JPH055063A - 複合成形用液状シリコーンゴム組成物 - Google Patents

複合成形用液状シリコーンゴム組成物

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JPH055063A
JPH055063A JP24703491A JP24703491A JPH055063A JP H055063 A JPH055063 A JP H055063A JP 24703491 A JP24703491 A JP 24703491A JP 24703491 A JP24703491 A JP 24703491A JP H055063 A JPH055063 A JP H055063A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合成形用液状シリコーンゴム組成物を提供
する。 【構成】 (A)平均単位式:R1 a2 bSiO
(4-a-b)/2(式中、R1は脂肪族不飽和結合を有しない1
価炭化水素基であり、R2はアルケニル基であり、aは
1.90〜2.05の数であり、bは0.0005〜
0.1の数であり、かつa+bは1.91〜2.06の
数である。)で表されるオルガノポリシロキサン、(B)
白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上有
する熱可塑性樹脂から構成される球状微粒子触媒(熱可
塑性樹脂の軟化点は50〜150℃であり、球状微粒子
触媒の粒子径は0.01〜10μmである。)、(C)1
分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有
するオルガノハイドロジェンポリシロキサンおよび(D)
ヒドロシリル化反応阻害性化合物からなる複合成形用液
状シリコーンゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合成形用液状シリコー
ンゴム組成物に関し、詳しくは、軟化点の低いプラスチ
ックに対する高速複合成形方法(一体化成形方法)に好
適に使用され得る複合成形用液状シリコーンゴム組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックとシリコーンゴムとを組み
合わせてなる複合成形方法は、成形品のコスト低下およ
び生産性向上が可能であるため、広く行われている。プ
ラスチックとシリコーンゴムとを組み合わせてなる複合
成形方法は、ケイ素原子結合アルケニル基を有するオル
ガノポリシロキサン、ケイ素原子結合水素原子を有する
オルガノハイドロジェンポリシロキサン、白金系触媒お
よびヒドロシリル化反応阻害性化合物からなる液状シリ
コーンゴム組成物をチラーにより冷却した(約5℃)ミ
キサー中で混練し、次いで該組成物をプラスチック成形
品の入った金型(金型はプラスチックの軟化点以下に加
熱されている。)中に射出し、該組成物を硬化させる方
法である。
【0003】複合成形方法で使用する液状シリコーンゴ
ム組成物は、白金系触媒を多量に添加したり、またヒド
ロシリル化反応阻害性化合物の種類もしくはその添加量
を調整することにより、プラスチックの軟化点以下の温
度で優れた硬化特性を有する。このような液状シリコー
ンゴム組成物としては、例えば、特開昭57−1493
54号公報、特開昭60−17428号公報、特開昭6
2−207611号公報に開示された液状シリコーンゴ
ム組成物が例示される。
【0004】しかし、特開昭57−149354号公
報、特開昭60−17428号公報、特開昭62−20
7611号公報に開示された液状シリコーンゴム組成物
はプラスチックの軟化点以下の温度で優れた硬化特性を
有するため、低温での貯蔵安定性が悪く、チラーにより
冷却されたミキサー中でも短時間に硬化するという欠点
があった。このため、前記液状シリコーンゴム組成物を
連続的な複合成形方法に使用した場合には、金型中への
シリコーンゴム硬化物の混入を避けるために、ミキサー
内(ダイナミックミキサーの場合にはスクリュー表面、
スタティックミキサーの場合にはエレメント表面)のシ
リコーンゴム硬化物を頻繁に清掃して取り除く必要があ
り、生産性が低下するという欠点があった。
【0005】さらに、複合成形方法に使用するプラスチ
ック材料としてABS樹脂、ポリカーボネート樹脂また
はアクリル樹脂等の軟化点の低いプラスチックが使用さ
れるようになり、80〜110℃の低温で迅速に硬化す
る液状シリコーンゴム組成物が求められており、従来の
液状シリコーンゴム組成物を使用する場合には、ミキサ
ー内の清掃頻度を多くしなければならないという欠点が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、チラ
ーによる冷却温度(約5℃)において貯蔵安定性に優
れ、80〜110℃の低温での硬化特性に優れる複合成
形用液状シリコーンゴム組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明の
目的は、 (A)平均単位式: R1 a2 bSiO(4-a-b)/2 (式中、R1は脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水
素基であり、R2はアルケニル基であり、aは1.90
〜2.05の数であり、bは0.0005〜0.1の数
であり、かつa+bは1.91〜2.06の数であ
る。)で表されるオルガノポリシロキサン
100重量部、 (B)白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上有する熱可塑性樹脂か ら構成される球状微粒子触媒(熱可塑性樹脂の軟化点は50〜150℃であり、 球状微粒子触媒の平均粒子径は0.01〜10μmである。) 0.005〜10重量部、 (C)1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイ ドロジェンポリシロキサン[(C)成分の添加量は、(C)成分中のケイ素原子結合水 素原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0. 5:1〜20:1となる量である。] および (D)ヒドロシリル化反応阻害性化合物 0.005〜10重量部 からなる複合成形用液状シリコーンゴム組成物により達
成される。
【0008】以下、本発明の複合成形用液状シリコーン
ゴム組成物について説明する。
【0009】(A)成分は本発明の主成分であり、平均単
位式: R1 a2 bSiO(4-a-b)/2 で表されるオルガノポリシロキサンである。上式中、R
1は脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水素基であ
り、具体的には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブ
チル基,オクチル基等のアルキル基;フェニル基,トリ
ル基等のアルール基;クロロメチル基,3,3,3−ト
リフルオロプロピル基等の置換アルキル基等が例示され
る。また、R2はアルケニル基であり、具体的には、ビ
ニル基,アリル基,ヘキセニル基等が例示される。aは
上記の平均単位式中の脂肪族不飽和結合を有しない1価
炭化水素基の数を示す、1.90〜2.05の数であ
り、bは上記の平均単位式中のアルケニル基の数を示
す、0.0005〜0.1の数であり、かつ、a+bは
1.91〜2.06の数である。
【0010】(A)成分の分子構造は直鎖状が好ましが若
干の分岐があってもさしつかえない。(A)成分中のアル
ケニル基の結合位置は、分子鎖末端もしくは分子鎖側鎖
のいずれでもよく、両方に存在していてもさしつかえな
いが、硬化後のシリコーンゴムが機械的特性に優れるこ
とから、(A)成分中のアルケニル基は分子鎖末端にある
ことが好ましい。(A)成分の粘度は特に限定されない
が、通常、25℃における粘度の値が10〜1,00
0,000センチポイズの範囲であることが好ましい。
【0011】上記(A)成分のオルガノポリシロキサンと
しては、分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基で封
鎖されたジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端がトリ
メチルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロキサン・メ
チルビニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端がジメチ
ルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロキサン・
メチルビニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端がジメ
チルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロキサン
・メチルフェニルシロキサン共重合体、分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルシロキ
サン・メチル(3,3,3−トリフルオロプロピル)シ
ロキサン共重合体等が例示される。
【0012】(B)成分は本発明の特徴をなす成分であ
り、(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基と(C)成分
中のケイ素原子結合水素原子を付加反応するためのヒド
ロシリル化反応用の触媒である。(B)成分は、白金系触
媒を白金金属原子として0.01重量%以上有する熱可
塑性樹脂から構成される。(B)成分中の白金系触媒とし
ては、具体的には、白金微粉末,塩化白金酸,アルコー
ル変性塩化白金酸,白金とジケトンの錯体,塩化白金酸
とオレフィンの錯体,塩化白金酸とアルケニルシロキサ
ンの錯体およびこれらをアルミナ,シリカ,カーボンブ
ラック等の担体に担持させたもの等が例示され、これら
の中でも塩化白金酸とアルケニルシロキサンの錯体がヒ
ドロシリル化反応用触媒として活性が高いので好まし
く、特に特公昭42−22924号公報に開示されてい
るような白金アルケニルシロキサン錯体が好ましい。
【0013】(B)成分を構成する熱可塑性樹脂は、軟化
点が50〜150℃の温度範囲内であることが必要であ
り、これは軟化点が50℃未満であると、得られた液状
シリコーンゴム組成物の5℃での貯蔵安定性が著しく低
下し、また150℃を越えると触媒活性の発現する温度
が高すぎて、得られた液状シリコーンゴム組成物の硬化
温度が高くなり、複合成形用に不適となるためである。
このため、熱可塑性樹脂の軟化点は50℃〜110℃の
温度範囲であることが好ましい。このような熱可塑性樹
脂としては、熱可塑性シリコーン樹脂,熱可塑性アクリ
ル樹脂,熱可塑性ポリシラン樹脂,熱可塑性ポリスチレ
ン樹脂および熱可塑性メチルセルロース樹脂等が挙げら
れる。(B)成分として熱可塑性シリコーン樹脂を使用す
る場合には、該熱可塑性シリコーン樹脂の分子構造や化
学構造は特に限定されないが、液状シリコーンゴム組成
物中の(A)成分に溶解しないものである必要がある。ま
た、(B)成分は、複合成形するプラスチックの軟化点よ
り低い軟化点を有するものを適時選択して使用する必要
がある。
【0014】また、(B)成分の球状微粒子触媒の平均粒
子径は0.01〜10μmの範囲である。これは球状微
粒子触媒の平均粒子径が0.01μm未満であるような
球状微粒子触媒を生産することは困難であり、また10
μmを越える球状微粒子触媒は触媒活性が低下し、さら
には球状微粒子触媒が液状シリコーンゴム組成物から分
離するためである。
【0015】上記(B)成分の添加量は、(A)成分のオルガ
ノポリシロキサン100重量部に対して0.005〜1
0重量部の範囲であり、好ましくは0.01〜5重量部
の範囲である。これは、(A)成分のオルガノポリシロキ
サン100重量部に対して(B)成分が0.005重量部
未満であると、得られた液状シリコーンゴム組成物が十
分に硬化しなくなるためであり、また10重量部を越え
ると、硬化後のシリコーンゴムが変色するためである。
【0016】(C)成分は、本発明の組成物を硬化させる
ための架橋剤であり、1分子中に少なくとも3個のケイ
素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンである。(C)成分中のケイ素原子結合水素
原子以外のケイ素原子結合有機基としては、メチル基,
エチル基,プロピル基等のアルキル基;フェニル基,ト
リル基等のアリール基;クロロメチル基,3−クロロプ
ロピル基,3,3,3−トリフルオロプロピル基等の置
換アルキル基等が例示される。
【0017】(C)成分の分子構造は、直鎖状、分岐を含
む直鎖状、環状、網目状のいずれでもよく、特に限定さ
れない。(C)成分の25℃における粘度は3〜10,0
00センチポイズの範囲であることが好ましい。また
(C)成分の添加量は、(C)成分中のケイ素原子結合水素原
子のモル数と(A)成分中のアルケニル基のモル数の比が
0.5:1〜20:1となる量であり、好ましくは1:
1〜3:1となる量である。これは、アルケニル基に対
してケイ素原子結合水素原子のモル数が0.5未満にな
ると、得られた組成物が十分に硬化しなくなるためであ
り、また20を越えるとシリコーンゴム硬化物が発泡す
るからである。
【0018】(D)成分は、本発明組成物の加熱硬化を促
進させ、またヒドロシリル化反応触媒に対して 硬化遅
延効果や貯蔵安定性向上効果があるヒドロシリル化反応
阻害性化合物である。このような(D)成分として、従来
公知のヒドロシリル化反応阻害性化合物が 使用でき、
例えば、トリフェニルホスフィン等のリン含有化合物,
トリブチルアミン,テトラメチルエチレンジアミン,ベ
ンゾトリアゾール等の窒素含有化合物,硫黄含有化合
物,アセチレン系化合物,アルケニル基を2個以上含む
化合物,ハイドロパーオキシ化合物,マレイン酸誘導体
等が例示されるが、複合成形用として特に好ましい化合
物として、1分子中にアルキニル基を少なくとも1個含
有する化合物、1分子中にアルケニル基とアルコール性
水酸基を有する有機ケイ素化合物および酸素原子を介し
て隣接した2個のケイ素原子の両方にアルケニル基を結
合した有機ケイ素化合物からなる群から選択されるヒド
ロシリル化反応阻害性化合物が挙げられる。1分子中に
アルキニル基を1個以上含有する化合物としては、例え
ば、
【化1】
【化2】 (上式中、n≧2の整数であり、m≧3の整数であ
る。)
【化3】 (上式中、n≧2の整数であり、m≧0の整数であ
る。)
【化4】 (上式中、n≧0の整数である。)2−メチル−3−ブ
チン−2−オール,2−フェニル−3−ブチン−2−オ
ール,1−エチニル−1−シクロヘキサノール,3−メ
チル−1−ヘキシン−3−オール,1,5−ヘキサジイ
ン,1,6−ヘプタジイン等が挙げられる。また、1分
子中にアルケニル基とアルコール性水酸基を含有する有
機ケイ素化合物はアルケニル基の不飽和結合を有する炭
素原子とアルコール性水酸基とが少なくとも1つの炭素
原子を介して結合していることが望ましく、例えば、
【化5】
【化6】 が例示される。さらに、酸素原子を介して隣接したケイ
素原子の両方にアルケニル基が結合した結合単位を有す
る有機ケイ素化合物としては、1,3−ジビニルテトラ
メチルジシロキサン,1,3,5,7−テトラビニルテ
トラメチルシクロテトラシロキサン,1,3−ジビニル
−1,3−ジフェニルジメチルジシロキサン等が例示さ
れる。
【0019】(D)成分は、常圧における沸点が80℃以
上であり、(A)成分のオルガノポリシロキサンに対する
溶解性が高いものが好ましい。これは、常圧における沸
点が80℃未満であると、加熱硬化時に、本発明の組成
物から揮発し易くなり、また、(A)成分に対する溶解性
が低いと、加熱硬化時に球状微粒子触媒から滲み出した
ヒドロシリル化反応用触媒と、(A)成分および(C)成分の
相互作用が低下し、(D)成分の硬化速度促進効果が得ら
れなくなるためである。
【0020】(D)成分の添加量は、(A)成分100重量部
に対して0.005〜10重量部であり、これは、0.
005重量部未満であると、得られた液状シリコーンゴ
ム組成物が低温での貯蔵安定性が低下するためであり、
また10重量部を越えると、得られた液状シリコーンゴ
ム組成物のプラスチックの軟化点以下の温度での硬化性
が低下するためである。
【0021】本発明の複合成形用液状シリコーンゴム組
成物は、上記の(A)成分〜(D)成分からなり、必要に応じ
て、ヒュームドシリカ、湿式シリカ、石英微粉末、表面
を疎水化処理した微粉状シリカのような補強性充填剤、
酸化鉄、希土類化合物のような耐熱剤、炭酸マンガン、
ヒュームド二酸化チタンのような難燃剤、石英粉末、け
いそう土、炭酸カルシュウム、カーボンブラックのよう
な増量充填剤、顔料等を添加することができる。
【0022】本発明の複合成形用液状シリコーンゴム組
成物は上記(A)成分〜(D)成分を均一に混合することによ
って得られ、その混合方法および混合順序等は特に限定
されないが、本発明の組成物の室温付近での貯蔵安定性
を向上させるためにおよび貯蔵後、複合成形方法に使用
した場合に優れた硬化性を有するためには、(A)成分お
よび(B)成分からなるオルガノポリシロキサン組成物と
(A)成分、(C)成分および(D)成分からなるオルガノポリ
シロキサン組成物に分割して貯蔵してなる2液包装型の
液状シリコーンゴム組成物であることが最も好ましい。
【0023】
【実施例】次に、実施例によって、本発明を説明する。
なお、実施例中、液状シリコーンゴム組成物の硬化特性
は、キュラストメーター(東洋ボールドウイン株式会社
製キュラストメータ3型)を使用して、測定温度110
℃で測定した。硬化物の物理特性は、硬化開始までの時
間(It)およびトルク値が最大値の90%に達するま
での時間(T90)により示し、液状シリコーンゴム組成
物の5℃での貯蔵安定性を5℃における粘度変化により
示した。さらに、連続複合成形機としてダイナミックミ
キサーを使用して連続複合成形を行い、連続複合成形時
の生産性を評価た。また、所定時間ごとに硬化物の物理
特性をJIS K 6301に記載される方法に従って
測定した。
【0024】
【参考例1】 (白金ビニルシロキサン錯体組成物の調製)6gの塩化
白金酸水溶液(白金金属含有量は、33重量%であ
る。)と16gの1,3−ジビニルテトラメチルジシロ
キサンを35gのイソプロピルアルコールに溶解した。
この溶液に10gの重炭酸ソーダを加えて懸濁状態で攪
拌しながら70〜80℃で30分反応させた。イソプロ
ピルアルコールと水を圧力50mmHg、温度45℃の条件
下で揮発除去し、固形分をろ過することにより白金含有
量9.8重量%の白金ビニルシロキサン錯体の1,3−
ジビニルテトラメチルジシロキサン溶液を調製した。
【0025】
【参考例2】 (熱可塑性シリコーン樹脂球状微粒子触媒の調製)33
2gのフェニルトリクロロシラン、53gのジメチルジ
クロロシランおよび110gのジフェニルジクロロシラ
ンを150gのトルエンで希釈した溶液を、430gの
トルエンと142gのメチルエチルケトンと114gの
水からなる液中に滴下して加水分解した。この反応混合
物を水洗いして塩化水素を除去してから有機層を分離
し、さらに加熱してメチルエチルケトンを除去した。次
いで、0.2gの水酸化カリウムを加えて加熱し、発生
する水を留去した後、酢酸で中和して水洗いを繰り返し
た。しかる後、溶液を乾固して熱可塑性シリコーン樹脂
を得た。この熱可塑性シリコーン樹脂のガラス転移点は
65℃であり、軟化点は85℃であった。
【0026】つぎに、ガラス製の攪拌機付き容器に上記
熱可塑性シリコーン樹脂900g、トルエン500gお
よびジクロロメタン4600gを投入し、均一に混合し
た。次いで参考例1で調製した白金ビニルシロキサン錯
体組成物44.4gを投入し、混合することにより白金
ビニルシロキサン錯体と熱可塑性シリコーン樹脂との均
一溶液を調製した。次いで、この溶液を流体ノズルを使
用し、窒素ガスを熱気流にしたスプレードライヤー槽内
に連続して噴霧した。ここで、窒素ガスの熱気流温度は
スプレードライヤー槽の入口で95℃であり、出口で4
5℃であり、熱気流速度は1.3m3/min.であった。1
時間の運転後、バッグフィルターによって白金ビニルシ
ロキサン錯体を含有する熱可塑性シリコーン樹脂微粒子
触媒450gを捕獲した。この微粒子触媒の平均粒子径
は1.1μmであり、5μm以上の微粒子触媒の含有量
は0.5重量%であった。また、この微粒子触媒の形状
を走査型電子顕微鏡により観察したところ、この微粒子
触媒は球状体であることが確認された。また、この微粒
子触媒に含まれる白金系触媒は白金金属として約0.4
重量%であった。
【0027】
【参考例3】 (熱可塑性アクリル樹脂球状微粒子触媒の調製)参考例
2において、熱可塑性シリコーン樹脂の代りに、ガラス
転移点80℃、軟化点115℃のメチルメタクリレート
・ブチルメタクリレート共重合体(デュポン社製Elv
acite2013)を使用した以外は参考例2と同様
にして、熱可塑性アクリル樹脂微粒子触媒を調製した。
この微粒子触媒の平均粒子径は2.5μmであり、10
μm以上の微粒子の含有量は2.0重量%であった。ま
た、この微粒子触媒の形状を捜査型電子顕微鏡により観
察したところ、この微粒子触媒は球状体であることが確
認された。また、この微粒子触媒にに含まれる白金系触
媒は白金金属として約0.39重量%であった。
【0028】
【実施例1】分子鎖両末端がジメチルビニルシロキシ基
で封鎖された粘度10,000センチポイズのジメチル
ポリシロキサン100重量部、比表面積200m2/gのヒ
ュームドシリカ30重量部、シリカの表面処理剤として
ヘキサメチルジシラザン5重量部および水2重量部を均
一になるまで混合し、更に、真空下で、170℃で2時
間加熱混合処理した。得られたベースコンパウンドを冷
却後、このベースコンパウンド100重量部に対して、
参考例2で調製した熱可塑性シリコーン樹脂球状微粒子
触媒0.7重量部を添加し均一になるまで混合して、組
成物1を調製した。
【0029】次ぎに、前記ベースコンパウンド100重
量部に分子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖され
たジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサ
ン共重合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量は0.7
重量%である。)2.6重量部および3−メチル−1−
ヘキシン−3−オール0.01重量部を添加して、均一
になるまで混合して組成物2を調製した。
【0030】上記の組成物1と組成物2をそれぞれ5℃
に冷却した後、重量比1:1で均一に混合して、本発明
の複合成形用液状シリコーンゴム組成物を得た。この複
合成形用液状シリコーンゴム組成物の硬化特性および5
℃での貯蔵安定性について測定した。この結果を表1に
示した。
【0031】つぎに、図1に示す連続射出成型機を使用
して、複合成形を行った。まずはじめに、上記組成物1
を原料タンク1aに入れ、同様にして上記組成物2を原
料タンク1bに入れた。次に、これらをポンプ3aおよ
び3bにより、ダイナミックミキサー冷却用冷媒循環装
置4を使用しチラー5により5℃冷却されたダイナミッ
クミキサー6に送り込み、ダイナミックミキサー6中で
前記組成物1と前記組成物2を1:1の重量比率で均一
に混合した。このようにして均一な液状シリコーンゴム
組成物を金型温度調節装置8により予め110℃に加熱
された金型9aおよび軟化点150℃のポリカーボネー
トのシートを挿入した金型9bの内部にノズル7より射
出し、射出時間5秒、硬化時間30秒の条件下で硬化さ
せた。硬化後、シリコーンゴム硬化物をポリカーボネー
トより剥離し、ポリカーボネートは金型9b中に挿入し
たままで、連続して複合成形を行った。この複合成形を
連続して行い、180ショット毎にシリコーンゴム硬化
物の物理特性を、JISK 6301に記載される方法
に従って測定した。また、連続複合成形開始後、3時間
おきにダイナミックミキサー内のスクリュー表面を観察
した。この結果を表2に示した。
【0032】
【比較例1】実施例1の組成物1において、熱可塑性シ
リコーン樹脂球状微粒子触媒の代りに参考例1で調製し
た白金ビニルシロキサン錯体組成物0.02重量部を使
用した以外は実施例1と同様にして組成物3を調製し
た。
【0033】上記の組成物3と実施例1で調製した組成
物2をそれぞれ5℃に冷却した後、重量比で1:1で均
一に混合して、液状シリコーンゴム組成物を得た。得ら
れた液状シリコーンゴム組成物の硬化特性および5℃で
の貯蔵安定性について測定した。この結果を表1に併記
した。
【0034】つぎに、実施例1の連続複合成形機におい
て、組成物1の代わりに上記組成物3を使用した以外は
実施例1と同様にして連続複合成形を行った。1ショッ
ト目と60ショット目のシリコーンゴム硬化物につい
て、その物理特性をJIS K6301に記載される方
法に従って測定した。また、複合成形開始後、3時間お
きにダイナミックミキサー内のスクリュー表面を観察し
た。この結果を表2に併記した。
【0035】
【実施例2】実施例1の組成物1において、熱可塑性シ
リコーン樹脂球状微粒子触媒の代わりに、参考例3で調
製した熱可塑性アクリル樹脂球状微粒子触媒を使用した
以外は実施例1と同様にして組成物4を調製した。
【0036】上記の組成物4と実施例1で調製した組成
物2をそれぞれ5℃に冷却した後、重量比で1:1で均
一に混合して、液状シリコーンゴム組成物を得た。得ら
れた液状シリコーンゴム組成物の硬化特性および5℃で
の貯蔵安定性について測定した。この結果を表1に併記
した。
【表1】
【0037】つぎに、実施例1の連続複合成形機におい
て、組成物1の代わりに上記組成物4を使用した以外は
実施例1と同様にして連続複合成形を行った。1ショッ
ト目と60ショット目のシリコーンゴム硬化物につい
て、その物理特性をJIS K6301に記載される方
法に従って測定した。また、複合成形開始後、3時間お
きにダイナミックミキサー内のスクリュー表面を観察し
た。この結果を表2に併記した。
【表2】
【0038】
【実施例3】ジメチルシロキサン単位40モル%、メチ
ル(3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン単
位60モル%からなり、分子鎖両末端がジメチルビニル
シロキシ基で封鎖された粘度14,000センチポイズ
(ビニル基の含有量は0.16%である。)のオルガノ
ポリシロキサン100重量部および比表面積100m2
gの疎水性ヒュームド乾式シリカ15部を均一になるま
で混合し、更に真空下、170℃で1時間加熱混合処理
した。得られたベースコンパウンドを冷却した後、この
ベースコンパウンド100重量部に参考例2で調製した
熱可塑性シリコーン樹脂球状微粒子触媒0.5重量部を
添加し、均一になるまで混合して組成物5を調製した。
【0039】次ぎに、上記のベースコンパウンド100
重量部に、ジメチルシロキサン単位10モル%、メチル
(3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン単位
30モル%およびメチルハイドロジェンシロキサン単位
60モル%からなり、分子鎖両末端がトリメチルシロキ
シ基で封鎖された共重合体(ケイ素原子結合水素原子の
含有量は0.6重量%である。)3.8重量部およびフ
ェニルブチノール0.01重量部を添加して、均一にな
るまで混合し組成物6を調製した。
【0040】上記の組成物5と組成物6をそれぞれ5℃
に冷却した後、重量比で1:1で均一に混合して、複合
成形用液状シリコーンゴム組成物を得た。得られた複合
成形用液状シリコーンゴム組成物の硬化特性および5℃
での貯蔵安定性について測定した。この結果を表3に示
した。
【0041】
【比較例2】実施例3の組成物5において熱可塑性シリ
コーン樹脂球状微粒子触媒の代わりに、参考例1で調製
した白金ビニルシロキサン錯体組成物0.015重量部
を添加した以外は実施例3と同様にして組成物7を調製
した。
【0042】上記の組成物7と実施例3で調製した組成
物6をそれぞれ5℃に冷却した後、重量比で1:1で均
一に混合して、液状シリコーンゴム組成物を得た。得ら
れた液状シリコーンゴム組成物の硬化特性および5℃で
の貯蔵安定性について測定した。この結果を表3に併記
した。
【表3】
【0043】
【発明の効果】本発明の複合成形用液状シリコーンゴム
組成物は、(A)成分〜(D)成分からなり、特に(B)成分を
含有しているので、5℃における貯蔵安定性に優れ、か
つ80〜100℃における硬化性に優れるので、連続複
合成形に好適であるという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で使用した連続複合成形機の概略図であ
る。
【図2】実施例で使用した金型(ポリカーボネート樹脂
入り)の側面断面図である。
【図3】実施例で使用した金型(ポリカーボネート樹脂
入り)の上面断面図である。
【符号の簡単な説明】1a 原料タンク 1b 原料タンク 2a 原料 2b 原料 3a 圧送ポンプ 3b 圧送ポンプ 4 ダイナミックミキサー冷却用冷媒循環装置 5 チラー 6 ダイナミックミキサー 7 ノズル 8 金型温度調節用装置 9a 金型 9b 金型 10 ポリカーボネート樹脂

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 (A)平均単位式: R1 a2 bSiO(4-a-b)/2 (式中、R1は脂肪族不飽和結合を有しない1価炭化水
    素基であり、R2はアルケニル基であり、aは1.90
    〜2.05の数であり、bは0.0005〜0.1の数
    であり、かつa+bは1.91〜2.06の数であ
    る。)で表されるオルガノポリシロキサン
    100重量部、 (B)白金系触媒を白金金属原子として0.01重量%以上有する熱可塑性樹脂か ら構成される球状微粒子触媒(熱可塑性樹脂の軟化点は50〜150℃であり、 球状微粒子触媒の平均粒子径は0.01〜10μmである。) 0.005〜10重量部、 (C)1分子中に少なくとも3個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノハイ ドロジェンポリシロキサン[(C)成分の添加量は、(C)成分中のケイ素原子結合水 素原子のモル数と(A)成分中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数の比が0. 5:1〜20:1となる量である。] および (D)ヒドロシリル化反応阻害性化合物 0.005〜10重量部 からなる複合成形用液状シリコーンゴム組成物。 【請求項2】 (A)成分と(B)成分からなるオルガノポリ
    シロキサン組成物と、(A)成分,(C)成分および(D)成分
    からなるオルガノポリシロキサン組成物とに分けてなる
    2液包装型オルガノポリシロキサン組成物である、請求
    項1記載の複合成形用液状シリコーンゴム組成物。
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