【発明の詳細な説明】
1丑二且l
この発明は、グラフィク・アートの分野に用いられる高コノトラストハロゲイヒ
銀写真材料および露光されたこの写真材料中に生ずる黒点(「ペオバー」と口ば
れている。)を減少させる方法に関する。
1丑二且l
グラフィク・アートの分野においては、極めてフットラストの高い写真特性、特
に感度〈「ガノ7」と呼ばれている。)が10以上である画像形成/ステムtト
、ドイメージによる連続階調画像または線画像の満足すべき再現性の点がら壷要
とされている。この目的のためには、リス型現像剤と呼ばれる特殊な現像剤力用
いられている。このリス型現像剤は、現像剤成分としてのハイロト牛/ンと、保
恒剤成分としての濃度が01モル/す7トル以下である亜硫酸塩、これはゴ常ナ
ルムアルデヒドとの7ダクト(付加物)として用いられ、この保恒剤成分1zよ
り、上記IJl像剤成剤成分搬的な現像能力の悪化を防止するようにしている。
また、このリス型現It剤は、重大な欠陥をりし、例えば空気酸化に対して非常
に吻略であり、3日以上の使用に耐えることができない。亜硫酸塩を増量すれば
、その寿命を延ばすことができるが、逆に高コノトラストの現像特性は悪化する
。
かかる点にかんがみ、ヒドラジ/またヒドラジド誘導体の使用を包含する安定な
現像剤で、上記リス型現像剤と同等もしくは実質的に同等の高コノトラストの写
真特性を示す現像剤が、例えば米国特許第4,224.401号、同第4,16
8.977号、同第4.166.742号、同系4,311.781号、同第4
.272.606号、同第4,211.857号および同筆4,243.739
号fこ記載されており、これらはすべてそっくりそのまま参考資料に組み込まれ
ている。画像形成/ステムにおいて、ヒドラジンまたはヒドラジド化合物の使用
は、極めて高コノトラストと高い感覚とを得ることができ、同時に通常のリス型
現像たIに比べて空気酸化に列して非常に安定化されたものとなる。これは、ヒ
ドラジノ(および、′またはその誘導体)がフィルムまたは現像剤中に存在し、
現像剤中でのより高い亜硫酸塩イすノa度の使用が可能となるためである。
しかしながら、高コノトラスト画像形成/ステムJこおノするヒドラジノまた1
!ヒドラジド化合物の使用は、黒い銀のA(これは「プラアクベアパーJあるい
は単に「べ、パーJと呼ばれている。)を非画像領域(すなわち、非露光a域)
、例えばドツト間に発生させる傾向があることが知られている。この現象は、現
像剤中の亜硫酸イオン量が減少するがあるいは現像剤のpl(が増加するとき、
すなわち、現像剤の疲労に伴い、特に顕著となり、写真の品質をはなはだしく悪
化させる。
これまで、この黒い点の問題を除去するための色々の試みがなされてきているが
、このような改良はしかしながら、感度と「ガノマ」の減少を伴うものがほんど
であった。例えば、f、国特許第4.686,167号に開示のある種のヒラジ
ノ類の使用は、写真用エマルノ1)中で使用される時にI!、非常に良好な結果
を生じ、「べ、バー」の発生度合を好ましい程度にまで減少させる。しかしなが
ら、上述のヒドラジノまたはヒドラノド化合物の、特にドツトの品質で測定され
る感度とフントラストを向上させる能力を実質的に妨げることなく、黒い虫の問
題を解決するための一般的な適用手段は提案されていない。さらに、米国特許第
4,686,167号でのヒドラジド類が新鮮な現像剤中で用いられるときに低
いレベルの「ペラパー」をもたらすとは言え、疲れて酸化された現像剤あるいは
抑制剤で汚染された現像剤中で使用すると、「ベラパー」は増加する。それゆえ
に、:い使用許容度(すなわち、使用薬液の品質と寿命)わたって、得られる写
真材料のフントラストと感度に影響を与えることなく、実質的に「ベラパー」を
減少もしくは除去することにより写真材料の特性を高める方法を提供することが
望まれる。
1989年7月25日にタカギ氏に付与された米国特許第4.851,321号
は、ヒドラジドを含有し、低感度で、高コノトラストの写真材料を開示しており
、それによれば、Ig[fぐおよび「ペラパー」)は、現像抑制剤の使用により
低下する。このような現像抑制剤は、通常コントラストを低めると言われている
。
上述の特許では、その写真材料が同時にコノトラストを高める化合物を含んでい
るので、コノトラストの低下を防止できる。特に好ましいヒドラジド類は、フェ
ニル1に付加された種々の置換基と他の機能基を有するフォルミルフェニルヒド
ラジドである。好ましい現像抑制剤(有機減@剤)は、正のポーラログラフ半波
電位を有する化合物であり(カラム24、ページ57〜6S)、カラム25〜2
6に開示された構造式で表されるものである。特に好ましい現像抑制剤の例は、
カラム27〜31に開示され、下記の化合物を含むものである。
Xl−1:2〜〔4,6ジ二トaフェニルチオエーテル〕−3−〔ペンゼノ カ
ルf!’/lii[)−イミダゾール、X l−3: 2− [4,6ノニトロ
フェニルチオエ〜チル]−3=[ベノゼノ スル十)酸] −べ/ノイミタ/−
ル、および
X111−6;3−[m−二トロペ/ジリデインコ〕ローダミン現像抑制剤の■
は、10−’−10−’モル/m2(3,8gAg/m”としたとき)の範囲と
される(カラム3]、ライノ39〜62)。
タカギ氏の写真材料のすべてのものは、コントラスト増強のたの化合物を含まね
ばならず、また低感度となることをtaしたものである。このように、タヵギ氏
は、高感度で高フントラストの写真材料における「ペラパー」の問題の解決策を
与えてはいない。
1988年4月12日にヨギハラ氏に付与された米国特許第4. 737. 4
42号は、CA−B型の現像抑制剤とともにフォルミル フェニル ヒドラジ/
(あるいはその誘導体)を含む写真材料を開示している。ここでCAは現像工
程中に、写真材料の露光度合には無関係に、現像抑制剤またはその前駆体を放出
することができるプロノ牛ノグ基であり、Dは現像抑制剤またはその前駆体であ
る。
この現a抑制剤の例は次のようなものである。
1−(2,4−ノヒドロ牛ンフェニル)−5−メルカプトテトラノール、4−フ
ェニル−5−メルカプトベン/イミダゾール、2−メルカプトペッツオキサ/−
ル、
ベンノイミダゾール
お上び6−ニトロイミダノール。
この現像抑制剤の添加の目的は、「ペブノイー」の発生を避けるためである。現
像抑制剤の配合量は、約5.4XIO−’〜lXl0−’モル/モルAgの範囲
である・上記米国特許下4,737,442号に開示の現像抑制Jiltよ、強
銀塩を形成するいわゆる「安定剤」タイプのものであって「かぶり防止剤」タイ
プのものではない。安定剤量の現像抑制剤は、かぶり防止型のものに比べて、ヒ
ドラジド、特に下記の構造式Iのヒドラジドと用いられたとき速度が明らかに増
加する。
1989年6月13日にササオカ氏に付与された米国特許第4,839,259
号には、高い感度(「が)7J)が得られると同時に黒′−)点または「べ7ノ
イー」生じない(実質的に生じない)ヒドラジド含有写真材料が開示されて5+
る。本特許による「ぺ、バー」の発生防止は、2橿の現像剤成分と亜硫酸塩保恒
剤との組み合わせと、p Hを10.5〜12.3の範囲とすることによって達
成される。
エマルノ、ノ感度を向上する増感色素および/または種々の通常のかぶり防止剤
/安定剤、例えばベノゾチア/−ル、ニトロペンセフ/チア/−ル、ベン/トリ
アゾールなどを適宜添加することができる(カラム10、ページ26〜46)。
現像剤にかぶり防止剤を添加することができる。
1988年1246日にイノウニ氏等に付与された米国特許第4,789,61
8号には、「黒い点」の発生しやすい傾向のあるヒドラジド含有写真材料が開示
され、ここでは酸化剤(10”’〜1モル/′モルAgのdi度で)、例えばN
−プロモサク/ノイミド、過酸化水素とその付加物、過酸塩、/イーオキ/錯体
、オ/ノなどとの共用により「黒い声」の発生が減少または防止できると言われ
て(する。
通fのかぶり防止性安定剤、例えば了/−ル、メルカブトベノ/チア/−ル、ニ
トロイン/トリア/−ルなどが、通常のかぶり防止剤/安定剤の目的でササオカ
氏の特許と同様に適宜添加できる(カラム11、タイプ4〜24)。
クワバラがII/22/8gに登録した米国特許策4,785,587号公報(
こ1ま、高感度、かつ「きわめて高い」コノトラスト性を有するヒドラジノ含臀
感先材料が述べられている。そこでは、平均粒径が限定された範囲内で異なる2
種類の異なるハロゲノ化銀乳剤を用いることによってべ・(−が抑制できるとさ
れて0る。ここではチア/−ル類及びローダニア類が(好まい\)増感剤として
述べられてLする。またチア/−ル類などのようなかぶり防止剤/安定剤も好ま
しい成分として述べられている(Co1.13:37−60)。
3/15/89に発行された富士写真フィルムの欧州特許出願明細書第A230
6.833号公報には、ヒドラジノ誘導体と2橿の追加的な化合物、即ち、弛緩
吸収基PWR(時間)、−LA (1)を宵する感光抑制剤とテトラ/−ル誘導
体を含む高コノトラスト、高感度の感光材料が述べられている。ここにもかぶり
防止剤/安定剤が7℃えられている。ここでのペパーの抑制はニトロ基の電子引
き抜き特性に帰因している。
欧州特許出願明細書筒A、286,840号公報には、いわゆるぺ/イー抑制感
光剤として、一般式、
(式中、G11CO,スルフォニル、スルフオキ/、フォスフ嘘すル、またはN
−置換または無置換イミノメチレノである)のヒドラジン化合物が述べられて(
する。
ここでのペパー抑制特性はヒドラツノに帰因している。
上記の文献(その詳細は膠考試料として添付する)には、ベノく−を抑制するた
めに少量の一般式I+のかぶり防止/安定剤を使用することについて全く述べら
れていない。のみならず、高フツトラスト、高亭度の写真材料において、米国特
rf第4,686,167号に記載されたヒドラジノと、ぺ、?−抑制可能量の
かぶり防止/安定剤の組合せについても全く述べられていなし)。
虱&王立!旦
従って本発明の目的は、黒点を実質的に抑制または阻止して超高フントラストの
画像を得るため、ヒドラツノまたはヒドラジトコ/トラスト強化化合物の(写真
材料中または現像液中)存在下に、安定な現像液で現像可能な高感度高フツトラ
ストのハロゲノ化銀写真材料を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、ヒドラジノまたはヒドラジド化合物をI\ロゲノ化
銀写真材料またはこれを現像する現像液中に含み、かつ超高コノトラストの陰画
阻止方法を提供することにある。
上記の目的は、写真材料またはその現ff1d中に以下の一般式I!で示される
化合物を、黒点の生成を抑制または阻止するに有効な量、ただし実質的に感度ま
たはコントラストを阻害しない(即ち、感度を約10%以上、または感光スピー
ドを約]/4絞り以上減少しないか、もしくはガノマ値を10以下に低下させな
い)鳳、配合することによって達成できる。
上記化合物は、陰画生成潜像系中で使用されることが好ましい。しかし本発明は
この系に限定されるものではない。一般式11の化合物は、少なくとも1層の乳
材層中の写真材料に、または写真材料支持体上に塗布された他の層(例えば親水
性フロイド層)に配合されていることが好ましい。最も好ましくは、写真材料が
、支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有し、この乳剤層または上
記支持体上に設けられた他のノ・aゲノ化銀写真材料層が一般式Iによって表さ
れる化合物の少なくとも1橿を含み、かつ一般式I+の化合物の少なくともl橿
を含んでなるものである。しかし、再び強調すれば、本発明は一般式rのヒドラ
ジド銹導体に限定されるものでもなく、またフィルム中に存在するヒドラツノま
たはヒドラジドに限定されるものでもない。例えば、フィルム中の一般式I+の
化合物と共に現像液中のホルミルフェニルヒドラジドを用いることも本発明に含
まれる。
超高コントラストの陰画像は、ヒドラジノ−またはヒドラジド−含有写真材料(
好ましくは一般式1の化合物を含む写真材料)を光に画像側で露光し、露光され
た写真材料をノヒドロ牛/ベノゼン誘導体(現像剤として)、ベノ/トリア/−
ルかぶり防止剤、サルファイド保護剤及び有効量のアミ/化合物を含む現像液で
現像することからなる方法によって形成される。
一般式lの化合物は次の式で表される。
X+!−NR6R6,!lた1i−OR7t?あり、R1及びR2はそれぞれ独
立に水素及びa換または無置換の(i)+8までの炭素を宵するアルキル、(i
i) /クロアルキル、(iii)フェニルまたはナフチルまたは(iv)ア
ルキルスルフォニルである。
R3は7y、素、フェニルまたはベノiルであり、後2者の場合は置換されてい
ても9@置換でもよいが、R2またはR2が水素でなければR3は水素である。
R4は置換または無置換の2価芳香族基である。
R1、R6、及びR7は独立に水素、Wlllまたは無置換の(+)+2までの
炭素を有するアルキル、(ii) ノクロアルキル、(iii)フェニルまたは
ナフチルである。
R1とR3またはR1とR2は連結して3〜10原子を含む環を有するヘテロ環
状系を形成することができる。
R5とR6は3〜lO原子を含む環を有するヘテロ環状系を形成することができ
る。
Yは酸素または硫黄原子であり、nは0または1、ただしYが硫黄であればnは
Iである。
制限なく使用できる置換基は、ノ\ロゲノ、ヒドロキシ、アルコキノ、アミノ、
アルキルア;/、アリル、アリルアミノ、ノアノ、アンルアミツ基である。it
換基自体がさらに置換されていてもよい。
一般式1■の化合物は、ベノ/チア/−ル類、キノリ7類、インドレニノベノl
トリフ /−ル類、及びローダニン類でベノゼノ接に接続された1個またはそ
れ以上のニトロ基を有し、かつそれがへテロ環化合物の一部であるかまたはこれ
に二重結合の炭素−炭素鎖を通して接続されているものからなる群から選ばれた
一残基を含む化合物からなる。
ペン/チア/−ル類、キノリノ類及びインドレニン類のM4級塩く例えば好まし
くはメタノール可溶の、アンモニウム、トリエチルアミン、ピペラジ7及びアル
カリ金属塩)もまた好適である。一般式11の化合物は次の式で示すこ−とがで
きる。
ここで、mはO〜6の整数であり;R4はベノ/チア/−ル、キノリノ、インド
レニン、ニトロベノ/チア/−ル、ベノ/トリア/−ル及ヒローダニノカラナル
群から選ばれ、それぞれは無置換でも例えば、ハロゲン、ヒトaキ/、アルフキ
ノ、アリル、アミ/、アリル7、/、硫酸、カルボキシル酸、フェニル、なとで
置換されていてもよく、またはニトロベノゼノ核に融合していてもよい。
好ましり11、R2は水素またはカルボ牛ノでaPAされ、mはlである。さら
に、R5中の置換基はIMSが1で付番が時計方向なら3−位置のあることが好
ましい。
真乳剤のスピード安定性を改善するために写真用のかjζり防止・安定剤として
(一般的に1!約10−2から約1モル、/′モル鉗の1範囲で)用いられてい
る。意外なことに、ハロゲノ化銀乳削のスピード安定性を改善するためにヒドラ
ジド誘導体、とくに一般式r型のヒドラジド化合物を含む上記のような化合物の
可能性を試験していると、これらの化合物が非常4こわずかな貢であるにかかわ
らず雪に依存して「ペパーJを抑制しもしくは阻止することを見いだした。ざら
(こ驚くべき、二とに、このようfi微小濃度で、これら化合物が一般式■で表
される化合物の感度とニアトラストを増す能力を阻害することfi<黒占を著し
く減少または阻止することである。これら化合物の実質的なペパー抑制効果が現
れる雪は一瞳に約5xlO−〇及び約1xlo−”モル モル田のrQ囲、好ま
しくは約10−5及び約10−4モル1モル銀の範囲である。(現lテの乳刺は
普通、36g m2の銀を含t)。
式1の化合物あるいはその他のフントラスト強化ヒドラジド化合物、および式1
1の化合物は、好ましく l:同一層内に混入されるが、異なる層内に混入する
ことも可能であり、あるいは一般式
【の化合物を現像液中で用いるこ七もできる
。
上記一般式1において、R4としては水素原子、置換されて題な−1、または置
換されたアルキル基〈適した好ましい置換基は、アルキル、/アノ、ハロ、アル
コ牛/を含Gが、これうに限定されるものではない)、置換された、または置換
されていない/クロアルキル基、あるいはamされた、または置換されていない
アリルスルフォニル基が好ましい。R5における炭素原子の合計数は18までと
することができるが、12より少ないのが好ましい。そしてR,M+〜6の炭素
原子を存する置換されていないアルキルあるいは/クロアルキルであるのがlH
+好ましい。
R2は、R3に相半する群から独立的に選択されるが、好ましくは、炭素原子数
の合計がR1とR2を合わせて12を越えないように選択される。
R3としては、水素原子、置換されていない、また+1置換されたベノジル基(
適した好ましいa換基は、アルコ牛)、ハロ、またはアルキルを含むが、これら
に限定されるものではない)が好ましい。R1とR2がいずれも水素でない場合
、R3は水素でな1ブればならない。R3が水素である場合は最も好ましい。
好ましい場合において、Yは硫黄原子である。Yが硫黄原子であるとき、n−1
である。口;1の#A合が最も好;fLい。
R4七しては、置換されていない、またはWl換された二価の芳香族基のいずれ
かが好ましい。適した置換基は、アルキル、アルコ牛/、ハロ、あるいハア/ル
アミノ官能基を含むが、これらに限定されるものではない。最も好まし一\場合
は、Rイが、チオアミドまたはアミド基を、ヒドラジド基に関してオルト−ある
いはパラ−の位置に膏するフェニレンである。さらには、残りの、おいている、
とドラシフ基に関してオルト−あるいはパラ−の位置に、ここに述べゆれている
111基のいずれかが付加されているのが好才しい。
R6としては、水素原子、置換されていない、または置換されたアルキル基(遇
した、好ましい置PA基は、ヒドロ五)、ハロ、アルコ牛/、アルキルアミノ、
アノルア、ノ、アミノおよびフェニルのようなアリルを含もン、/りaアルキル
基、置換されていない、または置換されたアリル基(適した、好ましい置換基は
アルキル、/アノ、ハロまたはアルコ牛/を含む)、あるいは置換されていない
、または置換されたア、ノが好ましい。R1における炭素原子の合計数は12ま
でとされる。R1は、好ましくは、それぞれ1〜6の炭素原子を葡するアルキル
、/クロアルキル、ノアルキルア、/アルキル、するいはアノルT、ノフルキル
でR3およびR7は、R6に相半する群から独立的に選択されるが、好ましくは
、炭素原子の合計数がR5とR6を合わせて12を越えないように選択される。
さっlこ、R5およびR6は、Xの窒素原子にRIl接つながれたアミン官能基
を含まないのが好ましい。
さらに、R5とR6とがっtがれて、3〜】0の原子からなる環を伴う検素環式
の環状構造を形成してもよい。
加えて、R1とR1、あるいはR2とR2のいずれががつながれて、3〜IQの
原子からなる環を伴う111:111式の環状構造を形成してもよい。
一般式fで表される好ましい化合物は、下記一般式(IA)で示されるものでこ
の式において、Y=sまたはO:Z=OまたはHN:R,およびR9は上記一般
式
【におけるR1およびR6とそれぞれ同じ意味を持つものである。最も好まし
くは、RIlがエチル、n−ブチル、あるいは/クロヘキシルであり、R9が水
素、メチル、エチル、ジメ千ルアミノエチル、あるいはアセチルアミノエチルで
あり、Z=HN、およびy=sである。
一般式Iで表される化合物の特膏の例を下記表目こ示すが、本発明はこれらの例
に限定されるものではない。実際に、本発明は、ニアトラストを強化できる鳳の
ヒドラジ/またはヒドラジド化合物を含有する高コノトラスト像形成系(フォト
グラフィック材料および/または現@液)において、一般式11の化合物をペラ
パーの減少または除去−こ十分な雪で使用あるいは混入することを広(含むもの
である。
C!!2Ph
(ニー131 U−14)
S
表1 (続き)
ハロゲノ化銀工フルジ1ノ層、あるい1!1またはそれ以上の親水性コロシアル
層に加えられる、式1の化合物の量は、その化合物がフットラストを強化するが
、現像液としては多少とも作用しないように設定される。代表的な範囲としては
、約10−”−杓5XIO−コmo l e s/mo l e Ag の雪、
そして好ましくは杓10”−約5 x I O−’mo l e/mo l e
Ag の量が用いられる。
上記式1 i 1.、おいて、電子受容化合物は、i!yI!11i+化合物の
一部をなすベノゼノ咳、あるいは米国特許第2.541,472号く参昭により
統合される)に開示されているように、二重結合により結合され1こ炭素−次#
鎖を通してヘテロ1化合物に結合しているベノセ/楼にイ1いているlまたそれ
以上のニドa基を有する化合物である。本発明に係る式1(の特何の、しかし隔
室されない例を下に示す。一般に、式1]の化合物の適したff11工、141
10−”−杓10−”mo l c s/mo l e Ag の輻囲内であり
、約lXl0”’〜P′〕1〆101が好ましい。これは、上述のような安定効
果が得やれる量か、式!のヒドラジドを用いた系において非常に高いこととは異
なる。他の系(例えば、異なるヒドラジド、あるいは異なる)・ロゲノ化銀エマ
ルジョノ等を用いた系)においては、慣習的な安定化剤 かふり防止剤の量が異
なることがありうるが、ぺ1バー防止効果が得られる量もまた、非常に小さいも
のと予想される。べ、バー防止効果は高い置においても持続されるが、式11の
化合物の量が、安定化剤/′かふり防止剤の効果的な範囲に近づく、あるいは達
するとき、感光度が影響を受け(受けはじめ)、それは本発明において好ましく
ないものである。下記表11に、実例上して式IIに含まれる化合物を挙げる。
!IIのグループのRと左および右半分の置換基の組合せは、個々にだけでなく
、広く、完全に式11および本発明の範囲内であることが理解される(例えば、
”メチル“はアルキルの実例である等)。
NO2工X−8
:+02
)IO2
O2
前述したように、化学式■で示される化合物のペフバー還元量は、コントラスト
の低下と感度の低下を避けるために、後は、コントラストの画質向上におけるヒ
ドラジド(例えば、化学式I)の機能干渉を避けるために、A4のモル比を約1
0”よりも高くすべきではない。
化学式■と■に示す化合物は、写真用のエマルジ1ノや構成何月のための混合物
や添加物に関して技術的に良く知られる写真用材料として混合される。それらの
化合物は、以下のものから選択される典型的な溶媒、水に混じる有機溶媒、アル
コール、グリフール、ケトノ類、エステル、アニドなどに可溶性であり、そして
、写真的な特性に有害な影響のないようなものであり、そして、その溶液には、
写真材料が添加される。更に、IS媒は、ジブチル士ルムアニド(DMF) と
)1チルスルホキツド(r)MSO)とNメチル2ピロリツノ(NMP)を含む
ことが好ましい。
あるいは、化学式Tと■で示される化合物に加えて、水に対して不溶性のく即ち
油に対して溶解する)結合剤がエマルジョンに加えられる場合に一般に知られて
いる方法により分散されたエマルジョンを適宜加えることができる。好ましくは
、Nブチルアセツタニライト、NI千・レフオルマニライド、NNツメチルmト
ルアマイドを含も油を用いることが好ましい。それらの油は、一般に容易に入手
可能なものである。超音波を使用してノコウ酸ヒドラノドを隔界の溶解量に溶か
す(より正確に細かく分散させる)ことかできる。それらの溶解液と分散液は、
洗浄工程とエマルジ1ノの沈殿の後で何茜かの段階で写真用のエマルジョンに7
nえることができる。好ましくは、それりの化学的変化を生しさせるものは、化
学的に十分に混合がなされて安定したとき、あるいは、まさに塗る(コートする
)前の段階で加えるべきである。
ゼラチンは、写真用のエマルノヨノ中でフロイトを防御するか結合させるために
用いられるが、しかし他の親水性のコロイドもまた使用するごとができる。例え
ば、ゼラチノ銹導体、重量の大きな高分子のゼラチ/のグラフト高分子、アルバ
ミノ、カゼイノのようなブロテイノ、ハイドロオキサルセルロース、カルボキシ
ルセルロース、硫酸セルロース、糖の誘導体、ナトリウムアルキナート、澱粉誘
導体、ポリグリコサイドデキストラノ、ホモポリマー、コポリマー、例えば、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール(一部アセチル化)、ポIJ Nビ
ニルピロリトノ、ヂリアクリルア/ド、ポリメタクリフクア/ド、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリビニルビラ/−ル、などの合成の親水性の高分子材料なども使
用される。ゼラチンは好ましいものである。全てのそれらの材料は、良く知られ
た材料であり、容易に入手できるものである。
石灰により処理されたゼラチンおよび酸により処理されたゼラチンのどちらをゼ
ラチンとして用いてもよい。水和されたゼラチンまたは酵素で分解されたゼラ+
7を用いてもよい。好ましいゼラチンの誘導体は、以下の様な様々な化合物との
反応によって得られる。すなわち、反応する化合物としては酸ハライド、酸無水
物、イノ/アネート、ブロム酢酸、アルカノスルオン、ビニルスルホノアミド、
フレイ/イミド化合物、ポリアルキレノ酸化物またはエポキシ化合物が挙げられ
、好ましくは無水フタル酸または無水フッ\り酸が挙げられる。ゼラチノ銹導体
の例としては、文献を援用するが、米国特許11o、 2.614.928、N
o、 3.132.945、No、 3.186846およびNo、 1,00
5.784に記載されている。
好ましいゼラチノグラフトポリマーの例としてはビニル系モノマー、アクリロニ
トリルまたはスチレンのコポリマーあるいはホモポリマーをゼラチンにグラフト
重合させることによって生成するものが挙げられる。ビニル系モノマーの例とし
ては、アクリル酸、メタクリル酸およびごれらの誘導体(これらのエステルまた
はアニド等〉が挙げられる。ゼラチ/グラフトポリマーは、ゼラチンとある程度
混合が可能なものが特に好ましく、例えばアクリル酸、メタクリルアミド、ある
いはヒトaキノアルキルメタクリレートが挙げられる。これらのポリマーの例は
、米国特許No、 2.763.625、No、 2.831.767およびN
o、 2.956.884に開示されている。
典型的な合成親水性高分子lr!A質は、文献を援用するが、ドイツ特許出願N
o、 (Of。
S)2.312.70g、米国特許No、 3.620.751およびNo、
3.879.205に記載されている。
本発明に用いられる写真乳剤は、周知の方法を用いてX!整することができ、例
えば、P、Glalkides、Chimie et Physique Ph
o+ographique、Paul Montel、Paris (1967
)。
G、F、Duffin、PhotographicEmulsion Chem
istry、The Focal Press、London(+966)。
V、1.、Zelikman et al、、Makjng and Coat
+ng Photzraphic Emulsions、the FocalP
ress、London (+964)、 の各参考文献に開示すレテイル。、
−itらの方法は、酸性方法、中性方法、アンモニア方法その他の方法を含んで
いる。
さらに、可溶性銀塩は、可溶性のノ)ロゲノ化物を用い、ンノグルジェット方法
、ダブルノエ、ト方法及びこれらの複合方法を用いて反応生成させることができ
る。
過剰の銀イオンが存在する粒状体を形成する周知の方法(これは逆転混合方法と
称される)もまた使用することができる。制御ダブルノエ7)方法く或いは、制
御拡散方法と称される)は好適である。この方法によれば、液相のpAg (こ
こではハロゲン化銀が生成される)は一定に保たれる。またごの方法によれば、
I\ロゲン化銀のエマルジョンに規則的な結晶構造を付与することができるとと
もに、殆ど均一な粒径とすることができる。
本発明において用いられる写真乳剤中のI・ロゲノ化銀の粒子は、比較的広い粒
。
径分布を持つもので良いが、しかじ粒径分布が狭いものがより好適である。特に
ハロゲン化銀粒子のサイズは、粒子総重量または粒子個数の合計の90%が、平
均粒子径の+40%以内(そのようなエマルジ1)は単一分散エマルジョンと称
される)であることが望ましい。この粒子サイズを調整するための周知の操作法
として、例えば、米国特許第3,271.157号、同3.704.+30号、
同3,574.628号、同4.276.374号、同4,297.439号及
びリサーチディスクローノ+−RD No、17643 (DeC,+978)
及びNo、18716 (Nov、1979)の各公報に開示すしている。
個々の反応材は、カルハンらの米国特許第3.821.OQ 2号、オリ/イー
らの米国特許第3.031.304号の各公報に図示されているような重力式供
給装置又は搬送装置の搬送チューブによって反応容器内の表面又は表面下に、p
Hを調整すること及び/又は反応容器内のpAgの量を調整しながら反応容器に
加えることができる。反応容器内の反応材を速やかに分散させ得るためには、オ
ードラノの米国特許第2.996.287号、マクロブセンらの米国特許第3.
342.605号、フレームらの米国特許第3.415.650号、ポーターら
の米国特許第3.785.777号、斉藤らのドイツOLS第2.556.88
5号及び佐藤らのドイツOLS第2.555.36 a号の各公報に図示された
ような、特殊な構造の混合機を用いることができる。内蔵式反応容器は、フォス
ターらの米国特許第3.897.935号及びポブノ1らの米国特許第3.79
0.386号の各公報に図示されているように、主反応容器の上流で反応材の供
給と混合するものを使用することができる。
ハロゲン化銀エマルジョンの粒子サイズの分布は、ノーロゲン化銀粒子の分離操
作法或いは粒子サイズの異なるハロゲン化銀エマルジ1ンのブレンドによって調
整することができる。このエマルジーンは、Glafkjds、 Photgr
aphic Chemistry、vol、1.Fountain Press
。
London、1,958.pp、365−368及びpp、301−304に
開示すれているようなアンモニア性エマルジJン;イリングスワースらの米国特
許第3.320.069号に開示されているようなチオ/アネート熟成エマルジ
貸ン:マクプライドの米国特許第3.271.157号、ジ嘗ンの米国特許第3
.574.628号及びローズクラットらの米国特許第3.737.313号に
開示されているようなチオエーテル熟成エマルジョンを含めることができ、ある
いはベリグ/ンの米国特許第3.784.381号公報及びリサーチディスクロ
ージャー。
vol、+34.June 1975.Item 13452の各参考思量に開
示されているように、アンモニウム塩の如き薄いノーロゲン化銀溶液を含んだエ
マルジョンを含めることができる。この方法ではアンモニウム塩が好適に使用さ
れる。
写真乳剤中のハロゲン化銀の結晶構造は、規則性(立方晶又は八面体のような)
又は非規則性(球状又は板状のような)又はこれらの構造の複合構造とすること
ができる。その粒子は種々の結晶構造を有する粒子の複合体とすることができる
。
ハロゲン化銀粒子の内部と表面層は相異しても或いは全て均一であってモ良L1
゜この粒子を形成する工程又は物理的な熟成を行う間は、カドミウム塩、亜鉛塩
、鉛塩、タリウム塩、ロジウム塩又はそれらの複合環、鉄基又は鉄複合塩、その
他の類似物を存在させ、それらと混合物とすることができる。この種のドーパン
トとして好適なものは、ロジウム又はイリジウムの各基またはそれらの混合物で
ある。
必要に応じて、分離されて:1lil製された2つもしくはそれ以上のハロゲン
化銀エマルジ1ノは混合されて使用され得る。
沈殿物の生成後もしくは物理的軌成後、可溶塩は一般にエマルシコンから分離さ
れる。この目的の為、公知のヌードルfc浄法を利用できる。代りになるべきも
のとして、M集注を利用できる。この方法は、TiL酸ナトリウムのような多価
陰イオン、γニオノ系表面活性剤、アニオノ系ポリマーく例えば、ポリステレ/
スルナノ酸)、またはぜラチ/誘導体(例えば、脂肪族ア/ル化ゼラチン、芳香
族アンル化ゼラチン、または芳香族カルバ:ルゼラチノ)を含有する無機塩を使
用するものである。尚、可溶塩の分離は省略することもできる。
本発明で使用されるハロゲノ化銀エマルシコンは、化学的に@感である必要はな
いが、化学的に@感なハロゲン化銀工フルジiノが調製される。使用され得るハ
ロゲン化銀エマルジ1ノを化学的に敏感にする方法は、公知の硫黄系増感剤、還
元増感剤と、貴金属増感剤方法を有するものである。硫黄系増感剤に加えて、セ
レニウム、テルリグム、レニウム、またはりノ系増@剤、またはこれらのI′w
感剤を組合せたものが使用され得る。pAgが5〜10、p14が5−8、温度
が30℃〜80℃の条件下で、化学的に熟成されたものが:I!uされる。
これらの方法は以下に示す文献に記載されている。例えば、P、Glafkid
esChimie et PhysiquePhotograph+que、
Paul 1lonte1. tイリ(1967)−またはZel i kma
nn、写真乳剤の製法と塗装、フを一カルプレス、ロノトノ(+964)、また
は、E、Fr1eser、 Die Gundlagen der Photo
graphischen Prozesse wi+Silberhaloge
niden、Ak2dew+5ehe Verlagsgesellsehar
t (1968)。
これらの文献の開示は文献によって援用されている。貴金属増感剤の方法におい
て、金増感剤法は、金化合物または全錯体を使用するときに顕著な方法となる全
以外のVll+ll−プの黄金Ix#1体、例えば、プラチナ、パラジウム、オ
スミウム、ロジウム、またはイリジウム池のそれ、も化学的増感剤として使用さ
れ得る。還元増@剤法は、もし、その方法が実施困難な程度(公知の消霧剤の使
用の有無にかかわらず)まで霧を生じさせないものならば、使用される。本発明
において、特に好ましい化学増感剤法は硫黄系増感剤を使用する方法である。
使用可能な硫黄系増感剤の例として、ゼラチン中で硫黄化合物が存在するものば
かりでなく、チオ硫酸塩、チオ尿素、チア/−ル、またはローダニン核他のよう
な各種硫黄化合物を含有するものが使用され得る。適した硫黄化合物の例は、米
国特許No、1574994.2410689.2278947.272866
8と、3656955に記載され、全て文献に援用されている。還元増感剤の顕
著な例は、スズ塩、アミン、フォルムアミジンスルフィニブク酸と、ノラノ化合
物、メチルジクロe+/ラノ、ヒドラノン誘導体、アミノポラノのようなボラ/
、チオウレアノオキサイド、水素と、/アノボロハイドライドのようなイ也のボ
ラツバイドライドを含有するものである。還元増感剤も、低いpAg (5以下
)または高いpH(8以上)の公知技術の処理で得られる。
前記化学的熟成技術の幾つかを組み合わせて使用することは、明確に予期される
ものである。特に、金−′iM黄混合増乎剤は非常に好ましい。
本発明で使用されるフォトグラフィック材料は消霧剤を含有する。本発明で使用
されるフォトグラフィック材料において優位に使用され得る消霧剤の例は、3位
でメルカプトグループに置換された1、2.4−トリア/−ル化合物、ベノ/ト
リア/−ル化合物、2−メルカブトベノノミダ/−ル化合物〈ニトログループを
含有しない)、2−メルカブトピリミジノ、2−メルカプトチア/−ル、2−メ
ルカブトベノ/チア/−ル、ベノ/チア/リウム化合物(例えば、N−アルキル
ベノ/チア/リウムハライド、ニトロベノノノダ/−ル、トリアザイノトリジ/
(テトラアザイノデノ)またはN−アリルイノ/チアゾリウムハライド)と、2
−メルカプト−1,3,4−チア/−ルがある。例えば、6−ニトロベノノミダ
ゾールのようfi消ず剤は単独で使用されても効果的ではないが、優れたil’
l基剤と組み合わせて使用され得る。
ベノ/トリアゾール消霧剤を用いることにより、くもりが除去され、コノトラス
トが改善された。写真の成分としてベン/トリアゾールを用いる場合、銀tw。
lあたりto”’からI O−’mol、好ましくはlo−3がら3 X l
O−2solの濃度が用いられる。
用いられるベン/トリア/−ルとしては、一般に用いられるベノ/トリア/−ル
消霧剤であればよい、1lllえば、文献を援用するが、ランド(Land)米
国特許No、2、704.721及びロジャース等(Rogers et al
)米国特許No、 3.265.498によって開示されてるものが挙げられる
。本発明に用いられるベア/トリア/−ルとして好ましいものは、ベア/トリア
/−ル(すなわち置換されていないベノ/トリア/−ル化合物)、ハロゲノ!i
換ベン/トリア/−ル(例えば、5−クロロベン/トリアゾール、4−ブロモベ
ア/トリア/−ルおよび4−グロロベノ/ ) ’) 7 ’/−ル)及びアル
キル11111ベノ/トリア/−ルでアルキル部に1から12の炭素原子を含む
もの(例えば、5−メチルベア/トリア/−ル)が挙げられる。5−メチルベア
/トリア/−ルが最も好ましい。5−メチルベノゾトリγプールを消霧剤として
使用する例としては、文献を援用するが、バルグサリ’f (Baldassa
ri et 21)米国特許No、 3.925. +186に記載されている
。
粒子を形成した後、化学的熟成の前、化学的執成の後またはコーティングの前に
、少量のヨウ化物塩を乳剤に加えることにより本発明の効果は更に高められる。
加えられるヨウ化物の好まし量は約10−″から約10−2mol/讃of A
gの範囲である。
このF2囲より多量に加えても効果を阻害しないが、不必要である。より少量で
も場合によっては効果を示すが、前述の範囲に示されたような、一般的に用いら
れる置を用いるのが望ましい。
本発明で用いられる写真乳剤はカメラの露出用に用いられる。安全光に感光しな
いように、UV吸収化合物が用いられる。例としては、文献を援用するが、米国
特許No、 3.533.794、No、 3.314.794、及びNo、
3.352.681に示されている化合物が挙げられる。製造工程中で容易に除
去あるいは脱色できるような色素であれば、オキソノール、ヘミオキシノール、
スチリル色素、メロノアニア色素及びア/色素等の安全光色素ぐ例えば、米国特
許No、 2.274.782、No、 2.956.879、No、 3.4
23.207、NO3,976、661及びNo、 3.384.487参照、
文献の援用)を用いてもよい。減感色素(例えば、米国特許NO3,so 1.
so7m照、文献の援用)を用いてもよい。
本発明の乳剤は少なくとも1つのメチ/系及び/または他のスペクトル増感性色
素持つことによって、スペクトル増感性(例えば、長波長青色光、緑色光、赤色
光及び赤外光)にしてもよい。好ましい増感性色素としては、ノアニン色素、メ
ロノアニア色素、錯/ア二ノ色素、錯メロ/アニン色素、ホロポーラ(bolo
polar)/アニノ色素、へ、:/ア二/色素、スチリル色素およびヘミオキ
ソノール色素が挙げられる。特に好ましい色素としては/アニノ色素、メロノア
ニア色素及び錯メロ/アニノ色素が挙げられる。これらの色素には/ア二/色素
に一般に含まれている以下に示すような核を、基本となる複素環核として含んで
いてもよい。
すなわち、ピロリノ核、オキサ/リン核、チア/ソノ核、ビロール核、オキサ/
−ル核、チアゾール核、セレナゾール核、インド−ル核、テトラゾール核、ビリ
ノン核及び類似のものや、脂環式炭化水素環によって凝結された前記の核の1つ
や、芳香族炭化水素環で凝縮された前記の咳の1つ、例えば、インドレニン核、
ベノズイノドレニン核、インドール核、べ/ズオキサゾール核、ナフトキサゾー
ル杉、べ//チア/−ル核、ナフトチア/−ル核、ベノゾセレナ/−ル核、ベン
ズイミダ/−ル核およびキノリン核が挙げられる。上記の核の炭素原子は1つか
2つあるいは複数が置換されていてもよい。置換基はフルキル基、アリル基、カ
ルヂキ/ル基、スルホ基、フェニル基、アルコキン基およびハロゲノ基が挙げら
れるが、これらに限定されず、また置換基自身が置換されていてもよい。
メロノアニア色素または錯メロシアニア色素には、ケトメチレン構造ヲ持つ核と
して、s−JImまたは6−jj環の複素環核を含んでいてもよい。例として、
ピラゾリン−5−オノ咳チオヒダントイノ核、2−チオオキサ/リンフ−2,4
−ノオン核、チア/リジン−2,4−ジオノ核、ローダニン核またはチオバルビ
フルa!核が挙げられる。
用いられる増感性色素としては、文献を援用するが、例えばドイツ特許No、9
29、ogo、米国特許No、2.231,658、 No、2.493.74
8、 No、2.503.776、 No、2,519.001A N。
2.9+2129、No、 3.656.959、Jio、 3. fi72J
97およびNo、 3.694.217および英国特許N01、242.5−3
8に記載されているものが挙げられる。好ましい増感性色素としては、約680
から約850n++の範囲で感応するジカルボ/アニノ誘導体およびトリカルボ
ンアニン誘導体(最も好ましくは対称性のもの)が挙げられる。
これらの増感性の色素は個々に用いられてもよくあるいは組合せて用いられても
よい。増感性色素の組合せはしばしば超重略性を得るために用いられる。組合せ
の典型例は、文献を援用するが、米国特許No、 2.688.545、No、
2.997.229、No、 3.391.060、 No3.S22.O5
2、No、3.527.641、 No、3.417.293、 No、3.6
28,964、@No、3.66
6、480、No、 3.679.42g、No、 3.703.37?、No
、 3.759.301、No、 3.814.609およ■mo3,8
37、862および英国特許No、 I、 344.281に記載されている。
好ましい増感性色素の組合せは、400かり580n−のf!L長でオーツ略応
性のメロ/アニンと/アニンの混合物である。
それ自体がスペクトル増感効果をもたないか、増感性色素と共に、あるいは実質
的に可視光線を吸収しないが増感性色素と組合せて用いると超重感性を示すよう
な他の物質と共に組合せて用いられた場合に超重乎性効果を示すような色素の存
在する乳剤中に増感性色素をいれてもよい。この様な物質の例としては、色素、
襦素環メルカブタノ、スチリル塩基、Qノル) (Q 5alu (たとえば、
第4了ノモニウム塩〉およびスチルイノ等の高分子量スルナノ酸が挙げられる。
更に特定すると、アミノス皐ルベノ化合物が挙げられ、好ましくは窒素含有慢素
環基く例米国特許No、 2.933.390およびNo、 3.635.72
4に記載のもの)、芳香族膏機酸ホルムフル7’ヒトJJm物(例 米国特許N
o、 3.743.511)に記載のもの)、アザイノデノ化合物および同種の
化合物で置換されているア:ノスチルベノゼン化合物が挙げられる。米国特許N
o、 3.615.613、No、 3.615.641、No、 3.617
.295およびNo3,635.721に記載の組合せは特に有効である。(本
バラグラフに記載のすべての特許の開示は文献の援用である。)
(以下金白)
水溶性のの染料は、本発明に用いられる写真の感光材料における親水性のコロイ
ド層のいずれかに存在する。例えば、フィルター染料もしくは、散乱光の防止の
ため、もしくはハレーノ9ン止めのためである。これらの染料の例には、オキ7
ノール(oxonol)染料、へ;オキ7ノール(hemioxonol)染料
、スチリル(styryl)染料、メロ/アニン染料、ノアニノ染料およびアゾ
染料を含むものである。
これらの染料の内、オキシ/−ル(oxonol)染料、ヘミオ牛ノノール(h
emioxonol)染料、およびミロ/アニン染料が特に好ましい。用いるこ
との可能な染料の特別な例は、英国特許第584.609号および第1.177
429号、米国特許第2.274,782号、策2.533.472号、第2,
956,879号、第3.148,187号、第3,177.078号、第3,
247,127号、第3.540.887号、第3.575.704号、!3,
653,905号、第3.71.8,472号の全ての明細書の中に挙げられて
いるものも含まれる。
無機、もしくは有機の硬化剤は、本発明に用いられる感光材料における親水性の
フロイド層のいずれかに存在する。これらの硬化剤は、例えばブロム堰(例えば
クロムミsウバノもしくはクロムアセテート)、アルデヒド類(例えばホルムア
ルデヒド、グリオキサールもしくはグルタルアルデヒド)、N−メチロール化合
物ぐ例えば、ツメチロールウレアもしくはメチロールツメチルヒダノドイン)、
ジオ牛すノ誘導体(例えば、2,3−ノハイドロオ牛/ノオキサノ)、活性ビニ
ル化合物(例えば、1.3.5−1リアクリロイル−へ牛すヒドローS−トリア
ジ/もしくはビス(ビニルスルフォニル)メチルエーテル)、活性ハロゲン化合
物(例えば、2.4−フクロロー6−ヒドロキシ−s−トリアジノ)、ムコポリ
lり酸1(sucoholic acids) (例えば、ムコクロリメク(m
ucoebloric)酸もしくはムコフェノ牛/クロリックアット(muco
phenoxyehloric acid)) −イノオキサゾール、ジアルデ
ヒド、スターチ、2−クロロ−6−ヒドロオキ/トリアジニル ノエラチン(2
−chloro−6−hydroxytriazinylated gelat
in)等が挙げられ、これらは単独もしくは組み合わせて用いられる。これらの
化合物の特別な例は、例えば米国特許第1.870.354号、2.080.0
19号、2.726162号、3゜870.013号、2.983,611号、
2,992. 109号、3.047゜394号、3,057.723号、3.
103,437号、3,321.313号、3,325.287号、3.362
.827号、3,539.664号および3,543.292号明細書、英国特
許第676.628号、825.544号、およびl、270,578号明細書
、およびドイン特許第872,153号およびl、090,427号に′#照さ
れたものが含まれる。より好ましい硬化剤は、感度減少の原因とならないもの(
例えば、ホルムアルデヒドは避けるべきである。)である。より好ましい硬化剤
の例としては、ジクロロヒドロオキ/トリアジン(dichlorohydro
xytriazine)である。
本発明の感光剤は、種々の目的、例えばコーティング助剤として、静電気の発生
を防止するためのもの、スリYブ特性の改良のためのもの、エマルノッノの分散
を改良するためのもの、粘着防止のためのもの、写真特性を改良するためのもの
等のため、従来から良く知られている表面活性剤を含むものである。
好ましい表面活性剤の例を以下に刑事する。非イオノ性の表面活性剤として、サ
ポニン(ステロイド)、アルキレ7オキサイド誘導体(例えば、ポリエチレング
リコール、ポリエチレングリコール/−Nリブロビレノグリコール縮合体、ヂリ
エチレングリコールアルキルもしくはアルキルアリルエーテル、ポリエチレング
リコールエステル、ポリエチレングリコールエルビタノ(sorbitan)エ
ステル、ポリアル亭レンゲリコールアルキルアミンもしくはアミド、もしくは/
リコ//ポリエチレンオ牛サイド付加物)、グリ/ドール誘導体(例えばアルケ
ニル琥珀酸ポリグリセリドもしくはアルキルフェノールポリグリセリド)、ポリ
ハイドリックアルコールの脂肪族エステル、スクロースのアルキルエステル、ウ
レタンもしくはエーテルが挙げられる。アニオン性の表面活性剤としては、カル
ボキ7基、スルフt (sulfo)基、フォスフォ(phospho)基、硫
酸エステル基、もしくはリン酸エステル基のような酸性基、トリターベ/イド(
uiterpanoid)12サポニノ、アルキルカルボ牛/レート、アルキル
スルフォネート、アルキルベンゼンスルフォネート、アルキルナフタレノスルフ
オレート、アルキル硫酸エステル、アルキルリン酸エステル、N−アンルーN−
アルキル−タウリン(Laurins)、スルフォサク/* −ト(sulfo
iuccina+esl、スルフォアルキルポリオキ/エチレンアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフォスフェート等が挙げられる。両性
の表面i性剤としては、アミノ酸、アミノアルキルスルホン酸、アミノアルキル
硫酸エステル、アミノアルキル硫酸エステル、アルキルペタイノ、アミ/イミド
もしくはアミノオキサイド等が挙げられる。カチオノ性の表面活性剤としては、
アルキルアミノ塩、脂肪族もしくは芳香族4級アンモニウム塩(例えば、ビリン
ニウムもしくはイミダ/リウム塩)、もしくは脂肪族もしくは複素環を有するフ
ォスフオニウムもしくはスルフオニウム塩等が挙げられる。
これらの表面活性剤の特別な例は、例えば米国特許第2.240472号、2゜
831.766号、3.158,484号、3.210.191号、3,294
゜540号および3.507,660号明細書、英国特許系1.012,495
号、1.022.878号、1.179,290号、および1,198,450
号明細書、米国特許第2,739.891号、2,823.123号、3.06
11゜101号、3.415.649号、3.666.47g号および3. 7
56. 828号明細書、英国特許!l、397,218号明細書、米国特許第
3,133゜816号、3.441413号、3,475.174号、3.54
5,974号、3.726,683号、および3,843.368号明細書、ベ
ルギー特許第731.126号、英国特許系1,138,514号、1.159
.825号および!、374,780号明細書、米国特許第2,271,623
号2,288゜226号2,944,900号、3,253.919号、3.6
71,247号、3.772.021号、3.589,906号および3,75
4,924号明細書に記載されている。特に、サポニン、例えばポリハイドリッ
クアルコールの脂肪族エステルのような非イオン性11面活性剤、および硫酸基
を含むアニオン性の表面活性剤の混合物が好ましい。
本発明に用いられる写真エマルジJンには合成高分子の分散物を含むことも可能
である。このような高分子は、水に不溶もしくはわずかに溶けるものであり、こ
れを入れるのは、寸法安定性の改良、定置および乾燥速度の向上のためである。
用いることが可能なポリマーの例としては、lもしくはそれ以上のアルキルアク
リレートもしくはメタアクリレート、アルコ牛ノアルキルアクリレートモジくハ
メタアクリレート、グリ7ノルアクリレートもしくはメタアクリレート、アフル
もしくはメタアノルアミド、ビニルエステルく例えば、ビニルアセテート)、ア
クリロニトリル、オレフィンおよびスチレン等からなるものである。そして、ポ
ミラーは、上述したモノマーやアクリル酸、メタアクリル酸、非置攬のジカルボ
ン酸、ヒドロキシアルキルアクツレートもしくはメタアルキレート、もしくはス
チレンスルフオニγり酸等を組み合わせてなるものである。例えば、これらの化
合物としては、米国特許第2,376.005号、2.739.137号、2゜
853.457号、3,062,674号、3.411.911号、3.48L
708号、3.525.620号、3.607.290号、3.635,715
号、および3,645.74Q号、および英国特許箪1,186.699号、お
よびl、307,373号明細書に記載されたものを用いることが可能である。
ポリ7−の好ましい置の範囲は、バインダの全重量を基礎として20〜80!1
量%であることが好ましい。本発明を用いることによるハイフノトラストエマル
ノ1ノは、Is画の再生に適しており、寸法安定性はこのような目的のためには
1!要であり、これには上述したプリマー分散を採用することがより好ましい。
写真乳剤の組成物および他の上述した親水性コロイド層に加えて、他の従来の1
5剤と混ぜても比較的ハイコノトラストの像をえることができることが好ましい
点である。例えば、写真組成物は、現像剤(処理仮定に関連し、以下に記載され
る)、現像改質荊、可!剤および潤滑剤、コーティング助剤、帯電防止剤、つや
消し剤、光11’i!剤、および着色剤を含むことも可能である。これらの従来
の材料は、(lサーチティア りa−)+(Researeb Disclos
ure、 December 19781+e++ 17143)ノ5.8.1
】、12および16パラグラフに記載されておりそれを参照される全てを含むも
のである。好ましくは、写真乳剤は、老化防止剤も含むことが好ましい。これは
乳剤の在庫の期間を長くするためである。好ましい老化防止剤〈特にロノウムを
ドープした乳剤のための)としては、ポリヒトロキノスビロービスーイノダノが
好ましく、これは米国特許第4.346.167号 イナト2の特許明細書に記
載されている。そして、望ましくはフェニドン(phenidone) (乳R
2g/Kgまで)であり、これは米国特許第2,751.297号のフ、ドの特
許明細書に記載されている。写真部材を形成する#A合に、層は種々の処理によ
り写真基(イ上に適用される。この処理としては、液浸、ディ、ブフーティノグ
、ローラコーティ/り、5「バースロールコーティング、二〒−ナイフコーチイ
ック、ドクタープレートコーティング、グラビアツーティノブ、スプレーコーテ
ィング、押出しコーティング、ビードコーティング、ストレッチフローコーティ
ング、およびカーテノフーティノグ等が挙げられる。圧力の及異を用いた高速コ
ーティングは、ヘクーの米国特許第2,681,294号に記載されている。コ
ーティングの開始を容易にするために、圧力の差異における種々の制御は、)S
/ツノの米国特許第3.220.877号明細書に記載されている。繋目の荒れ
を最小限にするための方法は、フォウブル等の米国特許第3,916.043号
明細書に記載されている。乾燥を促進させるための圧力の減少させたコーティン
グについては、べ1りの米国特許第2.81.5,307号明細書に記載されて
いる。超高速カーブノコ−ティノブについては、グレイマーの米国特許1(3,
632,374号明細書に記載されている。2もしくはそれ以上の層を同時にコ
ーティングすることら可能である。これはラブセル等の米国特許第2.761,
791号、ウィンの米国特許第2,941,898号、ミラー等の米国特許第3
.206.323号、パフ7等の米国特許系3,425,857号、ハッ/ユの
米国特許第3゜508.947号、ヘルゾフ等の英国特許第3 208.809
号、ヘル/)等の米国特許第3,645,773号、およびディyトマノ等の米
国特許第4. 001.024号明細書に記載されている。同時に複数の層をコ
ーティングする際の変化するコーティング士ツバ−を用いることも可能であり、
これは、ラッセル等の米国特許第2,761,417号、ラッセルの米国特許第
2,761,418号および藁3,474,758号、メルノア等の米国特許第
2,761,419号、ライトの米国特許第2.975.754号、バブディの
米国特許第3. Q05.440号、メルノアの米国特許第3.627,564
号、チムノノの米国特許第3.749.05−3および藁3.958,532号
、ジャクノンの米国特許第3,933.019号、およびジャクツノ等の米国特
許第3,996.885号明細書昏こ記載されている。ハロゲン化銀の層もまた
、吸引エバボレー/ヨンによりコーティングされてもよい。これは、バルー等の
米国特許[3,219゜444号および第3.219.451号明細書に記載さ
れている。
写真乳剤は、従来より用いられている基材の上にコーティングされ、この基材は
、処理の過程において重大な寸法の変化は受けないものである。使用することb
” 可りな代表的な好ましい基材としては、セルロースアセテートのフィルム、
ヂリスチレノのフィルム、ポリエチレンテレフタレートのフィルム、fリカーヂ
ネートのフィルム、およびこれうをラミネートしたもの、紙、バッタ紙、ヂリエ
チレン、ヂリブロピレノ等の疎水性プリマーでラミネートされた上にコーティン
グされた紙であり、通常写真の感光材に用いられる材料である。透明な支持体は
感光性材料の最終的な用途のためfこ採用される。透明な支持体は、染料および
a料の追加により染色される。これは、セノプテ(lsMPte、 67.29
6(1958))に記載すれ、またフレアの米国特許第3,822,131号(
1,984>に記載されている。
基材と写真乳剤層との間の接着は不十分であり、基材と写真乳剤層との両層を接
着するサブの層(接着層)を設けてもよい。また、接着を改良するため、基材の
表面を予め処理することも可能である。この処理としては、コロナ放電、紫外線
によるイラノエー/ヨノ、火炎処理等が挙げられる。銀の好ましいコーテイング
量は、基材上において15〜IOg/m2である。
写真素材は、種々のエネルギ゛の形に対して露光し像を形成する。このエネルギ
には、11X磁波の紫外線、可視光線(例えば化学線)および赤外R頭載を含む
ものであり、同様に電子線、ガンマ線、アルファ線、中性子線および粒子線や波
の放射線の他のものをも含む。これにはレーザ(rl1間的な放出」)により放
出されるフヒーレノト光(1m−相)および非コヒーレット光〈ランダム相)を
含むものである。露光は、モノクロマティブク、オルトクロマチイック、もしく
はバノクロマティクを含むものである。周囲の像のによる1s光は、温度および
/または圧力により上昇もしくは下降し、高いもしくは低い強度の露光も含み、
連続したもしくは途切れ途切れの露光も含むものである。露光時間は数分から比
較的短い時間例エバミリ秒やマイクロ秒の範囲も含むものであり、ノラライズド
された露光ら含むものである。これらは、従来のダ度測定技術により決定される
応答のfI卵に内で用いられる。これはノヱームス等の写真操作の理論(T、H
,James、 The Theory of the Photograph
ic Process、 4th Ed、、 Macwillan、197T)
のチャプターS゜
6.17.18および23に記載されている。
本発明の写真感光性材料は、従来より知られた方法および知られた処理rtl液
を用いて処理される。処理の!!度は通常18℃から50℃程度であるが、18
℃より低い温度もしくは50℃より高い温度でも処理することが可能である。本
発明は、銀の像が形成される(白黒写真処理ンにおいて現像材により像を形成す
るために特にq用である。
電−臼写真工程用に使用される現像剤は、現像f]試薬として、78ノフエノー
ル(例えば、N−メチル−P−ア、ノフェノール)、3−ブラ/リドノ(3−p
yrazolYones) (111Iえば、l 1xニール 3−ビラ/リド
ン)、1 フェニル−3−ビラ/ジノ、ジヒドロキシベノセノ(例えハ、ヒトσ
+7/)、およびさきに示した環&試薬のなかのいくつかを含有することが好ま
しい。有用な現像試薬の特別な例は、ヒドロキノンのみ、ヒドロキシン十N−メ
チルーp−アミ/フェノール、ヒドロキノン−1−1−フェニル−3−ヒラ/リ
ドノ、ヒドロキシノ↓N−メチル=p〜アミ/フェノール+1−フェニルー3−
ビラ/リドンを含有している。さらになお、現像液は、通常、周知の酸化防止剤
、アルカリ試薬、pH緩衝溶液、またはそのようなものを金回し、らし必要であ
るなら、溶解酸、着色剤、現像促進剤、表面活性試薬、抗−泡試薬、水軟化剤、
硬化剤(例えば、アルカリ金属ハライド、またはベノ/トリフ/−ル)が、現像
剤に存在することも本発明によれば、約0.]5mol/1以上の亜硫酸イオン
を含有する現像剤を使用して現像を行うと、8以上のガン7が得られる。現像剤
のpHは、好ましくは、約11から約12.3がよい。もし、pHが、約124
3を越えると、現像剤は、高濃度の亜硫酸イオンが存在しているときでさえ、不
安定であり、通常の状態で、3日以上安定した現像特性を保持しておくことは難
しい。
一般に、この分野で使用されている成分を含有している定着液を本発明に使用す
ることができる。チオサルフェイト、お−よびチオ/アネイトのみならず、定着
試薬として周知の有機硫黄化合物も、本発明において定着試薬として使用するこ
ともできる。
定着溶液に使用される好ましい定着試薬は、例えば、水に可溶な、チオ硫酸ナト
リウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモニウム等のチオサルフェイト、およ
び水に可溶な、チオ/アン酸ナトリウム、チオ/アノ酸カリウム、チオ/アノ醒
ア/モニウム等のチオ/アネイト、および、績素原子、または硫黄原子を含有す
る・例えば、3−チア−1,5−べ/タノノオール、3.6−ノチオー1. 8
−オクタツノオール、9−オクノ−3,6,12,15−テトラチオ−1,17
−へブタデカノジオール等の水に可溶な有機ジオール定着試薬、有機三塩基性酸
を含有する水に可溶な硫黄、エチレンビスチオグリコリブグア/1ドの様なそれ
の水に可溶な塩、およびそのナトリウム塩、メチルイミダ/−ルイノメチオノ(
sethy1i*1dazolidi@ethione )のようなイミダ/−
ルイジメチオ/(1m1dazol idime+hiones)を例示できる
。これらの試薬は、L、 F、 A、 Mason。
Photographic Processing Chemistry、P、
I8フー188 Focal Press (1966)にJ示さ
れている。
本発明にかかる特に好ましい現像/ステムは、ヒドロキシノ現像試薬、ベノ/h
’J 7 /−ル抗かぶり試薬、(現像抑制剤)、ノエチルアミ/−プロパン
ジオール、亜硫酸ナトリワム、および、pHを11.6±05に調節するための
p H緩衝剤(好ましくは、NaOHおよび/またはNa 2CO3)を含有す
る。最も好ましい現像システムを以下の実施例に示す。
本発明にかかる好ましいエタンジオイブク酸ヒドラジドを、表1に示ス。それら
のなかの、セミーオクサメイジド(semi−oyamazides ) I
−1、!−2,1−3、および1−15が、特に好ましい。本発明の化合物であ
る” !+は、U S持許No、4.686,167に開示されているように合
成できる。一般式I+で示される化合物はいかに示す通りである。
詳しくは反応は、反応触媒を必要とせず、ジメチルホルムアミド、またはビリツ
ノなどの好ましい溶媒内で、60℃−90℃で行われる。一般式I+で示される
全ての化合物は、さきに示した式を使用して合成できる。合成原料は、例えば、
2.4−ノニトロベノズアルデヒド
2.6−シニトロヘノズアルデヒド
2−ニトロベノズアルデヒド
3−ニトロベンズアルデヒド
4−ニトロベンズアルデヒド
ローダニ7 (rhodanine )であり、これらはEas+aarにod
ak、 Roehester、 N、Y、 Aldrieh 、 および/また
はChemicalJilvaukes、 Wise、から市販されており、化
合物+1−3、およびI+−25は、Anitee、 Bingha+uot
N、Y から市販されている。
以下に示す例は、本発明をより詳しく説明するためになされている。しかしなが
ら、本発明の範囲は、これらの実施例に限定されることはない。
実施例1 (合成)
化合物+1−2: s−メターニトロベ/ノルイデ/ ローダニン(5meta
−nitorobanzylidene rhodanina)507ccのツ
メチルフォルムアミド(DMF)に、72gのm−ニトロベンズアルデヒドを添
加し、ついで、60gのローダニンを添加する。固体を溶解するために、60−
70℃に加熱する。そして、50ccのビリツノをゆっくりと添加する。1時間
に渡って、攪はんしながら、80−70℃に加熱する。その後、20℃に冷却し
、−過し、冷たいDMFで洗浄する。塊を507ccDMF(80−90℃)に
溶解し、濾過する。20℃に冷却し、固体を濾過し、40℃で、DMFを用いて
洗浄する。1時間に渡って、室温、900ccのメタノール中で固体を攬はんす
る。a過、そしてろうと上で、450ccのメタノールを使用して洗浄し、乾燥
させる。
(以下、余白)
分析
% C% H% N % S
理論値 45.11 2.27 10.52 24.06実験値 45,39
2.37 10.21 ’23.73化合sl+−3: 5 メターニトロベノ
ジルイドン ローダニノー3=酢酸(S @eta−n1trobenzyli
done rhodanine−3−acetic acid)1000ccの
ビリツノに、166gのm−二トロベンズアルデヒドを添加し、ついで、193
gの3−カルボ半/メチルローダニノを添加する。5時間に渡って、90−95
℃に加熱する。そして、混合物を冷却し、4000m1のメタノールを添加し、
メタノールを使用して洗浄し、続いて、アセトノ、およびエチルエステルで洗浄
した後、乾燥させた。収率は、880g6M、P、>300゜最大nmメタノー
ル。
化合物11−4+ 5 ハラーニトロベンノルイデン ローダニン500ccの
ジメチルホルムアミド(DMF)に、72gのP−ニトロベンズアルデヒドを添
加し、その後、60gのローダニンを添加した。固体を溶解させるために、混合
物を60−70℃に加熱した。50ccのピリジンを、ゆっくりと添加し、1時
間に渡って、攪はんしながら80−90℃に加熱した。そして、20℃に冷却し
、濾過し、冷えたDMFを用いて洗浄した。塊を500ccの固体中に溶かし、
40℃で、DMFを用いて洗浄した。固体を、室温で、900CCのメタノール
中で一時間に渡って攪はんし、濾過し、ろうと上で450ccのメタノールを添
加することにより洗浄し、乾燥させる。
メタ/−小中最大371nrr+0
化合物11−6・ 5 メターニトロベノジルイデノー3−ヒドキ7 ローダニ
500ccのジメチルホルムアミド(DMF)に、72gのメタ−ニトロベンズ
アルデヒドを添加した後、60gの3−ノドロキ/ローダニノ(アルトリyヒ)
を添加する。固体を溶解させるために、混合物を60−70℃に加熱する。
50ccのビリツノをゆっくりと添加し、1時間に渡って、攪はんしながら8〇
−90℃に加熱する。その後、20°Cに冷却し、濾過し、冷えたDMFで洗浄
する。塊を500ccのDMF (80−90℃)に溶解し、暖めながら濾過し
、20℃に冷却する。固体を濾過し、40℃でDMFを用いて洗浄し、1時間に
渡って、室温で、900ccメタノール中で攬はんする。濾過し、ろうと上で4
50ccのメタノールを添加して洗浄し、乾燥させる。メタノール中最大73n
mO
化合F’ll +−9+ 5 [7−ニトロ−2−ナフチルイデ/コーローダニ
ノ(5[7−n1toro−2−naphthylidane] −rhoda
nine )500ccのジメチルホルムアミド(DMF)に、96gのニトロ
−2−ナフサアルデヒド(7n1tro−2−naphtt+aldehyde
) (アルドリツヒ)を添加した後、60gのローダニンを添加する。固体を溶
解させるために、混合物を60−70℃に加熱する。50ccのピリジンをゆっ
くりと添加し、1時間に渡って、攪はんしながら80−90℃に加熱する。その
後、20℃に冷却し、濾過し、冷えたDMFで洗浄する。塊を500ccのDM
F (80−90℃)に溶解し、暖めながら濾過し、20℃に冷却する。固体を
40℃でDMFを用いて洗浄し、1時間に渡って、室温で、900ccメタノー
ルを添加しながら攪はルする。濾過し、ろうと上で450ccのメタノールを添
加して洗浄し、乾燥させる。メタノール中最大369nm。
実施例2
約90%の塩化物、9%の臭化物、そして1%のロー化物を含膏するゼラチン(
銀クロロブロモヨー化物)エマルシヨンは、0.30ミクロン平均サイズを有す
る銀ハライド粒子を製造する標準ダブルノエブト添加技術により、6111”C
において、10分間で製造された。通常の方法で、溶解する塩を除去した後、エ
マルノー7を、70分、61”Cで、化学変化を起こし易い硫黄化合物を使用し
て、化学的に、熟させた。このエマルノ1ノは、71.3g/銀ハライドmol
のゼラチンを含有している。
実施例3
ゼラチ/(銀臭化物)エマルシコンは、pAgを83に保持している間、標準ダ
ブルシェアド添加技術により、65℃において、37分間で製造された。銀臭化
物結晶の平均粒子サイズは、0゜27ミクロノであった(16%のサイズ分布)
。通常の方法で、可溶な壜を除去した後、エフルアX1ノを、65分、65℃で
、硫黄、および全試薬を使用して、化学的に、狐させた。この合成されたエマル
217表面は、81.9g/銀臭化$molのゼラチンを含有していた。
以下に示す実施例において、グループIおよび1■がつのより好ましい化合物の
比較を行った。比較したパラメーター(よ以下に示す通りである。
a)比較ミ ア ド速度
b)がツマ
C)ベーパーレベル−目己裁[こよるスケール1 (最良)から5(最悪)ぐ4
以下は許容範囲)。許容不可能なレベルから、許容可能なレベル(つまり、4か
ら3)への減少は、事実上考えられる。
実施例4
実施例3で述べたエマルシコンを、250gづつに分けた。各々のエマルノ1ノ
は個々に、赤外II堅先光色素ジヵーヂ/アニノの代替品)、および表面活性剤
ツーティノブ酸(エトキノレイティドフェノール)を添加することによって、コ
ーティングされるために、用意された。一般式■、+1で示され、以下に示す表
Aにあるような種々のレベルの化合物が、添加された。最終的なエマルシコンは
、すルムアルデヒド、エト4−/レイティドフェノール表面活性剤、およびノリ
ヵマブティング試薬を含有しているゼラチン保護層に沿って支持されているポリ
エステルフィルム下層上に、3.7g銀/ m 2でコーティングされた。
露光した原子は、以下に示す化合物(EDTA、エチレンノアミン四酢酸)を有
する”使い古された”現像化学(90”F、8時間に渡って、テーブルト、ププ
ロセッサーが行われた。)において、現像された。
H2o 850m1
5−メチルベノ/トリア/−ル 0.225gEDTA 1.0g
ジエチルアミノプロパ/ジオール 15m1現像状況 fi[)中で、90”C
130fi上記テスト結果に示したようIこ、もし、化合物Iのみが添加されて
いたら、ガノマが上昇し、モしてベーパーも上昇する。ベーパーは、実質上、l
Xl0−’モル化合物II1モルAgの混合が減少している。比較すると、感度
、のみならずガンマも実質上、影響を受けていない。
残ったタイプ1化合物は、タイプ11化合物の他のものとテストすると、同様の
収率が得られるものと予りされる。
現像溶液に使用できる化合物+1の量は、感光物質(photographic
material)よりも約500−1000倍(溶Hlゾノトルに対して)
多いであろう。
要約帯
ハロゲン化銀写真材料、および、写真材料にスーパーハイコントラストネガ像を
形成する方法が開示されている。この写真材料は、表面潜像を形成可能な放射線
感受性ハロゲン化銀粒子と、結合剤と、ドツトクォリティ促進量のヒドラジンま
たはヒドラジド化合物と、刺激物減少効果量の化学式IIの化合物とからなる。
化学式IIは、
で表わされ、ここでR゛1は、ペンシナアゾール、キノリン、インドレニン、ニ
トロペン・ジチアゾール、ベンゾトリアゾール、およびロダニンからなる群から
選択され、各々は、置換されていてもされていなくてもよく、mは、0から6ま
での整数である。
国際調査報告