JP2873594B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2873594B2
JP2873594B2 JP468490A JP468490A JP2873594B2 JP 2873594 B2 JP2873594 B2 JP 2873594B2 JP 468490 A JP468490 A JP 468490A JP 468490 A JP468490 A JP 468490A JP 2873594 B2 JP2873594 B2 JP 2873594B2
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弘 森岡
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ホームポジションにおいて車両を旋回す
るターン装置を退避可能とした立体駐車装置に関する。
従来技術 入庫時、出庫時において車両の進行方向が逆方向とな
るので、立体駐車装置の多くは、車両が入出庫するホー
ムポジションに車両の方向を転換するターン装置を備え
ている。ターン装置は、一般にホームポジションの所定
位置に固定的に設けられる固定設備であり、したがっ
て、エレベータ装置の昇降スペースは、ターン装置の設
置位置を避けてターン装置と並設する必要があり、この
構成による限り、ホームポジションの所要面積によって
決まる駐車構造物の敷地面積を一定限度以下に抑えるこ
とができないという問題がある。
そこで、ターン装置をエレベータ装置のキャリッジ上
に搭載し、ターン装置を中心に旋回する車両の旋回所要
面積よりやや大きい程度に駐車構造物の敷地面積を抑え
る立体駐車装置が考案されている。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によれば、エレベータ装置の昇降スペ
ースとターン装置との双方をホームポジションの中央位
置に設けることができるので、駐車構造物の所要敷地面
積を最少に抑えることができる。しかし、このときのキ
ャリッジは、常にターン装置を搭載して昇降しなければ
ならず、キャリッジを駆動するエレベータ装置の駆動機
構に過大な負担が生じ、キャリッジを吊下しているチェ
ーンやワイヤ・ロープ等の索状体の耐用期間が短くなっ
たり、駆動用のモータが大形となり、消費電力が大きく
なったりするという問題がある。ターン装置は、車両を
必要量だけ持ち上げて旋回する重機であるからである。
そこで、この発明の目的は、ターン装置を昇降スペー
スから退避可能とすることによって、所要敷地面積を小
さく抑えながら、エレベータ装置の負担を大きく軽減す
ることができる立体駐車装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、車両
の入出庫階に設けるホームポジションと、ホームポジシ
ョンの上下に配置する複数の駐車スペースと、駐車スペ
ースに沿って形成し、ホームポジションを上下に貫通す
る昇降スペースと、昇降スペース内を昇降するキャリッ
ジによりホームポジションから各駐車スペースに車両を
搬送するエレベータ装置と、ホームポジションにおいて
車両を旋回するターン装置とを備えてなり、ターン装置
は、昇降スペースの下方からホームポジションに達する
リフタ機構によって支持し、キャリッジに形成する開口
部を介して車両を旋回するとともに、昇降スペースの下
方に退避することをその要旨とする。
なお、ターン装置は、リフタ機構によって支持して昇
降スペースの下方に退避するに代えて、リフタ機構とス
ライド機構とによって支持して昇降スペースの側方に退
避することもできる。
作 用 かかる発明の構成によるときは、ターン装置は、ホー
ムポジションにおいて、キャリッジに形成する開口部を
介して車両を旋回し、旋回した車両をキャリッジ上に搭
載することができる。そこで、キャリッジは、ターン装
置を昇降スペースの下方に退避させることにより、ター
ン装置を搭載することなく昇降スペース内を自在に昇降
することができ、搭載した車両を任意の駐車スペースに
搬送することができる。なお、リフタ機構は、キャリッ
ジの下降限からホームポジションまでの上下距離が短い
場合において、ターン装置を昇降スペースの下方からホ
ームポジションまで簡単に移動させることができる。
また、リフタ機構、スライド機構の組合せによれば、
ターン装置は、ホームポジションの最寄りの位置におい
て昇降スペースの側方に収納しておき、極く短時間のう
ちにホームポジションの所定位置に誘導することができ
る。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
立体駐車装置は、駐車構造物10の内部に上下方向に配
置する駐車スペースS1、S1…、S2、S2…と、エレベータ
装置20と、ターン装置30とを主要部材としてなる(第1
図)。
駐車構造物10は、地表レベルGLに設けるホームポジシ
ョンHの床面11の上下に地上部10a、地下部10bを形成し
ている。地上部10a側の駐車スペースS1、S1…、地下部1
0b側の駐車スペースS2、S2…は、それぞれ駐車構造物10
の両側に上下多段に配置され、エレベータ装置20のキャ
リッジ23が昇降する昇降スペースS6が中間に形成されて
いる。なお、昇降スペースS6は、ホームポジションHの
床面11の中央部に形成する車両搬入口11aを介して上下
に貫通している。また、各駐車スペースS1、S2は、駐車
構造物10の内壁面に一対のパレット台61、61を対向して
突設し、パレット台61、61間にパレット60を取外し自在
に架設することにより形成されている(第1図、第2
図)。
エレベータ装置20は、昇降スペースS6の両端部に立設
する一対のガイド部材21、21と、ガイド部材21、21に沿
って昇降スペースS6内を昇降するキャリッジ23と、キャ
リッジ23を上下に駆動する駆動部22とから構成されてい
る。(第1図、第3図)。ただし、駆動部22は、駐車構
造物10の最上部に設けた機械室S3に設置され、キャリッ
ジ23は、駆動部22を介し、地下部10bから地上部10aに亘
って昇降させることができる。
キャリッジ23の中央部には、開口部23aが形成されて
いる(第3図)。開口部23aは、昇降スペースS6内に配
設するキャリッジ23の中央部に位置することにより、結
果的にホームポジションHの中心部に位置している。ま
た、キャリッジ23は、開口部23を挾んで、一対のスライ
ド機構50、50を搭載している。
各スライド機構50は、キャリッジ23の側方に向けて伸
縮し、スライド機構50、50を介してキャリッジ23上に積
載するパレット60、車両Cをキャリッジ23の側方に移動
させることができる。ただし、一対のスライド機構50、
50は、相互に同期して作動するとともに、キャリッジ23
の両側方に伸縮することができる。なお、キャリッジ23
は、図示しないチェーンやワイヤ・ロープ等の索条体を
介し、駆動部22から昇降自在に吊下されている。
ターン装置30は、昇降スペースS6の下方に設ける収納
スペースS4に収納されている(第1図、第2図)。ター
ン装置30は、ホームポジションHにおいて、床面11から
車両Cを僅かにリフトアップするリフト機能と、リフト
アップした車両Cを旋回するターン機能とを併せ持って
いる。また、収納スペースS4は、キャリッジ23の下降限
より下方に形成され、ターン装置30は、収納スペースS4
内にある限り、キャリッジ23の下降動作に支障を与える
ことがない。ターン装置30は、パンタグラフ形式のリフ
タ機構40によって支持されている。なお、リフタ機構40
は、収納スペースS4からホームポジションHの床面11に
までターン装置30を昇降させることができる。
車両Cは、パレット60を介して入出庫させる。たとえ
ば、車両Cの入庫に際し、エレベータ装置20のキャリッ
ジ23は、任意の空の駐車スペースSi(i=1、2)の位
置に移動し、スライド機構50、50を介してパレット60を
キャリッジ23上に移載してホームポジションHに移動す
る。一方、ターン装置30は、リフタ機構40によって収納
スペースS4からホームポジションHにまで押し上げられ
る。
ターン装置30は、ホームポジションHにおいて、キャ
リッジ23の開口部23aを介してパレット60を必要量だけ
リフトアップして旋回し、パレット60の長手方向を車両
Cの進入方向に向けて床面11上に降ろす。そこで、車両
Cは、直進するのみでパレット60上に積載することがで
きる。そこで、ターン装置30は、車両Cをパレット60と
ともに再度リフトアップして旋回し、キャリッジ23上に
積載する。なお、このときの車両Cは、昇降スペースS6
内のキャリッジ23の中央部で旋回され、ホームポジショ
ンHの床面積は、車両Cの旋回に必要な面積に安全動作
上の面積を加えた程度に抑えることができる。
この後、ターン装置30は、リフタ機構40を介して収納
スペースS4内に収納され、昇降スペースS6の下方に退避
するので、キャリッジ23は、昇降スペースS6内を自由に
昇降させることができ、空のパレット60を移載するのと
逆の手順により、空のパレット60を受け取った駐車スペ
ースSiに車両Cをパレット60とともに収納する。なお、
キャリッジ23は、地上部10a側の駐車スペースS1に向け
て移動するときは、ターン装置30の退避を待つことな
く、ホームポジションHから直ちに上昇させることがで
きる。
他の実施例 ターン装置30は、スライド機構50、50とリフタ機構40
とによって支持し、昇降スペースS6の側方に退避させる
ことができる(第4図、第5図)。ターン装置30は、ベ
ースプレート31、リフタ機構40を介して一対のスライド
機構50、50上に搭載され、ホームポジションHの直下に
設ける収納スペースS5内に収納されている。各スライド
機構50は、キャリッジ23に搭載するそれと同じものであ
り、上側のスライドベース51と中間のスライドベース52
とが固定ベース53に対して水平方向にスライドすること
ができる。また、リフタ機構40は、昇降スペースS6の下
方に配設するものと同等に構成され、短い昇降ストロー
クを有する。
ターン装置30は、スライド機構50、50の水平動によっ
て昇降スペースS6内に移動し、次いで、リフタ機構40の
伸長動作により、ホームポジションHにおいて、キャリ
ッジ23の開口部23aを介してキャリッジ23上のパレット6
0を旋回することができる。収納スペースS5をホームポ
ジションHの最寄りの位置に設けることができるので、
収納スペースS5からホームポジションHまでのターン装
置30の移動所要時間を短縮して車両Cの円滑な入出庫作
業ができる他、リフタ機構40の昇降ストロークが短くて
済むので、地下部10bの階数が多く、ホームポジション
Hからキャリッジ23の下降限までの距離が長い場合に有
利である。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、ホームポジ
ションにおいて車両を旋回するターン装置を昇降スペー
ス外に退避可能とすることによって、ホームポジション
を含む駐車構造物の所要敷地面積を必要最少限に抑える
ことができる上、重いターン装置をキャリッジに搭載す
る必要がないので、エレベータ装置の負担を大きく軽減
し、キャリッジを駆動する駆動部を小形化するととも
に、キャリッジを吊下する索条体の耐用期間を格段に延
長することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は実施例を示し、第1図は全体構成
縦断面説明図、第2図は要部断面説明図、第3図は第1
図のX−X線矢視相当断面図である。 第4図と第5図は他の実施例を示し、第4図は第2図相
当図、第5図は第4図のY−Y線矢視相当断面図であ
る。 C……車両 H……ホームポジション S1、S2……駐車スペース S6……昇降スペース 20……エレベータ装置 23……キャリッジ 23a……開口部 30……ターン装置 40……リフタ機構 50……スライド機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の入出庫階に設けるホームポジション
    と、該ホームポジションの上下に配置する複数の駐車ス
    ペースと、該駐車スペースに沿って形成し、前記ホーム
    ポジションを上下に貫通する昇降スペースと、該昇降ス
    ペース内を昇降するキャリッジにより前記ホームポジシ
    ョンから前記各駐車スペースに車両を搬送するエレベー
    タ装置と、前記ホームポジションにおいて車両を旋回す
    るターン装置とを備えてなり、該ターン装置は、前記昇
    降スペースの下方から前記ホームポジションに達するリ
    フタ機構によって支持し、前記キャリッジに形成する開
    口部を介して車両を旋回するとともに、前記昇降スペー
    スの下方に退避することを特徴とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】前記ターン装置は、リフタ機構によって支
    持して前記昇降スペースの下方に退避するに代えて、リ
    フタ機構とスライド機構とによって支持して前記昇降ス
    ペースの側方に退避することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の立体駐車装置。
JP468490A 1990-01-12 1990-01-12 立体駐車装置 Expired - Lifetime JP2873594B2 (ja)

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JPH03208970A JPH03208970A (ja) 1991-09-12
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