JPH0551344B2 - - Google Patents

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JPH0551344B2
JPH0551344B2 JP59132144A JP13214484A JPH0551344B2 JP H0551344 B2 JPH0551344 B2 JP H0551344B2 JP 59132144 A JP59132144 A JP 59132144A JP 13214484 A JP13214484 A JP 13214484A JP H0551344 B2 JPH0551344 B2 JP H0551344B2
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catalyst
magnesium
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Hoechst AG
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    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/37Preparation of halogenated hydrocarbons by disproportionation of halogenated hydrocarbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
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    • B01J23/26Chromium
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/202Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、活性で且つ選択性の新規のクロム含
有触媒並びにその製造方法に関する。この触媒は
ハロゲン化炭化水素、特に脂肪族塩素化炭化水素
を弗化水素にて気相中で弗素化するのにまたは弗
素含有炭化水素の不均等化反応の為に用いること
ができる。
クロム含有触媒の製造は従来技術に従つて多く
の方法で行なうことができる。例えば、三価のク
ロムの酸化物水和物を熱処理および/または弗化
水素での弗素化に委ねた場合に、活性の触媒を得
ることが可能である。三価のクロムの酸化物水和
物〔Cr2O3・χH2O〕は、水酸化クロム()の
色々な水和物段階についての総括的な表現である
〔フリイヒエ・ヒユテイング(Friche−
Hu¨tting):”水酸化物および水化酸化物
(Hydroxide und Oxidhydrate)”、ライブツイ
ヒ、1937、第256〜268頁参照〕。
酸化クロム水和物は、6価のクロム化合物をア
ルコールの如き還元剤と反応させ(米国特許第
3258500号公報)そして沈殿した水酸化物を約500
℃に加熱することによつて活性化した場合に得る
ことができる。得られる触媒は大体において
Cr3Oより成る。
6価のクロム化合物を硼酸溶融物中で還元する
ことによつて得られる酸化クロム水和物〔(グイ
グネツト・グリーン(Guignet′s Green)〕は、
費用の掛かる洗浄によつて硼素含有混合物が除か
れている限りは、弗素化触媒の原料として適して
いる。
上記製造方法の欠点は、発ガン性で有毒であり
そしてそれ故に工業的な安全化処置の為に多大な
費用を必要とするクロム()−化合物を用いる
ことである。
三価のクロム化合物の水溶液から水酸化アンモ
ニウムの如きアルカリ性沈殿剤によつて酸化クロ
ム水和物を沈殿させそして乾燥させることによつ
て酸化クロム触媒を得ることも可能である(ドイ
ツ特許出願公開第1443382号公報)。酸化クロム−
γ−水和物は、熱処理によつて(米国特許第
3426009号公報)および/または弗化水素で弗素
化することによつて(ドイツ特許出願公開第
1252182号公報)触媒的に活性の状態にすること
もできる。
沈殿した酸化クロム水和物は、可溶性の(クロ
ム不含の)副生成物を除く為に多量の水で洗浄し
なければならないという欠点がある。そうしない
とこの副生成物が触媒の特性を害する〔Chim.
Ind.(ミラノ)64、(1982)第137頁、第2表〕。必
要とされる洗浄工程には時間的におよび物質的に
著しい費用が掛かる。この方法の場合にはCr−
高含有量の生成物が生ずる。
更に、かゝる方法で製造された酸化クロム水和
物より成る成形体の機械的安定性が低いことも欠
点である(東ドイツ特許第117444号公報)。この
問題を解決する為に、適当なクロム化合物が機械
的に安定な担体上に既に適用されて来ている。こ
の場合クロムは、担体をクロム()化合物に浸
漬しそして次に還元することによつて酸化クロム
水和物として得ることができる(ドイツ特許出願
公開第1443197号公報)。同様に担体をクロム
()塩溶液に浸漬し、次にアルカリによつて酸
化クロムを沈殿させることも可能である(ドイツ
特許出願公告第1210783号)。
担体上に適用した水化酸化物は熱処理および/
または弗化水素での弗素化によつて触媒的に活性
の状態に転化することができる。酸化クロム水和
物の為に適する担体材料には例えば酸化アルミニ
ウム、弗化アルミニウム、弗化マグネシウム(ド
イツ特許出願公開第1443382号公報)または活性
炭がある。
クロム()化合物(後で還元される)を用い
て担持触媒を製造する場合には、原料が有毒であ
ることの他に、可溶性の副生成物を除く為に比較
的に多大な費用が必要とされることも欠点であ
る。更にこの担持触媒はクロム含有量が少ない為
に純粋の酸化クロム水和物よりも活性が低い。
例えば活性炭上の活性化した酸化クロム水和物
より成るクロム含有量14重量%の触媒では、六塩
化エタンと弗化水素とを反応させる際に五弗化塩
化エタンが1%の収率でしか生成されない(東ド
イツ特許第119033号公報、実施例10)。しかしな
がら酸化クロム水和物より成る非担持触媒は同じ
反応において同様な条件のもとで68%の収率で五
弗化エタンを生産する(東ドイツ特許第117963号
公報、実施例4)。
結合剤を加えることによつて触媒成形体の機械
的強度を高めることは公知である。例えばクロム
()塩とマグネシウム塩をアルカリ性条件下に
一緒に沈殿させることによつて機械的強度を改善
することも可能である(特開昭49−43922号公
報)。用いられた触媒は例えば2〜30重量%の
Mgを含有している。クロムは水化酸化物として
存在している。
六方晶系のCrOOHに15%のオキシ塩化マグネ
シウム結合剤〔ソーレル・セメント(Sorel
Cement)〕を加えることによつて、触媒の機械的
強度は高めることができる(米国特許第3978145
号明細書)。
三酸化クロムを弗化マグネシウムの存在下に還
元することによつて酸化クロム水和物を製造する
場合には、改善された性質の触媒が得られる。弗
化マグネシウム含有量は最高50%である(米国特
許第3992325号公報)。
従つて本発明の課題は、気相中でハロゲン化炭
化水素を弗化水素で弗素化および/または不均等
化反応させる為の触媒並びに有毒のクロム()
化合物の使用を避けそして費用の掛かる洗浄工程
を必要としない、上記触媒の製造方法を見出すこ
とである。本発明の方法に従つて製造される触媒
は追加的な処置をせずに機械的に非常に安定であ
りそして高い活性を示さなければならない。
本発明者は、気相中でハロゲン化炭化水素を弗
化水素で弗素化−および/または不均等化反応さ
せる為のクロム含有触媒において、少なくとも55
重量%の弗化マグネシウムおよび0.5〜29重量%
のクロムを含有し、その際にマグネシウム/クロ
ムの原子比が1.5〜50であることを特徴とする、
上記クロム含有触媒を見出した。この触媒中には
クロムが三弗化クロムとしてでなくオキシ弗化ク
ロムとして存在している。
弗素化反応の為の本発明のクロムおよびマグネ
シウム含有の触媒を製造する方法は水酸化クロム
()を沈殿させることに基づいている。この方
法は、1モルの水溶性クロム()塩と少なくと
も1.5モルの水酸化マグネシウムまたは酸化マグ
ネシウムとを水の存在下で反応させ、場合によつ
ては蒸発によつて、反応混合物を水酸化クロムお
よびマグネシウム塩を含有するペースト状物に転
化し、そのペースト状物を乾燥しそして20〜500
℃の温度のもとで弗化水素にて処理することを特
徴としている。更にペースト状物は、用いるマグ
ネシウムの過剰量に左右されて尚MgOまたはMg
(OH)2を含有していてもよい。
クロム()化合物としては、水を含有してい
ないかまたは好ましくは三価クロムの水和化塩で
あつて、容易に入手できそして市場で得られるも
のを用いることができる。例えば硫酸クロムおよ
び弗化クロム、殊に塩化クロム()および硝酸
クロム()を用いることができる。
用いる酸化マグネシウムは〓焼されている必要
がない、まだ弱酸性化合物と反応し得るべきであ
る。触媒を製造する際に洗浄工程が後続されない
ので、使用成分のマグネシウム/クロム−モル比
は完成触媒のそれと等しい。クロム/マグネシウ
ムの原子比0.001〜0.66、殊に0.04〜0.5にて反応
を開始するのが有利である。驚ろくべきことに、
クロム含有量がたゞの1重量%の場合でも既に非
常に活性の触媒が得られる。1〜20%のクロム含
有量が特に有利である。多くの場合には、1mol
のクロム()塩当り12〜24molの酸化マグネシ
ウムまたは水酸化マグネシウムが用いられ、これ
は完成触媒中のクロム/マグネシウム−原子比
0.04〜0.08に相当する。
反応の為に用いる水の量には臨界がないが、材
料が少なくともニーダーで加工するのに充分な程
の水量を存在させるべきである。用いる水量が多
ければ多い程、ますます多量の水を後で蒸発させ
なければならない。
本発明の触媒を製造する為には、クロム化合物
を水溶液として乾燥した酸化マグネシウム(また
は水酸化マグネシウム)に一度に転化し、得られ
る反応混合物をペースト状物に練つてもよい。
また最初に導入した酸化マグネシウムを水をペ
ースト状にし、クロム化合物を乾燥した状態で添
加しそしてその反応混合物を混練してもよい。こ
の混練は、プロセス技術においてペースト状物質
を混合する為に一般的に用いられる機械(例えば
垂直型ニーダーまたは複式ニーダー)を用いて行
なうのが有利である。
本発明の触媒を製造する際には、洗浄せずに乾
燥されるペースト状物を得る。このものは直接的
に成形体を製造するのに適している。成形体を通
例のプロセス技術的処理、例えばペレツト化、押
出成形または顆粒化によつて製造するのが有利で
ある。この触媒は固定床、流動床−および渦動層
式反応器で用いるのに適している。
賦型後に触媒成形物の乾燥処理を行ない、機械
的に非常に安定な触媒成形物にする。この乾燥は
室温でも昇温のもとでも行なうことができる。乾
燥時間を短縮する為に50〜150℃、殊に70〜120℃
の乾燥温度を選択するのが有利である。乾燥は常
圧でも減圧下でも行なうことができる。
この乾燥は400℃を越える温度で行なうべきで
ない。何故ならば、400℃を越える温度で行なう
と、酸化クロムが弗化水素に対する反応性を失い
そしてオキシ弗化クロムがもはや形成されないか
らである(米国特許第3258500号公報、第4欄)。
弗化水素での処理は、揮発性反応成分(H2O、
HF)が凝縮しない温度で行なうのが有利であ
る。100〜400℃、殊に120〜220℃の温度が好まし
い。弗化水素の使用量には臨界がない。用いる金
属化合物(クロム塩、酸化マグネシウム)1mol
当り2molの弗化水素で触媒物質を処理した時に、
既に有効な触媒が得られる。更に多い弗化水素量
も可能である:この様に用いることは経済性を考
慮することでのみ制限される。弗素化時間は広い
範囲内で選択することができる:0.5〜10時間が
有利である。生ずる水を迅速に除きそして不所望
の温度尖点を避ける為に、HFを不活性ガス(例
えばN2または空気)で希釈してもよい。
触媒物質を活性化する為の弗化水素での処理
は、好都合には、ハロゲン化炭化水素の弗素化の
為に触媒が後で使用される装置と同じ装置中で行
なう。
本発明の方法に従つて製造される触媒は、ハロ
ゲン化アルカンを用いて弗素化−および/または
不均等化反応を実施する為に直接的に用いること
ができる。〓焼による触媒の活性化は必要ない。
粉末状の酸化クロム水和物を粉末状の弗化マグ
ネシウムと混合しそして弗化水素で処理すること
によつても、殆んど等しい総組成の触媒を製造す
ることができる。しかしこの混合物は、本発明に
従つて製造される触媒よりも、明らかに悪い触媒
的および機械的性質を有している。
本発明を以下の実施例によつて更に詳細に説明
する。
実施例 1 1重量部のCrCl3・6H2Oを10重量部の水に溶
解する。この溶液を、3.85重量部の酸化マグネシ
ウムと1.23重量部のグラフアイトとの混合物に添
加し、その際に生ずるペースト状物を入念に混練
する。
次にペースト状反応混合物を立方体の形(0.5
cmの辺長さ)に顆粒化しそして16時間100℃で乾
燥する。
0.33(見掛け容積)のこの乾燥した触媒顆粒
(=200g)を、内径5cmで長さ100cmのニツケル
製−またはVA−ステンレンス製管中において
200℃のもとで5molの弗化水素にて処理する。弗
化水素での処理時間は約3時間である。この場合
にはHFをN2で希釈する。得られる弗素化触媒は
1.6重量%のクロム含有量を有している。
実施例 2 1重量部のCr(NO33・9H2Oを5重量部の水
に溶解する。この溶液を、2.5重量部の酸化マグ
ネシウムと1.2重量部のグラフアイトとの混合物
に加える。後続の処理および弗化水素での処理は
実施例1に従つて行なう。この実施例の弗素化触
媒は2.3重量%のクロム含有量を有している。
実施例 3 1重量部のCr(NO33・9H2Oを2.78重量部の水
に溶解する。この溶液を、1.39重量部の酸化マグ
ネシウムと1重量部のグラフアイトとの混合物に
添加する。後続の処理および弗化水素での処理は
実施例1に従つて行なう。この実施例の弗素化触
媒は2.7重量%のクロムを含有している。
実施例 4 1重量部のCr(NO33・9H2Oを1.39重量部の水
に溶解する。この溶液を、0.69重量部の酸化マグ
ネシウムと0.68重量部のグラフアイトとの混合物
に加える。後続の処理および弗化水素での処理は
実施例1に従つて行なう。この実施例の弗素化触
媒は、4.3重量%のクロムを含有している。
実施例 5 1重量部のCrF3・4H2O、1.67重量部のMgOお
よび0.93重量部のグラフアイトを乾燥状態で混合
し、次に5.47重量部の水と一緒に〓ね、ペースト
状に練る。後続の処理および弗化水素での処理を
実施例1に従つて行なう。この実施例の触媒は
7.3重量%のクロムを含有している。
以下の実施例は、本発明に従う触媒の能力を弗
素化反応および不均等化反応によつて示してい
る。
実施例 6 570gの四塩化炭素と120gの弗化水素とを、3
時間の間、気体の状態で、実施例1に従つて製造
された弗素化触媒330em3を通す。触媒は電気抵抗
によつて200℃の温度に維持されている。
反応器は、触媒を製造する際に弗化水素処理の
為に用いられたのと同じ管で構成されている。
反応器を離れる気体状の反応生成物を、水が充
填された洗浄装置に案内する。分析すべき酸混合
物が該装置中で捕えられる。
弗化水素転化率の値は、当該各実施例において
洗浄水の滴定測定によつて決められる。得られる
値を追加的に弗化物−固有電極によつて電位差的
にチエツクする。気体状の非水溶性反応生成物は
ガスクロマトグラフイーで分析する。
実施例1に従つて製造された弗素化触媒のHF
−転化率は99.5%である。
反応排出ガスは次の組成を示す: CCI4:11.8% CFCl3:21.6% CF2Cl2:65.1% CF3Cl:1.5% 実施例 7 実施例2に従つて製造した弗素化触媒を、四塩
化炭素を弗化水素で弗素化する為に実施例6にお
けるのと同じ実験手順で用いる。反応温度は140
℃である。HF転化率は99.7%である。
反応排出ガスは次の組成を有している: CCl4:9.3% CFCl3:25.1% CF2Cl2:61.6% CF3Cl:3.8% 実施例 8 実施例3に従つて製造した弗素化触媒を、四塩
化炭素を弗化水素で弗素化する為に実施例6にお
けるのと同じ実験手段で用いる。反応温度は180
℃である。
HF−転化率は99.6%である。
反応排出ガスは次の組成を有している: CCl4:11.1% CFCl3:19.2% CF2Cl2:54.8% CF3Cl:14.3% 実施例 9 実施例4に従つて製造した弗素化触媒を、四塩
化炭素を弗化水素で弗素化する為に実施例6にお
けるのと同じ実験手順で用いる。反応温度は140
℃である。
HF−転化率は99.8%である。
反応排出ガスは次の組成を有している: CCl4:8.7% CFCl3:15.7% CF2Cl2:70.6% CF3Cl:4.6% 実施例 10 実施例5に従つて製造した弗素化触媒を、四塩
化炭素を弗化水素で弗素化する為に実施例6にお
けるのと同じ実験手順で用いる。反応温度は200
℃である。
HF−転化率は99.5%である。
反応排出ガスは次の組成を有している: CCl4:8.9% CFCl3:13.2% CF2Cl2:75.4% CF3Cl:3.4% 実施例 11 実施例6に従う実験装置中に450gのクロロホ
ルムおよび120gの弗化水素とを3時間、気体状
態で0.33(見掛け容積)の実施例2に従つて製
造された弗素化触媒に導びく。触媒は207℃の温
度に維持されている。
HF−転化率は98.9%である。
反応排出ガスは次の組成を有している: CHCl3:22.3% CHFCl2:4.7% CHF2Cl:5.6% CHF3:67.4% 実施例 12 実施例6と同じ実験装置中に60gの四弗化二塩
化エタンを1時間、0.33(見掛け容積)の実施
例2に従つて製造された触媒に通す。この触媒は
300℃の温度に維持されている。反応器を離れる
生成物ガスは次の組成を有している: C2F2Cl4:5.8% C3F3Cl3:14.8% C2F4Cl2:59.4% C2F5Cl:20.1% 実施例 13 実施例12に従う実験装置中で、四弗化二塩化エ
タンを300℃で不均等化反応させる為の実施例4
に従つて製造された触媒を用いる。反応器を離れ
る生成物ガスは次の組成を有している: C2F2Cl4:5.5% C2F2Cl3:16.5% C2F4Cl2:50.5% C2F5Cl:27.5%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 気相中でハロゲン化炭化水素を弗化水素で弗
    素化および/または不均等化反応させる為のクロ
    ム含有触媒において、少なくとも55重量%の弗化
    マグネシウムおよび0.5〜29重量%のクロムを含
    有し、その際にマグネシウム/クロムの原子比が
    1.5〜50であることを特徴とする、上記クロム含
    有触媒。 2 弗素化反応および/または不均等化反応の為
    のクロムおよびマグネシウム含有触媒を水酸化ク
    ロム()の沈澱によつて製造するに当たつて、
    1モルの水溶性クロム()塩と少なくとも1.5
    モルの水酸化マグネシウムまたは酸化マグネシウ
    ムとを水の存在下で反応させ、反応混合物を水酸
    化クロムおよびマグネシウム塩を含有するペース
    ト状物に転化し、そのペースト状物を乾燥し、そ
    して20〜500℃の温度のもとで弗化水素で処理す
    ることを特徴とする、上記触媒の製造方法。 3 ペースト状物を、乾燥する前に、成形する特
    許請求の範囲第2項記載の方法。 4 1モルのクロム()塩当たり12〜24モルの
    酸化マグネシウムまたは水酸化マグネシウムを用
    いる特許請求の範囲第2項記載の方法。 5 塩化クロム()または硝酸クロム()を
    用いる特許請求の範囲第2項記載の方法。
JP59132144A 1983-06-29 1984-06-28 ハロゲン化炭化水素の弗素化−および/または不均等化反応の為の触媒およびその製造方法 Granted JPS6019038A (ja)

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DE3323374.8 1983-06-29

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JPS6019038A JPS6019038A (ja) 1985-01-31
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JP59132144A Granted JPS6019038A (ja) 1983-06-29 1984-06-28 ハロゲン化炭化水素の弗素化−および/または不均等化反応の為の触媒およびその製造方法

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US (1) US4547483A (ja)
EP (1) EP0130532B1 (ja)
JP (1) JPS6019038A (ja)
AU (1) AU567173B2 (ja)
BR (1) BR8403197A (ja)
CA (1) CA1221676A (ja)
DE (2) DE3323374A1 (ja)
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