JPH061616Y2 - 埋設型融雪装置 - Google Patents

埋設型融雪装置

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JPH061616Y2
JPH061616Y2 JP9107490U JP9107490U JPH061616Y2 JP H061616 Y2 JPH061616 Y2 JP H061616Y2 JP 9107490 U JP9107490 U JP 9107490U JP 9107490 U JP9107490 U JP 9107490U JP H061616 Y2 JPH061616 Y2 JP H061616Y2
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snow melting
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snow
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JP9107490U
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芳秋 加茂
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芳秋 加茂
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は屋外の土中に本体を埋め込み上部のみ露出させ
た埋設型融雪装置の改良技術に関するものである。
(ロ)従来技術 従来の埋設型融雪装置は融雪室内に投入した雪を熱風で
溶かした後の比較的温かい水を水中ポンプで汲み上げ
て、一部を再び融雪槽内でシャワー状に吐出して雪を溶
かし、残りを排水溝に排出していたのである。例えば、
実開平2−70017号公報の技術である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、溶かされた後の比較的温かい水の一部しか融雪
用に使用されず、その他は排水溝に排出されるので、融
雪効率をまだ改善する余地があるのである。本考案はさ
らにこの効率を上げてコスト低減化を図ろうとするもの
である。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもので
ある。
本体枠4の上部開口部を残して地中に埋設し、該本体枠
4内を仕切板にて複数の室に分割した埋設型融雪装置に
おいて、ポンプ室を仕切板31,32にて三つのポンプ
室に分割して第二融雪室2下方に配置し、それぞれのポ
ンプ室に少なくとも一台の水中ポンプを配置し、第一ポ
ンプ室11内の水中ポンプ9は第一融雪室1内の融雪炉
Dにて溶かした融雪水を汲み上げて第二融雪室2に散水
し、第二ポンプ室12内の水中ポンプ14は第二融雪室
1内で溶かした融雪水を汲み上げて再度第二融雪室2に
散水し、第三ポンプ室13内の水中ポンプ15は排水専
用としたものである。
(ホ)考案の実施例 本考案の目的・手段は以上の如くであり、添付の図面に
示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の埋設型融雪装置斜視図、第2図は同じ
く正面断面図、第3図は同じく平面断面図、第4図は同
じく側面断面図である。
埋設型融雪装置は鋼板により箱状に本体枠4を構成し、
更に右下方を箱状に突出して構成している。左下に突出
した支柱10,10は組立時や設置時に本体を水平に安
定させるためのものである。
本体枠4の上方は開放されて蓋体5にて蓋をすることが
でき、該蓋体5の後部がヒンジにて枢支され、一側の本
体枠4と蓋体5の間にショックアブソーバーを介装して
開閉を容易に行なえるようにしている。そして、該蓋体
5内面には補強材が貼設されて蓋したときに融雪装置上
を車等が通行できるようにし、裏面の任意位置にスイッ
チボックス17が設けられている。
前記本体枠4内は仕切板3,29により第一融雪室1、
第二融雪室2、機械室30に縦に分割され、第二融雪2
下方には仕切板19に隔ててポンプ室が設けられ、該ポ
ンプ室は仕切板31,32にて第一ポンプ室11、第二
ポンプ室12、第三ポンプ室13に分割されている。
前記機械室30内にはバーナー26が配置され、第一融
雪室1内に配置した融雪炉Dと連通されている。そして
前記仕切板3下方には連通孔3aが開口され、第一融雪
室1と第一ポンプ室11が連通し、第一融雪室1にて融
雪された水が第一ポンプ室11に流れ込むようにしてい
る。
該第一融雪室11は仕切板33にて上下に分割され、上
部室に流入パイプ54が挿入され、連通孔3aから比較
的温かい水の他に風呂55からの使用後の湯を流入でき
るように構成している。即ち、風呂55の排水孔と連通
した排水パイプ50の他端は三方向切換バルブ51と連
通され、該三方向切換バルブ51には前記流入パイプ5
4と排水パイプ53と連通し、流入パイプ54他端は第
一ポンプ室11の上部室に挿入し、排水パイプ53の他
端は排水溝24へ延設し、三方向切換バルブ51のハン
ドル52を回動することにより、風呂の残り湯の排出を
融雪機内或いは排水溝24のいずれかに切り換えること
を可能としているのである。そして、前記仕切板33に
は流入孔を開口して網カゴ7を挿入し、ゴミ等が第一ポ
ンプ室11内に入らないようにしている。そして、仕切
板33下側の第一ポンプ室11内に自動水中ポンプ9を
配置している。
該自動水中ポンプ9は一定量の水が溜まると作動し、一
定量以下になると停止する構成となっており、吐出口に
はシャワーパイプ20が連通され、該シャワーパイプ2
0は第二融雪室2の上部周囲に延設され、第二融雪室2
の上方から温水を噴き出して投入された雪を溶かすよう
にしている。
前記仕切板19中央部には排出孔が開口されて第二融雪
室2と第二ポンプ室12が連通され、該排出孔にはゴミ
を除去する網カゴ21が挿入され、第二融雪2で溶かさ
れた水が第二ポンプ室12内に流入するように構成して
いる。
該第二ポンプ室12内には自動水中ポンプ14が配置さ
れ、一定量溜まると作動し、一定量以下になると停止す
るようにしている。該自動水中ポンプ14の吐出口には
シャワーパイプ22が連通され、該シャワーパイプ22
は第二融雪室2の上部周囲まで延設して、前記シャワー
パイプ20の下部からシャワー状に噴出させる構成とし
ている。
そして、前記第二ポンプ室12と第三ポンプ室13を仕
切る仕切板32の下部にはやや小さい連通孔32a、上
部には大きい連通口32bが開口され、第二融雪室2で
溶かされた水は第二ポンプ室12に溜まるが、連通孔3
2aから少しずずつ第三ポンプ室13に流入し、連通口
32bからは自動水中ポンプ12の排出量以上に第二ポ
ンプ室12内に溶かされた水を流入してきたときに第三
ポンプ室13へ流れ出るようにしている。つまり、連通
孔32aは作業が終了したときに第二ポンプ室12内だ
け溜まることを防止し、連通口32bはオバーフローの
ために設けられているのである。
該第三ポンプ室13には自動水中ポンプ15が配置さ
れ、連通孔32a、連通口32bから流入してきた水が
一定量溜まると作動し、一定量以下になると停止するよ
うにし、吐出口には排出パイプ16が連通され、該排出
パイプ16は機外の排出溝24に延設され排水するよう
にしている。
このような構成により、第一融雪室1内に投入された雪
は融雪炉Dにより溶かされて、連通孔3aより第一ポン
プ室11の上部室に流れ込み、また、三方向切換バルブ
51が排水パイプ50と流入パイプ54が連通されてい
るときには風呂55から残り湯が上部室に流れ込み、該
第一ポンプ室11内の自動水中ポンプ9により吸い込ま
れてシャワーパイプ20により第二融雪室2内に噴出さ
れ、第二融雪室2内の雪を溶かすのである。この溶かさ
れた水は第二ポンプ室12内に流れ込み、一部は自動水
中ポンプ14により吸い込まれてシャワーパイプ22よ
り第二融雪室2内の雪を溶かすのである。このシャワー
パイプ22から吐出される水の温度は第一ポンプ室11
内の融雪水より低いが、連続して圧水を噴出させるため
に第二融雪室2内の雪を破壊しシャーベット状にでき融
雪を助長すると共に、第二融雪室2壁部にできるブリッ
ジも防止することができるのである。そして、連通孔3
2a、連通口32bから第三ポンプ室へ流入してきた水
は水中ポンプ15にて排水溝24へ排出されるのであ
る。
このように風呂の残り湯を使用しない場合や併用する場
合には第一融雪室1、第二融雪室2に雪を投入してお
き、始動スイッチを押せば、バーナー26が作動されて
融雪が行われ、その水は自動水中ポンプ9,14,15
により汲み上げられて排出され、雪がなくなると自動的
に停止するのである。また、風呂の残り湯のみで融雪す
る場合には、予め第二融雪室2に雪を投入しておき、残
り湯が一定量第一ポンプ室11に溜まると自動水中ポン
プ9が作動して前記同様に第二融雪室2にシャワー状に
噴出され自動的に融雪が行われるのである。尚、一般家
庭だけでなく、洗濯屋や理容店等湯を扱う業種の場合に
も排水パイプを連結すれば利用でき、経済的に融雪が行
えるのである。
第5図は水中ポンプを三つ用いた他の実施例を示してお
り、第一ポンプ室11から自動水中ポンプ9により第二
融雪室2内でシャワー状に噴出して第二融雪室2内の雪
を溶かし、その溶かされた水は網カゴ21を介して第二
ポンプ室12′に流入する。
該第二ポンプ室12′内には水中ポンプ35,36が配
置され、水中ポンプ35は台37上に載置されて高い位
置に配置し、シャワーパイプ22と連通されて前記同様
に第二融雪室2内で吐出させるようにしている。水中ポ
ンプ36は第二ポンプ室12′の底面上に配置され、排
水パイプ16と連通されて排水溝へ排出するようにして
いる。
また、第二ポンプ室12′の壁面には水位検知センサー
40,41,42が配設され、融雪水が流れ込んで一番
上の水位センサー42まで水位が上がると水中ポンプ3
5,36を作動させ、そのポンプの作動により水位が低
下して水位センサー41まで下がると水中ポンプ35を
停止させ、水位センサー40まで水位が低下すると水中
ポンプ36を停止させるのである。
このように構成することにより、第二融雪室2で溶かさ
れた水が第二ポンプ室12′に溜まると、温度の高い水
は上部に位置し、温度の低い水は下部に位置するので、
比較的温かい水は水中ポンプ35により吸い上げられて
シャワーパイプ22により噴出されて第二融雪室2内の
雪を溶かし、比較的温度の低い水は水中ポンプ36によ
り吸い上げられて排水パイプ16より機外へ排出させる
のである。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
即ち、ポンプ室を三つに分割して、それぞれの室に水中
ポンプを配置したので、それぞれのポンプ室が小さくな
って融雪水が早く溜まるようになり、シャワーパイプか
ら連続的に噴出させることができ、圧水により雪をシャ
ーベット状にして融雪を助長し、融雪効率を高めること
ができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の埋設型融雪装置斜視図、第2図は同じ
く正面断面図、第3図は同じく平面断面図、第4図は同
じく側面断面図、第5図は他の実施例を示す側面断面図
である。 D・・・融雪炉 1・・・第一融雪室 2・・・第二融雪室 4・・・本体枠 9,14,15・・・水中ポンプ 11・・・第一ポンプ室 12・・・第二ポンプ室 13・・・第三ポンプ室 31,32・・・仕切板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体枠4の上部開口部を残して地中に埋設
    し、該本体枠4内を仕切板にて複数の室に分割した埋設
    型融雪装置において、ポンプ室を仕切板31,32にて
    三つのポンプ室に分割して第二融雪室2下方に配置し、
    それぞれのポンプ室に少なくとも一台の水中ポンプを配
    置し、第一ポンプ室11内の水中ポンプ9は第一融雪室
    1内の融雪炉Dにて溶かした融雪水を汲み上げて第二融
    雪室2に散水し、第二ポンプ室12内の水中ポンプ14
    は第二融雪室1内で溶かした融雪水を汲み上げて再度第
    二融雪室2に散水し、第三ポンプ室13内の水中ポンプ
    15は排水専用としたことを特徴とする埋設型融雪装
    置。
JP9107490U 1990-08-29 1990-08-29 埋設型融雪装置 Expired - Lifetime JPH061616Y2 (ja)

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JPH0450428U JPH0450428U (ja) 1992-04-28
JPH061616Y2 true JPH061616Y2 (ja) 1994-01-12

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