JPH0545613Y2 - - Google Patents

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JPH0545613Y2
JPH0545613Y2 JP11535489U JP11535489U JPH0545613Y2 JP H0545613 Y2 JPH0545613 Y2 JP H0545613Y2 JP 11535489 U JP11535489 U JP 11535489U JP 11535489 U JP11535489 U JP 11535489U JP H0545613 Y2 JPH0545613 Y2 JP H0545613Y2
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snow melting
snow
pipe
chamber
machine
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JP11535489U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は庭や車庫前等の屋外に融雪機を埋め込
んで除雪した雪を投入し、溶かして処理する埋設
型の融雪装置の改良技術に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来の埋設型の融雪装置は融雪室内に融雪機を
内装し、該融雪機により雪を溶かし、その溶かさ
れた比較的温かい水を水中ポンプにより汲み上げ
て別に設けた融雪室の上部周囲からシヤワー状に
排出して雪を溶かし、その溶かされた水は別の水
中ポンプにより汲み上げられて下水等に排出され
ていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、融雪装置はメンテナンス等を考慮して
融雪室の壁面と融雪機の間には多少の隙間があ
り、融雪機の上面と融雪室上端との間も雪を投入
するための空間を設けているので、融雪室の壁面
まで融雪機からの熱風が届き難くなり、第5図に
示すCのように雪が壁面に付着してブリツジ現象
が生じ、投雪の邪魔になるばかりでなく投雪量を
減少させ、しかも、オペレーターがこの雪を除く
ためにスコツプ等で掻き落とす時には融雪機を傷
付けたりしていたのである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案はこのような問題点を解消するために、
次の如く構成したものである。
融雪機Dにて溶かした後の水を汲み上げる水中
ポンプ9の吐出口9aにパイプ10の一端を連通
し、該パイプ10を融雪機D上面近傍を通過して
他端をシヤワーパイプ11に連通して融雪室内に
噴出させる構成において、パイプ10を融雪機D
上方で梯子状に配管し、壁面側に配置したサイド
パイプ10a,10aに壁面上部へ噴出する吐出
孔10b,10b…を開口したものである。
(ホ) 考案の実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の埋設型融雪装置正面断面図、
第2図は同じく平面断面図、第3図は第1図にお
けるA−A矢視断面図である。
埋設型融雪装置は庭や車庫前等除雪処理し易い
任意の場所が掘り起こされて埋められて設置され
る。埋設型融雪装置の構成は本体枠4内が仕切板
3,29にて三つに分割され、第一融雪室1、第
二融雪室2、バーナー室30と配設される。
更に、第二融雪室2下部に仕切板19が水平よ
り傾斜して配設され、下部の室を更に仕切板17
にて前後に第一ポンプ室14、第二ポンプ室8に
分けられている。そして本体枠4上方開口部は蓋
体5にて覆うべく構成され、該蓋体5はバーナー
室30内に設けたモーター33によりワイヤー3
4を巻き上げ、アーム35を回動して、蓋体5の
開閉を可能としている。
前記第一融雪室1内には本体枠1の底面より浮
かせて機枠6が填め込まれ、該機枠6内に融雪機
Dが配設される。該融雪機Dの側面にはバーナー
26が連通され、該バーナー26はバーナー室3
0内に配設され、該バーナー26からの熱風が融
雪機D上面の吐出孔13,13…より吐出され雪
が溶かされるのである。
前記第一融雪室1内の融雪機Dで溶かされた雪
は機枠6底面の一隅に開口された排出口6aより
排出されて第一ポンプ室8内に流入する。前記排
出口6aには除雪した雪の中に混入したゴミ等を
除去するために網7が挿入されている。
前記第一ポンプ室8内には一定量に達すると自
動的に作動し、設定値以下になると自動的に停止
する自動水中ポンプ9が設置され、該水中ポンプ
9の吐出口9aには本考案の要部であるパイプ1
0が連通され、該パイプ10は第一ポンプ室8か
ら第一融雪室1内の融雪機D上を経由して第二融
雪室2のシヤワーパイプ11に連通される。
即ち、パイプ10は吐出口9aから垂直に立設
されて第一融雪室1内に挿入され、第一融雪室1
内の融雪機D上面の高さから平行に曲げられて、
融雪機D上面近傍を梯子状に配管される。このよ
うに多数パイプを横設することにより融雪機から
熱を多く吸収できるようにしているのである。
そして、該多数のパイプは前記融雪機D上面の
吐出孔13,13…とは重ならずに熱風の吐出を
妨げないように配管され、本体枠4の前後面に最
も近いサイドパイプ10a,10aには吐出孔1
0b,10b…が多数開口され、該吐出孔10
b,10b…の吐出方向は第4図に示すように斜
上方となるように斜め方向に開口され、本体枠4
の上壁面に当たるようにしている。該吐出孔10
bは比較的小さく後述するシヤワーパイプ11か
らの吐出に影響を与えないようにし、更に、左右
のパイプにも吐出孔を開口して、左右の壁面にも
吐出するように構成することも可能である。よつ
て、壁面にはシヤワー状に比較的温かい水が噴出
され、壁面に付着した雪が溶かされるのである。
そして、パイプ10の他端は第二融雪室2内上
部周囲に配管したシヤワーパイプ11と連通さ
れ、該シヤワーパイプ11からは前記融雪機Dの
上方を通過したことにより温められた温水が一様
に第二融雪室2内に噴出され、これにより第二融
雪室2内の雪が溶かされ、この溶かされた水は仕
切板19に開口された排出口19aより第一ポン
プ室8と並設された第二ポンプ室14内に流入す
るのである。21はゴミを除去する網である。
前記第二ポンプ室14内には前記同様の自動水
中ポンプ15が設置され、該水中ポンプ15の吐
出口15aにはパイプ16が連通され、該パイプ
16は第二融雪室2の中間位の高さで水平に貫通
して他端を下水溝20に延設して排出するように
している。
そして、前記第二融雪室2内のパイプ16中途
部には分岐パイプ27が連通され、該分岐パイプ
27にシヤワーパイプ12が連通され、排出する
水の一部をシヤワーパイプ12にて第二融雪室2
内の中間高さより噴出して投入された雪が途中で
滞らないようにしている。
第6図は融雪機を二台有する大型の埋設型融雪
装置に本考案のパイプ10′を配管した実施例の
平面断面図であり、この大型の埋設型融雪装置は
三つの融雪室40,41,42とその後方に位置
するバーナー室43,44と空気取入室45とそ
の下方の第一・第二ポンプ46,47が配設さ
れ、三つの融雪室40,41,42のいずれかの
二室に融雪機Dが内装される。尚、本実施例では
両側に配設されている。
そして、前記同様に第一ポンプ室46内には一
定量以上溜まると作動する前記同様の自動水中ポ
ンプ9′が配設され、該水中ポンプ9′の吐出口に
パイプ10′が連通され、該パイプ10′は水中ポ
ンプ9′の吐出口から垂直に上方へ延設され、融
雪機Dの上面の高さで左右二方向に分岐され、そ
れぞれ第一融雪室40、第三融雪室42内に延設
される。そして、融雪機D上面近傍で梯子状に配
管され、左右両側のサイドパイプ10a′,10
a′には斜め上方へ吐出する吐出孔10b′,10
b′…が多数開口され、壁面上部に付着した雪を溶
かすように斜めに温かい水が噴出されるようにし
ている。パイプ10′他端は第一融雪室40と第
二融雪室41の仕切板50、第二融雪室41と第
三融雪室42の仕切板51の上部を貫通して、第
二融雪室上部周囲に配管したシヤワーパイプ1
1′と連通している。
該シヤワーパイプ11′からの温水により溶か
された後の水は排出口41aより第二ポンプ室4
7に流入し、該第二ポンプ室47内の自動水中ポ
ンプ15′により汲み上げられて排出パイプ52
より下水溝に排出され、その一部は前記同様にシ
ヤワーパイプにより第二融雪室41中間高さから
噴出させて融雪を助長する。
(ヘ) 考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような
効果が得られるのである。
第1に、融雪機上面近傍に配管したパイプの壁
面側のサイドパイプから、壁面に向かつて温水を
吐出するように構成したので、融雪機の枠上部に
付着する雪を溶かすことができるようになり、ブ
リツジ現象を生じて投雪時の邪魔をしたり、投雪
量を減少させたりすることがなく、溶かし残しが
なくなり融雪室内の雪を効率良く溶かすことがで
きるようになつたのである。
第2に、サイドパイプにより壁面の雪を溶かす
ことができたので、オペレーターが壁面に付着し
た雪をスコツプ等で除去する必要がなくなり、掻
き落とし時に融雪機を傷付けたりすることもなく
なつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の埋設型融雪装置正面断面図、
第2図は同じく平面断面図、第3図は第1図にお
けるA−A矢視断面図、第4図は第1図における
矢視B−B断面図、第5図は従来の側面断面図、
第6図は融雪機を二台有する大型の埋設型融雪装
置に本考案のパイプを配管をした平面断面図であ
る。 D……融雪機、9……水中ポンプ、9a……吐
出口、10……パイプ、10a……サイドパイ
プ、10b……吐出孔、11……シヤワーパイ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 融雪機Dにて溶かした後の水を汲み上げる水中
    ポンプ9の吐出口9aにパイプ10の一端を連通
    し、該パイプ10を融雪機D上面近傍を通過して
    他端をシヤワーパイプ11に連通して融雪室内に
    噴出させる構成において、パイプ10を融雪機D
    上方で梯子状に配管し、壁面側に配置したサイド
    パイプ10a,10aに壁面上部へ噴出する吐出
    孔10b,10b…を開口したことを特徴とする
    埋設型融雪装置。
JP11535489U 1989-09-29 1989-09-29 Expired - Lifetime JPH0545613Y2 (ja)

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JP11535489U JPH0545613Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29

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JP11535489U JPH0545613Y2 (ja) 1989-09-29 1989-09-29

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JPH0354819U JPH0354819U (ja) 1991-05-27
JPH0545613Y2 true JPH0545613Y2 (ja) 1993-11-24

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