JPH0550877A - トラツク用ゲート板垂直昇降装置 - Google Patents

トラツク用ゲート板垂直昇降装置

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JPH0550877A
JPH0550877A JP22946291A JP22946291A JPH0550877A JP H0550877 A JPH0550877 A JP H0550877A JP 22946291 A JP22946291 A JP 22946291A JP 22946291 A JP22946291 A JP 22946291A JP H0550877 A JPH0550877 A JP H0550877A
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JP
Japan
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gate plate
column
slider
outer column
string
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Pending
Application number
JP22946291A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Yoshizawa
潤一 吉澤
Takeo Maruyama
武夫 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSAKA UNSOU KK
Original Assignee
OSAKA UNSOU KK
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Publication date
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Publication of JPH0550877A publication Critical patent/JPH0550877A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地面と家の2階程度の高さの間でトラック
のゲート板を垂直に昇降させる。 【構成】 駆動源(4)と、トラック荷物積載部後端
の左右に位置するアウターコラム(10)と、アウター
コラム(10)の中をスライドする中間コラム(20)
と、アウターコラム(10)及び中間コラム(20)の
中をスライドするスライダー(26)と、スライダー
(26)に取り付けられたゲート板(1)を有する。駆
動源(4)、アウターコラム(10)及び中間コラム
(20)を第1チェーン(28)が連結し、アウターコ
ラム(10)、中間コラム(20)およびスライダー
(26)を第2チェーン(34)が連結する。第1チェ
ーン(28)の一端(30)は駆動源の牽引力によって
動かないように固定され、他端(32)は中間コラム
(20)の下部に固定され、第2チェーン(34)の一
端(38)はアウターコラム(10)の上端に固定さ
れ、他端(36)はスライダー(26)に固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック荷物積載部の
後端部に取り付けて積荷の搬入搬出に使用するゲート板
垂直昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲート板垂直昇降装置は各種知ら
れている。例えば、特開昭50−158021号の発明
がある。この発明では、ゲート板は荷物積載部の上面の
高さまで上昇可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、荷物積載部の
上面の高さではまだ不十分な場合がある。例えば、引越
し荷物の搬入の場合である。新居の入口に入らなかった
り、階段で詰まってしまうような大きな荷物があると
き、家の外側から人手により紐を使って2階の窓へ引き
上げるようなことが行なわれている。引越しトラックの
ゲート板が2階の窓まで上がり、荷物をトラックから家
の中へ直接搬入できれば、そのような苦労が大幅に軽減
すると考えられる。
【0004】そこで、本発明は、家の2階程度の高さま
でゲート板を上昇させることのできるトラック用ゲート
板垂直昇降装置を提供することを目的とする。ただし、
使用目的によれば、本発明の機構を採用しながら、より
低い位置に上昇させることで十分な場合も多いので、上
昇高さは必ずしも本発明を限定するものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゲート板昇降装
置は、駆動源と、トラック荷物積載部後端の左右に位置
するアウターコラムと、アウターコラムの中をスライド
する中間コラムと、アウターコラム及び中間コラムの中
をスライドするスライダーと、スライダーに取り付けら
れたゲート板と、駆動源、アウターコラム及び中間コラ
ムを連結する第1紐状体と、アウターコラム、中間コラ
ムおよびスライダーを連結する第2紐状体と、第1、第
2紐状体を支持し、かつ、方向変換を行なう複数のホイ
ールと、を有するゲート板昇降装置であって、第1紐状
体の一端は駆動源の牽引力によって動かないように固定
し、他端は中間コラムの下部に固定し、第2紐状体の一
端はアウターコラムの上端に固定し、他端はスライダー
に固定したことを特徴とする。
【0006】上記において、「駆動源」は、例えば油圧
又は空圧シリンダーである。「紐状体」は、チェーンが
好ましいが、ワイヤーロープでもよい。
【0007】
【作用】本発明によれば、トラック荷物積載部後端の左
右に位置するアウターコラムと、アウターコラムの中を
スライドする中間コラムと、アウターコラム及び中間コ
ラムの中をスライドするスライダーという3筒の組み合
わせにより必要なときにだけ支柱の高さが高くなる。さ
らに、第1紐状体が駆動源により牽引されると、中間コ
ラムが押し上げられる。中間コラムが上昇すると、第2
紐状体により、スライダーが押し上げられる。スライダ
ーにはゲート板が取り付けられているので、ゲート板も
同時に上昇する。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例
を説明する。
【0009】図1は、ゲート板1がトラック荷物積載部
の上面をはるかに越えて上昇している様子を示す斜視図
である。本発明ではこのような高さまでゲート板を上昇
させることが出来る。
【0010】図2に示すように、荷物積載部の後端下部
に空間2が設けられていて、ここに動力源となる油圧シ
リンダー4と、位置が固定された第1ホイール6が設け
られている。油圧シリンダー4のシリンダーロッド4a
先端には第2ホイール8が取り付けられていて、シリン
ダーロッド4aの動きに合わせて前後運動が可能であ
る。
【0011】荷物積載部後端部の左右にはアウターコラ
ム10が固定されている。アウターコラム10は荷物積
載部の下面から下方向へ、また上面から上方向へそれぞ
れ少し突出している。アウターコラム10は、断面が長
方形の角パイプであるが、ゲート板1のスライド用開放
部12が垂直方向へ伸びている。アウターコラム10の
上部及び下部には第3,第4,第5ホイール14,1
6,18がそれぞれピン止めされている。第3ホイール
の位置はほぼ荷物積載部の下面の水準であり、第4ホイ
ール16はアウターコラムの頂上近くであり、第5ホイ
ール18はそれらの中間である。
【0012】アウターコラム10の中でこれに沿って中
間コラム20がスライドする。中間コラム20も断面が
長方形の角パイプであるが、ゲート板1のスライド用開
放部22が垂直方向へ伸びている。中間コラム20とア
ウターコラム10はほぼ同じ長さである。中間コラム2
0の上端には第6ホイール24がピン止めされている。
【0013】この中間コラム20の中をスライダー26
がスライドする。スライダー26の下部にゲート板1が
取り付けられて一体化している。ゲート板1は荷物搬入
搬出用の通路となるものであるが、手動で90度回動で
きるので、不使用時には立てて、掛け具(図示せず)で
止めておく(図4c参照)。
【0014】中間コラム20及びスライダー26のスラ
イド運動伝達にはチェーンが使われている。ワイヤロー
プでもよいが、耐久性の観点からチェーンの方が好まし
い。図2及び図3に示すように、第1チェーン28は、
一端30が荷物積載部後端下部の空間内に固定され、第
1、第2、第3、第4ホイール6,8,14,16を巻
回し、他端32が中間コラム20の下部に固定されてい
る。第2チェーン34は、一端36がスライダー26の
上端に固定され、第6,第5ホイール24,18を巻回
し、他端38がアウターコラム10上端に固定されたテ
ンション調節具40に止められている。テンション調節
具40により、チェーンのゆるみをなくしたり、ゲート
板1が水平になるように調節することができる。
【0015】上記説明では、左側のアウターコラム1
0、中間コラム20、スライダー26について述べた
が、右側アウターコラム、中間コラム、スライダーにつ
いても当然当てはまる。ただし、油圧シリンダー4は別
に設ける必要はなく、2本のチェーンを1本ずつ左右に
振り向けるだけでよい。
【0016】本発明装置の作動は次の通りである。ゲー
ト板1を上昇させるとき、まず、予備段階として、アウ
トリガー42(図1参照)を出して安定させるととも
に、床面が水平となるようにする。次に掛け具を開放し
てゲート板1を水平にする。いったんゲート板1を下げ
てから、後部観音扉44(図1参照)を開ける。この予
備段階が完了すると、ゲート板1を上昇させる。
【0017】まず、パワーパッケージと呼ばれる油圧発
生源(図示せず)によりシリンダー4に油圧を送り、シ
リンダーロッド4aを縮める。第1チェーン28は、シ
リンダーロッド4aの運動量の2倍縮み、第1チェーン
28の末端が固定されている中間コラム20をそれだけ
上昇させる(第1段階)。
【0018】中間コラム20の上昇力は第2チェーン3
4を引く力となり、スライダー26、ひいてはゲート板
1を上昇させる(第2段階)。第2段階では、第2チェ
ーン34は中間コラム20の運動量の2倍押し下げら
れ、スライダー26をそれだけ上昇させる。したがっ
て、ゲート板1の上昇量はシリンダーロッド4a縮み量
の4倍である。シリンダー1個では必要な縮み量が出せ
ないときにはシリンダーを2個以上直列に設けることも
出来る。
【0019】上昇したゲート板を降ろすには、油圧シリ
ンダーのスイッチを切り自重により降下させる。急激に
降下しないように、油圧回路にシャットオフバルブを使
用するのが好ましい。シャットオフバルブは漏れのない
タイプのストップバルブであり、例えば、(株)フジエ
ンジニアリング製のLVS2−02Tシャットバルブを
使用することが出来る。
【0020】図4は、ゲート板1上昇の様子と上昇量の
具体例である。この例において、アウターコラム10下
端は地上44cmの位置にある。アウターコラム10及
び中間コラム20の長さは284cmである。第3ホイ
ール14の位置はほぼ床面であり、アウターコラム10
の下端から47cmの所である。第4、第5ホイール1
6,18はアウターコラムの下端からそれぞれ264c
m、224cmの所に位置する。
【0021】図4(a)は予備段階開始前であり、例え
ば走行時の状態である。(b)はゲート板を降ろし地上
の荷物を積載し始めた状態である。(c)は荷物をトラ
ックに搬入している状態である。(d)は荷物を高所に
搬出するため、最高にゲート板が上昇している状態であ
る。中間コラム20は地上から165cm上昇し、ゲー
ト板は地上から406cm上の位置にある。
【0022】ゲート板の最高上昇高さは、使用目的に応
じてさまざまに設定することが出来る。家の2階程度の
高さが不要であるときには、アウターコラムおよび中間
コラムを短くすることにより、本発明の機構を使用しな
がら、より低い高さとすることも出来る。
【0023】
【発明の効果】本発明のゲート板垂直昇降装置によれ
ば、設置するアウターコラムおよび中間コラムの長さに
もよるが、家の2階程度の高さへゲート板を上昇させる
ことが出来る。しかも、不使用時にはアウターコラムの
高さ以下に全体がコンパクトに収容されるので交通の妨
げとなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲート板垂直昇降装置を取り付けたト
ラックの斜視図である。
【図2】本発明のゲート板垂直昇降装置の拡大斜視・透
視図である。
【図3】本発明のゲート板垂直昇降装置の内部機構を示
す側面図である。
【図4】ゲート板上昇の様子と上昇量の具体例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 ゲート板 4 駆動源 10 アウターコラム 20 中間コラム 26 スライダー 28 第1紐状体(チェーン) 34 第2紐状体(チェーン) 6,8,14,16,18,24 ホイール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源(4)と、 トラック荷物積載部後端の左右に位置するアウターコラ
    ム(10)と、 アウターコラム(10)の中をスライドする中間コラム
    (20)と、 アウターコラム(10)及び中間コラム(20)の中を
    スライドするスライダー(26)と、 スライダー(26)に取り付けられたゲート板(1)
    と、 駆動源(4)、アウターコラム(10)及び中間コラム
    (20)を連結する第1紐状体(28)と、 アウターコラム(10)、中間コラム(20)およびス
    ライダー(26)を連結する第2紐状体(34)と、 第1、第2紐状体を支持し、かつ、方向変換を行なう複
    数のホイール(6,8,14,16,18,24)と、
    を有するゲート板垂直昇降装置であって、 第1紐状体(28)の一端(30)は駆動源の牽引力に
    よって動かないように固定し、他端(32)は中間コラ
    ム(20)の下部に固定し、 第2紐状体(34)の一端(38)はアウターコラム
    (10)の上端に固定し、他端(36)はスライダー
    (26)に固定したことを特徴とする、トラック用ゲー
    ト板垂直昇降装置。
  2. 【請求項2】 第1、第2紐状体(28,34)がチェ
    ーンである請求項1記載のトラック用ゲート板垂直昇降
    装置。
JP22946291A 1991-08-14 1991-08-14 トラツク用ゲート板垂直昇降装置 Pending JPH0550877A (ja)

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