JPH054948U - ヘツドレスト装置 - Google Patents

ヘツドレスト装置

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Publication number
JPH054948U
JPH054948U JP5129991U JP5129991U JPH054948U JP H054948 U JPH054948 U JP H054948U JP 5129991 U JP5129991 U JP 5129991U JP 5129991 U JP5129991 U JP 5129991U JP H054948 U JPH054948 U JP H054948U
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JP
Japan
Prior art keywords
headless
rotary shaft
stay
ultrasonic motor
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5129991U
Other languages
English (en)
Inventor
部 健 美 服
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP5129991U priority Critical patent/JPH054948U/ja
Publication of JPH054948U publication Critical patent/JPH054948U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラツシユスペースを確保できうる配置の超
音波モータを採用したヘツドレスト装置を提供すること 【構成】 ヘツドレスト本体(1)をステー(2)に回
動自在に支持し且つヘツドレスト本体(1)内に左右方
向に延在する回転シヤフト(5)を配設すると共に回転
シヤフトに連結された超音波モータ(7)をヘツドレス
ト本体1の側部に配設し、ステー(2)に固定された円
弧状のラツク(3)と回転シヤフト(5)に固定された
ピニオン(6)との噛合作用によつて、ヘツドレスト本
体(1)をステー(2)に対して回動するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用のシートに搭載されるヘツドレスト装置に関するものである 。
【0003】
【従来の技術】
従来、この種のヘツドレスト装置としては、実開平3−27748号公報に示 されるものが知られている。これは、中空の箱形状を呈するヘツドレスト本体と 、ヘツドレスト本体を前後方向に回動自在にリンク機構を介して支持するステー と、ヘツドレスト本体内に上下方向に延在して配設されヘツドレスト本体に回転 自在に支持された回転スクリユシヤフトと、回転スクリユシヤフトの一端側に配 設され回転スクリユシヤフトに連結された駆動源(モータ)と、ヘツドレスト本 体に固定され回転スクリユシヤフトに螺合されたナツト部材とを有し、駆動源を 作動させて回転スクリユシヤフトを回転させることにより、ナツト部材を上下方 向に動かし、このナツト部材の上下方向の動きによつてヘツドレスト本体をステ ーに対してリンク機構を介して回動させ、着座者の頭部に対するヘツドレスト本 体の前後位置を調整するものであつた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記したヘツドレスト装置であると、駆動原として超音波モータを作 用した場合、超音波モータの構造上、スペース等を考慮すると駆動源及びこれに 連結される回転スクリユシヤフトはヘツドレスト本体の略中央部に位置すること となる。このため、駆動源,回転スクリユシヤフト及びナツト部材が邪魔となり 、クラツシユスペース(車両衝突時等、着座者の頭部がヘツドレスト本体に衝突 した際における衝撃をヘツドレスト本体の変形によつて吸収するためのスペース )を確保することが困難であつた。
【0005】 1故に、本考案は、クラツシユスペースを確保できうる配置の超音波モータを採 用したヘツドレスト装置を提供することを、その技術的課題とするものである。
【0006】
【考案の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本考案において講じた技術的手段は、中空の 箱形状を呈するヘツドレスト本体と、該ヘツドレスト本体を前後方向に回動自在 に支持するステーと、前記ヘツドレスト本体内に左右方向に延在して配設され前 記ヘツドレスト本体に回転自在に支持された回転シヤフトと、該回転シヤフトの 一端側に配設され前記回転シヤフトに連結された超音波モータと、前記ステーに 固定された円弧形状のラツクと、前記回転シヤフトに固定され前記ラツクと噛合 したピニオンとを有したことである。
【0008】
【作用】
上記技術的手段は次のように作用する。円弧状のラツクとピニオンとの噛合に より回転シヤフトの回転によつてヘツドレスト本体をステーに対して回動させる 。これにより、回転シヤフトは左右方向に延在して配置され得、超音波モータは ヘツドレスト本体内の側部に位置することとなる。これにより、ヘツドレスト本 体内の略中央部には回転シヤフトのみが配置されることとなり、クラツシユスペ ースを確保し得る。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0010】 図1及び図2に示されるように、ヘツドレスト本体1は、左右部に位置する対 のブラケツト1a,1b,後部,上部及び下部に位置するカバー1c及び前部に 位置するリンクカバー1dとから構成されており、中空の箱形状を呈している。
【0011】 ステー2は両端が下方に延在したコ字状を呈しており、下方に延在する左右部分 の連結部分には対のラツク3が固定されている。又、ステー2の左右部分はシー ト(図示せず)への支持部となる。
【0012】 ヘツドレスト本体1のリンクカバー1dには対のフランジ部1eが形成されて いる。ラツク3には夫々フランジ部1eと対向するフランジ部3aが形成されて おり、フランジ部1eはピン4によりフランジ部3eに回動自在に連結される。
【0013】 これにより、ヘツドレスト本体1はステー2に対してピン4を中心に回動自在と 支持されることとなる。
【0014】 ヘツドレスト本体1内には左右方向に延在する回転シヤフト5がブラケツト1 a,1bに回転自在に支持されて配設されている。この回転シヤフト5には対の ピニオン6が夫々固定されており、このピニオン6はラツク3に形成された円弧 状の歯部3bに噛合されている。又、ブラケツト1aには超音波モータ7が固定 されており、この超音波モータ7は回転シヤフト5に連結されている。ブラケツ ト1bには超音波モータ7を制御すると共に回転シヤフト5の軸受として作用す る制御ユニツト8が固定されている。
【0015】 次に作動について説明する。
【0016】 図1において、超音波モータ7作動させると回転シヤフト5が回転し、ピニオ ン6とラツク3の歯部3bとの噛合によりラツク3が回動しようとする。この際 、ラツク3は固定側となるステー2に固定されていることから、結果的にピニオ ン5がラツク3周りに回動することとなる。これにより、ヘツドレスト本体1が ピン4を中心としてステー2に対して回動し、シートの着座者の頭部に対する前 後位置が調整される。
【0017】 このように、ラツク3の歯部3bとピニオン6との噛合により回転シヤフト5 の回転によつてヘツドレスト本体1をステーに2対して回動させている。このた め、回転シヤフト5は左右方向に延在して配置させることができると共に超音波 モータ7をヘツドレスト本体1内の側部(ブラケツト1a側)に位置させること ができる。これにより、ヘツドレスト本体1内の略中央部には回転シヤフト1の みが配置されることとなり、車両衝突時等、着座者の頭部がヘツドレスト本体に 衝突した際における衝撃をヘツドレスト本体の変形によつて吸収するためのスペ ースであるクラツシユスペースAを充分に確保することができる。又、ラツク3 の歯部3aとピニオン6との噛合はヘツドレスト本体1内の両側部に配置されて いるので、ヘツドレスト本体1に加わる外力による回転シヤフト5のねじれを防 止することができる。更に、ラツク3の歯部3aとピニオン6との噛合によつて 超音波モータ7からの出力をヘツドレスト本体1の回動として取り出しているた め、その取り出しは、回転シヤフト1に対して接線方向で且つ直接なものとなる 。これにより、ヘツドレスト本体1を回動させるために複雑なリンク機構等を必 要とせず、簡素化を計ることができる(本実施例においては、ヘツドレスト本体 1の構成部品であるリンクカバー1dがリンク機構を兼ね備えている)。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、中空の箱形状を呈するヘツドレスト本体と、該ヘツドレスト本体を 前後方向に回動自在に支持するステーと、前記ヘツドレスト本体内に左右方向に 延在して配設され前記ヘツドレスト本体に回転自在に支持された回転シヤフトと 、該回転シヤフトの一端側に配設され前記回転シヤフトに連結された超音波モー タと、前記ステーに固定された円弧形状のラツクと、前記回転シヤフトに固定さ れ前記ラツクと噛合したピニオンとを有してヘツドレスト装置を構成したので、 以下の如く効果を有する。
【0019】 回転シヤフトを左右方向に延在して配置させることができると共に超音波モー タをヘツドレスト本体内の側部に位置させることができる。これにより、ヘツド レスト本体内の略中央部には回転シヤフトのみが配置されることとなり、クラツ シユスペースを充分に確保することができる。
【0020】 超音波モータからの出力の取り出しを、回転シヤフトに対して接線方向で且つ 直接的なものとすることができる。これにより、ヘツドレスト本体を回動させる ために付属の複雑なリンク機構等を必要とせず、簡素化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るヘツドレスト装置の平面図であ
る。
【図2】図1の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘツドレスト本体 2 ステー 3 ラツク 5 回転シヤフト 6 ピニオン 7 超音波モータ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 中空の箱形状を呈するヘツドレスト本体
    と、該ヘツドレスト本体を前後方向に回動自在に支持す
    るステーと、前記ヘツドレスト本体内に左右方向に延在
    して配設され前記ヘツドレスト本体に回転自在に支持さ
    れた回転シヤフトと、該回転シヤフトの一端側に配設さ
    れ前記回転シヤフトに連結された超音波モータと、前記
    ステーに固定された円弧形状のラツクと、前記回転シヤ
    フトに固定され前記ラツクと噛合したピニオンとを有す
    るヘツドレスト装置。
JP5129991U 1991-07-03 1991-07-03 ヘツドレスト装置 Pending JPH054948U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129991U JPH054948U (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ヘツドレスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129991U JPH054948U (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ヘツドレスト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH054948U true JPH054948U (ja) 1993-01-26

Family

ID=12883045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5129991U Pending JPH054948U (ja) 1991-07-03 1991-07-03 ヘツドレスト装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002159549A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Kyushu Hitachi Maxell Ltd マッサージ機
JP2002159552A (ja) * 2000-11-24 2002-06-04 Kyushu Hitachi Maxell Ltd マッサージ機の体形検出方法

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JP4563570B2 (ja) * 2000-11-24 2010-10-13 九州日立マクセル株式会社 マッサージ機
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