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4339114C2 (de) * 1993-11-16 1995-08-24 Daimler Benz Ag Sitzkissen eines Kraftwagensitzes
NO303923B1 (no) * 1994-08-25 1998-09-28 Jurek Buchacz Anordning ved stol med regulerbar setedybde
DE69827303T2 (de) 1998-08-13 2006-02-09 Volvo Car Corp. Verstellbarer fahrzeugsitz
DE10009228B4 (de) * 1999-02-26 2004-02-19 Alfmeier Präzision AG Baugruppen und Systemlösungen Fahrzeugsitz
DE19945304A1 (de) * 1999-09-22 2002-01-31 Interstuhl Bueromoebel Gmbh Stuhl, insbesondere Arbeitsstuhl
DE19955295C1 (de) * 1999-11-17 2001-08-16 Faurecia Autositze Gmbh & Co Verfahren und Vorrichtung zum Beziehen von Kraftfahrzeugsitzen
DE10216196B4 (de) * 2002-02-28 2007-10-04 Silvio Metz Orthopädischer Fahrzeugsitz
DE10314709A1 (de) * 2002-04-07 2003-11-20 Erker Christian Mechanismus zur Umlenkung von Stützflächen
DE102004059036A1 (de) 2004-12-07 2006-06-08 Recaro Aircraft Seating Gmbh & Co. Kg Passagiersitz, insbesondere Fluggastsitz
AT501818A1 (de) * 2004-12-07 2006-11-15 Greiner Purtec Gmbh Sitzpolster für einen sitz, insbesondere flugzeugsitz
DE102005002438A1 (de) * 2005-01-19 2006-07-27 Bayerische Motoren Werke Ag Fahrzeugsitz mit einer verstellbaren Schenkelauflage
DE102005002439A1 (de) * 2005-01-19 2006-07-27 Bayerische Motoren Werke Ag Fahrzeugsitz mit einer verstellbaren Schenkelauflage
FR2885565B1 (fr) * 2005-05-10 2007-08-10 Cera Siege de vehicule automobile comprenant une structure de nez deployable vers l'avant
DE202006001969U1 (de) 2006-02-08 2007-06-14 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Sitztiefenversteller
DE102007034409A1 (de) 2007-07-24 2009-01-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Sitz für ein Kraftfahrzeug
DE102007061329B4 (de) 2007-12-19 2013-03-14 Grammer Aktiengesellschaft Fahrzeugsitz mit Sitztiefenverstelleinrichtung
DE102008008924A1 (de) * 2008-02-07 2009-08-13 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Verstellbarer Sitz
DE102008009440A1 (de) 2008-02-14 2009-08-20 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fahrzeugsitz mit einer Sitztiefenverstellung
US7871126B2 (en) * 2008-09-09 2011-01-18 C. Rob. Hammererstein & GmbH & Co. K.G. Vehicle seat with adjustable seat depth
DE102010039027A1 (de) * 2010-08-06 2012-02-09 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Sitz für ein Kraftfahrzeug
DE102010042881B4 (de) * 2010-10-25 2016-07-21 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fahrzeugsitz mit einer Sitztiefenverstelleinrichtung
WO2012055698A1 (de) 2010-10-25 2012-05-03 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kg, Coburg Fahrzeugsitz mit einer sitztiefenverstelleinrichtung
TW201311188A (zh) 2011-07-15 2013-03-16 Itoki Corp 搖椅及使用於其之彈簧單元
DE102012214296A1 (de) * 2012-08-10 2014-02-13 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Fahrzeugsitz mit einer Sitztiefenverstelleinrichtung
DE102012024637A1 (de) 2012-12-17 2014-06-18 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Sitzkissenanordnung und Fahrzeugsitz mit der Sitzkissenanordnung
KR101422820B1 (ko) 2013-08-06 2014-08-01 포레시아오토모티브시팅코리아 유한회사 차량용 시트쿠션의 길이 조절장치
DE102013019823A1 (de) * 2013-11-23 2015-05-28 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Verstellbare Sitzpolsteranordnung
DE102014107925A1 (de) * 2014-06-05 2015-12-17 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Sitztiefenverstellvorrichtung für einen Fahrzeugsitz
US10045623B2 (en) 2015-02-09 2018-08-14 Faurecia Automotive Seating, Llc Variable-sized occupant support
CN107444205A (zh) * 2016-05-31 2017-12-08 长城汽车股份有限公司 用于座椅的腿托以及座椅
FR3051738B1 (fr) * 2016-05-31 2018-06-15 Faurecia Sieges D'automobile Reglage en longueur pour element de siege de vehicule automobile
GB2570355B (en) * 2017-06-09 2020-02-26 Ford Global Tech Llc Expandable seat for a vehicle
GB2563389B (en) 2017-06-09 2020-06-17 Ford Global Tech Llc Expandable seat for a vehicle
US10773624B2 (en) 2017-09-28 2020-09-15 Faurecia Automotive Seating, Llc Cushion-length adjuster for vehicle seat
WO2023102395A1 (en) * 2021-11-30 2023-06-08 Adient Us Llc Adjustable support for a seat system
DE102022102739B3 (de) 2022-02-07 2023-06-22 Audi Aktiengesellschaft Verstellvorrichtung für einen Sitz und Sitz mit einer solchen Verstellvorrichtung
DE102022105298A1 (de) * 2022-03-07 2023-09-07 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftfahrzeugsitz

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59115647A (ja) * 1982-12-22 1984-07-04 Pioneer Electronic Corp 通信システムの設備評価方式
JPS6252310A (ja) * 1985-08-31 1987-03-07 Nippon Kokan Kk <Nkk> 直火還元加熱バ−ナ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1084588B (de) * 1958-02-20 1960-06-30 Hans Joachim Schneider Dr Med Sitz, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
DE2548137C2 (de) * 1975-10-28 1977-11-10 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Fahrerhaus für Lastkraftwagen
JPS55104957U (ja) * 1979-01-19 1980-07-22
GB8420540D0 (en) * 1984-08-13 1984-09-19 Smith J T Vehicle seats
DE3618673A1 (de) * 1986-06-03 1987-12-17 Keiper Recaro Gmbh Co Fahrzeugsitz mit einer schenkelstuetze
DE3631872C1 (de) * 1986-09-19 1987-10-01 Daimler Benz Ag Fahrzeugsitz
US4875734A (en) * 1987-12-30 1989-10-24 Tachi-S Co., Ltd. Automotive seat
US4915447A (en) * 1989-03-13 1990-04-10 Sears Manufacturing Company Vehicle seat with adjustable thigh support
FR2654683B1 (fr) * 1989-11-22 1992-03-13 Faure Bertrand Automobile Perfectionnements aux sieges avant des vehicules automobiles.
DE4104440A1 (de) * 1990-04-06 1991-10-10 Grammer Ag Sitz, insbesondere fahrzeugsitz, mit verstellbarer sitztiefe
DE4104409C2 (de) * 1990-04-06 1994-06-23 Grammer Ag Sitz, insbes. Fahrzeugsitz

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59115647A (ja) * 1982-12-22 1984-07-04 Pioneer Electronic Corp 通信システムの設備評価方式
JPS6252310A (ja) * 1985-08-31 1987-03-07 Nippon Kokan Kk <Nkk> 直火還元加熱バ−ナ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240393A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Panasonic Electric Works Co Ltd マッサージ椅子
JP4674612B2 (ja) * 2008-03-28 2011-04-20 パナソニック電工株式会社 マッサージ椅子
JP2010279650A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Honda Motor Co Ltd 車両のシート装置
JP2014108638A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート
JP3217932U (ja) * 2018-05-18 2018-09-13 直紀 坂本 座面拡張座席
EP3992027A4 (en) * 2019-06-25 2023-07-19 Yanfeng Adient Seating Co. Ltd. INTEGRATED SEAT LEG SUPPORT AND SEAT

Also Published As

Publication number Publication date
GB9202322D0 (en) 1992-03-18
FR2672855A1 (fr) 1992-08-21
GB2252723A (en) 1992-08-19
GB2252723B (en) 1995-04-19
DE4104697C2 (de) 1997-03-20
DE4104697A1 (de) 1992-08-20
JPH0777567B2 (ja) 1995-08-23
FR2672855B1 (fr) 1998-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0556824A (ja) 車両用座席
US6419317B1 (en) Seat depth adjusting device for an automobile seat
JP6840675B2 (ja) 椅子用の機械的組立体及びその機械的組立体を有する椅子
JP3505178B2 (ja) 可調節型の腰支持具
FI87884C (fi) Arrangemang i en justerbar stol
US7216933B2 (en) Backrest, particularly for an office chair
US5185894A (en) Apparatus for shifting patients to and from a bed
KR0131029B1 (ko) 각도조절이 용이한 자동차용 머리받침대
CA1257303A (en) Apparatus for folding and stacking of continuous web in zigzag arrangement
US9192239B2 (en) Seating furniture structure and item of seating furniture
JPS6257518A (ja) 座家具
CS242854B2 (en) Flexible elastic support
JP2003511131A (ja) ベッド、マットレス及び椅子等のための調整装置、調整可能なよろい板式ベッドフレーム、並びに調整可能な椅子又はカウチ用クッション
JP2004516189A (ja) 特に航空機の寝台に変換可能なシート
US6053575A (en) Motor vehicle seat with a back rest and a bucket seat
BRPI0621989A2 (pt) pedal de mÁquina de costura e mÁquina de costura
JP4721604B2 (ja) 医療又は歯科医療椅子
CA1196751A (en) Device for adjusting the angular position of a movable supporting surface
FR2595339A1 (fr) Dispositif de guidage et d&#39;elargissement
US5947558A (en) Lumbar support device
JPH0576436A (ja) 自動車用シート
JP3682560B2 (ja) マッサージ機
FR2258818A1 (en) Folding type invalid chair - has diagonal cross braces forming scissors linkage allowing chair width adjustment
US6592505B2 (en) Device for forming a tube provided with gussets
JPH08337947A (ja) 編機の度山制御装置