JPH0554398B2 - - Google Patents

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JPH0554398B2
JPH0554398B2 JP27540384A JP27540384A JPH0554398B2 JP H0554398 B2 JPH0554398 B2 JP H0554398B2 JP 27540384 A JP27540384 A JP 27540384A JP 27540384 A JP27540384 A JP 27540384A JP H0554398 B2 JPH0554398 B2 JP H0554398B2
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Kazuo Haraguchi
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Maki Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、転動させて仕分け排出することが好
ましくない柔らかくて傷み易い青果物や、脆弱で
損傷し易い物品等を1個ずつ計測して選別する装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、青果物等を転動させることなく選別仕分
けする方式の選別装置として、被選別物を収容し
たパンを搬送すると共に、搬送途中で選別して被
選別物をパンごと搬送路の側方へ仕分けする如く
なした選別装置がある(特公昭59−5029号公報)。
この選別装置のひとつは、被選別物が収納され
たパンを、ローラコンベアからなる選別物搬送コ
ンベアによりランダムでフリーな状態で搬送する
と共に、この選別物搬送コンベアの搬送工程中に
所定間隔をおいて選別段階別に設置された計測装
置により被選別物の重量または大きさを計測し、
各計測装置の計測結果に基づき各計測装置に対応
して設けられた選別機構によりパンを選別物搬送
コンベアの搬送工程外の分岐コンベア上に排出
し、該排出されたパンが該分岐コンベア上に一列
で一定数量たまる毎に、かき出し板により今まで
の搬送方向と直角な向きに押し出して集積コンベ
ア上に集積すると共に、最前列のパンをその後列
のパンと分離して最前列のパン上から被選別物を
取り除く如くなしたものであり、他のひとつは、
記録媒体を有するパンを用いるもので、このパン
をローラコンベアからなる選別物搬送コンベアに
よりフリーな状態で搬送し、搬送途中に、該選別
物搬送コンベアの搬送工程前段に設けられた計測
装置により被選別物の重量または大きさを計測
し、この結果に基づき記録装置によりパンの記録
媒体に選別段階を記録し、この記録されたパンを
選別物搬送コンベアで搬送する途中に、選別段階
別に各選別部に設けられた読取装置によりパンの
記録内容を読取り、この読取結果に基づき各読取
装置に対応して設けられた選別機構によりパンを
選別物搬送コンベアの搬送工程外の分岐コンベア
上に排出し、該排出されたパンが該分岐コンベア
上に一列で一定数量たまる毎に、かき出し板によ
り今までの搬送方向と直角な向きに押し出して集
積コンベア上に集積すると共に、最前列のパンを
その後列のパンと分離して最前列のパン上から被
選別物を取り除く如くなしたものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の選別装置(特公昭59−5029号公報)
のうち前者のものは、選別段階別に計測装置を用
いているため、選別装置が高価であるばかりでな
く、選別段階別の計測装置の重量調整に手間がか
かるという問題があつた。
一方、後者は、計測した結果をパンの記録媒体
に記録しておき、仕分けは各選別段階の選別部に
設けた読取装置によりその記録内容を読み取つて
仕分けるものであるので、仕分けのために、計測
した結果をパンに記録する記録装置や各選別段階
ごと設けられたパンの記録内容を読取る読取装置
を必要とし、選別装置の機構が複雑であると共に
選別装置が高価なものとなるという問題があつ
た。
又、上記従来の前者及び後者のものは、いずれ
も被選別物を収納したパンをローラコンベアによ
りフリーな状態で搬送するものであるので、搬送
途中にパンが搬送路の中央部から側方に大きくず
れて、ずれたまま搬送されたり、途中停滞したり
することがあり、このため、計測装置による被選
別物の計測や選別機構によるパンの排出等に支障
が生じて正確な選別(仕分け)ができないという
問題があつた。
更に、上記従来の前者及び後者のものは、いず
れも、集積コンベア上で最前列のパンをその後列
のパンと分離して最前列のパン上から被選別物を
取り除くものであるので、真空吸着手段やマニピ
ユレーターを用いて自動的に箱詰めする場合に適
しておらず、箱詰めの自動化ができないという問
題があつた。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので
あり、計測装置の調整が容易であると共に、選別
装置の機構が簡素で且つ選別装置のコストを大幅
にダウンすることができ、しかも正確な選別がで
きる物品の選別装置を提供することを目的とする
ものであり、更に好ましくは、真空吸着手段やマ
ニピユレーターを用いた自動箱詰装置により一箱
分一度に取り上げて自動的に箱詰めする場合に、
物品を自動的に容易に取り上げることができて箱
詰めの自動化ができる物品の選別装置を提供せん
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、以下の
技術的手段を講じたものである。
すなわち本発明は、所定間隔で供給される受皿
を進行方向に等間隔で多数設けられたアタツチメ
ントの夫々に接触させて押して搬送すると共に受
皿上に物品が載せられる選別コンベアと、該選別
コンベアの搬送路に沿つた所定位置に設けられ物
品の所定の選別項目を計測する計測装置と、該計
測装置で計測した計測信号から選別区分を判定し
仕分信号を出力する演算処理装置と、前記選別コ
ンベアの搬送路に沿つて選別区分別に設けられ前
記仕分け信号により作動して受皿を物品ごと選別
コンベア上からその対応するプール部に排出する
仕分装置とを備えた物品の選別装置であつて、前
記受皿の外形を平面視円形に形成し、且つ前記ア
タツチメントには、前記選別コンベアの搬送路の
中心線から左右に略等距離の二つの位置に夫々前
記円形の受皿の胴部に接触して該受皿を押す接触
子を有せしめたことを特徴とする物品の選別装置
の構成としたものである。
本発明の好ましい実施態様では、前記プール部
は、その側部に所定のパターンに合わせて予め設
定した所定形状の配列ガイドを有し、前記物品ご
とに排出された受皿に前進力を与えつつ該受皿を
プールすると共に、該プール中に一部の受皿を該
配列ガイドに接触させて該プールされた受皿を並
ばせるようにするのがよく、更に前記接触子はコ
ロとするのがよい。
[実施例] 以下、本発明の実施例を示す図面に基づいて本
発明を説明する。
1は選別装置であり、第1図は2条分を示して
いる。該選別装置1は、選別コンベア2と外形が
平面視円形に形成された多数の受皿3と受皿供給
装置5と計測部7と仕分装置101と演算処理装
置14とプール部11とからなり、選別コンベア
2は、第2図及び第3図に示す如く、走行回転す
るコンベアチエン201に、進行方向に受皿3が
一個載る所定の等間隔でアタツチメント202が
多数設けられており、且つ第7図に示す如く、2
条のコンベアチエン201間に、受皿3の底面が
コンベアチエン201の上面に接触しないように
コンベアチエン201の上面よりもわずかに高い
位置に支持する受レール204が該選別コンベア
2の始端部から終端部までコンベアチエン201
と並行して設けられ、受皿3を該受レール204
により支持しつつアタツチメント202により押
して搬送するようになつている。尚、受レール2
04は、第7図に示す如く、アタツチメント20
2の形状に応じアタツチメント202の走行を妨
げない形状に形成されている。
該各アタツチメント202は、該選別コンベア
2の搬送路の中心線から左右略等距離の位置に
夫々一つ、合わせて二つの接触子203を有して
おり、円形の受皿3は、その胴部にこの接触子2
03が接触して該接触子203により押されて搬
送されるようになつている。このため、受皿3の
中心部が選別コンベア2の搬送路の中心線から左
又は右にややずれた状態で該受皿3が選別コンベ
ア2上に供給されても、円形の受皿3は、いずれ
か一方の接触子203により押されて小距離搬送
される間に該中心部が該搬送路の中心線に寄せら
れ、二つの接触子203に押されて安定した状態
で搬送される。こうして、受皿3は、その中心部
が搬送路の中心線部(中央部)から左又は右(側
方)にずれたままの状態で計測部7や仕分装置1
01の部位に搬送されたり、この搬送途中に搬送
路の側部につかえて停滞したりすることがないよ
うにしている。尚、接触子203としてはコロを
用いるのが好ましい。
受皿供給装置5は、選別コンベア2の始端部4
の上流側に設けられ、空の受皿3を所定間隔で1
個ずつ前記選別コンベア2のアタツチメント20
2,202間に自動供給するようになつている。
この受皿供給装置5は、第2図に示す如く、下
部の受入口51から上部の繰出し口52に向けて
受皿3を繰上げるために、繰上げチエン501が
エンドレスに回転する如く懸回されていると共
に、該繰上げチエン501に所定間隔でアーム5
02が設けられており、該アーム502に受入口
51でタイミング装置511により受皿3を1個
ずつ供給し、繰出し口52に繰上げ移送する。
尚、この受皿供給装置5では、後述するリターン
コンベア13の終端部と受入口51との間に、側
板で囲つて樋状に形成したシユート131を用い
れば、該部にプールされた先頭の受皿3はアーム
502で1個ずつ繰り上げることができ、タイミ
ング装置511を省くこともできる。
前記繰出し口52は、第14図に示される如
く、受入口51から繰出し口52まで受皿3を倒
れないように案内する側板503の上部の一側を
開口して形成されており、該部では水平かまたは
水平よりやや下り勾配に形成されたテーブル状シ
ユート521が設けられ、該シユート521上に
受皿が上向き姿勢になつて繰出される如く構成さ
れている。
即ち、受入口51に供給された受皿3は、繰上
げチエン501に取付けられたアーム502によ
り繰上げ移送されて、繰出し口52に到達する。
該繰出し口52に到達した受皿3は、側板503
の一部に設けられたスクレーパー504に接触し
て繰出し口52に接続して設けられたテーブル状
シユート521上に上向きに倒れて繰り出され、
該テーブル状シユート521から延長した傾斜部
を滑つて送り込みコンベア53に供給される。
送り込みコンベア53は、第3図に示される如
く、選別コンベア2の始端部4(従動部)にコン
ベアチエン201の両外側を挟むようにして設け
られる。531,531は交互に出没可能なスト
ツプ装置であり、コンベアチエン201に等間隔
で設けられたアタツチメント202と同期して作
動し、受皿3を1個ずつ送り出すようになつてい
る。1個ずつ送り出された受皿3は、送り込みコ
ンベア53により受皿3の左右両外端部を受けて
選別コンベア2のアタツチメント202,202
間に送り込まれる。
6は、物品としての被選別物30を受皿3に供
給するための被選別物供給部であり、選別コンベ
ア2の一部としてのもので、選別コンベア2の始
端部4から計測部7までの間で、供給作業者の数
から割り出されたエリアで指定される。
計測部7は、第2図、第4図、第5図、第6図
に示される如く、選別コンベア2の搬送路に沿つ
た所定位置に設けられるもので、被選別物30の
所定の選別項目としての重量を計測する場合に
は、搬送路の下部に滑走式秤量装置8を計測装置
として設けて重量計測する如く構成される。
滑走式秤量装置8は、第4図と第5図によく示
す如く、入口ガイドスタンド810と入口ガイド
レール811、電子秤820と滑走測定レール8
21、出口ガイドスタンド830と出口ガイドレ
ール831をそれぞれ組み合わせて下記の如く構
成されている。尚、この滑走式秤量装置8部で
は、受皿3を支持する前記受レール204を省く
ことができる。
電子秤820の滑走測定レール821は、第6
図によく表わされている如く、受皿3の下面をコ
ンベアチエン201の上面から浮かす高さに設け
られ、被選別物30を載せた受皿3の全荷重が滑
走測定レール821にかかるようになつている。
受皿3が滑走測定レール821上を滑走する時、
アタツチメント202に設けられた二つの接触子
203は、受皿3の後部の垂直な胴部に接触して
いるが、該接触子203はコロであつて回動自在
であるから、受皿3の垂直荷重を妨げない。即
ち、被選別物30が載せられた受皿3は滑走測定
レール821だけに支えられて電子秤820によ
り正確に計量される。
入口ガイドレール811は、コンベアチエン2
01のアタツチメント202に設けられた二つの
接触子203に接触して押されて搬送される受皿
3の下面を、すくい上げるようにして受レール2
04の上面から離れさせ、該受皿3の下面を電子
秤820の滑走測定レール821上に高さを合わ
せてスムーズに移乗するように導く。
出口ガイドレール831は、滑走測定レール8
21の延長線上に設けられ、接触子203に押さ
れて滑走測定レール821上を滑走して来る受皿
3をスムーズに引き継いで安定走行させつつ次第
に高さを下げて受皿3を受レール204の上面に
下げる如くなつている。
以上の如く各レールを構成することにより、前
記入口ガイドレール811から滑走測定レール8
21を経て出口ガイドレール831まで受皿3を
コンベアチエン201から浮かせて滑らかに搬送
することができる。
尚、被選別物30の所定の選別項目としての形
状や外観を計測する場合は、計測装置として形状
測定装置9を設ける。この場合は、第15図に示
す如く、選別コンベア2の搬送路に沿つた上方の
所定位置に公知のセンサーカメラ91と、受皿3
上の被選別物30をより鮮明に照射する照明装置
92とを設けて撮像手段を構成する。計測方法は
センサーカメラ91からの撮像信号を公知の画像
処理手段により面積、幅、長さ、径、表面状態等
についてそれぞれ計測することができる。この撮
像手段は選別コンベア2の上方だけでなく、側方
または斜め上方等必要に応じて所定の位置に設け
られることはもちろんである。更に、この撮像手
段を側方に横向きで設ける場合は、受皿3の上面
を被選別物30が深く沈まないように浅く形成す
る。
上記のような形状測定装置9を設ける場合は、
選別コンベア2の一部にロータリーエンコーダ
ー、または回転トランジユーサーを設けて(図示
せず)コンベアチエン201の移動量に対して所
定のパルス信号(好ましくは0.1ミリに対して1
パルス)を出力させるように構成する。
10は仕分け部であり、該仕分け部10は選別
コンベア2の所定の仕分位置に、選別区分別に仕
分装置101と、これに対応するプール部11と
がそれぞれ設けられて、被選別物30を載せた受
皿3を選別コンベア2上からプール部11の引出
しコンベア103上に排出した後プールするエリ
アである。
選別コンベア2の搬送路に沿つて選別区分別に
それぞれ所定の位置に設けられ仕分信号を入力し
たとき作動する各仕分装置101は、第8図、第
9図、第10図(これらの図では受レール204
を省略している)に示す如く、コンベアチエン2
01の外側の位置に受皿3の通路下部(コンベア
チエン201の上面より下)から受皿3の高さま
で上下する当接片102を出没させ、当接片10
2が上に出たとき、コンベアチエン201の外側
にはみ出した受皿3の側部(側部)に接触して受
皿3の直進を妨げ、受皿3を選別コンベア2の搬
送路の中心線上から横ずれさせて排出するように
なつている。排出された受皿3は、引出しコンベ
ア103により選別コンベア2上から引き出され
てプール部11の終端に向け搬送される。尚、引
出しコンベア103は省略してもよく、この場合
は、引出しコンベア103を具備しないプール部
11を選別コンベア2の側部に接続すればよい。
前記仕分装置101としては、好ましくは直動
型ソレノイド又はエアーシリンダー等を用いる
が、他のアクチユエーターを用いて側方からスク
レーパーの如き当接片を受皿3の通路内に出没さ
せて排出させてもよい。
本実施例では円形の受皿3に対して円形の当接
片102を用いたが、受皿3の大きな円の側部、
即ち平面視円弧状の胴部に丸棒状の当接片が接触
すると、受皿3は極めてスムースに横ずれして仕
分けることができる。
前記仕分装置101の当接片102は、先行す
る受皿3と仕分される受皿3との間で通路内に出
て停止しており、これに仕分される受皿3が進行
して接触し進行を妨げられて側方にずれる如く作
動するのが好ましいが、被選別物30が受皿3内
に安定して収容されているものに用いる場合は、
当接片102で受皿3の側部を押して横方向に押
し出す如くしてもよい。
仕分装置101に対応して設けられるプール部
11は、引出しコンベア103により搬送される
被選別物30入り受皿3を、箱詰めのために一時
プールするものであり、公知の各種の形式のアキ
ユームレートコンベアが用いられ、該アキユーム
レートコンベア上に順次搬送される受皿3が該コ
ンベアの終端、即ちプール部11の終端で停止す
ると、これに接して或は更に順次接して後方を除
く周囲に行場のない受皿3にあつては停止する
が、該アキユームレートコンベアの搬送面は受皿
3の下面に対して例えばスリツプする等して、各
受皿3には前進力が与えられつつ受皿3がプール
されているので、受皿3の該周囲に行場が在ると
受皿3はその場所に進むようになつている。
該プール部11は、第11図イ,ロ,ハ,ニに
示す箱詰め用パツク(容器)の穴の配列パターン
や、或はその他の容器に箱詰する際の配列パター
ンに合うように、各プール部11毎に予め設定し
た所定の並びに受皿3を配列しつつプールする如
く構成されている。
即ち、上記各プール部11は、アキユームレー
トコンベアの上面の側部に、各プール部11毎
に、所定の配列パターンに合わせて予め設定した
所定形状の配列ガイド111を有しており、プー
ル中に、該側部側に並んだ受皿3を該配列ガイド
111に接触させて案内し、配列ガイド111の
形状に沿つて並ばせると共に、内側に並んだ受皿
3を略所定の位置に並ばせて、被選別物30入り
の受皿3を各プール部11毎にそれぞれ箱詰めの
ための所定の配列パターンに並ばせてプールす
る。
以上の如く受皿3を所定配列パターンに並ばせ
てプールすることによつて、被選別物30を真空
吸着手段、またはマニピユレーター等を用いた自
動箱詰装置により1パツク(容器)分一度に取り
上げて自動箱詰めする場合に、被選別物を自動的
に容易に取り上げることができる。
プール部11で被選別物30が取り上げられて
空になつた受皿3は、プール部11の一端部に設
けられた排出口112の入口のストツパー113
を下動させることによつて該排出口112から、
第13図に示す如く、樋12に送り込まれる。該
樋12は、選別コンベア2と並行して逆走するよ
うに設けられたリターンコンベア13に接続して
いる。
樋12は、受皿が転がる程度の下り傾斜とする
のがよい。
前記リターンコンベア13は、上記樋12と同
様に受皿3を立てた状態で搬送可能な搬送面を有
し、選別コンベア2の下部または側方下部に配置
して、選別コンベア2の始端部4の上流側に設け
られた受皿供給装置5の受入口51と接続する。
該リターンコンベア13は、各選別区分のプール
部11から樋12を介して戻される受皿3をプー
ルする機能を有しており、プール部11から樋1
2を介して断続的でランダムに戻される受皿3を
搬送すると共に、受皿供給装置5の受入口51に
空の受皿3が途切れないように常時受皿3をプー
ルするように構成されている。
演算処理装置14は、計測部7の計測装置から
送られてくる計測信号から求めた算出値を予め設
定した選別規格値と比較して選別区分を判定をす
ると共に、該当する選別区分の仕分装置101に
仕分信号を出力する如く構成する。15は同期パ
ルス発生器であり、コンベアチエン201のアタ
ツチメント202毎に1パルスの信号を出力する
ようになつている。これらの演算処理装置14、
同期パルス発生器15、ロータリーエンコーダー
等は公知の技術を用いて構成することができる。
以上、図面を基に本発明を説明したが、上記の
記述及び添付の図面に含まれるすべての事項は実
施の一例であつて発明を制限するものではなく、
特許請求の範囲に記述した内容であれば他の異な
る実施例であつてもよい。
[発明の作用効果] 以上述べた如く、本発明は、所定間隔で供給さ
れる受皿を進行方向に等間隔で多数設けられたア
タツチメントの夫々に接触させて押して搬送する
と共に受皿上に物品が載せられる選別コンベア
と、該選別コンベアの搬送路に沿つた所定位置に
設けられ物品の所定の選別項目を計測する計測装
置と、該計測装置で計測した計測信号から選別区
分を判定し仕分信号を出力する演算処理装置と、
前記選別コンベアの搬送路に沿つて選別区分別に
設けられ前記仕分け信号により作動して受皿を物
品ごと選別コンベア上からその対応するプール部
に排出する仕分装置とを備えた物品の選別装置で
あつて、前記受皿の外形を平面視円形に形成し、
且つ前記アタツチメントには、前記選別コンベア
の搬送路の中心線から左右に略等距離の二つの位
置に夫々前記円形の受皿の胴部に接触して該受皿
を押す接触子を有せしめたものであるから、受皿
の中心部が選別コンベアの搬送路の中心線から左
又は右にややずれた状態で受皿が選別コンベア上
に供給されたとしても、円形の受皿は、いずれか
一方の接触子により押されて小距離搬送される間
に、その中心部が該搬送路の中心線に寄せられ
て、二つの接触子より押されて安定した状態で搬
送されるので、計測装置により物品を計測する際
や仕分け装置により受皿を排出する際に支障が生
ずることがなく、正確な選別(仕分け)ができる
ものであり、更に、受皿を物品ごとプール部に排
出する選別装置にあつては、計測装置が一つであ
りながら、従来のものの如く計測した結果をパン
(受皿)に記録する記録装置やこの記録を読取る
読取装置を必要とするということなく仕分けする
ことができるので、計測装置の調整が容易である
と共に、選別装置の機構が簡素で且つ選別装置の
コストを大幅にダウンすることができるものであ
る。
また、本発明は、好ましくは、選別コンベア上
から物品ごと排出された円形の受皿を、所定の配
列パターンに合わせて予め設定した所定形状の配
列ガイドを側部に有するプール部で該受皿に前進
力を与えつつプールすると共に、このプール中に
一部の受皿を配列ガイドに接触させて該プールさ
れた受皿を並ばせるように構成すれば、プールさ
れた受皿が行場のなくなる迄移動しつつ、側部側
に並んだ受皿が配列ガイドの形状に沿つて並ぶと
共に内側に並んだ受皿が略所定の位置に並ぶの
で、物品入りの受皿を所定の配列パターンに並ば
せることができて、真空吸着手段等を用いた自動
箱詰装置により一箱分一度に取り上げて自動箱詰
する場合に、物品を自動的に容易に取り上げ得て
箱詰めの自動化ができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示す説明図で
ある。第1図は2条型の選別装置全体の平面図、
第2図は選別装置全体の側面図、第3図は送り込
みコンベアと選別コンベアの始端部の側面図、第
4図は計測装置として滑走式秤量装置を用いた場
合の計測部の側面図、第5図は第4図の平面図、
第6図は滑走式秤量装置部分の要部断面図、第7
図は受レールを示し滑走式秤量装置部分の要部断
面図、第8図、第9図は仕分け部の一部の平面
図、第10図は仕分け部の一部の断面図、第11
図イ〜ニは箱詰め用パツク(容器)の各種配列パ
ターンを示す図、第2図はプール部に受皿を配列
パターンに応じてプールする状態を示した平面
図、第13図はプール部の排出口の要部断面図、
第14図は自動供給装置内の繰り上げ機構の説明
図、第15図は計測装置として形状測定装置を用
いた場合の説明略図である。 1……選別装置、2……選別コンベア、201
……コンベアチエン、202……アタツチメン
ト、203……接触子、204……受レール、3
……受皿、30……被選別物、4……始端部、5
……受皿供給装置、501……繰上げチエン、5
02……アーム、503……側板、504……ス
クレーパー、51……受入口、511……タイミ
ング装置、52……繰出し口、521……テーブ
ル状シユート、53……送り込みコンベア、53
1……ストツプ装置、6……被選別物供給部、7
……計測部、8……滑走式秤量装置、810……
入口ガイドスタンド、811……入口ガイドレー
ル、820……電子秤、821……滑走測定レー
ル、830……出口ガイドスタンド、831……
出口ガイドレール、9……形状測定装置、91…
…センサーカメラ、92……照明装置、10……
仕分け部、101……仕分装置、102……当接
片、103……引出しコンベア、11……プール
部、111……配列ガイド、112……排出口、
113……ストツパー、12……樋、13……リ
ターンコンベア、131……シユート、14……
演算処理装置、15……同期パルス発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定間隔で供給される受皿を進行方向に等間
    隔で多数設けられたアタツチメントの夫々に接触
    させて押して搬送すると共に受皿上に物品が載せ
    られる選別コンベアと、該選別コンベアの搬送路
    に沿つた所定位置に設けられ物品の所定の選別項
    目を計測する計測装置と、該計測装置で計測した
    計測信号から選別区分を判定し仕分信号を出力す
    る演算処理装置と、前記選別コンベアの搬送路に
    沿つて選別区分別に設けられ前記仕分け信号によ
    り作動して受皿を物品ごと選別コンベア上からそ
    の対応するプール部に排出する仕分装置とを備え
    た物品の選別装置であつて、前記受皿の外形を平
    面視円形に形成し、且つ前記アタツチメントに
    は、前記選別コンベアの搬送路の中心線から左右
    に略等距離の二つの位置に夫々前記円形の受皿の
    胴部に接触して該受皿を押す接触子を有せしめた
    ことを特徴とする物品の選別装置。 2 前記プール部は、その側部に所定のパターン
    に合わせて予め設定した所定形状の配列ガイドを
    有し、前記物品ごとに排出された受皿に前進力を
    与えつつ該受皿をプールすると共に、該プール中
    に一部の受皿を該配列ガイドに接触させて該プー
    ルされた受皿を並ばせることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の物品の選別装置。 3 前記接触子は、回動自在なコロであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の物品の
    選別装置。
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