JPH0786175B2 - 離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成物 - Google Patents

離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成物

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JPH0786175B2
JPH0786175B2 JP33120990A JP33120990A JPH0786175B2 JP H0786175 B2 JPH0786175 B2 JP H0786175B2 JP 33120990 A JP33120990 A JP 33120990A JP 33120990 A JP33120990 A JP 33120990A JP H0786175 B2 JPH0786175 B2 JP H0786175B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は付加硬化型のシリコーンゴム組成物に関し、特
に離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成物に関する。
(従来技術) シリコーンゴム組成物は、その優れた離型性、耐薬品
性、耐熱性、硬化性を活用し、ウレタン樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂等の樹脂のモ
ールド成形用ゴム母型材料、所謂型取り用シリコーンゴ
ム母型用材料として、また乾式複写機用定着ロールのゴ
ム材料として広く利用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、近年においては高度の離型耐久性が要求
されており、これを満足するには至っていない。即ち、
従来のシリコーンゴム母型を用いて成形、脱型を繰り返
すと、この回数を重ねるにつれて該型表面が劣化し、例
えば得られる樹脂成形品は、表面光沢が不満足なものと
なる。従って、数多くの成形、脱泡を繰り返しても、一
定の品質の成形品が安定して得られること、換言すれ
ば、離型耐久性に優れたシリコーンゴム母型材料が望ま
れているのである。
このような離型耐久性を向上させるために、フッ素原子
を分子中に有するオルガノポリシロキサンを使用する等
の手段が提案されているが、この場合には、ゴムの溌水
性、溌油性、硬化性、耐熱性、離型性等の特性が損なわ
れることが多く、満足し得るような改良はなされていな
い。
従って本発明は、硬化性、耐熱性、離型性等のシリコー
ンゴムの優れた特性が損なわれることなく、離型耐久性
が顕著に向上したシリコーンゴム組成物を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、 (a)一分子中に少なくとも2個の脂肪族不飽和基を有
し、残余の有機基として、非置換の、もしくは水素原子
の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換されたアルキ
ル基、アリール基またはアラルキル基を有するオルガノ
ポリシロキサン、 (b)一分子中に、下記式〔I〕または〔II〕、 式中、 aは、0〜2の整数、 Jは、2価の炭化水素基、 Rfは、2価のフッ素含有有機基を示す、 Zは (式中、Jは前記と同様であり、eは1〜7の整数であ
る)で示される基で表される単位を少なくとも1個含有
し、且つ少なくとも2個のSiH基を有するオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン、 (c)付加反応触媒、 を含有してなる離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成
物;そして、 (a)一分子中に少なくとも2個の脂肪族不飽和基と、
下記式: −J−、−J−Rf′−J−、−JCF2 iFおよび、 式中、 Jは2価の炭化水素基、 Rf′は、パーフルオロアルキレン基またはエーテル結合
含有のパーフルオロアルキレン基、 iは、1〜16の整数、 bは、0〜5の整数を示す、 で表される1価または2価の有機基からなる群より選ば
れる少なくとも1種とを有し、残余の有機基が存在する
場合にはそれらは非置換の、もしくは水素原子の一部も
しくは全部がハロゲン原子で置換されたアルキル基、ア
リール基またはアラルキル基であるオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサン、 (b)一分子中に、下記式〔I〕または〔II〕、 式中、 aは、0〜2の整数、 Jは、2価の炭化水素基、 Rfは、2価のフッ素含有有機基を示す、 Zは、 (式中、Jは前記と同様であり、eは1〜7の整数であ
る)で示される基で表される単位を少なくとも1個含有
し、且つ少なくとも2個のSiH基を有するオルガノハ
イドロジェンポリシロキサン、 (c)付加反応触媒、 を含有してなる離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成
物が提供される。
即ち本発明のシリコーンゴム組成物は、架橋剤として使
用するオルガノハイドロジェンポリシロキサン中にフッ
素原子を導入することにより、上記課題を達成すること
に成功したものである。
(a)オルガノポリシロキサン 本発明において、ベースポリマーとして使用する成分
(a)のオルガノポリシロキサンは、分子中に少なくと
も2個の脂肪族不飽和基を有するものである。
この脂肪族不飽和基としては、例えばビニル基、アリル
基、イソプロペニル基、シクロペンテニル基、シクロヘ
キセニル基、シラシクロペンテニル基等を例示すること
ができるが、合成の容易さ及び経済性からいってビニル
基が最も好適である。またかかる脂肪族不飽和基は、硬
化後の適切なゴム弾性を得るために、該脂肪族不飽和基
を有するシロキサン単位の含有量が0.001〜2モル%、
特に0.005〜1モル%となるような割合で含まれている
ことが好ましい。さらに、この脂肪族不飽和基は、分子
鎖末端あるいは分子鎖の途中の何れに存在していてもよ
い。
上記オルガノポリシロキサンは、脂肪族不飽和基以外の
有機基として、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、
デシル基、ドデシル基等のアルキル基、2−フェニルエ
チル基、2−フェニルプロピル基等のアラルキル基、フ
ェニル基等のアリール基及びこれらの基の水素原子の一
部または全部がフッ素原子等のハロゲン原子で置換され
た基、例えば3,3,3−トリフルオロプロピル基等を含有
していることができる。
また、さらに離型性を向上させる場合には、該オルガノ
ポリシロキサンの側鎖または主鎖中にフッ素原子を導入
することが好ましく、特にフッ素含有量が0.5%以上、
特に1%以上とすることが望ましい。特に炭素原子数が
6以上のパーフルオロアルキル基またはパーフルオロア
ルキレン基で主鎖あるいは側鎖が変性されていることが
好ましい。また内部にエーテル結合を有する含フッ素が
有機基で主鎖または側鎖が変性されているものも好適で
ある。このような変性オルガノポリシロキサンの例とし
て、例えば下記式で表される単位を有するものが例示さ
れる。
上述したオルガノポリシロキサンの重合度は、実用的な
ゴム材としての適切な伸びを有するためには、シロキサ
ン単位が100個以上となるようなものであることが望ま
しいが、これよりも重合度の低いものと高いものとを併
用してもよいし、また単分散ポリマーからブロードな分
子量分布を有するポリマーの使用も可能である。
また本発明の組成物をRTVあるいはLIMSと呼ばれる液状
ゴムとして使用する場合、上記オルガノポリシロキサン
は、25℃における粘度が500〜50,000cPの範囲にあるも
のが、作業性等の見地から、好適に使用される。
本発明において使用される上述したオルガノポリシロキ
サンの具体例は、これに限定されるものではないが、次
の通りである。
尚、以下の式中、Viはビニル基を示す。
(i=1〜16、b=0〜5、Jは、−CH2CH2−等のアル
キレン基、エーテル結合含有のアルキレン基などの2価
の炭化水素基である) 尚、上記のオルガノポリシロキサンのうち、SiCH2CH2
SiO単位を含有するものにおいては、該単位の含有量
を50モル%以上、特に70モル%以上とすることにより、
組成物の強度を向上させることができる。
上記のオルガノポリシロキサンは、公知の方法によって
製造することができ、例えば、 (qは3〜8の整数、Φはフェニル基、Bは前記の通り
である。) 等の環状シロキサンを用いて合成される。即ち、これら
環状シロキサンを、LiOH,NaOH,KOHあるいはこれらのシ
ラノレート等の触媒の存在下において単独重合、または
共重合して適切な重合度のポリマーを合成し、次いで、 〔式中、Xはハロゲン原子または (R1及びR2は、前記の通りであり、R4はアルキル基であ
る) 等を用いて、前記のポリマーの分子末端をシリル化する
ことにより製造することができる。
またジメチルポリシロキサンにおいては、上記の環状シ
ロキサンの混合物と、 等とを、前記の触媒や(CH34NOH,(C4H94POH等の塩
基触媒、硫酸、発煙硫酸、有機スルフォン酸等の酸触媒
の存在下において、0〜200℃の温度範囲で数十分〜24
時間、平衡反応させて重合させ、その後、中和、熱処
理、水洗工程等を経て触媒を不活性化し、低分子体のス
トリップ、活性炭処理、過等の精製を行なうことによ
り製造される。
(b)オルガノハイドロジェンポリシロキサン 本発明においては、架橋剤として作用するオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンとして、一分子中に少なくと
も2個のSiH基を有するとともに、前述した一般式
〔I〕または〔II〕、即ち、 (式中、J,Z,Rf及びaは、前記の通り) で表される単位を少なくとも1個有するものが使用され
る。このようなフッ素原子を有するオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンを架橋剤として使用することによ
り、シリコーンゴムの優れた特性を損なうことなく、離
型耐久性を向上させることが可能となるものである。
前記一般式において、2価の炭化水素基Jとしては、ア
ルキレン基及びエーテル結合含有のアルキレン基を例示
することができるが、これらアルキレン基の水素原子の
一部あるいは全部がフッ素原子で置換されていてもよ
い。本発明においては、特に炭素原子数が2〜4のアル
キレン基(エーテル結合含有のもの及びフッ素置換のも
のを含む)が好ましく、特に好適なものとしては、次の
基を挙げることができる。
−CH2CH2−,−CH2CH2CH2−, −CH2CH2CH2OCF2− また2価のフッ素含有有機基Rfとしては、パーフルオロ
アルキレン基を挙げることができ、特に炭素原子数が4
〜16のものが好適である。また下記式、 (式中、b及びcは、0〜5の整数である) で表される基も好適である。
さらに1価のフッ素含有有機基Zとしては、前述した通
り、下記式、 (式中、J及びeは前記と同様である) で表されるものが例示されるが、ここで好適な基Jとし
ては、−CH2CH2−を挙げることができる。
以下に、本発明において使用されるオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンの具体例を示すが、勿論、これに限
定されるものではない。
上述したオルガノハイドロジェンポリシロキサンはそれ
自体公知の方法で製造することができる。
例えば、目的とするオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンに対応するハロシラン、 (Xは、塩素等のハロゲン原子であり、J,Rf及びaは前
記の通り) 等と、H(CH32SiX,H(CH3)SiX2,(CH32SiX2等の
シランとを、分子設計に対応した配合で共加水分解する
ことにより製造することができる。また上記ハロシラン
と、[H(CH32Si]2O,[H(CH3)SiO]q,[(CH3
2SiO](qは正の整数)等のシロキサンオリゴマーと
を、塩酸、硫酸等の酸触媒の存在下で共加水分解を行な
うか、又はそれに引き続いて平衡化反応を行なう等の方
法によっても製造することもできる。得られた化合物
は、中和、水洗、ストリップ、蒸留、活性炭処理、過
等の工程を適宜組み合わせて精製して使用に供される。
上述したオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、単
独又は2種以上の組み合わせで使用することができ、通
常、前記成分(a)のオルガノポリシロキサン100重量
部当り、0.1〜50重量部の割合で配合される。また好ま
しくは、組成物全体に含まれる脂肪族不飽和基1モル当
り、0.5〜5.0モル、特に1.0〜3.0モルのSiH基を供給
するような量で配合することが好適である。この量が少
なすぎると、得られる硬化ゴムの架橋密度が低くなって
ゲル状となり、強度及び離型性が不満足なものとなる場
合がある。またあまり多く配合した場合には、硬化時に
発泡したり、また硬化ゴムの離型耐久性や耐熱性が不満
足なものとなる傾向がある。
さらに上述したオルガノハイドロジェンポリシロキサン
は、従来、この種の組成物に架橋剤として使用されてい
るフッ素を含有していないオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンと組み合わせで使用することもできるが、こ
の場合にも、全SiH基と全脂肪族不飽和基とのモル比
が、上記範囲を満足していることが好ましい。また本発
明において、透明な硬化ゴムを得る場合には、成分
(a)として用いたオルガノポリシロキサンと相溶する
オルガノハイドロジェンポリシロキサンを選択使用する
ことが好適である。
(c)付加反応触媒 本発明においては、上述した(a)及び(b)成分の付
加硬化反応(ヒドロシリル化)を促進させるために付加
反応触媒が使用される。
かかる付加反応触媒としては、従来の付加硬化型シリコ
ーンゴム組成物に使用されているものを使用することが
でき、例えば、塩化白金酸、塩化白金酸とエチレン等の
オレフィンとの錯体あるいはアルコールやビニルシロキ
サンとの錯体(米国特許第3,220,972号、同第3,775,452
号参照)、シリカ、アルミナ、カーボン等に白金を担持
させた固体触媒等の白金系触媒を例示することができ
る。また白金系の触媒以外にも、ロジウム、ルテニウ
ム、イリジウム、パラジウム等の白金族に属する金属系
触媒にも知られており、例えば、 RhCl(PPh33,RhCl(CO)(PPh32,Ru3(CO)12,IrCl
(CO)(PPh32,Pd(PPh3等も使用することができ
る。一般的には、均一な硬化物を得るために、塩化白金
酸や塩化白金酸の錯体が好適に使用される。
これら触媒の使用量は、所謂触媒量でよく、例えば1〜
1000ppm、特に10〜500ppmの範囲とするのが好適であ
る。
その他の配合剤 本発明の組成物においては、必要に応じて、それ自体公
知の種々の添加剤を配合することができる。
例えば、硬化物として得られる弾性体の強度を補強する
ために、SiO2単位、CH2=CH(R′)SiO0.5単位、
R′3SiO0.5単位(式中、R′は脂肪族不飽和二重結合
を含まない一価炭化水素基である)からなるレジン構造
のオルガノポリシロキサン(特公昭38−26771号、同45
−9476号公報参照)を配合することができ、また組成物
の硬化速度を制御する目的で、CH2=CHRSiO単位(式
中、Rは前記R′と同じ意味である)を含むポリシロキ
サン(特公昭48−10947号参照)、アセチレン化合物
(米国特許第3,445,420号明細書、特公昭54−3774号参
照)、重金属イオン性化合物(米国特許第3,532,649号
明細書参照)等を配合することができる。さらに、耐熱
衝撃性、可撓性等を向上させる目的で、無官能のオルガ
ノポリシロキサンを適量添加することも可能である。こ
れらの添加剤を配合した場合においても、全組成物中の
ケイ素原子に結合した脂肪族不飽和基1モル当たりの
SiH基の量は、0.5〜5モル、特に1.0〜3.0モルの範囲に
あることが望ましい。
また本発明の組成物には、硬化時における熱収縮の減
少、硬化して得られる弾性体の熱膨張率の低下、熱安定
性、耐候性、耐薬品性、難燃性あるいは機械的強度を向
上させたり、ガス透過率を下げる目的で、適当量の充填
剤を添加してもよい。このような充填剤としては、例え
ばフュームドシリカ、石英粉末、ガラス繊維、カーボ
ン、酸化鉄、酸化チタン、酸化セリウム等の金属酸化
物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の金属炭酸塩
を挙げることができる。また必要に応じて、適当な顔
料、染料あるいは酸化防止剤を配合することも可能であ
る。
シリコーンゴム組成物 上述した各成分から成る本発明のシリコーンゴム組成物
は、成分(a)のオルガノポリシロキサンの官能基の種
類、成分(c)の触媒の種類によっては、室温での硬化
も可能であるが、一般には50〜200℃で数時間から数分
の短時間で硬化してゴム弾性体硬化物を与える。
またこの組成物は、使用目的に応じて、適当な有機溶
媒、例えばトルエン、キシレン等に所望の濃度で溶解さ
せて使用することができる。
本発明のシリコーンゴム組成物は、高強度で且つ透明性
に優れたゴム弾性体硬化物を与え、光りファイバーのコ
ア、クラッド、被覆材等の用途に極めて有用である。ま
た薄膜成形可能であり、離型性に優れ、高絶縁抵抗、低
吸水率であるという特性を有しており、ガスあるいは液
体の分離膜、離型材、型取りRTV、電気絶縁ポッテイン
グ、あるいは接着助剤を組み合わせた接着剤、更には電
気絶縁や衝撃吸収用シリコーンゲル等の用途にも有用で
ある。さらに本発明のシリコーンゴム組成物は、充填剤
を配合せずに高伸度、高強度の硬化物を与えることか
ら、乳首、ラバコン等の高波労耐久ゴム、高耐水圧繊維
処理剤等の用途にも有用である。
(実施例) 以下の例において、部は重量部を意味し、また粘度は25
℃で測定した値である。さらに、式中のViは、ビニル基
を示す。
実施例1〜4,比較例1 下記式、 で表される粘度5000cSt,ビニル基含量0.0065モル/100g
のオルガノポリシロキサン 100部 塩化白金酸と、[Vi(CH32Si]2Oとの反応で得られ
た白金化合物のトルエン溶液(白金濃度:1.0%,塩素
分:50ppm以下) 0.2部 [Vi(CH3)SiO]のシクロテトラシロキサン 0.1部 の三成分を均一に混合し、透明な液状組成物を得た。
次いで、架橋剤成分として、次のA〜Eのオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンを、それぞれ第1表に示す量
で添加し、均一に混合・脱泡して5種類のゴム組成物を
得た。
これらの組成物の透明性は何れも良好であった。
更に、各組成物を、130×170×2.0mmの金型に注入し、1
00℃で60分硬化を行ない、エラストマーシートを得た。
各シートについて、硬さ、水及びシリコーンオイル(信
越化学工業(株)社製、KF−96,粘度10cSt)との接触角
を測定した。またエポキシ樹脂(国際ケミカル社製,CEP
−5)を、各シート表面に注入し、80℃×90分で硬化さ
せた後の離型性を調べた。その結果を第1表に示す。
上記の結果から、A〜Dの架橋剤は、オルガノポリシ
ロキサンと相溶し、得られた硬化ゴムは溌水性、溌油性
共に、従来使用されていたジメチル系の架橋剤E用いて
得られた硬化ゴムよりも優れていることが理解される。
実施例5〜8,比較例2〜3 実施例1で使用したのオルガノポリシロキサン92.5
部 塩化白金三の2−エチルヘキサノール変性媒(白金濃
度2.0%) 0.1部 [Vi(CH3)SiO]のシクロトラシロキサン 0.1部 SiO2単位,Vi(CH32SiO1/2単位,(CH33SiO1/2
位から成るトルエンに可溶性のシリコーンレジン(ビニ
ル基含量:0.09モル/100g) 7.5部 [(CH33Si]2NHで表面処理された溌水性フューム
ドシリカ(比表面積:170mg/g) 2.5部 から成る粘度が、約1000ポアズのペースト状組成物を調
製した。
この組成物に、架橋剤として、先の実施例で使用された
A〜E及び下記のFのオルガノハイドロジェンポリシロ
キサンを、それぞれ第2表に示す量で添加してゴム組成
物を調製した。
各組成物を用いて、先の実施例と同様の2mm厚のシート
を調製し、室温下で3日間硬化を行なった。また、第1
図に示すようにアクリル鏡面板(50×50×5mm)を用い
て、成形及び室温下3日間の硬化、並びに脱型を行なう
ことにより、ゴム母型(60×60×10mm)を得た。
これらを試料として、機械的強度及びゴム物性を測定し
た。またウレタン樹脂(株式会社ニッシリ社製,プラキ
ャストUW)を用いて注型モデル実験を行ない、離型耐久
性を測定した。
尚、離型耐久性は以下のようにして評価した。即ち、シ
リコーンゴム母型は、成形、脱型を繰り返すにつれて表
面が劣化し、成形樹脂の表面の光沢が低下する。そこ
で、成形、脱型毎に成形樹脂表面の光沢を測定すること
により、ゴム母型の劣化度を判定し、これを持って、離
型耐久性の評価の目安とした。
上記の結果を第2表に示す。
上記の結果から、特にBの架橋剤を使用した組成物は機
械的強度に優れているとともに、表面光沢が90%のライ
ンで離型耐久性を判断すると、30回強であり、これはジ
メチル系の架橋剤Eの約20回に比べて約50%も離型耐久
性が向上していることが理解される。
実施例9,比較例4 下記式、 で表され、粘度4800cSt及びビニル基含有量が、0.009モ
ル/100gのオルガノポリシロキサン 100部 実施例1で用いたの白金触媒 0.2部 [Vi(CH3)SiO]のシクロトラシロキサン 0.1部 を均一に混合し、次いでBの架橋剤(実施例9)及びE
の架橋剤(比較例4)をそれぞれ第3表に示す量で添加
し、ゴム組成物を調製した。
得られた各組成物を、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルム(210×296×5mm)に約100μmの厚みで塗布し、10
0℃×60分硬化させた。このフィルム上に、内寸50×100
×5mmのシリコーンゴム型枠を乗せて治具で固定し、こ
こにウレタン樹脂(日本ゼオン社製、クインネート99
9)を注入し、60℃×40分硬化させた。
硬化終了後、ゴム型枠を外し、室温に冷却した後、前記
フィルムからウレタン樹脂成形品を剥離させたときの剥
離力、及び成形樹脂表面の光沢を測定した。上記のフィ
ルムを用いてこの操作を繰り返すことにより、離型耐久
性の評価を行ない、その結果を第3表に示した。
実施例10,比較例5 下記式、 で表されるオルガノポリシロキサン 100部 架橋剤B 0.58部 実施例2で使用した白金触媒において、溶剤をメタキ
シレンヘキサフルオライドに変えた白金触媒(白金濃度
0.5%) 0.2部 [Vi(CH3)SiO]のシクロトラシロキサン 0.05部 から成る組成物を調製し、実施例9同様にしてポリエチ
レンテレフタレートフィルムに塗布、硬化し、ウレタン
樹脂を用いて同様に離型耐久性試験を行なった(実施例
9)。また比較例1の組成物を用いて同様に試験を行な
った(比較例5)。結果を第4表に示す。
(発明の効果) 本発明によれば、特定の形でフッ素原子が導入されたオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサンを架橋剤として使
用することにより、離型性等のシリコーンゴムの優れた
特性を損なうことなく、離型耐久性を顕著に向上させる
ことが可能となる。特に本発明の最も好適な態様におい
ては、前述した実施例からも明らかな通り、従来のシリ
コーンゴムに比して、約50%も離型耐久性を向上させる
ことができる。
本発明のシリコーンゴム組成物は、真空注型等の型取り
用シリコーンゴム母型、乾式複写機の定着ロール用のゴ
ム材等の用途に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例5〜8において採用した、ゴム組成物
からゴム母型を製造する方法を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸一 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社シリコーン電子材料技術研 究所内 (72)発明者 木南 齊 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社シリコーン電子材料技術研 究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一分子中に少なくとも2個の脂肪族
    不飽和基を有し、残余の有機基として、非置換の、もし
    くは水素原子の一部もしくは全部がハロゲン原子で置換
    されたアルキル基、アリール基またはアラルキル基を有
    するオルガノシロキサン、 (b)一分子中に、下記式〔I〕または〔II〕、 式中、 aは、0〜2の整数、 Jは、2価の炭化水素基、 Rfは、2価のフッ素含有有機基を示す、 Zは、 (式中、Jは前記と同様であり、eは1〜7の整数であ
    る)で示される基で表される単位を少なくとも1個含有
    し、且つ少なくとも2個のSiH基を有するオルガノハ
    イドロジェンポリシロキサン、 (c)付加反応触媒、 を含有してなる離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成
    物。
  2. 【請求項2】(a)一分子中に少なくとも2個の脂肪族
    不飽和基と、下記式: −J−、−J−Rf′−J−、−JCF2 iFおよび、 式中、 Jは2価の炭化水素基、 Rf′は、パーフルオロアルキレン基またはエーテル結合
    含有のパーフルオロアルキレン基、 iは、1〜16の整数、 bは、0〜5の整数を示す、 で表される1価または2価の有機基からなる群より選ば
    れる少なくとも1種とを有し、残余の有機基が存在する
    場合にはそれらは非置換の、もしくは水素原子の一部も
    しくは全部がハロゲン原子で置換されたアルキル基、ア
    リール基またはアラルキル基であるオルガノハイドロジ
    ェンポリシロキサン、 (b)一分子中に、下記式〔I〕または〔II〕、 式中、 aは、0〜2の整数、 Jは、2価の炭化水素基、 Rfは、2価のフッ素含有有機基を示す、 Zは、 (式中、Jは前記と同様であり、eは1〜7の整数であ
    る)で示される基で表される単位を少なくとも1個含有
    し、且つ少なくとも2個のSiH基を有するオルガノハ
    イドロジェンポリシロキサン、 (c)付加反応触媒、 を含有してなる離型耐久性に優れたシリコーンゴム組成
    物。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の組成物を硬化さ
    せる硬化物の製造方法。
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