JP2578362Y2 - 球体搬送装置 - Google Patents

球体搬送装置

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JP2578362Y2
JP2578362Y2 JP1990103864U JP10386490U JP2578362Y2 JP 2578362 Y2 JP2578362 Y2 JP 2578362Y2 JP 1990103864 U JP1990103864 U JP 1990103864U JP 10386490 U JP10386490 U JP 10386490U JP 2578362 Y2 JP2578362 Y2 JP 2578362Y2
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春雄 渡辺
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、ボールその他の球体を転動させながら搬
送する球体搬送装置に関する。
【従来の技術】 従来、ボールその他の球体をコンベアで搬送する場
合、コンベアに球体を載置する受部を設けたり、棒体の
アームで押したりして搬送する構成が知られている。 しかし上記構成では、特にコンベアが上向きに登坂す
る場合に球体と受部や棒体との衝合部分に負荷がかか
り、スムーズに搬送することができなかった。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記事情に鑑みて創案されたものであっ
て、その主たる課題は、搬送時に球体を転動させながら
搬送させる球体搬送装置を提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案では、 球体を前方から投げて、後方に配置してある投擲対象
物に当てる投擲ゲーム機の球体搬送装置において、 落下した投擲対象物を後方上部へ搬送し、落下した球
体は下方へ転落可能とするため後方へ向かって斜め上向
きに配置した対象物搬送用のコンベアを設ける、 該コンベアの下方の駆動軸と同軸に下方の駆動軸を設
定すると共に、球体を前方上部へ搬送するため前方へ向
かって斜め上向きに配置した球体搬送用のコンベアを設
ける、 上記球体搬送用のコンベアが、その上方で該コンベア
に沿って略平行に斜め上向きに配置され上方に配置され
た通路に接続された床板と、該床板で搬送方向に沿って
形成された直線状のスリットと、上記コンベアに所定間
隔で立設されてスリット上に出没自在なアームと、上記
スリット上で該アームに軸支されアームと共にスリット
に出没可能に形成されると共に球体を受ける左右一対の
ローラとからなる、 対象物搬送用のコンベアを転落して床板下方に供給さ
れた球体をスリットから突出したローラで受けて上方ま
で搬送して、傾斜路からなる球体供給路の始点まで移
し、傾斜路を転落させて投擲ゲーム機の前面下方に開口
する供給口へ球体を移送しうる、 という技術的手段を講じている。
【作用】
アーム上のローラが球体と衝合して押すので、球体と
ローラとが回転する。 従って、球体は自ら搬送方向に回転しなが移送される
ので、スムーズな搬送を行なうことができる。
【実施例】
以下にこの考案の球体搬送装置を投擲ゲーム機の一例
である皿割りゲーム機に適用した場合の好適実施例を図
面に基づいて説明する。 第1図は、皿割りゲーム機1の概略構成を示すもの
で、箱型状の基台2の前方に前面台3を有し、後方中途
位置にパネル回転装置10で反転するパネルPを有し、こ
の前方を遊戯スペース部4とし後方を機械室5としてい
る。 上記パネルPは前後面に反転可能に基台2に取り付け
られており、該パネルPには本実施例の場合、パネルP
の上下左右の4個所に対象物保持装置20が設けられてい
る。 この対象物保持装置20は、本実施例では保持部29が対
象物Aと衝合し押圧する保持位置と、対象物Aの外周か
ら外れる外方へ変位する脱落位置とに回動変位する構成
からなっており、駆動モータ部21と、該駆動モータ部21
の回転によって軸方向に進退動する作動軸25と、該作動
軸25の角度をガイドするカム機構と、回転軸25の先端に
設けられて保持部29を有するアーム部28とを有してい
る。 即ち、駆動モータ部21はその出力軸の先端に第1歯車
22を有しており、装置基部20aに回転自在に軸支された
第2歯車23と噛合している。 該第2歯車23は、中央が中空となって、内周面にネジ
を刻設した筒状の第3歯車24を中央に一体に有してお
り、該3歯車24に外周にネジNを刻設した作動軸25の先
端側が嵌合して螺合している。 この作動軸25は装置基部20aによって支承されてお
り、軸の中途位置にはピン26が突出して、装置基部20a
の裏面に穿設されたガイド孔27に嵌合されている。 このガイド孔27は、上記回転軸25の軸方向と平行に延
びる直線部27aと、外方へ傾斜する傾斜線部27bとからな
っている。 次に、上記回転軸25の先端には直交方向に延びるアー
ム部28の基端が固着されており、該アーム部28の先端に
はゴム材からなる保持部29が突設されている。 そして、上記保持部29は装置基部20aの端面で作動軸
との間で対象物Aを前後に挟圧して保持している。 上記構成からなっているので、駆動モータ部21が正転
すると、第1歯車22が回転して、第2歯車23及び第3歯
車24を連動させる。 これにより、第3歯車と噛合している作動軸25が装置
基部2aから離反する方向(図中下側)に進動し、ピン26
も直線部27aに沿って進むので、アーム部28を介して対
象物Aと衝合し押圧していた保持部28を離反方向へ変位
させる。 これにより対象物Aは挟圧から解除され自重により落
下する。 尚、本実施例では第2図(b)に示すように作動軸25
が対象物Aの中心位置より一方へずれているので、対象
物Aの落下方向を規制(図示例では左側に落下)するこ
とができる。 更に、作動軸25が進動すると、ピン26が直線部27aか
ら傾斜線部27bへと移行する。 これによって、作動軸25が軸線を中心として所定角度
回転し第2図(b)の仮想線で示すようにアーム部28が
左下側へ回動する。 これにより、アーム部28乃至保持部29は保持する際に
想定される対象物Aの外周から外れるように回動変位
し、駆動モータ部21の停止により静止する。 従って、第2図(c)に示すように後述の対象物補給
装置40によって対象物Aが保持位置に補給される際にア
ーム部28乃至保持部29が邪魔にならない。 そして対象物Aが補給されると、前記駆動モータ部21
が逆転し、前記と逆に作動軸25が装置基部20aに接近す
る方向へ退動する。 この際に前記ピン26は傾斜線部27aにガイドされて作
動軸25を復帰方向に回転させるので、アーム部28乃至保
持部29は対象物Aを保持する位置に復帰する。 次いでピン26が直線部27aへ移行して進むと、回転軸2
5が更に退動し保持部29が対象物Aを押圧し装置基部20a
の端面とで挟圧保持する。 そこで、対象物補給装置40は対象物Aを離して元の位
置に復帰することができる。 次ぎに、上記対象物補給装置40は、第3図(a)
(b)に示すように先端に対象物Aを吸引して保持する
吸着部41を有するアーム42を有している。 該アーム42はその基部43が上下方向、即ちアーム42の
垂直姿勢から水平姿勢に90°回転可能に腕部44に取り付
けられており、該腕部44のナット状の基部45はネジ棒か
らなる起立したガイド軸46に螺合されており、ガイド軸
46の回転によって腕部44を昇降可能としている。 更に、腕部44は上記ガイド軸46を中心として左右方向
に90°回動可能に取り付けられている。 次ぎに、底面上に積み重ねられた対象物Aを対象物保
持装置20に補給する作用について説明する。 まず、水平姿勢の腕部44の先端に枢着されたアーム部
42は垂下姿勢となっており、ガイド軸46に沿って下降し
て先端の吸着部41が水平姿勢で積み上げられた最上段の
対象物Aの中央で衝合し吸引力で保持する。 次いで、腕部44が所定の対象物保持装置20の対応位置
まで昇動する(第3図(a)参照)。 そして、第3図(b)に示すようにアーム部42が垂下
姿勢から水平姿勢に90°回転し、吸着部41に保持された
対象物Aも水平姿勢から起立姿勢に変位する。 この際にアーム部42はパネルPと平行する位置となっ
ている。 次ぎに、腕部44がガイド軸46を中心に横に90°回転す
ると、アーム部42はパネルPと直交する位置に回動し、
吸着部41に保持された対象物Aは対象物保持装置20のセ
ット位置となる前記装置基部20aの端面に衝合する位置
まで変位する。 この際に前述の対象物保持装置20のアーム部28はセッ
ト位置から外れるように変位しているので、対象物Aが
衝合する虞れがない(第2図(c)参照)。 そして対象物保持装置20の保持部29により対象物Aが
保持されると、吸着部41による吸引が停止し、吸着部41
が対象物Aから離れてアーム部28が復帰方向に90°回転
し、パネルPと平行の位置に戻る。 次いでアーム部42が下向きに90°回動して垂下姿勢に
変位し、次ぎの対象物Aの補給に備えることになる。 次ぎに、第4図(a),(b)に基づいてパネルPの
対象物保持装置20に対象物Aが有るか無いかを判定する
対象物検出装置30を説明する。 該対象物検出装置30は、パネルPの後方の限られたス
ペースに設置する必要があるので、検出時にパネルPと
直交し対象物保持装置20と向い合う検出姿勢に変位し、
非検出時にはパネルPと略平行となる格納姿勢に変位す
る構成となっている。 即ち、対象物検出装置30は、第4図(a)に示すよう
に、基台2の機械室5の裏面に固定されたコ字状の固定
フレームF1とその内側に設けられた可動フレームF2を有
している。 この可動フレームF2は、停止時に基台2の裏面に沿っ
て対向するパネルPと略平行する格納位置に配置されて
いる。 また可動フレームF2の下端側には駆動モータ31が取り
付けられており、その出力軸に第1歯車32が連結されて
いる。 この第1歯車32と噛合する第2歯車33は固定フレーム
F1に軸受されて可動フレームF2を上下に貫通する駆動軸
34に一体に取り付けられている。 図示例の場合、第2歯車33はその一側に筒部33aを連
接し中央に貫通孔を有して駆動軸34に外嵌しており、筒
部33aに形成された切欠33bに駆動軸34から突出した一体
のピン34aを係合している。 また第2歯車33と固定フレームF1との間の駆動軸34に
は皮材等の摩擦力の高いパッキン35が介設されており、
駆動軸34の下端に固着された鍔部34bと第2歯車33との
間の駆動軸34に圧縮されたコイルスプリング36が外嵌さ
れている。 従って、第2歯車33はコイルスプリング36の弾性力で
パッキン35と共に固定フレームF1に押しつけられ、所定
の力で拘束されている。 次ぎに、上記駆動軸34には、本実施例の場合、上下2
段に駆動側の傘歯歯車B1、B3が設けられており、これと
直交して軸受された上下一対の第1作動軸37に設けられ
た従動側の傘歯歯車B2、B4が噛合している。 上記第1作動軸37は先端に第1作動板37aを固着して
いる。 この第1作動軸37の近傍には、該第1作動軸37の所定
の回動角度を検出するリミットスイッチS2が設けられて
いる。 一方、前記第1作動軸37の前方で平行し可動フレーム
F2に軸支されて前方へ突出する第2作動軸38の基端側に
は第2作動板38aが固着されており、前記第1作動板37a
とリンクLを介して連動可能となっている。 この第2作動軸38の先端には揺動プレート39が固着さ
れており、その前面に対象物検出用の光電センサS1が取
り付けられている。 上記構成からなっているので、駆動モータ31が正転す
ると、第2歯車33と噛合している第1歯車32が回転す
る。 しかし、第2歯車33はコイルスプリング36の弾性力で
固定フレームF1側に拘束されているので、可動フレーム
F2が駆動軸34を支点としてパネルPと直交する方向に回
動する。 該直交位置で可動フレームF2は固定フレームF1に連接
して立ち上がるストッパSと衝合し拘束される。 この直交位置は、パネルPに設けられた対象物保持装
置20と対向する位置に予め設定されている。 そして、更に駆動モータ31によって第1歯車32が回転
すると、可動フレームF2はストッパSとの衝合による拘
束力で固定と同じ状態となり、第2歯車33にはコイルス
プリング36の弾性力で押圧されたパッキン35との摩擦力
を越えた回転力が加わるので、第2歯車33が回転を始め
る。 この第2歯車33の回転は、一体の筒部33aを回転さ
せ、その切欠33bに係合したピン34aを介して駆動軸34を
回転させる。 この駆動軸34の回転によって駆動側の傘歯歯車B1、B3
が回転し、従動側の傘歯歯車B2、B4を介して第1作動軸
37が回転する。 この第1作動軸37の回転は、リンクLを介して第1作
動板37aから第2作動板38aを介して第2作動軸38を回転
させる。 この際、リンクLによってクランク状に連結すれば第
1作動板37aの回転により第2作動板を往復動させるこ
とができる。 これにより第2図(b)に示すように第2作動軸38の
先端に設けられた揺動プレート39を左右に往復して揺動
し、対象物検出センサS1が所定範囲内で対象物Aの有無
を検出する。 本実施例では、対象物Aが皿であり、一部が破損して
いる場合もあるので、対象物検出センサS1を揺動するこ
とにより一部破損でも対象物無しとしての検出を可能と
している。 この検出が終了すると即ち、第1作動板37aの所定の
回転(角)をリミットスイッチS2で検出すると、駆動モ
ータ31が逆転し、可動フレームF2がパネルPに対する直
立姿勢から略平行となる格納姿勢に変位する。 これにより、パネルPと対象物検出装置30との間の隙
間が広がるので、パネルPの回転時に障害とならず省ス
ペース化が図れ、パネルP後方の基台部分の厚み(奥行
き)を薄くして小型化しうる。 次ぎに、パネルPの前方には、第1図及び第5図
(a),(b)に示すように球体の投擲物Bで落とされ
た対象物Aまたはその破片を回収する対象物搬送装置50
と、投げられた投擲物Bを再使用するための球体搬送装
置60とが設けられている。 ここで、対象物搬送装置50は第5図(a)に図示のよ
うにパネルP方向に向かって漸次上方に傾斜しており、
且つパネルP方向に進む搬送方向のベルトコンベアから
なっており、パネルPの下方に配置された収納部55に落
下した対象物の破片を搬送可能としている。 上記収納部55は、対象物保持装置20の保持部29が脱落
位置に変位した際に落下する対象物Aの残片をも同時に
収納できるよう、その落下位置に配置されている。 そして、ベルトコンベアの両側にはパネルPの表面側
の対象物保持装置20から落下しベルトコンベアの外に散
乱した対象物Aをベルトコンベアへガイドする傾斜面51
が設けられている。 更に、このベルトコンベアの前端に並列して該ベルト
コンベアの駆動軸52と同軸にチェンコンベアからなる球
体搬送装置60が設けられている。 この球体搬送装置60は、基台2の前面台70方向へ向か
って漸次上方に傾斜しており、且つ前面台3方向に進む
搬送方向のチエンコンベアからなっており、前面台3内
の投擲物供給路70に投擲物Bを搬送しうるようになって
いる。 そして、対象物搬送装置50の前端側には、球体搬送装
置60の入口62側へ向かって傾斜するガイド枠61が設けら
れており、ベルトコンベア乃至傾斜面に落ちた投擲物B
はベルトコンベアの搬送方向に反して傾斜面に沿って転
落し、ガイド枠61に沿ってガイドされながら入口62を通
ってチェンコンベア上へ導入される。 このチェンコンベアには、その両側に沿ってガイド壁
64が立設されており、その上面には長手方向に直線状の
スリット(図示せず)が形成された床板65が設けられて
おり、上記スリットからチェンコンベアに一定間隔に設
けられたアーム63が突出している。 ここでアーム63は、チェンコンベアに基端が固着され
て立ち上がるアーム基部63aと、その上端に保持された
水平軸66の両側に軸支された左右一対のローラ部67、67
とからなっており、チェンコンベア上に載置された投擲
物Bの後方と衝合し、相互に回転しながら投擲物Bを搬
送する。 これによって、投擲物Bはチェンコンベア上で摩擦さ
れたり引っかかることなく、極めてスムーズに搬送終点
となる前面台3内の上方位置に配置された投擲物供給路
70の始点まで移送することができる。 該投擲物供給路70はその終点が前面台3の前表面下方
に開口する投擲物供給口3Aと連通しており、傾斜路を利
用して自重により投擲物Bを移送するための通路であ
る。 本実施例では、更に上記投擲物供給路70の途中にカウ
ント装置80を内蔵しており、遊戯者による投入口3Bから
の所定コインの投入を検出して予めセットした数の投擲
物Bだけを前記前面台3の投擲物供給口3Aへ供給し、他
は拘束して収納することができるようになっている。 上記構成からなっているので、遊戯者は、コインの投
入により投擲物供給口3Aへ所定数の投擲物Bが投下され
るので、これを用いてパネルP前面に保持された対象物
Aに投げつける。 一定時間の経過により、パネル回転装置10によりパネ
ルPの前後面が反転し新たな対象物Aが保持された面が
現われる。 一方、パネルPの反転が完了すると、前記対象物検出
装置30が作動し、可動フレームF2が検出位置まで回動
し、揺動プレート39を揺動して各対象物保持装置20に対
象物Aが保持されているか否か検出する。 検出が完了すると、可動フレームF2は元の格納位置に
戻ると共に、対象物保持装置20と対象物補給装置40が作
動する。 即ち、上記対象物検出装置30で対象物A無し(または
要補給)と検出された所定の対象物保持装置20では、保
持部29が脱落位置に変位し、対象物Aの残片を収納部55
へ落下させる。 一方、対象物補給装置40は、対象物Aを吸着してセッ
ト位置まで移動する。 次いで、保持部29が保持位置に戻り対象物Aを押圧す
ると、対象物補給装置40の吸着部41が外れて元の位置に
戻る。 この繰り返しにより、パネルPが所定回数反転したら
ゲーム終了となり、落とした対象物A、換言すれば補給
した対象物Aの数をカウントしてパネルPの上方に配置
されたディスプレイ(図示せず)に点数表示する。 一方、パネルPの前面側では、投擲物Bが投げられて
破損した対象物Aは対象物搬送装置50で収納部55へ搬送
されて片づけられる。 また投げ終わった投擲物Bは、対象物搬送装置50の斜
面を自重で転がりながらガイド枠61にガイドされて球体
搬送装置60の入口62を通り、チエンコンベア上に載置さ
れる。 そして投擲物Bのその後方にアーム63があたり、左右
一対のローラ部64で転動しながら投擲物供給路70の始点
まで移送される。 そして投擲物供給路70を通り、カウント装置80で所定
数毎に区切られてコインの投入による通路の開放を待
つ。
【考案の効果】
以上、この発明では、コンベアの上方に床面を設け、
該床面にスリットを設けると共にコンベアにはスリット
上を通解するローラ付きアームを立設させたので、ロー
ラ付きアームは床面下方でスリット上に突出し球体後方
と衝合してこれを受けると共に、球体を上方に搬送し、
上方で球体を次の通路へ押し出すので、簡単な構成で球
体を搬送することができ装置全体のコストダウンを図る
ことができる。 即ち、対象物搬送用のコンベアと球体搬送用のコンベ
アとの一方の駆動軸を同軸としたので構造が簡易化する
と共に、対象物搬送用のコンベアを転落した球体からな
る投擲体を球体搬送用のコンベアへ容易に乗り移らせる
ことができる。また上方へ運ばれた球体は球体供給路の
傾斜路に沿って転落し供給口へ移送することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の対象物検出装置を用いた投擲ゲーム
機の実施例の概略を示す平面図、第2図(a)は対象物
保持装置の平面図、同図(b)は同正面図、同図(c)
は補給時の側面図、第3図(a)は対象物補給装置の作
動を説明する側面図、同図(b)は平面図、第4図
(a)は対象物検出装置を示す側面図、同図(b)は同
正面図、第5図(a)は球体搬送装置を示す側面図、同
図(b)はローラ部を示す平面図である。 1……投擲ゲーム機 2……基台 10……パネル回転装置 20……対象物保持装置 30……対象物検出装置 40……対象物補給装置 50……対象物搬送装置 60……球体搬送装置 70……前面台 71……投擲物供給口 80……カウント装置 A……対象物 B……投擲物 P……パネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】球体を前方から投げて、後方に配置してあ
    る投擲対象物に当てる投擲ゲーム機の球体搬送装置にお
    いて、 落下した投擲対象物を後方上部へ搬送し、落下した球体
    は下方へ転落可能とするため後方へ向かって斜め上向き
    に配置した対象物搬送用のコンベアと、 該コンベアの下方の駆動軸と同軸に下方の駆動軸を設定
    すると共に、球体を前方上部へ搬送するため前方へ向か
    って斜め上向きに配置した球体搬送用のコンベアとから
    なり、 上記球体搬送用のコンベアが、その上方で該コンベアに
    沿って略平行に斜め上向きに配置され上方に配置された
    通路に接続された床板と、 該床板で搬送方向に沿って形成された直線状のスリット
    と、上記コンベアに所定間隔で立設されてスリット上に
    出没自在なアームと、 上記スリット上で該アームに軸支されアームと共にスリ
    ットに出没可能に形成されると共に球体を受ける左右一
    対のローラとからなって、対象物搬送用のコンベアを転
    落して床板下方に供給された球体をスリットから突出し
    たローラで受けて上方まで搬送して、傾斜路からなる球
    体供給路の始点まで移し、傾斜路を転落させて投擲ゲー
    ム機の前面下方に開口する供給口へ球体を移送しうるこ
    とを特徴とする投擲ゲーム機の球体搬送装置。
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JPS61149282A (ja) * 1984-12-25 1986-07-07 株式会社マキ製作所 物品の選別装置
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JPH02100906A (ja) * 1988-10-08 1990-04-12 Sato Noki Kk 人参などのような比較的短くて先細り形状の根葉類供給装置
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