JPH01218936A - 車載用ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車載用ディスプレイ装置に係り、特に車内空
間を有効に使用するのに好適な車載用ディスプレイ装置
に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の装置は、［ナショナル・テクニカル・レ
ポート，Ｖｏｌ．３０，Ｎｏ．２。

Ａｐ　ｒ　１　９　８　４Ｊの第６２頁「車箱テレビシ
ステム」の中の［５．４車内への取付方法」に２試され
ているように、ディスプレイを天井に吊り下げる等の取
付は構造になっていた。

例えば、第１０図に示されているように、自動車の天井
２１の内側に出り下げ金具２２を固定し、該金具２２で
テレビのディスプレイユニット２３を支持する構成にな
されていた。

（発明が解決しようとする課題） 前記した車載用ディスプレイは、自動車の天井に吊り下
げられているため、車内の空間が狭くなるという問題が
あった。また、ディスプレイ未使用時には、同乗者は邪
魔な物に感じるという問題があった。

さらに、車を乗降する時とか、子供等が車の中で前部又
は後部座席から後部又は前部座席に移動したりする時等
に、該ディスプレイ装置に頭をぶつけ、けがをする虞れ
がある等の問題があった。

本発明の目的は、前記従来装置の問題点を除去し、車内
空間を狭くすることなく、かつ未使用時に邪魔な物と感
じることのない車載用ディスプレイを提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段） 上記目的は、コンソールに取付けられた母体と、ディス
プレイ未使用時に、該ディスプレイを該母体の中に収納
する手段を設けることにより、達成される。

（作用） 前記ディスプレイは、未使用時には前記母体の中に収納
され、一方便用時には母体外へ搬出され、視聴者の面前
に保持される。このように、本発明によれば、ディスプ
レイは未使用時に母体の中に収納されるので、車内の空
間をそこなうことはない。

（実施例） 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第２図は本発明の一実施例の車載用ディスプレイの外観
斜視図を示す。図において、１は母体（又はケース）、
２はディスプレイ、３はイジェクト釦を示す。

次に、前記母体１の内部の構成を第３図および第４図を
参照して説明する。第３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第
４図は第３図のＢ−Ｂ断面図である。

第３図に実線で示されているように、母体１の内部には
、ディスプレイ２と駆動ユニット５が設けられ、これら
はアーム４によって連結されている。該ディスプレイ２
および駆動ユニット５の各々は、軸ａおよびｂにより前
記アーム４と係合している。また、該１７１体ｌの底面
上部には、その前部から後部に延びる２本の平行なレー
ル６が配置されており、前記駆動ユニット５は該レール
６に案内されて前後に移動するようになっている。

図中の一点鎖線で示されたディスプレイ２、アーム４お
よび駆動ユニット５は、前記レール６に案内されて、前
方に移動した状態を示す。

第４図において、７は母体１の底面中央部に固定された
ラックギヤであり、８は該ラックギヤ７と噛合するピニ
オンギヤである。

第５図は、前記第３および第４図を矢Ｃ方向から見た図
であり、第２〜４図と同一の符号は同一物を示す。

ラックギヤ７は、前述のように、母体１の底面の中央部
に固定されており、該ラックギヤ７にピニオンギヤ８が
噛合している。該ラックギヤ７の両側には、２本のレー
ル６が互に平行に延びており、該レール６に駆動ユニッ
ト５が案内される構成になっている。

９ａは駆動ユニット５の基板に固定された第１の駆動モ
ニタであり、その動力はピニオンギヤ８に伝達される。

一方、該ピニオンギヤ８はラックギヤ７に噛合している
ので、前記第１の駆動モータ９ａが駆動されると、前記
第１の駆動モータ９ａを搭載している駆動ユニット５は
反作用により、前記レール６に案内されて該ラックギヤ
７と平行に移動する。

９ｂは第２の駆動モータであり、その動力は小ギヤ１０
に伝達される。なお、駆動ユニット５の両側面には、前
記アーム４が軸すに係合されている。

第６図は、第５図を矢り方向から見た図であり、第５図
と同一の符号は同一物を示す。

前記小ギヤ１０は、前記ディスプレイ２に軸ａによって
固定された大ギヤ１１と歯付きベルト１２によって連結
されている。したがって、前記第２の駆動モータ９ｂが
始動すると、該駆動モータ９ｂの回転は小ギヤ１０に伝
達され、さらに歯付きベルト１２を介して大ギヤ１１に
伝達され、その結果、ディスプレイ２が軸ａを中心に回
動することになる。

第７図は」１記した構造の車載用ディスプレイが自動車
の内部のどの位置に搭載されるかを示す図である。

１３は運転席と前部座席との間にあるセンターコンソー
ルであり、該センターコンソールの中に、３車裁用デイ
スプレイの母体１が保持されている。

該母体ｌは後部座席と対向している。１４はフロントパ
ネルを示す。

次に、本実施例の動作を説明する。

前記ディスプレイを使用していない時には、第２図また
は第３図の実線で示されているように、ディスプレイ２
は母体１の中に収納されている。

該ディスプレイを使用するために、前記イジェクト釦３
が押されると、前記第１の駆動モータ９ａが所定方向に
所定量回転する。これにより、前記ピニオンギヤ８が回
動し、駆動ユニット５は２本のレール６に案内されて母
体１の前ノｊ（第３図の矢印ａ方向）へ移動する。ディ
スプレイ２はアーム４によって該駆動ユニット５と連結
されているので、該ディスプレイ２も該駆動ユニット５
と一緒に同方向へ移動する。

この動作により、ディスプレイ２は第３図に一点鎖線で
示されているように、母体ｌの外へ出る。

第８図はその時の斜視図を示す。なお、第８図の第３図
と同じ初号は同一物または同大９物を示す。

ディスプレイ２が母体１の外に出ると、前記第１の駆動
モータの回転は停止され、次いで、第２の駆動モータ９
ｂが所定方向に所定量回転する。

この回転は、第５．６図から明かなように、前記小ギヤ
１０、歯付ベルト１２を介して大ギヤ１１に伝達され、
さらに該大ギヤ１１の中心軸ａと固定関係にあるディス
プレイ２に伝達される。この結果、ディスプレイ２は、
第９図に示されているように、該軸ａを中心に矢印す方
向（反時計方向）に−点鎖線で示されている位置まで回
動する。該回動は該位置まで回転すると、停止する。

前記回動によってディスプレイ２が停止した時の状態を
第１図に示す。第１図はディスプレイ使用時の斜視図を
示し、図中の符号は第９図と同一物を示す。ディスプレ
イ２の前面は後部座席に座っている人が見やすい角度に
なっている。

該ディスプレイ２の使用が終了した時には、前記イジェ
クト釦３が押圧される。すると、前記第２の駆動モータ
９ｂは前記とは逆方向に同し角度回転する。このため、
ディスプレイ２は、第９図の矢印Ｃ方向（時計方向）に
回動し、第９図の実線ｂ７．置で停止する。次いで、前
記第１の駆動モータ９ａが動作し、前記と逆方向に前記
と同じ量だけ回動する。この結果、ディスプレイ２は第
９図の矢印ｄ方向に水ζ１′、移動し、母体１の中に収
納される。すなわち、前記第２図あるいは第７図に示さ
れている初期状態に戻る。なお、前記第１および第２の
駆動モータ９ａ、９ｂの動作は、マイクロコンピュータ
等の周知の制御装置により、制御することができる。

以上のように、本実施例によれば、未使用時には、ディ
スプレイがセンタコンソールの中に収納されるので、邪
魔になったり、あるいは車内の空間を狭めたりすること
はない。

なお、前記実施例は本発明を具体化した一例にすぎず、
本発明と同趣旨の動作をする他の構成の装置も本発明の
範囲に入ることは明かである。

（発明の効果） 本発明によれば、ディスプレイ未使用時には、該ディス
プレイはコンソールの中に入る為、車内空間を狭めるこ
となく取付けることができるという効果がある。また、
該ディスプレイを邪魔物と感じることがなくなる。

さらに、ディスプレイが車の天井から吊り下げられてい
ないので、運転者や同乗者の頭に当るという危険を除去
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のディスプレイ使用時の斜視
図、第２図はディスプレイ未使用時の外観斜視図、第３
図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂｌ
断面図、第５図は第３および４図のＣ矢視図、第６図は
第５図のＤ矢視図、第７図は車載に搭祇されたディスプ
レイ装置の平面図、第８図および第９図は動作過程を示
す斜視図および側面図、第１０図は従来装置の概略図で
ある。 １・・・母体、２・・・ディスプレイ、３・・・イジェ
クト釦、４・・・アーム、５・・・駆動ユニット、１３
・・コンソール

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車のコンソール部に保持された車載用ディス
   プレイ装置において、母体部と、該母体部の中に設けら
   れた駆動ユニットと、該駆動ユニットと連結されたディ
   スプレイとを具備し、前記駆動ユニットの作用により、
   未使用時には前記ディスプレイは該母体部に収納され、
   使用時には該ディスプレイは該母体部の外に搬送される
   ようにしたことを特徴とする車載用ディスプレイ装置。
2. （２）前記駆動ユニットは、該駆動ユニットを水平移動
   させる手段と、前記ディスプレイを回動させる手段とを
   具備していることを特徴とする前記特許請求の範囲第１
   項記載の車載用ディスプレイ装置。