JPH0547110B2 - - Google Patents

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JPH0547110B2
JPH0547110B2 JP60156526A JP15652685A JPH0547110B2 JP H0547110 B2 JPH0547110 B2 JP H0547110B2 JP 60156526 A JP60156526 A JP 60156526A JP 15652685 A JP15652685 A JP 15652685A JP H0547110 B2 JPH0547110 B2 JP H0547110B2
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graft
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Description

【発明の詳现な説明】 発明の分野 本発明は、電子写真法の蚘録方法においお圢成
された朜像を可芖画像ずするために甚いられるト
ナヌおよびその補造方法に関する。
発明の背景 電子写真法などの蚘録方法におけるトナヌ像の
定着方法ずしおは、加熱定着、溶剀定着および圧
力定着の䞉皮類の方法が知られおいる。そしお、
環境䞊の問題などから昚今は溶剀を䜿甚しない加
熱定着方法および加圧定着方法が利甚されるこず
倚い。
加熱定着法には埓来から着色材料ずバむンダヌ
結着性成分からなるトナヌが䜿甚されおいる。
加圧定着法においおは䞊蚘のトナヌが利甚されお
いるが、近幎トナヌをマむクロカプセルに玍めた
圢態ずしたカプセルトナヌの利甚が怜蚎されおい
る。
カプセルトナヌは、カヌボンブラツクのような
着色材料およびポリマヌ、油性溶媒などのバむン
ダヌを含有する芯物質の呚囲に、圧力の付䞎によ
り砎壊する性質を持぀暹脂倖殻を圢成させるこず
により埗られるマむクロカプセル圢態のトナヌで
ある。通垞のトナヌは、カヌボンブラツクのよう
な着色材料をバむンダヌ䞭に分散された状態で含
有しおいるトナヌである。
埓来技術および問題点 埓来知られおいるカプセルトナヌおよび通垞の
トナヌは、トナヌずしお本来必芁ずされる諞特性
においお必ずしも満足できるものずはいえない。
電子写真甚の珟像剀ずしお埓来は衚面を絶瞁性
にしたトナヌが䞀般的に甚いられおきたが、最近
ではトナヌ衚面に適圓な正たたは負の摩擊垯電性
が付䞎させたトナヌが開発されおいる。
すなわち、鉄粉などのキダリアヌ粒子あるいは
毛皮などずトナヌずを摩擊するこずによりトナヌ
を垯電させ、この垯電トナヌを朜像に吞匕させる
方匏の電子写真法に利甚するトナヌは、装眮の皮
類により正あるいは負に芏定される朜像の垯電性
に察応した負あるいは正の摩擊垯電性を有するこ
ずが必芁ずなる。
トナヌに摩擊垯電性を付䞎する方法ずしおはト
ナヌを圢成する際に垯電調節剀を暹脂などず共に
混合しおトナヌ内郚に分散させる方法が利甚され
おいる。垯電調節剀ずしおは、䞀般に、正の摩擊
垯電性を付䞎するためにはニグロシン等が、そし
お負の摩擊垯電性を付䞎するためには金属錯䜓染
料等が䜿甚されおいる。これらの垯電調節剀は、
トナヌ衚面に存圚するもののみが電荷調節剀ずし
お䜜甚する。
たた、カプセルトナヌにおいおは、䞊蚘の垯電
調節剀がカプセルトナヌ衚面に有効に存圚させに
くいこずから、シリカ埮粉末などの粉末状の電荷
調節剀をカプセルトナヌ衚面に付着させお摩擊垯
電性を付䞎する方法が利甚されおいる。
しかしながら、本発明者の怜蚎によるず、ニグ
ロシンなどの電荷調節剀が付䞎されたトナヌある
いはシリカ埮粉末などの電荷調節剀が衚面に付䞎
された、カプセルトナヌのいずれにおいおも衚面
にある電荷調節剀が貯蔵䞭あるいは長期間のラン
ニングにより脱離あるいは剥離しやすいずの問題
があるこずが刀明した。
このような電荷調節剀の脱離あるいは剥離が盞
圓量発生したトナヌは珟像特性が䞍充分ずなりや
すく、埗られる可芖画像の鮮鋭床、濃床䜎䞋等の
画像特性に奜たしくない圱響を䞎える。
トナヌの摩擊垯電性に関しお特開昭59−151159
号公報には、トナヌ粒子衚面に電荷制埡基を化孊
結合により結合させたこずを䞻な特城ずする静電
荷像珟像甚トナヌに関する発明が開瀺されおい
る。
この発明に開瀺されおいるトナヌは、荷電調節
基ずラゞカル連鎖移動基を有する化合物をトナヌ
粒子衚面の官胜性基に化孊結合させたものであ
る。これらの化合物は、トナヌ衚面に化孊的に結
合しおいるので、埓来のトナヌ衚面にある電荷調
節剀のように脱離あるいは剥離などにより陀去さ
れるこずが少なく比范的安定した摩擊垯電性を付
䞎するこずができる。しかしながら、この方法に
よりトナヌ粒子衚面に結合しおいる電荷調節基に
より摩擊垯電性は改善されるものの、このような
基が結合しただけではトナヌに芁求される他の物
性を改善するこずはできず、䟝然ずしおトナヌに
芁求される他の物性を改善する為には、埓来通り
他の成分によらなければならない。
たずえば、トナヌは䞊蚘の摩擊垯電性の倖に、
トナヌの流動性、保存安定性など皮々の面におい
お優れた特性が芁求され、これらの諞物性のうち
劣るものがあるず埗られた可芖画像の品質䜎䞋を
もたらす。
䞀般に、これらの特性はトナヌの衚面近傍の特
性に䟝存するこずが倚く、これらの特性を満足す
るように皮々の改良が詊みられおいる。
たずえば、トナヌ粒子は、トナヌ党䜓ずしおは
衝撃等に察する緩衝性を有するように柔軟性を有
しおいるこずが望たしいが、トナヌの流動性およ
び耐久性を向䞊させる堎合には、安定した摩擊垯
電性を有するず共に衚面に硬床が高い暹脂を䜿甚
するこずが奜たしい堎合が倚い。
衚面状態が改善されたトナヌを埗るための技術
ずしお、たずえば、カプセルトナヌにおいお倖殻
を二重にする技術が開発されおいる。
しかし、カプセルトナヌにおいお倖殻を二重壁
にする䞊述の方法によ぀おは、流動性などを向䞊
させるこずはできるが、摩擊垯電性を有効に付䞎
するこずができず、通垞は、シリカ埮粉末などの
電荷調節剀をカプセルトナヌ衚面に付着させお摩
擊垯電性を付䞎しおいる。
たた、特開昭57−168254号公報には、過酞化ベ
ンゟむルの存圚䞋に反応させお、トナヌ衚面をた
ずえばスチレンの瞮重合䜓で被芆する発明が開瀺
されおいる。
しかしながら、本発明者の怜蚎によるず、䞊蚘
のような凊理をトナヌに斜しおも実甚的に充分な
電荷調節機胜が備わらないこずが刀明した。
発明の目的 本発明は、新芏な圢態を有するトナヌおよびこ
のトナヌを補造する方法を提䟛するこずを目的ず
する。
さらに、本発明は、摩擊垯電性の安定性が向䞊
したトナヌであ぀お、なおか぀流動性および保存
安定性も優れたトナヌおよびこのトナヌを補造す
る方法を提䟛するこずを目的ずする。
たた、本発明は、䞊蚘のトナヌを補造する方法
であ぀お、トナヌのバむンダヌ成分を倉えるこず
なく摩擊垯電性を倉換するこずができるトナヌの
補造方法を提䟛するこずをもその目的ずする。
発明の芁旚 本発明は、トナヌ粒子の衚面に、四䟡セリりム
化合物の存圚䞋に反応性二重結合ず電子䟛䞎基又
は電子吞匕基ずを有する化合物をグラフト重合さ
せるこずにより埗られる、自由端を有する鎖状重
合䜓が他端にお該トナヌ粒子衚面に結合しおいる
こずを特城ずする電子写真甚トナヌにある。
発明の効果 本発明のトナヌは、トナヌ衚面に電荷調節機胜
を有する基を有する重合䜓がグラフト重合しおい
るので、ニグロシン、金属錯䜓染料あるいはシリ
カ埮粉末などの電荷調節剀を衚面に存圚させたト
ナヌに比べお長期間のランニングによ぀おも電荷
調節䜜甚を有する物質の剥離等が少なく長期間䜿
甚しおも摩擊垯電性の倉化が少なく、垞に良奜な
可芖画像を埗るこずができ、たた流動性も良奜な
ので、埗られる画像が鮮明ずなる。
たた、保存安定性に優れおいるので長期間保存
したのちも、埗られる可芖画像に倉化が少ない。
さらに、グラフト重合する反応性二重結合を有
する化合物を遞択的に甚いるこずによりトナヌの
摩擊垯電性を正あるいは負のいずれにもするこず
ができる。
発明の詳现な蚘述 本発明の電子写真甚トナヌは、トナヌ粒子の衚
面を実質的に芆うように、自由端を有する鎖状重
合䜓が他端におこのトナヌ粒子衚面に結合しおい
るこずを特城ずするものである。
本発明のトナヌは、カプセルトナヌあるいは通
垞のトナヌのいずれであ぀おもよい。特に有効に
電荷調節剀の付䞎が比范的難しいカプセルトナヌ
に有甚性が高い。
たず、カプセルトナヌに぀いお説明する。
カプセルトナヌは、通垞次のようにしお補造さ
れる。
カプセルトナヌを補造するに際しおマむクロカ
プセルの補造は、通垞マむクロカプセルを補造す
る際に甚いる原料を䜿甚し、通垞の方法に埓぀お
行なうこずができる。
すなわち、カヌボンブラツク等の着色材料、お
よびポリマヌ、油性溶媒等のバむンダヌを含有す
る芯物質の呚囲に、圧力の付䞎により砎壊する性
質を持぀暹脂倖殻を圢成させおカプセルトナヌを
補造する方法は、前述のように既に知られおい
る。
カプセルトナヌの補造に際しおは、氎系液䜓䞭
などにお界面重合法あるいは倖郚重合法などのマ
むクロカプセル補造方法、特に重合反応に基づく
マむクロカプセル補造方法を利甚しお芯物質の呚
囲に倖殻を圢成したのち、氎掗する方法などの公
知の方法が利甚できる。
カプセルトナヌにおいおバむンダヌの成分ずし
お甚いるこずのできるポリマヌの䟋ずしおは、次
のような化合物を挙げるこずができる。
ポリオレフむン、オレフむンコポリマヌ、スチ
レン系暹脂、スチレン・ブタゞ゚ンコポリマヌ、
゚ポキシ暹脂、ポリ゚ステル、ゎム類、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアミド、クマロン・むンデン
共重合䜓、メチルビニル゚ヌテル・無氎マレむン
酞共重合䜓、アミノ暹脂、ポリりレタン、ポリり
レア、アクリル酞゚ステルのホモポリマヌもしく
はコポリマヌ、メタクリル酞゚ステルのホモポリ
マヌもしくはコポリマヌ、アクリル酞ず長鎖アル
キルメタクリレヌトずの共重合䜓オリゎマヌ、ポ
リ酢酞ビニル、ポリ塩化ビニル。
䞊蚘のバむンダヌ甚ポリマヌずしお特に奜たし
いものは、アクリル酞゚ステルのホモポリマヌも
しくはコポリマヌ、メタクリル酞゚ステルのホモ
ポリマヌもしくはコポリマヌ、たたはスチレン・
ブタゞ゚ンコポリマヌである。
バむンダヌの成分ずしお甚いるこずのできる油
性溶剀の䟋ずしおは、䞊蚘のポリマヌを溶解もし
くは膚最させうる沞点150℃以䞊の高沞点溶媒
以䞋、単に高沞点溶媒ずもいうおよび䞊蚘ポ
リマヌを実質的に溶解もしくは膚最するこずのな
い沞点が100〜250℃の範囲内にある有機溶媒以
䞋、単に䜎沞点溶媒ずもいうを挙げるこずがで
きる。この高沞点溶媒の䟋を以䞋に蚘茉する。
フタル酞゚ステル類䟋、ゞ゚チルフタレヌ
ト、ゞブチルフタレヌト脂肪族ゞカルボン酞
゚ステル類䟋、マロン酞ゞ゚チル、シナり酞ゞ
メチルリン酞゚ステル類䟋、トリクレゞル
ホスプヌト、トリキシレリルホスプヌト
ク゚ン酞゚ステル類䟋、−アセチルトリ゚チ
ルシトレヌト、トリブチルシトレヌト安息銙
酞゚ステル類䟋、ブチルベンゟ゚ヌト、ヘキシ
ルベンゟ゚ヌト脂肪族酞゚ステル類䟋、ヘ
キサデシルミリステヌト、ゞオクチルアゞペヌ
トアルキルナフタレン類䟋、メチルナフタ
レン、ゞメチルナフタレン、モノむ゜プロピルナ
フタレン、ゞむ゜プロピルナフタレンアルキ
ルゞプニル゚ヌテル類䟋、−、−、
−、メチルゞプニル゚ヌテル高玚脂肪酞た
たは芳銙族スルホン酞のアミド化合物類䟋、
−ゞメチルラりロアミド、−ブチルベン
れンスルホンアミドトリメリツト酞゚ステル
類䟋、トリオクチルトリメリテヌトゞアリ
ヌルアルカン類䟋、ゞメチルプニルプニル
メタンなどのゞアリヌルメタン、−プニル−
−メチルプニル゚タン、−ゞメチルプニ
ル−−プニル゚タン、−゚チルプニル−
−プニル゚タンなどのゞアリヌル゚タン。
䜎沞点溶媒の具䜓的な䟋ずしおは、脂肪属飜和
炭化氎玠、もしくは脂肪属飜和炭化氎玠を䞻成分
ずする有機性液䜓混合物を挙げるこずができる。
バむンダヌは、ポリマヌ、䜎沞点溶媒および高
沞点溶媒の䞉者を含む組成物であるこずが奜たし
い。
電子写真甚トナヌのための着色材料ずしおは、
カヌボンブラツク、グラフト化カヌボンブラツク
などの黒色トナヌが䞀般的に甚いられおいるが、
たた青色、赀色、黄色などの各皮の有圩色着色剀
も甚いられおいる。カプセルトナヌにおいおもそ
れらの着色材料を甚いるこずができる。
カプセルトナヌの芯物質には磁性粒子が含有さ
れおいおもよい。この磁性粒子ずしおは公知の磁
性トナヌ甚の磁性粒子磁化しうる粒子状物質
を甚いるこずができる。そのような磁性粒子の䟋
ずしおは、コバルト、鉄、たたはニツケルなどの
金属単䜓、合金もしくは金属化合物などからなる
磁性粒子を挙げるこずができる。なお、磁性粒子
ずしお黒色のマグネタむトなどの有色磁性粒子を
甚いる堎合には、そのマグネタむトなどの有色磁
性粒子を磁性粒子ず着色材料の䞡者の圹目を兌ね
る成分ずしお甚いるこずもできる。
カプセルトナヌの倖殻を圢成する暹脂の皮類に
は特に制限はないが、カプセルトナヌずしおの特
性を考慮するず、その倖殻暹脂は、ポリりレア、
ポリりレタン、ポリアミド、ポリ゚ステルあるい
ぱポキシ暹脂であるこずが奜たしい。これらの
暹脂は単独であ぀おも、たた混合物ずしおも倖殻
圢成甚の暹脂ずしお甚いるこずができる。そし
お、本発明のカプセルトナヌは、ポリりレア暹
脂、ポリりレタン暹脂、そしおポリアミド暹脂の
内少なくずも䞀皮を含む耇合壁からなるこずが、
倖殻の匷床、柔軟性などを考慮するず特に奜たし
い。たた、たずえばシリコヌンオむルなどの粘皠
防止剀を䜵甚するこずが奜たしい。
次に、ポリりレタン暹脂、或いはポリりレア暹
脂の倖殻からなるカプセルトナヌを補造する方法
を䟋にしおカプセルトナヌの補造方法を説明す
る。
氎性液䜓䞭においお、着色材料およびバむンダ
ヌそしお所望により磁性粒子などを含有する
油滎状に分散された芯物質の呚囲に、ポリりレア
暹脂およびたたはポリりレタン暹脂からなる倖
殻を圢成させるこずによりマむクロカプセルを補
造する方法は既に公知であり、本発明のカプセル
トナヌを補造するためにもそれらの公知方法を利
甚するこずができる。
たずえば、カプセルトナヌの補造のために利甚
するこずのできる重合反応を利甚したマむクロカ
プセルの補造方法ずしおは、界面重合法を挙げる
こずができる。たた、本発明においお利甚するこ
ずのできる重合反応を利甚したマむクロカプセル
の補造方法の他の䟋ずしおは、内郚重合法および
倖郚重合法を挙げるこずができる。
ポリりレア暹脂およびたたはポリりレタン暹
脂からなる倖殻は、ゞむ゜シアナヌト、トリむ゜
シアナヌト、テトラむ゜シアナヌト、ポリむ゜シ
アナヌトプレポリマヌなどのポリむ゜シアナヌト
ず、ゞアミン、トリアミン、テトラアミンなどの
ポリアミン、アミノ基を二個以䞊含むプレポリマ
ヌ、ピペラゞンおよびその誘導䜓、ポリオヌルな
どずを氎系溶媒䞭で界面重合法により反応させる
こずにより、容易にマむクロカプセルの倖殻ずし
お圢成するこずができるこずが知られおいる。
たた、カプセルトナヌの倖殻ずしお奜たしいポ
リりレア暹脂およびたたはポリりレタンそしお
ポリアミド暹脂からなる耇合壁、たずえば、ポリ
りレア暹脂ずポリアミド暹脂からなる耇合壁、ポ
リりレタン暹脂ずポリアミド暹脂からなる耇合
壁、あるいは、ポリりレア暹脂、ポリりレタン暹
脂およびポリアミド暹脂からなる耇合壁は䞋蚘の
方法により補造するこずができる。
ポリりレア暹脂ずポリアミド暹脂からなる耇合
壁、ポリりレタン暹脂ずポリアミド暹脂からなる
耇合壁は、たずえば、ポリむ゜シアナヌトず酞ク
ロラむドそしおポリアミンずポリオヌルを甚い、
反応液ずなる乳化媒䜓のPH調敎、぀いで加枩を行
なうこずからなる界面重合法により調補するこず
ができる。たた、ポリりレア暹脂ずポリアミド暹
脂からなる耇合壁は、ポリむ゜シアナヌトず酞ク
ロラむドそしおポリアミンを甚い、反応液ずなる
乳化媒䜓のPH調補、぀いで加枩を行なうこずによ
り調補するこずができる。これらのポリりレア暹
脂ずポリアミド暹脂からなる耇合壁、およびポリ
りレタン暹脂ずポリアミド暹脂からなる耇合壁の
補造方法の詳现に぀いおは特開昭58−66948号公
報に蚘茉がある。このような耇合壁からなる倖殻
は、特に磁性粒子を芯物質内に含有するカプセル
トナヌを圢成するために適しおいる。
倖殻暹脂の圢成のための重合反応に関䞎するモ
ノマヌは、倖殻を圢成する暹脂によ぀おも盞違す
るが、通垞は二皮類以䞊のモノマヌを組合わせお
甚いる。そのようなモノマヌの組合わせの䟋ずし
おはむ゜シアナヌト基、チオむ゜シアナヌト基、
ビスクロロホルメヌト基、酞クロラむド基および
スルホニルクロラむド基からなる矀より遞ばれる
基を含む二官胜基性化合物のうちの少なくずも䞀
぀ず、氎、倚䟡アミン、倚䟡アルコヌル、倚䟡チ
オヌル、倚䟡アミンおよび倚䟡カルボン酞からな
る矀より遞ばれる化合物のうちの少なくずも䞀぀
ずの組合せを挙げるこずができる。
倖殻が圢成されたマむクロカプセルは、次いで
氎掗される。
なお、倖殻を圢成する反応の際に反応系に含有
される倖殻材料の溶媒を陀去する操䜜を行ないな
がら倖殻圢成反応を行なうこずが奜たしい。
䞀方、カプセル化されおいない通垞のトナヌに
぀いおもその補造方法は既に公知であり本発明の
カプセル化されおいないトナヌの補造に際しおも
公知の方法を利甚するこずができる。
バむンダヌ結着性成分の䟋ずしおは、スチ
レンおよびその眮換䜓の単独重合䜓、スチレン系
共重合䜓䞊びに通垞䜿甚されおいる暹脂成分を挙
げるこずができる。これらを単独であるいは混合
しお䜿甚するこずができる。
たた、着色材料は、前掲のカプセルトナヌに䜿
甚するこずができるものを甚いるこずができる。
このようにしお補造されたトナヌに反応性二重
結合を有する化合物の重合物をグラフト重合させ
るには、たずえば次のような方法を利甚するこず
ができる。
氎性媒䜓䞭にお四䟡のセリりムむオンの存圚䞋
にポリアクリル酞などをグラフト重合しお鎖状の
重合䜓をナむロンカプセルに結合させるこずは、
ポリマヌ・プレプリンツ・ゞダパンPolymer
Preprints、Japan、第33巻、第号、1859頁
1984に掲茉されおいる「衚面グラフトカプセ
ル膜を甚いた膜透過性制埡」なる研究報告などに
蚘茉されおいる。
䞊蚘のトナヌに鎖状重合䜓をグラフト重合させ
る方法は、基本的にはこれらの研究報告の蚘茉に
準ずる。さらに、埗られたトナヌ粒子衚面の鎖状
重合䜓の圢態も基本的には研究報告の蚘茉に類䌌
した圢態を有する。
すなわち、たず、䞊蚘のようにしお補造された
カプセルトナヌたたはカプセル化されおいないト
ナヌを氎性分散液に分散する。
そしお、氎性分散液に反応性二重結合を有する
化合物および四䟡のセリりム化合物を添加しおト
ナヌ衚面にグラフト重合させる。氎性分散液の媒
䜓ずしおは通垞は氎を甚いる。
反応性二重結合を有する化合物は、分子内に反
応性を有する二重結合、すなわち䞀般にラゞカル
重合反応を行ない埗る二重結合を䞀以䞊有する化
合物である。特に、反応性二重結合を䞀぀有する
゚チレンの眮換䜓は、反応性も良奜であり奜適で
ある。
たた、長期保存の際の保存安定性、摩擊垯電性
の維持などの為に吞湿性が䜎いこずが望たしいの
で、通垞は吞氎率が以䞋の鎖状重合䜓を埗る
こずができる反応性二重結合を有する化合物を䜿
甚する。
さらに、グラフト重合反応を氎性分散液䞭で行
なうこずから、化合物の氎に察する溶解床が、通
åžž0.5重量以䞊奜たしくは重量以䞊の
反応性二重結合を有する化合物を䜿甚する。グラ
フト重合反応は氎性媒䜓䞭で行なうので、反応性
二重結合を有する化合物が䞊蚘の溶解床を有する
液䜓あるいは固䜓であるこずが奜たしい。
さらに、埗られるトナヌの保存安定性を向䞊さ
せる為には、䞊述したように鎖状重合䜓の吞湿性
が䜎いばかりでなく、重合䜓の硬床が高いこずが
望たしい。䞀般に重合䜓の硬床ずガラス転移枩床
ずは盞関関係を有するので、通垞は、ガラス転移
枩床が40℃以䞊の鎖状重合䜓を埗るこずができる
反応性二重結合を有する化合物を䜿甚する。
そしお、トナヌに良奜な摩擊垯電性を付䞎する
ために、ハメツト眮換基定数Ύが特定の範囲
内にある眮換基あるいは眮換原子、以䞋特に限
定しない堎合には「眮換基」ずの衚珟は䞡者を総
称するものずするを有する反応性二重結合を有
する化合物を甚いるこずが奜たしい。
すなわち、通垞はハメツト眮換基定数が0.4以
䞊の眮換基か、たたは眮換䜍眮がメタ䜍あるいは
パラ䜍のいずれかにおいお以䞋の眮換基を有す
る反応性二重結合を有する化合物を䜿甚する。
ハメツトの眮換基定数Ύが、0.4以䞊の眮
換基ず反応性二重結合ずを有する化合物をトナヌ
衚面にグラフト重合させるこずにより負の摩擊垯
電性を有するトナヌを補造するこずができる。こ
のトナヌを䜿甚するこずにより正に垯電した静電
朜像を珟像するこずができる。ハメツト眮換基定
数が0.4以䞊の基は、䞀般には電子吞匕性の基で
あり、このような基の䟋ずしおは、ニトロ基、カ
ルボニル基、カルボキシル基、ニトリル基−
CN、フツ玠原子およびシアノ基を挙げるこず
ができる。
他方、ハメツトの眮換基定数が、以䞋の眮換
基ず反応性二重結合ずを有する化合物をトナヌ衚
面にグラフト重合させるこずにより正の摩擊垯電
性を有するトナヌを補造するこずができる。この
トナヌを䜿甚するこずにより負に垯電した静電朜
像を珟像するこずができる。ハメツト眮換基定数
が以䞋の基は、䞀般には電子䟛絊性の基であ
り、このような基の䟋ずしおは、アミノ基および
氎酞基を挙げるこずができる。
䞊述したような吞氎性およびガラス転移枩床を
有する鎖状重合䜓を埗るこずができ、そしおハメ
ツト眮換基定数が䞊蚘の範囲内にある眮換基を有
する化合物の䟋ずしおは、次のような化合物を挙
げるこずができる。
トナヌに負の摩擊垯電性を付䞎するこずができ
る反応性二重結合を有する化合物の䟋、メタ
アクリロニトリル、メタアクリル酞およびビ
ニルフロラむド。
トナヌに正の摩擊垯電性を付䞎するこずができ
る反応性二重結合を有する化合物の䟋、メチルメ
タクリレヌト、ビニルカルバゟヌル、ビニルピリ
ゞン、メタクリル酞ゞメチルアミノ゚チル、ゞア
セトンアクリルアミドおよび−ビニルむミダゟ
ヌル。
トナヌの特性を考慮するず䞊蚘の化合物のなか
でも、特にアクリロニトリルたたはビニルピリゞ
ンを甚いるこずが奜たしい。
䞊蚘の反応性二重合結合を有する化合物の䜿甚
量は、グラフトされるトナヌ100重量郚に察しお
0.1〜20重量郚である。特に〜10重量郚䜿甚す
るこずが奜たしい。
䞊蚘の反応性二重結合を有する化合物のトナヌ
粒子衚面ぞのグラフト重合は四䟡のセリりム化合
物の存圚䞋に氎性媒䜓䞭で行なう。
䜿甚する四䟡のセリりム化合物の䟋ずしおは、
セリりムアンモニりムスルプヌトおよびセリり
ムアンモニりムナむトレヌトを挙げるこずができ
る。
四䟡のセリりム化合物は、通垞反応性二重結合
を有する化合物モルに察しお0.05〜0.0005モル
の範囲内で䜿甚する。特に0.05〜0.01モルの範囲
内で䜿甚するこずが奜たしい。
四䟡のセリりム化合物の存圚䞋に行なわれる反
応性二重結合を有する化合物のトナヌ衚面ぞのグ
ラフト重合反応は、特に加熱を必芁ずしない、埓
぀お、反応を垞枩にお、あるいは加熱しお行なう
こずができる。反応時間は通垞0.1〜時間であ
る。
なお、反応は、垌硝酞の存圚䞋に行なうこずに
より四䟡のセリりム化合物の安定床が増し奜たし
い。
たた、反応系に酞玠が混圚しおいるず反応性が
䜎䞋するこずがあるので、反応を密閉容噚䞭で行
ない、か぀氎性媒䜓䞭に窒玠ガスなどの䞍掻性ガ
スを導入しながら行なうこずが奜たしい。
このようにグラフト重合を行なうこずにより、
反応性二重結合を有する化合物は、通垞は、トナ
ヌを構成する暹脂成分のなかの衚面郚分にある氎
酞基、メルカプト基、アルデヒド基、アミノ基あ
るいはむミノ基などの基にグラフト重合する。
そしお、反応性二重結合を有する化合物は、䞉
次元的に重合せずに鎖状にグラフト重合する。グ
ラフト重合しおいる鎖状重合䜓は、その䞀端で䞊
蚘の基ず結合し、他の䞀端は自由端ずな぀おい
る。鎖状重合䜓は、溶液䞭ではトナヌ衚面から攟
射状に延びるように䜍眮しおいるが、也燥状態に
おいおは、即ちトナヌが通垞䜿甚される状態にお
いおは、鎖状重合䜓は、トナヌ衚面に沿぀お延び
るように䜍眮し、あるいは結合しおいるトナヌ衚
面付近を芆うように無秩序に収瞮しお䜍眮しおい
る。トナヌ粒子の衚面は、このように結合しおい
る鎖状重合䜓により実質的に芆われおいる。ここ
で実質的に芆われおいるずは、鎖状重合䜓がグラ
フト重合しおいるトナヌの衚面のバむンダヌ成分
が他の粒子等ず盎接接觊しない皋床に鎖状重合䜓
がグラフト重合しお衚面を芆぀おいる状態をい
う。
このような鎖状重合䜓は、四䟡セリりム化合物
の存圚䞋に反応性二重結合を有する化合物をグラ
フト重合させるこずによりトナヌ粒子衚面に結合
させるこずができるのであ぀お、たずえば過酞化
ベンゟむルなどのような有機過化物の存圚䞋に䞊
蚘反応性二重結合を有する化合物を重合させおも
埗るこずはできない。
䞀般にこのような重合䜓は、平均分子量×
104〜×104の範囲内平均重合床にするず20〜
2000の範囲内にある鎖状の圢態を有しおいる。
䞀般に、トナヌ100重量郚に察しお0.1〜12重量郹
の鎖状重合䜓がグラフト重合しおいる。
そしお、鎖状重合䜓が䞀端におトナヌ衚面に結
合し、他の䞀端は自由端であるために鎖状重合䜓
の炭玠−炭玠結合の回転運動が制限を受ない。埓
぀お、トナヌ衚面に沿぀お延びるように䜍眮し、
あるいは結合しおいるトナヌ衚面付近を芆うよう
に無秩序に収瞮しお䜍眮しおいる鎖状重合䜓䞭の
眮換基は、鎖状重合䜓䞭に均䞀に存圚しおいるの
ではなく、トナヌの衚面に偏圚しおおり、トナヌ
衚面の鎖状重合䜓のバむンダヌに近い郚分にある
眮換基よりも衚面に露出した状態にある眮換基の
数が倚いず掚察され、そしお、この衚面に露出し
た状態にある眮換基により䞻に摩擊垯電性が付䞎
されるものず掚察される。
これに察しお、䟋えば、カプセルトナヌなどの
倖殻を二重にしたトナヌは、最倖殻に均䞀な連続
局を有しおいる点においお本発明ずその構成を異
にする。
なお、重合䜓の分子量あるいは重合床は埗られ
たトナヌを加氎分解しおグラフト重合した重合䜓
を切断し、これを䟋えばGPC分析する方法など
を利甚しお枬定するこずができる。
さらに、䜿甚する反応性二重結合を有する化合
物を遞択しお䜿甚するこずにより、たずえば高硬
床あるいは䜎吞湿性などの特性を有する鎖状重合
䜓の特性がトナヌの衚面に保持される。
すなわち、ガラス転移枩床が高い鎖状重合物を
埗るこずができる化合物を䜿甚するこずにより硬
床が高い重合物がトナヌ粒子呚囲にトナヌ衚面に
沿぀お延びるように䜍眮し、あるいは結合しおい
るトナヌ衚面付近を芆うように無秩序に収瞮しお
䜍眮し、トナヌ粒子内郚を保護するので長期間の
ランニングによる物性倉化が少なく、たた流動性
の良奜なトナヌを埗るこずができる。そしお、ガ
ラス転移枩床が高い硬床の高い鎖状重合䜓を埗る
こずができる化合物であ぀お、曎に吞湿性も䜎い
重合物を埗るこずができる化合物を䜿甚するこず
により、熱安定性が良奜であり、吞湿性が䜎枛さ
れるので保存安定性も向䞊する。
そしお、これらの鎖状重合物は、トナヌ衚面に
グラフト重合しおいるので、長期間ランニングし
おも剥離するこずがなく、優れた摩擊垯電性が保
持され、このトナヌを䜿甚するこずにより濃床倉
化の少ない画像を䞎えるこずができる。
なお、本発明のトナヌは、通垞䜿甚されおいる
シリカ埮粉末、アルミナ埮粉末およびチタン埮粉
末などの電荷調節剀をその衚面に付䞎するこずも
できる。電荷調節剀の付䞎は、ハメツト眮換基定
数がより倧きくお0.4より小さい眮換基を有す
る化合物をグラフト重合させたトナヌに利甚する
こず特に有効性が高い。さらに、ニグロシンのよ
うな通垞トナヌ䞭に含有されおいる電荷調節剀を
含むトナヌであ぀おもよい。
本発明のトナヌは、䞊述した四䟡のセリりム化
合物を䜿甚する方法以倖にも、䟋えば、光重合反
応開始剀を添加し、光重合反応によ぀おも補造す
るこずができる。
次に本発明の実斜䟋ず比范䟋を瀺す。
実斜䟋  スチレン・ブチルメタクリレヌト共重合䜓100
重量郚、マグネタむト60重量郚およびニグロシン
重量郚からなるトナヌを垞法に埓぀お調補し
た。
埗られたトナヌ70重量郚を230重量郚の氎に分
散しお分散液300を調補した。
この分散液に1N硝酞7.8ml、セリりムアンモニ
りムスルプヌト0.30.005モルおよびビニ
ルピリゞン200.08モルを加え窒玠を導入
バブリングしながら垞枩で時間撹拌しおビ
ニルピリゞンをトナヌ衚面にグラフト重合させた
埌、デカンテヌシペン法により䞀回300の氎を
䜿甚しお五回氎掗を行ない颚也により也燥し、衚
面にポリビニルピリゞンからなる鎖状重合䜓がグ
ラフト重合しおいるトナヌを埗た。
なお、ポリビニルピリゞンのガラス転移枩床は
100〜105℃である。
こうしお埗られたトナヌを甚い通垞の電子写真
法により圢成された負垯電性静電朜像を磁気ブラ
シ法により珟像した埌、普通玙に転写しおヒヌト
ロヌルにお定着を行な぀た。
定着された可芖画像は鮮明でカブリがない画像
であ぀た。二䞇枚の耐久テストを行な぀たが、画
像濃床の䜎䞋が殆どなく良奜な結果が埗られた。
さらに䞉䞇枚の耐久詊隓を行な぀たが、実質的に
問題ずなる皋床の濃床の䜎䞋は芋られなか぀た。
さらに、この珟像液トナヌを高枩超高湿
35℃、90RHの環境にお䞀箇月間保存した
埌、画出しを行な぀たが、保存前ず同等の鮮明な
画像が埗られた。
比范䟋  実斜䟋においお、ビニルピリゞンをトナヌ衚
面にグラフト重合させる操䜜ずその埌の氎掗する
操䜜ずを行なわなか぀た以倖は同様にしおトナヌ
を補造した。
埗られたトナヌを甚い実斜䟋ず同様の電子写
真法により圢成された負垯電性静電朜像を磁気ブ
ラシ法により珟像した埌、普通玙に転写しおヒヌ
トロヌルにお定着を行な぀た。
埗られた画像に、倚少カブリの発生が芋られ
た。トナヌ自䜓の摩擊垯電性は珟圚䞀般に䜿甚さ
れおいる通垞のトナヌず同皋床であり、カブリの
発生は、暹脂の皮類などによるトナヌの流動性に
起因するものず掚察される。
実斜䟋  マグネタむト15を−む゜プロピルプニル
−−プニルメタン27にサンドミルを甚いお
分散した分散液に酢酞゚チル10を盞溶混合させ
お䞀次液䜓を埗た。
次いで、ヘキサメチレンゞむ゜シアナヌトずヘ
キサントリオヌルずのモル付加物を䞀
次液䜓に添加しお二次液䜓を埗た。ただし、これ
らの混合液の調補は、その液枩を25℃以䞋に調節
しながら実斜した。
20℃の氎60mにメチルセルロヌスメトキシ基
眮換床1.75、平均分子量20000、メトキシ基に
察するヒドロキシプロポキシ基の眮換床18
を溶解しお埗た氎溶液䞭に、䞊蚘の二次液䜓を
激しく撹拌しながら埐々に泚ぎ、油滎埄〜
15ÎŒmの氎䞭油滎型゚マルゞペンを調補した。こ
の゚マルゞペンの調補は、溶噚の倖郚を冷华する
こずによりその液枩を20℃以䞋に調節しながら実
斜した。゚マルゞペンが圢成されたのちも曎に撹
拌を続け、20℃のゞ゚チレントリアミン氎溶液
濃床重量100mlを添加し、次に、この゚マ
ルゞペンの液枩を埐々に䞊昇させ、30分埌に60℃
ずした。
゚マルゞペンの液枩をこの枩床に保ち、゚マル
ゞペン䞭に含有される有機溶媒を陀去する操䜜を
行ないながら時間撹拌しおカプセル化を終了さ
せた。
このマむクロカプセル分散液を遠心分離操䜜
5000rpmにかけお、マむクロカプセルずメチ
ルセルロヌス含有氎溶液ずを分離し、埗られたマ
むクロカプセルを氎に分散しお30重量分散液を
調補した。この分散液を再床遠心分離操䜜にかけ
たのち氎に再分散を行なうこずからなる氎掗操䜜
を曎に四回実斜した。
埗られたマむクロカプセル分散液に芏定硝酞
、アクリロニトリル100.19モルおよび
セリりムアンモニりムナむトレヌト0.3
0.0005モルを加え垞枩で時間撹拌しおアク
リロニトリルをカプセルトナヌの衚面にグラフト
重合させたのち、遠心分離操䜜にかけたのち氎に
再分散を行なうこずからなる氎掗操䜜を䞉回行な
い、オヌブンにより60℃で也燥し、衚面にポリア
クリロニトリルからなる鎖状重合䜓がグラフト重
合しおいるマむクロカプセルトナヌを埗た。
なお、ニトリル基−CNのハメツト眮換基
定数は、0.66、ポリアクリロニトリルの鎖状重
合䜓の吞湿率は、1.2重量、ガラス転移枩床は
90〜100℃である。
このようにしお埗られたカプセルトナヌを甚い
お通垞の電子写真法により圢成された正垯電性静
電朜像を磁気ブラシ法により珟像したのち、普通
玙に転写しお150Kgcm2の圧力で定着した。
定着された可芖画像は鮮明でカブリがない画像
であ぀た。二䞇枚に耐久テストを行な぀たが、画
像濃床の䜎䞋が殆どなく良奜な結果が埗られた。
さらに䞉䞇枚の耐久詊隓を行な぀たが、実質的に
問題ずなる皋床の濃床の䜎䞋は芋られなか぀た。
さらに、この珟像液を高枩超高湿35℃、90
RHの環境にお䞀箇月保存した埌、画出しを行
な぀たが、保存前ず同等の鮮明な画像が埗られ
た。
比范䟋  実斜䟋においお、アクリロニトリルをカプセ
ルトナヌ衚面にグラフト重合させる操䜜ずその埌
の氎掗する操䜜ずを行なわずに、埗られたカプセ
ルトナヌに重量の疎氎性シリカ日本ア゚ロ
ゞル(æ ª)補、−976を添加しお混合しおカプセ
ルトナヌを補造した。
埗られたカプセルトナヌを甚い実斜䟋ず同様
の電子写真法により圢成された正垯電性静電朜像
を磁気ブラシ法により珟像した埌、普通玙に転写
しお150Kgcm2の圧力で定着を行なう耐久詊隓の
結果、転写枚数の増加に䌎な぀お画像濃床が䜎䞋
する傟向が芋られた。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  トナヌ粒子の衚面に、四䟡セリりム化合物の
    存圚䞋に反応性二重結合ず電子䟛䞎基又は電子吞
    匕基ずを有する化合物をグラフト重合させるこず
    により埗られる、自由端を有する鎖状重合䜓が他
    端にお該トナヌ粒子衚面に結合しおいるこずを特
    城ずする電子写真甚トナヌ。
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