JPH11190012A - 埋設型融雪装置 - Google Patents

埋設型融雪装置

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JPH11190012A
JPH11190012A JP29877698A JP29877698A JPH11190012A JP H11190012 A JPH11190012 A JP H11190012A JP 29877698 A JP29877698 A JP 29877698A JP 29877698 A JP29877698 A JP 29877698A JP H11190012 A JPH11190012 A JP H11190012A
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snowmelt
snow
snow melting
burner
opening
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JP29877698A
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Inventor
Yoshiaki Kamo
芳秋 加茂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋設型融雪装置において、融雪作業開始時
に、蓋の上に積もった雪をスコップ等で取り去り易いよ
うにし、1枚板の蓋体を開くだけよいようにする。 【解決手段】 地中に埋設した本体枠4内を側板29に
より、融雪室1とダクト30に分離し、該融雪室内には
融雪筒Aを配置し、該融雪室の融雪筒の上部を投雪の為
の開口とし、前記ダクト30の内部にはバーナー26を
配置し、該バーナーの上部は燃焼空気を取り入れる為の
吸入開口とし、該バーナーの一部が側板29を貫通して
融雪室内に突出し、該バーナーの突出部と融雪筒を一体
的に連結し、融雪筒の内部にバーナーの熱風を吐出さ
せ、該バーナーの熱風は、融雪筒から融雪筒の吹出孔3
1aを経て、地中に配置された融雪室内に吹き出すべく
構成し、前記ダクトの吸入開口と、融雪室の投雪の為の
開口との両方を閉鎖する蓋体5を1枚蓋とし、該1枚の
蓋体を埋設地面と略同じ高さに配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は庭や車庫前等の地中
に融雪室を埋設して、該融雪室内で除雪した雪を溶かし
て排出する埋設型の融雪装置の構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、バーナーの熱風を融雪筒の吹
出孔を経て融雪室内に吹き出すべく構成した技術は公知
とされているのである。例えば、実開昭55−1368
22号公報に記載の技術の如くである。また、融雪室や
ダクトを具備した埋設型融雪装置も、公知とされている
のである例えば、特開昭61−257515号公報の記
載の技術の如くである。従来から庭や路面上に、積もっ
た雪を除雪機を用いて前方や側方へ飛ばして除雪する方
法は公知となっているが、近年においては除雪して排出
した雪が高く積み上げられ、その後の雪の処理に困るこ
とが生じてきたので、地上移動型の融雪機を用いて、雪
を溶かしてから下水等に排出して除雪する方法が見られ
るようになってきたのである。しかし、地上移動型の融
雪機により除雪する場合には、除雪した雪を融雪槽まで
持ち上げて投入する必要があるので大変な労力を必要と
し、また、融雪槽に投雪した雪をどんどん溶かさない
と、溶けるまで投雪ができず時間がかかり、しかも、バ
ーナーを用いて雪を溶かすために効率良く溶かして処理
しないと燃料費が高くなり、コストの高い除雪方法とな
ってしまうのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来から公
知とされていた地上移動型の融雪機の不具合を解消すべ
く、融雪装置を地下に埋設し、該地下に構成した融雪室
の内部に、融雪筒から熱風を吹き出すことにより、該融
雪室に上方から雪が投入されると、融雪室の入口部を雪
が閉塞し、融雪室の内部に吹き出される熱風が下方か
ら、閉塞した雪を融雪すべく構成したものである。ま
た、地面に設けた1枚の蓋体を開放することにより、降
雪時以外の季節には、1枚板の蓋体により埋設型融雪装
置の上面を閉鎖することにより、取ってや蝶番等の突起
物や、蓋の継ぎ目等の引っ掛かり部を無くして、通行の
邪魔とならないように構成し、また降雪時には、融雪作
業開始時に、蓋の上に積もった雪をスコップ等で取り去
る際において、スコップの滑りを悪くするような突起や
引っ掛かり部を出来るだけ無くし、また、1枚板の蓋体
を開くだけで、直ぐに投雪と融雪と熱風の吹き込みと、
熱風の排風が出来るように構成したのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような点に
鑑み、次のように構成したものである。地中に埋設した
本体枠4内を側板29により、融雪室1とダクト30に
分離し、該融雪室1内には融雪筒Aを配置し、該融雪室
1の融雪筒Aの上部を投雪の為の開口とし、前記ダクト
30の内部にはバーナー26を配置し、該バーナー26
の上部は燃焼空気を取り入れる為の吸入開口とし、該バ
ーナー26の一部が側板29を貫通して融雪室1内に突
出し、該バーナー26の突出部と融雪筒Aを一体的に連
結し、融雪筒Aの内部にバーナー26の熱風を吐出さ
せ、該バーナー26の熱風は、融雪筒Aから融雪筒Aの
吹出孔31aを経て、地中に配置された融雪室1内に吹
き出すべく構成し、前記ダクト30の吸入開口と、融雪
室1の投雪の為の開口との両方を閉鎖する蓋体5を1枚
蓋とし、該1枚の蓋体5を埋設地面と略同じ高さに配置
したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の目的・構成は以上の如く
であり、添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
図1は本発明の埋設型融雪装置の正面断面図、図2は同
じく側面断面図、図3は同じく蓋体を取り外した状態の
平面図である。
【0006】本発明の融雪装置は敷地内の適当な場所を
掘り起こし、本体枠4の上方の開口部を残して埋めら
れ、該本体枠4の外側面には断熱材25が貼設されて保
温効果を高めている。また、前記開口部の一辺には、ヒ
ンジ24を介して、1枚の蓋体5が枢結され、該蓋体5
を閉じた状態では融雪装置上を自由に歩けるようにして
融雪装置が邪魔にならないようにしている。該蓋体5は
ダンパー27により容易に開閉されるようにしている。
23は把手である。そして、該蓋体5の裏面には融雪筒
Aや水中ポンプの操作ボックス22が付設されている。
【0007】本体枠4内は仕切板3により左右に分割さ
れ、一側を融雪室1として機枠6を内装し、該機枠6内
に融雪筒Aを設置している。該融雪筒Aはバーナー26
を側板29により隔たれて構成されたダクト30内に突
出し、空気を吸入できるようにし、該バーナー26から
発せられる熱風は融雪筒Aの上板31に開口した吹出孔
31a,31a・・・より上方へ吹き出され、融雪室1
内に投雪された雪を溶かすようにしている。この溶かさ
れた後の水は機枠6の底面に開口したドレイン7より排
出されるのであるが、該機枠6の底面はバーナー側を低
くしてドレイン7より排出される温水の温度を少し上げ
られるようにしている。そして、本体枠4の一隅に更に
深く掘り下げて第1ポンプ室8が形成され、融雪室1内
で溶かされた雪が溜められる。前記ドレイン7にはゴミ
等を除去するために網等が被せられている。
【0008】前記第1ポンプ室8内には一定量の水が溜
まると自動的に作動する自動水中ポンプ9が配置されて
おり、該水中ポンプ9の吐出口にはパイプ10が連通さ
れ、該パイプ10の他端はシャワーパイプ11,12が
連通されている。
【0009】シャワーパイプ11はシャワーパイプ12
より管径が小さく構成され、少量しか吐出されず全体の
約25%程度しか吐出されないようにし、融雪室1の壁
面に沿って上周囲に配管され、つまり、融雪筒Aの上側
方位置にシャワーパイプ11を設け、融雪室1内に投入
された雪が側板(壁面)に付着して落下しないようなこ
とのないように、投雪した雪を順次溶かして下降させス
ムーズに融雪筒A上に落下するようにして、融雪筒Aの
上板31に開口した吹出孔31a,31a・・・からの
熱風で更に溶かすようにしている。
【0010】シャワーパイプ12は管径が大きいために
多量の温水を吐出することができ、前記仕切板3で仕切
られた他側のシャワー融雪室2の上周囲に配管され、シ
ャワー融雪室2内に投入された雪を溶かすために吐出さ
れるのである。該シャワー融雪室2の下面にもドレイン
13が設けられ、更に該下面の一隅下部に第2ポンプ室
14が設けられている。
【0011】該第2ポンプ室14内にも前記同様の自動
水中ポンプ15が配置され、該水中ポンプ15の吐出口
にはパイプ16が連通され、該パイプ16の中途部でシ
ャワーパイプ18と連通し、シャワー融雪室2の中央部
の雪を溶かすようにしている。そしてパイプ16の終端
は本体枠4から出て下水溝20内に臨ませて融雪水を排
出するようにしているのである。
【0012】このような構成において、除雪した雪は持
ち上げることなく、蓋体5を開ければそのまま融雪室内
に投入することができ、融雪室1内に投入された雪は融
雪筒Aにて溶かされて、機枠6底部に落下する。該機枠
6の底部はバーナー側が少し下がっているためにそこで
溜められている間に温められて25度位の温水がドレイ
ン7より排水されて第1ポンプ室8に溜められる。
【0013】第1ポンプ室8内の温水が一定量以上溜ま
ると、水中ポンプ9が作動してパイプ10を介してシャ
ワーパイプ11,12に至り、シャワーパイプ11から
は管径が小さいので吐出量が制限され、全体の25%程
度の融雪水が融雪室1の側板付近に吐出され、雪をスム
ーズに下方へ落下させ融雪筒A上に至るようにしてい
る。
【0014】シャワーパイプ12からは大部分の温水が
シャワー融雪室2の上方から中央に向かって吐出され、
シャワー融雪室2内の雪が溶かされるのである。溶けた
後の水はドレイン13より第2ポンプ室14内に入り、
第2ポンプ室14内に一定量以上溜まると水中ポンプ1
5が作動して、パイプ16より一部はシャワー融雪室2
内の中途部に配管したシャワーパイプ18より吐出され
て、側面に付着する雪を溶かしてシャワー融雪室2内の
雪を下方へ落とすようにし、その他の排水は下水溝20
に排出される。ここに排出される水の温度は約5度程度
になるが、路面上に排出するのとは異なり、直接下水溝
に流すので問題は生じないのである。
【0015】
【発明の効果】以上のような構成により本発明は次のよ
うな効果が得られるのである。第1に、ダクト30の吸
入開口と、融雪室1の投雪の為の開口とを、1枚板で開
閉する蓋体5を設けたので、該蓋体5を開放することに
より、融雪に必要な部分の全ての開口が開放されるの
で、他の蓋体を開放する手間が省けて、直ぐに融雪作業
を開始することが出来るのである。また、1枚の蓋のみ
を開放状態でロックするだけですむので、蓋体を開放状
態に維持する構成も簡潔になるのである。
【0016】第2に、蓋体5を埋設地面と略同じ高さに
配置し、融雪室を地中に埋設してあるために、開口部の
高さが地面の高さに近くなり、除雪した雪の投入が容易
となり、多量の雪の投入も可能となったのである。
【0017】第3に、非使用時期において、蓋体5を閉
鎖した場合には、地表面に出るのは蓋体5のみであるの
で、この上を歩行する場合や、車輛が通過する場合に
も、躓いたり、引っ掛かったりすることが少なく安全な
地表面を構成することが出来るのである。また、融雪機
を地下に設けた融雪室内に収納する構成なので、除雪作
業の準備や後片付けの時間を短縮でき、融雪機の保管場
所も確保する必要がなく、また、融雪室自体も邪魔にな
らないのである。
【0018】第4に、降雪時には、融雪作業開始時に、
蓋の上に積もった雪をスコップ等で取り去る際におい
て、スコップの滑りを悪くするような突起や引っ掛かり
部を出来るだけ無くし、また、1枚板の蓋体を開くだけ
で、直ぐに投雪と融雪と熱風の吹き込みと、熱風の排風
が出来るように構成したのである。
【0019】第5に、地中に構成した融雪室1の内部
に、融雪筒Aからの熱風が吐出されるので、該融雪室1
の上部が投雪で閉鎖されることにより、融雪筒Aからの
熱風は該融雪室1の部分内部に滞留することとなり、こ
の滞留して高温となった熱風が、投雪の下面に接触する
ので、融雪効率を向上させることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋設型融雪装置の正面断面図である。
【図2】同じく側面断面図である。
【図3】同じく蓋体を取り外した状態の平面図である。
【符号の説明】
A 融雪筒 1 融雪室 2 シャワー融雪室 3 仕切板 4 本体枠 5 蓋体 11 シャワーパイプ 26 バーナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設した本体枠4内を側板29に
    より、融雪室1とダクト30に分離し、該融雪室1内に
    は融雪筒Aを配置し、該融雪室1の融雪筒Aの上部を投
    雪の為の開口とし、前記ダクト30の内部にはバーナー
    26を配置し、該バーナー26の上部は燃焼空気を取り
    入れる為の吸入開口とし、該バーナー26の一部が側板
    29を貫通して融雪室1内に突出し、該バーナー26の
    突出部と融雪筒Aを一体的に連結し、融雪筒Aの内部に
    バーナー26の熱風を吐出させ、該バーナー26の熱風
    は、融雪筒Aから融雪筒Aの吹出孔31aを経て、地中
    に配置された融雪室1内に吹き出すべく構成し、前記ダ
    クト30の吸入開口と、融雪室1の投雪の為の開口との
    両方を閉鎖する蓋体5を1枚蓋とし、該1枚の蓋体5を
    埋設地面と略同じ高さに配置したことを特徴とする埋設
    型融雪装置。
JP29877698A 1989-01-30 1998-10-20 埋設型融雪装置 Pending JPH11190012A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5435424A (en) * 1977-08-25 1979-03-15 Sharp Corp Vaporizing liquid fuel combustion device
JPS61257515A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 吉田 禎夫 融雪装置

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