JPS62150261A - カプセルトナ− - Google Patents

カプセルトナ−

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JPS62150261A
JPS62150261A JP60294738A JP29473885A JPS62150261A JP S62150261 A JPS62150261 A JP S62150261A JP 60294738 A JP60294738 A JP 60294738A JP 29473885 A JP29473885 A JP 29473885A JP S62150261 A JPS62150261 A JP S62150261A
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capsule toner
silicone oil
toner
capsule
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憲行 細井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、電子写真法等の記録方法において形成された
潜像を可視画像とするために用いられるトナーに関する
[発明の背景] 電子写真法などの記録方法におけるトナー像の定着方法
としては、加熱定着、溶剤定着および圧力定着の三種類
の方法が知られている。そして、環境上の問題などから
昨今は溶剤を使用しない加熱定着方法および加圧定着方
法が利用されることが多い。
加熱定着法には従来から表示記録材料をバインダーで固
結してなるトナーが使用されている。加圧定着法におい
ても、同種のトナーが利用されているが、最近において
カプセルトナーの利用が検討されている。
カプセルトナーは、カーボンブラックのような表示記録
材料とバインダーとを含む芯物質の周囲に、圧力の付グ
ーにより破壊する性質を持つ樹脂外殻を形成させて得ら
れるマイクロカプセル形態のトナーである。
[従来技術および問題点] 従来知られているカプセルトナーは、電子写真用トナー
として本来必要とされる諸特性において必ずしも満足で
きるものとはいえない。
すなわち、電子写真用現像液として用いるトナーは、粉
体特性が良く、現像性1走において優れ、潜像を形成す
る表面である感光体表面を汚すことがないことなどが必
要とされており、ざらに二成分現像方式の場合には使用
するキャリア粒子の表面を汚すことがないことなどが必
要とされる。また圧力定着法に用いるトナーとしては、
圧力定着性が良いこと、そして圧力定着に用いる加圧ロ
ーラーへのオフセット現象(トナーが加圧ローラー表面
に付riシてローラーが汚れる現象)が発生しにくいこ
となどが必要となる。
従って、圧力定着法に用いるトナーは、粉体特性、紙な
どの支持媒体への定着性(定着された画像の保存性も含
む)、非オフセット性、また利用する現像方式に応じて
帯電性および/または導電性などの諸特性の全てにおい
て高いレベルになければならない、しかしながら、これ
までに知られているカプセルトナーは上記のような諸特
性について必ずしも満足できるものではなかった。
(N エJf、カプセルトナーの定着性を向上させるた
めには1紙等に転写され加圧により破壊されて定着され
たトナーが紙等から剥離しないようにする必要がある。
そのための方法として定着画像表面が良く滑るようにす
る方法が考えられている。
この方法として、例えば、トナーにシリコーンオイルを
添加したカプセルトナーが提案されている(特公昭58
−57102号公報)、シカシ、該公報に例示されてい
るシリコーンオイルに関して粘度についての記載がなさ
れていない、シリコーンオイルには、低粘度[例、0.
65cs(25℃)]のものから高粘度[例、100万
cs(25℃)]のものまで広範囲の粘度のものが一般
に知られており、本発明者の検討によると、粘度の違い
によってシリコーンオイルの滑り効果に相違が生じるこ
とが判明している。すなわち、低粘度のシリコーンオイ
ルを添加したものは、滑り効果が充分でないため定着性
が充分に改善されない傾向にあり、−刃高粘度のシリコ
ーンオイルを添加したものは芯物質中にシリコーンオイ
ルを保持することが困難となり、シリコーンオイルが外
殻の表面ににじみ出して、その結果としてトナー粒子が
凝集する傾向がある。
[発明の目的] 本発明は、定着性が向とした電子写真用トナーを提供す
ることを目的とする。
さらに1本発明は、粉体特性が良好な電子写真用トナー
であって、なおかつオフセット性も優れた電子写真用ト
ナーを提供することを目的とする。
[発明の要旨] 本発明は、表示記録材料を含有する芯物質と、該芯物質
の周囲に形成された外殻よりなるカプセルトナーにおい
て、該芯物質に粘度が500〜9500cs (25℃
)の範囲内にあるシリコーンオイルが含有されているこ
とを特徴とするカプセルトナーにある。
[発明の効果] 本発明のカプセルトナーは、芯物質中に特定の粘度範囲
のシリコーンオイルが含有されているため特に定着性に
優れる。
さらに本発明のカプセルトナーは、流動性およびオフセ
ット防IL性の優れたカプセルトナーである。
[発Illの詳細な記述] 本発明のカプセルトナーは、芯物質と、該芯物質の周囲
に形成された外殻よりなるノ、(本構造を有するもので
ある。
本発明のカプセルトナーの芯物質には、ポリマーおよび
油性溶剤よりなるバインダー、表示記録材料並びにシリ
コーンオイルが含まれる。
本発明のカプセルトナーの芯物質を構成する成分のうち
バインダーの成分であるポリマーに特に制限はない。芯
物質として含有されるポリマーの例としては、ポリオレ
フィン、オレフィンコポリマー、スチレン系m 脂、ス
チレン−ブタジェンコポリマー、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル、ゴム類、ポリビニルピロリドン、ポリアミド、
クマロン・インデン共重合体、メチルビニルエーテル・
無水マレイン酸共重合体、アミン樹脂、ポリウレタン、
ポリウレア、アクリル酸エステルのホモポリマーもしく
はコポリマー、メタクリル酸エステルのホモポリマーも
しくはコポリマー、アクリル酸と長鎖アルキルメタクリ
レートとの共重合体オリゴマー、ポリ酢酸ビニル及びポ
リ塩化ビニルなどを挙げることができ、これらは単独、
混合状態のいずれの状態で用いられていてもよい。
と記のバインダー用ポリマーとして特に好ましいものは
、アクリル酸エステルのホモポリマーもしくはコポリマ
ー、メタクリル酸エステルのホモポリマーもしくはコポ
リマー、またはスチレン会ブタジェンコポリマーである
未発す1のバインダーの成分として用いることのできる
油性溶剤は、上記のポリマーを溶解もしくは膨潤させう
る沸点150℃以上の高沸点溶媒(以下、単に高沸点溶
媒ともいう)である。このような高沸点溶媒の例として
は、フタル酸エステル類(例、ジエチルフタレート、ジ
ブチルフタレート);脂肪族ジカルボン酸エステル類(
例。
マロン酸ジエチル、シュウ酸ジメチル);リン酸エステ
ル類(例、トリクレジルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート);クエン酸エステル類(例、0−アセチル
トリエチルシトレート、トリブチルシトレート);安息
香酸エステル類(例、ブチルベンゾエート、ヘギシルベ
ンゾエート);脂肪酸エステル類(例、ヘキサデシルミ
リステート、ジオクチルアジペート):アルキルナフタ
レン類(例、メチルナフタレン、ジメチルナフタレン、
モノイソプロピルナフタレン、ジイソプロピルナフタレ
ン):アルキルジフェニルエーテル類(例、  0−1
m−1p−メチルジフェニルエーテル);高級脂肪酸ま
たは芳香族スルホン酸のアミド化合物類(例、N、N−
ジメチルラウロアミド、N−ブチルベンゼンスルホンア
ミド);トリメリット酸エステル類(例、トリオクチル
トリメリテート);ジアリールアルカン類(例、ジメチ
ルフェニルフェニルメタンなどのジアリールメタン、l
−フェニル−1−メチルフェニルエタン、l−ジメチル
フェニル−1−フェニルエタン、l−エチルフェニル−
1−フェニルエタンなどのジアリールエタン)などを挙
げることができ、これらは単独、混合状態のいずれの状
態で用いられていてもよい。
油性溶剤としては、上記高沸点溶媒に加えて更に上記ポ
リマーを実質的に溶解もしくは膨潤することのない沸点
が100〜250℃の範囲内にある有機溶媒(以下、単
に低沸点溶媒ともいう)を挙げることができる。
低沸点溶媒の具体的な例としては、脂肪族飽和炭化水素
、もしくは脂肪族飽和炭化水素を主成分とする有機性液
体混合物を挙げることができる。
低沸点溶媒は上記の高沸点溶媒に対して任意の割合にて
混合することができるが、一般には、高沸点溶媒/低沸
点溶媒の重量比で9/1−1/9の範囲内で混合するこ
とが望ましい。
バインダーは、ポリマーと高沸点溶媒を含む組成物であ
ることが好ましい、また、ポリマー、高沸点溶媒および
低沸点溶媒の三者を含む組成物も好ましい。
ポリマーと高沸点溶媒との混合比は、ポリマー/高洟点
溶媒の重量比で0.1−100の範囲内にあることが望
ましい、また、[ポリマー+高沸点溶媒]と低沸点溶媒
の混合比についても、[ポリマー十高沸点溶媒]/低沸
点溶媒の重量比で0.1−100の範囲内にあることが
望ましい。
電子写真用トナーのための表示記録材料としては、カー
ボンブラック、グラフト化カーボンブラックなどの黒色
トナーが一般的に用いられているが、また青色、赤色、
黄色などの各種の有彩色着色剤も用いられている。本発
明のカプセルトナーも表示記録材料としてそれらの公知
の表示記録材料を用いることができる。
本発明のカプセルトナーは、芯物質にシリコーンオイル
を含有することを特徴とする。
本発明において使用するシリコーンオイルとしては、ジ
メチルシロキサン構造を有するシリコーンオイルおよび
メチルフェニルシロキサン構造を有するシリコーンオイ
ルを挙げることができる。これらは単独、混合状態のい
ずれの状態で用いられていてもよい。
ジメチルシロキサン構造を有するシリコーンオイルの例
としては、一般に市販されている各種のシリコーンオイ
ル、たとえば、シリコーンKF−96、シリコーンKF
−96H等(信越化学工業■製)、シリコーンSH等(
)−レシリコーン■製)を挙げることができる。
メチルフェニルシロキサン構造を有するシリコーンオイ
ルの例としては、たとえば、シリコーンKF−50等(
信越化学玉業■製)を挙げることができる。
L記のシリコーンオイルの粘度は、一般に低粘度[例、
シリコーンKF−96L、0.65cs(25℃)信越
化学工業■製]のものから高粘度[例、シリコーンKF
−96H,100万cs(25℃)信越化学工業■製]
のものまで知られている。
本発明に用いられるシリコーンオイルの粘度は500〜
9500cs (25℃)ノ範囲内のものであり、特に
好ましくは、500〜6000as(25℃)の範囲内
のものである。
粘度が500cs (25℃)より低粘度のシリコーン
オイルを添加したものは、滑り効果が充分でないため定
着性が充分に改善されない傾向にあり、一方粘度が95
00cs (25℃)より高粘度のシリコーンオイルを
添加したものは、芯物質中にシリコーンオイルを保持す
ることが困難となり、シリコーンオイルが外殻の表面に
にじみ出して、その結果としてトナー粒子が凝集する傾
向がある。
シリコーンオイルの含有率はカプセルトナーの全重量に
対して0.5〜8重量%の範囲内であることが好ましく
、より好ましくは1〜4重量%の範囲内である。シリコ
ーンオイルの含有率が0.5重量%より少ないと本発明
の目的とする程度に定着性が改善されないことがあり、
一方、8重量%を越える場合には、芯物質のシリコーン
オイル保持性が低下することが多い。
カプセルトナーの芯物質には磁性粒子が含有されていて
もよい。この磁性粒子としては公知の磁性トナー用の磁
性粒子(磁化しうる粒子状物質)を用いることができる
。そのような磁性粒子の例としては、コバルト、鉄、ま
たはニッケルなどの金属単体2合金もしくは金属化合物
などからなる磁性粒子を挙げることかでさる。なお、磁
性粒子として黒色のマグネタイトなどの有色磁性粒子を
用いる場合には、そのマグネタイトなどの有色磁性粒1
を磁性粒子と着色材料の両者の役目を兼ねる成分として
用いることもできる。
カプセルトナーの外殻を形成する樹脂の種類には特に制
限はないが、カプセルトナーとしての特性を考慮すると
、その外殻樹脂は、ポリウレタン、ポリウレア、ポリア
ミドあるいはエポキシ樹脂であることが好ましい、これ
らの樹脂は単独であっても、また混合物としても外殻形
成用の樹脂として用いることができる。
次に本発明のカプセルトナーを製造する方法について、
ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂或いはポリアミド樹
脂の外殻からなるカプセルトナーを製造する方法を例に
して説明する。
カプセルトナーの製造に際しては、水系液体中などにて
界面重合法あるいは外部重合法などのマイクロカプセル
製造方法、特に重合反応に基づくマイクロカプセル製造
方法を利用して芯物質の周囲に外殻を形成したのち、水
洗する方法などの公知の方法が利用できる。
ポリウレタン樹脂あるいはポリウレア樹脂の外殻からな
るカプセルトナーを製造する方法として利用できる外殻
形成方法としては、たとえば、界面子合法を挙げること
ができる。
ポリウレタン樹脂および/またはポリウレア樹脂からな
る外殻は、ジイソシアナート、トリイソシアナート、テ
トライソシアナート、ポリイソシアナートプレポリマー
などのポリインシアナートと、ジアミン、トリアミン、
テトラアミンなどのポリアミン、アミノ基を二個以上含
むプレポリマー、ピペラジンおよびその誘導体、ポリオ
ールなどとを水系溶媒中で界面重合法により反応させる
ことにより、容易にマイクロカプセルの外殻として形成
することができることが知られている。
また、ポリウレタン樹脂および/またはポリウレア樹脂
、そしてポリアミド樹脂からなる複合壁、たとえば、ポ
リウレタン樹脂とポリアミド樹脂からなる複合壁、ポリ
ウレア樹脂とポリアミド樹脂からなる複合壁、あるいは
、ポリウレタン樹脂、ポリウレア樹脂およびポリアミド
樹脂からなる複合壁は下記の方法により製造することが
できる。
ポリウレタン樹脂とポリアミド樹脂からなる複合壁は、
たとえば、ポリイソシアナートと酸クロライドそしてポ
リアミンとポリオールを用い、反応液となる乳化媒体の
pH!J?!!、ついで加温を行なうことからなる界面
重合法により調製することができる。また、ポリウレア
樹脂とポリアミド樹脂からなる複合壁は、ポリイソシア
ナートと酸クロライドそしてポリアミンを用い、反応液
となる乳化媒体のpH調製、ついで加温を行なうことに
より調製することができる。これらのポリウレタン樹脂
とポリアミド樹脂からなる複合壁、およびポリウレア樹
脂とポリアミド樹脂からなる複合壁の製造方法の詳細に
ついては特開昭58−66948号公報に記載がある。
このような複合壁からなる外殻は、特に磁性粒子を芯物
質内に含有するカプセルトナーを形成するために適して
いる。外殻樹脂の形成のための重合反応に関与するモノ
マーは、外殻を形成する樹脂によっても相違するが、通
常は二種類以上の七ツマ−を組合わせて用いる。そのよ
うな七ツマ−の組合わせの例としてはインシアナート基
、ビスクロロホルメート基、酸クロライド基およびスル
ホニルクロライド基からなる群より選ばれる基を含む二
官簡基性化合物のうちの少なくとも一つと、水、多価ア
ミン、多価アルコール、多価アミンおよび多価カルボン
酸からなる群より選ばれる化合物のうちの少なくとも一
つとの組合せを挙げることができる。
表示記録材料、バインダーおよびシリコーンオイル(そ
して所望により磁性粒子など)を含有する芯物質及び外
殻形成物質の一方の原料化合物を水性媒体(外殻形成物
質の他方の原料化合物を含む)に油滴状に分散した後、
この芯物質の周囲にポリウレタン樹脂あるいはポリウレ
ア樹脂からなる外殻を形成させてマイクロカプセルを製
造することができる。この油滴状に分散された芯物質の
周囲に外殻を形成してマイクロカプセルを製造する方法
自体は、前述のように既に公知であり、それらの公知方
法を利用することによって製造することができる。
芯物質の周囲に外殻を形成させることによりマセルは液
相から分離乾燥される。この分離乾燥のための操作は通
常、マイクロカプセルを含有する分散液を噴霧乾燥する
方法あるいはマイクロカプセルを含有するスラリーを加
熱乾燥する方法などにより行なわれる。乾燥に用いられ
る装置、器具については特に制限はなく、装置の例とし
ては、電気炉、マツフル炉、ホットプレート、電気乾燥
器、流動層乾燥器、赤外線乾燥器などを挙げることがで
きる。
本発明のカプセルトナーの外殻には、所望により、金属
含有染料、ニグロシンなどの荷電調節剤あるいはその他
の任意の添加物質たとえば疎水性シリカなどの固体微粒
子を加えることができる。。
これらの添加物質は、外殻形成時、あるいはカプセルト
ナーの分離乾燥後など任意の時点でカプセルトナーの外
殻に含有させることができる。
次に本発明の実施例および比較例を示す、尚。
実施例および比較例において「%」は、特に記載のない
限り「重量%」を意味する。
[実施例1] スチレン・ブタジェンゴム(商品名:タフプレンA:旭
化成■製)20%およびロジン変性フェノール樹脂(商
品名:ダマノール350;用川化学工業■製)20%を
含有するジイソプロピルナフタレン溶液40gと、カー
ボンブラック(商品名+MA−1000:三菱化成工業
■製三菱化成工業自製乳鉢中で混線分散して分散液(黒
色インク)を調製した。
別に、酢酸エチル40gにジメチルシロキサン構造を有
するシリコーンオイル(商品名:シリコ−7SH200
、粘度9000cs (25℃):トーレシリコーン■
l)2gとトリフェニルメタントリイソシアネート(商
品名:デスモジュールR:バイエル■製)20gを溶解
した溶液を調製し、この溶液を前記の分散液(黒色イン
ク)と混合して油性相を調製した。ただし、この油性相
混合液体(芯物質と外殻形成材料の混合体)の調製は、
その液温を25℃以下に調節しながら実施した。
メチルセルロース(メトキシ基置換度: 1 、8、モ
均分子呈:15000)の4%水溶液200gにジエチ
レントリアミン0.2gを添加して水性媒体を調製し、
この水性媒体の液温を15℃に冷却した。
この水性媒体中に前記の油性相混合液体を乳化分散させ
て、乳化液中の油滴粒子の乎均粒径が約12gmの水中
油滴型エマルジョンを得た。
エマルジョンを調製して約10分後にジエチレントリア
ミンの2.5重量%水溶液50gを徐々に滴下し、60
℃の恒温槽にて排気により溶剤を除去しつつ3時間攪拌
しカプセル化を終Yさせた0次にこのマイクロカプセル
分散液を500゜rpmの遠心分離操作にかけ、生成し
たマイクロカプセルとメチルセルロース含有水溶液(上
澄み液)とを分離し、得られたマイクロカプセルスラリ
ーを水に分散させて30%分散液を調製した。
得られた分散液を、再び遠心分離にかけ、得られたマイ
クロカプセルスラリーを水に分散させて再び30重量%
の分散液を調製した。上記の遠心分離、分散よりなる水
洗操作を更に一回行ない、遠心分離して得られたマイク
ロカプセルスラリーをオーブンを用いて乾燥させ粉末状
のカプセルトナーを製造した。
このカプセルトナーは、一つ一つのカプセル粒子が独立
して存在し、かつ非常にサラサラした流動性を示す状態
であった。
上記で得られたカプセルトナーの圧力定着特性を、次の
方法により評価した。
通常の電子写真法により形成した静電潜像を上記のカプ
セルトナーで現像してトナー像としたのち、そのトナー
像を転写紙に転写して可視画像を得た。この可視画像を
加圧定着ローラーを用いて200 K g / c m
 2の圧力で加圧定着したところ、定着性のよい鮮鋭度
の高い複写画像が得られた。そしてトナーのローラーへ
の付着は殆ど発生しなかった。さらに、転写紙上に加圧
定着された複写画像を指でこすってもトナーの剥離は発
生せず、複写画像に影響を与えなかった。
[実施例2] ポリイソブチルメタクリレート(商品名ニアクリベース
、MM−2002−2:藤介化J&■製)20mrL%
、ポリイソブチルメタクリレート(商品名ニアクリベー
ス、MM−2002−1:藤倉化に&■製)lOffl
琶%を含有する1−イソプロピル−フェニル−2−フェ
ニルエタンの溶液40gと、マグネタイト磁性粒子70
gとを自動乳鉢中で混線分散して分散液(磁性インク)
を調製した。
別に、酢酸エチル60gに沸点170℃〜190℃のパ
ラフィンオイル20g、メチルフェニルシロキサン構造
を有するシリコーンオイル(商品名:シリD−yKF5
0.3000cs:信越化学工業■製)3g、ヘキサメ
チレンジイソシアナート3モルとトリメチロールプロパ
ン1モルの付加化合物(商品名:バーノックD−950
二大日本インキ化学工業■製)10gおよびトルイレン
ジイソシアネート3モルとトリメチロールプロパン1モ
ルの付加化合物(商品名:バーノッりD−750:大日
本インキ化学工業(財)製)10gを溶解した溶液を調
製し、この溶液を前記の分散液(磁性インク)と混合し
て油性相を調製した。ただし、この油性相混合液体(芯
物質と外殻形成材料の混合体)の調製は、その液温を2
5℃以下に調節しながら実施した。
以下、実施例1の操作と同様に操作してカプセルトナー
を製造した。
このカプセルトナーは、一つ一つのカプセル粒子が独立
して存在し、かつ非常にサラサラした流動性を示す状態
であった。
」二足で得られたカプセルトナーの圧力定着特性を、実
施例1の方法と同様の方法により評価したところ定着性
のよい鮮鋭度の高い複写画像が得られた。そしてトナー
のローラーへの付着は殆ど発生しなかった。さらに、転
写紙上に加圧定着された複写画像を指でこすってもトナ
ーの剥離は発生せず、複写画像に影響を手元なかった。
[実施例3] ポリイソブチルメタクリレート(商品名ニアクリベース
、MM−2002−2:藤倉化I&■製)を50重量%
含有する1−インプロピル−フェニル−2−フェニルエ
タンの溶液40gと、マクネタイト磁性粒子70gとを
自動乳鉢中で混線分散して分散液(磁性インク)を調製
した。
別に、酢酸エチル60gに沸点170℃〜190℃のパ
ラフィンオイル20g、ジメチルシロキサン構造を有す
るシリコーンオイル(商品名:シリコーンKF98、粘
度1OOOC3(25℃):信越化学工業■製)6g、
キシリレンジイソシアナート3モルとトリメチロールプ
ロパン1モルの付加化合物(商品名:タケネートD−1
1ON:武田薬品工業■製)20gを溶解した溶液を調
製し、この溶液を前記の分散液(磁性インク)と混合し
て油性相を調製した。ただし、この油性相混合液体(芯
物質と外殻形成材料の混合体)の調製は、その液温を2
5℃以下に調節しながら実施した。
以下、実施例1の操作と同様に操作してカプセルトナー
を製造した。
このカプセルトナーは、一つ一つのカプセル粒子が独立
して存在し、かつ非常にサラサラした流動性を示す状態
であった。
上記で得られたカプセルトナーの圧力定着特性を、実施
例1の方法と同様の方法により評価したところ、定着性
のよい鮮鋭度の高い複写画像が得られた。そしてトナー
のローラーへの付着は殆ど発生しなかった。さらに、転
写紙上に加圧定着された複写画像を指でこすってもトナ
ーの剥離は発生せず、複写画像に影響を4えなかった。
[実施例4] ジメチルシロキサン構造を有するシリコーンオイルとし
て、商品名シリコーンKF96H1粘度6000cs 
(25℃):信越化学工業■製3gを使用した以外は実
施例3の操作と同様に操作してカプセルトナーを製造し
た。
このカプセルトナーは、一つ一つのカプセル粒子が独立
して存在し、かつ非常にサラサラした流動性を示す状態
であった。
上記で得られたカプセルトナーの圧力定着粘性を、実施
例1の方法と同様の方法により評価したところ、定着性
のよい鮮鋭度の高い複写画像が得られた。そしてトナー
のローラーへの付着は殆ど発生しなかった。さらに、転
写紙上に加圧定着された複写画像を指でこすってもトナ
ーの剥離は発生せず、複写画像に影響を与えなかった。
[比較例1] ジメチルシロキサン構造を有するシリコーンオイルを使
用しないこと以外は実施例3の操作と同様に操作してカ
プセルトナーを製造した。
このカプセルトナーは、一つ一つのカプセル粒子が独立
して存在し、かつサラサラした流動性を示す状態であっ
た。
上記で得られたカプセルトナーの圧力定着特性を、実施
例1の方法と同様の方法により評価したところ、鮮鋭度
の高い複写画像が得られたが、トナーのローラーへの付
着が若干見られ、転写紙上に加圧定着された複写画像を
指でこすると非画像部への像の汚れが生じた。
[比較例2] ジメチルシロキサン構造を有するシリコーンオイルとし
て信越化学工業■製シリコーン(商品名:信越シリコー
ンKF96H1粘度50000cs(25℃))6gを
使用した以外は実施例3の操作と同様に操作してカプセ
ルトナーを製造した。
このカプセルトナーは粒子間の凝集が若干具られ流動性
も実施例3で得られたものに比較してやや劣る状態であ
った。
上記で得られたカプセルトナーの圧力定着特性を、実施
例1の方法と同様の方法により評価したところ、画像部
の周りにややにじみのある画像が得られた。
トナーのローラーへの付着は殆ど発生しなかった。さら
に、転写紙上に加圧定着された複写画像を指でこすって
もトナーの剥離は発生せず、複写画像に影響を与えなか
った。
[比較例3] ジメチルシロキサン構造を有するシリコーンオイルとし
て、信越化学工業■製シリコーン(商品名:信越シリコ
ーンKF96H1粘度300cs(25℃))6gを使
用した以外は実施例3の操作と同様に操作してカプセル
トナーを製造した。
このカプセルトナーは、一つ一つのカプセル粒子が独立
して存在し、かつ非常にサラサラした流動性を示す状態
であった。
上記で得られたカプセルトナーの圧力定着特性を、実施
例1の方法と同様の方法により評価したところ、鮮鋭度
の高い複写画像が得られたが、トナーのローラーへの付
着が若干具られ、転写紙上に加圧定着された複写画像を
指でこすると非画像部への像の汚れが若干生じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表示記録材料を含有する芯物質と、該芯物質の周囲
    に形成された外殻よりなるカプセルトナーにおいて、該
    芯物質に粘度が500〜9500cs(25℃)の範囲
    内にあるシリコーンオイルが含有されていることを特徴
    とするカプセルトナー。 2、シリコーンオイルの粘度が500〜6000cs(
    25℃)の範囲内にあることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のカプセルトナー。 3、芯物質に含有されているシリコーンオイルの量がカ
    プセルトナーの全重量に対して0.5〜8重量%の範囲
    内にあることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    カプセルトナー。 4、シリコーンオイルが、ジメチルシロキサン構造を有
    するシリコーンオイルであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項もしくは第3項記載のカプセルトナー。 5、シリコーンオイルが、メチルフェニルシロキサン構
    造を有するシリコーンオイルであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項もしくは第3項記載のカプセルトナ
    ー。
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