JPH0925028A - シート状部材の反転方法とその装置 - Google Patents
シート状部材の反転方法とその装置Info
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- JPH0925028A JPH0925028A JP19805995A JP19805995A JPH0925028A JP H0925028 A JPH0925028 A JP H0925028A JP 19805995 A JP19805995 A JP 19805995A JP 19805995 A JP19805995 A JP 19805995A JP H0925028 A JPH0925028 A JP H0925028A
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Abstract
反転して表裏……というように並べ換えを行う反転機構
が、シート状部材の高速反転を可能とする事が出来る
ようにする事、簡単な機構で構成する事が出来るよう
にする事をその目的としている。 【構成】 所定の間隔を設けてシート状部材
(1)(1)…をその表面が互いに平行になるように配列して
その配列方向にシート状部材(1)(1)…を搬送し、隣接す
るシート状部材(1)のいずれか一方を反転させて隣接す
るシート状部材(1)が交互に表裏となるようにシート状
部材(1)を配列して行くシート状部材(1)の反転方法であ
って、隣接する前記シート状部材(1)のいずれか一方を
搬送方向に対して直角方向に列から抜き出し、且つ列外
にて前記搬送方向に対して直角方向の回転軸(90)の回り
にシート状部材(1)を反転させ、然る後、反転したシー
ト状部材(1)を列の空き部分に戻す事を特徴とする。
Description
及びその装置に関し、更に詳細には、例えば錠剤等の包
装・バンディンにおいて、シート状の包装体を移送過程
において1枚置きに上下面の反転及び向きの転回を行う
のに使用するのに適したシート状部材の反転方法および
その装置に関する。
シート(1a)のポケット(1b)に収納される形式が主流を占
めており、このシート状部材(1){=例えばPTPシー
トようなもの}は、その複数組が順次裏表に重ね合わさ
れてバンディングテープ(12)でバンディングされ、束状
態で取り出されるようになっている(図10参照)。従
って、前工程の錠剤パッケージング装置(B)でシート状
部材(1)を打ち抜いて搬出した後、バンディング装置(1
1)に至る過程《即ち、シート状部材搬送装置(A')》にお
いてPTPシートのようなシート状部材(1)は、表向き
で且つ一定の間隔でバンディング装置(11)に向かって整
列搬送され、その搬送途中で反転機構(9')にて一枚置き
に反転して重ね合わされ、表裏に重ね合わされた二枚の
シート状部材(1)(1)が一対として搬送され、バンディン
グ装置(11)の直前において、表裏に重ね合わされた一対
のシート状部材(1)(1)を更に複数対積み上げ、これを一
組としてバンディング装置(11)に供給して図10のよう
にバンディングされるという形式を取っている。
送途中で反転機構(9')にて一枚置きに反転して重ね合わ
されるのであるが、この反転機構(9')には例えば特開昭
63−218033号公報に示されるものがあり、以下
に示すような欠点を有している。即ち、図13〜15に
示すように、即ち、搬送されるシート状部材(1)の搬送
面にほぼ平行でかつ搬送方向にほぼ直角な主軸(102)が
回転自在に設けられており、この主軸(102)に主ギア(10
8)が取り付けられ、この主ギア(108)に噛合してハウジ
ング(103)が主軸(102)の周囲を回転するようになってい
る。該ハウジング(103)には主軸(102)にほぼ直角に設置
され、90°間隔で半径方向に伸びる回転軸(105)と固
定軸(104)とが交互に設けられている。これら固定軸(10
4)及び回転軸(105)の外端部には前記シート状部材(1)を
保持するクランプ装置(101a)(101b)がそれぞれ設けられ
ている。
り付けられており、前記主軸(102)に取り付けられたク
ランプ回動歯車(107)と噛合するようになっている。こ
れにより、主軸(102)を回転させるとクランプ回動歯車
(107)及び主ギア(108)が回転して前記ハウジング(103)
が主軸(102)の周囲を一方向に回動し、これと共に回転
軸(105)と固定軸(104)が主軸(102)の周囲を回動する。
ジング(103)と共に回転するのに対し、回転軸(105)はハ
ウジング(103)が半回転する間にクランプ回動歯車(107)
と噛合する歯車(106)の作用により、回転軸(105)も半回
転して回転軸(105)の先端のクランプ装置(101b)に吸着
したシート状部材(1)を半回転させる。
1a)に吸着されたシート状部材(1)は自転する事なくハウ
ジング(103)と共に回転して表裏が反対向きになるのに
対して、回転軸(105)に吸着されたシート状部材(1)は自
転して表裏が反対向きになる事なく移送される。その結
果、シート状部材(1)は交互に表裏となり、反転機構
(9')の出口部分で重ね合わされ(又はその後重ね合わさ
れ)、重ね合わせ状態で搬送されていく。
ては、反転機構(9')を高速回転した場合大きな遠心力
が、シート状部材(1)に加わるため高速運転を行うとク
ランプ装置(101a)(101b)からシート状部材(1)が離脱す
る事があり、高速化に限界があった。また、図15に示
すようにこの反転機構(9')は歯車列を作用した複雑な構
造であり、装置コストも大きいという問題があった。
来の欠点に鑑みてなされたもので、その解決課題は反転
機構が、高速反転が可能であること、機構が簡単で
あることである。
(1)の反転方法は『所定の間隔を設けてシート状部材(1)
(1)…をその表面が互いに平行になるように配列してそ
の配列方向にシート状部材(1)(1)…を搬送し、隣接する
シート状部材(1)のいずれか一方を反転させて隣接する
シート状部材(1)が交互に表裏となるようにシート状部
材(1)を配列して行くシート状部材(1)の反転方法であっ
て、隣接する前記シート状部材(1)のいずれか一方を搬
送方向に対して直角方向に列から抜き出し、且つ列外に
て前記搬送方向に対して直角方向の回転軸(90)の回りに
シート状部材(1)を反転させ、然る後、反転したシート
状部材(1)を列の空き部分に戻す事』を特徴とする。
に対して直角方向の回転軸(90)の回りに反転するので、
回転半径が非常に小さくなり、従って高速回転させるこ
とができる。更に、シート状部材(1)を搬送方向に対し
て直角方向の回転軸(90)の回りに反転させるので、シー
ト状部材(1)を自転させる必要がなく、反転機構を非常
に簡単にする事が出来る。
シート状部材(1)の反転装置(H)の1具体的機構で、『所
定の間隔を設けてシート状部材(1)(1)…をその表面が互
いに平行になるように配列してその配列方向にシート状
部材(1)(1)…を搬送する移送部(8)と、移送部(8)の搬送
方向に対してその回転軸(90)が直角方向に配設され、且
つ前記シート状部材(1)に向かって開口し、移送部(8)か
ら突き出されたシート状部材(1)を収納するシート収納
部(95)が設けられており、回転軸(90)の回りに反転した
後、前記シート収納部(95)からシート状部材(1)を搬送
部方向に突き出して移送部(8)にシート状部材(1)を戻す
間欠反転部(9)とで構成されている』事を特徴とする。
る。図1は本発明に係るシート状部材(1)の搬送装置(A)
の正面図、図2はその平面図である。シート状部材搬送
装置(A)は架台(2)、供給部(3)、反転増列部(4)、搬送部
(5)、対修正部(6)、送入部(7)、バッファーとして作用
する移送部(8)、間欠反転部(9)を含む反転装置(H)、搬
出部(10)及びバンディングマシン(11)《バンディングマ
シン(11)は最後尾に一体的に設置してもよいし、別体と
して設置してもよい。》にて構成されている。供給部
(3)は錠剤パッケージング装置(B)から送り出されて来た
裏向きのシート状部材(1)を反転増列部(4)に向かって搬
送する部位で、一般的に供給爪(3a1)が突設された供給コ
ンベア(3a)にて構成されている。供給部(3)は本実施例
では供給コンベア(3a)を使用しているが、リンク機構の
ようなものでもよく、シート状部材(1)をピッチ送りで
きるようなものであればどのような機構でもよい。
に移送する過程において、欠錠排出装置(C)が設けられ
ており、この部分で例えばパターン認識のような手法を
利用して機械的にシート状部材(1)の欠錠の有無を検出
し、欠錠があると自動的に排出され、供給部(3)に供給
されないようになっている。欠錠排出装置(C)を通過し
たシート状部材(1)は裏向きで供給部(3)に供給され、供
給コンベア(3a)にて所定の間隔にて反転増列部(4)側に
搬送されていく。
第2の欠錠排出装置(D)が設置されており、ここでもシ
ート状部材(1)内の欠錠を機械的に再検査し、欠錠シー
トを排出するようになっている。供給部(3)の先端には
増列移載部(3b)が設置されてある。増列移載部(3b)は供
給コンベア(3a)の搬送ラインにほぼ直角に移動する移送
装置となっており、供給部(3)によって搬送されてきた
シート状部材(1)を次の反転増列部(4)に増列して移載す
るようになっている。本実施例では供給部(3)は2列で
あるが、反転増列部(4)は4列となっている。従って、
図2に示すように先頭の2個のシート状部材(1)は手前
の2列の反転増列部(4)に供給され、次の2個のシート
状部材(1)は反対側の2列の反転増列部(4)に供給される
ようになっている。これは反転増列部(4)の次の搬送部
(5)での搬送速度を目視検査可能な速度に落とすための
処置で、供給部(3)の供給速度が本実施例では目視可能
速度の2倍の搬送速度をもっているためである。供給部
(3)の供給速度が目視可能速度であれば、増列の必要は
ない。
ンベア(41)と垂直コンベア(41)の下端に配設された下側
プーリ(42)及び垂直コンベア(41)の上端に配設された上
側プリ(43)とで構成されており、垂直コンベア(41)は下
側プーリ(42)と上側プーリ(43)の間に懸架され、その周
囲を回動するようになっている。垂直コンベア(41)の外
周には一定間隔にシート反転片(44)が突設されており、
増列移載部(3b)から移送されたシート状部材(1)を各シ
ート反転片(44)に移載するようになっている。移載方法
は前述の通り、手前側2列の垂直コンベア(41)と反対側
2列の垂直コンベア(41)に交互に移載される。
材(1)は垂直コンベア(41)のシート反転片(44)に乗って
上昇し、さらに上側プーリ(43)の周囲を回って反対側に
行き、下降するようになっている。これにより供給コン
ベア(3a)にて供給された4列のシート状部材(1)は反転
されて搬送部(5)側に移動する事になる。ここで裏向き
のシート状部材(1)は反転されて表向きとなる。搬送部
(5)において、搬送コンベア(5a)に一致するとシート反
転片(44)上のシート状部材(1)は押出アーム(図示せ
ず)にて搬送コンベア(5a)に移動するように押し出さ
れ、搬送コンベア(5a)上に移載される。搬送コンベア(5
a)に移載されるとシート状部材(1)は搬送コンベア(5a)
の搬送爪(51)にて押され、他端に設置されている送込部
(7)の方向に向かって一定間隔にて移送される。搬送部
(5)の搬送コンベア(5a)は、前述の供給コンベア(3a)と
同様の構造であるが、勿論これに限られずリンク機構の
ようなものでもよく、シート状部材(1)をピッチ送りで
きるようなものであればどのような機構でもよい。
(5)において、作業者による欠錠の最終的な目視検査が
行われ、欠錠排出装置(C)(D)を何らかの原因により検出
されずに通過してきた欠錠シートを作業者が目視で最終
検査し、欠錠があればそのシートを手で取り除くように
なっている。このように搬送コンベア(5a)にて搬送され
るシート状部材(1)に欠錠があった場合、作業者が欠錠
シートを手で取り除くために取り除かれた部分が欠品と
なりその部分が空欄となる。
ているシート状部材(1)の表向きのものの上に裏向きの
ものを重ね合わせて対とするために前記のように目視検
査により欠錠シートを取り除くとその部分が空欄となっ
てしまい、この部分では重ね合わせにより表裏一対のシ
ート状部材(1)の組みとすることができない。そこで搬
送コンベア(5a)の途中において対修正部(6)が設置され
ており、前後一対となるシート状部材(1)の内のいずれ
か一方が欠錠で取り除かれ、他方が残っている場合には
それを検知して対となるべきシート状部材(1)を搬送コ
ンベア(5a)の搬送ラインから移動させこれを保持してお
き、次の欠錠シート除去によって空欄となっている部分
に前記保持シート状部材(1)を充填しペアリングを完成
する。その具体的方法を図3及び4にて説明する。
対の昇降ガイド(62)と、その間に配設されたシリンダに
て構成された昇降部(61)並びに昇降ガイド(62)にスライ
ド自在に挿通された昇降バー(63)、これに取り付けられ
た昇降フレーム(64)、その内側面に突設された昇降爪(6
5)とで構成されている。昇降部(61)のシリンダロット(6
8)は昇降フレーム(64)に取り付けられており、昇降部(6
1)を作動させる事により昇降フレーム(64)を昇降させる
ことが出来るようになっている。昇降フレーム(64)は図
3から分かるように搬送部(5)の搬送コンベア(5a)を両
側から取り囲むような逆U字状の部材で、前記のように
昇降フレーム(64)の内側から昇降爪(65)が突設してお
り、昇降フレーム(64)が仮想線で示すように下死点にい
る場合にはコンベア(5a)にて搬送されているシート状部
材(1)の下方に昇降爪(65)が位置するようになってい
る。
る搬送時、搬送レール(52)上をスライドするようになっ
ており、対修正部(6)にあってはシート状部材(1)の両端
は架台(2)上に立設した柱(69)の上端に取り付けられた
シートガイド(66)にてガイドされるようになっている。
シート状部材(1)に欠錠がなく、搬送コンベア(5a)上か
らシート状部材(1)がピックアップされない場合には、
昇降フレーム(64)は常に下死点にあり、昇降爪(65)はシ
ート状部材(1)の下方に位置するようになっている。シ
ート状部材(1)は搬送レール(52)上を搬送コンベア(5a)
の搬送爪(51)によって後端を押されながら移送部(8)方
向に移送され、対修正部(6)を通過していく。
ら一枚の欠錠シートがピックアップされ、ペアとなるべ
き前後一対のシート状部材(1)の内の一方が欠けた場
合、他方のシート状部材(1)が対修正部(6)に至るとこれ
を検知して昇降部(61)が作動し、昇降爪(65)が上昇して
このシート状部材(1)を図3の仮想線で示すように上死
点に押し上げて保持する。これにより欠錠シートとして
除去されたものとペアリングすべき他方のシート状部材
(1)は、搬送ラインから離脱して保持される事になる。
なお、昇降爪(65)はシートガイド(66)を貫いて内側に突
出するため、シートガイド(66)に穿設された爪用長孔(6
7)を通過するようになっている。これにより前記におい
て作業者によりピックアップされて取り除かれたシート
状部材(1)と対修正部(6)によって搬送ラインから持ち上
げられたシート状部材(1)とで2つの搬送空間が連続し
て空き状態になる。(図9,10参照)
送入部(7)に送り込まれ、上下二段に振り分けられ、送
入爪(図示せず)にて移送部(8)に送り込まれる事にな
る。ここで対修正部(6)の昇降爪(65)上によって持ち上
げられたシート状部材(1)は、次の欠錠によってシート
状部材(1)が取り除かれ、空欄となった部分が来るまで
保持されて上死点で待機しており、空欄部分が対修正部
(6)に至ったときこれを検知して昇降部(61)が逆方向に
作動して昇降フレーム(64)が下降し、シート状部材(1)
を搬送コンベア(5a)の空欄部分にはめ込み、これによっ
てシート状部材(1)の前後一対のペアリングを完成させ
る事になる。(図9,10参照)
部材(1)は前述のように上下に振り分けられて移送部(8)
に供給されることになるのであるが、この部分の構造は
既知の構造であり簡単に説明する。送入部(7)は上下に
揺動する送入フラップレバー(71)と、送入フラップレバ
ー(71)の送出端に一致して配設されている上下2段の2
段送入台(72)とで構成されている。この上下の2段送入
台(72)の間隔は後述する移送部(8)のシート載置片(86)
に一致している。これにより前後一対のシート状部材
(1)のいずれか一方が下段の送入台(72)に、他方が上段
の送入台(72)に移送される。然る後、揺動する送入爪
(図示せず)によって上下の送入台(72)上のシート状部
材(1)が一度に移送部(8)のシート載置片(86)に移載され
る。シート状部材(1)の移載が終了するとバッファー部
(8)のガイドベルト(85)が2ピッチ移動して空のシート
載置片(86)が上下の送入台(72)に一致して停止する事に
なる。
の構造を図5、6によって詳述する。移送部(8)は図6
に示すように駆動フレーム(81a)の中心に移送主軸(82)
がスライド自在に挿通されており、移送主軸(82)の上端
に上水平杆(83a)が、移送主軸(82)の下端に下水平杆(83
b)がそれぞれ水平に取り付けられており、その先端にガ
イドローラ(84)が回動自在に枢着されている。ガイドロ
ーラ(84)の外周にはガイドベルト(85)が懸架されてお
り、駆動部(81)によって一方向に無端回転駆動されるよ
うになっている。ガイドベルト(85)の外周面には一定間
隔にてシート載置片(86)が突設されており、各シート載
置片(86)上に前述のようにシート状部材(1)が上下一対
となって同時に供給されるようになっている。
設された従動ギア(88)とで構成されており、駆動ギア(8
7)と従動ギア(88)には駆動ベルト(89)が懸架されてお
り、この駆動ベルト(89)がガイドベルト(85)のタイミン
グベルト(85a)に歯合してガイドベルト(85)を一方向に
移動させるようになっている。駆動ギア(87)は駆動モー
タ(図示せず)に接続しており、駆動ベルト(89)に歯合
して駆動ベルト(89)を一方向に無端駆動させ、これによ
ってガイドベルト(85)が一方向に無端駆動させるように
なっている。
グベルト(85a)との歯合部分が確実に歯合するように駆
動ベルト(89)とタイミングベルト(85a)の歯合部分は駆
動ベルトガイド(13)の溝内を通過するようになってお
り、これにより確実に駆動ベルうト(89)とタイミングベ
ルト(85a)とが歯合して駆動ベルト(89)の駆動力をタイ
ミングベルト(85a)に伝達するようになっている。
(9)をメイン装置とする反転機構(H)が配置されており、
シート載置片(86)に移載されたシート状部材(1)を反転
するようになっている。即ち、図7、8に示すように間
欠反転部(9)は、回転体(91)と、その外周にシート状部
材(1)の一枚分の間隙(この部分がシート収納部(95)と
なる。)を設けて配置された反転片(92)並びに回転体(9
1)を回転させるための従動ギア(93)とで構成されてお
り、前記従動ギア(93)が駆動ギア(94)に噛合している。
(90)は回転軸で、回転体(91)と従動ギア(93)とを接続
し、従動ギア(93)の回転力によって回転体(91)を180
度間欠回転させるようになっている。
4)が設けられており、間欠反転部(9)とシート挿脱部(1
4)とで反転機構(H)が構成される。シート挿脱部(14)
は、駆動モータ(図示せず)に接続された駆動ギア(15)
と、駆動ギア(15)の上下に配設されて駆動ギア(15)に噛
合する直線ラック(16a)(16b)、上側の直線ラック(16a)
に取着されているシート引出アーム(17a)並びに下側の
直線ラック(16b)に取着されているシート送入アーム(17
b)とで構成されている。
るようにガイドベルト(85)の内側に、シート送入アーム
(17b)は逆に外側に待機している。今、送入部(7)を通っ
て移送部(8)に移載された上下で一対の表向きのシート
状部材(1)はガイドベルト(85)と共に上昇して行き、間
欠反転部(9)の直前に至り、シート収納部(95)とシート
状部材(1)とが一致すると駆動ギア(15)が作動して直線
ラック(16a)(16b)を直線運動させ、シート引出アーム(1
7a)によってシート載置片(86)から間欠反転部(9)の下側
のシート収納部(95)(=間隙)に挿入移載される。一
方、上側のシート収納部(95)には反転によって裏向きに
なったシート状部材(1)が存在するが、このシート状部
材(1)がシート送入アーム(17b)にて押し出され、2段上
のシート載置片(86)《この部分はその前のシート移送作
用で空欄になっている。》に移送する。シート状部材
(1)の移送が完了するとアーム(17a)(17b)は元の位置に
戻り次の動作開始迄待機する。
方のシート状部材(1)が間欠反転部(9)に移載され、逆に
間欠反転部(9)から裏向きになったシート状部材(1)をシ
ート移載片(86)に移載すると駆動ギア(94)が駆動して回
転体(91)を180度回転させ、シート状部材(1)を下死
点から上死点に反転しこの状態で待機する。反転移送に
よって上死点に移動したシート状部材(1)は裏向きとな
り、後述するようにシート移送作用で空欄となったシー
ト載置片(86)が上昇してくるまでシート収納部(95)内で
待機することになる。
(9)側では上昇方向)に移動しているので、前記シート
収納部(95)へのシート状部材(1)の移載によって空きと
なったシート載置片(86)が2ピッチ上昇して間欠反転部
(9)の上死点に一致するところまで移動する。これを検
出して前述と同様、アーム(17a)(17b)を作動させ、下側
のシート状部材(1)をシート載置片(86)から間欠反転部
(9)のシート収納部(95)に移動させ、これと同時に上側
の裏向きシート状部材(1)をシート収納部(95)からシー
ト載置片(86)の空欄部分に移載する。これを繰り返すこ
とにより上下一対のシート状部材(1)はいずれか一方が
反転した状態となる。この状態でガイドベルト(85)と共
に移動し、上水平枠(83a)の上を倒立状態で移動し続い
て反対側に移動して行く。
動フレーム(81a)に昇降自在に挿通されているので、何
らかの理由によりバッファー部(8)へのシート状部材(1)
の供給が遅れた場合や逆にバンディングマシン(11)側で
故障又は停滞が生じた場合、バッファ主軸(82)を昇降さ
せてシート状部材(1)のバッファー部(8)への送り込み又
は搬出を継続させ、バッファー部(8)の上流側又は下流
側で故障又は停滞が生じても他方をそのまま稼働させる
事ができる。
ており、搬出部(10)に一致したところで上下一対のシー
ト状部材(1)が同時に搬出される。この場合、下側のシ
ート状部材(1)は表向きであり、上側のシート状部材(1)
は裏向であり、これらを同時に搬出部(10)側に移載する
事により、表向きのシート状部材(1)が下に、裏向きの
シート状部材(1)が上になって状態で重なり合って搬出
されていく。
コンベア(3a)や搬送コンベア(5a)と同様の構造であり、
この部分もリンク機構にて置き換える事ができる。》が
設置されており、更に搬出コンベア(10a)の端部に重ね
合わされた上下一対のシート状部材(1)が複数組積み上
げられる積み上げ機構部(19)が立設されており、重ね合
わされた一対のシート状部材(1)が下から順次積み上げ
られていく。シート状部材(1)の積み上げが完了する
と、積み上げ機構部(19)から排出されてバンディング装
置(11)に移載され、バンディング装置(11)にてバンディ
ングシート(12)がその周囲にかけ巻回され一束になって
結束され排出される事になる。
に対して直角方向の回転軸の回りに反転するので、回転
半径が非常に小さくなり、従って高速回転させることが
できた。更に、シート状部材を搬送方向に対して直角方
向の回転軸の回りに反転させるので、シート状部材を自
転させる必要がなく、反転機構を非常に簡単にする事が
出来た。
される対修正部の横断面図
送部近傍の拡大正面図
図
明図
す説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の間隔を設けてシート状部材
をその表面が互いに平行になるように配列してその配列
方向にシート状部材を搬送し、隣接するシート状部材の
いずれか一方を反転させて隣接するシート状部材が交互
に表裏となるようにシート状部材を配列して行くシート
状部材の反転方法において、 隣接する前記シート状部材のいずれか一方を搬送方向に
対して直角方向に列から抜き出し、且つ列外にて前記搬
送方向に対して直角方向の回転軸の回りにシート状部材
を反転させ、然る後、反転したシート状部材を列の空き
部分に戻す事をを特徴とするシート状部材の反転方法。 - 【請求項2】 所定の間隔を設けてシート状部材
をその表面が互いに平行になるように配列してその配列
方向にシート状部材を搬送する移送部と、移送部の搬送
方向に対してその回転軸が直角方向に配設され、且つ前
記シート状部材に向かって開口し、移送部から突き出さ
れたシート状部材を収納するシート収納部が設けられて
おり、回転軸の回りに反転した後、前記シート収納部か
らシート状部材を搬送部方向に突き出して移送部にシー
ト状部材を戻す間欠反転部とで構成されている事を特徴
とするシート状部材の搬送装置。
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---|---|---|---|
JP19805995A JP3643847B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | シート状部材の反転方法とその装置 |
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---|---|
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ID=16384852
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- 1995-07-10 JP JP19805995A patent/JP3643847B2/ja not_active Expired - Lifetime
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